JP3599308B2 - Semi-rigid coaxial cable and method of manufacturing the same - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、セミリジッド同軸ケーブル及びその製造方法に関する。更に詳しくは、小型電子機器の高周波伝送線路に好適な、外部導体をめっきにより形成させるセミリジッド同軸ケーブル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話に代表される民生機器等の高周波回路基板、高周波部品間の伝送線路としてセミリジッド同軸ケーブルが広く採用されるようになり、基板へのはんだ付け作業に於いても、従来のはんだゴテによる手作業から、自動化が可能なリフローはんだ付け炉(以下、リフロー炉と略記する)に変わりつつある。
従来より公知のセミリジッド同軸ケーブルとしては、銀めっき銅覆鋼線からなる中心導体の外周に充実絶縁体、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)をペースト押出しにより形成し、その外周に銅等の良導電性金属パイプを封入し、ダイスにより引き抜き加工を施し、絶縁体と密着させて外部導体を形成させたセミリジッド同軸ケーブル(以下、パイプ引き抜きセミリジッド同軸ケーブルと略記する)がある。
【0003】
また、前記良導電性金属パイプの引き抜き加工の代わりに、外部導体をめっきにより形成させたセミリジッド同軸ケーブル(以下、めっきによるセミリジッド同軸ケーブルと略記する)もある。例えば、外部導体にアンカー金属層からなる無電解めっきと、電気めっきを併用させた特開平6−187847号の同軸ケーブルの製造方法(本発明者等の発明)は、電気めっき厚さを容易にコントロールできるため細径化が可能であり、軽薄・短小化には好適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記パイプ引き抜きセミリジッド同軸ケーブルは、リフロー炉を通した時、引き抜き加工で生じた外部導体の歪みや絶縁体へのストレス、または外部導体と絶縁体との熱膨張の相違いによって、端末部では絶縁体が突き出したり、外部導体にクラックが生じ易くなり、そのことによって、電圧定在波比の悪化やシールド効果の低下を招来するという欠点を有している。そのため、外部導体厚さを必要以上に厚く(例えば150μm)することで外部導体のクラックや絶縁体の突き出しを抑制しており、軽薄・短小化の要求に答えられないという問題があった。
【0005】
一方、前記めっきによるセミリジッド同軸ケーブルに於いては、通常、絶縁体としてフッ素樹脂の充実体を用いるので、リフロー炉を通した時、前記パイプ引き抜きセミリジッド同軸ケーブル程ではないが、端末部では絶縁体が突き出したり、外部導体にクラックが生じてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来技術が有する各種問題点を解決するためになされたもので、リフロー炉を通した時に、端末部での絶縁体の突き出しや外部導体のクラックの発生を防止することができ、端末加工性が良好にでき、更には、めっきによる外部導体の形成が良好にできるセミリジッド同軸ケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の観点として本発明は、中心導体1の外周に多孔質絶縁体2を設け、この絶縁体2の外周に外部導体5として、無電解めっきによるアンカー金属層3及び電気めっきによる良導電性金属層4を設けたセミリジッド同軸ケーブルであって、
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.75≦ε<2.00
の条件範囲内の多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂(以下、多孔質PTFE樹脂と略記する)であり、また前記多孔質絶縁体2の外周に形成されるアンカー金属層3に必要な予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、めっきが可能な金属触媒(以下、金属触媒と略記する)の金属濃度(C)μg/cm2 が、0.8≦C<2.6の条件範囲内で施されているセミリジッド同軸ケーブルにある。
【0008】
上記本発明の第1の観点のセミリジッド同軸ケーブルは、PTFEからなる多孔質絶縁体2の比誘電率(ε)が、1.75≦ε<2.00の条件範囲内であることによって、リフロー炉等によるはんだ付け時の熱膨張が緩和され、外部導体5のクラックが抑制できる。また、端末剥離工程に於いて、外部導体5の引き抜き時に多孔質絶縁体2が引きちぎれたり、延ばされてしまうことがなく好ましい。
【0009】
なお、比誘電率(ε)が1.75未満の場合は、絶縁体の強度が脆いため、端末剥離工程に於いて、外部導体5の引き抜き時に多孔質絶縁体2が引きちぎれたり、引き延ばされてしまうので好ましくない。多孔質絶縁体2が引き延ばされた状態を図2の写真図に示す。また、比誘電率(ε)が2.00以上の場合は、外部導体5のクラックの抑制に効果がないので好ましくない。
【0010】
更に、前記多孔質絶縁体2の外周には、金属濃度(C)μg/cm2 が0.8≦C<2.6の、金属触媒が設けられているので、良好な無電解めっきが可能となるため、アンカー金属層3が良好に設けられ、更に電気めっきを併用することによって良導電性金属層4が設けられ、めっきによる外部導体5が良好に形成される。なお、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 の測定方法としては、金属触媒付与後、濃硝酸によって剥離溶解させ、原子吸光光度計によって濃度測定を行える。
【0011】
なお、前記金属濃度(C)μg/cm2 が0.8未満の場合は、良好な無電解めっきが出来ないため好ましくない。また、金属濃度(C)μg/cm2 が2.6以上の場合は、必要以上に金属触媒が吸着されているため、めっき反応が促進され、絶縁体と外部導体との間の密着を低下させてしまうばかりでなく、電気めっき時にアンカー金属層が剥離され、一部に無めっきを招来させてしまうため、良好な外部導体を形成させることが困難となってしまう。
【0012】
第2の観点として本発明は、中心導体1の外周に多孔質絶縁体2を設け、この絶縁体2の外周に外部導体5として、無電解めっきによるアンカー金属層3及び電気めっきによる良導電性金属層4を設けたセミリジッド同軸ケーブルであって、
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.85≦ε≦1.95
の条件範囲内の多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂であり、また前記多孔質絶縁体2の外周に形成されるアンカー金属層3に必要な予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が、1.5≦C≦2.5の条件範囲内で施されているセミリジッド同軸ケーブルにある。
【0013】
上記本発明の第2の観点のセミリジッド同軸ケーブルは、PTFEからなる多孔質絶縁体2の比誘電率(ε)が、1.85≦ε≦1.95の条件範囲内であることによって、リフロー炉等によるはんだ付け時の熱膨張が緩和され、外部導体5のクラックが抑制できる。また、端末剥離工程に於いて、外部導体5の引き抜き時に多孔質絶縁体2が引きちぎれたり、引き延ばされてしまうことがなく端末加工精度が良好である。この状態を図3の写真図に示す。
【0014】
なお、比誘電率(ε)が1.85未満の場合は、端末剥離工程に於いて、中心導体、多孔質絶縁体、外部導体の段差加工寸法精度が厳しい場合(例えば、±0.1mm)、その寸法精度を十分に満足できない。また、比誘電率(ε)が、1.95を超える場合は、厳しいはんだ付け条件を強いられた場合(例えば、はんだ付け温度380℃、はんだ付け時間10秒)、外部導体5にクラックを招来してしまうので好ましくない。
【0015】
更に、前記多孔質絶縁体2の外周には、金属濃度(C)μg/cm2 が1.5≦C≦2.5の、金属触媒が設けられているので、良好な無電解めっきが可能となるため、アンカー金属層3が良好に設けられ、更に電気めっきを併用することによって良導電性金属層4が設けられ、めっきによる外部導体5が良好に形成される。
【0016】
なお、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が1.5未満の場合、絶縁体外径が細径の時(例えば、0.5mm以下)は、めっき液と被めっき体(多孔質絶縁体2)とのバランスが悪く、無電解めっきによるアンカー金属層3形成時に、一部無めっきを招来させてしまうので好ましくない。また、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が2.5を超える場合、絶縁体外径が細径の時(例えば、0.5mm以下)は、必要以上に金属触媒が吸着されているため、めっき反応が促進され、多孔質絶縁体2と外部導体5との間の密着を低下させてしまうばかりでなく、電気めっき時にアンカー金属層3が剥離され、一部無めっきを招来させてしまうため、良好な外部導体を形成させることが困難となってしまうので好ましくない。
【0017】
第3の観点として本発明は、前記めっきが可能な金属触媒が、パラジウム、金、銀、銅等標準酸化還元電位が1.5V以上の金属である前記第1および第2の観点のセミリジッド同軸ケーブルにある。
【0018】
上記本発明の第3の観点のセミリジッド同軸ケーブルは、金属触媒として、パラジウム、金、銀、銅等標準酸化還元電位が1.5V以上の金属を好ましく用いることが出来る。
【0019】
第4の観点として本発明は、中心導体1の外周に多孔質絶縁体2を設け、この絶縁体2の外周に外部導体5として,無電解めっきによるアンカー金属層3及び電気めっきによる良導電性金属層4を設けてセミリジッド同軸ケーブル10とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法であって、
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.75≦ε<2.00
の多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂をペースト押出しにより形成し、また前記外部導体5を形成する前の予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、金属濃度(C)μg/cm2 が、0.8≦C<2.6
の、金属触媒を設けてからアンカー金属層3を形成するセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0020】
上記本発明の第4の観点のセミリジッド同軸ケーブルの製造方法によれば、前記第1の観点のセミリジッド同軸ケーブルを効率よく製造することが出来る。
【0021】
第5の観点として本発明は、中心導体1の外周に多孔質絶縁体2を設け、この絶縁体2の外周に外部導体5として,無電解めっきによるアンカー金属層3及び電気めっきによる良導電性金属層4を設けてセミリジッド同軸ケーブル10とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法であって、
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.85≦ε≦1.95の多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂をペースト押出しにより形成し、また前記外部導体5を形成する前の予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、金属濃度(C)μg/cm2 が、1.5≦C≦2.5の、めっきが可能な金属触媒を設けてからアンカー金属層3を形成するセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0022】
上記本発明の第5の観点のセミリジッド同軸ケーブルの製造方法によれば、前記第2の観点のセミリジッド同軸ケーブルを効率よく製造することが出来る。
【0023】
第6の観点として本発明は、前記めっきが可能な金属触媒が、パラジウム、金、銀、銅等標準酸化還元電位が1.5V以上の金属である前記第4および第5の観点のセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0024】
上記本発明の第6の観点のセミリジッド同軸ケーブルの製造方法によれば、前記第3の観点のセミリジッド同軸ケーブルを効率よく製造することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内容を実施の形態により詳細に説明する。図1は本発明のセミリジッド同軸ケーブルの一実施例を示す横断面図である。また、外部導体の形成方法は、本発明者等の発明である特開平6−187847号に準拠している。なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではない。
【0026】
1.第1の実施の形態
中心導体1として、φ0.162mmの銀めっき銅覆鋼線(Ag−CP)の外周に、絶縁体外径0.50mm、比誘電率1.85の多孔質PTFE樹脂をペースト押し出しによって形成し、多孔質絶縁体2を設けた。次に前記多孔質絶縁体2の表面を金属ナトリウム−ナフタレン錯体溶液中に浸漬させて親水性化した後水洗し、パラジウム−スズコロイド溶液中に浴温30℃,3分間の条件によって浸漬し、該絶縁体2の表面上にパラジウムイオンを吸着させた。更に水洗後、酸性溶液中に浸漬し、パラジウムイオンを金属として還元析出させた。この条件下によって、めっきが可能な金属触媒を原子吸光によって測定したところ1.5μg/cm2 であった。続いて、無電解ニッケルめっきによってニッケルからなるアンカー金属層3を0.5μm厚さに形成させ、更にその外周に電気硫酸銅めっきによって50μm厚さの銅からなる良導電性金属層4を施し、前記アンカー金属層3と良導電性金属層4により外部導体5とし、仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブル10を製造した。表1にその要部構成を示す。
【0027】
2.第2の実施の形態
中心導体1として、φ0.162mmの銀めっき銅覆鋼線の外周に、絶縁体外径0.50mm、比誘電率1.90の多孔質PTFE樹脂をペースト押し出しによって形成し、多孔質絶縁体2を設けた。次に前記第1の実施の形態と同様にして、前記多孔質絶縁体2の表面上にパラジウムイオンを金属として還元析出させた。この条件下によって、めっきが可能な金属触媒を原子吸光によって測定したところ2.0μg/cm2 であった。続いて、前記第1の実施の形態と同様にして、ニッケルからなるアンカー金属層3を0.5μm厚さに形成させ、更にその外周に50μm厚さの銅からなる良導電性金属層4を施し、仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブル10を製造した。表1にその要部構成を示す。
【0028】
3.第3の実施の形態
中心導体1として、φ0.162mmの銀めっき銅覆鋼線の外周に、絶縁体外径0.50mm、比誘電率1.95の多孔質PTFE樹脂をペースト押し出しによって形成し、多孔質絶縁体2を設けた。次に前記第1の実施の形態と同様にして、前記多孔質絶縁体2の表面上にパラジウムイオンを金属として還元析出させた。この条件下によって、めっきが可能な金属触媒を原子吸光によって測定したところ2.5μg/cm2 であった。続いて、前記第1の実施の形態と同様にして、ニッケルからなるアンカー金属層3を0.5μm厚さに形成させ、更にその外周に50μm厚さの銅からなる良導電性金属層4を施し、仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブル10を製造した。表1にその要部構成を示す。
【0029】
4.第4の実施の形態
中心導体1として、φ0.162mmの銀めっき銅覆鋼線の外周に、絶縁体外径0.50mm、比誘電率1.90の多孔質PTFE樹脂をペースト押し出しによって形成し、多孔質絶縁体2を設けた。次に前記多孔質絶縁体2の表面を金属ナトリウム−ナフタレン錯体溶液中に浸漬させて親水性化した後水洗し、塩化金水溶液中に浴温40℃,3分間の条件によって浸漬し、該絶縁体2の表面上に塩化金イオンを吸着させた。更に水洗後、酸性溶液中に浸漬し、塩化金イオンを金属として還元析出させた。この条件下によって、めっきが可能な金属触媒を原子吸光によって測定したところ2.5μg/cm2 であった。続いて、前記第1の実施の形態と同様にして、ニッケルからなるアンカー金属層3を0.5μm厚さに形成させ、更にその外周に50μm厚さの銅からなる良導電性金属層4を施し、仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブル10を製造した。表1にその要部構成を示す。
【0030】
5.第5〜7の実施の形態
第5〜7の実施の形態については、多孔質絶縁体2の比誘電率と、金属触媒の種類,濃度を表1のように設定し、その他は前記第1の実施の形態に準じて仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブル10を製造した。
【0031】
6.比較例
比較例1、2
比較例1、2については、多孔質絶縁体の比誘電率と、金属触媒の種類,濃度を表1のように設定し、その他は前記第1の実施の形態に準じて仕上がり外径が0.60mmのセミリジッド同軸ケーブルを製造した。
【0032】
上記本発明の実施の形態及び比較例のセミリジッド同軸ケーブルについて、その要部構成を下記表1に示す。また、本発明の実施の形態及び比較例のセミリジッド同軸ケーブルついての特性試験として、端末加工性とはんだ付け性(はんだ付け時の外部導体のクラック)を調査した。なお、はんだ付けは、コテ先温度380℃,5秒間の条件で直接コテ先をケーブルに接触させた。その結果を、下記表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
上記表2から明らかなように、本発明のセミリジッド同軸ケーブルは端末加工性及びはんだ付け性が良いことが分かる。一方比較例のセミリジッド同軸ケーブルは端末加工性又ははんだ付け性のどちらかが悪いことが分かる。
【0036】
【発明の効果】
本発明の製造方法により得られるセミリジッド同軸ケーブルでは、PTFEからなる多孔質絶縁体の比誘電率(ε)が、1.75≦ε<2.00の条件範囲内であることによって、リフロー炉等によるはんだ付け時の熱膨張が緩和され、外部導体のクラックが抑制できるようになった。
また、その外周に形成されるアンカー金属層に必要な予備的処理として、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が0.8≦C<2.6であることによって、良好な無電解めっきが可能となるため、電気めっきを併用することによって、めっきによる外部導体の形成が良好となった。
【0037】
更に好ましくは、PTFEからなる多孔質絶縁体の比誘電率(ε)が、1.85≦ε<1.95の条件範囲内であることによって、はんだ付け時の熱膨張が緩和され、外部導体のクラックが抑制できるとともに端末加工精度が良好となった。
また、その外周に形成されるアンカー金属層に必要な予備的処理として、金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 を1.5≦C<2.5の条件範囲内にすることによって、絶縁体外径が細径の場合においても良好な外部導体を形成させることが容易となった。
従って、本発明のセミリジッド同軸ケーブルは、軽薄・短小化に好適となり、産業上に寄与するところ極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセミリジッド同軸ケーブルの一実施例を示す横断面図である。(従来例にも使用)
【図2】端末剥離工程に於いて、外部導体の引き抜き時に多孔質絶縁体が引き延ばされた状態を示す写真図である。
【図3】端末剥離工程に於いて、外部導体の引き抜き時に多孔質絶縁体が引きちぎれたり、引き延ばされてしまうことがなく、端末加工精度が良好な状態を示す写真図である。
【符号の説明】
1 中心導体
2 多孔質絶縁体
3 アンカー金属層
4 良導電性金属層
5 外部導体
10 セミリジッド同軸ケーブル[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a semi-rigid coaxial cable and a method for manufacturing the same. More specifically, the present invention relates to a semi-rigid coaxial cable suitable for a high-frequency transmission line of a small electronic device and having an outer conductor formed by plating, and a method of manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
In recent years, semi-rigid coaxial cables have become widely used as transmission lines between high-frequency circuit boards and high-frequency components of consumer electronics such as mobile phones. It is changing from a manual operation with a trowel to a reflow soldering furnace that can be automated (hereinafter abbreviated as a reflow furnace).
As a conventionally known semi-rigid coaxial cable, a solid insulator, for example, polytetrafluoroethylene (PTFE) is formed on the outer periphery of a center conductor made of silver-plated copper-coated steel wire by paste extrusion, and a good conductive material such as copper is formed on the outer periphery. There is a semi-rigid coaxial cable (hereinafter, abbreviated as a pipe-pulled semi-rigid coaxial cable) in which a conductive metal pipe is sealed, subjected to a drawing process with a die, and brought into close contact with an insulator to form an outer conductor.
[0003]
There is also a semi-rigid coaxial cable in which an outer conductor is formed by plating (hereinafter, abbreviated as a semi-rigid coaxial cable by plating) instead of the drawing of the good conductive metal pipe. For example, the method of manufacturing a coaxial cable (inventor of the present inventors) disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. HEI 6-187847 in which electroless plating comprising an anchor metal layer and electroplating are used in combination for the outer conductor is easy to reduce the electroplating thickness. Since it can be controlled, it is possible to reduce the diameter, which is suitable for reducing the weight and thickness.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the pipe drawn semi-rigid coaxial cable, when passed through a reflow furnace, the distortion of the outer conductor caused by the drawing process, the stress on the insulator, or the difference in thermal expansion between the outer conductor and the insulator, In this case, the insulator easily protrudes and a crack is easily generated in the outer conductor, which has a drawback that the voltage standing wave ratio is deteriorated and the shielding effect is lowered. For this reason, by making the thickness of the outer conductor thicker than necessary (for example, 150 μm), cracks in the outer conductor and protrusion of the insulator are suppressed, and there has been a problem that the demand for lighter, thinner and shorter devices cannot be met.
[0005]
On the other hand, in the semi-rigid coaxial cable by plating, usually, a solid body of a fluororesin is used as an insulator. However, there has been a problem that the protrusions protrude or cracks occur in the outer conductor.
[0006]
The present invention has been made in order to solve the above-described various problems of the related art, and can prevent the protrusion of the insulator at the terminal portion and the occurrence of cracks in the outer conductor when passing through a reflow furnace. It is another object of the present invention to provide a semi-rigid coaxial cable capable of improving the terminal workability and forming the outer conductor by plating, and a method of manufacturing the same.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, as a first aspect, the present invention provides a
The
(Hereinafter, abbreviated as porous PTFE resin) within the above condition range, and a necessary auxiliary metal layer 3 for the anchor metal layer 3 formed on the outer periphery of the
[0008]
In the semi-rigid coaxial cable according to the first aspect of the present invention, the relative dielectric constant (ε) of the
[0009]
When the relative dielectric constant (ε) is less than 1.75, the strength of the insulator is brittle, so that the
[0010]
Further, since a metal catalyst having a metal concentration (C) μg / cm 2 of 0.8 ≦ C <2.6 is provided on the outer periphery of the
[0011]
When the metal concentration (C) μg / cm 2 is less than 0.8, good electroless plating cannot be performed, which is not preferable. When the metal concentration (C) μg / cm 2 is 2.6 or more, the plating reaction is promoted because the metal catalyst is adsorbed more than necessary, and the adhesion between the insulator and the external conductor is reduced. In addition to this, the anchor metal layer is peeled off during electroplating, which causes non-plating to occur partially, which makes it difficult to form a good external conductor.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, a
The
As a preliminary treatment necessary for the anchor metal layer 3 formed on the outer periphery of the
[0013]
In the semi-rigid coaxial cable according to the second aspect of the present invention, the relative dielectric constant (ε) of the
[0014]
When the relative dielectric constant (ε) is less than 1.85, the step processing dimensional accuracy of the center conductor, the porous insulator, and the outer conductor is severe in the terminal peeling step (for example, ± 0.1 mm). However, the dimensional accuracy cannot be sufficiently satisfied. When the relative dielectric constant (ε) exceeds 1.95, cracks may occur in the
[0015]
Further, since a metal catalyst having a metal concentration (C) μg / cm 2 of 1.5 ≦ C ≦ 2.5 is provided on the outer periphery of the
[0016]
When the metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst is less than 1.5, when the outer diameter of the insulator is small (for example, 0.5 mm or less), the plating solution and the object to be plated (porous insulating material) The balance with the body 2) is poor, and when the anchor metal layer 3 is formed by the electroless plating, plating is partially unpreferably caused. Further, when the metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst exceeds 2.5, and when the outer diameter of the insulator is small (for example, 0.5 mm or less), the metal catalyst is adsorbed more than necessary. Therefore, the plating reaction is promoted, and not only does the adhesion between the
[0017]
As a third aspect, the present invention provides the semi-rigid coaxial according to the first and second aspects, wherein the metal catalyst capable of plating is a metal such as palladium, gold, silver, and copper having a standard oxidation-reduction potential of 1.5 V or more. On the cable.
[0018]
In the semi-rigid coaxial cable according to the third aspect of the present invention, a metal having a standard oxidation-reduction potential of 1.5 V or more, such as palladium, gold, silver, or copper, can be preferably used as a metal catalyst.
[0019]
According to a fourth aspect of the present invention, a
The
The porous polytetrafluoroethylene (PTFE) resin is formed by paste extrusion, and as a preliminary treatment before the
The method for producing a semi-rigid coaxial cable in which an anchor metal layer 3 is formed after providing a metal catalyst.
[0020]
According to the method for manufacturing a semi-rigid coaxial cable according to the fourth aspect of the present invention, the semi-rigid coaxial cable according to the first aspect can be efficiently manufactured.
[0021]
According to a fifth aspect of the present invention, a
The
[0022]
According to the method for manufacturing a semi-rigid coaxial cable according to the fifth aspect of the present invention, the semi-rigid coaxial cable according to the second aspect can be efficiently manufactured.
[0023]
As a sixth aspect, the present invention provides the semi-rigid coaxial cable according to the fourth and fifth aspects, wherein the metal catalyst capable of plating is a metal having a standard oxidation-reduction potential of 1.5 V or more, such as palladium, gold, silver, and copper. In the method of manufacturing the cable.
[0024]
According to the method for manufacturing a semi-rigid coaxial cable according to the sixth aspect of the present invention, the semi-rigid coaxial cable according to the third aspect can be efficiently manufactured.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the contents of the present invention will be described in detail by embodiments. FIG. 1 is a cross-sectional view showing one embodiment of the semi-rigid coaxial cable of the present invention. The method of forming the outer conductor conforms to Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-187847, which is an invention of the present inventors. Note that the present invention is not limited to the present embodiment.
[0026]
1. First Embodiment As a
[0027]
2. Second Embodiment As a
[0028]
3. Third Embodiment As the
[0029]
4. Fourth Embodiment As a
[0030]
5. Fifth to Seventh Embodiments In the fifth to seventh embodiments, the relative dielectric constant of the
[0031]
6. Comparative Examples Comparative Examples 1 and 2
In Comparative Examples 1 and 2, the relative dielectric constant of the porous insulator, the type and concentration of the metal catalyst were set as shown in Table 1, and the remaining outer diameter was 0 according to the first embodiment. A .60 mm semi-rigid coaxial cable was manufactured.
[0032]
Table 1 below shows the main configuration of the semi-rigid coaxial cable according to the embodiment of the present invention and the comparative example. In addition, as a characteristic test for the semi-rigid coaxial cable according to the embodiment of the present invention and the comparative example, terminal workability and solderability (cracks of the outer conductor during soldering) were investigated. In the soldering, the iron tip was brought into direct contact with the cable at a temperature of 380 ° C. for 5 seconds. The results are shown in Table 2 below.
[0033]
[Table 1]
[0034]
[Table 2]
[0035]
As is clear from Table 2, the semi-rigid coaxial cable of the present invention has good terminal workability and solderability. On the other hand, it can be seen that the semi-rigid coaxial cable of the comparative example has poor end workability or solderability.
[0036]
【The invention's effect】
In the semi-rigid coaxial cable obtained by the production method of the present invention, the relative dielectric constant (ε) of the porous insulator made of PTFE is in the range of 1.75 ≦ ε <2.00, and the reflow furnace or the like is used. , The thermal expansion during soldering is reduced, and cracks in the outer conductor can be suppressed.
As a preliminary treatment required for the anchor metal layer formed on the outer periphery, good electrolessness can be obtained by setting the metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst to 0.8 ≦ C <2.6. Since plating is possible, the formation of the outer conductor by plating is improved by using electroplating in combination.
[0037]
More preferably, when the relative dielectric constant (ε) of the porous insulator made of PTFE is within the range of 1.85 ≦ ε <1.95, thermal expansion during soldering is reduced, and the external conductor Cracks can be suppressed, and the terminal processing accuracy is improved.
In addition, as a preliminary treatment required for the anchor metal layer formed on the outer periphery, the metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst is set to fall within the range of 1.5 ≦ C <2.5. Even when the outer diameter of the insulator is small, it is easy to form a good external conductor.
Therefore, the semi-rigid coaxial cable of the present invention is suitable for reduction in weight and thickness, and is extremely large in terms of industrial contribution.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing one embodiment of a semi-rigid coaxial cable of the present invention. (Also used in conventional examples)
FIG. 2 is a photograph showing a state in which a porous insulator is stretched when an external conductor is pulled out in a terminal peeling step.
FIG. 3 is a photographic view showing a state in which a porous insulator is not torn or stretched at the time of pulling out an external conductor in a terminal peeling step and terminal processing accuracy is good.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、
1.75≦ε<2.00
の条件範囲内の多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂であり、また前記多孔質絶縁体2の外周に形成されるアンカー金属層3に必要な予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、めっきが可能な金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が、
0.8≦C<2.6
の条件範囲内で施されていることを特徴とするセミリジッド同軸ケーブル。A semi-rigid coaxial cable in which a porous insulator 2 is provided on an outer periphery of a center conductor 1 and an anchor metal layer 3 formed by electroless plating and a good conductive metal layer 4 formed by electroplating are provided as outer conductors 5 on the outer periphery of the insulator 2. And
The porous insulator 2 has a relative dielectric constant (ε),
1.75 ≦ ε <2.00
As a preliminary treatment required for the anchor metal layer 3 formed on the outer periphery of the porous insulator 2, the outer periphery of the porous insulator 2 is The metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst capable of plating is
0.8 ≦ C <2.6
A semi-rigid coaxial cable, which is provided within the following condition range.
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、
1.85≦ε≦1.95
の条件範囲内の多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂であり、また前記多孔質絶縁体2の外周に形成されるアンカー金属層3に必要な予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、めっきが可能な金属触媒の金属濃度(C)μg/cm2 が、
1.5≦C≦2.5
の条件範囲内で施されていることを特徴とするセミリジッド同軸ケーブル。A semi-rigid coaxial cable in which a porous insulator 2 is provided on an outer periphery of a center conductor 1 and an anchor metal layer 3 formed by electroless plating and a good conductive metal layer 4 formed by electroplating are provided as outer conductors 5 on the outer periphery of the insulator 2. And
The porous insulator 2 has a relative dielectric constant (ε),
1.85 ≦ ε ≦ 1.95
As a preliminary treatment required for the anchor metal layer 3 formed on the outer periphery of the porous insulator 2, the outer periphery of the porous insulator 2 is The metal concentration (C) μg / cm 2 of the metal catalyst capable of plating is
1.5 ≦ C ≦ 2.5
A semi-rigid coaxial cable, which is provided within the following condition range.
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.75≦ε<2.00
の多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂をペースト押出しにより形成し、また前記外部導体5を形成する前の予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、金属濃度(C)μg/cm2 が、0.8≦C<2.6
の、めっきが可能な金属触媒を設けてからアンカー金属層3を形成することを特徴とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法。A semi-rigid coaxial cable having a porous insulator 2 provided on the outer periphery of a center conductor 1 and an anchor metal layer 3 formed by electroless plating and a good conductive metal layer 4 formed by electroplating provided as an outer conductor 5 on the outer periphery of the insulator 2 10. A method of manufacturing a semi-rigid coaxial cable, which is set to 10.
The porous insulator 2 has a relative dielectric constant (ε) of 1.75 ≦ ε <2.00.
As a preliminary treatment before forming the outer conductor 5, a metal concentration (C) μg / cm 2 is formed around the porous insulator 2 as a preliminary treatment before forming the outer conductor 5. , 0.8 ≦ C <2.6
A method for producing a semi-rigid coaxial cable, wherein a metal catalyst capable of plating is provided and then the anchor metal layer 3 is formed.
前記多孔質絶縁体2は、比誘電率(ε)が、1.85≦ε≦1.95
の多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂をペースト押出しにより形成し、また前記外部導体5を形成する前の予備的処理として、前記多孔質絶縁体2の外周に、金属濃度(C)μg/cm2 が、1.5≦C≦2.5
の、めっきが可能な金属触媒を設けてからアンカー金属層3を形成することを特徴とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法。A semi-rigid coaxial cable having a porous insulator 2 provided on the outer periphery of a center conductor 1 and an anchor metal layer 3 formed by electroless plating and a good conductive metal layer 4 formed by electroplating as an outer conductor 5 on the outer periphery of the insulator 2 10. A method of manufacturing a semi-rigid coaxial cable, which is set to 10.
The porous insulator 2 has a relative dielectric constant (ε) of 1.85 ≦ ε ≦ 1.95.
As a preliminary treatment before forming the outer conductor 5, a metal concentration (C) μg / cm 2 is formed around the porous insulator 2 as a preliminary treatment before forming the outer conductor 5. , 1.5 ≦ C ≦ 2.5
A method for producing a semi-rigid coaxial cable, wherein a metal catalyst capable of plating is provided and then the anchor metal layer 3 is formed.
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