JP3598423B2 - Linear voice coil for dual gap - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気音響変換器に使用されるボイスコイルに関し、特に振幅による出力変動のないデュアルギャップ用リニアボイスコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来例1における磁気回路とボイスコイルの半断面図である。図において、1はマグネットであり、2はこのマグネツト1の上部に設置された板厚Tpのトッププレートであり、14はマグネツト1の下部と外周に位置するヨークであり、15はトッププレート2とヨーク14間の磁気ギャップである。17はこの磁気ギャップ15内に挿入配置されるボイスコイルであり、このボイスコイル17の巻巾Lcはトッププレート2の板厚Tpと略同じか少し小さめである。
【0003】
マグネツト1で発生する磁束はトッププレート2→磁気ギャップ15→ヨーク14→マグネツト1と1巡し、磁気回路を構成している。ここで、ボイスコイル17に電流を流すとフレミングの法則に従って電流の向きにより上下方向に駆動する。
ここで、磁気ギャップ15における磁束をbとすると、
磁気ギャップ15内に挿入されているボイスコイル17の巻巾はLcであるから、
ボイスコイル17の駆動力はb・Lcに比例する。
【0004】
この従来例1は有効に磁束を利用しているが、ボイスコイル17の振幅により駆動力は変動し、磁気ギャップ15における磁束密度分布が上下方向に非対称なために、磁気ギャップ15内に挿入配置したボイスコイル17は上方に移行する場合と下方に移行する場合とでその動作が異なり、スピーカの低域における第2調波歪を発生させていた。又、このボイスコイル17では高域でのインピーダンスが上昇し、スピーカの高域特性に悪影響を与えていた。
【0005】
図3は従来例1の上記欠点を改善した従来例2における磁気回路とボイスコイルの半断面図である。図において、1は従来例1と同じマグネットであり、2はこのマグネツト1の上部に設置された従来例1と同じトッププレートであり、14はマグネツト1の下部と外周に位置する従来例1と同じヨークであり、15はトッププレート2とヨーク14間の磁気ギャップである。27はこの磁気ギャップ15に挿入配置される上部ボイスコイル27aと下部ボイスコイル27bから成るボイスコイルであり、これらの上部ボイスコイル27aと下部ボイスコイル27bの巻巾は従来例1のボイスコイル17の半分のLc/2で、トッププレート2の板厚Tpの略半分である。但し、上部ボイスコイル27aと下部ボイスコイル27bとは互いに巻き方向が逆であり、互いに接続されている。
磁気ギャップ15内に挿入されている上部ボイスコイル27aの下部部分と下部ボイスコイル27bの上部部分との合計はLc/2となっている。
【0006】
マグネツト1で発生する磁束はトッププレート2→磁気ギャップ15→ヨーク14→マグネツト1と1巡し、磁気回路を構成している。ここで、上部ボイスコイル27aと下部ボイスコイル27bとに電流を流すとフレミングの法則に従って電流の向きにより上下方向に駆動し、振幅の如何に係わらず磁気ギャップ15内のボイスコイルの巻巾の合計はLc/2と一定であり、ボイスコイル27の駆動力の変動はない。
ここで、磁気ギャップ15における磁束をbとすると、
磁気ギャップ15内に挿入されているボイスコイル27の巻巾の合計はLc/2であるから、
ボイスコイル27の駆動力は0.5b・Lcに比例し、一定となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来例2の1つの磁気ギャップに上部と下部の2つのボイスコイルからなるボイスコイルでは1つの磁気ギャップに1つのボイスコイルを使用している場合に比べて駆動力が1/2となり効率が悪い。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、振幅に係わらず駆動力は変動せず、かつ、効率を向上させたデュアルギャップ用リニアボイスコイルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のデュアルギャップ用リニアボイスコイルは、互いに巻き方向が逆でトッププレートの板厚と同じかより小さい巻巾の上部ボイスコイルと下部ボイスコイルの2つのボイスコイルから成り、デュアルギャップ磁気回路の互いに磁束方向が逆である2つの磁気ギャップ内に挿入配置するものである。上部磁気ギャップ内に挿入されている上部ボイスコイルの下部部分と下部磁気ギャップ内に挿入されている下部ボイスコイルの上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と等しくすることによって、デュアルギャップ用リニアボイスコイルの駆動力は変動はなく、かつ、効率が一段と向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のデュアルギャップ用リニアボイスコイルは、マグネット1の上部と下部に板厚が同じであるトッププレート2とボトムプレート3を各々設置し、これらの外周にヨーク4を設置して上部磁気ギャップ5aと下部磁気ギャップ5bを有するギャップ5を形成するデュアルギャップ磁気回路を設け、このギャップ5内に挿入配置されるデュアルギャップ用リニアボイスコイル7において、
互いに接続されており、同じ巻巾で巻き方向が逆である上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bからなり、巻巾がトッププレート2の板厚と同じかより小さく、上部磁気ギャップ5a内に挿入されている上部ボイスコイル7aの下部部分と下部磁気ギャップ5b内に挿入されている下部ボイスコイル7bの上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と同じであることに特徴を有している。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1はデュアルギャップ磁気回路と本発明によるデュアルギャップ用リニアボイスコイルの半断面図である。図において、1は従来例と同じマグネットであり、2はこのマグネツト1の上部に設置された従来例と同じトッププレートであり、3はこのマグネツト1の下部に設置された板厚Tpのボトムプレートである。4はマグネツト1,トッププレート2,ボトムプレート3の外周に設置されたヨークであり、5aはトッププレート2とヨーク4間の上部磁気ギャップであり、5bはボトムプレート3とヨーク4間の下部磁気ギャップであり、5はこれらの上部磁気ギャップ5aと下部磁気ギャップ5bを有するギャップである。
【0012】
7はギャップ5に挿入配置される上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bから成るデュアルギャップ用リニアボイスコイルであり、これらの上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bの巻巾Lcはトッププレート2の板厚Tpと同じかより小さいが、板厚Tpと略同じであることが望ましい。但し、上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bは互いに巻き方向が逆であり、互いに接続されている。
【0013】
マグネツト1で発生する磁束はトッププレート2→上部磁気ギャップ5a→ヨーク4→下部磁気ギャップ5b→マグネツト1と1巡し、磁気回路を構成している。ここで、上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bとに電流を流すとフレミングの法則に従って電流の向きにより上下方向に駆動する。上部磁気ギャップ5a内に挿入されている上部ボイスコイル7aの下部部分と下部磁気ギャップ5b内に挿入されている下部ボイスコイル7bの上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と等しくするにより、振幅の如何に係わらず2つの磁気ギャップ5a,5b内のボイスコイルの巻巾の合計はLcと一定であり、デュアルギャップ用リニアボイスコイル7の駆動力の変動はなく、かつ、効率が一段と向上する。
【0014】
図1における実施例では、従来例1,2との比較のために、マグネット,トッププレートは従来例の物と同じであり、ボイスコイルの巻巾の単位も等しくしてある。実施例では磁気ギャップが2つであり、その分従来例に比して磁束密度が減少している。ここでは、上部磁気ギャップ5aと下部磁気ギャップ5bにおける磁束を従来例における磁気ギャップ15の0.9とし、上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bの各巻線の全長を短くすることによって実効巻巾を0.8としている。
従って、磁気ギャップ5a,5bにおける磁束は0.9bとなり、
磁気ギャップ5a,5b内に挿入されている上部ボイスコイル7a,下部ボイスコイル7bの巻巾の合計は0.8Lcとなるので、
デュアルギャップ用リニアボイスコイル7の駆動力は0.72b・Lcに比例し、一定となる。
【0015】
従来例1(図2参照)の磁気ギャップが1つ、ボイスコイルの巻線部が1つの場合にはボイスコイルの駆動力は磁束bとコイル巻巾Lcとの積、すなわち、b・Lcに比例する。
従来例2(図3参照)の磁気ギャップが1つ、ボイスコイルの巻線部が2つの場合にはボイスコイルの駆動力は磁束bと有効なコイル巻巾の合計Lc/2との積、すなわち、0.5b・Lcに比例し、一定となる。
本発明の実施例(図1参照)における磁気ギャップが2つ、ボイスコイルの巻線部が2の場合にはボイスコイルの駆動力は磁束0.9bと有効なコイル巻巾の合計0.8Lcとの積、すなわち、0.72b・Lcに比例し、一定となり、従来例に比べて効率が良くなる。
【0016】
【発明の効果】
本発明のデュアルギャップ用リニアボイスコイルは、互いに接続されており、同じ巻巾で巻き方向が逆である上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bからなり、巻巾がトッププレート2の板厚と同じかより小さく、上部磁気ギャップ5a内に挿入されている上部ボイスコイル7aの下部部分と下部磁気ギャップ5b内に挿入されている下部ボイスコイル7bの上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と同じであるので、
デュアルギャップ用リニアボイスコイル7が振幅しても駆動力を一定にでき、上部ボイスコイル7aに流れる電流と下部ボイスコイル7bに流れる電流とが逆向きとなるためにインダクタンスを相互に打消すことで高い周波数でのインピーダンスの上昇をおさえることができ、高域特性改善又電流歪を減少させる効果がある。また、1つの磁気ギャップに2つの巻線部を持つコイルを設置した従来例に比べて、本発明は2つの磁気ギャップに2つの巻線部を各々に1つづつ設置したために効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】デュアルギャップ磁気回路と本発明によるデュアルギャップ用リニアボイスコイルの半断面図である。
【図2】従来例1における磁気回路とボイスコイルの半断面図である。
【図3】従来例2における磁気回路とボイスコイルの半断面図である。
【符号の説明】
1 マグネット
2 トッププレート
3 ボトムプレート
4,14 ヨーク
5,15 ギャップ
5a 上部磁気ギャップ
5b 下部磁気ギャップ
7 デュアルギャップ用リニアボイスコイル
7a,27a 上部ボイスコイル
7b,27b 下部ボイスコイル
17,27 ボイスコイル[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a voice coil used in an electroacoustic transducer, and more particularly to a dual-gap linear voice coil having no output fluctuation due to amplitude.
[0002]
[Prior art]
FIG. 2 is a half sectional view of a magnetic circuit and a voice coil according to Conventional Example 1. In the drawing, 1 is a magnet, 2 is a top plate having a plate thickness Tp installed on the upper part of the magnet 1, 14 is a yoke located on the lower part and the outer periphery of the magnet 1, 15 is a
[0003]
The magnetic flux generated by the magnet 1 goes around the
Here, assuming that the magnetic flux in the magnetic gap 15 is b,
Since the winding width of the voice coil 17 inserted in the magnetic gap 15 is Lc,
The driving force of the voice coil 17 is proportional to b · Lc.
[0004]
In the first conventional example, the magnetic flux is effectively used. However, since the driving force fluctuates according to the amplitude of the voice coil 17 and the magnetic flux density distribution in the magnetic gap 15 is asymmetric in the vertical direction, it is inserted into the magnetic gap 15. The operation of the shifted voice coil 17 differs between the case where it moves upward and the case where it moves downward, and the second harmonic distortion occurs in the low range of the speaker. Further, in the voice coil 17, the impedance in the high frequency range is increased, which adversely affects the high frequency characteristics of the speaker.
[0005]
FIG. 3 is a half sectional view of a magnetic circuit and a voice coil according to Conventional Example 2 in which the above-described disadvantages of Conventional Example 1 are improved. In the drawing, reference numeral 1 denotes the same magnet as that of the conventional example 1,
The sum of the lower part of the upper voice coil 27a and the upper part of the lower voice coil 27b inserted in the magnetic gap 15 is Lc / 2.
[0006]
The magnetic flux generated by the magnet 1 goes around the
Here, assuming that the magnetic flux in the magnetic gap 15 is b,
Since the total winding width of the voice coil 27 inserted in the magnetic gap 15 is Lc / 2,
The driving force of the voice coil 27 is constant in proportion to 0.5b · Lc.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the driving force of the voice coil including two voice coils, one upper and the lower part, in one magnetic gap of the conventional example 2 is reduced to half the driving force as compared with the case where one voice coil is used in one magnetic gap. Is bad.
[0008]
The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to provide a dual-gap linear voice coil in which the driving force does not change regardless of the amplitude and the efficiency is improved.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the dual gap linear voice coil of the present invention is composed of two voice coils, an upper voice coil and a lower voice coil, whose winding directions are opposite to each other and whose width is equal to or smaller than the thickness of the top plate. That is, the dual gap magnetic circuit is inserted and arranged in two magnetic gaps whose magnetic flux directions are opposite to each other. The lower part of the upper voice coil inserted in the upper magnetic gap has the same width as the upper part of the lower voice coil inserted in the lower magnetic gap, and the total width of one voice coil is one. The driving force of the dual gap linear voice coil does not fluctuate, and the efficiency is further improved.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the dual-gap linear voice coil of the present invention, a
The upper voice coil 7a and the lower voice coil 7b are connected to each other and have the same winding width and opposite winding directions. The winding width is equal to or smaller than the thickness of the
[0011]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a half sectional view of a dual gap magnetic circuit and a dual gap linear voice coil according to the present invention. In the figure, 1 is the same magnet as the conventional example, 2 is the same top plate as the conventional example installed above the magnet 1, and 3 is the bottom plate with a plate thickness Tp installed below the magnet 1. It is.
[0012]
Reference numeral 7 denotes a dual-gap linear voice coil composed of an upper voice coil 7a and a lower voice coil 7b inserted and arranged in the gap 5. The winding width Lc of the upper voice coil 7a and the lower voice coil 7b is set to the plate of the
[0013]
The magnetic flux generated by the magnet 1 goes around the
[0014]
In the embodiment shown in FIG. 1, for comparison with the conventional examples 1 and 2, the magnet and the top plate are the same as those of the conventional example, and the units of the winding width of the voice coil are also equal. In the embodiment, there are two magnetic gaps, and the magnetic flux density is reduced by that much compared to the conventional example. Here, the magnetic flux in the upper magnetic gap 5a and the lower magnetic gap 5b is set to 0.9 of the magnetic gap 15 in the conventional example, and the total winding length of each of the upper voice coil 7a and the lower voice coil 7b is shortened to reduce the effective winding width. It is set to 0.8.
Therefore, the magnetic flux in the magnetic gaps 5a and 5b is 0.9b,
Since the total winding width of the upper voice coil 7a and the lower voice coil 7b inserted in the magnetic gaps 5a and 5b is 0.8Lc,
The driving force of the dual gap linear voice coil 7 is proportional to 0.72b · Lc and constant.
[0015]
When the conventional example 1 (see FIG. 2) has one magnetic gap and one voice coil winding portion, the driving force of the voice coil is the product of the magnetic flux b and the coil winding width Lc, that is, b · Lc. Proportional.
In the conventional example 2 (see FIG. 3) having one magnetic gap and two voice coil windings, the driving force of the voice coil is the product of the magnetic flux b and the total effective coil width Lc / 2, In other words, it becomes constant in proportion to 0.5b · Lc.
In the embodiment of the present invention (see FIG. 1), when the magnetic gap is two and the voice coil has two winding portions, the driving force of the voice coil is a magnetic flux 0.9b and a total effective coil width of 0.8Lc. Is constant in proportion to 0.72b · Lc, and the efficiency is improved as compared with the conventional example.
[0016]
【The invention's effect】
The dual-gap linear voice coil of the present invention is connected to each other, and includes an upper voice coil 7a and a lower voice coil 7b having the same winding width and opposite winding directions, and the winding width is the same as the plate thickness of the
Even if the dual-gap linear voice coil 7 swings, the driving force can be kept constant, and the current flowing through the upper voice coil 7a and the current flowing through the lower voice coil 7b are in opposite directions. It is possible to suppress an increase in impedance at a high frequency, thereby improving high-frequency characteristics and reducing current distortion. In addition, compared to the conventional example in which a coil having two winding portions is provided in one magnetic gap, the present invention is more efficient because two winding portions are provided in each of the two magnetic gaps.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half sectional view of a dual gap magnetic circuit and a dual gap linear voice coil according to the present invention.
FIG. 2 is a half sectional view of a magnetic circuit and a voice coil according to Conventional Example 1.
FIG. 3 is a half sectional view of a magnetic circuit and a voice coil according to a second conventional example.
[Explanation of symbols]
1
Claims (1)
互いに接続されており、同じ巻巾で巻き方向が逆である上部ボイスコイル(7a)と下部ボイスコイル(7b)からなり、
巻巾がトッププレート(2)の板厚と同じかより小さく、
上部磁気ギャップ(5a)内に挿入されている上部ボイスコイル(7a)の下部部分と下部磁気ギャップ(5b)内に挿入されている下部ボイスコイル(7b)の上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と同じであることを特徴とするデュアルギャップ用リニアボイスコイル。A top plate (2) and a bottom plate (3) having the same plate thickness are provided on the upper and lower portions of the magnet (1), respectively, and a yoke (4) is provided on the outer periphery thereof to form an upper magnetic gap (5a). A dual gap magnetic circuit for forming a gap (5) having a lower magnetic gap (5b) is provided. In a dual gap linear voice coil (7) inserted and arranged in the gap (5),
An upper voice coil (7a) and a lower voice coil (7b) connected to each other and having the same winding width and opposite winding directions,
The winding width is equal to or smaller than the thickness of the top plate (2),
The lower part of the upper voice coil (7a) inserted in the upper magnetic gap (5a) has the same winding width as the upper part of the lower voice coil (7b) inserted in the lower magnetic gap (5b). A dual-gap linear voice coil, wherein the total is the same as the winding width of one voice coil.
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