JP3590774B2 - ワイパー - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車、航空機、船舶などの乗り物のフロントウインドパネルなど窓に付着した雨水やゴミなどを払拭することが可能なるワイパー、特にレバーのないワイパーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレバーのないワイパー1としては、例えば、図18乃至図20に示すように、フロントウインドパネルなどの払拭部材2の払拭面2aを払拭可能なる払拭部3bを有するリフィル3と、該リフィル3の保持部3aを係合した状態で保持可能に形成され且つ該リフィル3に弾性を付与するバーティブラ4と、前記リフィル3を払拭駆動可能なるモータ、駆動軸、スプリングなどの駆動部材5と、前記駆動部材5及び前記バーティブラ4を連結した連結部材6とを備えてなる。前記バーティブラ4は、前記払拭面2の曲率よりも大きな曲率で形成されてなり、前記駆動部材5で前記払拭部材2側にリフィル3を押圧すると、レバーがないにも関わらず、払拭部材2の払拭面2aにリフィル3が密接して、払拭面2aの払拭を可能としている。符号7は、前記リフィル3及び前記バーティブラ4の両端部側に嵌合されてなるキャップである。符号8は、前記リフィル3と一体のカバーで、風圧を受けると、前記リフィル3が払拭面2a側への押圧力が生じるような断面に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかるワイパー1にあっては、リフィル3の払拭部3bは、図20に示すように、断面直角状に形成されているが、摩擦によって劣化した場合、リフィル3がバーテイブラ4から離脱できないので、リフィル3だけでなく、ワイパー1全体を交換する必要があり、ユーザーに高価な出費を要求するようになり、改善が求められている。また、ワイパー1には、リフィル3の違いだけで、雨滴を払拭するための「雨用のワイパー」と、雪などを除去するための「雪用のワイパー」とがあって、交換する際には、ワイパー1全体を交換する必要があり、この点でも改善が求められている。
【0004】
そこで、この発明は、リフィルのみの交換を可能としたワイパーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、払拭面を払拭可能なる長尺状のリフィルと、該リフィルの保持部に係合した状態で保持可能に形成され且つ該リフィルに弾性を付与する平面状の第1バーティブラと、該第1バーティブラに係合され且つ前記払拭面より大きな曲率に形成されてなる第2バーティブラと、前記リフィルを払拭駆動可能なる駆動部材と、前記駆動部材及び前記第1バーティブラを連結し且つ駆動部材によって払拭面側に回転付勢されてなる連結部材とを備えてなるワイパーであって、前記第1バーティブラには、前記リフィルの保持部を保持可能なる爪が長尺方向に断続的に形成されてなり、前記リフィルの開放されている端部には、該爪に係合可能なる溝部が形成されてなり、前記第1バーティブラは、長尺方向の真ん中に形成されてなる第1係合部と、該第1係合部の両端部に形成されてなる第1開口と、該第1バーティブラの両端側に形成されてなる第2係合部と、第2係合部の長尺方向の真ん中側に形成されてなる第2開口とを有し、第2バーティブラは、長尺方向の真ん中に形成されてなる第4係合部と、該第2バーティブラの端末に形成されてなる第5係合部とを有してなり、第1バーティブラの第1係合部の上側に第2バーティブラの第4係合部を係合させると共に第1バーティブラの第1開口を介して第2バーティブラの端末を下側に挿入して、第1バーティブラの第2開口を介して第2係合部に第2バーティブラの第5係合部を係止させことで、平板状の第1バーティブラが、円弧状の第2バーティブラによって、円弧状に曲がった状態に固持されてなることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、リフィルが劣化した場合、前記第1バーテイブラに形成した爪にリフィルの溝部を出し入れさせることで、リフィルのみを交換することが可能となり、ワイパー全体を交換しなくてもよいことになる。このことは、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、リフィルの仕様によって、雨滴払拭用のリフィルと、雪かき用のリフィルがあるが、かかる交換の場合、リフィルのみを交換すればよいことになり、ワイパー全体を交換しなくてもよいことになる。この点も、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、爪により第1バーティブラと第2バーティブラとの結合体が保持されるので、全体の背が低くなり、ワイパー稼働時におけるローリングが少なくなり、リフィルの耐摩耗性が向上する。また、前記連結部材は、前記駆動部材によって払拭面側に回転付勢されてなるので、押圧部材であるレバーのないワイパーであるにも関わらず、払拭面に面一に押圧できることになる。また、バーテイブラを結合支持してなるので、該バーテイブラを介してリフィルが連結部材に確実に支持されてなる。更に、前記第1バーティブラと前記第2バーティブラとを中央部に形成されてなる第1、4係合部及び両端部に形成されてなる第2、5係合部を嵌合させるだけで、両者が結合支持できるので、組立が簡易且つ容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図17の図面を参照しながら、この発明の一実施形態について具体的に説明する。従来の図18乃至図20に示したものと同一部品は、同一符号を用いて説明する。
【0014】
図1において、符号10は、本発明のワイパーであって、該ワイパー10は、自動車のフロントウインドパネルなどの払拭部材2の払拭面2aを払拭可能なる長尺状のリフィル11と、該リフィル11の保持部11aに係合した状態で保持可能に形成されてなる平面状の第1バーティブラ12と、該第1バーティブラ12に係合され且つ前記払拭面2aより大きな曲率に形成されてなることで前記リフィル11を前記払拭面2aに抑え付ける弾性力を付与する第2バーティブラ13と、前記リフィル11を払拭駆動可能なる駆動部材5と、該駆動部材5及び前記第1、第2バーティブラ12、13を連結した連結部材14と、前記第1バーティブラ12に係合され且つ風圧に対して前記リフィル11を払拭面2a側に押圧付勢してなる断面形状のカバー25とを少なくとも備えてなる。
【0015】
前記リフィル11は、前記保持部11aと、払拭部11bと、前記保持部11a及び前記払拭部11bの間に形成されてなる頸部11cとよりなり、全長550ミリメートルの長尺状に形成されている。前記保持部11aは、図2に示すように、断面正方形に形成されてなる。該保持部11aの両側面11aaには、上下に離間した位置に二つの第1溝15及び第2溝16が形成されてなり、第1溝15には、両側から平板状のばね鋼よりなる第3バーティブラ17,17が挿入支持されてなる。第2の溝16は、「溝部」に相当するもので、図1及び図14に示すように、長尺の一端16aが閉じられ、図1及び図12に示すように、他端16bが開放している。
【0016】
前記第1バーティブラ12は、図3乃至図9に示すように、板厚0.6ミリメートルのステンレス板よりなり、全長約550ミリメートル、全幅12ミリメートルの長尺状の平板により形成されている。側面には、幅3ミリメートルの爪18が複数箇所形成され、上面の長尺方向には、1ミリメートルの幅の切り欠き19がほぼ全長に亘って形成されてなる。前記第1バーティブラ12の真ん中には、第1係合部20が形成され、その両端部には、長い第1開口21,21が形成されている。前記第1バーティブラ12の両端側には、前記切り欠き19間を架橋した第2係合部22が形成されている。第1係合部20と第2係合部22との間には、適宜前記切り欠き19間を架橋した第3係合部23が形成されている。
前記第2係合部22の真ん中側及び第3係合部23の両端側には、第2、第3開口24,26が形成されている。
【0017】
前記爪18は、図3及び図4に示すように、長尺方向(長手方向)に1ミリメートルの幅で形成されている切り欠き18a、18aの間で幅方向に6ミリメートルの位置から、長尺方向(長手方向)に5ミリメートル、下側に6.4ミリメートルの長さを有するように形成されている。爪18の自由端部18bは、前記第1バーティブラ12に沿って水平に形成され、自由端部18b、18b間の図7に示す隙間18cは、3.2ミリメートルの幅寸法に形成されている。また、爪18により第1バーティブラ12と第2バーティブラ13との結合体が保持されるので、全体の背が低くなり、ワイパー10の稼働時におけるローリングが少なくなり、リフィル11の耐摩耗性が向上する。
【0018】
前記第1係合部20は、前記第1バーティブラ12の長尺の真ん中に形成されているもので、幅方向に6ミリメートル、長尺方向(長手方向)に10ミリメートル、深さ1.4ミリメートルの位置で、前記第1バーティブラ12の前記切り欠き19を架橋している。第2係合部22は、前記第1バーティブラ12の両端部に形成されているもので、幅方向に6ミリメートル、長尺方向(長手方向)に4ミリメートル、深さ1.4ミリメートルの位置で、前記第1バーティブラ12の前記切り欠き19を架橋している。前記第3係合部23は、前記第1バーティブラ12の第1係合部20と第2係合部22との間に形成されているもので、幅方向に6ミリメートル、長尺方向(長手方向)に6ミリメートル、深さ1.4ミリメートルの位置で、前記第1バーティブラ12の前記切り欠き19を架橋している。
【0019】
前記第1開口21は、幅方向に6ミリメートル、長尺方向(長手方向)に約25ミリメートルの開口で、図6に示すように、長尺方向に沿って、2ミリメートルのフランジ21a、21aが下側に立設されている。
【0020】
前記第1バーティブラ12の中央の外側には、2ミリメートルの第1ストッパ27,第2ストッパ28がそれぞれ突出形成されていて、第1ストッパ27の15度の斜面27aを迫り上がることで、前記連結部材14がガイドされて、第1,第2ストッパ27,28内に係合されるように形成されている。
【0021】
前記第2バーティブラ13は、図10に示すように、板厚1.0ミリメートルのステンレス板よりなり、展開時の全長約550ミリメートル、全幅6ミリメートルで、全長の中心の下側に中心部を有する半径300ミリメートルの長尺状の円弧板に形成されている。長尺方向の真ん中には、長尺方向に9ミリメートルで、2ミリメートル上側に盛り上がった第4係合部29が形成されている。この第2バーティブラ13の端末は、長尺方向に4ミリメートルで、2ミリメートル上側に盛り上がっると共に60度の面取り形成されている第5係合部30が形成されている。
【0022】
このように構成されたワイパー10を組み立て状況を、次に説明する。まず、第1バーティブラ12と第2バーティブラ13とは、図11に示すように、第1バーティブラ12の下側に第2バーティブラ13を配する様にして、第1バーティブラ12の第1係合部20の上側に第2バーティブラ13の第4係合部29を係合させる。次に、第1バーティブラ12の第1開口21を介して第2バーティブラ13の端末を挿入して、第1バーティブラ12の第2開口24を介して第2係合部22に第2バーティブラ13の第5係合部30を係止させる。こうすることで、平板状の第1バーティブラ12が、円弧状の第2バーティブラ13によって、円弧状に曲がった状態に固持される。つまり、第2バーティブラ13の曲率、板厚、硬度などを適切に設定することにより、駆動部材5からの押圧力や払拭部材2のカーブなどに適切に対応できることになる。
【0023】
次に、図12に示すように、第1バーティブラ12と第2バーティブラ13との組上がったものの爪18に、リフィル11の第2溝16の開放されている他方16bをあてがい、図13に示すように、右側にずらすことで、第2溝16と爪18とが係合される。そして、図14に示すように、爪18が第2溝16の閉じられた一方16aまで達すると、図15に示すように、前記第1バーティブラ12に係合されている断面L字形のキャップ31に突き当たる。このとき、同時に、第2溝16の図示しない突起を爪18の自由端部が乗り越えて第2溝16の凹みに再び係入することで、リフィル11が第1バーティブラ12と第2バーティブラ13との組上がったものから脱落するのを防止できることで、この摺動作業は終了する。また、リフィル11は、円弧状に曲がった状態に固持される第1バーティブラ12と第2バーティブラ13との組上がったものに保持されるので、リフィル11自体も円弧状になる。
【0024】
前記キャップ31は、図1に示すように、前記カバー25の端部に当接しているが、該カバー25は、図16に示すように、カバー25の脚部25aを、第1バーティブラ12の第2開口24から切り欠き19に臨ませて、該切り欠き19に係入させて支持されている。
【0025】
前記カバー25は、柔軟性のあるゴムやプラスチックなどを素材とした第1バーティブラ12、第2バーティブラ13を保護するように、該第1バーティブラ12、第2バーティブラ13の上部に前記したように保持されている。該カバー25の断面は、一方が低く、他方が高く、該高い部位には、堤状に形成されていて、走行に伴う風圧などを受けやすい形状に形成されてなり、該風圧によりワイパー10のリフィル11の払拭部11bが払拭部材2の払拭面2aから浮き上がらないように工夫されていることで、払拭性が保持されることになる。
【0026】
以上の構成よりなるワイパー10は、リフィル11の払拭部11bが劣化した場合、前記第1バーテイブラ12に形成した爪18にリフィル11の第2溝16を出し入れさせることで、リフィル11のみを交換することが可能となり、ワイパー10全体を交換しなくてもよいことになる。このことは、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、リフィル11の仕様によって、雨滴払拭用のリフィルと、雪かき用のリフィルがあるが、かかる交換の場合、リフィル11のみを交換すればよいことになり、ワイパー10全体を交換しなくてもよいことになる。この点も、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、爪18により第1バーティブラ12と第2バーティブラ13との結合体が保持されるので、全体の背が低くなり、ワイパー10の稼働時におけるローリングが少なくなり、リフィル11の耐摩耗性が向上する。
【0027】
また、前記第1バーティブラ12と第2バーティブラ13とが円弧状に曲がって形成されてなるので、そこに支持されたリフィル11が払拭面2a側に回転付勢されてなるので、スプリングなど押圧手段のないワイパーであるにも関わらず、払拭面2aに面一に押圧できることになる。また、第1バーテイブラ12及び第2バーティブラ13を結合支持してなるので、該第1、第2バーテイブラ12,13を介してリフィル11が連結部材14に確実に支持されてなる。
【0028】
また、前記第1バーティブラ12と前記第2バーティブラ13とを、中央部を第1係合部20と第4係合部29とにより、また両端部を第2係合部22と第5係合部30とにより係合させるだけで、両者12,13が結合支持できるので、組立が簡易且つ容易である。
【0029】
また、前記カバー25により払拭面2aに対してリフィル11を押しつけることが出来るので、ワイパー10の浮き上がりが防止できるばかりか、装飾的追加が可能である。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、リフィルが劣化した場合、前記第1バーテイブラに形成した爪にリフィルの溝部を出し入れさせることで、リフィルのみを交換することが可能となり、ワイパー全体を交換しなくてもよいことになる。このことは、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、リフィルの仕様によって、雨滴払拭用のリフィルと、雪かき用のリフィルがあるが、かかる交換の場合、リフィルのみを交換すればよいことになり、ワイパー全体を交換しなくてもよいことになる。この点も、資源の有効利用、消費者の費用負担軽減になる。また、爪により第1バーティブラと第2バーティブラとの結合体が保持されるので、全体の背が低くなり、ワイパー稼働時におけるローリングが少なくなり、リフィルの耐摩耗性が向上する。また、前記連結部材は、前記駆動部材によって払拭面側に回転付勢されてなるので、押圧部材であるレバーのないワイパーであるにも関わらず、払拭面に面一に押圧できることになる。また、バーテイブラを結合支持してなるので、該バーテイブラを介してリフィルが連結部材に確実に支持されてなる。更に、前記第1バーティブラと前記第2バーティブラとを中央部に形成されてなる第1、4係合部及び両端部に形成されてなる第2、5係合部を嵌合させるだけで、両者が結合支持できるので、組立が簡易且つ容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるワイパーの一実施形態の斜視図。
【図2】図1のSA−SA線に沿った拡大断面図。
【図3】図1の第1バーティブラの平面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図4のSB−SB線に沿った断面図。
【図6】図4のSC−SC線に沿った断面図。
【図7】図4のSD−SD線に沿った断面図。
【図8】図4のSE−SE線に沿った断面図。
【図9】図4の矢視Fにかかる側面図。
【図10】図1の第2バーティブラの側面図。
【図11】図1の第1バーティブラと第2バーティブラとの組み立て状態における断面図。
【図12】図1の第1バーティブラと第2バーティブラとの組み立て体にリフィルを組み立てる前の状態における側面図。
【図13】図1の第1バーティブラと第2バーティブラとの組み立て体にリフィルを組み立て始めた状態における側面図。
【図14】図1の第1バーティブラと第2バーティブラとの組み立て体にリフィルを組み立て後の状態における側面図。
【図15】図15の状態における第1バーティブラと第2バーティブラとの組み立て体の他方側の端末の側面図。
【図16】図1の第1バーティブラにカバーを組み立てる前の分解斜視図。
【図17】図2のSG−SG線に沿った断面図。
【図18】従来例のワイパーの斜視図。
【図19】図18の中央部及び端末部を示す拡大説明図。
【図20】図18の断面図。
【符号の説明】
1、10 ワイパー
2 払拭部材
2a 払拭面
3、11 リフィル
3a、11a リフィルの保持部
3b、11B リフィルの払拭部
5 駆動部材
6、14 連結部材
12 第1バーティブラ
13 第2バーティブラ
16 第2溝(溝部)
18 爪
25 カバー
Claims (1)
- 払拭面を払拭可能なる長尺状のリフィルと、該リフィルの保持部に係合した状態で保持可能に形成され且つ該リフィルに弾性を付与する平面状の第1バーティブラと、該第1バーティブラに係合され且つ前記払拭面より大きな曲率に形成されてなる第2バーティブラと、前記リフィルを払拭駆動可能なる駆動部材と、前記駆動部材及び前記第1バーティブラを連結し且つ駆動部材によって払拭面側に回転付勢されてなる連結部材とを備えてなるワイパーであって、
前記第1バーティブラには、前記リフィルの保持部を保持可能なる爪が長尺方向に断続的に形成されてなり、前記リフィルの開放されている端部には、該爪に係合可能なる溝部が形成されてなり、
前記第1バーティブラは、長尺方向の真ん中に形成されてなる第1係合部と、該第1係合部の両端部に形成されてなる第1開口と、該第1バーティブラの両端側に形成されてなる第2係合部と、第2係合部の長尺方向の真ん中側に形成されてなる第2開口とを有し、第2バーティブラは、長尺方向の真ん中に形成されてなる第4係合部と、該第2バーティブラの端末に形成されてなる第5係合部とを有してなり、
第1バーティブラの第1係合部の上側に第2バーティブラの第4係合部を係合させると共に第1バーティブラの第1開口を介して第2バーティブラの端末を下側に挿入して、第1バーティブラの第2開口を介して第2係合部に第2バーティブラの第5係合部を係止させことで、平板状の第1バーティブラが、円弧状の第2バーティブラによって、円弧状に曲がった状態に固持されてなることを特徴とするワイパー
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