JP3587743B2 - フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、および、半導体素子。 - Google Patents
フォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、および、半導体素子。 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォトレジスト組成物の製造に用いられる新規のフォトレジスト単量体と、このフォトレジスト単量体を用いたフォトレジスト共重合体、及び、これから製造されたフォトレジスト組成物に関し、詳細には、遠紫外線領域の露光に適した新規のフォトレジスト単量体とその製造方法、フォトレジスト共重合体とその製造方法、これらから生成されたフォトレジスト組成物、このフォトレジスト組成物を用いたフォトレジストパターン製造方法、および、半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造時のフォトレジストパターンを形成するためのフォトレジストの中で、遠紫外線用、特にArFを光源として用いる場合の感光膜には、193nm波長で低い光吸収度を示し、かつ、優れたエッチング耐性と接着性を有する上、2.38%または2.6%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(Tetramethylammonium hydroxide以下、TMAHという)水溶液を用いて現像可能でなければならない等、多くの条件を満足するフォトレジストを用いなければならない。
【0003】
これまでの研究方向は、193nmでのノボラック樹脂程度の高い透明性とエッチング耐性を有する物質の探索を目標としてきた。例えば、主鎖に脂肪族環形単位体(alicyclic unit)を導入して耐エッチング特性を向上させようとする研究がベル研究所等を中心に行われてきた。一方、メタアクリレート及びアクリレート系化合物に対する研究が、日本の富士通及び米国シフリ社により現在も活発に行われている。
【0004】
しかしながら、これまでの例では、エッチング耐性問題を解決できないだけでなく、脂肪族環形グループを重合体に導入することに伴う製造原価上昇の問題を抱えている。また、大部分のフォトレジストの場合、低い接着性により150nm以下の密集したL/Sパターンではパターンが倒れるという欠点が問題となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記課題を解決するため、本発明は、優れた接着性及び感度を有すると共に、低い生産単価で大量生産が可能な新規のフォトレジスト単量体、及びその製造方法を提供することをその目的とする。また、本発明は、前記フォトレジスト単量体を用いたフォトレジスト共重合体及びその製造方法を提供することを目的とする。さらに、本発明は、前記フォトレジスト共重合体を利用したフォトレジスト組成物、このフォトレジスト組成物を利用したフォトレジストパターン形成方法と、このフォトレジストパターン形成方法により生産された半導体素子を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るフォトレジスト単量体は、下記式(1)で示される構成を特徴としている。
【化14】
(前記式で、Rは、C1−C10(炭素数が1から10のいずれかの数であることを示す。以下同様)の置換または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、
X及びYは、それぞれCH 2 CH 2 、酸素、または硫黄であり、
iは0以上2以下のある定数である。)
【0007】
この請求項1記載の式(1)で示されるフォトレジスト単量体としては、たとえば、請求項2に記載のように、式中、前記Rが下記式(2)で示される構造が挙げられる。
【化15】
(前記式で、Zは炭素または酸素であり、
R1及びR2は、それぞれ水素またはC1−C10のアルキルであり、
m及びnは、それぞれ0以上5以下のある定数である。)
【0008】
また、例えば、請求項3に記載のように、請求項1記載の前記式(1)で示されるフォトレジスト単量体において、好ましくは、式中、i=0である。この場合、フォトレジスト単量体の構造は、下記式(3)に示すようになる。
【化16】
(前記式で、YはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
Zは炭素または酸素であり、
R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5のアルキルであり、
m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。)
【0009】
その他、前記式(1)で示されるフォトレジスト単量体としては、オキサビシクロ [ 2 , 2 , 1 ] ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−エチル−2−ヒドロキシメチル)ブチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート、及び、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルカルボキシレート等が挙げられる。
【0010】
以上のように、式(1)で示される化合物は、フォトレジスト単量体として用いる場合に、接着性向上に寄与する水酸基と、感度向上に寄与するカルボキシル基とを同時に具備している。このため、半導体素子の基板に対し優れた接着性を示すと共に優秀な感度を有する。さらに、臭気がなく、蒸留やカラムクロマトグラフィーのような複雑な分離手段を利用せず、水で容易に結晶を形成するため合成が容易であり、廉価で大量生産が可能な長所を有する。
【0011】
また、下記式(1)で示されるフォトレジスト単量体は、請求項6に記載されたように、
(a)有機溶媒にジアルコール化合物(diol:ジオール)を添加する段階と、
(b)前記結果物の溶液に塩基または酸触媒を添加した後、攪拌する段階と、
(c)前記結果物の溶液にアンヒドライド化合物(anhydride compound:酸無水物)を添加して反応させる段階と、
を含む方法によって製造可能である。
【化17】
(前記式で、Rは、C1−C10の置換または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、
X及びYは、それぞれCH 2 CH 2 、酸素、または硫黄であり、
iは0以上2以下のある定数である。)
【0012】
ここで、請求項7に記載のように、アンヒドライド化合物としては、エキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタリックアンヒドライドが挙げられる。
【0013】
また、請求項8に記載のように、ジアルコール化合物としては、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、及び、ジエチレングリコール等が挙げられる。
【0014】
さらに、請求項9に記載のように、有機溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ベンゼン、及び、トルエン等が挙げられる。
【0015】
そして、請求項10に記載のように、塩基としては、例えば、NaH(水素化ナトリウム)、KH(水素化カリウム)、CaH2(水素化カルシウム)、Na2CO3(炭酸カルシウム)、K2CO3(炭酸カリウム)及びLDA(lithium diisopropylamide)が挙げられる。また、請求項11記載の発明のように、酸触媒としては、例えば硫酸、酢酸または硝酸が挙げられる。
【0016】
さらに、本発明に係るフォトレジスト単量体は、請求項12に示すように、ディールスアルダー反応によって得ることもできる。
【0017】
詳細には、下記式(3)で示されるフォトレジスト単量体の製造方法として、(a)下記式(4)に示されるように、酸触媒下で無水マレイン酸とジアルコールを有機溶媒中で反応させる段階と、
(b)下記式(5)に示されるように、前記(a)段階の反応生成物からディールスアルダー反応(Diels-Alder reaction)で下記式(3)で示される化合物を得る段階と、を含む方法が挙げられる。
【化18】
(前記式で、YはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
Zは炭素または酸素であり、
R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5のアルキルであり、
m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。)
【0018】
本発明に係るフォトレジスト共重合体は、請求項13に記載のように、
(i)第1共単量体として、請求項1記載の式(1)で示されるフォトレジスト単量体を含み、
(ii)第2共単量体として、下記式(6)で示される化合物を含むことを特徴としている。
【化19】
(前記式で、R*は酸に敏感な保護基であり、
V及びWはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
jは0以上2以下のある定数である。)
【0019】
このため、第1共単量体と、酸に敏感な保護基を有する第2共単量体を含むので、極短波長(250nm以下)の光源を採用するリソグラフィー工程において特に有用である。
【0020】
即ち、上記式(6)で示される化合物において、酸に敏感な保護基R*は露光により発生した酸と反応して脱離される。従って、露光部のフォトレジスト重合体は現像液溶解可能な状態になる反面、非露光部では前記酸に敏感な保護基がフォトレジスト重合体にそのまま付着されているため、現像液に溶解されずパターンが形成される。このように、前記第2共単量体はフォトレジスト重合体の光敏感性を向上させ現像液に対する露光部と非露光部間の溶解度差を著しくする役割を果たす。
【0021】
なお、式(6)で示される化合物において、酸に敏感な保護基R*としては、請求項14に記載のように、例えば、t−ブチル、2−テトラヒドロフラン、2−テトラヒドロピラン、エトキシエチル、または、t−ブトキシエチルが挙げられる。
【0022】
また、請求項15に記載のように、式(1)で示される第1共単量体、および、式(6)で示される第2共単量体としては、例えば、式中、i=j=0である構造が挙げられる。
【0023】
さらに、請求項16に記載のように、式(6)で示される化合物としては、下記式(7)で示される化合物、或いは、下記式(8)で示される化合物等が挙げられる。
【化20】
【0024】
ここで、各共単量体間の重合を容易にするため、請求項17に記載のように、、重合促進剤として、第3の共単量体となる無水マレイン酸またはマレイミド誘導体を添加することが好ましい。また、金属触媒を利用して重合工程を行えば、このような重合促進用共単量体なしに十分な重合収率を得ることができる。
【0025】
また、第1及び第2共単量体は立体的な障害が大きい置換基を有するため、このような立体的障害を調節して重合収率を向上(40%以上)させる一方、分子量を適切に調節(より好ましくは7,000−8,000)するためスペーサ(spacer)としての化合物をさらに添加しても良い。また、重合の再現性を重視した場合、共重合に係る共単量体の種類が少ないほど有利であることを考慮して、スペーサを添加しないこともある。
【0026】
詳細には、請求項18に記載のように、スペーサとして、下記式(9)で示される化合物をさらに含んでも良い。
【化21】
(前記式で、UはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
R(は水素またはC1−C5のアルキルである。)
【0027】
このようにして得られるフォトレジスト共重合体としては、例えば、請求項19に記載のように、下記式(10)、(11)、(12)および(13)で示される構造が挙げられる。
【化22】
(前記式で、X、Y、V、W及びUはそれぞれCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
RはC1−C10の置換、または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、
R*は酸に敏感な保護基であり、
Rは水素またはC1−C5の置換または非置換されたアルキルであり、
i及びjはそれぞれ0以上2以下のある定数であり、
a、b、c及びdは各共単量体の重合比を示す。)
【0028】
なお、式(10)、(11)、(12)および(13)で示される化合物において、酸に敏感な保護基R*としては、例えば、t−ブチル、2−テトラヒドロフラン、2−テトラヒドロピラン、エトキシエチル、または、t−ブトキシエチルが挙げられる。
【0029】
また、請求項20に記載のように、上記式(10)、(11)、(12)および(13)で示されるフォトレジスト共重合体では、平均分子量が3,000以上12,000以下であることが好ましい。また、より好ましい分子量は5,000以上10,000以下である。
【0030】
その他、本発明に係るフォトレジスト共重合体としては、請求項21に記載のように、例えば、ポリ(モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ [ 2 , 2 , 2 ] オクト−5−エン−2 , 3−ジカルボキシレート/t−ブチルビシクロ [ 2 , 2 , 2 ] オクト−5−エンド−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)が挙げられる。
【0031】
なお、上記式(10)および(11)で示されるフォトレジスト共重合体は、重合開始剤を利用した重合工程により得ることができ、上記式(12)および(13)で示されるフォトレジスト共重合体は、金属触媒を利用した重合工程で得られる好ましいフォトレジスト共重合体である。
【0032】
ここで、重合開始剤を用いたフォトレジスト共重合体の製造方法としては、請求項22に記載のように、
(a)(i)請求項1記載の式(1)で示される化合物と、
(ii)下記式(6)で示される化合物と、
(iii)無水マレイン酸またはマレイミド誘導体と、を有機溶媒に溶解する段階と、
(b)前記結果物溶液に、重合開始剤を添加して重合反応を誘導する段階と、
を含むことを特徴とする製造方法が挙げられる。
【化23】
(前記式で、R*は酸に敏感な保護基であり、
V及びWはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
jは0以上2以下のある定数である。)
【0033】
ここで、請求項23に記載のように、有機溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド(dimethyl formamide)、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、ジオキサン(dioxane)、メチルエチルケトン、ベンゼン(benzene)、トルエン(toluene)、及び、キシレン(xylene)等が挙げられる。
【0034】
また、請求項24に記載のように、重合開始剤としては、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド(acetyl peroxide)、ラウリルペルオキシド(lauryl peroxide)、及び、t−ブチルペルオキシド(tert−butyl peroxide)等が挙げられる。
【0035】
さらに、請求項25に記載のように、(a)段階においてスペーサとして下記式(9)で示される化合物をさらに含むようにしても良い。
【化24】
(前記式で、UはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
R'は水素またはC1−C5のアルキルである。)
【0036】
そして、金属触媒を利用したフォトレジスト共重合体の製造方法としては、請求項26に記載のように、
(a)(i)請求項1記載の式(1)で示される化合物と、
(ii)下記式(6)で示される化合物と、を有機溶媒に溶解する段階と、
(b)前記結果物溶液に金属触媒を添加し、重合反応を誘導する段階と、
を含むことを特徴とする方法が挙げられる。
【化25】
(前記式で、R*は酸に敏感な保護基であり、
V及びWはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
jは0以上2以下のある定数である。)
【0037】
ここで、請求項27に記載のように、(a)段階において、スペーサとして下記式(9)で示される化合物をさらに含むようにしても良い。
【化26】
(前記式で、UはCH 2 CH 2 、酸素または硫黄であり、
R(は水素またはC1−C5のアルキルである。)
【0038】
以上の本発明に係るフォトレジスト共重合体もとに、遠紫外線領域、特に、ArF光源で使用可能なフォトレジスト組成物を得ることができる。
一例としては、請求項28に記載のように、
(i)請求項13記載のフォトレジスト共重合体と、
(ii)光酸発生剤と、
(iii)有機溶媒と、
を含むフォトレジスト組成物が挙げられる。
【0039】
ここで、光酸発生剤としては、請求項29に記載のように、例えば、硫化物(sulfide:スルフィド)系、或いはオニウム(オニウム塩)系が挙げられる。
【0040】
より具体的には、請求項30に記載のように、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロホスフェート(diphenyl iodide hexafluorophosphate)、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアルセネート(diphenyl iodide hexafluoroarsenate)、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアンチモネート(diphenyl iodide hexafluoroantimonate)、ジフェニルパラメトキシフェニルトリフレート(diphenyl p−methoxyphenyl triflate)、ジフェニルパラトルエニルトリフレート(diphenyl p−methoxytoluenyl triflate)、ジフェニルパライソブチルフェニルトリフレート(diphenyl p−isobutylphenyl triflate)、ジフェニルパラ−t−ブチルフェニルトリフレート(diphenyl p−tert−butylphenyl triflate)、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート(triphenylsulfonium hexafluorophosphate)、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート(triphenylsulfonium hexafluoroarsenate)、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート(triphenylsulfonium hexafluoroantimonate)、トリフェニルスルホニウムトリフレート(triphenylsulfonium triflate)、及び、ジブチルナフチルスルホニウムトリフレート(dibutylnaphtylsulfonium triflate)等が挙げられる。
【0041】
また、有機溶媒としては、請求項31に記載のように、シクロヘキサノン、メチル−3−メトキシプロピオネート、エチル3−エトキシプロピオネート、及び、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート等が挙げられる。
【0042】
そして、本発明のフォトレジスト組成物を利用して半導体素子のフォトレジストを形成することができる。
【0043】
一例としては、請求項32に記載のように、
(a)請求項28記載のフォトレジスト組成物を、半導体素子の基板上に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階と、
(b)露光装備を利用して前記フォトレジスト膜を露光する段階と、
(c)前記フォトレジスト膜を現像する段階と、
を含むフォトレジストパターン形成方法が挙げられる。
【0044】
ここで、請求項33に記載のように、(a)段階後にソフトベークが行われることがある。このソフトベークの温度条件としては、70−200℃が好ましく、より好ましくは80−150℃である。
【0045】
また、請求項35に記載のように、(b)段階後に、ポストベークを行っても良い。この場合、請求項36に記載のように、ポストベークの温度条件としては70−200℃が好ましく、100−200℃がより好ましい。
【0046】
また、上記のフォトレジストパターン形成方法においては、請求項37に記載のように、露光装備としては、例えば250nm(ナノメートル)以下の波長の光源が採用される。
【0047】
より具体的には、請求項38に記載のように、露光装備として、例えばArF(193nm)、KrF(248nm)、EUV、VUV(Vaccum Ultra Violet)、E−ビーム(電子ビーム)、イオンビームまたはX線(X−RAY)光源が採用される。
【0048】
そして、請求項39に記載のように、
(a)請求項28記載のフォトレジスト組成物を、半導体素子の基板上に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階と、
(b)露光装備を利用して前記フォトレジスト膜を露光する段階と、
(c)前記フォトレジスト膜を現像する段階と、を含むフォトレジストパターン形成方法を用いることにより、超微細ポジティブレジスト画像が形成された半導体素子を製造できる。
【0049】
従って、本発明によれば、優れたエッチング耐性及び接着性を有すると共に、低い生産単価で大量生産が可能なフォトレジスト組成物を得ることができ、これにより信頼性の優れた半導体素子を製造することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本発明によれば、上記の技術的課題を達成するため、下記式(1)で示される新規の化合物及びその製造方法が提供される。
【化27】
前記式で、Rは、C1−C10の置換または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、X及びYは、それぞれCH2、CH2CH2、酸素、または硫黄であり、iは0以上2以下のある定数である。
【0051】
本発明の他の技術的課題を達成するため、下記式(10)および式(11)で示されるフォトレジスト用共重合体及びその製造方法が提供される。
【化28】
前記式で、X、Y、V、W及びUはそれぞれ、CH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、RはC1−C10の置換、または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、R*は酸に敏感な保護基であり、R(は水素またはC1−C5の置換または非置換されたアルキルであり、i及びjはそれぞれ0以上2以下のある定数であり、a、b、c及びdは各共単量体の重合比を示す。
【0052】
なお、好ましくは、aは0.01〜0.2モル当量であり、bは0.1〜0.4モル当量であり、cは0.5モル当量である。
【0053】
また、本発明に係るフォトレジスト組成物は前記式(10)で示されるフォトレジスト共重合体と、光酸発生剤とを通常の有機溶媒に溶解して製造する。
【0054】
本発明者等は、親水性基を含むビシクロ誘導体が接着性を向上させるとの事実、及び、カルボキシル基を有するビシクロ誘導体が光増幅型フォトレジストの光敏感性を向上させるとの事実に基づき、このような2種の置換基を有する前記式(1)で示される化合物を製造してこれをフォトレジスト単量体に用いた。
【0055】
また、より好ましくは、前記Rは下記式(2)の構造を有する。
【化29】
前記式で、Rは、C1−C10の置換または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、X及びYは、それぞれCH2、CH2CH2、酸素、または硫黄であり、iは0以上2以下のある定数である。
【0056】
本発明に係るフォトレジスト単量体は(i)エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、ジエチレングリコール等のジアルコール化合物と、(ii)5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシリックアンヒドライド、またはエキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタリックアンヒドライド等のアンヒドライド系化合物を、(iii)テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ベンゼン、トルエン等の有機溶媒に溶解して、反応させることにより得ることができる。
【0057】
例えば、上記式(1)で示されるフォトレジスト単量体において、Rが下記式(2)で示される官能基である化合物、即ち、下記式(3)の一般式を有する化合物は、下記式(14)および(15)で示される化合物を酸触媒または塩基の存在下で反応させることによって得ることができる。
【化30】
前記式で、YはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、Zは炭素または酸素であり、R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5アルキルであり、m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。
【化31】
前記式で、YはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、Zは炭素または酸素であり、R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5のアルキルであり、m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。
【化32】
前記式で、Zは炭素または酸素であり、R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5のアルキルであり、m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。
【化33】
前記式で、YはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄である。
【0058】
このとき、上記式(14)で示される化合物は、上記式(15)で示される化合物と同量、或いは過量用いることができ、塩基としては、NaH、KH、CaH2、Na2CO3、K2CO3、LDA(lithium diisopropylamide)等を用いることができ、酸触媒としては、硫酸、酢酸、硝酸等が用いられる。
【0059】
一方、本発明に係るフォトレジスト単量体は、下記式(4)及び(5)に例示されたように、ディールスアルダー反応(Diels−Alder reaction)によって得ることもできる。
【0060】
例えば、上記式(3)で示される化合物は、先ず、式(4)に示されたように、酸触媒存在下で無水マレイン酸とジアルコールとを有機溶媒中で反応させて1次反応生成物を得た後、次いで式(4)に示されたようなディールスアルダー反応を経て得られる。
【化34】
前記式で、YはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、Zは炭素または酸素であり、R1及びR2はそれぞれ水素か、置換または非置換された直鎖または側鎖のC1−C5のアルキルであり、m及びnはそれぞれ0以上5以下のある定数である。
【0061】
一方、本発明に係るフォトレジスト共重合体は、上記式(1)で示される化合物(第1共単量体)と、酸に敏感な保護基を有する下記式(6)で示される化合物(第2共単量体)とを含み、極短波長(250nm以下)光源を採用するリソグラフィー工程に特に有用である。
【化35】
前記式で、R*は酸に敏感な保護基であり、V及びWはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、jは0以上2以下のある定数である。
【0062】
上記式(6)で示される化合物において、酸に敏感な保護基R*は露光により発生した酸と反応して脱離される。従って、露光部のフォトレジスト重合体は現像液溶解可能な状態になる反面、非露光部では前記酸に敏感な保護基がフォトレジスト重合体にそのまま付着されているため、現像液に溶解されずパターンが形成される。このように、前記第2共単量体はフォトレジスト重合体の光敏感性を向上させ現像液に対する露光部と非露光部間の溶解度差を著しくする役割をする。
【0063】
ここで、酸に敏感な保護基R*の代表的なものとしては、t−ブチル、2−テトラヒドロフラン、2−テトラヒドロピラン、エトキシエチル、t−ブトキシエチル等を挙げることができ、前記第2共単量体としては、t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート、下記式(7)で示される化合物、または、下記式(8)で示される化合物がより好ましい。
【化36】
【0064】
一方、各共単量体間の重合を容易にするため、第3共単量体として無水マレイン酸またはマレイミド誘導体を添加することが好ましい。しかし、金属触媒を利用して重合工程を行う場合には、このような重合促進用共単量体を用いることなく、十分な重合収率を得ることができる。
【0065】
一方、第1及び第2共単量体は立体的な障害が大きい置換基を有するので、このような立体的障害を調節して重合収率を向上(40%以上)させるとともに、分子量を適切に調節(より好ましくは7,000−8,000)する目的で、下記式(9)で示される化合物等をスペーサ(spacer)としてさらに添加することもできる。一方、重合の再現性の側面を重視する場合、共重合に係る共単量体の種類が少ないほど有利であるため、前記のスペーサを添加しないこともある。
【化37】
前記式で、UはCH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、R(は水素またはC1−C5のアルキルである。
【化38】
前記式で、X、Y、V、W及びUはそれぞれ、CH2、CH2CH2、酸素または硫黄であり、RはC1−C10の置換、または非置換された直鎖または側鎖アルキルか、C1−C10の置換または非置換されたエーテルか、C1−C10の置換または非置換されたエステル、或いは、C1−C10の置換または非置換されたケトンであり、R*は酸に敏感な保護基であり、R(は水素またはC1−C5の置換または非置換されたアルキルであり、i及びjはそれぞれ0以上2以下のある定数であり、a、b、c及びdは各共単量体の重合比を示す。
【0066】
本発明に係るフォトレジスト共重合体分子量は3,000〜12,000であり、好ましくは5,000−10,000である。
上記の式(10)及び式(11)で示される化合物は、重合開始剤を利用した重合工程で容易に得られる好ましい共重合体であり、上記式(12)及び(13)で示される化合物は、金属触媒を利用した重合工程で容易に得られる好ましい共重合体である。
【0067】
重合開始剤を利用した重合工程は、前記の共単量体等を重合開始剤の存在下で通常の有機溶媒に溶解することにより行われる。
【0068】
このとき、重合溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド(dimethyl formamide)、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、ジオキサン(dioxane)、メチルエチルケトン、ベンゼン(benzene)、トルエン(toluene)またはキシレン(xylene)等を用いることができ、重合開始剤としては、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、t−ブチルペルオキシド等の一般的なラジカル重合開始剤を用いることができる。
【0069】
一方、本発明に係るフォトレジスト共重合体を通常の光酸発生剤と共に有機溶媒に溶解することにより、遠紫外線領域、特にArF光源で使用可能なフォトレジスト組成物を製造することができる。
【0070】
このとき、光酸発生剤としては、硫化物(スルフィド)系またはオニウム(オニウム塩)系、例えば、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロホスフェート、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアルセネート、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアンチモネート、ジフェニルパラメトキシフェニルトリフレート、ジフェニルパラトルエニルトリフレート、ジフェニルパライソブチルフェニルトリフレート、ジフェニルパラ−t−ブチルフェニルトリフレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムトリフレート、ジブチルナフチルスルホニウムトリフレートの中から選択された一つまたは2以上を用いることができる。
【0071】
このとき、光酸発生剤は、用いられたフォトレジスト樹脂の0.05〜10重量%の量で用いられる。光酸発生剤の量が0.05重量%以下のときは、フォトレジストの光に対する敏感度が弱くなり、10%以上で用いるときは光酸発生剤が遠紫外線を多く吸収して断面のよくないパターンを得ることになる。
【0072】
また、有機溶媒としては、エチル3−エトキシプロピオネート(ethyl 3−ethoxypropionate)、メチル−3−メトキシプロピオネート(methyl3−methoxypropionate)、シクロヘキサノン(cyclohexanon)、プロピレングリコールメチル−エーテルアセテート(propyleneglycol methyl ether acetate)等を用いることができる。溶媒は用いられたフォトレジスト樹脂の200〜1,000重量%の量で用いられるが、これは望む厚さのフォトレジストを得るためである。実験によれば、600重量%のときフォトレジストの厚さは0.5μmとの結果が得られた。
【0073】
本発明のフォトレジスト組成物を利用して半導体素子のフォトレジストパターンを形成した結果、70nm以下のアイソレーション(isolation)にも倒れない優れた接着性及び高い解像度を示した。
【0074】
即ち、本発明により製造されたフォトレジスト組成物をシリコンウェーハにスピン塗布して薄膜を形成した後、70−200℃、より好ましくは80−150℃のオーブンまたは熱板で1−5分間ソフトベークし、遠紫外線露光装置またはエキシマレーザ露光装置を利用して露光した後、10−200℃より好ましくは100−200℃でポストベークを行う。
【0075】
このとき、露光源としてはArF光(193nm)またはKrF光(248nm)を含むDUV(Deep Ultra Violet)、VUV(Vaccum Ultra Violet)、E−ビーム(電子ビーム)、X線(X−RAY)、EUV、イオンビーム等を用いることもでき、露光エネルギーは0.1〜30mJ/cm2であることが好ましい。
【0076】
このように露光したウェーハを、2.38%TMAH水溶液で1分30秒間沈漬して現象することにより超微細ポジティブレジスト画像を得る。
【0077】
以下、具体的な実施例を挙げて本発明に係るフォトレジスト単量体及びフォトレジスト重合体の製造方法をより詳しく説明する。
【0078】
【実施例】
[フォトレジスト単量体の合成]
[参考例1]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの合成
テトラヒドロフラン100mlに0.1molのエチレングリコール(ethylene glycol)を投入した後、−20℃に冷却した。冷却後、塩基性触媒下で、0.1molのNaH(水素化ナトリウム)を投入し、20〜30分間攪拌した。攪拌後、0.1molの5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシリックアンヒドライド(5−norbornene−2,3−dicarboxylic anhydride)を徐々に添加した後、常温に温度を上げて、24時間反応させた。反応後、テトラヒドロフランを蒸留除去して残留溶液を0.2N HCl溶液(塩酸)500mlと混合した後、冷蔵庫で数日間結晶化させてから再び結果物を濾過し、濾過時に冷水100mlで洗滌してこれを乾燥させ、下記式(16)で示される化合物を純粋な無色固体で得た(19.4g:86%の収率)。
【化39】
【0079】
また、上記の工程においては、結晶化に多くの時間が要する(1週間以上)ため、これを改善する目的で、塩酸溶液と混合した後、500mlのエチルセテート(酢酸エチル)で抽出し、MgSO4(硫酸マグネシウム)で脱水させてから濾過し、この濾過液を真空蒸留させて白色固体を得、これをアセトン/石油エーテル(petroleum ether)で再結晶して、上記式(16)で示される化合物を純粋な状態で得ることができた(17.6g:78%の収率)。
なお、上記の工程において、塩基としてNaHを用いたが、他の塩基を用いても良く、乾燥剤としてMgSO4を用いたが、他の乾燥剤を用いることも勿論可能である。
【0080】
[参考例2]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,3−プロパンジオール(1,3−propanediol)を用いることを除いては、上記参考例1と同一の方法により下記式(17)で示される無色固体化合物を得た(21.1g:88%の収率)。
【化40】
【0081】
[参考例3]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,4−ブタンジオール(1,4−butanediol)を用いることを除いては、参考例1と同一の方法を行い下記式(18)で示される無色固体を得た(22.6g:89%の収率)。
【化41】
【0082】
[参考例4]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,5−ペンタンジオール(1,5−pentanediol)を用いることを除いては、参考例1と同一の方法により、下記式(19)で示される無色固体を得た(22.8g:85%の収率)。
【化42】
【0083】
[参考例5]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2−エチル−2−ヒドロキシメチル)ブチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール(2,2−diethyl−1,3−propandiol)を用いることを除いては、参考例1と同一の方法により下記式(20)で示される無色固体を得た(26.9g:91%の収率)。
【化43】
【0084】
[参考例6]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(2,2−dimethyl−1,3−propandiol)を用いることを除いては、参考例1と同一の方法により無色固体の形態で下記式(21)で示される化合物を得た(24.1g:90%の収率)。
【化44】
【0085】
[参考例7]
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りにジエチレングリコール(diethyleneglycol)を用いることを除いては、参考例1と同一の方法により下記式(22)の化合物を合成して無色固体を得た(19.2g:71%の収率)。
【化45】
【0086】
[実施例1]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの合成
テトラヒドロフラン100mlに0.1molのエチレングリコール(ethylene glycol)を投入後−20℃に冷却した。冷却後、0.1molのNaHを投入し20〜30分間攪拌させた。攪拌後、0.1molのエキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタリックアンヒドライド(exo−3,6−epoxy−1,2,3,6−tetrahydrophthalic anhydride)を徐々に添加した後、常温に温度を上げ24時間反応させた。反応後、テトラヒドロフランを蒸留除去して残留溶液を0.2N HCl溶液500mlと混合してから冷蔵庫で数日間結晶化させた後、結果物質を濾過し冷水100mlで洗滌してこれを乾燥させ、下記式(23)で示される化合物を無色固体で得た(19.4g:86%の収率)。
【化46】
【0087】
なお、上記式(23)で示される化合物を製造する工程においては、結晶化には1週間以上の時間を要した。従って、これを改善するため、塩酸溶液による処理の後、500mlのエチルアセテートで抽出してMgSO4で脱水した後濾過し、この濾過液を真空蒸留させて白色固体を得、これをアセトン/石油エーテルで再結晶することにより、純粋な状態の上記式(23)で示される化合物を得ることができた(17.6g:78%の収率)。
【0088】
[実施例2]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,3−プロパンジオール(1,3−propanediol)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(24)で示される化合物を無色固体形態で得た(20.8g:86%の収率)。
【化47】
【0089】
[実施例3]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,4−ブタンジオール(1,4−butanediol)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(25)で示される化合物を無色固体の形態で得た(22.3g:87%の収率)。
【化48】
【0090】
[実施例4]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに1,5−ペンタンジオール(1,5−pentanediol)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(26)で示される化合物を合成し無色固体で得た(23.8g:88%の収率)。
【化49】
【0091】
[実施例5]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−エチル−2−ヒドロキシメチル)ブチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール(2,2−diethyl−1,3−propandiol)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(27)で示される化合物を合成し、無色固体の形態で得た(27.7g:93%の収率)。
【化50】
【0092】
[実施例6]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りに2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(2,2−dimethyl−1,3−propandiol)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(28)で示される化合物を合成し無色固体で得た(23.6g:86%の収率)。
【化51】
【0093】
[実施例7]
オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルカルボキシレートの合成
反応物として、エチレングリコールの代りにジエチレングリコール(diethyleneglyco)を用いることを除いては、実施例1と同一の方法により下記式(29)で示される化合物を合成し、無色固体状態で得た(21.2g:78%の収率)。
【化52】
【0094】
なお、上記の各実施例では中和剤として塩酸(HCl)を用いたが、その他にも硝酸、硫酸、酢酸等の一般的な酸を用いることも勿論可能である。
【0095】
[フォトレジスト重合体の合成]
[参考例8]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート0.2モルと、t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート0.8モルと、無水マレイン酸(maleic anhydride)1.0molをテトラヒドロフラン(tetrahydrofuran)に溶解した。その後、前記結果物溶液に重合開始剤AIBN(azobisiso butyronitrile)を0.5〜10g投入した後、窒素或いはアルゴン雰囲気下で約60〜70℃の温度で4〜24時間の間反応させた。このようにして生成された重合体をエチルエーテル(ethyl ether)或いはヘキサン(hexane)で沈殿させた後乾燥させ、下記式(30)で示される化合物を得た(収率39%)。
【化53】
【0096】
[参考例9]
ポリ(モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートの代りに、モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシレートを同量で用いることを除いては、参考例8と同一の方法により下記式(31)で示される化合物を得た(収率36%)。
【化54】
【0097】
[参考例10]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エンド−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)の合成
t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレートの代りに、同量のt−ブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エンド−2−カルボキシレートを用いることを除いては、参考例8と同一の方法により下記式(32)で示される化合物を得た(収率38%)。
【化55】
【0098】
[実施例8]
ポリ(モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシレート/t−ブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エンド−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)の合成
t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレートの代りに、同量のt−ブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エンド−2−カルボキシレートを用いることを除いては、参考例9と同一の方法により下記式(33)で示される化合物を得た(収率37%)。
【化56】
【0099】
[参考例11]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート(10mmol)、無水マレイン酸(100mmol)、ノルボルネン(20mmol)、t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート(70mmol)、及びAIBN(0.30g)を25mlのテトラヒドロフラン溶液に溶解した後、65℃で10時間反応させた。反応後、反応混合物を結晶精製溶媒、例えば石油エーテルに滴下して固体を純粋な状態で得た後これを濾過乾燥させ、下記式(34)で示される化合物を得た(11.3g:42%の収率)。
【化57】
【0100】
[参考例12]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(35)で示される化合物を無色固体で得た(41%の収率、11.58g)。
【化58】
【0101】
[参考例13]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(36)で示される化合物を無色固体で得た(40%の収率、11.36g)。
【化59】
[参考例14]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(37)で示される化合物を無色固体で得た(41%の収率、11.7g)。
【化60】
【0102】
[参考例15]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2−エチル−2−ヒドロキシメチル)ブチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2、2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(38)で示される化合物を無色固体で得た(45%の収率、27.6g)。
【化61】
【0103】
[参考例16]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(39)で示される化合物を合成して無色固体で得た(43%の収率、11.7g)。
【化62】
【0104】
[参考例17]
ポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルカルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート)の合成
5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2−エトキシ)エタノールカルボキシレートを用いることを除いては、参考例11と同一の方法により下記式(40)で示される化合物を合成して無色固体で得た(39%の収率、10.9g)。
【化63】
【0105】
[参考例18]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート(10mmol)、無水マレイン酸(100mmol)、ノルボルネン(20mmol)、t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート(70mmol)及びAIBN(0.30g)を25mlのテトラヒドロフラン溶媒に溶解した後、65℃で10時間反応させた。反応後、反応混合物をジエチルエーテルに滴下して固体を純粋な状態で得られ、これを濾過乾燥させることにより、下記式(41)で示される化合物を得た(41%の収率、11g)。
【化64】
【0106】
[参考例19]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(42)で示される化合物を合成して無色固体で得た(42%の収率、11.3g)。
【化65】
【0107】
[参考例20]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(43)で示される化合物を合成して無色固体で得た(42%の収率、11.1g)。
【化66】
【0108】
[参考例21]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(44)で示される化合物を合成して無色固体で得た(40%の収率、10.9g)。
【化67】
[参考例22]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(45)で示される化合物を合成して無色固体で得た(44%の収率、12.1g)。
【化68】
【0109】
[参考例23]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2、2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2、2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(46)で示される化合物を合成して無色固体で得た(43%、11.7g)。
【化69】
【0110】
[参考例24]
ポリ(オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−エトキシ)エタノールカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸/ノルボルネン)の合成
オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレートの代りに、オキサビシクロ[2,2,1]オクト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−エトキシ)エタノールカルボキシレートを用いることを除いては、参考例18と同一の方法により下記式(47)で示される化合物を合成して無色固体で得た(39%の収率、10.7g)。
【化70】
【0111】
なお、上記の各実施例では、結晶精製溶媒として、石油エーテルまたはジエチルエーテルを用いたが、この他にもメタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類を用いることができる。
【0112】
[フォトレジスト組成物の製造、及びこれを利用したフォトレジストパターン形成]
[参考例25]
参考例8で得たポリ(5−ノルボルネン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジエチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/)10gを、3−メトキシメチルプロピオネート(3−metoxymathyl propionate)溶媒40gに溶解した後、光酸発生剤のトリフェニルスルホニウムトリフレート(triphenyl sulfonium triflate)、またはジブチルナフチルスルホニウムトリフレート(dibutyl naphthyl sulfonium triflate)を0.01〜1g投入して攪拌させた後、0.10μmフィルターで濾過させて、フォトレジスト組成物を得た。このように製造されたフォトレジスト組成物を半導体素子上の所定被エッチング層上部に約0.3μmの厚さで塗布した後、193nmArF光源を用いて露光した。そして、前記フォトレジストをポストベークした後、前記半導体素子を2.38%テトラメチルアモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液に沈漬・現像して0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0113】
[参考例26]
参考例8で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例9で得たポリ(モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ[2,2,2]オクと−5−エン−2,3−ジカルボキシレート/t−ブチル−5−ノルボルネン−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)を同量で用いることを除いては、参考例25と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0114】
[参考例27]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体10gと、光酸発生剤としてトリフェニルスルホニウムトリフレート0.12gをエチル3−エトキシプロピオネート溶媒60gに溶解した後、0.10μmフィルターで濾過させフォトレジスト溶液を得た。この溶液をシリコンウェーハ上にスピンコーティングした後、110℃で90秒間ソフトベークした。次いで、ArFレーザ露光装備で0.1−10mJ/?の露光エネルギーを照射した後、110℃で90秒間再びポストベークを行った。ポストベーク完了後、2.38wt%のTMAH水溶液で40秒間現像した結果、0.11μmのL/Sパターンが得られた。
【0115】
[参考例28]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例12で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0116】
[参考例29]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例13で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0117】
[参考例30]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例14で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0118】
[参考例31]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例15で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0119】
[参考例32]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例16で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0120】
[参考例33]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例17で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.12μmのL/Sパターンを得た。
【0121】
[実施例34]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例18で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.12μmのL/Sパターンを得た。
【0122】
[参考例35]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例19で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.11μmのL/Sパターンを得た。
【0123】
[参考例36]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例20で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0124】
[参考例37]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例21で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0125】
[参考例38]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例22で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.12μmのL/Sパターンを得た。
【0126】
[参考例39]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例23で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0127】
[参考例40]
参考例11で得たフォトレジスト共重合体の代りに、参考例24で得たフォトレジスト共重合体を同量で用いることを除いては、参考例27と同一の方法により0.13μmのL/Sパターンを得た。
【0128】
【発明の効果】
本発明に係るフォトレジスト単量体は、接着性向上に寄与する水酸基と、感度向上に寄与するカルボキシル基とを同時に具備している。このため、半導体素子の基板に対し優れた接着性を示すと共に優秀な感度を有する。さらに、臭気がなく、蒸留やカラムクロマトグラフィーのような複雑な分離手段を利用せず、水で容易に結晶を形成するため合成が容易であり、廉価で大量生産が可能な長所を有する。そして、このフォトレジスト単量体を用いることにより、本発明によれば、優れたエッチング耐性及び接着性を有すると共に、低い生産単価で大量生産が可能なフォトレジスト組成物を得ることができ、これにより信頼性の優れた半導体素子を製造することができる。
Claims (39)
- 前記式(1)で示されるフォトレジスト単量体において、式中、i=0であることを特徴とする請求項1記載のフォトレジスト単量体。
- 前記フォトレジスト単量体は、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシエチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシプロピルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシブチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−ヒドロキシペンチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−エチル−2−ヒドロキシメチル)ブチルカルボキシレート、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2,2−ジメチル)ヒドロキシプロピルカルボキシレート、及び、オキサビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸−3−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルカルボキシレートによってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項1記載のフォトレジスト単量体。
- 下記式(1)で示されるフォトレジスト単量体の製造方法であって、(a)有機溶媒にジアルコール化合物を添加する段階と、(b)前記結果物の溶液に塩基または酸触媒を添加した後、攪拌する段階と、(c)前記結果物の溶液にアンヒドライド化合物(anhydride compound)を添加して反応させる段階と、を含むことを特徴とするフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記アンヒドライド化合物は、エキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタリックアンヒドライドであること、を特徴とする請求項6記載のフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記ジアルコール化合物は、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、及び、ジエチレングリコールによってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項6記載のフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記有機溶媒は、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ベンゼン、及び、トルエンによってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項6記載のフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記塩基はNaH、KH、CaH2、Na2CO3、K2CO3及びLDA(lithium diisopropylamide)によってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項6記載のフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記酸触媒は硫酸、酢酸または硝酸であること、を特徴とする請求項6記載のフォトレジスト単量体の製造方法。
- 下記式(3)で示されるフォトレジスト単量体の製造方法であって、(a)下記式(4)に示されるように、酸触媒下で無水マレイン酸とジアルコールを有機溶媒中で反応させる段階と、(b)下記式(5)に示されるように、前記(a)段階の反応生成物からディールスアルダー反応(Diels-Alder reaction)で下記式(3)で示される化合物を得る段階と、を含むことを特徴とするフォトレジスト単量体の製造方法。
- 前記式(6)で示される化合物において、式中、前記R*は、t−ブチル、2−テトラヒドロフラン、2−テトラヒドロピラン、エトキシエチル、または、t−ブトキシエチルであること、を特徴とする請求項13記載のフォトレジスト共重合体。
- 前記式(1)で示される第1共単量体、および、前記式(6)で示される第2共単量体において、式中、i=j=0であること、を特徴とする請求項13記載のフォトレジスト共重合体。
- 重合促進剤として、無水マレイン酸またはマレイミド誘導体をさらに含むこと、を特徴とする請求項13記載のフォトレジスト共重合体。
- 前記フォトレジスト共重合体は、下記式(10)、(11)、(12)および(13)で示される化合物によってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項13記載のフォトレジスト共重合体。
- 平均分子量が3,000以上12,000以下であることを特徴とする請求項19記載のフォトレジスト共重合体。
- ポリ(モノ−2−エチル−2−ヒドロキシメチルブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシレート/t−ブチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エンド−2−カルボキシレート/無水マレイン酸)であること、を特徴とする請求項13記載のフォトレジスト共重合体。
- 前記有機溶媒は、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド(dimethyl formamide)、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、ジオキサン(dioxane)、メチルエチルケトン、ベンゼン(benzene)、トルエン(toluene)、及び、キシレン(xylene)によってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項22記載のフォトレジスト共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤は、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド(acetyl peroxide)、ラウリルペルオキシド、及び、t−ブチルペルオキシドによってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項22記載のフォトレジスト共重合体の製造方法。
- (i)請求項13記載のフォトレジスト共重合体と、(ii)光酸発生剤と、 (iii)有機溶媒と、を含むことを特徴とするフォトレジスト組成物。
- 前記光酸発生剤は、硫化物(sulfide)系またはオニウム系であることを特徴とする請求項28記載のフォトレジスト組成物。
- 前記光酸発生剤は、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロホスフェート、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアルセネート、ジフェニルヨウ素塩ヘキサフルオロアンチモネート、ジフェニルパラメトキシフェニルトリフレート、ジフェニルパラトルエニルトリフレート、ジフェニルパライソブチルフェニルトリフレート、ジフェニルパラ−t−ブチルフェニルトリフレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムトリフレート、及び、ジブチルナフチルスルホニウムトリフレートによってなる群から選択されたこと、を特徴とする請求項28記載のフォトレジスト組成物。
- 前記有機溶媒は、シクロヘキサノン、メチル−3−メトキシプロピオネート、エチル3−エトキシプロピオネート、及び、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートによってなる群から選択されたことを特徴とする請求項28記載のフォトレジスト組成物。
- (a)請求項28記載のフォトレジスト組成物を、半導体素子の基板上に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階と、(b)露光装備を利用して前記フォトレジスト膜を露光する段階と、(c)前記フォトレジスト膜を現像する段階と、を含むことを特徴とするフォトレジストパターン形成方法。
- 前記(a)段階後に、ソフトベークを行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項32記載のフォトレジストパターン形成方法。
- 前記ソフトベークは、70−200℃で行われることを特徴とする請求項33記載のフォトレジストパターン形成方法。
- 前記(b)段階後に、ポストベークを行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項32記載のフォトレジストパターン形成方法。
- 前記ポストベークは、70−200℃で行われることを特徴とする請求項35記載のフォトレジストパターン形成方法。
- 前記露光装備として、250nm(ナノメートル)以下の波長の光源を採用することを特徴とする請求項32記載のフォトレジストパターン形成方法。
- 前記露光装備として、ArF(193nm)、KrF(248nm)、EUV、VUV(Vaccum Ultra Violet)、E−ビーム、イオンビームまたはX線(X-RAY)光源を採用することを特徴とする請求項32記載のフォトレジストパターン形成方法。
- (a)請求項28から31のいずれかに記載のフォトレジスト組成物を、半導体素子の基板上に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階と、(b)露光装備を利用して前記フォトレジスト膜を露光する段階と、(c)前記フォトレジスト膜を現像する段階と、を含むフォトレジストパターン形成方法を用いて製造されたことを特徴とする半導体素子。
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