JP3586740B2 - Engine intake structure of underbone type motorcycle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
斯かるアンダーボーン型自動二輪車に限らず他の任意の形式の自動二輪車において、エンジンの性能を向上させることを目的として、エアクリーナとキャブレタとの間の連通路中に枝分れした吸気チャンバーを設けることは既になされているが、本発明者はエンジンのアイドリングを安定させるための種々の実験を試み、その結果、エンジンに連通されたエアクリーナと該エアクリーナに外気を導入するための外気導入口との間の外気導入通路中に、枝分れした吸気チャンバーを設けることが有効であることを見出した。
【0003】
而して、上述のように外気導入通路中に吸気チャンバーを設けることによってアイドリング時のエンジンの回転変動に伴う吸気脈動が解消され、又、吸気チャンバーに大容量の吸気を滞留しておくことによって混合気の空燃比のバラツキが解消されてエンジンのアイドリングが安定化する。尚、吸気チャンバーはエンジンから離れた位置に設けられるため、該吸気チャンバーはエンジン性能に殆ど影響を及ぼさず、従って、自動二輪車の走行時のエンジン性能が吸気チャンバーの存在によって低下することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動二輪車のように吸気チャンバーを独立の部品として別個に設けると、部品点数が増加してコストアップを招くとともに、該吸気チャンバーの設置スペースを別に確保する必要があり、車体の大型化を招く他、特にアンダーボーン型自動二輪車における前抉り空間の減少を招いてライダーの乗降性を悪化させる可能性がある。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数の増加や車体の大型化、ライダーの乗降性の悪化等を招くことなく、既設の部品を利用して吸気チャンバーによるエンジンのアイドリングを安定させるという効果を発揮せしめることができるアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハンドルを回転自在に支持するヘッドパイプと該ヘッドパイプから後方に向かって斜め下方に延出するダウンチューブを含んで構成される車体フレームと、前記ダウンチューブの下方に配置されたエンジンと、該エンジンに連通されるエアクリーナを備えるアンダーボーン型自動二輪車において、
前記ダウンチューブ内を閉空間とするとともに該ダウンチューブに開口部を形成し、外気を導入するための外気導入口と、該外気導入口と前記エアクリーナとの間に形成された外気導入通路を備え、該外気導入通路に、前記ダウンチューブ内の閉空間を開口部を介して連通せしめるとともに、前記エアクリーナを前記ダウンチューブ内の閉空間よりも下流側に配置したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ヘッドパイプと前記ダウンチューブとの連結部を補強するために両者に亘って溶着され、前記外気導入口に連通する吸入口を有するガセットを備え、該ガセットの前記吸入口を車体前後方向に長い長孔としてガセットの上部に形成し、前記ダウンチューブの前記開口部を車体前後方向に長い長孔としてダウンチューブの上部であって且つ前記ガセットの内側に形成し、該ダウンチューブの開口部と前記ガセットの吸入口とを上下方向において略同じ位置に配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ガセットの開口部と前記エアクリーナとを吸気ダクトによって連結するとともに、前記ダウンチューブの開口部を、車体前後方向において前記吸気ダクトの開口部と前記外気導入口との間に設けたことを特徴とする。
【0009】
従って、請求項1記載の発明によれば、既設のダウンチューブ内に形成される閉空間が吸気チャンバーとして機能するため、独立の吸気チャンバーを別個に設ける必要がなく、部品点数の削減とコストダウン及び車体の小型化、更には前抉り空間の減少に伴うライダーの乗降性の悪化防止等を図りつつ、ダウンチューブ内の閉空間にエンジンのアイトリングの安定化という吸気チャンバーとしての効果を発揮せしめることができる。特に、エアクリーナをダウンチューブ内の閉空間よりも下流側に配置したため、エアクリーナとダウンチューブ内の閉空間の各容量を加えた大容量の吸気を滞留しておくことができ、混合気の空燃比のバラツキを解消してエンジンのアイドリングを安定化させることができる。
【0010】
又、請求項2記載の発明によれば、ダウンチューブの開口部をその開口面積を稼ぐために車体前後方向に長い長孔としても、この開口部は補強部材であるガセットの内側に設けられるため、該開口部によってダウンチューブの剛性が著しく低下することがなく、ダウンチューブには必要十分な剛性が確保される。又、ダウンチューブの開口部とガセットの吸入口とを上下方向において略同じ位置に配置したため、外気導入口から導入される外気は、ガセットの吸入口からダウンチューブの開口部を通ってダウンチューブ内の閉空間に効率良く導入される。
【0011】
更に、請求項3記載の発明によれば、開口部が車体前後方向においてエアクリーナの吸気ダクトの開口部と外気導入口との間に設けられるため、外気導入口から導入される外気は開口部からダウンチューブ内の閉空間に効率良く流入する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明に係るエンジン吸気構造を備えるアンダーボーン型自動二輪車の側面図、図2は同自動二輪車の部分正面図、図3は本発明に係るエンジン吸気構造を示す同自動二輪車の部分側面図、図4は同自動二輪車のエンジン吸気構造部の破断正面図である。
【0014】
図1に示すアンダーボーン型自動二輪車1において、2は車体前方上部に位置するヘッドパイプ2であって、該ヘッドパイプ2からは大径のダウンチューブ3が後方(図1の右方)に向かって斜め下方に延出している。そして、ダウンチューブ3の後端部からは左右一対のシートレールフレーム4が後方に向かって斜め上方に延出しており、ヘッドパイプ2とダウンチューブ3及びシートレールフレーム4は車体フレームを構成している。
【0015】
ところで、上記ヘッドパイプ2内にはステアリングシャフト5が回動自在に挿通しており、該ステアリングシャフト5の上端部にはハンドル6が結着されている。そして、ステアリングシャフト5の下端部にはフロントフォーク7の上端部が結着されており、該フロントフォーク7の下端部には前輪8が回転自在に軸支されている。尚、フロントフォーク7の上部はマッドガード9によって覆われており、前輪8の上半部はフロントフェンダ10によって覆われている。
【0016】
又、前記ダウンチューブ3の後端部には略L字状に湾曲したリヤアームブラケット11が溶着されており、該リヤアームブラケット11とダウンチューブ3には4サイクルエンジン12が取付支持されている。この4サイクルエンジン12は、ダウンチューブ3の下方に車体前方に向かって略水平に延びるシリンダ12aを有し、該シリンダ12aには車体前後方向に延びる複数の冷却フィン12a−1が形成されている。又、エンジン12のクランクケース12bの底部にはオイルパンが形成されており、エンジン12の底部はエンジンガード13によって保護されている。尚、図1において、14,15はステップ、16はメインスタンド、17はサイドスタンドである。
【0017】
ここで、本発明に係るエンジン吸気構造について説明する。
【0018】
本実施の形態に係る自動二輪車1においては、前記ダウンチューブ3の後端部は蓋部材36によって閉塞され、該ダウンチューブ3内には閉空間S(図4参照)が形成されている。
【0019】
又、前記ヘッドパイプ2とダウンチューブ3との連結部を補強するガセット18がヘッドパイプ2とダウンチューブ3に亘って溶着されており、該ガセット18は吸気ボックスを構成している。そして、このガセット18の両側部には円形の開口部18a(図3参照)が形成されており、これらの開口部18aにはエアクリーナ20の左右一対の吸気ダクト19が接続されている。
【0020】
而して、図3及び図4に示すように、ダウンチューブ3の前記ガセット18内に位置する部分には、車体前後方向に長い幅狭の長孔で構成される開口部3aが形成されており、又、ガセット18の上部には同様に車体前後方向に長い幅狭の長孔で構成される吸入口18bが形成されている。そして、ガセット18の上面には樹脂製のカバー37が前記吸気口18bを覆うように不図示のネジで着脱自在に取り付けられており、該カバー37の後端は大気に開口する外気導入口37aを構成している。従って、ダウンチューブ3の開口部3aは車体前後方向において前記エアクリーナ20の吸気ダクト19の開口部19a(図4参照)と前記外気導入口37aとの間に配置されている。
【0021】
一方、前記エアクリーナ20の下部にはキャブレタ21が吸気管22によって接続されており、該キャブレタ21は吸気管23によって前記シリンダ12aの不図示の吸気通路に接続されている。尚、シリンダ12aの下方からは排気管24が導出している。又、図3に示すように、エアクリーナ20内にはエレメント20aが収納されている。
【0022】
従って、本発明に係るエンジン吸気構造においては、エンジン12に連通されるエアクリーナ20と該エアクリーナ20に外気を導入する外気導入口37aとの間の外気導入通路中に、開口部3aを介してダウンチューブ3内の閉空間Sが連通せしめられている。
【0023】
ところで、図1に示すように、エンジン12の上方にはタンデム型のシート25が前記シートレールフレーム4に支持されて配置されており、該シート25の下方には燃料タンク26とバッテリ27が配設されている。
【0024】
又、前記リヤアームブラケット11にはリヤアーム28の前端部がピボットシャフト29によって上下に回動自在に軸支されており、該リヤアームブラケット28の後端部には後輪30が回転自在に軸支されている。そして、リヤアーム28と後輪30は、前記シートレールフレーム4とリヤアーム28の間に介装されたリヤクッション31によって車体に懸架されている。尚、後輪30の上半部はリヤフェンダ32によって覆われている。又、図1において、33はエンジン12の回転動力を後輪30に伝達するための不図示のチェーンを覆うチェーンケースである。
【0025】
而して、以上の構成を有する自動二輪車1は樹脂製の車体カバー34によって覆われているが、該車体カバー34は、前記ダウンチューブ3からエンジン12の両側方に至る部位を覆うレッグシールド34aと車体後半部を覆うリヤカバー34bとで構成されている。
【0026】
又、本実施の形態に係る自動二輪車1においては、前記ダウンチューブ3の下側であって、且つ、エンジン12のシリンダ12aの上方には、走行風をシリンダ12aに効率良く導いてエンジン12の冷却性能を高めるための導風板35がダウンチューブ3に沿って車体後方に向かって斜め下方に傾斜して配置されている。
【0027】
以上のように構成されるアンダーボーン型自動二輪車1において、エンジン12が駆動されると、該エンジン12の吸気行程で発生する負圧に引かれて外気が図3に矢印にて示すように前記カバー37の外気導入口37aからカバー37内に吸引される。そして、カバー37内に吸引された外気は吸入口18bを通ってガセット18内に流入し、開口部3aを通ってダウンチューブ3内の閉空間S内に流入して一旦滞留されるとともに、開口部18a,19aを通って左右の吸気ダクト19内を流れてエアクリーナ20に導かれる。エアクリーナ20に導かれた外気は、エアクリーナ20のエレメント20aを通過することによって浄化された後、吸気管22を経てキャブレタ21に導かれ、該キャブレタ21において噴霧状の燃料と混合せしめられて所定の空燃比の混合気が形成される。
【0028】
而して、キャブレタ21において形成された混合気は、吸気管23を経てエンジン12の燃焼室に供給されて燃焼に供され、この混合気の燃焼によって発生した排気ガスは前記排気管24を経て大気中に排出される。
【0029】
以上において、本実施の形態に係るエンジン吸気構造においては、エアクリーナ20と該エアクリーナ20に外気を導入するための外気導入口37aとの間の外気導入通路中に、枝分かれしたダウンチューブ3内の閉空間Sが連通せしめられるため、この閉空間Sが吸気チャンバーとして機能して該閉空間Sに外気が流入して一旦滞留されるため、アイドリング時のエンジン12の回転変動に伴う吸気脈動が解消され、又、閉空間Sに大容量の外気(吸気)を滞留しておくことによって混合気の空燃比のバラツキが解消されてエンジン12のアイドリングが安定化する。尚、吸気チャンバーとしての閉空間Sはエンジン12から離れた位置に設けられるため、該閉空間Sはエンジン12の性能に殆ど影響を及ぼさず、従って、自動二輪車1の走行時のエンジン12の性能が閉空間Sの存在によって低下することはない。
【0030】
以上のように、本実施の形態では、既設のダウンチューブ3内に形成される閉空間Sが吸気チャンバーとして機能するため、従来のように独立の吸気チャンバーを別個に設ける必要がなく、部品点数の削減とコストダウン及び車体の小型化を図ることができるとともに、特にアンダーボーン型自動二輪車1において前抉り空間の減少を伴うことがなく、ライダーの乗降性の悪化を招くこともない。そして、これらを図りつつ、ダウンチューブ3内の閉空間Sにエンジン12のアイドリングの安定化という吸気チャンバーとしての効果を発揮せしめることができる。尚、ダウンチューブ3は太くて長いため、これの内部に形成される閉空間Sの容量や長さ及び形状を自由に設定することができる。
【0031】
又、本実施の形態によれば、ダウンチューブ3に形成される開口部3aは車体前後方向に長い幅狭の長孔であるとともに補強部材であるガセット18の内側に設けられるため、該開口部3aによってダウンチューブ3の剛性が著しく低下することがなく、ダウンチューブ3には必要十分な剛性が確保される。
【0032】
更に、本実施の形態によれば、開口部3aが車体前後方向においてエアクリーナ20の吸気ダクト19の開口部19aと外気導入口37aとの間に設けられ、又、外気導入口37aから吸気ダクト19に至る外気の流れ方向(車体前後方向)に直交する方向に開口部19aが開口しているため、外気導入口37aから導入される外気は開口部3aからダウンチューブ3内の閉空間Sに効率良く流入して滞留される。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1記載の発明によれば、既設のダウンチューブ内に形成される閉空間が吸気チャンバーとして機能するため、独立の吸気チャンバーを別個に設ける必要がなく、部品点数の削減とコストダウン及び車体の小型化、更には前抉り空間の減少に伴うライダーの乗降性の悪化防止等を図りつつ、ダウンチューブ内の閉空間にエンジンのアイトリングの安定化という吸気チャンバーとしての効果を発揮せしめることができるという効果が得られる。特に、エアクリーナをダウンチューブ内の閉空間よりも下流側に配置したため、エアクリーナとダウンチューブ内の閉空間の各容量を加えた大容量の吸気を滞留しておくことができ、混合気の空燃比のバラツキを解消してエンジンのアイドリングを安定化させることができる。
【0034】
又、請求項2記載の発明によれば、ダウンチューブの開口部をその開口面積を稼ぐために車体前後方向に長い長孔としても、この開口部は補強部材であるガセットの内側に設けられるため、該開口部によってダウンチューブの剛性が著しく低下することがなく、ダウンチューブには必要十分な剛性が確保されるという効果が得られる。又、ダウンチューブの開口部とガセットの吸入口とを上下方向において略同じ位置に配置したため、外気導入口から導入される外気は、ガセットの吸入口からダウンチューブの開口部を通ってダウンチューブ内の閉空間に効率良く導入される。
【0035】
更に、請求項3記載の発明によれば、開口部が車体前後方向においてエアクリーナの吸気ダクトの開口部と外気導入口との間に設けられるため、外気導入口から導入される外気は開口部からダウンチューブ内の閉空間に効率良く流入するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン吸気構造を備えるアンダーボーン型自動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係るエンジン吸気構造を備えるアンダーボーン型自動二輪車の部分正面図である。
【図3】本発明に係るエンジン吸気構造を示すアンダーボーン型自動二輪車の部分側面図である。
【図4】アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造部の破断正面図である。
【符号の説明】
1 アンタダーボーン型自動二輪車
2 ヘッドパイプ
3 ダウンチューブ
3a 開口部
6 ハンドル
12 エンジン
18 ガセット
18a 開口部
18b 吸入口
19 吸気ダクト
19a 開口部
20 エアクリーナ
37 カバー
37a 外気導入口
S 閉空間[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an engine intake structure for an underbone type motorcycle.
[0002]
[Prior art]
In order to improve the performance of the engine in not only the underbone type motorcycle but also any other type of motorcycle, a branched intake chamber is provided in a communication passage between the air cleaner and the carburetor. Although this has already been done, the inventor tried various experiments for stabilizing the idling of the engine, and as a result, the air cleaner connected to the engine and the outside air inlet for introducing outside air to the air cleaner were found. It has been found that it is effective to provide a branched intake chamber in the outside air introduction passage therebetween.
[0003]
Thus, by providing the intake chamber in the outside air introduction passage as described above, intake pulsation due to engine rotation fluctuation during idling is eliminated, and large capacity intake air is retained in the intake chamber. The variation in the air-fuel ratio of the air-fuel mixture is eliminated, and the idling of the engine is stabilized. Since the intake chamber is provided at a position distant from the engine, the intake chamber has almost no effect on the engine performance. Therefore, the engine performance during the running of the motorcycle does not decrease due to the presence of the intake chamber.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the intake chamber is separately provided as an independent part as in a conventional motorcycle, the number of parts increases and the cost increases, and it is necessary to secure a separate installation space for the intake chamber. In addition to this, there is a possibility that the front gouge space of the underbone type motorcycle is reduced, and that the rider's getting on and off is deteriorated.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to use an existing part to intake air without increasing the number of parts, increasing the size of a vehicle body, and deteriorating rider getting on and off. It is an object of the present invention to provide an engine intake structure of an underbone type motorcycle that can exert an effect of stabilizing an engine idling by a chamber.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an invention according to
The inside of the down tube is a closed space and an opening is formed in the down tube, an outside air introduction port for introducing outside air, and an outside air introduction passage formed between the outside air introduction port and the air cleaner. , the outer air introduction passage, together occupy passed, communicating the closed space in the down tube via the opening, characterized in that the air cleaner is arranged downstream of the closed space in the down tube.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, over both welded to reinforce the connection portion between the down tube and the head pipe, having a suction port communicating with the outside air introduction port A gusset, wherein the suction port of the gusset is formed at the top of the gusset as a long hole extending in the vehicle body front-rear direction, and the opening of the down tube is an upper part of the down tube as a long hole extending in the vehicle body front-back direction, and The gusset is formed inside, and the opening of the down tube and the suction port of the gusset are arranged at substantially the same position in the vertical direction .
[0008]
According to a third aspect of the invention, in the invention according to
[0009]
Therefore, according to the first aspect of the present invention, since the closed space formed in the existing down tube functions as an intake chamber, there is no need to separately provide an independent intake chamber, thereby reducing the number of parts and cost. In addition to reducing the size of the body and preventing the rider from getting on and off due to the decrease in the space for the front gouging, the closed space inside the down tube has the effect of stabilizing the engine's idling as an intake chamber. be able to. In particular, since the air cleaner is located downstream of the closed space in the down tube, a large amount of intake air, which is the sum of the volumes of the air cleaner and the closed space in the down tube, can be retained, and the air-fuel ratio of the air-fuel mixture can be kept. And the engine idling can be stabilized.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, even if the opening of the down tube is a long hole elongated in the front-rear direction of the vehicle body in order to increase the opening area, this opening is provided inside the gusset as a reinforcing member. The opening does not significantly reduce the rigidity of the down tube, and the down tube has sufficient and necessary rigidity. In addition, since the opening of the down tube and the suction port of the gusset are arranged at substantially the same position in the vertical direction, the outside air introduced from the outside air introduction port passes through the opening of the down tube from the suction port of the gusset and enters the down tube. Is efficiently introduced into the closed space.
[0011]
Further, according to the third aspect of the present invention, since the opening is provided between the opening of the intake duct of the air cleaner and the outside air introduction port in the longitudinal direction of the vehicle body, the outside air introduced from the outside air introduction port flows from the opening. Efficiently flows into the closed space in the down tube.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0013]
1 is a side view of an underbone type motorcycle having an engine intake structure according to the present invention, FIG. 2 is a partial front view of the motorcycle, and FIG. 3 is a partial side view of the motorcycle showing an engine intake structure according to the present invention. FIG. 4 is a cutaway front view of the engine intake structure of the motorcycle.
[0014]
In the underbone-
[0015]
A steering shaft 5 is rotatably inserted into the
[0016]
A rear arm bracket 11 curved in a substantially L shape is welded to the rear end of the down tube 3, and a four-
[0017]
Here, the engine intake structure according to the present invention will be described.
[0018]
In the
[0019]
A
[0020]
Thus, as shown in FIGS. 3 and 4, an
[0021]
On the other hand, a
[0022]
Therefore, in the engine intake structure according to the present invention, the air intake passage between the
[0023]
As shown in FIG. 1, a tandem-
[0024]
A front end of a
[0025]
The
[0026]
Further, in the
[0027]
In the
[0028]
Thus, the air-fuel mixture formed in the
[0029]
As described above, in the engine intake structure according to the present embodiment, the inside of the branched down tube 3 is closed in the outside air introduction passage between the
[0030]
As described above, in the present embodiment, since the closed space S formed in the existing down tube 3 functions as an intake chamber, there is no need to separately provide an independent intake chamber as in the related art, and the number of parts is reduced. , Cost reduction and downsizing of the vehicle body can be achieved, and in particular, in the
[0031]
In addition, according to the present embodiment, the
[0032]
Further, according to the present embodiment, the
[0033]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, according to the first aspect of the present invention, since the closed space formed in the existing down tube functions as an intake chamber, there is no need to separately provide an independent intake chamber. In addition to reducing the number of parts and cost, miniaturizing the body, and preventing the rider from getting on and off due to the reduction of the front gouge space, the intake of the engine stabilizes in the closed space inside the down tube. The effect that the effect as a chamber can be exhibited is obtained. In particular, since the air cleaner is located downstream of the closed space in the down tube, a large amount of intake air, which is the sum of the volumes of the air cleaner and the closed space in the down tube, can be retained, and the air-fuel ratio of the air-fuel mixture can be kept. And the engine idling can be stabilized.
[0034]
According to the second aspect of the present invention, even if the opening of the down tube is a long hole elongated in the front-rear direction of the vehicle body in order to increase the opening area, this opening is provided inside the gusset as a reinforcing member. Further, the rigidity of the down tube is not significantly reduced by the opening, and the effect that the necessary and sufficient rigidity is secured in the down tube is obtained. In addition, since the opening of the down tube and the suction port of the gusset are arranged at substantially the same position in the vertical direction, the outside air introduced from the outside air introduction port passes through the opening of the down tube from the suction port of the gusset and enters the down tube. Is efficiently introduced into the closed space.
[0035]
Further, according to the third aspect of the present invention, since the opening is provided between the opening of the intake duct of the air cleaner and the outside air introduction port in the longitudinal direction of the vehicle body, the outside air introduced from the outside air introduction port flows from the opening. The effect of efficiently flowing into the closed space in the down tube is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an underbone type motorcycle including an engine intake structure according to the present invention.
FIG. 2 is a partial front view of an underbone type motorcycle including an engine intake structure according to the present invention.
FIG. 3 is a partial side view of an underbone type motorcycle showing an engine intake structure according to the present invention.
FIG. 4 is a cutaway front view of an engine intake structure of the underbone type motorcycle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ダウンチューブ内を閉空間とするとともに該ダウンチューブに開口部を形成し、外気を導入するための外気導入口と、該外気導入口と前記エアクリーナとの間に形成された外気導入通路を備え、該外気導入通路に、前記ダウンチューブ内の閉空間を開口部を介して連通せしめるとともに、前記エアクリーナを前記ダウンチューブ内の閉空間よりも下流側に配置したことを特徴とするアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造。A vehicle body frame including a head pipe rotatably supporting a handle and a down tube extending obliquely downward toward the rear from the head pipe; an engine disposed below the down tube ; and the engine In an underbone type motorcycle equipped with an air cleaner communicating with
The inside of the down tube is a closed space and an opening is formed in the down tube, an outside air introduction port for introducing outside air, and an outside air introduction passage formed between the outside air introduction port and the air cleaner. Wherein the closed space in the down tube is communicated with the outside air introduction passage through an opening, and the air cleaner is disposed downstream of the closed space in the down tube. Engine intake structure for motorcycles.
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