JP3581951B2 - モータの軸受摩耗監視装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、モータに内在するシャフトの軸受の摩耗を監視するモータの軸受摩耗監視装置に関し、特に、軸受の監視のために検出されるモータからの検出信号を遠隔操作にて調整できるモータの軸受摩耗監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
モータの一例としてのキャンドモータは、一般にポンプ用モータとしてプラントに使用されて高い信頼性が要求されているため、その回転子を支承する軸受の摩耗を外部から監視する装置が不可欠なものとなっている。従来、この種の軸受摩耗監視装置としては、例えば図6に示すように、キャンドモータ本体101の端部に立設状態で設けられた端子箱102と、この端子箱102の上面開口部102aを閉塞する蓋体103とを有している。
【0003】
端子箱102は略円筒状に形成され、その内部には端子板104が設けられ、この端子板104にはその板厚方向(端子箱102の軸方向)に延びた複数本の端子が埋設されている。そして、この端子板104の各端子のキャンドモータ本体101側には、他端が図示しないモータのコイルや温度検出用のサーモスタット、及びキャンドモータ本体101内の軸受の摩耗状態を検出する検出コイル等に接続された電線の一端が接続され、端子の端子箱102の上面開口部102a側には、端子箱102の外周壁の電線挿通孔110から引き込まれた外部電源線108(電源ケーブル)等が接続されている。
【0004】
蓋体103には、軸受の摩耗状態に対応した信号を処理する処理回路等が実装されたプリント基板、該プリント基板で処理された軸受の摩耗状態を表示する表示計、プリント基板で処理される信号のゼロ点設定等ゲイン調整を行うための調整用半固定抵抗器等が配設されている。また、蓋体103の上面には表示計を外部から視認可能とするガラス窓106が形成されており、作業者が軸受の摩耗状態を目視できるようにされている。
また、蓋体103下端のフランジに複数形成されたボルト孔にボルト105を挿通し、端子箱102上端に螺合することにより、端子箱102に蓋体103が取り付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のものは、端子箱102が蓋体103によって密閉されているため、プリント基板で処理される信号のゼロ点設定等ゲイン調整を行うためには、ボルトを全て外して蓋体103を取り外した後、モータや軸受摩耗監視装置に通電しつつ、調整用半固定抵抗器をドライバで回す必要があった。更に、調整後には、再びボルトにて端子箱102に蓋体103を取り付ける必要があり、調整作業が極めて困難であり面倒なものであった。
【0006】
また、上記キャンドモータが防曝エリアに設置されている場合、上述した一連の作業の前に、キャンドモータを非防曝エリアに移動させたり、モータ周囲の爆発性ガスを取り除く必要があった。この場合は、作業に多大な時間がかかるため、調整作業時期を考慮する必要があるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するために、軸受の監視のために検出されるモータからの検出信号を遠隔操作にてゼロ点設定等ゲイン調整することにより、検出信号の調整のための作業性を向上し得るモータの軸受摩耗監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、シャフトを回転自在に支承する軸受を有するモータからの検出信号を処理することにより前記軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段と、該軸受摩耗監視手段により監視された軸受の摩耗状態を表示する表示手段と、前記軸受摩耗監視手段で検出された検出信号を調整し得るとともに、前記表示手段に調整された信号を送信する調整手段と、前記軸受摩耗監視手段、表示手段、及び調整手段を内部に密閉収容し、一部に透視窓が形成されて前記表示手段を視認可能とした保護カバーとを具備したモータの軸受摩耗監視装置において、前記保護カバーの外部から前記透視窓を通して、前記調整手段による検出信号のゼロ点設定等ゲイン調整を遠隔操作にて行わせる遠隔操作手段を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、軸受摩耗監視手段にて検出された検出信号に対し、保護カバーの外部から透視窓を通して遠隔操作手段による遠隔操作にてゼロ点設定等ゲイン調整する。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記モータが、インペラと連結したシャフトを回転自在に支承する軸受を有するキャンドモータであることを特徴とする。
かかる構成によれば、インペラと連結したシャフトを回転自在に支承する軸受の摩耗を監視する。
請求項3に係る発明は、前記遠隔操作手段が、前記保護カバーの外部から発せられた光信号を受信する受光素子を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、保護カバーの外部から検出信号の調整のための指令信号を光信号として送信し、この光信号を受光素子にて受信することにより検出信号の調整操作を行う。
請求項4に係る発明は、前記遠隔操作手段が、前記保護カバーの外部に光信号を送信する発光素子を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、軸受摩耗監視手段で検出した検出信号や設定値を発光素子にて保護カバーの外部に送信し、この光信号から検出信号及び設定値を確認可能とする。
【0009】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
まず、モータにおける軸受の摩耗監視のための構成について、図5(a)及び(b)に基づいて説明する。
本実施形態で適用されるキャンドモータは、ポンプ部のインペラに連結されたシャフト54は、その端点近傍の2カ所で支承されており、ロータと共に回転子54を成す。ステータである固定子51の鉄心歯部の180度対向した位置において、各鉄心歯部の長手方向全周に亘って検出コイル52a、52bを取り付け、この検出コイル52a、52bの出力が差動となるように接続し、その検出信号を監視するようにしたものである。
【0010】
そして、回転子54の回転により検出コイル52a、52bに誘起する電圧は、電源周波数に同期した基本波電圧に回転子溝54aの影響による高調波電圧が重畳したものとなるが、180度間隔で設置された検出コイル52a、52bの出力が差動となるように結線されているため、基本波電圧が消されて高調波電圧の瞬時値の差が検出信号として表示される。したがって、軸受が摩耗し固定子51と回転子54との間隔d1、d2が変化する(即ち、軸受が摩耗して回転子54がラジアル方向に移動する)と、検出コイル52a、52bの高調波電圧が変化に対応した差動出力となって軸受摩耗監視装置に伝達されて表示されることになる。
【0011】
更に、図示はしないが、固定子鉄心歯部の長手方向両端にそれぞれ180度間隔で対向する2個の半径方向検出用の検出コイル52a、52bと2個の軸方向検出用の検出コイルをそれぞれ設置し、両端で対向する各検出コイルも検出コイル52a、52bと同様、差動出力結線されており、軸受が摩耗して回転子54がスラスト方向に移動した場合にも、その移動に対応した検出信号が軸受摩耗監視装置に伝達されて表示されることになる。
【0012】
次に、本実施形態における軸受摩耗監視装置について説明する。
図1及び図2において、軸受摩耗監視装置1は、略円筒形状の端子箱2(ジャンクションボックス)と、この端子箱2の上面開口部2aを閉塞する如く4本のボルト4で脱着可能に取り付けられた蓋体3とを有し、これらは保護カバーを成している。端子箱2は、その下面開口部2b内にガラス製の端子板5が4本のネジ6によって固定され、この端子板5には複数本の端子7が、その上下端部を端子板5の板厚方向の両面から所定寸法突出した状態で、その中央部分が端子板5に埋設されている。
【0013】
端子箱2の外周壁面2cの所定箇所には、端子箱2の内外に連通する例えば3つのネジ部を有する電線挿通孔8が併設状態で設けられ、この電線挿通孔8のネジ部には端子箱2内を気密にし得る適宜材質のグロメット9がそれぞれねじ込まれている。また、端子箱2の下面開口部2bには、ターミナルフランジ10の上部が固定されて、このターミナルフランジ10の下部がキャンドモータ本体11の外周壁に溶接等で固定されることにより、端子箱2がキャンドモータ本体11に立設した状態で配置されている。
【0014】
端子箱2内の端子7は、ボルト状に形成されてその上下端部には雄ネジ7a、7bがそれぞれ形成されており、この雄ネジ7a、7bには一対のナット13、14がそれぞれ螺合されている。そして、端子7の下端側の雄ネジ7bには、キャンドモータ本体11内部の図示しないサーモスタット等に接続された内部リード線15a、及びコイル(図示せず)に接続された内部電源線16a等の複数の電線が接続されている。また、端子7の上端側の雄ネジ7aには、上記電線挿通孔8から端子箱2内に引き込まれた外部リード線(図示せず)や外部電源線16b(電源ケーブル)、あるいは蓋体3に接続された信号線17等が接続されている。
【0015】
この端子7の雄ネジ7a、7bと各電線の接続は、ナット13を外した状態で、各電線の端末に固着された圧着端子18の孔を雄ネジ7a、7bに挿通させ、この雄ネジ7a、7bにナット13を螺合させて締め付けることによって行われ、圧着端子18は、一対のナット13、14で挟持固定されて各端子7に電気的に接続されている。
端子箱2の蓋体3との当接部となる上面開口部2aの反電線挿通孔8側の端面2dには、蓋係止用ピン19が埋設されている。この蓋係止用ピン19は、後述する蓋体3の貫通孔20を貫通して所定長さ上方に突出する長さに設定され、その下端の雄ネジ19bを端子箱2の上面開口部2aに設けたネジ孔21(もしくは孔)に、ねじ込む(もしくは打ち込む)ことによって埋設されている。また、この蓋係止用ピン19の上部には雄ネジ19aが形成されている。
【0016】
ここで、蓋係止用ピン19に係合される蓋体3の貫通孔20を、蓋体3の外周壁面3c側の端面3dに設けることにより、蓋体3を蓋係止用ピン19に係合させた際に、蓋体3が端子箱2の外周壁面2cに並んだ状態で保持することができるため、例えば後述するプリント基板24の交換等の保守作業時における信号線17の配線を容易に行うことができると共に、蓋体3の外周壁面3cと端子箱2の外周壁面2cの当接によって、蓋体3の回転が所定範囲内に規制されるため、蓋体3の保持状態が安定し配線作業の作業性を一層向上させることが可能となっている。
【0017】
一方、端子箱2の上面開口部2aを閉塞する箱体3は、略円筒形状に形成されて、その上面開口部3a側にキャンドモータ本体11内の軸受の摩耗状態を表示する表示手段としての表示板23が配設されている。この表示板23の下部には、軸受のスラスト方向及びラジアル方向の摩耗に対応して点灯する複数のLED(発光ダイオード)31が配設されており、表示板23は、LED31の光を透過して軸受の摩耗を表示するよう構成されている。また、蓋体3の上面には、表示板23で表示された軸受の摩耗状態を視認可能とするための強化ガラスから成るガラス窓30が形成されている。
【0018】
表示板23の下部にはプリント基板24が配設されている。このプリント基板24は、図示の如く上段、中段、下段の三段で構成されるとともに、これら三つのプリント基板24は、それぞれ図示しないコネクタによって電気的に連結されている。プリント基板24には、キャンドモータの検出コイルからの検出信号により軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段を構成する処理回路36(図4参照)やトランス25等が実装されている。尚、中段のプリント基板24には入力端子としての複数本のコネクタ26が設けられている。
また、蓋体3の下面開口部3bは、図示しないネジによって固定された板体27で閉塞され、この板体27の適宜位置には内外に連通する信号線挿通孔28が形成されている。そして、この信号線17としては例えば多芯ケーブルが使用され、その一端はプリント基板24に設けられた上記コネクタ26に接続され、他端は端子箱2の端子7にそれぞれ接続されている。
【0019】
なお、板体27の信号線挿通孔28内には、蓋体3の内部を気密にすると共に信号線17の移動を防止する樹脂29が充填されており、また、信号線17の長さは、板体27より端子箱2側の部分が所定の弛みを有するように設定されている。この蓋体3の端子箱2との当接部となる下面開口部3bの外周部の端面3dには、上下方向に貫通する上記貫通孔20が形成され、通常この貫通孔20に上記蓋係止用ピン19の突出部が挿通されている。
【0020】
ここで、本発明に係る軸受摩耗監視装置1においては、端子箱2及び蓋体3の外部からガラス窓30を通して、検出コイルで検出された検出信号を遠隔操作にて調整する遠隔操作手段としての発光素子32及び受光素子33が配設されている。これら発光素子32及び受光素子33は、LED31近傍に配設され、図3に示すように、表示板23に形成された発光素子用孔32a、受光素子用孔33aによって、ガラス窓30側に受発光面を対面させた状態で配設されている。これら発光素子用孔32a、受光素子用孔33aを透過材(透明樹脂やガラス等)で覆うことにより、透過窓を形成してもよい。
尚、図中の符号31a及び31bは、LED31の光を透過する複数の透過窓であり、符号31cは、表示板23に印刷され軸受の摩耗レベルを示すものである。そして、例えば、透過窓31aでは軸受のスラスト方向の摩耗、透過窓31bでは軸受のラジアル方向の摩耗をそれぞれ表示することにより、軸受の2方向の摩耗状態を表示可能としている。
【0021】
上記発光素子32及び受光素子33は、図4に示すように、それぞれ処理回路36中の調整手段としてのIC35に接続されており、このIC35には、メモリ及びLED31が接続されている。そして、パソコン等外部機器34から発せられた光信号がガラス窓30を通って受光素子33で受信されると、その光信号が電気信号に変換された後、IC35に伝達される。IC35では、伝達された信号に基づいて検出コイルからの検出信号を調整し、ゼロ点調整を含むゲイン調整等が行われた軸受の摩耗状態の信号をLED31に伝達するとともに、この調整により決定された設定値を、メモリに記憶させる。
【0022】
また、メモリに記憶された前記設定値を電気信号としてIC35及び発光素子32に伝達し、この発光素子32で電気信号を光信号に変換した後、パソコン等外部機器34に光信号を送信する。この光信号をガラス窓30を介してパソコン等外部機器34で受信することにより、軸受摩耗監視装置1にどのような調整が加えられ、どのような設定値となっているか等の情報を得ることができる。
上記軸受摩耗監視装置1によれば、ガラス窓30を介して、パソコン等外部機器34と発光素子32及び受光素子33とによる信号の送受信が行われるので、端子箱2から蓋体3を取り外すことなく軸受監視のために検出されるキャンドモータからの検出信号を遠隔操作にて調整することができ、該検出信号の調整のための作業性を向上することができる。
【0023】
更に、軸受摩耗監視装置1側のメモリに記憶された情報を確認しつつ調整作業を行うことができるので、迅速で正確な調整作業ができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、発光素子32若しくは受光素子33のどちらか一方のみが軸受摩耗監視装置1に配設されていてもよい。また、発光素子32若しくは受光素子33による光信号の送受信に代えて、電波等の送受信による遠隔操作としてもよい。更に、本実施形態はキャンドモータに適用したものであるが、ウェットモータ、誘導電動機、直流電動機、同期電動機等、他のモータに適用してもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明によれば、保護カバーの外部から透視窓を通じて遠隔操作にて調整されるので、保護カバーを外さずに検出信号のゼロ点設定等ゲイン調整ができ、作業性を向上することができる。
請求項2記載の発明によれば、モータとしてキャンドモータを適用したので、防曝エリアにモータを設置できるとともに、モータを防曝エリアに設置した際の検出信号のゼロ点設定等ゲイン調整時における不都合を防止できる。即ち、検出信号のゼロ点設定等ゲイン調整時にモータを非防曝エリアに移動させたり、モータ周囲の爆発性ガスを取り除く必要がなく、検出信号の調整のための作業時間を短縮することができるとともに、調整作業時期を考慮する必要がない。
【0025】
請求項3記載の発明によれば、光信号を受信する受光素子によって検出信号の調整が遠隔操作されるので、電波で遠隔操作するものに比べ、より正確に調整作業を行うことができる。即ち、保護カバーは剛性の要求上一般に金属から成るものであるが、電波による信号の送受信を行う場合、金属製の保護カバーと電波とが干渉してノイズが生じてしまう虞があるのに対し、本発明によれば、かかる不具合を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、発光素子によって保護カバーの外部に光信号を発信するので、検出信号の調整後の設定値を例えばパソコン等外部機器に送信できるので、どのような調整が加えられ、どのような設定値となっているか等の情報を得ることができ、正確な検出信号の調整を行うことができる。
また、発光素子及び受光素子の両方を備えれば、検出信号及び設定値を確認しながら軸受摩耗監視手段で検出した検出信号を調整することができるので、迅速で正確な検出信号の調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示す断面図
【図2】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示す上面図
【図3】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置における表示手段を示す上面図
【図4】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示すブロック図
【図5】本発明に適用されるキャンドモータの軸受の摩耗監視構成を示す模式図
【図6】従来のキャンドモータの軸受摩耗監視装置を示す斜視図
【符号の説明】
1 軸受摩耗監視装置
2、102 端子箱(保護カバー)
2a、102a 上面開口部
2b 下面開口部
2c 外周壁面
3、103 蓋体(保護カバー)
3a 上面開口部
3b 下面開口部
3c 外周壁面
3d 端面
4、105 ボルト
5、104 端子板
6 ネジ
7 端子
7a、7b 雄ネジ
8、110 電線挿通孔
9 グロメット
10 ターミナルフランジ
11、101 キャンドモータ本体
13,14 ナット
15a 内部リード線
16b 外部電源線
17 信号線
18 圧着端子
19 蓋係止用ピン
19a、19b 雄ネジ
20 貫通孔
21 ネジ孔
23 表示板(表示手段)
24 プリント基板
25 トランス
26 コネクタ
27 板体
28 信号線挿通孔
29 樹脂
30 ガラス窓(透視窓)
31 LED
32 発光素子(遠隔操作手段)
33 受光素子(遠隔操作手段)
34 パソコン等外部機器
35 IC(調整手段)
36 処理回路(軸受摩耗監視手段)
51 固定子
52a、52b 検出コイル
54 回転子
54a 回転子溝
Claims (4)
- シャフトを回転自在に支承する軸受を有するモータからの検出信号を処理することにより前記軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段と、
該軸受摩耗監視手段により監視された軸受の摩耗状態を表示する表示手段と、
前記軸受摩耗監視手段で検出された検出信号を調整し得るとともに、前記表示手段に調整された信号を送信する調整手段と、
前記軸受摩耗監視手段、表示手段、及び調整手段を内部に密閉収容し、一部に透視窓が形成されて前記表示手段を視認可能とした保護カバーと、
を具備したモータの軸受摩耗監視装置において、
前記保護カバーの外部から前記透視窓を通して、前記調整手段による検出信号のゼロ点設定等ゲイン調整を遠隔操作にて行わせる遠隔操作手段を備えたことを特徴とするモータの軸受摩耗監視装置。 - 前記モータは、インペラと連結したシャフトを回転自在に支承する軸受を有するキャンドモータであることを特徴とする請求項1記載のモータの軸受摩耗監視装置。
- 前記遠隔操作手段は、前記保護カバーの外部から発せられた光信号を受信する受光素子を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモータの軸受摩耗監視装置。
- 前記遠隔操作手段は、前記保護カバーの外部に光信号を送信する発光素子を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のモータの軸受摩耗監視装置。
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