JP3580928B2 - Ophthalmic equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は眼科装置に係り、さらに詳しくは、被検眼の明視域状態を解りやすく示すようにした眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の眼がどれだけ近くまで見えるか、すなわち近方距離での調節限界の距離は、いわゆる近点計を使用して知ることができる。この装置は、被検眼に注視させる測定視標を遠方方向から被検者に向かって移動させ、被検者に測定視標が明視できなくなった位置を応答させることによって、その位置を測定する。
また、人の眼の持つ屈折力を知るには、現在、自動化された他覚式眼屈折力測定装置が使用されることが多い。この装置では、調節休止した状態での眼が持つ屈折力を他覚的に測定して知ることができる。
眼に屈折異常があり、これを矯正するために眼鏡を装用している人の場合、その眼鏡レンズが持つ屈折力はレンズメ−タにより測定して知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、他覚式眼屈折力測定装置やレンズメ−タによって得られる屈折力の測定結果は、通常、ディオプタ(D:焦点距離をメ−トルで表した数の逆数)という単位が使用されており、専門的知識に乏しい被検者にとっては、その数値が何を意味するのかは理解しづらいものであった。
また、近点計や他覚式眼屈折力測定装置、レンズメ−タによる測定結果は、それぞれ個々に示されるだけであり、一般の被検者にとっては、これらの測定結果の関係により自己の眼がどのような状態の見え方であるのかを到底理解できるものではなかった。
【0004】
本発明は、上記従来技術に鑑み、近点計による測定デ−タと、他覚式眼屈折力測定装置やレンズメ−タによる測定デ−タとを関連付け、一般の被検者でも自己の眼の見え方の状態を理解しやすいように示すことができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼の近方距離での調節限界を測定する近点測定手段を持つ眼科装置において、被検眼の屈折力に関する情報を入力する入力手段と、該入力手段による被検眼の屈折力に関する情報に基づいて被検眼の遠点距離を得る遠点距離算出手段と、該遠点距離算出手段により求められた遠点距離と前記近点測定手段による近点距離とに基づいて被検眼の明視域状態の描画を作成する描画作成手段と、該描画作成手段による描画を出力する描画出力手段と、を具備することを特徴とする。
(2) (1)の入力する被検眼の屈折力に関する情報とは、被検眼を他覚的に測定した他覚屈折力情報及び被検者が装用する眼鏡レンズの屈折力を測定した眼鏡屈折力であることを特徴とする。
(3) (1)の描画作成手段は、近用距離で利用する作業目標物を模した目標図柄を描画作成する手段を持ち、近点距離と遠点距離からなる明視域を示す明視域図柄を該目標図柄の位置と関連付けて描画作成することを特徴とする。
(4) (3)の眼科装置は、近用距離で利用する作業目標物を模した目標図柄を複数個持ち、目標図柄を選択する選択手段を持つことを特徴とする。
(5) (3)の描画作成手段は、さらに近点及び遠点の距離数値を付すようにすることを特徴とする。
(6) (1)の遠点距離算出手段は、他覚屈折力情報及び眼鏡屈折力情報からの柱面屈折力度数により強主径線方向及び弱主径線方向の2種類の遠点を算出することを特徴とする。
(7) (1)の眼科装置において、前記遠点距離算出手段、描画作成手段及び描画出力手段とを、一体として設けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は実施例の装置を構成する近点計1の外観を説明する図である。近点計1は、被検眼に注視させる測定視標を遠方方向から被検者に向かって移動させ、被検者に測定視標が明視できなくなった位置を応答させることによって近点距離を測定する。3は被検眼に測定視標を呈示する視標呈示ユニットであり、その内部に配置されたランプの点灯により右眼注視用、左眼注視用、及び両眼注視用の測定視標2a、2b、2cが個別に呈示される。視標呈示ユニット3は、基台4に立設する支柱5a、5bに架設された2本のガイド軸6に沿い、パルスモータ7等からなる移動機構により前後移動する。視標呈示ユニット3の移動により、その測定視標面は、被検者の頭部を支持する頭部支持部10に固定された被検眼に対して40cmの初期位置から5cmの距離まで移動する。
【0007】
頭部支持部10には、非測定眼の遮蔽を行うとともに近点が遠い被検眼に対して補正レンズを配置するための目当てユニット11が取り付けられている。目当てユニット11は被検眼が覗くリング窓12を備え、このリング窓12には補正レンズ13を配置するための受け部が形成されている。補正レンズ13は+2.0D(ディオプタ)のものを使用し、検査距離を5.5cm〜200cmにする。非測定眼の遮蔽を行うときは、遮蔽板14を左右にスライドさせてリング窓12の前に位置させる。
【0008】
基台4には、視標呈示ユニットをマニュアル移動させるための前後移動スイッチ20、被検者が測定視標を明視できなくなったことを答える応答スイッチ21、各種の操作スイッチ群が設けられた操作パネル22、データの入力出力を行うICカードリーダライタ23、及び被検眼の明視域を描画印字(後述する)して出力するプリンタ24が配置されている。
【0009】
図2は装置の構成を説明するブロック図である。
30は他覚式眼屈折力測定装置であり、他覚式眼屈折力測定装置30は被検眼眼底に測定用指標を投影し、眼底からの反射指標像を受光素子で検出することにより、被検眼の屈折力を測定する。屈折力は両眼それぞれの球面屈折力度数、柱面屈折力度数、及び乱視軸角度の他覚値デ−タが得られる。得られた他覚値デ−タは、ICカードライタ31を介してICカード32に記憶する。
【0010】
33は眼鏡レンズの屈折力を測定するレンズメ−タである。レンズメ−タ33は被検レンズに測定用指標光束を投射し、被検レンズを透過した指標光束を受光素子により検出して被検レンズの光学特性を得る。枠入れされた眼鏡レンズの場合、レンズの左右を選択して測定することにより、左右それぞれの球面屈折力度数、柱面屈折力度数、乱視軸角度の眼鏡値デ−タを得ることができる。得られた眼鏡値デ−タは、ICカードライタ34を介してICカード32に記憶する。
【0011】
40は近点計1の制御回路であり、制御回路40は近点計1の動作全体を制御する。また制御回路40は、ICカード32を介してICカードリーダライタ23より読み込まれる他覚値及び眼鏡値デ−タをメモリ41に記憶し、これらのデ−タと近点計1の測定により得られる測定結果とに基づき、被検眼の明視域を描画印字出力(後述する)を制御する。
【0012】
以上のような構成の装置において、次にその動作を説明する。
他覚式眼屈折力測定装置30による他覚値デ−タ及びレンズメ−タ33による眼鏡値デ−タが記憶されているICカード32を、ICカードリーダライタ23に挿入する。制御回路40は各情報をメモリ41に転送記憶し、操作パネル22上のデ−タ入力を意味するLEDを点灯してその旨を示す。
【0013】
次に、近点測定を行う。検者は、被検者の頭部を頭部支持部10に固定し、測定眼に応じて遮蔽板14をスライドさせ、非測定眼を遮蔽する。続いて、検者は操作パネル22の操作スイッチ群42を操作して、被検者が裸眼か矯正かの選択、測定眼の選択等を入力する。制御回路40は測定眼の選択に従い、視標用ランプ43を点灯させるとともに、駆動回路を介してパルスモータ7を駆動させて視標呈示ユニット3を最奥の初期位置に位置させる。
【0014】
検者は初期位置に置かれた視標呈示ユニット3の測定視標が明視できるかを被検者に確認した後、図示なきスタートスイッチを押して測定を開始する。初期位置の測定視標が明視できない被検眼の場合は、前後移動スイッチ20を操作して測定視標を明視できる位置まで移動する。また、近点が遠くて明視できない場合は、補正レンズ13を目当てユニット11に配置する。
【0015】
スタートスイッチの信号が入力されると制御回路40は、パルスモータ7を駆動して視標呈示ユニット3を被検眼に向けて移動させる。被検者は、向かって進んでくる測定視標を注視し、明視できなくなったら応答スイッチ21を押す。応答スイッチ21からの信号が入力されると、制御回路40はパルスモータ7の駆動を止め、その時のパルス数から視標位置(近点距離)を求め、これをメモリ41に記憶する。その後、測定を開始した位置まで視標を戻す。
【0016】
このような測定を繰り返し、制御回路40は所定回数の測定値が得られると、その中央値を測定結果として図示なき表示部に表示するとともに、メモリ41に記憶する。測定は左眼、右眼及び両眼についてそれぞれ行い、その各近点距離を得る。
【0017】
近点測定が終了したら、デ−タ入力完了を示すLEDの点灯を確認した後、図示なき測定終了スイッチを押す。制御回路40は、メモリ41に記憶された被検者の近点距離デ−タ、他覚値および眼鏡値デ−タを読み出し、被検者の明視域を描画作成するための遠点距離算出を行う。
この遠点距離算出は次のようにする(実施例では、柱面屈折度数はマイナス読みをするものとしている)。
【0018】
他覚値デ−タの球面屈折度数をARS、柱面屈折度数をARC、眼鏡値デ−タの球面屈折度数をLMS、柱面屈折度数をLMCとすると、被検眼が柱面屈折力を持たない場合の遠点距離、及び柱面屈折力を持つ場合の弱主径線方向の遠点距離PFS(cm)は、
【0019】
【数1】
によって求められる。また、柱面屈折力を持つ場合の強主径線方向の遠点距離PFC(cm)は、
【0020】
【数2】
によって求められる。なお、この遠点距離算出において、他覚値デ−タはあるが、近点測定のとき裸眼を選択した場合や眼鏡値デ−タがない場合は、LMS、LMCを0として演算を行う。
制御回路40は左右それぞれの遠点距離(弱主径線方向及び強主径線方向の遠点距離)と近点距離とに基づき、被検者の明視域を描画作成してプリンタ24から出力する。
【0021】
図3は描画作成された出力例である。60は被検者の顔を模した顔図柄である。61はVDT画面を模した作業目標物を示す目標図柄であり、顔図柄60の眼の位置から50cmの距離を想定した分だけ離した位置に描かれている。62、63は左右眼のそれぞれの近点距離PNからの遠点距離(弱主径線方向の遠点距離)PFSまでの明視域を示す明視域線である。明視域線62、63の始点は、目標図柄61の位置を基準として、左右それぞれの近点距離の値に対応した分だけ離した位置にその数値をプロットし、終点は遠点距離PFSの値に対応した分だけ離した位置にその数値をプロットしてある。数値のプロットの位置は、厳密にとる必要はなく目標図柄61と視覚的に比較対照ができれば良いので、距離が長くなるに従って大まかにとるようにしている。なお、上記数2、数3によって算出された遠点距離PFSが500cmを越えた場合、またはマイナスになった場合は最右端の位置まで明視域線を伸ばし、遠点の距離数値に代えて「∞」の記号を付すものとしている。
【0022】
64は右眼の近点距離から強主径線方向の遠点距離PFCまでの明視域を示す明視域線であり、その始点は明視域線62と同じにし、終点は強主径線方向の遠点距離PFCの値に対応した分だけ離した位置にその数値をプロットしてある。この明視域線64は、測定眼の柱面屈折度数(眼鏡値デ−タがある場合は、他覚値デ−タとの差の柱面屈折度数)が例えば0.75D以上ある場合に描画される。左眼も柱面屈折度数が0.75D以上ある場合には、明視域線64と同様の明視域線と遠点距離PFCの数値が描画されるが、図3の例では柱面屈折度数が0.75D以上でないものとして描画していない。
【0023】
65は矯正状態による近点測定であることを示す眼鏡マ−クであり、近点計1による測定時に矯正測定を選択した場合に描画される。
このような明視域の描画により、専門的な知識に乏しい一般の被検者でも自己の眼の見え方の状態を理解しやすくなる。例えば、図3に示した出力結果の被検者がVDT作業に従事している場合、VDT画面を示す目標図柄61と、左右眼の近点距離PNの数値がプロットされた位置とを比較することにより、VDT作業を行うには両眼とも近点が遠いことを示している。この場合、検者は、VDT作業を行うには調節力が不足しているので老眼鏡(近視矯正をしている被検眼は多重焦点レンズ等)を使用した方が良い旨を、描画出力を示しながら被検者に容易にアドバイスできる。
【0024】
また、図3の描画出力例における右眼のように、明視域線64が示されている場合は、強主径線方向の遠点距離PFCの値が付された位置とその数値により、弱主径線方向の遠点距離PFSに対して方向によってぼけて見える範囲があることを示している。さらに、これによれば、乱視の矯正の必要がある旨の説明が容易になる。
【0025】
図3の描画作成の出力例では、目標図柄61をVDT画面を模したものにしたが、被検眼の置かれる視環境によってはこれに代えて新聞や雑誌等を模したものにすると解りやすくなる。この場合、顔図柄60の眼の位置から33cm程の距離を想定した分だけ離した位置に描くようにする(図4参照)。目標図柄61として何を描くかは、スイッチ等で選択できるようにすると都合が良い。
上記した実施例では、乱視のある被検眼の場合には、その柱面屈折度数により弱主径線方向の遠点距離PFSと強主径線方向の遠点距離PFCを求めるようにしたが、等価球面度数に換算して遠点を算出するようにしても良い。
【0026】
また、被検眼と眼鏡レンズの乱視軸にずれがあった場合は、斜交円柱の合成式理論により遠点距離算出するとより正確な遠点距離を得ることができ、さらには乱視の軸角度を表示するようにしても良い。
以上の実施例は種々の変容が可能である。他覚値情報及び眼鏡値情報の入力は、通信ケーブルで他の装置と接続して行ったり、手動でデータを入力することも可能である。また、遠点距離の算出、明視域描画作成及び印字出力は、他覚式眼屈折力測定装置やレンズメータ側で行っても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、近点計による測定デ−タと他覚式眼屈折力測定装置やレンズメ−タから得られる測定デ−タとを関連付けて、明視域を描画するようにしたので、専門知識に乏しい一般の被検者でも自己の眼の見え方の状態を理解しやすいように示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置を構成する近点計の外観略図である。
【図2】実施例の装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】明視域描画の印字出力例を示す図である。
【図4】明視域描画における目標図柄の変容例を示す図である。
【符号の説明】
1 近点計
23 ICカードリーダライタ
30 他覚式眼屈折力測定装置
32 ICカード
33 レンズメ−タ
40 制御回路
41 メモリ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ophthalmologic apparatus, and more particularly, to an ophthalmologic apparatus configured to clearly show the state of a clear visual zone of an eye to be examined.
[0002]
[Prior art]
The closeness of the human eye, ie the distance of the accommodation limit at short distances, can be known using a so-called perimeter. This device measures the position by moving a measurement target to be gazed at the eye to be examined from a distant direction toward the subject, and causing the subject to respond to a position where the measurement target cannot be clearly seen. .
Further, in order to know the refractive power of the human eye, an automated objective eye refractive power measuring device is often used at present. In this device, the refractive power of the eye in the state of accommodation pause can be objectively measured and known.
In the case of a person wearing spectacles to correct a refraction abnormality in the eye, the refracting power of the spectacle lens can be measured and measured by a lens meter.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the measurement result of the refractive power obtained by the objective type eye refractive power measuring device or the lens meter usually uses a unit called diopter (D: reciprocal of the number representing the focal length in meters). However, it was difficult for a subject with little expertise to understand what those numbers mean.
In addition, the measurement results obtained by the perimeter, the objective eye refractive power measuring device, and the lens meter are only shown individually, and a general subject can observe his or her own eye by the relationship between these measurement results. I couldn't understand what kind of state it was.
[0004]
In view of the above prior art, the present invention associates measurement data obtained by a perimeter with measurement data obtained by an objective eye refractive power measuring device or a lens meter, so that even a general subject can use his or her own eye. It is an object of the present invention to provide an ophthalmologic apparatus that can show the state of the appearance of the subject so as to be easily understood.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is characterized by having the following configuration in order to solve the above problems.
(1) In an ophthalmologic apparatus having a near point measuring means for measuring an accommodation limit at a short distance to an eye to be examined, an input means for inputting information on a refractive power of the eye to be examined, and a refractive power of the eye to be examined by the input means. Far point distance calculating means for obtaining a far point distance of the eye to be examined based on the information; and a lightness of the eye to be examined based on the far point distance obtained by the far point distance calculating means and the near point distance by the near point measuring means. It is characterized by comprising drawing creation means for creating a drawing of a viewing zone state, and drawing output means for outputting a drawing by the drawing creation means.
(2) The information relating to the refractive power of the eye to be inputted, which is input in (1), includes objective refractive power information that objectively measures the eye to be inspected and spectacle refraction that measures the refractive power of a spectacle lens worn by the subject. It is characterized by power.
(3) The drawing creating means of (1) has a means of drawing and creating a target symbol imitating a work target to be used at a near distance, and is a clear vision indicating a clear visual area including a near point distance and a far point distance. It is characterized in that the area symbol is drawn and created in association with the position of the target symbol.
(4) The ophthalmologic apparatus of (3) is characterized in that it has a plurality of target symbols simulating a work target to be used at a short distance, and has a selecting means for selecting a target symbol.
(5) The drawing creating means of (3) is further characterized in that a numerical value of the distance between the near point and the far point is added.
(6) The far point distance calculating means of (1) calculates two kinds of far points in the strong principal ray direction and the weak principal ray direction based on the prismatic refractive power from the objective refractive power information and the spectacle refractive power information. It is characterized in that it is calculated.
(7) The ophthalmologic apparatus according to (1), wherein the far point distance calculation means, the drawing creation means, and the drawing output means are provided integrally.
[0006]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a view for explaining the appearance of a
[0007]
The
[0008]
The base 4 was provided with a forward /
[0009]
FIG. 2 is a block diagram illustrating the configuration of the device.
[0010]
33 is a lens meter for measuring the refractive power of the spectacle lens. The
[0011]
[0012]
Next, the operation of the apparatus having the above configuration will be described.
The
[0013]
Next, a near point measurement is performed. The examiner fixes the subject's head to the
[0014]
The examiner confirms with the subject whether the measurement target of the target presenting unit 3 placed at the initial position can be clearly seen, and then starts measurement by pressing a start switch (not shown). In the case of the subject's eye in which the measurement target at the initial position cannot be clearly seen, the front-
[0015]
When a start switch signal is input, the
[0016]
When such measurement is repeated and the
[0017]
When the measurement of the near point is completed, it is confirmed that the LED indicating the completion of the data input is turned on, and then a measurement end switch (not shown) is pressed. The
The far point distance is calculated as follows (in the embodiment, the columnar refractive power is assumed to be negative).
[0018]
Objective value de - data of spherical refractive power of the AR S, AR the cylindrical surface refractive power C, Glasses value de - LM S a spherical refractive power of the motor, when the cylindrical surface refractive power and LM C, the eye to be examined cylindrical surface The far point distance in the case of having no refractive power, and the far point distance P FS (cm) in the direction of the weak principal axis in the case of having the columnar refractive power are:
[0019]
(Equation 1)
Required by Further, the far point distance P FC (cm) in the direction of the strong principal diameter when having a columnar refractive power is:
[0020]
(Equation 2)
Required by Incidentally, in this far point distance calculation, the objective value de - data is, but if you select unaided or glasses value De when the near point measurement - when there is no data, the arithmetic LM S, a
The
[0021]
FIG. 3 is an example of an output created by drawing.
[0022]
64 is a distinct vision area line showing the clear vision area to the far point distance P FC of the strong principal meridian direction from the near point distance of the right eye, its starting point the same west as clear vision area lines 62, the end point is strong principal the value of the meridian direction of the far point distance P FC is plotted that number only released position amount corresponding. This clear
[0023]
By drawing such a clear visual field, even a general subject with little specialized knowledge can easily understand the state of how his or her eyes are seen. Comparative example, if the subject of the output result shown in FIG. 3 are engaged in VDT work, a
[0024]
Further, when the clear
[0025]
In the output example of the drawing creation in FIG. 3, the
In the above-described embodiment, in the case of an eye to be examined having astigmatism, the far point distance P FS in the weak principal axis direction and the far point distance P FC in the strong principal axis direction are obtained from the cylindrical surface refractive power. However, the far point may be calculated by converting into an equivalent spherical power.
[0026]
In addition, when the astigmatic axis of the eye to be examined and the spectacle lens is misaligned, a far more accurate far point distance can be obtained by calculating the far point distance by using the oblique cylinder synthesis formula theory. It may be displayed.
The above embodiment can be variously modified. The input of the objective value information and the spectacle value information can be performed by connecting to another device via a communication cable, or data can be manually input. The calculation of the far point distance, the creation of the clear visual area drawing, and the printing output may be performed by the objective eye refractive power measuring device or the lens meter.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the clear visual zone is drawn by associating the measurement data obtained by the perimeter with the measurement data obtained from the objective eye refractive power measuring device or the lens meter. Therefore, it is possible to show even a general subject with little specialized knowledge to easily understand the state of how his or her eyes are seen.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic external view of a perimeter that constitutes an apparatus of an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of an apparatus according to an embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating a print output example of clear visual area drawing.
FIG. 4 is a diagram showing an example of transformation of a target symbol in clear visual zone drawing.
[Explanation of symbols]
1
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