JP3580614B2 - Aircraft stopping device for traveling vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン等の、クローラー式走行装置によって走行する走行車両の機体停止装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンバイン等のクローラー式走行装置によって走行する車両は、ミッションケースに主変速装置や副変速装置と、左右の操向用クラッチと操向用ブレーを備え、左右の車軸の回転数の変更や、左右の車軸をそれぞれ駆動・停止ができるようにして操向できるようにしている。また、ミッションケースには、刈取部を走行速度と同調駆動するための、主変速装置からの動力を該刈取部に対して出力する動力取出軸が備えられている。更に、左右の車軸へ動力を伝える前段にスピンターン用のクラッチを設けて左右の車軸を互いに逆向きに回転させる、いわゆるスピンターンを可能にした技術も公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、走行停止状態で刈取部を駆動させる場合には、両車軸を非駆動状態とすべく、変速位置にある副変速装置を一旦中立位置に操作する必要があり、また、傾斜している地形において、このような所作をする場合には、車両が暴走しないよう駐車ブレーキも作動させる必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解消するために、次の如く構成したものである。
請求項1においては、変速装置の出力軸14から、油圧を供給することにより『切』作動する左右のサイドクラッチSCL・SCRを介して、左右の車軸39L・39Rへ動力を伝える構成において、サイドクラッチSCL・SCRのいずれかを択一的に「切」作動させる操向位置と、その両方を同時にタンクポート52bに導いて『入』作動させる中立位置とを有する第1操向バルブ52を設け、該第1操向バルブ52と油圧ポンプP1の間に走行停止バルブ50を配置し、第1操向バルブ52が中立位置で、該走行停止バルブ50の切り換えにより、油圧ポンプPの吐出油を第1操向バルブ52のタンクポート52bに通じて、両サイドクラッチSCL・SCRを「切」作動させるように構成したものである。
また、請求項2においては、請求項1記載の走行車両の機体停止装置において、その係合により左右の車軸39L・39Rを互いに逆向きに駆動可能なスピンターンクラッチ41が備えられ、走行停止時に前記走行停止バルブ50を、両サイドクラッチSCL・SCRを「切」にするよう切り換える際に、スピンターンクラッチ41が係合するように構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1はコンバイン駆動部のスケルトン図、図2は油圧回路図、図3はミッションケースの左側面図、図4は同じく右側面図一部断面図、図5はシャトル弁の要部拡大断面図である。
【0006】
まず図1において動力伝達から説明する。コンバインの機台に搭載されるエンジンからの動力が、ミッションケース7の入力軸5上の入力プーリー6に伝えられ、該入力軸5よりミッションケース7の上部側面に付設したHST式変速装置4の可変容量型の油圧ポンプ1を駆動する。運転席近傍に配置した主変速レバー(図示せず)を操作すると、該HST式変速装置4の油圧ポンプ1は側面に設けた変速アームが回動し、油圧ポンプ1からの油圧モータ2へ供給される圧油の吐出量と吐出方向が変更され油圧モータ2の回転数及び回転方向を変更し、無段の主変速操作を可能としている。
【0007】
前記HST式変速装置4の油圧モータ2に係合する出力軸14が、ミッションケース7内に突出されて歯車15が固設されている。該歯車15は動力取出軸16上の歯車17と噛合され、該動力取出軸16はミッションケース7より外方へ突出して、PTOプーリー19を固設している。該PTOプーリー19よりコンバインに搭載された刈取装置や引起し装置、選別装置等を駆動する。前記歯車17は副変速入力軸20上に固設した歯車21と噛合され、該副変速入力軸20上には、二連の歯車22a・22bと外歯22cを有する摺動歯車22が摺動可能にスプライン嵌合され、さらに、内歯23aを有する遊嵌歯車23が回転自在に外嵌されている。
【0008】
一方、伝動軸24上には歯車25・26・27が固設され、歯車27は遊嵌歯車23と常時噛合している。運転席近傍に配置した副変速レバー(図示せず)を操作すると、シフターフォークが摺動されて摺動歯車22が摺動し、歯車22a・22bは伝動(中間)軸24上に固設した歯車25または歯車26と択一的に噛合し、また、外歯22cは前記遊嵌歯車23の内歯23aと噛合可能となる。この摺動操作により、3段の副変速を行うことができる。そして、伝動軸24のミッションケース外端に、駐車ブレーキ用のブレーキドラム29が固設されている。
【0009】
前記歯車26はサイドクラッチ軸32上に設けた油圧作動型のサイドクラッチSCL・SCR上のセンター歯車30と噛合され、サイドクラッチ軸32にはサイドクラッチSCL・SCRを介してセンター歯車30からの動力を出力可能な遊嵌歯車33L・33Rを設け、該遊嵌歯車33L・33Rは減速軸34L・34R上の固設歯車35L・35Rと常時噛合している。該減速軸34L・34Rはミッションケース7両側面に連設したアクスルケース内に突出して、その端部に歯車36L・36Rを固設し、該歯車36L・36Rは車軸39L・39R上の歯車37L・37Rと噛合し、該車軸39L・39R両端に駆動スプロケット42L・42Rが固設されて、図外のクローラー式走行装置を駆動できるようにしている。
【0010】
そして、前記固設歯車35Lはカウンター軸43上に固設した逆転歯車44と噛合し、該逆転歯車44はサイドブレーキ軸46上に固設した歯車45とも噛合している。該サイドブレーキ軸46の両側には油圧作動型のサイドブレーキSBL・SBR、その中央には油圧作動型のスピンターンクラッチ41が設けられている。サイドブレーキ軸46の一方側には歯車付きの中空軸47が遊嵌配置されており、スピンターンクラッチ41を係合することにより、歯車付きの中空軸47はサイドブレーキ軸46に接続される。前記サイドブレーキSBLは、ミッションケース7の左側面から突出するサイドブレーキ軸46を制動可能に構成し、前記サイドブレーキSBRは、ミッションケース7の右側面から突出する歯車付きの中空軸47を制動可能に構成している。
【0011】
そして、前記サイドクラッチSCL・SCRの油圧アクチュエータ31L・31RとサイドブレーキSBL・SBRの油圧アクチュエータ40L・40Rとスピンターンクラッチ41の油圧アクチュエータ41aが、図2の油圧制御回路によって制御される。即ち、油圧ポンプP1・P2が、エンジンEによって駆動され、該油圧ポンプP1に走行停止バルブ50が接続される。該走行停止バルブ50は、油圧ポンプP1の吐出油を後述する第1操向バルブ52の入力ポート52aに導くI位置と、油圧ポンプP1の吐出油を第1操向バルブ52のタンクポート52bに導くII位置とを有する4ポート2位置切換のバルブであり、本実施例ではロータリバルブ形式に構成され、その操作レバー51を回動することによってI位置からII位置へ切り換えることができる。該操作レバー51は、車両のステップに設けられるフートペダル(図示せず)と連結されるが、操作パネルに設けたスイッチの操作によって走行停止バルブ50を切り換えるように構成することもできる。
【0012】
前記走行停止バルブ50の二次側には、第1操向バルブ52が接続され、該第1操向バルブ52は5ポート3位置切換の電磁バルブからなり、該第1操向バルブ52は、運転席に設けた操向スイッチ49aを人為的にON・OFFした時の信号、若しくは、刈取部の分草稈に設置した操向センサ49bからの穀稈検出信号に応じて切り換えることができる。そして、第1操向バルブ52の二次側のキャリオーバポートは、サイドブレーキSBL・SBRの給油回路に接続されている。サイドブレーキSBL・SBRの給油回路中には、手動操作形で、4ポート3位置切換の第2操向バルブ53、並びに、第2操向バルブ53の切り換え操作量に比例して、そのリリーフ設定値が高められる可変リリーフ弁54が配置されている。第2操向バルブ53の左右の出力ポートは、サイドブレーキSBL・SBRの油圧アクチュエータ40L・40Rに接続している。また、左右の出力ポートは油路56L・56Rを通じて切換バルブ57L・57Rの受圧室にも接続している。
【0013】
切換バルブ57L・57Rは、その一端側に受圧室を有し、他端側に戻しバネを有する4ポート2位置切換のパイロット圧作動形に構成されたもので、該切換バルブ57L・57Rの一次側はチェックバルブ59L・59Rを介して、油圧ポンプP2と接続されて圧油が供給され、この供給圧はリリーフバルブ60によって設定されている。切換バルブ57L・57Rの二次側はサイドクラッチSCL・SCRの油圧アクチュエータ31L・31Rに接続されている。前記第1操向バルブ52を図示の中立位置としたままで、第2操向バルブ53をその操作レバー53aにより図示の中立位置より左右いずれかの操向位置に切り換えてゆくと、油圧ポンプP1からの作動油は可変リリーフ弁54により圧力を高められながら、第2操向バルブ53の一方の出力ポートから油圧アクチュエータ40L・40Rのいずれかに供給されると共に、油路56L・56Rのいずれかを通って切換バルブ57L・57Rのいずれかの受圧室に供給される。このとき油圧アクチュエータ40L・40Rの戻しバネの付勢力よりも切換バルブ57L・57Rの戻しバネの付勢力の方を弱く設定しているので、油圧アクチュエータ40L・40Rに油圧が作用することでサイドブレーキSBL・SBRが制動作用を開始する前に、切換バルブ57L・57Rが切り換わってサイドクラッチSCL・SCRが『切』作動するように構成されている。よって、車両は第2操向バルブ53の切換え操作量に応じて、車軸39L・39Rの一方が動力断切された緩旋回状態から、制動された急旋回まで、自在に旋回する。
【0014】
前記第1操向バルブ52の2つの出力ポートには、夫々油路64・65が接続され、その油路64・65の各々は、前記切換バルブ57L・57Rの受圧室に油路61L・61Rを介して接続している。よって、操向スイッチ49a、若しくは、操向センサ49bからの信号によって、第1操向バルブ52が図示の中立位置より左右何れかの操向位置に切り換えられた時には、油圧ポンプP1からの作動油は、第1操向バルブ52の一方の出力ポートから油路64・65のいずれかを通って、切換バルブ57L・57Rの受圧室に給油され、切換バルブ57L・57Rのいずれかが切り換わってサイドクラッチSCL・SCRが『切』作動する。よって、車両は、車軸39L・39Rの一方が動力断切された緩旋回状態となる。
【0015】
前記油圧ポンプP1は前記スピンターンクラッチ41の油圧アクチュエータ41aを作動させるための油圧源に構成してある。そのために、前記したサイドクラッチSCL・SCRの制御回路中にシャトル弁55を配置している。シャトル弁55は図5に示すように、バルブケース55a内にバルブスプール55bを摺動自在に配置させ、その両端に受圧室を形成してその中に夫々中立戻しバネ55c・55dを収容して、4ポート3位置の切換のパイロット圧作動形に構成してある。油路64・65の各々は前記受圧室の夫々に接続されると共にシャトル弁55の左右の入力ポート55a1・55a2にも接続されている。シャトル弁55の出力ポート55e1・55e2はスピンターンバルブ62の入力ポートへ接続されている。第1操向バルブ52によって例えば油路64に油が流されるとバルブズプール55bは、図示下半分に示した中立位置より右方向へ摺動して図示上半分に示す作用位置に切り換わり、油路64に流れる油をその出力ポート55e1からスピンターンバルブ62に向けて吐出する。油路65に油が流された場合にはその出力ポート55e2よりその油が吐出される。なお、その吐出油は、油路64・65に接続した左右のチェック弁を介してリリーフバルブ66により一定圧に調整される。
【0016】
前記シャトル弁55のバルブスプール55bにおいて、その一方の受圧室に臨むスプール端55b1の受圧面積S1は、他方の受圧室に臨むスプール端55b2の受圧面積S2よりも大きく設定してある。よって、後述するように油圧ポンプP1からの吐出油が油路64・65の両方に同時に流れると、バルブスプール55bは図5の上半分に示す作用位置に切り換わり、油路64に流れる油をスピンターンバルブ62に向けて吐出するよう構成してある。
【0017】
スピンターンバルブ62はスピンターンクラッチ41を『入』『切』するためのもので、前記シャトル弁55より出力された油をブロックすると共にスピンターンクラッチ41の油圧アクチュエータ41aを油タンクに接続する『切』位置と、シャトル弁55より出力された油を油圧アクチュエータ41aに接続して油タンクをブロックする『入』位置とを有する、2位置切換式の電磁バルブに構成されている。
【0018】
67は電磁バルブに構成された前記第1操向バルブ52のソレノイド、及び、スピンターンバルブ62のソレノイドを駆動するための制御回路である。制御回路67の入力部には、前記操作レバー51が走行停止側に傾倒されるとONするレバースイッチ63、車軸39L・39Rの回転を検知する回転数センサー69、操向の微調整を行う操向スイッチ49a、操向センサー49b、スピンターン操作スイッチ80が接続されている。車両の走行中にスピンターン操作スイッチ80をONすると共に、操向スイッチaを曲がりたい方向に向けてONすると、第1操向バルブ52の一方のソレノイドが励磁されて、左右何れかの操向位置に切換られて、旋回内側の車軸の駆動力を断つと共に、スピンターンバルブ62のソレノイド62aが励磁されて、図示位置から作用位置へ切り換えられて、スピンターンクラッチ41が接合し、旋回外側の車軸に伝達される回転を逆回転に変換して、旋回内側の車軸に伝達される。よって、車両は車体を中心として旋回する。
【0019】
上述したように、油圧ポンプP1と第1操向バルブ52とをつなぐ油路中には走行停止バルブ50を配しており、具体的な各バルブの配置は図3、図4に示すように、ミッションケース7の上面前方側にシャトル弁55を載置し、該シャトル弁55のバルブケース55a上面にスピンターンバルブ62を積層している。ミッションケース7の上面後方側には、一対のチェック弁とリリーフ弁66とを収容したバルブブロック70を載置し、その上面に走行停止バルブ50と切換バルブ57L・57Rとを並置し、走行停止バルブ50のバルブケース50aの上面に第1操向バルブ52を積層している。
【0020】
このような構成において、第1操向バルブ52が中立位置の状態で、操作レバー51を回動した時には、走行停止バルブ50がII位置へ切り換えられて、油圧ポンプP1からの圧油は第1操向バルブ52のタンクポート52bを介して油路64・65の両方に同時に送油される。このとき操作レバー51の回動でレバースイッチ63がONしており、制御回路67によって、操向用スイッチ49を操作しても第1操向バルブ52は切り換えられないように牽制している。そして、油路64・65に圧油が送油されることによって、油路61L・61Rの夫々にパイロット圧がかかり切換バルブ57L・57Rの両方を同時に切り換えて、左右のサイドクラッチSCL・SCRの油圧アクチュエータ31L・31Rを同時に「切」作動させ、車軸39L・39Rへ回転力を伝えないようにして走行が停止される。よって、車両を停止した状態であっても、サイドクラッチSCL・SCRより動力伝達上流側に位置する動力取出軸16は、HST式変速装置4から出力される動力によって常に駆動し続けることが可能となり、定置作業を行うことができる。また、HST式変速装置4の変速位置を変更することでPTOプーリーには無段回転を得て作業能率を向上さえることができる。
【0021】
そしてこの状態で、回転数センサー69が左右の車軸39L・39Rの回転が停止したことを検知すると、制御回路67よりスピンターンバルブ62のソレノイド62aを励磁して切り換える。このとき、シャトル弁55はバルブスプール55bの受圧面積を左右で異ならせているので、油路61L・61Rに同時にパイロット圧がかかると図5の上半部に示すように切り換えられ、スピンターンバルブ62を通じててスピンターンクラッチ41の油圧アクチュエータ41aに圧油が送油されて、スピンターンクラッチ41が接合する。このように停止した状態でスピンターンクラッチ41が入ると、例えば坂道で停止した場合には、車軸39L・39Rの一方が坂道を下る方向に回転しようとしても、他方の車軸は逆回りに回転しようとするため、確実にその場で停止することになる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように構成したので本発明は次のような効果が得られる。
即ち、請求項1の如く構成したので、変速装置を一旦中立位置にすることなく、走行停止バルブ50により、簡単な構成でもって走行装置を駆動停止状態におくことができ、エンジン回転を動力取出軸に伝達し続けることができ定置作業を容易に行うことができる。
また、走行停止バルブ50を、第1操向バルブ52と油圧ポンプP1の間に配置したので、サイドブレーキに係わる油圧制御の為の第2操向バルブ53や可変リリーフ弁54を、第1操向バルブ52の下流側に配置することが可能となり、シーケンスが組みやすくなる。
【0023】
請求項2の如く構成したので、機体停止後にスピンターン作動状態となり、車体が前後方向に移動する力が働いても、両車軸は互いに反対方向に回転しようとするため、駐車ロックが働くのである。
スピンターン機構を利用してロックするため、専用の駐車ロック機構を不要にできる。そして、スピンターンクラッチを作動させる油圧回路を利用するため、従来の機能はそのままでその油圧回路に用いるシャトル弁は簡単な変更で済み、駐車ロック機構の制御を容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン駆動部のスケルトン図である。
【図2】油圧回路図である。
【図3】ミッションケースの左側面図である。
【図4】同じく右側面図一部断面図である。
【図5】シャトル弁の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
P1 油圧ポンプ
14 出力軸
16 動力取出軸
31L・31R 油圧アクチュエータ
39L・39R 車軸
41 スピンターンクラッチ
50 走行停止バルブ
52 第1操向バルブ
55 シャトル弁
57L・57R 切換バルブ
61L・61R 油路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a configuration of a body stopping device of a traveling vehicle, such as a combine, that travels using a crawler traveling device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, vehicles driven by a crawler-type traveling device such as a combine have a transmission case equipped with a main transmission and an auxiliary transmission, left and right steering clutches and steering brakes, and change the rotational speed of the left and right axles. In addition, the left and right axles can be driven and stopped so that they can be steered. In addition, the transmission case is provided with a power take-out shaft for outputting power from the main transmission to the mowing portion for driving the mowing portion in synchronization with the traveling speed. Further, a technique has been known in which a so-called spin turn is made possible by providing a clutch for a spin turn in a stage prior to transmitting power to the left and right axles and rotating the left and right axles in opposite directions.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional configuration, when the reaping unit is driven in the traveling stop state, it is necessary to temporarily operate the subtransmission that is in the shift position to the neutral position so that both axles are not driven, and When such a behavior is performed on an inclined terrain, it is necessary to operate a parking brake so that the vehicle does not run away.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is configured as follows in order to solve such a problem.
In claim 1, power is transmitted to the left and
According to a second aspect of the present invention, in the vehicle body stopping device according to the first aspect, a
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The problems to be solved by the present invention and the means for solving the problems are as described above. Next, the configuration of the embodiment shown in the accompanying drawings will be described. 1 is a skeleton diagram of a combine drive unit, FIG. 2 is a hydraulic circuit diagram, FIG. 3 is a left side view of a transmission case, FIG. 4 is a right side view partially cross-sectional view thereof, and FIG. It is.
[0006]
First, power transmission will be described with reference to FIG. The power from the engine mounted on the machine base of the combine is transmitted to the
[0007]
An
[0008]
On the other hand,
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
The
[0012]
A
[0013]
Each of the switching
[0014]
The
[0015]
The hydraulic pump P1 is configured as a hydraulic source for operating a hydraulic actuator 41a of the spin turn clutch 41. For this purpose, a
[0016]
In the
[0017]
The
[0018]
[0019]
As described above, the
[0020]
In such a configuration, when the
[0021]
In this state, when the
[0022]
【The invention's effect】
With the above configuration, the present invention has the following effects.
That is, with the configuration as claimed in claim 1, the traveling device can be kept in the driving stop state by the traveling
Further, since the
[0023]
Since it is configured as in
Since the lock is performed using the spin turn mechanism, a dedicated parking lock mechanism can be eliminated. Since the hydraulic circuit that operates the spin turn clutch is used, the shuttle valve used for the hydraulic circuit can be simply changed without changing the conventional function, and the control of the parking lock mechanism can be easily configured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a skeleton diagram of a combine driving unit.
FIG. 2 is a hydraulic circuit diagram.
FIG. 3 is a left side view of the transmission case.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view of the same right side view.
FIG. 5 is an enlarged sectional view of a main part of the shuttle valve.
[Explanation of symbols]
P1
Claims (2)
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JPH0999855A JPH0999855A (en) | 1997-04-15 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011092033A (en) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Kubota Corp | Combine harvester |
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1995
- 1995-10-06 JP JP26027895A patent/JP3580614B2/en not_active Expired - Fee Related
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