[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3570307B2 - 超清純流体の加圧供給装置 - Google Patents

超清純流体の加圧供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3570307B2
JP3570307B2 JP25317599A JP25317599A JP3570307B2 JP 3570307 B2 JP3570307 B2 JP 3570307B2 JP 25317599 A JP25317599 A JP 25317599A JP 25317599 A JP25317599 A JP 25317599A JP 3570307 B2 JP3570307 B2 JP 3570307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
ultrapure
bellows
pressurized
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25317599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001073930A (ja
Inventor
勇藏 森
俊夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rix Corp
Original Assignee
Rix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rix Corp filed Critical Rix Corp
Priority to JP25317599A priority Critical patent/JP3570307B2/ja
Publication of JP2001073930A publication Critical patent/JP2001073930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3570307B2 publication Critical patent/JP3570307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、純度が非常に高い液体や気体からなる超清純流体、例えば超純水を加圧して連続的に供給することが可能な超清純流体の加圧供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体や気体を高圧力に加圧することが可能なポンプは各種提供されている。通常、液体の加圧には回転ポンプやレシプロポンプあるいはジェットポンプ等を用いるが、何れも加圧対象である流体をポンプ内に取り込んで直接圧縮したり、大きな運動エネルギーを付与するものである。また、気体の加圧にはコンプレッサーを用いるが、その加圧原理は液体の場合と大差はない。
【0003】
前述のポンプには、シリンダーとピストンに代表されるように、機械的な摺動部が存在し、また加圧対象流体とは異なる潤滑剤や作動液体を使用している。そのため、前記摺動部からはパーチィクルが発生して加圧対象流体に混入したり、潤滑剤や作動液体が加圧対象流体に混入することは避けられない。このような加圧時の不純物の混入は、超純水で代表される超清純流体を扱う場合には致命的である。
【0004】
尚、純度の高い気体の場合は、10kg/cmや50kg/cmの圧力ボンベで供給されているが、その加圧気体はレギュレータによって所定圧力まで減圧して使用することはできるが、一次圧力以上の高圧力で利用することは当然ではあるが不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、不純物を一切混入させることなく、超清純流体を大気圧から所定の圧力まで加圧して連続供給することが可能な超清純流体の加圧供給装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、内部を変形可能な隔膜で分離して、超清純流体室と作動流体室とを設けた加圧部を複数並設し、ポンプにより所定圧力に加圧した作動流体を複数流路に分岐し、それぞれ作動バルブを介して前記加圧部の作動流体室に供給する一方、超清純流体供給装置から超清純流体を各加圧部の超清純流体室にそれぞれ補充バルブを介して供給し、前記隔膜を通じて作動流体の圧力で超清純流体を大気圧から所定の圧力まで加圧し、各加圧部で交互に加圧された超清純流体を供給バルブを介して合流させて連続供給してなる超清純流体の加圧供給装置であって、前記加圧部として上下方向に配した円筒状の本体の上下両端を上蓋体と下蓋体で密閉した圧力容器の内部に、前記隔膜を構成するステンレス製のベローズを配し、該ベローズの上端は前記上蓋体に固定し、下端は自由端となし、該ベローズの下端に固定したフランジに下方へ延びた金属製のゲージ杆を固定し、前記下蓋体の中心部には、前記ゲージ杆が貫通する挿通孔を開口し、該下蓋体の下面には下端を閉止した非金属製の制御筒を前記挿通孔に連通するように密封状態で取付け、前記ゲージ杆の下半部は前記制御筒内に位置し、制御筒の外部でその長手方向に間隔を隔てて複数個設けた金属通過センサーによって、ゲージ杆の先端の通過をモニターし、常にベローズの伸縮状態を確認できるようにした超清純流体の加圧供給装置を構成した。具体的には、前記超清純流体が超純水であり、前記作動流体が市水である。また、前記超清純流体が超純水に1種又は2種以上の他の純粋物質を混合したものであっても良い。
【0007】
ここで、前記複数の金属通過センサーとして、それぞれ定常運転時において前記ベローズの最大伸張状態を検知するための最大検知センサーと、最小収縮状態を検知するための最小検知センサーと、更に該最小検知センサーが故障した場合にベローズの圧壊を防止するための非常停止センサーとを設けてなることが好ましい
【0008】
また、前記フランジは、前記圧力容器を構成する本体内の円筒状空間の断面形状に近似した形状であり、フランジが本体内の円筒状空間を軸方向に平行に移動するようにしてなると、ベローズの変形を軸方向のみに制限することができるので好ましい。
【0009】
そして、加圧した超清純流体を供給するための2次水管は、前記上蓋体を貫通させ、その先端部のJ字形に屈曲した供給口を前記ベローズの固定端側の上部空間に開放させて設けるとともに、前記ベローズの最上部に空気抜き口を設け、該空気抜き口から容器外に導管を引き出し、リークバルブを介して大気開放し、前記2次水管の供給口は、前記空気抜き口よりも若干低い位置に設定し、前記リークバルブは、常時少量リークさせてなると、ベローズ内の下方で発生した気泡が2次水管内に入らないようにすることができるとともに、常にベローズ内が空気のない状態にすることができるので好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の詳細を添付した図面に基づき更に説明する。図1は、超清純流体を加圧して連続的に供給することが可能な超清純流体の加圧供給装置を示している。本実施形態では、前記超清純流体が超純水であり、前記作動流体が市水である場合について説明しているが、本発明の主旨は超清純流体や作動流体の種類又は液体であるか気体であるかには影響されないのである。また、前記超清純流体が超純水に1種又は2種以上の他の純粋物質を混合したものであっても良く、純粋物質としては固体、液体を問わず任意であり、例えば微粒子や化学薬品類等が挙げられる。
【0011】
以下に本発明の超清純流体の加圧供給装置を具体的に説明する。先ず、圧力発生用のポンプ1には、プランジャーポンプを使用する。また、超清純流体である超純水を直接ポンプで加圧すると、ポンプ内の摺動部で発生するパーティクル等の汚染が問題となるため、PTFE又はSUS製のダイヤフラム又はベローズを介して加工用超純水を加圧するシステムを採用している。超純水の加圧部2,3は2連となっており、一台のプランジャーポンプ1により作動流体である市水を所定圧力に加圧し、それをレギュレータ4で2流路に分岐し、それぞれ作動バルブ5,6を介して前記加圧部2,3に接続している。一方、超純水は、超純水(超清純流体)供給装置7から各加圧部2,3にそれぞれ補充バルブ8,9を介して接続している。
【0012】
そして、前記各加圧部2,3は、それぞれ内部を変形可能なPTFE又はSUS製の隔膜10,11で分離して、超純水(超清純流体)室2A、3Aと市水(作動流体)室2B、3Bとを設けたものであり、内部で市水と超純水が分離されており、該隔膜10,11を通じて市水の圧力で超純水を加圧し、各加圧部2,3で加圧された超純水は供給バルブ12,13を介して合流して連続的に供給される。
【0013】
また、前記作動バルブ5と加圧部2の市水(作動流体)室2Bの間には排水用バルブ14が、前記作動バルブ6と加圧部3の市水(作動流体)室3Bとの間には排水用バルブ15が設けられている。これら全バルブは、電磁バルブを採用しコンピュータで開閉制御できるようになっている。
【0014】
そして、この高圧力の超純水供給システムの運転は以下のようになっている。先ず、前記超純水供給装置7では、大気圧とほぼ同じ圧力の超純水が製造される。この超純水を一つの加圧部で連続的に加圧することは困難であるので、前述の装置では二つの加圧部2,3で交互に超純水を大気圧から所定の圧力まで加圧し、連続的に高圧力の超純水を供給するようになっている。
【0015】
つまり、一方の加圧部2の系統では、作動バルブ5と供給バルブ12を開き、補充バルブ8と排水用バルブ14を閉じて加圧した市水を加圧部2内の市水室2Bに供給し、該加圧部2内で隔膜10を介して加圧された超純水が供給バルブ12から供給され、他方の加圧部3の系統では、作動バルブ6と供給バルブ13を閉じ、補充バルブ9と排水用バルブ15を開き、加圧部3の市水室3Bから市水を排水しながら超純水供給装置7から加圧部3内の超純水室3Aへ超純水を供給する。ここで、排水用バルブ15を開いて加圧部3内の市水室3Bを大気圧に戻した後に、補充バルブ9を開き、超純水供給装置7が圧力破壊しないようにしている。次に、補充バルブ9と排水用バルブ15を閉じ、作動バルブ6を開いて加圧部3内の市水室3Bに加圧した市水を供給し、超純水を加圧して供給圧力に達すると、供給バルブ13を開き、供給バルブ12と作動バルブ5を閉じ、排水用バルブ14を開いて加圧部2内の市水室2Bの市水を排水して市水室2Bが大気圧になった後、補充バルブ8を開いて市水を排水しながら超純水供給装置7から超純水を加圧部2内の超純水室2Aに供給するのである。以後は、この繰り返しであり、各バルブの開閉タイミングはコンピュータ制御され、連続的に高圧力の超純水が両供給バルブ12,13から供給されるのである。
【0016】
本実施形態では、前記加圧部として二つの加圧部2,3を採用したが、加圧部は三つ以上並設しても良く、その場合にも各加圧部は前記同様なバルブを介してプランジャーポンプ1と超純水供給装置7に接続する。このように加圧部を複数並設することによって、各々は不連続であるが全体として連続的に超純水を供給できるのである。更に、前記供給バルブ12,13を介して大容量のリザーブタンクに加圧超純水を供給した後、このリザーブタンクからレギュレータを通して供給するようにすれば、更に圧力変動を抑制して加圧超純水を供給することが可能である。
【0017】
次に、前述した加圧部2,3の具体的構造の一例を図2に基づき説明する。前記加圧部2,3は同じ構造であり、図2に加圧機20として示している。この加圧機20は、圧力容器21の内部に前記隔膜10を構成するステンレス製のベローズ22を設け、該圧力容器21の内部を、ベローズ22内の超純水室2A(3A)とベローズ22外の市水室2B(3B)とに区画し、該ベローズ22が伸縮することにより両室の体積が相補的に変化するようになっている。ここで、前記圧力容器21は、上下方向に配した円筒状の本体23の上下両端を上蓋体24と下蓋体25で密閉したものであり、前記ベローズ22の上端は上蓋体24に固定し、下端は自由端となっている。
【0018】
そして、前記下蓋体25には、前記市水室2B(3B)に連通するように1次水管26を分岐してその一方に前記作動バルブ5(6)を連結するとともに、他方に前記排水用バルブ14(15)を連結している。また、前記上蓋体24には、前記ベローズ22内の前記超純水室2A(3A)に連通するように2次水管27を接続し、該2次水管27を分岐してその一方に前記補充バルブ8(9)を連結するとともに、他方に前記供給バルブ12(13)を連結している。ここで、前記2次水管27は、上蓋体24を貫通させ、その先端部のJ字形に屈曲した供給口27Aをベローズ22の固定端側の上部空間に開放させて接続している。ここで、前記供給口27Aを上向きにした理由は、ベローズ22内の下方で発生した気泡が2次水管27内に入らないようにするためである。
【0019】
また、前記ベローズ22は、上端に固定した取付板28の周囲を、本体23と上蓋体24の間に挟んだ状態でOリング29,29を介在させて固定し、該ベローズ22の下端に固定したフランジ30に下方へ延びた金属製のゲージ杆31を固定している。そして、前記下蓋体25の中心部には、前記ゲージ杆31が貫通する挿通孔32を開口し、該下蓋体25の下面には下端を閉止した非金属製の制御筒33を前記挿通孔32に連通するように密封状態で取付けている。更に、前記ゲージ杆31の下半部は前記制御筒33内に位置し、制御筒33の外部でその長手方向に間隔を隔てて複数個設けた金属通過センサー34,…等のセンシング手段によって、ゲージ杆31の先端の通過をモニターし、常にベローズ22のフランジ30の位置、即ちベローズ22の伸縮状態を確認できるようにしている。
【0020】
前記金属通過センサー34は、例えばコイルで構成し、内部に金属が存在する場合と存在しない場合とで、インピーダンスが変化する現象を捉え、つまりベローズ22の伸縮に伴って制御筒33内を移動するゲージ杆31の先端が通過する瞬間を捉えるものである。ここで、本実施形態では、前記複数の金属通過センサー34,…として、それぞれ定常運転時においてベローズ22の最大伸張状態を検知するための最大検知センサー34Aと、最小収縮状態を検知するための最小検知センサー34Bと、更に該最小検知センサー34Bが故障した場合にベローズ22の圧壊を防止するための非常停止センサー34Cとを設けている。
【0021】
また、前記フランジ30は、前記圧力容器21を構成する本体23内の円筒状空間の断面形状に近似した形状であり、フランジ30が本体23内の円筒状空間を軸方向に平行に移動することによって、ベローズ22の変形を軸方向のみに制限している。尚、定常運転中は、ベローズ22の内外の圧力差は小さいので、ベローズ22には大きな耐圧性は要求されない。
【0022】
また、前記下蓋体25には、減圧バルブ35に連結した排水管36を連結している。この減圧バルブ35は、ベローズ22内の超純水を市水の圧力によって加圧して2次水管27から供給バルブ12(13)を通して放出した後、排水用バルブ14(15)から圧力容器21内の市水を排水する前に、一時的に開放して圧力容器21内の市水側の圧力を徐々に下げ、圧力を開放するために使用する。この減圧バルブ35と排水管36による排水作業は、圧力容器21の容積にもよるが短時間、例えば1秒弱で完了し、それにより1次水管26から排水用バルブ14(15)を通して排水する際に、急激な圧力変化を抑制してベローズ22の破壊を防止できる。ここで、前記減圧バルブ35のコンダクタンスは、排水用バルブ14(15)よりも十分に小さく設定している。
【0023】
また、前記圧力容器21の市水室2B(3B)に溜まった空気を抜くために、圧力容器21の本体23の最上部に空気抜き口37を設け、該空気抜き口37から容器外に導管38を引き出し、リークバルブ39を介して大気開放している。また、前記ベローズ22の超純水室2A(3A)に溜まった空気を抜くために、ベローズ22の最上部に空気抜き口40を設け、該空気抜き口40から容器外に導管41を引き出し、リークバルブ42を介して大気開放している。ここで、前記2次水管27の供給口27Aは、前記空気抜き口40よりも若干低い位置に設定している。前記リークバルブ39,42は、常時少量リークさせ、常に圧力容器21内及びベローズ22内が空気のない状態とする。
【0024】
このように加圧した超純水は、その圧力を利用して微少な孔を有するノズルからシリコンウエハ等の材料表面に噴射し、その際に生じる表面に沿った剪断流によって材料を加工する用途に使用できる。また、この加工には材料との化学反応性が高い微粒子を超純水中に分散させた懸濁液として使用することも可能である。更に、加圧した超純水を材料表面に噴射し、表面に付着した微少異物を除去する洗浄にも使用することが可能である。また、本発明は、配管を利用して超純水を所望位置まで送る一般的な機器にも利用できるものである。
【0025】
【発明の効果】
以上にしてなる本発明の超清純流体の加圧供給装置によれば、不純物を一切混入させることなく、超清純流体を大気圧から所定の圧力まで加圧して連続供給することができる。
請求項1によれば、常にベローズの伸縮状態を確認することができる。
請求項2によれば、それぞれ定常運転時においてベローズの最大伸張状態を検知することができるとともに、非常停止センサーにより検知することで最小検知センサーが故障した場合でもベローズの圧壊を防止することができる。
請求項3によれば、ベローズの変形を軸方向のみに制限することができる。
請求項4によれば、ベローズ内の下方で発生した気泡が加圧した超清純流体を供給するための2次水管内に入らないようにすることができるとともに、常にベローズ内が空気のない状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超清純流体の加圧供給装置を示す簡略配管図である。
【図2】加圧部を構成する加圧機の具体例を示す簡略断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ
2,3 加圧部
2A、3A 超純水(超清純流体)室
2B、3B 市水(作動流体)室
4 レギュレータ
5,6 作動バルブ
7 超純水(超清純流体)供給装置
8,9 補充バルブ
10,11 隔膜
12,13 供給バルブ
14,15 排水用バルブ
20 加圧機
21 圧力容器
22 ベローズ
23 本体
24 上蓋体
25 下蓋体
26 1次水管
27 2次水管
27A 供給口
28 取付板
29 Oリング
30 フランジ
31 ゲージ杆
32 挿通孔
33 制御筒
34 金属通過センサー
34A 最大検知センサー
34B 最小検知センサー
34C 非常停止センサー
35 減圧バルブ
36 排水管
37,40 空気抜き口
38,41 導管
39,42 リークバルブ

Claims (6)

  1. 内部を変形可能な隔膜で分離して、超清純流体室と作動流体室とを設けた加圧部を複数並設し、ポンプにより所定圧力に加圧した作動流体を複数流路に分岐し、それぞれ作動バルブを介して前記加圧部の作動流体室に供給する一方、超清純流体供給装置から超清純流体を各加圧部の超清純流体室にそれぞれ補充バルブを介して供給し、前記隔膜を通じて作動流体の圧力で超清純流体を大気圧から所定の圧力まで加圧し、各加圧部で交互に加圧された超清純流体を供給バルブを介して合流させて連続供給してなる超清純流体の加圧供給装置であって、前記加圧部として上下方向に配した円筒状の本体の上下両端を上蓋体と下蓋体で密閉した圧力容器の内部に、前記隔膜を構成するステンレス製のベローズを配し、該ベローズの上端は前記上蓋体に固定し、下端は自由端となし、該ベローズの下端に固定したフランジに下方へ延びた金属製のゲージ杆を固定し、前記下蓋体の中心部には、前記ゲージ杆が貫通する挿通孔を開口し、該下蓋体の下面には下端を閉止した非金属製の制御筒を前記挿通孔に連通するように密封状態で取付け、前記ゲージ杆の下半部は前記制御筒内に位置し、制御筒の外部でその長手方向に間隔を隔てて複数個設けた金属通過センサーによって、ゲージ杆の先端の通過をモニターし、常にベローズの伸縮状態を確認できるようにしたことを特徴とする超清純流体の加圧供給装置。
  2. 前記複数の金属通過センサーとして、それぞれ定常運転時において前記ベローズの最大伸張状態を検知するための最大検知センサーと、最小収縮状態を検知するための最小検知センサーと、更に該最小検知センサーが故障した場合にベローズの圧壊を防止するための非常停止センサーとを設けてなる請求項1記載の超清純流体の加圧供給装置。
  3. 前記フランジは、前記圧力容器を構成する本体内の円筒状空間の断面形状に近似した形状であり、フランジが本体内の円筒状空間を軸方向に平行に移動するようにしてなる請求項1又は2記載の超清純流体の加圧供給装置。
  4. 加圧した超清純流体を供給するための2次水管は、前記上蓋体を貫通させ、その先端部のJ字形に屈曲した供給口を前記ベローズの固定端側の上部空間に開放させて設けるとともに、前記ベローズの最上部に空気抜き口を設け、該空気抜き口から容器外に導管を引き出し、リークバルブを介して大気開放し、前記2次水管の供給口は、前記空気抜き口よりも若干低い位置に設定し、前記リークバルブは、常時少量リークさせてなる請求項1又は2又は3記載の超清純流体の加圧供給装置。
  5. 前記超清純流体が超純水であり、前記作動流体が市水である請求項1〜4何れかに記載の超清純流体の加圧供給装置。
  6. 前記超清純流体が超純水に1種又は2種以上の他の純粋物質を混合したものである請求項1〜5何れかに記載の超清純流体の加圧供給装置。
JP25317599A 1999-09-07 1999-09-07 超清純流体の加圧供給装置 Expired - Fee Related JP3570307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25317599A JP3570307B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 超清純流体の加圧供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25317599A JP3570307B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 超清純流体の加圧供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001073930A JP2001073930A (ja) 2001-03-21
JP3570307B2 true JP3570307B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=17247592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25317599A Expired - Fee Related JP3570307B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 超清純流体の加圧供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3570307B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2874513B1 (fr) * 2004-08-25 2006-11-03 Commissariat Energie Atomique Dipositif et installation d'injection de matieres particulaires dans une enceinte et procede associe.
JP2007056804A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Asahi Sunac Corp 送液ポンプ、フィルタハウジング、バルブ、スプレーノズル、及びこれらを備えたスプレー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001073930A (ja) 2001-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6019116A (en) Liquid transfer system
US6554579B2 (en) Liquid dispensing system with enhanced filter
JP2000109195A (ja) 液体状化学薬品の分配方法並びにシステム
JP4787761B2 (ja) 半導体ウエハーの高圧処理チャンバー
US20010023875A1 (en) Chemical delivery systems and methods of delivery
JP6297170B2 (ja) インラインディスペンスキャパシタ
JP6942497B2 (ja) 処理液供給装置
JP2001192893A (ja) 二倍圧力ベッセル化学物質ディスペンサーユニット
JP2005305396A (ja) 可撓性タンクとこれを用いた薬液供給装置
US3945770A (en) High pressure pump
JP3570307B2 (ja) 超清純流体の加圧供給装置
US4121236A (en) Aperture card camera with device for spraying the exposed film
US11555473B2 (en) Dual bladder fuel tank
US20050224400A1 (en) Pressurisation system
JP2016020880A (ja) 内圧疲労試験機
JP2004053018A (ja) 増圧機を用いて圧力を発生させるための制御方法、特に管の圧縮強さを検査するための制御方法
TW200821049A (en) Coating applicator
JP2012249763A (ja) 消火剤原液貯蔵タンクおよび消火剤混合装置
RU2447001C1 (ru) Устройство для заправки баков космического аппарата топливом методом вытеснения
CN109630893B (zh) 一种连续稳定供液系统
JPS58102128A (ja) 圧力管等の耐圧力、漏洩試験方法及びその試験装置
NZ536857A (en) Pressure-based fluid corrosion/erosion protection apparatus and associated methods
JP4347739B2 (ja) 容器の減圧試験方法と試験装置
JP6958212B2 (ja) 力学量センサのリペア方法及び力学量センサをリペアするための装置
JP3147873B2 (ja) 半導体製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3570307

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees