JP3569401B2 - 溶血検体の調製方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶血検体の調製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
臨床検査、例えば、ヘモグロビンの測定は糖尿病の診断などに重要である。ヘモグロビンの測定では、シリンジや減圧採血管などの採血具を用いて血液を採取し、該採血具から試験管にいったん移行した後に、または該採血具から直接に、所定量の血液をマイクロピペットやスポイトなどの分注器具を用いて別の試験管に注入し、その試験管に予め定量だけ収容された溶血用液体によって所定濃度の溶血検体を調製し、該溶液検体を高速液体クロマトグラフィ(HPLC)法によって測定して、ヘモグロビン値を得ている。
【0003】
採血具である上記の減圧採血管は、例えば、特公平7−16484号公報に記載されるように、内部を減圧された状態で密封された管状物であって、有底管とその開口を閉塞する栓体とからなる。また、採血筒は、減圧採血管内に血液を採取するための補助具であって、両端が穿刺可能に仕上げられた採血針を採血筒先端に装着し、前記採血針の筒外側の先端(採血針先端)を血管に穿刺した後、採血管内に減圧採血管の栓体側を先端に向けて挿入し、前記採血針の筒内側の他端(採血針後端)を栓体に刺通して、減圧採血管内へ血液を採取する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、採血方法がどのような方法であっても、溶血検体を調製するに際しては、例えばマイクロピペットを用いる方法は、目盛りを注視しながら分注を行うので作業者は負担を強いられる。また、スポイトは滴下時の押し具合により液量のバラツキが生じる。
【0005】
また、減圧採血管を用いて採血した場合の溶血検体の調製では、先ず減圧採血管の栓体を管から取り外し、該管内にマイクロピペットなどを挿入して血液を吸引するので、操作がより煩雑であり、また、操作中に血液が飛散して周囲が汚れるという問題、また、採取した血液自体が外気に曝され汚染されるという問題があった。
【0006】
本発明の課題は上記問題を解決し、簡単な操作で、しかも採血から調製に至る間、血液が外気に曝されることがない、溶血検体の調製方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、公知技術である減圧採血管と採血筒を用いた採血方法において、使用後に採血筒から取り外され捨てられていた採血針内に、血液が減圧採血管内へ吸入されずに残留していることに着目し、この血液を利用するという発想のもとに研究した結果、採血針内に残留する血液の量は、採血針の仕様ごとに特有の平均値を有するものであること、またそれによって溶血検体の調製に利用可能であることを明らかにして本発明を完成させた。
【0008】
本発明は、以下の特徴を有するものである。
(1)下記(A)の採血筒を用い、その採血針を、内部に溶血用液体が封入された第2の減圧採血管の栓体に刺通することによって、前記採血針の内部に残留した血液を第2の減圧採血管内に移行し溶血用液体に溶解せしめて溶血検体とすることを特徴とする溶血検体の調製方法。
(A)一方の端面が開口し他方の端面が閉じられた筒状物の前記閉じられた側の端面に、両端がともに穿刺可能に仕上げられた採血針が該筒状物の内外を貫通した状態で装着された構造を有する採血筒であって、該採血針の両端のうち筒外側の先端(採血針先端)が血管内に穿刺され該採血筒内に第1の減圧採血管が挿入され、筒内側の採血針他端(採血針後端)が該減圧採血管の栓体に刺通されて血液が該減圧採血管内に採取された後、減圧採血管が採血筒から取り外されたことによって、採血針の内部に血液が残留している採血筒。
【0009】
(2)上記溶血用液体が、ヘモグロビンの測定を行うための液状の試薬である、上記(1)の溶血検体の調製方法。
(3)溶血検体が、ヘモグロビン濃度の測定、ヘモグロビンA1c濃度の測定またはグリコヘモグロビンの測定を行うための溶血検体である、上記(1)記載の溶血検体の調製方法。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による溶血検体の調製方法の具体的な手順の一例を示す説明図である。同図中の器具は全て概略的に示している。また、器具は断面で示しており、断面に対しては区分を明らかにするためのハッチングを施している。
【0011】
図1(a)は、採血筒と減圧採血管とを用いて採血を行なっている状態を示している。採血筒と減圧採血管の概要については従来技術で説明したとおりである。同図でさらに説明すると、採血筒Aは、一方の端面1bが開口し他方の端面1aが閉じられた筒状物1の前記端面1aに、採血針2が装着された構造を有する。採血針2は、両端2a、2bが共に穿刺可能に鋭利に仕上げられたものであり、該筒状物の内外を貫通した状態で筒状物1の端部1aに装着されている。減圧採血管は、同図では第1の減圧採血管Bとして示すように、内部5を減圧された状態で密封された管状物であって、有底管3とその開口を閉塞する栓体4とからなる。
【0012】
本発明による溶血検体の調製方法では、先ず、図1(a)に示すように、採血針2の両端2a、2bのうち、筒外側の先端(採血針先端)2aを生体表面Sから血管内(図示せず)に穿刺し、次いで筒状物1の開口側1bから筒内に第1の減圧採血管Bを挿入し、採血針2の筒内側の他端(採血針後端)2bを減圧採血管Bの栓体4に管内へ刺通することによって、血液を減圧採血管内に吸引し採取する。
【0013】
本発明による溶血検体の調製方法では、減圧採血管Bによる吸引が終了し、該減圧採血管Bを採血筒A内から取り出し、採血筒を生体表面から引き抜いた後に、さらに、図1(b)に示すように、採血針先端2aを、内部に溶血用液体6が封入された第2の減圧採血管の栓体に該管内へ刺通する。これによって、採血針の内部に残留した血液を、第2の減圧採血管C内に移行し、溶血用液体6に溶解して溶血検体を得る。また、図1(b)は、採血針先端を第2の減圧採血管に刺通するときの姿勢の一例を示す図であって、例えば、図1(b)の状態とは上下逆に、第2の減圧採血管を下側として採血針先端を下方に向けて刺通するなど、刺通するときの採血筒・減圧採血管の姿勢・方向は限定されない。
【0014】
本発明に用いられる採血筒、減圧採血管は公知のものを利用してよい。採血筒は、図1で説明したように、両端がともに穿刺可能に仕上げられた採血針が該筒状物の内外を貫通した状態で装着された構造を有するものであればどのようなものであってもよいが、採血針だけをディスポーザブルとするために該採血針を筒状物に対して着脱自在とするものが好ましい。
【0015】
採血針の仕様は限定されないが、残留血液の量が測定目的に対して適量であり、しかも採血ごとのばらつきがより小さくなるような仕様が好ましく、採血針の一般的な呼称番号でいう、21G(外径φ0.80mm)や、22G(外径φ0.70mm)が好ましいものとして挙げられる。
【0016】
採血針内に残留する血液の量は、針の仕様(内径、長さ)ごとに固有の値を示す。例えば、上記呼称番号21Gの採血針では、残留する血液の量は15μl(マイクロリットル)程度、呼称番号22Gの採血針では、残留する血液の量は10μl程度である。ただしこれらの値は許容範囲内でばらつきを示す。例えば、同じ針を繰り返し用いて採血を行った場合でも、試行ごとに±0.3μl〜±0.4μl程度以内の誤差を生じる。また、針の製造誤差によって内径、長さがばらつくので、試行ごとに新しい針に交換して採血を行った場合の血液の量の誤差は、これにさらに±0.1μl〜±0.2μl程度以内の誤差が加えられることを考慮する。
【0017】
第2の減圧採血管内に予め封入しておく溶血用液体は、測定の目的に応じて選択すればよい。リキテックHbA1c用の溶血用試液、塩化アンモニウム溶液、界面活性剤入溶液、水などが挙げられる。
【0018】
本発明の有用性が特に顕著となるのは、得られた溶血検体を用いてヘモグロビンの測定を行う場合である。ヘモグロビンの測定としては、例えば、糖尿病の診断などに重要なヘモグロビンA1c濃度の測定や、ヘモグロビン濃度の測定、それから得られるヘモグロビンA1c%及びグリコヘモグロビンの測定などが重要なものとして例示される。測定方法は公知技術を用いればよい。
【0019】
例えば、ヘモグロビンA1c濃度、ヘモグロビン濃度およびそれから得られるヘモグロビンA1c%の測定を行う場合、第2の減圧採血管内に封入しておくべき溶血用液体としては、リキテックHbA1c用の溶血用試液、塩化アンモニウム溶液、界面活性剤入溶液、水などの液状の試薬が例示される。
【0020】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に示す。
本実施例では、本発明によって得られた溶血検体を用いて実際にヘモグロビンA1c濃度の測定、ヘモグロビン濃度の測定を行い、それからヘモグロビンA1c%を得、従来の調製方法によって得られた溶血検体に対する測定結果と比較することによって、本発明による調製方法の信頼性を確認すると共に、その操作性を評価した。
【0021】
図1に示す手順のとおり、採血筒Aと減圧採血管B、Cの組合せを用い、本発明の調製方法に従って第1の減圧採血管Bに採血し、第2の減圧採血管Cには採血針内に残留した血液を移行して溶血検体のサンプルを得た。
検体数は49検体とし、各々の採血における第1の減圧採血管をNo.B1〜B49とし、本発明による溶血検体が収容された第2の減圧採血管をNo.C1〜C49として、同一検体から得た血液、溶血検体に対しては、同じ末尾番号を容器に付した。
【0022】
第2の減圧採血管内(No.C1〜C49)には、ヘモグロビンA1c濃度の測定を行い得る溶血検体とするための液状の試薬として、予め、リキテックHbA1c用の溶血用試液(ベーリンガー・マンハイム社製、製品番号884574)を1ml封入した。用いた採血針は、呼称番号22G(0.7×38mm)とし、採血針は被検者ごとに新品と交換するものとした。
【0023】
第1の減圧採血管(No.B1〜B49)内の血液に対しては、従来公知の溶血検体の調製方法(以下、基本法)に従って溶血検体を作成し、各検体のヘモグロビンA1c濃度、ヘモグロビン濃度を測定し、その比をとってヘモグロビンA1c%とした。本実施例における基本法を概略的に説明すると、溶血用試液1mlと全血0.01mlをマイクロピペットを用い、用手法で正確に秤量し、試験管に分注して101倍希釈の溶血検体を作製するものである。
【0024】
本発明の調製方法によって得られた溶血検体のサンプルNo.C1〜C49における各ヘモグロビンA1c濃度、ヘモグロビン濃度、それから得られるヘモグロビンA1c%の測定結果と、血液サンプルNo.B1〜B49から基本法で得られた溶血検体のサンプルにおける各ヘモグロビンA1c濃度、ヘモグロビン濃度、それから得られるヘモグロビンA1c%の測定結果との関係を解析したところ、図2(ヘモグロビンA1c濃度に関する解析)、図3(ヘモグロビン濃度に関する解析)、図4(ヘモグロビンA1c%に関する解析)のグラフ図に示すような直線状の極めて強い相関関係が得られた。この結果から、本発明による溶血検体の調製方法が、従来の溶血検体の調製方法に代わり得る安定した有用な方法であることがわかった。
【0025】
ヘモグロビンA1c濃度、即ち図2におけるHbA1c(g/dl)の測定は、免疫阻害比濁法を用いて行った。免疫阻害比濁法では、検体中のヘモグロビンA1cは試薬中の抗ヘモグロビンA1c抗体と結合し、ヘモグロビンA1cに結合していない抗ヘモグロビンA1c抗体は試薬中のポリハプテンと結合して複合物を生成するが、この時生じる濁度を340nmで測定し、検量線よりヘモグロビンA1c濃度を求めた。
ヘモグロビン濃度、即ち、図3におけるHb(g/dl)は、溶血検体を570nmで比色法で測定した。
また、ヘモグロビンA1c%、即ち図4におけるHbA1c(%)は、総ヘモグロビン中のヘモグロビンA1cの比率であって、〔ヘモグロビンA1c濃度〕÷〔ヘモグロビン濃度〕×100で計算する。
【0026】
また、この実施例における溶血検体のサンプルNo.C1〜C49は、極めて簡単な操作で、しかも採血から溶血検体の作成までが殆どクローズな状態で調製することができ、周囲に血液が飛散することなく、能率的に行い得ることが確認できた。
【0027】
【発明の効果】
上記のような溶血検体の調製方法とすることによって、煩雑な作業を行なわずとも、採血針の仕様ごとに固有の一定した量の血液を、溶血用液体の入った減圧採血管に移行することができ、そのまま溶血検体とすることができる。また、減圧採血管から試験管へ移すなどの作業が無く、血液が外気に曝される状態を十分に回避できるので、周囲を汚さず、また血液自体が汚染されることも抑制される。さらには、従来では採血作業の後に捨てていた採血針内の血液を、無駄なく有効に活用することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による溶血検体の調製方法の一例を説明するための図である。
【図2】ヘモグロビンA1c濃度に関して、本発明の方法と基本法との関係を示すグラフ図である。
【図3】ヘモグロビン濃度に関して、本発明の方法と基本法との関係を示すグラフ図である。
【図4】ヘモグロビンA1c%に関して、本発明の方法と基本法との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
A 採血筒
B 第1の減圧採血管
C 第2の減圧採血管
1 筒状物
2 採血針
6 溶血用液体
Claims (3)
- 下記(A)の採血筒を用い、その採血針を、内部に溶血用液体が封入された第2の減圧採血管の栓体に刺通することによって、前記採血針の内部に残留した血液を第2の減圧採血管内に移行し溶血用液体に溶解せしめて溶血検体とすることを特徴とする溶血検体の調製方法。
(A)一方の端面が開口し他方の端面が閉じられた筒状物の前記閉じられた側の端面に、両端がともに穿刺可能に仕上げられた採血針が該筒状物の内外を貫通した状態で装着された構造を有する採血筒であって、該採血針の両端のうち筒外側の先端が血管内に穿刺され該採血筒内に第1の減圧採血管が挿入され、筒内側の採血針他端が該減圧採血管の栓体に刺通されて血液が該減圧採血管内に採取された後、減圧採血管が採血筒から取り外されたことによって、採血針の内部に血液が残留している採血筒。 - 上記溶血用液体が、ヘモグロビンの測定を行うための液状の試薬である、請求項1記載の溶血検体の調製方法。
- 溶血検体が、ヘモグロビン濃度の測定、ヘモグロビンA1c濃度の測定またはグリコヘモグロビンの測定を行うための溶血検体である、請求項1記載の溶血検体の調製方法。
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