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JP3566816B2 - Ladle turret for continuous casting - Google Patents

Ladle turret for continuous casting Download PDF

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JP3566816B2
JP3566816B2 JP27170696A JP27170696A JP3566816B2 JP 3566816 B2 JP3566816 B2 JP 3566816B2 JP 27170696 A JP27170696 A JP 27170696A JP 27170696 A JP27170696 A JP 27170696A JP 3566816 B2 JP3566816 B2 JP 3566816B2
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ladle
casting
continuous casting
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turret
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新一 福永
良治 西原
祐一 前田
孝 栃原
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Nippon Steel Corp
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一又は異なった種類の溶鋼を大小の取鍋を用いて鋳造する際に取鍋注入位置とタンディッシュ位置やロングノズル昇降位置等の取り合い制約を解消でき、三次元的調整が可能であり、連続鋳造のストランドの稼働率を高めながら鋳造することができる連続鋳造法において好適に用いることができる連続鋳造の取鍋ターレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、連続鋳造においては、注文された鋼種ごとに製造ロットを編成して、鋳造する1チャージの量を、その連続鋳造機に対応する精錬炉の精錬量(炉能力)で、かつ、連続鋳造機の鋳造能力の上限を指向して連続鋳造の最適な稼働が図られている。
また、前記の鋼種ごとに製造ロットを編成しても、特殊鋼のように鋼種自体が全く異なるか、あるいは比較的に類似する鋼でも、鋳片厚み、鋳造速度、冷却条件等の操業条件が異なる場合が多々ある。
【0003】
これらの製造ロットの編成あるいは鋳造の操業条件の下で行われている連続鋳造方法の代表的なものとしては、図10及び図11に示すように、2基の鋳造ストランド70、71の前方に1基の取鍋ターレット72を配置した1ターレット−2ストランド連続鋳造機を用いて取鍋から溶鋼の鋳造を行う方法(実開平6−61355号公報に記載のもの)と、図12及び図13に示すように、2基の鋳造ストランド90、91の前方に、2基の取鍋ターレット92、93をそれぞれ対応する状態に設置した1ターレット−1ストランド連続鋳造機を用いて取鍋から溶鋼の鋳造を行う方法(実開平5−33946号公報に記載のもの)とがある。
【0004】
まず、図10及び図11に示す1ターレット−2ストランド連続鋳造機を用いる連続鋳造方法について説明すると、ターレットアーム78、79に取鍋76、77を支持させ、駆動モータによって旋回台座75を回転させることによって、取鍋76、77から、交互に、ロングノズル81、タンディッシュ82を介して、同一の鋼種を1つの取鍋から2基の鋳造ストランド70、71の鋳型に溶湯を同時に注入するものである。
【0005】
次に、図12及び図13に示す1ターレット−1ストランド連続鋳造機を用いる連続鋳造方法について説明すると、各取鍋ターレット92、93は、中央部に資材搬入路89を介して両側に設けられかつ相互に独立して旋回可能な上、下旋回台座94a、94bと、上、下旋回台座94a、94bにそれぞれ基部が取付けられ、先部が上、下旋回台座94a、94bの軸線周りに相互に反対方向に旋回自在な上、下取鍋支持アーム95、96とからなる。そして、上、下取鍋支持アーム95、96の先部にはそれぞれ取鍋97、98が支持されている。
【0006】
そして、図12に示す連続鋳造状態では、タンディッシュ99を介して、取鍋97から鋳造ストランド90、91の鋳型に溶湯を注入することができる。また、タンディッシュ99の整備等が必要な場合は、走行台車100を駆動して、図13に示す整備位置までタンディッシュ99を移動することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した鋳造方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、連続鋳造方法によって鋳造される鋼種には、例えば、普通鋼の他に、高炭素鋼やステンレス鋼等の鋳造が比較的難しいものがあり、通常、これらの鋼種は鋳造速度等の鋳込み条件が著しく異なる。
従って、図10及び図11に示す1ターレット−2ストランド連続鋳造機を用いる連続鋳造方法及び図12及び図13に示す1ターレット−1ストランド連続鋳造機を用いる連続鋳造方法を含めて、従来の連続鋳造方法においては、単一の鋼種のみ鋳造している。
【0008】
前記の連続鋳造においては、鋳造ロットが連続鋳造の能力の範囲で大きく、かつ連続して鋳造できれば連続鋳造機の稼働率が高く生産性も高くなり、連連鋳の比率も向上するために鋳造時に発生するトップ片及びボトム片の発生を最小にできるため、歩留り及び鋳片品質共に良好である。
しかし、多品種の混在生産を行う場合、及び、生産される鋳造ロットが大、小で混在する場合等の際に、実開平6−61355号公報による図10及び図11では、多品種の混在生産を行う際は、鋳造の品質が変更されるたびに、場合によっては、タンディッシュ82の交換、鋳型のサイズ変更、その他の鋳造条件の変更等が生じ、連続鋳造機の稼働率の低下を招く。
また、当然のこととして、連連鋳の比率も低下し、鋳造時に発生するトップ片及びボトム片の発生も増加する。また、鋳造ロット小の場合においても、鍋内溶鋼量を大幅に変化させることが極めて困難であり、そのため、本来必要な溶鋼量に加え、不必要な溶鋼量を加えた量で鋳造を行う必要が発生する。その結果、不必要な溶鋼量分については、余材在庫となり、最終的には、在庫処分による屑化等による大幅な歩留等の問題が発生する。
【0009】
さらに、図10及び図11の鋳造では、片側の鋳造ストランド70又は71でブレークアウト或いはその他の操業異常、装置故障等が生じた際に、全鋳造ストランド70、71の鋳造ができなくなる。
特に、この前記の問題は、多品種の混在がステンレス鋼或いは高炭素鋼の場合は、トラブル頻度増加、或いは、トラブル時の復旧時間増大等の問題がより顕著となる。
【0010】
また、実開平5−33946号公報の図12及び図13に示す連続鋳造方法では、取鍋ターレット92、93とそれに対応した鋳造ストランド90、91が独立しているが、この方法は、前述したように、同じ鋼種を、この独立した鋳造ストランド90、91で鋳造しており、多品種の混在生産あるいは大、小の鋳造ロットからなる鋳造において、前記と同様に不必要な溶鋼量からなる鋳造となり、余材在庫、ひいては、在庫処分による屑化や歩留りロス等の問題点がある。
【0011】
即ち、異なる鋼種を他の独立鋳造ストランド90、91に集約しても、異なる鋼種の注文に基づく生産ロットが十分でないために、異なる鋼種用の独立鋳造ストランド90又は91の休止あるいは待機時間が増加して大幅な稼働率の低下となり、2鋳造ストランド90、91を含めた全体の稼働率が低下する。この結果、生産性が大きく低下することに加えて、鋳造時に発生するトップ片及びボトム片の発生も増加して品質、歩留り、余材在庫、これによる歩留低下等に問題がある。
【0012】
また、この図12及び図13における相互に独立した鋳造ストランド90、91では、中央に資材搬入路89を挟んでいること、取鍋ターレット92、93が独立旋回で旋回半径が大きいために鋳造ストランド90、91間の間隔が大きくなり、取鍋ターレット92、93及び連続鋳造設備も大型化する等の問題がある。
【0013】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、鋳造する鋼種が異なる混在生産あるいは鋳造する取鍋の容量が大、小からなる連続鋳造を、2鋳造ストランドを含めた全体の稼働率が高く、かつ、生産性を阻害しない鋳造を可能とすると共に、連続鋳造時に発生するトップ片及びボトム片の発生を最小にして、品質及び歩留り共に向上でき、且つ余材発生のない連続鋳造法において好適に用いることができる連続鋳造の取鍋ターレットを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の連続鋳造の取鍋ターレットは、基台上にロバロ旋回環を介して旋回基部が載置され、該旋回基部の周縁部に一対の平面視で凹状の取鍋載置部が形成されている連続鋳造の取鍋ターレットにおいて、
前記取鍋ターレットの前記各取鍋載置部は、載置される取鍋の底部が前記ロバロ旋回環の旋回外環以内に重なるように配置され、且つ前記各取鍋載置部に大型の前記取鍋の袴部が載置支持される第1の取鍋支持面と、小型の前記取鍋のトラニオンが載置支持される第2の取鍋支持面とが具備され、更に前記第1の取鍋支持面上に載置され、その基部周りに上下方向に旋回自在で、しかも上面に前記第2の取鍋支持面が形成されるトラニオン支持ブロックを備えた起立アームと、該起立アームをその基部周りに旋回させるアーム旋回機構とが設けられている
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0018】
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る連続鋳造の取鍋ターレットA1、A2を具備する1ターレット−1ストランド連続鋳造機Bの構成について説明する。
【0019】
図1に示すように、床面10上には、建屋を支持すると共に、走行クレーン11を走行自在に支持するための建屋支柱12、13が、所定間隔を開けて縦方向及び横方向に立設されている。
そして、これらの建屋支柱12、13を結ぶ連絡線14の一側(図1では左側)には、それぞれ、1ターレット−1ストランド連続鋳造機Bを形成する2つの鋳造ストランド15、16が平行間隔を開けて配設されている。
【0020】
一方、建屋支柱12、13を結ぶ連絡線14の他側(図1では右側)には、その連絡線14から所定の間隔Dを開けて、一対の取鍋ターレットA1、A2が配設されており、後述するように、各取鍋ターレットA1、A2には、その旋回基部26の180°対向する周縁部に、それぞれ、取鍋載置部34が設けられており、この取鍋載置部34には、後述する大型の取鍋17と小型の取鍋41が着脱自在に載置支持されている。
【0021】
さらに、各取鍋ターレットA1、A2の取鍋載置部34と鋳造ストランド15、16との間には、それぞれ、タンディッシュ18、19が配設されている。
従って、取鍋17、41内の溶湯をタンディッシュ18、19に流し込み、その後、浸漬ノズル20、21を通して、タンディッシュ18、19から鋳造ストランド15、16の鋳型に鋳込むことができる。
【0022】
次に、図1〜図8を参照して、取鍋ターレットA1の具体的構成について説明する。なお、取鍋ターレットA2も取鍋ターレットA1と同一の構成を有するので、各部は同一の符号で示す。
図2及び図3に示すように、床面10上に設置された高床部22の上面には基台23が固着されており、この基台23上には、ロバロ旋回環24を介して旋回基部26が載置されている。
【0023】
この旋回基部26は、それぞれ、ロバロ旋回環24の直径と略等しい辺を有すると共に、ロバロ旋回環24上に旋回自在に載置されるピンギアフレーム28にボルト・ナット等の締結手段により一体に固定されている。
従って、旋回基部26の下部外周面には、ピンギアフレーム28が固着されており、このピンギアフレーム28の外周に設けられたピンギア29に駆動モータ(図示せず)の出力軸が嵌着されており、前記駆動モータ(図示せず)を駆動することによって、ロバロ旋回環24を介して、旋回基部26を水平面上で旋回することができる。
【0024】
図1〜図3に示すように、平面視でH型形状の台座本体27は、平面視で矩形形状の旋回基部26の上面に、平行間隔を開けて立設された一対のサイドフレーム32と、両サイドフレーム32の中央同士を連結してH型フレームを形成する連結板33とからなる。また、図1及び図2に示すように、各サイドフレーム32の両端は、旋回基部26から外方に伸延している。さらに、図2に示すように、サイドフレーム32の高さHは、取鍋17、41がサイドフレーム32上に載置された際、取鍋17、41の底面が旋回基部26の上面に接しないようにしている。従って、連結板33の両側には、旋回基部26の上面と一部重なる状態で凹状の取鍋載置部34が形成される。
【0025】
また、サイドフレーム32の両端部の上面には、それぞれ、一対の取鍋受け座35が長手方向に間隔をあけて取付けられており、両取鍋受け座35の間には後述する大型の取鍋17の袴部44と小型の取鍋41のトラニオン43がそれぞれ載置支持される第1及び第2の取鍋支持面46、53が形成されている。
従って、取鍋17、41を取鍋載置部34内に移送すると共に、その外面に取付けられた袴部44とトラニオン43を、第1及び第2の取鍋支持面46、53によって支持させることによって、取鍋17、41を取鍋ターレットA1、A2に取付けることができる。
この際、取鍋載置部34は旋回基部26の上面と一部重なるので、取鍋載置部34に載置される取鍋17、41の底部と、必然的に、この旋回基部26の直下に配設されたロバロ旋回環24の旋回外環以内に重なる。
【0026】
取鍋ターレットA1、A2を以上の構成とすることによって、サイドフレーム32の両端が旋回基部26の対応する長手方向辺から突出する長さを可及的に短くでき、図1に示すように、取鍋ターレットA1、A2の旋回軌跡37を著しく小さくすることができる。従って、旋回基部26、ロバロ旋回環24、基台23を支持する高床部22等の基礎を全て小型化でき、建屋等の省スペース化を図ることができると共に、連続鋳造設備の設備費を低減することができる。
【0027】
また、本実施の形態では、取鍋ターレットA1、A2は、以下に説明する取鍋支持面変換装置Cを用いて、大きさの異なった大型及び小型の2種類の取鍋17、41を載置支持することができる。
まず、取鍋17、41の構成について説明すると、図9に示すように、大型の取鍋17と小型の取鍋41の外周面には、それぞれ、トラニオン42、43と、これらのトラニオン42、43の下部に位置する袴部44、45とが固着されている。そして、小型の取鍋41には、大型の取鍋17の外周面に固着されている袴部44とほぼ同一高さ位置にあるトラニオン43で搭載できるように、後述する起立アーム47のアーム本体47aの上面に形成されたトラニオン支持ブロック52の第2の取鍋支持面53に、容易かつ安定状態に載置することができる。
【0028】
次に、取鍋支持面変換装置Cの構成について説明する。
図3〜図8に示すように、各サイドフレーム32の前後部の上面であって取鍋受け座35の間に形成された第1の取鍋支持面46上には、それぞれ、起立アーム47のアーム本体47aが載置されており、アーム本体47aの長さは第1の取鍋支持面46の長さと略等しく設定されている。
各アーム本体47aの基部の外側面にはサイドフレーム32と並設状態に偏向アーム48の先部が連設されており、偏向アーム48の基部は、枢軸49によってサイドフレーム32の外側面に枢支されている。
【0029】
偏向アーム48の基部にはリンクアーム50の基部が突設されており、リンクアーム50の先部は、サイドフレーム32の中央部の外側面に揺動自在に取付けられているアーム旋回機構の一例である油圧シリンダ51の伸縮ロッド51aの先部に枢支されている。
図6に示すように、アーム本体47aの先部の上面にはトラニオン支持ブロック52が固着されており、トラニオン支持ブロック52の上面には第2の取鍋支持面53が形成されている。そして、この第2の取鍋支持面53によって、図4に示すように、小型の取鍋41のトラニオン43が載置支持される。
図6に示すように、サイドフレーム32の中央部側の上面にはストッパー54が立設されており、起立アーム47の最大起立角度を規制している。
【0030】
本実施の形態では、上記したように、取鍋支持面変換装置Cは主として起立アーム47によって構成されている。しかし、取鍋支持面変換装置Cは何ら上記した構成に限定されるものではなく、例えば、取鍋支持面変換装置Cが、図示しないが、第1の取鍋支持面46上に摺動自在に取付けられる摺動板と、この摺動板に取付けられると共に上面に第2の取鍋支持面が形成されるトラニオン支持ブロックと、摺動板を摺動させる摺動板摺動機構とから形成されるものを用いることもできる。
次に、上記した構成を有する1ターレット−1ストランド連続鋳造機B及び本実施の形態に係る取鍋ターレットA1、A2を用いて行う連続鋳造方法について具体的に説明する。
【0031】
例えば、取鍋ターレットA1、A2のいずれか一方、又は、両取鍋ターレットA1、A2を用いて、鋳造が比較的易しい鋼種である普通鋼を鋳造する場合には、大型の取鍋17を用いて鋳造を行う。
具体的には、鋳造ストランド15を用いる場合には、大容量の溶鋼が充填される大型の取鍋17を転炉から取鍋ターレットA1上に移送し、その後、タンディッシュ18を通して鋳造ストランド15に鋳込み、普通鋼を連続的に鋳造する(連連鋳)ようにしている。この際、図4の左側に示すように、取鍋支持面変換装置Cを駆動することによって、起立アーム47は起立状態に保持される。
従って、鋳造ストランド15を用いて高い効率で普通鋼を鋳造することができると共に、トップ片やボトム片の発生を可及的に防止することができる。
【0032】
一方、取鍋ターレットA1、A2のいずれか一方、又は、両取鍋ターレットA1、A2を用いて、鋳造が比較的難しい鋼種である炭素鋼やステンレス鋼を鋳造する場合には、小型の取鍋41を用いて鋳造を行う。
具体的には、鋳造ストランド16を用いる場合には、小容量の溶鋼が充填される小型の取鍋41を電気炉等から取鍋ターレットA2上に移送し、その後、タンディッシュ19を通して炭素鋼やステンレス鋼等を鋳造ストランド16に鋳込み、炭素鋼やステンレス鋼等を間欠的に鋳造することができる。
【0033】
この際、炭素鋼やステンレス鋼等の鋳造は難鋼種なので時間を要するが、小容量なので、鋳造ストランド16で十分時間的な余裕をもって鋳造することができる。また、必要な場合は、鋳造ストランド16を用いて、炭素鋼やステンレス鋼等も連連鋳することによって、トップ片やボトム片の発生を可及的に防止することができる。
また、鋳造ストランド16に余裕がある場合は、この鋳造ストランド16を用いて、炭素鋼やステンレス鋼等の難鋼種の鋳造の間に、普通鋼の鋳造を行うことができる。
【0034】
このように、鋳造ストランド15と鋼種が異なる鋼の鋳造を行う鋳造ストランド16の稼働率も向上することができる。
即ち、本実施の形態では、鋳造する鋼種が異なる混在生産あるいは鋳造する取鍋17、41の容量が大、小からなる場合に連続鋳造を行う際に、両鋳造ストランド15、16から構成される1ターレット−1ストランド連続鋳造機Bの全体の稼働率を向上でき、鋳造製品の生産性を向上でき、また、トップ片やボトム片の発生を最小にして、品質、歩留り共に向上することができる。
【0035】
さらに、図1に示すように、本実施の形態では、取鍋ターレットA1、A2の小型化によって、建屋支柱12、13の1スパン間に、2基の取鍋ターレットA1、A2を設置することができる。この際、2基の取鍋ターレットA1、A2の回転角度に90°の位相差を設けることによって、取鍋ターレットA1、A2を旋回させた時の取鍋ターレットA1、A2間の干渉がなくなり、両取鍋ターレットA1、A2の中心間の距離Eをさらに短くして接近させることができ、建屋支柱12、13の1スパン間への2基の取鍋ターレットA1、A2の設置をさらに容易にすることができる。
【0036】
また、本実施の形態では、図1に示すように、建屋支柱12、13を結ぶ連絡線14の一側(左側)に鋳造ストランド15、16が配設されると共に、2基の取鍋ターレットA1、A2が連絡線14の他側(右側)に配設されている。
【0037】
従って、鋳造ストランド15、16の鋳込み口と取鍋17、41との間に十分な距離を確保することができ、一方の鋳造ストランド16を鋳込み中に、他方の鋳造ストランド15の鋳型周辺で、作業者が次回の鋳造のためのシール等の準備作業を行なっていても、取鍋17、41から飛散される溶湯は作業者まで届かないので、作業者は安全にシール等の準備作業を行うことができる。
【0038】
さらに、本実施の形態では、図1に示すように、前記建屋支柱12、13を結ぶ連絡線14の他側(右側)に配設されている2基の取鍋ターレットA1、A2の中心Xが走行クレーン11の寄せ限界範囲内に位置するようにしている。なお、図2において、図1に示す走行クレーン11によって巻き取られる巻き上げワイヤの先端にはフック(図示せず)が取付けられており、このフックは取鍋17の外周面に固着されたトラニオン42に掛合される。
【0039】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変容例も含むものである。
【0040】
【発明の効果】
請求項記載の連続鋳造の取鍋ターレットにおいては、それぞれの鋼種に適合した鋳造形態、即ち、連連鋳又は間欠鋳造で、対応する鋳造ストランドを用いて鋳造を行うことができ、異なった鋼種の溶鋼の鋳造における鋳造ストランドの全体としての稼働率を高めることができるので、鋳造製品の生産性を向上できる。
また、大型の取鍋を載置支持できる第1の取鍋支持面を、小型の取鍋が載置支持できる第2の取鍋支持面に迅速に変換したり、逆に、第2の取鍋支持面を第1の取鍋支持面に迅速に変換することができ、鋳造作業の能率化を図ることができる。
【0041】
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る連続鋳造の取鍋ターレットを好適に用いる連続鋳造方法に適用可能な1ターレット−1ストランド連続鋳造機の平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同拡大正面図である。
【図5】同拡大側面図である。
【図6】取鍋支持面変換装置の正面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】大型の取鍋と小型の取鍋の正面図である。
【図10】従来の連続鋳造方法に用いられる1ターレット−2ストランド連続鋳造機の平面図である。
【図11】同正面図である。
【図12】従来の連続鋳造方法に用いられる1ターレット−1ストランド連続鋳造機の鋳込み位置にある平面図である。
【図13】従来の連続鋳造方法に用いられる1ターレット−1ストランド連続鋳造機のタンディッシュの整備位置にある平面図である。
【符号の説明】
A1:取鍋ターレット、A2:取鍋ターレット、B:1ターレット−1ストランド連続鋳造機、C:取鍋支持面変換装置、D:間隔、E:距離、H:高さ、X:中心、10:床面、11:走行クレーン、12:建屋支柱、13:建屋支柱、14:連絡線、15:鋳造ストランド、16:鋳造ストランド、17:取鍋、18:タンディッシュ、19:タンディッシュ、20:浸漬ノズル、21:浸漬ノズル、22:高床部、23:基台、24:ロバロ旋回環、26:旋回基部、27:台座本体、28:ピンギアフレーム、29:ピンギア、32:サイドフレーム、33:連結板、34:取鍋載置部、35:取鍋受け座、37:旋回軌跡、41:取鍋、42:トラニオン、43:トラニオン、44:袴部、45:袴部、46:第1の取鍋支持面、47:起立アーム、47a:アーム本体、48:偏向アーム、49:枢軸、50:リンクアーム、51:油圧シリンダ(アーム旋回機構)、51a:伸縮ロッド、52:トラニオン支持ブロック、53:第2の取鍋支持面、54:ストッパー
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention can eliminate three-dimensional adjustments such as ladle pouring position and tundish position or long nozzle elevating position when casting same or different types of molten steel using large and small ladle. The present invention relates to a ladle turret for continuous casting which can be suitably used in a continuous casting method capable of casting while increasing the operation rate of a strand for continuous casting.
[0002]
[Prior art]
Generally, in continuous casting, a production lot is organized for each type of steel ordered, and the amount of one charge to be cast is determined by the refining amount (furnace capacity) of the refining furnace corresponding to the continuous casting machine and the continuous casting. Optimal operation of continuous casting is aimed at aiming at the upper limit of the casting capacity of the machine.
Also, even if a production lot is knitted for each of the above steel types, even if the steel types themselves are completely different or relatively similar, such as specialty steels, operating conditions such as slab thickness, casting speed, cooling conditions, etc. There are many different cases.
[0003]
As a typical continuous casting method performed under the operating conditions of knitting or casting of these production lots, as shown in FIG. 10 and FIG. A method of casting molten steel from a ladle using a one-turret-two-strand continuous casting machine in which one ladle turret 72 is arranged (as described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-61355), and FIGS. 12 and 13. As shown in the figure, the molten steel is removed from the ladle using a one-turret-one-strand continuous casting machine in which two ladle turrets 92 and 93 are installed in front of the two casting strands 90 and 91, respectively. There is a method of performing casting (described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-33946).
[0004]
First, a continuous casting method using a one-turret-two-strand continuous casting machine shown in FIGS. 10 and 11 will be described. Ladles 76 and 77 are supported on turret arms 78 and 79, and a rotating base 75 is rotated by a drive motor. In this way, the same steel type is simultaneously injected from one ladle into the molds of the two casting strands 70 and 71 from the ladles 76 and 77 alternately via the long nozzle 81 and the tundish 82. It is.
[0005]
Next, a continuous casting method using the 1-turret-1 strand continuous casting machine shown in FIGS. 12 and 13 will be described. Ladle turrets 92 and 93 are provided on both sides of the ladle turret 92 via a material loading path 89. A base is attached to each of the upper and lower turning pedestals 94a and 94b and the upper and lower turning pedestals 94a and 94b, which can turn independently of each other. And a ladle support arm 95, 96 which is pivotable in the opposite direction. Ladles 97 and 98 are supported at the tips of the upper and lower ladle support arms 95 and 96, respectively.
[0006]
In the continuous casting state shown in FIG. 12, the molten metal can be poured from the ladle 97 into the casting strands 90 and 91 via the tundish 99. When maintenance of the tundish 99 is required, the traveling vehicle 100 is driven to move the tundish 99 to the maintenance position shown in FIG.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described casting method still has the following problems to be solved.
That is, among steel types cast by the continuous casting method, for example, in addition to ordinary steel, there are those which are relatively difficult to cast such as high carbon steel and stainless steel. Are significantly different.
Therefore, the conventional continuous casting method including the continuous casting method using the 1-turret-2 strand continuous casting machine shown in FIGS. 10 and 11 and the continuous casting method using the 1-turret-1 strand continuous casting machine shown in FIGS. In the casting method, only a single steel type is cast.
[0008]
In the continuous casting described above, if the casting lot is large within the range of the continuous casting ability, and if continuous casting can be performed, the operation rate of the continuous casting machine will be high and the productivity will be high, and the ratio of continuous continuous casting will be improved. Since the generation of the generated top piece and bottom piece can be minimized, both the yield and the quality of the cast piece are good.
However, in the case of performing mixed production of many kinds, and in the case where the casting lots to be produced are mixed in large and small, etc., in FIG. 10 and FIG. During production, every time the quality of casting is changed, the tundish 82 may be replaced, the size of the mold may be changed, or other casting conditions may be changed. Invite.
In addition, as a matter of course, the ratio of continuous casting decreases, and the occurrence of top pieces and bottom pieces that occur during casting increases. Also, even in the case of a small casting lot, it is extremely difficult to significantly change the amount of molten steel in the pot, so it is necessary to perform casting with the amount of unnecessary molten steel in addition to the originally required amount of molten steel. Occurs. As a result, an unnecessary amount of molten steel becomes an excess material inventory, and ultimately causes a problem such as a large yield due to scrapping by inventory disposal.
[0009]
Further, in the casting shown in FIGS. 10 and 11, when a breakout or other operation abnormality or equipment failure occurs in one of the casting strands 70 or 71, the casting of all the casting strands 70 and 71 cannot be performed.
In particular, in the case where stainless steel or high-carbon steel is used as a mixture of various types, the above-mentioned problem becomes more conspicuous, such as an increase in trouble frequency or an increase in recovery time in case of trouble.
[0010]
In the continuous casting method shown in FIGS. 12 and 13 of Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 5-33946, the ladle turrets 92 and 93 and the corresponding casting strands 90 and 91 are independent, but this method is described above. As described above, the same steel type is cast by the independent casting strands 90 and 91. In the mixed production of many kinds or the casting of large and small casting lots, the casting with the unnecessary molten steel amount is performed in the same manner as described above. Thus, there are problems such as surplus material stock, and eventually, waste disposal due to stock disposal and yield loss.
[0011]
That is, even if the different steel types are aggregated in the other independent casting strands 90 and 91, the production lot based on the order of the different steel types is not sufficient, so the pause or the waiting time of the independent casting strands 90 or 91 for the different steel types increases. As a result, the operating rate is greatly reduced, and the overall operating rate including the two casting strands 90 and 91 is reduced. As a result, in addition to a significant decrease in productivity, the occurrence of top pieces and bottom pieces generated during casting also increases, and there is a problem in quality, yield, surplus stock, and a reduction in yield due to this.
[0012]
In the casting strands 90 and 91 which are independent from each other in FIG. 12 and FIG. 13, since the material introduction path 89 is sandwiched in the center, and the ladle turrets 92 and 93 are independently turned and the turning radius is large, the casting strands are not used. There is a problem that the distance between the fins 90 and 91 becomes large and the ladle turrets 92 and 93 and the continuous casting equipment also become large.
[0013]
The present invention has been made in view of such circumstances, and it has been proposed that a continuous casting comprising large and small capacities of a ladle for casting or a mixed production of different types of steel can be carried out. Continuous casting method that can improve casting quality and yield while minimizing the generation of top pieces and bottom pieces during continuous casting, and that does not impede productivity. It is an object of the present invention to provide a ladle turret of continuous casting which can be suitably used in the above.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
2. A ladle turret for continuous casting according to claim 1, wherein the ladle base is mounted on a base via a rotarot swivel ring, and a pair of ladle depressed in a plan view is formed on a peripheral portion of the swivel base. In a continuous casting ladle turret in which the mounting part is formed,
The ladle placing portion of the ladle turret is arranged so that the bottom of the ladle to be placed overlaps within the outer turning ring of the Roballo turning ring, and a large size on each of the ladle placing portion a first ladle support surfaces skirt portion of the ladle is placed support, the second ladle support surface trunnion of small of the ladle is placed support and are provided, further wherein the first An upright arm having a trunnion support block mounted on a ladle support surface of the above and rotatable up and down around a base thereof, and further having the second ladle support surface formed on an upper surface thereof; And an arm turning mechanism for turning the arm around the base .
[0015]
[0016]
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings to provide an understanding of the present invention.
[0018]
First, with reference to FIG. 1 and FIG. 2, a configuration of a one-turret-one-strand continuous caster B including ladle turrets A1 and A2 for continuous casting according to an embodiment of the present invention will be described.
[0019]
As shown in FIG. 1, on the floor surface 10, building supports 12, 13 for supporting the building and supporting the traveling crane 11 so as to be able to travel freely are vertically and horizontally spaced at predetermined intervals. Is established.
On one side (the left side in FIG. 1) of the connecting line 14 connecting these building columns 12, 13, two casting strands 15, 16 forming a 1-turret-1 strand continuous casting machine B are arranged at parallel intervals. It is arranged with open.
[0020]
On the other hand, a pair of ladle turrets A1 and A2 are arranged on the other side (right side in FIG. 1) of the connecting line 14 connecting the building supports 12 and 13 with a predetermined interval D from the connecting line 14. As will be described later, each ladle turret A1, A2 is provided with a ladle placing portion 34 at a peripheral edge of the turning base 26 that faces 180 °, respectively. A large ladle 17 and a small ladle 41, which will be described later, are removably mounted on and supported by 34.
[0021]
Further, tundishes 18 and 19 are arranged between the ladle placing portions 34 of the ladle turrets A1 and A2 and the casting strands 15 and 16, respectively.
Therefore, the molten metal in the ladle 17, 41 can be poured into the tundishes 18, 19, and then cast from the tundishes 18, 19 into the casting strands 15, 16 through the immersion nozzles 20, 21.
[0022]
Next, a specific configuration of the ladle turret A1 will be described with reference to FIGS. In addition, since the ladle turret A2 also has the same configuration as the ladle turret A1, each part is indicated by the same reference numeral.
As shown in FIGS. 2 and 3, a base 23 is fixed to the upper surface of the raised floor portion 22 installed on the floor surface 10, and the base 23 is turned on the base 23 via a rotarot turning ring 24. A base 26 is mounted.
[0023]
The swivel bases 26 each have sides substantially equal to the diameter of the Roballo swivel ring 24 and are integrally formed on a pin gear frame 28 that is rotatably mounted on the Roballo swivel ring 24 by fastening means such as bolts and nuts. Fixed.
Accordingly, a pin gear frame 28 is fixed to the lower outer peripheral surface of the turning base 26, and an output shaft of a drive motor (not shown) is fitted to a pin gear 29 provided on the outer periphery of the pin gear frame 28. By driving the drive motor (not shown), the turning base 26 can be turned on a horizontal plane via the rotarod turning ring 24.
[0024]
As shown in FIGS. 1 to 3, a pedestal main body 27 having an H shape in plan view includes a pair of side frames 32 erected at parallel intervals on an upper surface of a turning base 26 having a rectangular shape in plan view. And a connecting plate 33 that connects the centers of both side frames 32 to form an H-shaped frame. Further, as shown in FIGS. 1 and 2, both ends of each side frame 32 extend outward from the turning base 26. Further, as shown in FIG. 2, the height H of the side frame 32 is such that when the ladles 17 and 41 are placed on the side frame 32, the bottom surfaces of the ladles 17 and 41 are in contact with the upper surface of the turning base 26. I try not to. Therefore, on both sides of the connecting plate 33, a concave ladle placing portion 34 is formed so as to partially overlap the upper surface of the turning base 26.
[0025]
A pair of ladle receiving seats 35 are mounted on the upper surfaces of both end portions of the side frame 32 at intervals in the longitudinal direction, respectively. First and second ladle support surfaces 46 and 53 on which the hakama portion 44 of the pan 17 and the trunnion 43 of the small ladle 41 are respectively mounted are formed.
Accordingly, the ladles 17 and 41 are transported into the ladle placing portion 34, and the hakama portion 44 and the trunnion 43 attached to the outer surfaces thereof are supported by the first and second ladle supporting surfaces 46 and 53. Thereby, the ladles 17 and 41 can be attached to the ladle turrets A1 and A2.
At this time, since the ladle placing portion 34 partially overlaps with the upper surface of the turning base 26, the bottom of the ladle 17, 41 placed on the ladle placing portion 34 and inevitably, It overlaps with the inside of the turning outer ring of the Roballo turning ring 24 disposed immediately below.
[0026]
By making the ladle turrets A1 and A2 as described above, the length of both ends of the side frame 32 protruding from the corresponding longitudinal side of the turning base 26 can be shortened as much as possible, as shown in FIG. The turning trajectory 37 of the ladle turrets A1 and A2 can be significantly reduced. Therefore, the foundations such as the swivel base 26, the Roballo swivel ring 24, and the raised floor 22 supporting the base 23 can all be reduced in size, thereby saving space in buildings and the like, and reducing equipment costs of continuous casting equipment. can do.
[0027]
In the present embodiment, the ladle turrets A1 and A2 use the ladle support surface conversion device C described below to mount two types of large and small ladles 17 and 41 having different sizes. Can be supported.
First, the configuration of the ladles 17 and 41 will be described. As shown in FIG. 9, trunnions 42 and 43 and trunnions 42 and 43 are provided on the outer peripheral surfaces of the large ladle 17 and the small ladle 41, respectively. Hakama parts 44 and 45 located at the lower part of 43 are fixed. An arm main body of an upright arm 47, which will be described later, is mounted on the small ladle 41 with a trunnion 43 located at substantially the same height as the skirt portion 44 fixed to the outer peripheral surface of the large ladle 17. It can be easily and stably placed on the second ladle support surface 53 of the trunnion support block 52 formed on the upper surface of 47a.
[0028]
Next, the configuration of the ladle support surface conversion device C will be described.
As shown in FIGS. 3 to 8, standing arms 47 are respectively provided on first ladle supporting surfaces 46 formed between the ladle receiving seats 35 on the upper surface of the front and rear portions of each side frame 32. The arm main body 47a is placed, and the length of the arm main body 47a is set substantially equal to the length of the first ladle supporting surface 46.
The tip of a deflection arm 48 is connected to the outer surface of the base of each arm body 47a in parallel with the side frame 32, and the base of the deflection arm 48 is pivotally connected to the outer surface of the side frame 32 by a pivot 49. Supported.
[0029]
A base of a link arm 50 protrudes from a base of the deflection arm 48, and a tip of the link arm 50 is an example of an arm turning mechanism that is swingably attached to an outer surface of a central portion of the side frame 32. The hydraulic cylinder 51 is pivotally supported at the tip of a telescopic rod 51a.
As shown in FIG. 6, a trunnion support block 52 is fixed to the upper surface of the tip of the arm body 47a, and a second ladle support surface 53 is formed on the upper surface of the trunnion support block 52. Then, the trunnion 43 of the small ladle 41 is placed and supported by the second ladle support surface 53 as shown in FIG.
As shown in FIG. 6, a stopper 54 is provided upright on the upper surface on the central portion side of the side frame 32, and regulates the maximum standing angle of the standing arm 47.
[0030]
In the present embodiment, as described above, the ladle supporting surface conversion device C is mainly configured by the upright arm 47. However, the ladle support surface conversion device C is not limited to the above-described configuration at all. For example, the ladle support surface conversion device C may slide on the first ladle support surface 46 (not shown). A sliding plate attached to the sliding plate, a trunnion support block attached to the sliding plate and having a second ladle supporting surface formed on the upper surface, and a sliding plate sliding mechanism for sliding the sliding plate. What is done can also be used.
Next, a continuous casting method performed using the 1-turret-1 strand continuous casting machine B having the above-described configuration and the ladle turrets A1 and A2 according to the present embodiment will be specifically described.
[0031]
For example, when casting ordinary steel, which is a relatively easy-to-cast steel type, using one of the ladle turrets A1 and A2 or the two ladle turrets A1 and A2, the large ladle 17 is used. Perform casting.
Specifically, when the casting strand 15 is used, a large ladle 17 filled with a large volume of molten steel is transferred from the converter onto the ladle turret A1, and then transferred to the casting strand 15 through the tundish 18. Casting and continuous casting of ordinary steel (continuous casting). At this time, as shown on the left side of FIG. 4, by driving the ladle support surface conversion device C, the upright arm 47 is held in the upright state.
Accordingly, ordinary steel can be cast with high efficiency by using the casting strand 15, and generation of top pieces and bottom pieces can be prevented as much as possible.
[0032]
On the other hand, when one of the ladle turrets A1 and A2 or the two ladle turrets A1 and A2 is used to cast carbon steel or stainless steel, which are relatively difficult to cast, a small ladle is used. Casting is performed using 41.
Specifically, when the casting strand 16 is used, a small ladle 41 filled with a small volume of molten steel is transferred from an electric furnace or the like onto the ladle turret A2, and then carbon steel or the like is passed through the tundish 19. Stainless steel or the like can be cast into the casting strand 16 to intermittently cast carbon steel, stainless steel, or the like.
[0033]
At this time, casting of carbon steel, stainless steel, or the like is a difficult steel type, and thus requires a long time. However, since it has a small capacity, the casting strand 16 can be cast with a sufficient time margin. If necessary, carbon steel, stainless steel, or the like can be continuously cast using the cast strands 16 to prevent the generation of top pieces and bottom pieces as much as possible.
If there is room in the casting strand 16, the casting strand 16 can be used to cast ordinary steel during casting of difficult steel types such as carbon steel and stainless steel.
[0034]
As described above, the operating rate of the casting strand 16 for casting steel different in steel type from the casting strand 15 can also be improved.
That is, in the present embodiment, when continuous casting is performed when the capacity of the ladle 17, 41 for mixed production or casting is large or small, both casting strands 15, 16 are used. The overall operation rate of the 1-turret-1 strand continuous casting machine B can be improved, the productivity of the cast product can be improved, and the quality and yield can be improved by minimizing the generation of top pieces and bottom pieces. .
[0035]
Further, as shown in FIG. 1, in the present embodiment, two ladle turrets A1 and A2 are installed between one span of the building columns 12 and 13 by downsizing the ladle turrets A1 and A2. Can be. At this time, by providing a phase difference of 90 ° to the rotation angle of the two ladle turrets A1, A2, there is no interference between the ladle turrets A1, A2 when the ladle turrets A1, A2 are turned, The distance E between the centers of the ladle turrets A1 and A2 can be further reduced and approached, and the installation of the two ladle turrets A1 and A2 between the spans of the building supports 12 and 13 can be more easily performed. can do.
[0036]
In this embodiment, as shown in FIG. 1, casting strands 15 and 16 are arranged on one side (left side) of a connecting line 14 connecting building supports 12 and 13, and two ladle turrets are provided. A1 and A2 are arranged on the other side (right side) of the connecting line 14.
[0037]
Therefore, it is possible to secure a sufficient distance between the casting holes of the casting strands 15 and 16 and the ladles 17 and 41, and during casting of one casting strand 16 around the casting mold of the other casting strand 15, Even if the worker is preparing for the next casting such as a seal for casting, the molten metal scattered from the ladles 17 and 41 does not reach the worker, so the worker safely performs the preparation work for the seal and the like. be able to.
[0038]
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1, the center X of the two ladle turrets A1, A2 disposed on the other side (right side) of the connecting line 14 connecting the building supports 12, 13 to each other. Are located within the limit range of the traveling crane 11. In FIG. 2, a hook (not shown) is attached to the end of a hoisting wire wound by the traveling crane 11 shown in FIG. 1, and this hook is attached to the trunnion 42 fixed to the outer peripheral surface of the ladle 17. Is hanged on.
[0039]
As described above, the present invention has been described with reference to one embodiment. However, the present invention is not limited to the configuration described in the above-described embodiment, and is described in the claims. Other embodiments and modifications that can be considered within the scope of the present invention are also included.
[0040]
【The invention's effect】
In ladle turret continuous casting according to claim 1, casting a form adapted for steels of their respective, i.e., in ascending continuous casting or intermittent casting, can be performed casting using the corresponding cast strand, different Since the operating rate of the casting strand as a whole in the casting of molten steel of different steel types can be increased, the productivity of the cast product can be improved.
Also, the first ladle support surface on which a large ladle can be placed and supported can be quickly converted to a second ladle support surface on which a small ladle can be placed and supported, or conversely, the second ladle support surface can be placed on the second ladle. The pan support surface can be quickly converted to the first ladle support surface, and the efficiency of the casting operation can be increased.
[0041]
[0042]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a one-turret-one-strand continuous casting machine applicable to a continuous casting method suitably using a ladle turret for continuous casting according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the same.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is an enlarged front view of the same.
FIG. 5 is an enlarged side view of the same.
FIG. 6 is a front view of the ladle support surface conversion device.
FIG. 7 is a plan view of the same.
FIG. 8 is a side view of the same.
FIG. 9 is a front view of a large ladle and a small ladle.
FIG. 10 is a plan view of a one-turret-two-strand continuous casting machine used in a conventional continuous casting method.
FIG. 11 is a front view of the same.
FIG. 12 is a plan view of a one-turret-one-strand continuous casting machine used in a conventional continuous casting method at a pouring position.
FIG. 13 is a plan view of a one-turret-one-strand continuous casting machine used in a conventional continuous casting method, at a tundish maintenance position.
[Explanation of symbols]
A1: Ladle turret, A2: Ladle turret, B: Turret-1 strand continuous casting machine, C: Ladle support surface conversion device, D: Interval, E: Distance, H: Height, X: Center, 10 : Floor surface, 11: traveling crane, 12: building support, 13: building support, 14: connecting line, 15: casting strand, 16: casting strand, 17: ladle, 18: tundish, 19: tundish, 20 : Immersion nozzle, 21: Immersion nozzle, 22: High floor, 23: Base, 24: Roballo swivel ring, 26: Swivel base, 27: Base body, 28: Pin gear frame, 29: Pin gear, 32: Side frame, 33: connecting plate, 34: ladle rest, 35: ladle receiver, 37: turning locus, 41: ladle, 42: trunnion, 43: trunnion, 44: hakama, 45: hakama, 46: The first ladle support surface, 7: standing arm, 47a: arm body, 48: deflection arm, 49: pivot, 50: link arm, 51: hydraulic cylinder (arm turning mechanism), 51a: telescopic rod, 52: trunnion support block, 53: second Ladle support surface, 54: stopper

Claims (1)

基台上にロバロ旋回環を介して旋回基部が載置され、該旋回基部の周縁部に一対の平面視で凹状の取鍋載置部が形成されている連続鋳造の取鍋ターレットにおいて、
前記取鍋ターレットの前記各取鍋載置部は、載置される取鍋の底部が前記ロバロ旋回環の旋回外環以内に重なるように配置され、且つ前記各取鍋載置部に大型の前記取鍋の袴部が載置支持される第1の取鍋支持面と、小型の前記取鍋のトラニオンが載置支持される第2の取鍋支持面とが具備され、更に前記第1の取鍋支持面上に載置され、その基部周りに上下方向に旋回自在で、しかも上面に前記第2の取鍋支持面が形成されるトラニオン支持ブロックを備えた起立アームと、該起立アームをその基部周りに旋回させるアーム旋回機構とが設けられていることを特徴とする連続鋳造の取鍋ターレット。
In a continuous casting ladle turret in which a turning base is mounted on a base via a Roballo turning ring, and a pair of ladle mounting portions that are concave in plan view are formed on a peripheral portion of the turning base.
The ladle placing portion of the ladle turret is arranged so that the bottom of the ladle to be placed overlaps within the outer turning ring of the Roballo turning ring, and a large size on each of the ladle placing portion a first ladle support surfaces skirt portion of the ladle is placed support, the second ladle support surface trunnion of small of the ladle is placed support and are provided, further wherein the first An upright arm having a trunnion support block mounted on a ladle support surface of the above and rotatable up and down around a base thereof, and further having the second ladle support surface formed on an upper surface thereof; And a turning mechanism for turning the arm around the base thereof .
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