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JP3563917B2 - 水栓装置 - Google Patents

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JP3563917B2
JP3563917B2 JP12507397A JP12507397A JP3563917B2 JP 3563917 B2 JP3563917 B2 JP 3563917B2 JP 12507397 A JP12507397 A JP 12507397A JP 12507397 A JP12507397 A JP 12507397A JP 3563917 B2 JP3563917 B2 JP 3563917B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は水栓装置に関し、詳しくはシャワー付水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば浴室に設置される水栓装置は、一般に水栓本体にシャワーエルボが取り付けられて、そこにシャワーホースが接続された形態をなしている。
【0003】
図11はその一例を示している。
同図(A)において200は浴槽、202は洗い場床、204は壁面、206はカウンター、208はそのカウンター206前面に設けられた水栓本体、210はシャワーヘッド、212はシャワーヘッド210に一端部が接続されたシャワーホースである。
ここでシャワーヘッド210は、壁面204に設けられたシャワーフック214に掛止されて、壁面204に保持されるようになっている。
【0004】
水栓本体208は、クランク脚216にてカウンター206に固定されている。そしてこの水栓本体208からは吐水管218が延び出しており、その先端の吐水口220から吐水可能とされている。
【0005】
水栓本体208には、同図(B)に示しているように左右方向の中心部にシャワーエルボ222が取り付けられており、そのシャワーエルボ222に対して、上記シャワーホース212の他端部が接続されている。そして水栓本体208からの混合水がこのシャワーエルボ222,シャワーホース212を通じてシャワーヘッド210へと導かれるようになっている。
【0006】
しかしながらこのようにシャワーエルボ222、即ちシャワーホース212が水栓本体208の左右方向中心部から延び出していると、そのシャワーホース212が吐水口220からの吐水の邪魔になることがある問題がある。
【0007】
これに対して、シャワーエルボ222等シャワーホース212の接続口部を水栓本体208の右側又は左側に固定しておくと、上記問題は解決可能であるものの以下のような不都合を生じる。
【0008】
即ち、浴室の形態には浴槽が水栓装置に対して右側に配置される場合(L仕様)と左側に配置される場合(R仕様)とがあり、この場合シャワーホース212の取回しの関係上、水栓装置としてL仕様,R仕様の2種類が必要となってしまう不都合が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願の発明の水栓装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1の水栓装置は、水栓本体の左右両端間の中間部に設けたシャワー水出口と、シャワーホースを接続すべき接続口部とを連絡するための連絡配管を設け、該連絡配管の基端部と該シャワー水出口との連結構造を、該連絡配管の先端部が少なくとも予め設定した該水栓本体の左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方に択一的に位置できるものとするとともに、該先端部を該第一位置又は第二位置の何れかに位置させた状態で固定部材に固定し、且つ該先端部に前記接続口部を設けて該接続口部にシャワーホースを接続するようになしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の水栓装置は、請求項1において、前記固定部材が前記水栓本体を覆うカバーであって、前記接続口部が該カバーの外部に露出する状態で設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項3の水栓装置は、請求項1,2の何れかにおいて、前記連絡配管が前記固定部材への固定前の状態において前記シャワー水出口に水平回動可能に連結されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4の水栓装置は、請求項1,2,3の何れかにおいて、前記接続口部が、前記連絡配管とは別体をなすシャワーエルボからなっていることを特徴とする。
【0013】
請求項5の水栓装置は、請求項4において、前記連絡配管の先端部が前記シャワーエルボとともに若しくは該シャワーエルボを接続するためのソケット状の継手具とともに前記固定部材を挾み込む状態に該固定部材に固定されていることを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】
上記のように請求項1の水栓装置は、水栓本体の左右両端間の中間部に設けたシャワー水出口とシャワーホースの接続口部とを連絡するための連絡配管を設けた上、その連絡配管を、その先端部が水栓本体の左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方に択一的に位置できるものとなし、そしてその先端部をそれら第一位置又は第二位置の何れかに位置させた状態で固定部材に固定し、且つその先端部に上記接続口部を設けるようになしたもので、この水栓装置によれば、シャワーホースを接続すべき接続口部を水栓本体の左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方に択一的に取り付けることができる。
【0015】
即ちこの請求項1の水栓装置によれば、シャワーホースの接続口部を水栓本体の左右どちらにでも設定することができ、L仕様,R仕様何れの形態の浴室に対しても共通の水栓で対応することが可能となる。
【0016】
またシャワーホースの接続口部を水栓本体の左側又は右側に位置させることができるため、シャワーホースが吐水の邪魔になるといった問題も解決することができる。
尚、請求項1の水栓装置において左側の第一位置と右側の第二位置とは左右対称位置に設定しておくことが望ましい。
【0017】
本発明においては、カバーにて水栓本体を覆う形態で水栓装置を構成し、そしてそのカバーを上記固定部材として、そのカバーに上記連絡配管の先端部を固定するとともに、カバーの外側において上記シャワーホースの接続口部を設けるようにすることができる(請求項2)。
【0018】
本発明においては、また、上記連結配管を、固定部材への固定前の状態においてシャワー水出口に対し水平回動可能に連結しておくことが望ましい(請求項3)。
このようにした場合、水栓装置の施工現場において、連絡配管を固定部材への固定前においてただ単に水平方向に回動させるだけで、その先端部を水栓本体の左側の第一位置又は右側の第二位置の何れか一方に簡単に択一的に位置させることができ、水栓装置の設置施工が容易である利点がある。
【0019】
本発明においては、上記シャワーホースの接続口部をシャワーエルボにて構成することができる(請求項4)。更にその場合において上記連絡配管の先端部を、その先端部とシャワーエルボとにより若しくはシャワーエルボを接続するためのソケット状の継手具とともに固定部材を挾み込む状態で、かかる固定部材に固定するようになすことができる(請求項5)。
このようにすれば簡単且つ強固に連絡配管の先端部を固定部材に固定でき、同時にシャワーエルボを固定部材に取付状態とすることができる。
【0020】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は洗い場床面(又はカウンター面)12上に設けられた混合水栓装置で14はカバー、16はカバー14の一部をなす前面化粧板、18はその前面化粧板16から前方に突き出す状態で設けられた温調ハンドル(温度調節ハンドル)、20はカバー14の右側方に突き出す状態で設けられた切替ハンドルである。
【0021】
この切替ハンドル20は、止水・吐水の切替えを行うとともに混合水の供給先を、カバー14から下向きに突き出す状態で設けられた吐水口22又はシャワーホース24の側に切替操作する部分である。
【0022】
図2及び図3に示しているように、カバー14の内部には止水・吐水機能を有する水栓本体26と、湯,水の混合を行う混合機能部28とが隠蔽状態で収納されている。
本例ではこれら水栓本体26と混合機能部28とは別体構成とされており、後に詳述するように互いに分離可能に接続されている。
但し本発明は混合機能部が水栓本体に一体に形成されている場合においても勿論適用可能である。
【0023】
図4は水栓本体26の内部構造を示したもので、図中30は水栓本体26のハウジングである。このハウジング30には給水口32,給湯口34,水出口36,湯出口38が設けられており、そして給水口32から水出口36に至る流路上に止水栓40と逆止弁42とが組み込まれている。また給湯口34から湯出口38に至る流路上にも同じく止水栓40,逆止弁42が組み込まれている。
【0024】
これら水出口36及び湯出口38から流出した水と湯とは、上記混合機能部28で混合され、そして混合水が混合機能部28から混合水入口44を通じて水栓本体26へと再び流入する。
流入した混合水は切替弁部46を経由してシャワー水出口48又は吐水口出口50へと導かれる。
【0025】
図5は切替弁部46の構造を詳しく示している。
図5において52,54はシャワー側流入口56,吐水口側流入口58をそれぞれ開閉する弁体で、スプリング60により互いに逆方向に弾発されている。
62はそれら弁体52,54に対し軸方向に相対摺動可能に嵌合された、頭64付きの軸体で、スリーブ66にねじ固定されている。
【0026】
このスリーブ66には、切替ハンドル20と一体に回転する雄ねじ軸68が螺合されており、切替ハンドル20の回転操作に基づいてスリーブ66が軸方向にねじ送り作用で前進又は後退させられるようになっている。
【0027】
而してスリーブ66が図5中左方向に前進させられると、弁体54が左向きに一体に移動して吐水口側流入口58を開放し、混合水を吐水口出口50へと導く。また逆にスリーブ66が右向きに後退運動させられると、弁体52が軸体62と一体に右向きに移動してシャワー側流入口56を開放し、混合水をシャワー水出口48へと導く。
【0028】
図6は上記混合機能部28の内部構造を詳しく示したもので、図中69は混合機能部28のハウジングであり、その内部には感温伸縮体70が組み込まれている。
【0029】
感温伸縮体70には弁体72が固設されており、感温伸縮体70の伸縮動作に伴ってこの弁体72が軸方向、即ち図6中上下方向に位置移動し、水流入開口74及び湯流入開口76の開度を狭く又は広く変化させる。
【0030】
ここで水流入開口74及び湯流入開口76は、それぞれ水栓本体26から送られてきた水と湯とを混合室78内部に流入させるもので、この混合室78内部の混合水が、ハウジング69に形成された混合水出口80を通じて水栓本体26へと戻される。
【0031】
尚、図中82は温調ハンドル18と一体に回転する操作軸で、この操作軸82にスリーブ84が螺合されており、操作軸82の回転に伴うねじ送り作用でスリーブ84が軸方向に進退させられ、以て温度設定及びその変更が行われる。
【0032】
図6に示しているように、上記混合機能部28のハウジング69には水流入口86及び湯流入口88が形成されており、そしてこれら水流入口86及び湯流入口88に連通する状態で、ハウジング69から管状の接続口90が突き出している。
【0033】
一方水栓本体26のハウジング30からは、水出口36及び湯出口38に連通する状態で管状の接続口92(図9参照)が突き出しており、そしてそれら接続口90及び92が接続管94にて互いに連絡されている。
【0034】
即ち、水栓本体26の水出口36,湯出口38からの水及び湯が、接続管94及び混合機能部28側の接続口90を通じて混合機能部28のハウジング69内部に流入するようになっている。
【0035】
而して本例において、これら接続口90,92と接続管94との接続方式はクイックジョイント方式とされている。
詳しくは、図10(A)に示しているように接続口90,92と接続管94との何れか一方(この例では接続管94の側)にフランジ96と嵌入部98とが設けられて、その嵌入部98の外周面にシール部材としてのOリング100が装着される一方、他方にはフランジ96と、このフランジ96に続く環状溝102が設けられ、接続管94の嵌入部98を接続口90,92の内部に嵌入させた状態で、それらが金属製の弾性クリップ104にて互いに軸方向に連結されている。
【0036】
ここで弾性クリップ104は板ばね材を曲げ形成したもので、リング状部106と、嵌込用開口108と、その開口108に続いてハの字状に開いたガイド部110と、幅方向中間部に形成された係入溝112とを有している。
【0037】
この接続方式の場合、同図(B)に示しているように開口108を通じて接続管94及び接続口90,92にまたがるように弾性クリップ104を嵌め合わせ、そして一対のフランジ96を弾性クリップ104の係入溝112内部に係入させることで、接続管94と接続口90,92とをワンタッチで簡単に接続することができる。
或いはまた、開口108を通じて弾性クリップ104を取り外すことによって、接続管94と接続口90,92とを切り離すことができる。
【0038】
混合機能部28のハウジング69からは、図9に示しているように上記混合水出口80に連通する状態で管状の接続口114が下向きに突き出している。
また一方水栓本体26からは、混合水入口44に連通する状態でハウジング30から接続口116が上向きに突き出しており、そしてそれら一対の接続口114と116とが、図10と同様のクイックジョイント方式で互いに分離可能に接続されている。
【0039】
尚、この例では接続口116の側に嵌入部98が設けられていてそこにOリング100が装着され、かかる嵌入部98が混合機能部28側の接続口114の内部に嵌入する状態で、それら一対の接続口114,116が接続されている。
【0040】
上記水栓本体26の給水口32と給湯口34とには、フレキシブル管からなる供給管118(図2,図3,図7,図9参照)が連結されており、それら供給管118を通じて水栓本体26内部に水と湯とが供給されるようになっている。
【0041】
水栓本体26の前記シャワー水出口48は、水栓本体26の左右方向中間部に位置しており、そのシャワー水出口48から、図7に示しているように管状の接続口120が下向きに突き出している。そしてその接続口120に対して、L字状をなす連絡配管122の上向きの基端部が水平回動可能な状態でねじ結合されている。
【0042】
このL字状の連絡配管122は、シャワー水出口48とカバー14の外部のシャワーエルボ(接続口部)124とを連絡するためのもので、その先端部がカバー14の左側壁部14A又は右側壁部14Bに形成された開口126A又は126Bにおいて、ソケット状の継手具128とともにカバー14を内外両側から挾み込む状態に固定されている。
【0043】
即ち、平面視において180°隔たった左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方において、L字状の連絡配管122の先端部がカバー14に固定されている。
【0044】
このソケット状の継手具128は、図8にも示しているように全体として筒形状をなしており、その小径部130がL字状の連絡配管122の先端部内周面にねじ結合されている。またカバー14の外部の大径部132の内周面に対して、シャワーエルボ124がねじ結合されている。尚シャワーエルボ124は上下方向に回動可能である。
【0045】
本例の混合水栓装置10の場合、L字状の連絡配管122を上向きの基端部周りに回動させて先端部を左向きの状態とし、そしてその先端部をソケット状の継手具128とともにカバー14の左側壁部14Aに固定した上で、シャワーエルボ124を継手具128にねじ込接続することで、かかるシャワーエルボ124を水栓本体26の、詳しくはカバー14の左側の位置に取り付けることができる。即ちシャワーホース24を、カバー14の外部且つ左側の部分から延び出させることができる
【0046】
一方これとは逆に連絡配管122を図7中右向きに回動させて、その先端部をカバー14の右側壁部14Bに対向させ、そしてソケット状の継手具128を右側の開口126Bを通じて連絡配管122の先端部にねじ結合することで、シャワーエルボ124を水栓本体26及びカバー14に対して右側の位置に取り付けることができる。即ちシャワーホース24を右側の位置から延び出させることができる。
【0047】
ここでシャワーエルボ124は、水栓装置に対して右側に浴槽が配置される場合には図7中実線で示すようにシャワーエルボ124を左側に取り付けることとなる。また水栓装置に対して左側に浴槽が配置される場合には、右側の位置においてシャワーエルボ124を取り付けることとなる。
【0048】
このように本例の混合水栓装置10は、水栓本体26の左右方向中間部に設けたシャワー水出口48とシャワーホース24の接続口部としてのシャワーエルボ124とを連絡するための連絡配管122をカバー14の内部に設けた上、その連絡配管122を水平回動可能となし、そしてその先端部を水栓本体26の左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方に択一的に位置させた状態でカバー14に固定してシャワーエルボ124を取り付けるようになしたもので、この混合水栓装置10によれば、シャワーホース24の接続口部としてのシャワーエルボ124を、水栓本体26の左右どちらにでも設定することができ、L仕様,R仕様何れの形態の浴室に対しても共通の混合水栓装置10で対応することができる。
【0049】
またシャワーエルボ124を水栓本体26の左側又は右側に位置させることができるため、シャワーホース24が吐水口22からの吐水の邪魔になるといった問題も解決することができる。
尚、本例において左側の第一位置と右側の第二位置とは左右対称位置に設定されている。
またシャワーエルボ124の取付けに用いられない側のカバー14の開口126B又は126Aは盲蓋にて閉鎖しておくのが良い。
【0050】
本例の混合水栓装置10の場合、L字状の連絡配管122をシャワー水出口48に対して水平回動可能に連結しているため、施工現場において連絡配管122をシャワー水出口48から外すことなく、接続状態を保ったままこれを回動させるだけで、その向きを左向きにも、また右向きにもできる利点がある。
従って水栓装置の施工現場において、状況に応じ連絡配管122を左向きにも、また右向きにも容易に配向させ得て、シャワーエルボ124を左側にも、また右側にも簡単に取り付けることができる。
【0051】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は他の形態の水栓装置にも適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓装置の斜視図である。
【図2】図1の水栓装置のカバーを切り欠いて内部を示した側面図である。
【図3】図1の水栓装置のカバーを切り欠いて示した正面図である。
【図4】図1の水栓装置における水栓本体の平面断面図である。
【図5】図4の水栓本体の要部の拡大図である。
【図6】図1の水栓装置における混合機能部の正面断面図である。
【図7】図1の水栓装置における連絡配管と周辺部の図である。
【図8】図7の連絡配管と周辺部材の接続構造の分解図である。
【図9】図1の水栓装置における各部材の接続構造を分解して示す図である。
【図10】図9の接続構造の要部を拡大して示す図である。
【図11】従来の水栓装置を浴室への設置状態で示す図である。
【符号の説明】
10 混合水栓装置
14 カバー
24 シャワーホース
26 水栓本体
48 シャワー水出口
122 連絡配管
124 シャワーエルボ(接続口部)
128 継手具

Claims (5)

  1. 水栓本体の左右両端間の中間部に設けたシャワー水出口と、シャワーホースを接続すべき接続口部とを連絡するための連絡配管を設け、該連絡配管の基端部と該シャワー水出口との連結構造を、該連絡配管の先端部が少なくとも予め設定した該水栓本体の左側の第一位置と右側の第二位置との何れか一方に択一的に位置できるものとするとともに、該先端部を該第一位置又は第二位置の何れかに位置させた状態で固定部材に固定し、且つ該先端部に前記接続口部を設けて該接続口部にシャワーホースを接続するようになしたことを特徴とする水栓装置。
  2. 請求項1において、前記固定部材が前記水栓本体を覆うカバーであって、前記接続口部が該カバーの外部に露出する状態で設けられていることを特徴とする水栓装置。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記連絡配管が前記固定部材への固定前の状態において前記シャワー水出口に水平回動可能に連結されていることを特徴とする水栓装置。
  4. 請求項1,2,3の何れかにおいて、前記接続口部が、前記連絡配管とは別体をなすシャワーエルボからなっていることを特徴とする水栓装置。
  5. 請求項4において、前記連絡配管の先端部が前記シャワーエルボとともに若しくは該シャワーエルボを接続するためのソケット状の継手具とともに前記固定部材を挾み込む状態に該固定部材に固定されていることを特徴とする水栓装置。
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