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JP3562191B2 - 電源装置 - Google Patents

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JP3562191B2 JP01436497A JP1436497A JP3562191B2 JP 3562191 B2 JP3562191 B2 JP 3562191B2 JP 01436497 A JP01436497 A JP 01436497A JP 1436497 A JP1436497 A JP 1436497A JP 3562191 B2 JP3562191 B2 JP 3562191B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は商用交流電源を入力として放電灯を高周波点灯させる放電灯点灯装置に適する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、交流電源を供給して高周波の出力を負荷に供給するインバータ装置において、その入力電流高調波歪みを改善し、力率を向上する方式として、インバータ装置の電源部にDC−DCコンバータ回路を用いた方式は良く知られている。この方式では、インバータ装置のスイッチング素子とは別にDC−DCコンバータ回路にもスイッチング素子を設けている。また、特開平1−120797号に開示されているように、インバータ回路の共振回路動作による電流の一部をインバータ回路部のスイッチング素子とは別の第3のスイッチング素子を用いて強制的に交流電源部に流すようにした方式が提案されている。しかし、これら2つの回路方式においては、いずれもインバータ回路部のスイッチング素子とは別に第3のスイッチング素子を用いて入力電流波形歪みを改善させるもので、回路的に複雑な構成となっていた。
【0003】
そこで、インバータ回路部のスイッチング素子とは別の第3のスイッチング素子を用いずに、インバータ回路の共振動作のみで、入力電流高調波歪みを改善した回路方式についても既に提案されている。特開平5−38161号に開示された技術もその1つの方式であり、その回路構成を図9に示す。
この方式は、交流電源ACを全波整流する整流器DBと平滑コンデンサCの間にダイオードDとコンデンサCの並列回路が接続され、コンデンサCの充電電圧と、平滑コンデンサCの電圧と、整流器DBの脈流全波出力電圧の関係で、インバータ回路の高周波動作により、整流器DBから高周波的にパルス電流を流すようにした方式である。この回路では、コンデンサCの充放電がインバータ装置の入力電流を改善するのに大きく関与する。ここで、その回路動作について簡単に説明すると、スイッチング素子Q,Qのオン・オフの1周期の間に、以下の(a)〜(f)で示すような6つの回路動作がある。この動作を交流脈流電圧を整流した脈流直流電圧の山部、谷部にてその動作比率を変えながら、ある動作モードにおいて、交流電源から高周波的に入力電流を流す動作を行うものである。
(a)まず、スイッチング素子Qがオン、スイッチング素子Qがオフのとき、電解コンデンサCを電源として、コンデンサC、スイッチング素子Q、インダクタL、負荷La及びコンデンサC、コンデンサC、コンデンサCを通ってコンデンサCに戻る経路で共振電流が流れ、コンデンサCを充電する。
(b)スイッチング素子Qがオン、スイッチング素子Qがオフであり、コンデンサCの充電電圧と整流器DBの出力電圧の和が、コンデンサCの充電電圧より高くなると、整流器DBからスイッチング素子Q、インダクタL、負荷La及びコンデンサC、コンデンサC、整流器DBの経路で入力電流が流れ、共振動作を継続する。
(c)次に、スイッチング素子Qがオフ、スイッチング素子Qがオンになると、共振電流が流れ続けようとするために、スイッチング素子Qの逆方向ダイオードを介して回生電流が流れる。すなわち、整流器DB、コンデンサC、スイッチング素子Qの逆方向ダイオード、インダクタL、負荷La及びコンデンサC、コンデンサC、整流器DBの経路で入力電流が流れ続け、共振動作を継続する。
(d)スイッチング素子Qがオフ、スイッチング素子Qがオンで、やがて回生電流が無くなると、コンデンサCを電源とする共振動作にて、コンデンサCから、負荷La及びコンデンサC、インダクタL、スイッチング素子Q、コンデンサCを通る経路でコンデンサCの充電電荷を放電する。
(e)スイッチング素子Qがオフ、スイッチング素子Qがオンで、コンデンサCの電荷が無くなると、共振電流はダイオードDを介して流れる。すなわち、コンデンサCから、負荷La及びコンデンサC、インダクタL、スイッチング素子Q、ダイオードDを通る経路で共振電流が流れる。
(f)次に、スイッチング素子Qがオン、スイッチング素子Qがオフになると、共振電流が流れ続けようとするために、スイッチング素子Qの逆方向ダイオードを介して回生電流が流れる。すなわち、インダクタL、スイッチング素子Qの逆方向ダイオード、コンデンサC、ダイオードD、コンデンサC、負荷La及びコンデンサCを通る経路で共振電流が流れ続ける。その後、再び上記(a)の動作モードとなり、以上の動作を繰り返して行くものである。
【0004】
上述の動作説明から、コンデンサCの充放電動作が入力電流波形に大きく関与することが分かる。つまり、コンデンサCがすぐに充電されると、整流器DBから入力される高周波電流が増加し、入力電流が台形波状の電流波形となり、逆にコンデンサCの充電が遅ければ、整流器DBから流れ込む高周波電流の期間が短くなり、入力電流波形に休止のある電流波形となる。したがって、入力電流波形として休止区間の無い正弦波状の波形を得るためには、コンデンサCの容量と、動作周波数の関係を適正に設定する必要がある。
【0005】
ところが、上記のような回路方式において、発振周波数を高めて調光点灯制御を行おうとすると、コンデンサCの充電が十分に行われない状態で、前記(a)〜(f)の動作を行うために、入力電流波形に休止区間が発生してしまうという欠点を有していた。
【0006】
その対策として、図10に示すように、コンデンサCにスイッチQを介してコンデンサCを並列に接続し、調光点灯時に発振周波数を高くしたときには、スイッチQを切り替えてコンデンサCの容量値を切り替えるような手段も既に提案されている。この方式では、正常点灯時はスイッチQを常にオンモードにしておき、調光点灯時にスイッチQをオフさせて、調光点灯時に入力電流波形に休止区間が出ないように設定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような回路においては、正常点灯時と、調光点灯時にコンデンサCを切り替えるためのスイッチ及びその制御回路、さらにはコンデンサCの容量を切り替えるための並列コンデンサC等が必要となり、高価なものとなる。
【0008】
本発明は、上述のインバータ回路の共振動作のみで入力電流高調波歪みを改善した回路方式において、高価な回路手段を用いずに、全点灯から調光点灯の範囲にわたって、入力電流高調波歪みを改善することを目的とする。特に蛍光灯を調光点灯する際、全灯時から最深時の調光時にわたって入力電流高調波歪みを改善する、または、複数種のランプ負荷を同一のインバータ装置にて使用可能とした場合にいずれのランプ負荷についても入力電流高調波歪みを改善することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の課題を解決するために、上述のインバータ回路の負荷が重負荷時(例えば、全点灯時)には、インバータ装置の交流電源からの入力電流波形を高調波入力歪みを許容し得るジャンプ波形に設定し、最軽負荷時(例えば、調光の深い状態)には、インバータ装置の交流電源からの入力電流波形を高調波入力歪みを許容し得る休止区間に設定する。上記の入力電流波形の変曲点を、調光範囲内で設けることにより、調光可能なインバータ回路において、複雑な制御及び追加回路無しで上記の問題点を解決できる。ここで、高調波入力歪みを許容し得る範囲とは、例えば、社団法人日本電気協会電気用品調査委員会より提出された家電・汎用品高調波抑制対策ガイドラインのクラスC等を満足する範囲を指している。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施例の回路図である。本回路は、図9に示した従来例回路において、スイッチング素子Q,Qのスイッチング周波数を変更し、調光制御を行う制御回路1を付加したものである。本回路は遅相モードで点灯するものであり、全点灯時には発振周波数を低周波側へ、調光時には高周波側へ制御することにより、出力されるランプ電流を自由に設定できる。本実施例における共振特性と、発振周波数の関係を図2に示す。図中、横軸は周波数f、縦軸はランプ電流であり、共振カーブAは電源山部におけるコンデンサCとインダクタLの共振特性、共振カーブBは電源谷部におけるコンデンサCとC及びインダクタLの共振特性を示している。また、f100 は全点灯時の発振周波数、f75は75%調光時の発振周波数、f50は50%調光時の発振周波数である。本実施例では、50%まで調光可能なインバータ回路に対して、75%調光時に入力電流歪みがジャンプも休止も発生しない最良の点で設定し、全点灯時から75%調光を越えた調光時にはジャンプ波形、75%調光から最深調光時の50%調光までは休止区間が発生する入力電流波形となるように設定するものである。
【0011】
図3は本発明を達成するための制御回路1の具体的な構成を示している。この回路では、制御回路1として、汎用の高耐圧ドライバIC(IR2155)を用いている。このICは外付けの時定数設定用の抵抗Rt及びコンデンサCtにて発振周波数f(スイッチング素子Q,Qの駆動周波数)を以下のように自由に設定できる。
【0012】
f=1/(1.4Rt×Ct)
この点を利用し、図3における時定数設定用の抵抗Rtとなる抵抗R,R,Rを、調光信号発生装置2の出力に応じてスイッチQ及びQにて選択的に接続することで、全点灯〜75%調光〜50%調光へと段調光を行うものである。図4はそれぞれに対応した入力電流波形であり、図4(a)は75%調光から最深調光時の50%調光までの休止区間が発生する入力電流波形、図4(b)は入力電流歪みがジャンプも休止も発生しない75%調光時に、図4(c)は全点灯時から75%調光を越えた調光時のジャンプ波形である。
【0013】
従来例でも述べたように、75%調光時から全点灯時まで、又は75%調光よりも深い調光時には、インバータ側と負荷とのバランスが崩れ、コンデンサCの充放電に変化が起こり、入力電流波形歪みが悪い方向に移行するが、調光範囲全体において、全点灯時に休止及びジャンプの無い最良の入力電流波形となるように設定するよりも良い結果が得られる。
【0014】
この第1実施例では、調光方式としてインバータ回路の発振周波数を変化させる方式を用いたが、スイッチング素子Q,Qのデューティを連続的に変化させる方式や、その組み合わせを用いることができることは言うまでも無い。また、本実施例は、75%調光時に入力電流のジャンプ波形から休止区間の発生する波形への変曲点を設定したが、全点灯時から最深時の調光時の範囲中の何処で設定しても、全点灯時に休止及びジャンプの無い最良の入力電流波形となるように設定するよりも良好な結果が得られることは言うまでも無い。
【0015】
図5は本発明の第2実施例の回路図である。本回路図は、図9に示した従来例回路において、複数の種類のランプ負荷と組み合わせを行う際のものである。本発明では、重負荷時に入力電流がジャンプ波形となるように設定し、軽負荷時には入力電流が休止区間の発生する波形となるよう設定し、最重負荷時と最軽負荷時の範囲内にジャンプから休止への変曲点を設けることを特徴とする。具体的な負荷の例を挙げて説明すると、例えば、最重負荷としてFLR40S、中間的な負荷としてFLR40S/36、最軽負荷としてFLR32Sのランプを共用できるインバータ回路方式において、FLR40Sの点灯時にはジャンプ波形、FLR40S/36の点灯時には休止もジャンプも無い最良の入力電流波形、FLR32Sの点灯時には休止区間の発生する入力電流波形となるように設定する。図6は、それぞれの入力電流波形を示したものである。図6(a)はランプ消費電力が40Wの負荷FLR40Sを用いた場合の入力電流波形、図6(b)はランプ消費電力が36Wの負荷FLR40S/36を用いた場合の入力電流波形、図6(c)はランプ消費電力が32Wの負荷FLR32Sを用いた場合の入力電流波形であり、すべての負荷に対して入力電流歪率は、10%以下となっている。これに対し、最重負荷時において入力電流波形に休止もジャンプも発生しないよう設定すると、軽負荷時にはインバータの負荷への電力供給能力が過剰となり、図5におけるコンデンサCの充放電時間が短くなるため、休止区間の幅が広がり、入力電流歪率を非常に悪くすることは言うまでも無い。
【0016】
本実施例では、特定の3種類のランプについてのみ説明したが、複数種のランプを点灯する際に、最重負荷時と最軽負荷時の間の範囲内で入力電流のジャンプ波形から休止区間の発生する波形への変曲点を設定すれば、最重負荷時に休止及びジャンプの無い最良の入力電流波形となるように設定するよりも良好な結果が得られるものである。
【0017】
図7は本発明の第3の実施例である。図9に示した従来例のインバータ回路は、コンデンサCの役割により高周波電流を充電し、電解コンデンサCの電圧Vdc及び入力電圧Vinと比較する場合、軽負荷時には休止区間が発生しやすい。休止区間が発生しているときは、交流電源ACの谷部において、コンデンサCの充電電圧が下がり、コンデンサCの電圧Vcは電解コンデンサCの電圧Vdcよりも小さくなり、整流器DBから入力電流が流れ込む時間が短くなり、ダイオードDのカソードとコンデンサC及びCとが接続された点で電位が不安定となる。その結果、交流電源側から見た端子雑音が悪くなるという問題がある。
【0018】
そこで、本実施例では、最軽負荷時に入力電流波形にジャンプ及び休止区間が発生しないよう設定することを特徴とするものである。すなわち、調光点灯における最深調光時、あるいは、複数の種類のランプを対象とする場合の最軽負荷時に、入力電流波形にジャンプ及び休止区間が無いように設定し、それ以外のすべての範囲において入力電流波形がジャンプとなるようにすることで交流電源側から見た端子雑音を改善できる。
【0019】
図5における回路について、休止区間発生時における端子雑音、ジャンプも休止区間も無い場合における端子雑音、ジャンプ発生時における端子雑音をスペクトラムアナライザにて分析した結果を図8(a)〜(c)に示す。図8からも明らかなように、休止区間が発生する際が最も端子雑音に悪影響を及ぼすため、第1、第2の実施例の効果とは相反するが、入力電流歪みを多少犠牲にできる場合には、本実施例は有効である。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、全点灯時から調光点灯時まで負荷の状態が変わる調光点灯装置や、複数種のランプ負荷を1つのインバータ装置にて使用可能とする場合に、複雑な制御や部品の追加無しで広い負荷範囲にわたり、入力電流高調波歪みを改善することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の電源装置の共振特性を示す周波数特性図である。
【図3】本発明の第1実施例の回路図である。
【図4】本発明の第1実施例の入力電流波形を示す波形図である。
【図5】本発明の第2実施例の回路図である。
【図6】本発明の第2実施例の入力電流波形を示す波形図である。
【図7】本発明の第3実施例の入力電流波形を示す波形図である。
【図8】本発明の第3実施例の雑音特性を示す周波数特性図である。
【図9】第1の従来例の回路図である。
【図10】第2の従来例の回路図である。
【符号の説明】
AC 交流電源
DB 全波整流器
ダイオード
平滑コンデンサ
第1のスイッチング素子
第2のスイッチング素子
コンデンサ
La ランプ負荷
インダクタ
コンデンサ

Claims (8)

  1. 交流電源を全波整流する全波整流器と、全波整流器の直流出力端子にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端に直列的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2のスイッチング素子とを備え、全波整流器の直流出力端子とダイオードの接続点と第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に共振回路を接続し、前記ダイオードの両端にインピーダンス要素を接続したインバータ装置において、インバータ装置に接続される負荷は調光可能なランプ負荷であって、前記ランプ負荷を調光する制御回路を有し、全点灯時には入力電流波形がゼロクロス時に急変するジャンプ波形を発生し、調光点灯時には入力電流波形がゼロクロス時に休止区間を発生することを特徴とする電源装置。
  2. インバータ装置に接続された負荷を重負荷から軽負荷の範囲で変化させる場合において、入力電流波形のジャンプ波形から休止区間の発生する波形への変曲点を上記変化範囲内に1つ設けることを特徴とする請求項記載の電源装置。
  3. 入力電流波形のジャンプ波形から休止区間の発生する波形への変曲点を、全点灯時の±10%と最深時の調光点灯時の±10%の中間とすることを特徴とする請求項記載の電源装置。
  4. 調光点灯時のランプ消費電力は、全点灯時のランプ消費電力の50%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 交流電源を全波整流する全波整流器と、全波整流器の直流出力端子にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端に直列的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2のスイッチング素子とを備え、全波整流器の直流出力端子とダイオードの接続点と第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に共振回路を接続し、前記ダイオードの両端にインピーダンス要素を接続したインバータ装置において、インバータ装置に接続される負荷はランプ負荷であって、消費電力の異なる複数種のランプ負荷をインバータ装置に接続される対象と、重負荷時には入力電流波形がゼロクロス時に急変するジャンプ波形を発生し、軽負荷時には入力電流波形がゼロクロス時に休止区間を発生することを特徴とす電源装置。
  6. インバータ装置に接続された負荷の最重負荷から最軽負荷の範囲内において、入力電流波形のジャンプ波形から休止区間の発生する波形への変曲点を1つ設けることを特徴とする請求項記載の電源装置。
  7. 最重負荷としてランプ消費電力が40WのFLR40S、中間的な負荷としてランプ消費電力が36WのFLR40S/36、最軽負荷としてランプ消費電力が32WのFLR32Sのランプを共用できるインバータ装置であって、FLR40Sの点灯時には入力電流波形がゼロクロス時に急変するジャンプ波形を発生し、FLR32Sの点灯時には入力電流波形がゼロクロス時に休止区間を発生することを特徴とする請求項5または6に記載の電源装置。
  8. 交流電源を全波整流する全波整流器と、全波整流器の直流出力端子にダイオードを介して接続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端に直列的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2のスイッチング素子とを備え、全波整流器の直流出力端子とダイオードの接続点と第1及び第2のスイッチング素子の接続点との間に共振回路を接続し、前記ダイオードの両端にインピーダンス要素を接続したインバータ装置において、インバータ装置に接続された負荷が最重負荷時には入力電流波形がゼロクロス時に急変するジャンプ波形を発生し、且つ、インバータ装置に接続された負荷が最軽負荷時においても、入力電流波形がゼロクロス時に休止区間を発生しないことを特徴とす電源装置。
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