JP3559746B2 - 画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力画像データを様々な出力装置や記憶装置に送信できる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムが格納されたコンピュータ可読記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スキャナ、FAX、プリンタ、複写機の機能を兼ね備えたシステム装置としてMFP(マルチファンクションペリフェラル)がある。MFPは小スペース、高生産性という長所があり、広く利用されてきている。また、近年MFPは他のMFP、プリンタ等の出力装置やPCとネットワーク接続し、利用されることが多くなってきている。この様な環境下では、読み取られた画像データを他の出力装置に送信したり(リモートコピー)、複数の出力装置で出力したり(重連コピー)といった使い方が可能である。また、読み取った画像データは、PCやMFP内の記憶装置(RAMやHDD)に送信し保存、管理することができ、ディスプレイで保存された画像を表示することができる。
【0003】
しかし、ネットワークで接続された出力装置は、プリンタは勿論、MFPにおいても送信側のMFPとは異なる機種である場合が多い。また、同じ機種であっても、使用される環境や頻度か異なっている。この為、これら出力装置はそれぞれ異なる出力濃度特性を持ち、読み取った画像データをそのまま送信すると、適切な出力画像が得られないことがある。
【0004】
この問題に対処するために、画像データを送信する際、送信側の装置で読み取られた画像データを送信先の装置の特性に応じて、送信側の装置内で補正して送信する方法がある。
【0005】
従来の画像データの補正法の具体例を図7、図8を用いて説明する。
【0006】
図7は出力装置における濃度特性を表すものである。縦軸が出力濃度を示しており、”0”が白、”255”辺りがべた黒を表している。横軸がプリンタに送信する入力データ値を示しており、”0”が白、”255”が黒である。このグラフに示した700の破線が理想とするリニアな出力濃度特性である。これは、入力データがリニアな場合、プリントアウトしたときの出力濃度特性もリニアになることを示している。
【0007】
しかし、出力装置は環境や使用頻度の影響で、その濃度特性が701や702や703のように変化する。従って、出力したときの濃度特性をリニアにするには、濃度補正テーブルにより濃度データを補正する必要がある。
【0008】
リニアリティを補正する濃度補正テーブルについて、図8を用いて説明する。図8において横軸、縦軸は、図7と同じである。801に示す特性が特性701の特性を補正する為のものであり、特性701と特性801は破線のリニアな特性を軸に対象な形になっている。同様に802に示す特性は特性702を補正する為のものであり、803に示す特性は特性703を補正する為のものである。濃度補正テーブルはこれら特性801、802、803の値をテーブル化したものである。これら濃度補正テーブルを用いることにより、出力データのリニアリティを補正することができる。
【0009】
次に読み取った一つの画像データを、ネットワークに接続された複数の出力先に送信する場合の補正法を説明する。
【0010】
例えば、図7において、特性700と同じ入力データを別のプリンタに送信した場合、データを送信するMFPが同じ機種であっても、使用頻度や設置された環境で、出力濃度データは特性701のようになったり、特性702のようになる場合がある。さらに、プリンタの機種が異なると、特性703のようになることもある。従って、画像データを特性801の濃度補正テーブルで濃度補正を行なって送信した場合、特性701を持つ出力装置ではリニアな出力特性になるが、特性702や特性703を持つ出力装置に送信すると、出力装置毎にリニアリティの補正量が足りないことや、逆におかしなリニアリティになることがある。
【0011】
つまり、ある特定のMFPから読み取った画像を、様々な出力装置に同一の画像補正テーブルで濃度補正をおこなってデータを送信すると、それぞれの出力装置に適した画像補正が行なわれないため、リニアな濃度特性を持つ出力画像が得られない。
【0012】
そこで、それぞれの出力機器の濃度特性に応じた補正テーブルを設定し、読み取り画像をこの補正テーブルを用いて補正し、送信する方法がある。つまり、まず読み取り画像を特性701をもつ出力装置に出力する場合、濃度補正テーブルを特性801の補正テーブルに設定し濃度補正を行ない、次に特性702をもつ出力装置に出力する場合、特性802の補正テーブルに設定、補正し、次に、同様に特性703の場合、特性803の補正テーブルを用いて補正する。
【0013】
送信先装置の濃度特性に応じて送信側で画像データの濃度補正を行なって送信する従来技術として、特開平9−83800号公報が知られている。
【0014】
特開平9−83800号公報では、送信先装置の濃度再現時特性データを取得し、それを基に輝度濃度変換テーブルを作成し、送信先に応じて輝度濃度変換を行なっている。
【0015】
このように、特開平9−83800号公報に開示の技術によれば、送信相手装置に最適な濃度補正を行なうことが可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、PCやHDDに画像データを送信することが要求される場合があるが、この場合、送信した画像をディスプレイで表示するのか、紙に出力するかを送信側装置では理解することができない。
【0017】
従って、紙に出力するための濃度補正を行ない、その補正されたデータをディスプレイに表示するとリニアリティが崩れた画像となってしまい、逆にディスプレイに表示するための濃度補正を行ない、その補正されたデータに基づき紙に画像を出力するとその場合もリニアリティが崩れた画像になってしまうといった欠点があった。
【0018】
本発明は上述した従来の課題を解決するものであり、送信先としてPCやHDDが選択された場合においても、送信先である程度リニアリティに優れた高画質な画像を表示もしくは紙出力することができる画像処理装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置では、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データの入出力特性を補正テーブルに基づいて変換する変換手段と、前記変換手段で変換された画像データを出力部に出力する出力手段と、ネットワークを介して、前記変換手段で変換された画像データを前記出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信手段と、画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換手段の補正テーブルを選択する選択手段と、を有する画像処理装置であって、前記変換手段は、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを有し、前記選択手段は、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする。
【0020】
又、本発明の画像処理方法では、画像データを入力する入力工程と、前記入力工程により入力された画像データの入出力特性を補正テーブルに基づいて変換する変換工程と、前記変換工程で変換された画像データを出力部に出力する出力工程と、ネットワークを介して、前記変換工程で変換された画像データを前記出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信工程と、画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換工程で用いられる補正テーブルを選択する選択工程と、を有する画像処理方法であって、前記変換工程は、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを有し、前記選択工程は、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする。
【0021】
又、本発明のコンピュータ可読記憶媒体では、画像処理方法のプログラムが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であって、入力された画像データの入出力特性を補正テーブルを用いて変換する変換コードと、前記変換工程で変換された画像データを画像出力部で出力する出力コードと、ネットワークを介して、前記変換コードで変換された画像データを前記画像出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信コードと、画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換コードが用いる補正テーブルを選択する選択コードと、を有し、前記変換コードは、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを用い、前記選択コードは、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
まず、本実施の形態で行なわれるデータ送信の概要を図1、4を用いて説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ送信の概略を示す図である。また、図4は、本実施の形態において機器がネットワーク接続された環境を示す図である。
【0025】
図1のように、一つのMFPから他のMFP、プリンタといった様々な出力装置や、PC、MFPの内蔵HDD等の記憶装置に画像データを送信する場合について説明する。
【0026】
ネットワークは図4のようなリング型とし、様々な出力装置や、PCが接続されているものとする。本実施の形態では、リング接続で説明しているが、本発明はこれに限定したものではなく、バス状に接続されたものやスター状に接続されたネットワークでも、図1と同様な構成が可能であることは言うまでもない。
【0027】
図1において、MFP100は、画像データの送信を行なうMFPであり、スキャナとプリンタとネットワーク接続の機能を兼ね備えている。読み取り機能については、画像はモノクロ、カラーどちらも読み取ることができ、プリンタ機能については、モノクロのみの出力が可能であるとする。
【0028】
また、MFP100はスキャンしたデータを自分自身のプリンタに出力することも、ネットワーク接続された他のプリンタ、MFP等の出力装置やPC等の記憶装置にも送信することができる構成となっている。
【0029】
さらに、MFP100は装置内に内蔵HDD103を備えており、読み取った画像を保存し、保存された画像データはネットワーク接続されたPCのディスプレイで表示させることができる。
【0030】
MFP101やMFP102は、MFP100と同種のMFPであり、ネットワーク接続されており、データを送信するMFP100とは離れた場所に設置されている。
【0031】
MFP106はMFP100、101、102とは機種の異なる、ネットワークに接続されたMFPである。
【0032】
プリンタ105も、同じくネットワーク接続されているもとする。
【0033】
PC104は、ネットワーク接続されており、送信された画像データは、PC104内のHDDやRAM等の記憶装置に記憶される。
【0034】
MFP100の内蔵HDD103は、MFP100で読み取った画像データ、或いはネットワークを介して送信されてきた画像データを記憶する記憶装置である。
【0035】
画像データを送信するMFP100において、送信される画像データは2値の場合と多値の場合、また輝度データの場合と濃度データの場合とがある。本実施の形態では、カラー画像の場合多値の輝度データで送信し、モノクロ画像の場合2値の濃度データで送信するものとする。
【0036】
ここで、2値の画像データと多値の画像データの違いについて説明する。2値の画像データは、“0”、“1”の2つの値からなる1bitの画像データであり、多値データに比べて少ないデータ量で送信することができる。本実施の形態において、MFP100は全ての出力装置や記憶装置に対して、2値の濃度データで送信できるものとする。
【0037】
多値の画像データは、3以上の値を持つ画像データであり、本実施の形態では“0”から“255”までの値をもつ8bitの画像データである。本実施の形態では、カラー画像を多値の輝度データで送信するものとする。多値の輝度データは、送信後、様々な出力装置や表示装置の特性に応じて補正が可能である。つまり、多値の輝度データは、補正を行なわず出力装置に送信し、出力装置側で補正を行ない、出力することができる。また、同様にPCに送信する際も、補正しない多値の輝度データをPCに送信する。PCでは多値の輝度データを格納し、後で出力する際はPC内で特性の補正を行なうことができる。
【0038】
また、本実施の形態では、多値の輝度データ(カラー画像)はMFP100内でγ補正を行ない、送信することもできる構成にしている。
【0039】
多値の輝度データをγ補正する際のユーザーによる操作を図9で説明する。図9は、操作部上(図示せず)から、ユーザーモード(図示せず)を選択した後に、901に示す共通使用設定を選択して902に示す“カラー送信のガンマ値”を選択した様子をあらわしている。
【0040】
図9に示した“カラー送信のガンマ値”枠902内の、“γ1.0”、“γ1.4”、“γ1.8”、“γ2.2”を選択することにより、ディスプレイ表示重視のγ特性か、プリントアウト重視のγ特性かを選択できる構成となっている。
【0041】
図9の“γ2.2”を選択した場合が、ディスプレイでの表示を重視したものに相当する。また、“γ1.0”を選択した場合が、プリントアウトしたものを観察することを重視したものに相当する。これらの、中間にあたるものが、“γ1.4”や“γ1.8”となる。“γ1.8”がプリントアウトを考慮したディスプレイ表示重視のものであり、“γ1.4”がディスプレイ表示を考慮したプリントアウト重視のものである。ユーザーは多値の輝度データを送信する際は上述した画面で選択し、送信することができる。
【0042】
しかし、実際のMFPの利用状況を考えると、モノクロ画像、つまり2値の濃度データでの出力が多く、また、装置に負担がかからないという意味でも2値の濃度データの送信が好ましい場合が多い。読み取った画像を2値の画像データに変換した後送信する場合、画像データの補正は、送信先の装置側ではできず、送信元のMFP内で、2値化する前の多値の濃度データに対してしか行うことができない。
【0043】
そこで本実施の形態では、この多値の濃度データに対して、送信先の種類や用途に応じて、3つの濃度補正テーブルで補正を行ない、その後で2値化し送信する構成とした。
【0044】
まず1つめは、送信するMFP100自身のプリンタ機能で出力する場合の補正テーブル1である。スキャナとプリンタとが一体になったMFP100では、読み込んだデータの出力特性を予め把握可能である。この出力特性に基づいた補正テーブル1の値の決め方を図10で説明する。
【0045】
図10において、縦軸、横軸は図7、8と同じである。MFP100のプリンタ部205の出力特性は図10の特性1002であるとする。従って、MFP100では、特性1002について、リニアな特性を示す特性1001に対称な特性1003で補正を行なう。補正テーブル1はこの特性1003をテーブル化したものとする。
【0046】
また、図8で説明したように、プリンタが置かれた環境やドラムの消耗状態などに応じて、濃度補正テーブルを変えてリニアな特性が常に得られるように補正することも可能である。
【0047】
次に2つめは、ネットワークで接続されたその他のMFP101、102、106やプリンタ105等の出力装置に送信する場合の補正テーブル2である。MFP101やMFP102は、MFP100と同種のMFPであるが、MFP100とは離れた場所に設置されている。その為、設置された環境やドラムの消耗状態等により変化したMFPの濃度特性が把握できない状態となっている。
【0048】
同様に、プリンタ105や、機種の異なるMFP106は、その濃度特性を知ることができない。本実施の形態では、これら出力装置に画像を送信する際は、複数の出力装置の濃度特性の平均として得られえた特性曲線をテーブル化したものを、様々な出力装置に対応できる平均的な補正テーブル(図示せず)として予め設定しておく。このテーブルを補正テーブル2とし、この補正テーブルを用いることで、どの出力装置においても、ある程度適切な出力画像を得ることができる。
【0049】
最後3つめは、本実施の形態のポイントとなるPC104やMFP100のHDD103等の記憶装置に送信する場合の補正テーブル3である。PC104やMFP100の内蔵HDD103等の記憶装置に送信する場合、その後、PC104あるいはMFP100上のディスプレイを用いて記憶装置内の画像を表示する使い方と、この画像を出力装置に送信し、プリントアウトさせるという2つの使い方が考えられる。
【0050】
本実施の形態では、PC104やMFP100の内蔵HDD103等の記憶装置に送信する場合に関しては、次の図11の特性により決定した濃度補正テーブルを用いて、データを補正して送信を行なう。
【0051】
図11は補正のための特性曲線を表すものであり、縦軸、横軸は図7、8、12と同じである。特性1102が出力に適する特性曲線であり、本実施の形態で特性1102は、補正テーブル1の特性1003と同一の、MFP100自身のプリンタ部で出力する際に用いる特性曲線である。特性1101が表示に適した、つまり補正を行なわない特性直線である。この時、出力に適した特性1102と表示に適した特性1101との平均値をとって特性1103が決定される。この特性1103をテーブル化したものを補正テーブル3とする。
【0052】
また、濃度補正テーブル3は補正テーブル1と特性がリニアな補正テーブルの平均値をとった補正テーブルと言い換えることができる。
【0053】
補正テーブル3を用いて、画像データの出力にも表示のもどちらにも対応した画像データを生成することができる。
【0054】
これら3つの濃度補正テーブルを送信先装置に応じて切り替えて画像データを補正することにより、ネットワーク接続された様々な出力装置や表示装置のどちらでも、ある程度適切な特性をもつ出力画像を得ることを可能とした。
【0055】
次に画像データを送信するMFP100の構成について説明する。
【0056】
図2は本発明の実施の形態におけるMFP100の構成を示すブロック図である。
【0057】
画像読み取り部209は、原稿200よりの反射光を集光するレンズ201、レンズ201を介して入力された光を入力して電気信号に変換するCCDセンサ202、CCDセンサ202から出力された信号を処理するアナログ信号処理部203等を備えている。
【0058】
これによりレンズ201を介してCCDセンサ202に結像された原稿画像が、CCDセンサ202によりアナログ電気信号に変換される。こうして変換された画像情報は、アナログ信号処理部203に入力され、サンプル&ホールドされ、ダークレベルの補正等が行われた後、アナログ・デジタル変換(A/D変換)されてデジタル画像信号として出力される。このようにして出力されたデジタル画像信号は、画像処理部204に入力される。
【0059】
画像処理部204では、シェーディング補正や本実施の形態のポイントを含むγ補正等の読み取り系で必要な補正処理や、スムージング処理(図示せず)、エッジ強調処理(図示せず)、2値化処理、その他処理、加工等が行われ、その処理された画像データはプリンタ部205、或いはネットワーク214に入力される。
【0060】
プリンタ部205は、例えば、レーザビームプリンタやLEDプリンタ等のプリンタ装置で、例えば、レーザビームプリンタの場合は、半導体レーザを備えた露光制御部(図示せず)、画像形成部(図示せず)、転写紙の搬送制御部等により構成され、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録する。
【0061】
ネットワーク214は、図1のプリンタ105、MFP101、102、106等の出力装置や、RAM、HDD等の記憶装置と接続しており、画像処理部204から出力された画像データはネットワーク214を介して、これら出力装置や記憶装置に送信可能な構成となっている。
【0062】
CPU回路部210は、CPU206、CPU206により実行される制御プログラムや各種データ等を記憶するROM207、CPU206の処理時にワークエリアとして使用され、各種データや送信先に対応した補正テーブル値を一時的に保持するRAM208等を備え、前述の画像読み取り部209、画像処理部204、プリンタ部205、操作部213等を制御し、本実施の形態における画像形成装置の制御シーケンスを統括的に制御する。さらに画像処理部204からの出力データを、プリンタ205で出力するのか、ネットワーク214を介してデータを送信するのかを制御する。
【0063】
操作部213は、MFP100のタッチパネル上に文字を表示したり、ユーザーが設定した情報を一時的に保持するRAM211や、記憶しておくROM212を備えている。
【0064】
ユーザーによって操作部213で設定された情報は、CPU回路部210を介して、画像読み取り部209、画像処理部204、プリンタ205などに送られる構成となっている。
【0065】
次に、本実施の形態の主要部である画像処理部204の詳細を、図3を用いて説明する。
【0066】
図2のアナログ信号処理部203より出力されるデジタル画像信号は、シェーディング補正部301に入力される。
【0067】
シェーディング補正回路部301では、原稿を読み取るセンサーのばらつき及び、原稿照明用ランプの配光特性の補正が行われ、補正が行なわれた画像データはγ補正部302に入力される。
【0068】
γ補正部302では、送信する画像データが多値の輝度データの場合、γ補正による輝度データの調整が行われる。送信する画像データが2値の濃度データの場合、γ補正部302はスルーされる。
【0069】
輝度濃度変換部303では、γ補正部302から出力された画像データをLog変換により、輝度信号から濃度信号へと変換を行っている。
Log変換における変換式は、以下の通りである。
D=−255×LOG(in/255)÷Dmax (1)
上式のinがγ補正部302からの出力画像データの輝度信号、Dが輝度濃度変換部303からの出力される変換された濃度信号、Dmaxは最大濃度であり、実際の出力装置等の測定濃度から決定される。入出力は、8bitを想定している為、0,255でクリップしている。ここで濃度への換算式は(1)式に限られるものではなく、他の換算式を用いても構わない。
【0070】
輝度濃度変換された画像データは濃度補正部304に入力される。濃度補正部304では、輝度濃度変換された濃度データの濃度特性の補正処理をおこなう。これは、テーブルとなっており、入力8bit/出力8bitのメモリで構成されている。具体的なテーブルの値は、図11に示した特性1101や特性1102や特性1103のようなデータ値が格納されている。
【0071】
後述する操作により、操作部213の設定に応じてCPU回路210が濃度補正部304へ送信先毎に異なる濃度補正テーブルを設定する。
【0072】
補正処理された画像データは2値化部305で多値の濃度データから、2値の濃度データに2値化された後、画像処理部204から出力され、プリンタ205、或いはネットワーク214に入力され、処理される。
【0073】
尚、ここまで画像データを2値の濃度データを送信する場合として説明してきたが、多値の輝度データを送信する場合は、輝度濃度変換部303、濃度補正部304、2値化部305はスルーされる。
【0074】
次に、前述した画像処理部204に係る操作部213の詳細について、図4、5、6を用いて説明する。
【0075】
500がMFP100上の操作部全体を示したものであり、501に示す枠内に表示されたものが、送信可能なMFPやプリンタやPCなどの一覧である。これは、502に示す送信先と503に示すIPアドレスといった項目で管理されている。
【0076】
504のチェックは読み取った画像データをMFP100に送信することを意味する。
【0077】
506は、画像を読み取る際の拡大率を示しており、507は読み取る画像サイズ、508は読み取り枚数を表している。また、505は、データの送信状態を表すもので、送信に失敗したときなどにメッセージが表示されるものである。
【0078】
501に示す枠内に表示されている機器は、図4に示したようにリング状にネットワーク接続されている出力装置や記憶装置である。
【0079】
図6における送信先のチェック504、600、601、602は、図4における矢印504、600、601、602にそれぞれ対応している。
【0080】
このようにネットワーク上に接続された機器は、データを送る送り手となるMFP100に事前登録されており、同時にそれぞれの機器に必要なデフォルト濃度補正テーブル値である補正テーブル1、2、3も事前登録されている。これらの登録データは、図2のRAM211やROM207やRAM208に保持されている。
【0081】
以下、図6の操作部の表示ように、チェック504、600、601、602と複数送信先が選択された場合の原稿を読み取り、送信するまでの処理の流れを説明する。
【0082】
図12、13はそれぞれ、多値の輝度データと2値の濃度データを送信する際の処理の流れを説明するフローチャートである。まず、多値の輝度データを送信する場合を、図3、6を参照しながら図12で説明する。
【0083】
まず、図6のように枠内501において、チェック504、600、601、602のように出力する機器を設定する(S1201)。
【0084】
多値の輝度データの場合は、図9に示したようにγ値を必要に応じて設定する。次に、まだ出力先があるかを判断し(S1202)、ある場合は、画像読み取り部209で画像を読み取る(S1203)。
【0085】
読み取られた画像をシェーディング補正回路部301でシェーディング補正し、ガンマ補正部302でユーザーの設定に応じたテーブルで補正する(S1204)。その後、輝度濃度変換部303、濃度補正部304、2値化部305はスルーさせ、それぞれの出力装置に送信する(S1205)。
【0086】
次に再びS1202に戻り、同様の手順で処理を行なう。選択された送信先に全て送信されると、処理は終了する。
【0087】
次に本実施の形態のポイントである、2値の濃度データを送信する場合についての処理の流れを、図3、6を参照しながら図13を用いて説明する。
【0088】
まず、多値の輝度データを送信する場合と同じように、図6における枠内501で、504、600、601、602のように出力する機器を設定する(S1301)。
【0089】
2値の濃度データを送信する場合、図9のようなγ値の設定はできないものとする。次に出力先の有無を判断し(S1302)、ある場合は画像を読み取る(S1303)。
【0090】
読み取られた画像を図3におけるシェーディング補正回路部301でシェーディング補正する。
【0091】
ここまでは、多値の輝度データを送信する場合と同じであるが、次のステップより、本実施の形態のポイントとなる処理を行なう。まず、シェーディング補正回路部301の出力データをγ補正部302をスルーさせ、輝度濃度変換部303で多値の輝度データから、多値の濃度データに変換する(S1304)。
【0092】
次に、送信先がMFP100自身のプリンタ部での出力か(504)、PC105やMFP100内蔵のHDD103等の記憶装置であるか(600、602)、プリンタ105やMFP101であるか(601)に応じて、多値の濃度データに対して異なる処理を行なう(S1305)。
【0093】
まず、MFP100自身のプリンタ部205で出力する場合(504)、CPU回路部210が504で選択されたMFP100(IPアドレス150.72.22.2)に対応した濃度補正テーブルをROM207あるいはRAM208から引き出し、濃度補正テーブルを濃度補正部304に設定する(S1306)。ここで、MFP100は送信するMFP自身での出力であるので、前述したように、図11に示す特性1102をテーブル化した補正テーブル1を設定する。多値の濃度データは補正テーブル1により濃度補正される。
【0094】
さらに、濃度補正処理を行なった多値の濃度データを、2値化部305で2値化し(S1309)、2値化した濃度データをプリンタ部205へ送信する(S1310)。
【0095】
次にMFP101やプリンタ105で出力する場合(600、602)の処理であるが、まず、CPU回路部210は、前述した平均的な濃度補正テーブル2を読み出し、補正部304に設定し、多値の濃度データは濃度補正される(S1307)。
【0096】
そして、補正された多値の濃度データはS1309において2値化され、出力装置に送信される(S1310)。
【0097】
送信先がPC104やMFP内蔵のHDD103等の記憶装置である場合、多値の濃度データは、前述した記憶装置への送信に対応した濃度補正テーブル3により補正をおこない(S1308)、2値化し(S1309)、記憶装置に送信される(S1310)。
【0098】
送信先に応じてこれらの処理のいずれかを行ない、再びS1302に戻り、まだ送信先が残っている場合は、S1303に進み画像読み取り、補正、送信等の処理を行ない、送信先が無くなった場合は処理を終了する。
【0099】
本実施の形態では、送信先毎に画像読み取りを行ない、画像読み取りのたびにCPU回路部210が必要な濃度補正テーブルを濃度補正部304に設定する。つまり、本実施の形態では、4つの送信先が選択されているので、4回画像読み取りをおこない画像読み取り毎に濃度補正テーブルを4回設定することになる。
【0100】
以上説明したように、本実施の形態によれば、送信先装置に応じて濃度補正テーブルを変化させ画像データを補正することができ、特にPCやHDD等の記憶装置に送信する際、2値の濃度データをリニアな補正テーブルと出力特性に対応した補正テーブルの中間テーブルで補正し、データを送信することで、その後、ディスプレイでの表示、或いはプリンタ、MFP等の出力装置への出力のどちらが選択された場合においても、送信先である程度リニアリティに優れた高画質な画像を表示もしくは紙出力することができるという効果がある。
【0101】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0102】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0103】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きもまれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、MFPの内部HDDやPCのHDD等の記憶装置に読み取り画像を送信するといったその後の使用法や出力先が分からない場合にも、リニアな補正テーブルと出力特性に対応した補正テーブルの中間の補正テーブルで画像を補正し送信することにより、ディスプレイ上で違和感のない表示ができ、かつある程度紙への出力にも適する画像データを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ送信の概略を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるMFPの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるMFPの画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態において機器がネットワーク接続された環境を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるMFPの操作部を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるMFPの操作部で複数の送信先を選択した場合を示す図である。
【図7】様々な出力装置の濃度特性を示すグラフである。
【図8】図7の濃度特性を補正する特性曲線を示すグラフである。
【図9】本発明の実施の形態においてγ補正を行なう際の操作部を示す図である。
【図10】補正テーブル1の決め方を説明するグラフである。
【図11】補正テーブル3の決め方を説明するグラフである。
【図12】本実施の形態における多値の輝度データを送信する際の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態における2値の濃度データを送信する際の処理の流れを示すフローチャートである。
Claims (12)
- 画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データの入出力特性を補正テーブルに基づいて変換する変換手段と、
前記変換手段で変換された画像データを出力部に出力する出力手段と、
ネットワークを介して、前記変換手段で変換された画像データを前記出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信手段と、
画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換手段の補正テーブルを選択する選択手段と、
を有する画像処理装置であって、
前記変換手段は、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを有し、
前記選択手段は、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする画像処理装置。 - 前記入力手段は、
画像を読み取り輝度データを発生する読み取り手段と、
輝度データを濃度データに変換する輝度濃度変換手段を備え、
前記変換手段は濃度データの入出力特性を変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記記憶部は、ネットワークを介して接続される情報処理装置が有する記憶部を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記第2の補正テーブルの値は、前記出力部とは異なる、複数の出力部の出力特性の平均値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記第3の補正テーブルの値は、前記第1の補正テーブルと前記入出力特性がリニアな補正テーブルとの平均値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 画像データを入力する入力工程と、
前記入力工程により入力された画像データの入出力特性を補正テーブルに基づいて変換する変換工程と、
前記変換工程で変換された画像データを出力部に出力する出力工程と、
ネットワークを介して、前記変換工程で変換された画像データを前記出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信工程と、
画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換工程で用いられる補正テーブルを選択する選択工程と、
を有する画像処理方法であって、
前記変換工程は、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを有し、
前記選択工程は、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする画像処理方法。 - 前記入力工程は、
画像を読み取り輝度データを発生する読み取り工程と、
輝度データを濃度データに変換する輝度濃度変換工程を備え、
前記変換工程は濃度データの入出力特性を変換することを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。 - 前記第2の補正テーブルの値は、前記出力部とは異なる、複数の出力部の出力特性の平均値であることを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理方法。
- 前記第3の補正テーブルの値は、前記第1の補正テーブルと前記入出力特性がリニアな補正テーブルとの平均値であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像処理方法。
- 画像処理方法のプログラムが格納されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
入力された画像データの入出力特性を補正テーブルを用いて変換する変換コードと、
前記変換工程で変換された画像データを画像出力部で出力する出力コードと、ネットワークを介して、前記変換コードで変換された画像データを前記画像出力部とは異なる出力部、或いは記憶部に送信する送信コードと、
画像データの出力先、或いは送信先に応じて前記変換コードが用いる補正テーブルを選択する選択コードと、
を有し、
前記変換コードは、前記出力部の出力特性に応じて決定される第1の補正テーブルと、前記出力部とは異なる出力部の出力特性に応じて決定される第2の補正テーブルと、前記第1の補正テーブルと入出力特性がリニアな補正テーブルから決定される第3の補正テーブルとを用い、
前記選択コードは、画像データを前記出力部に出力する場合は前記第1の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記出力部とは異なる出力部に送信する場合は前記第2の補正テーブルを選択し、画像データをネットワークを介して前記記憶部に送信する場合は前記第3の補正テーブルを選択することを特徴とする画像処理方法のプログラムが格納されたコンピュータ可読記憶媒体。 - 前記第2の補正テーブルの値は、前記出力部とは異なる、複数の出力部の出力特性の平均値であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法のプログラムが格納されたコンピュータ可読記憶媒体。
- 前記第3の補正テーブルの値は、前記第1の補正テーブルと前記入出力特性がリニアな補正テーブルとの平均値であることを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理方法のプログラムが格納されたコンピュー タ可読記憶媒体。
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