JP3558718B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はファクシミリ装置、特に画像メモリ部のあふれ防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、受信画像データをページ単位で画像メモリ部に記憶し、記憶した画像を印字出力するファクシミリ装置においては、画像データを受信して画像メモリ部に記憶する時間が記憶した画像データを印字出力する時間より短い場合があった。複数の画像データを受信した場合に画像データを記憶する時間が画像データを印字出力する時間より短いと、画像メモリ部があふれる可能性が高く、正常に画像データを受信できなくなる場合がある。
【0003】
これに対して特開平4−107057号公報に掲載された画像通信装置では画像データを画像メモリ部に記憶するたびに画像メモリ部の空き容量を検知する手段と、画像メモリ部の空き記憶容量に応じて画像データの送信を一時的に停止させる手段を設けることにより画像メモリ部のあふれによる通信の失敗を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像通信装置では画像データの送信を一時停止させる基準となる画像メモリ部の空き容量が1ページ分の画像データを記憶するのに必要な記憶容量より少ない場合は、ページ単位に画像データを受信すると画像メモリ部があふれる場合がある。一方、1ページ分の画像データを記憶するために必要な記憶容量は各画像データにより異なるため、画像データの送信を一時停止させる基準となる画像メモリ部の空き容量を1ページ分の画像データを記憶するのに必要な記憶容量より多くするためには、実際に1ページ分の画像データを記憶するのに必要な記憶容量よりかなり多くの記憶容量を画像データの送信を一時停止させる基準となる画像メモリ部の空き容量として設定しなければならず、画像メモリ部の記憶容量を大きくしなければならない。
【0005】
また、画像データを画像メモリ部に記憶するたびに画像メモリ部の空き記憶容量を検知して、画像メモリ部の空き容量に応じて送信を停止しているので、画像データがページの途中であっても送信が停止する場合がある。
【0006】
この発明はかかる短所を解消するためになされたものであり、画像データを受信して画像メモリ部に記憶する時間が記憶した画像データを印字出力する時間より長くなるようにして、画像メモリ部のあふれを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るファクシミリ装置は、メモリ容量検査手段と遅延手段と基準容量検出手段と基準容量設定手段を有し、メモリ容量検査手段は画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、遅延手段はメモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに予め定めたフレーム数を指定して送信側装置に画像データの再送要求を送る。また、基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出し、基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定する。
【0009】
また、この発明に係わるファクシミリ装置は、メモリ容量検査手段と送信停止指示手段と基準容量検出手段と基準容量設定手段を有し、メモリ容量検査手段は送信側装置から受信準備が完了したか否かの問い合わせを受信しているとき及び画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、送信停止指示手段はメモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側装置に受信準備不可信号を送り、メモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量以上のときに送信側装置にメッセージ確認信号を送る。また、基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出し、基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定する。
【0012】
【作用】
この発明においては、メモリ容量検査手段は画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出する。遅延手段は画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側装置に画像データの再送要求を送り、送信側装置から再送された画像データで画像メモリ部に記憶された画像データを更新又は送信側装置から再送された画像データを読み捨てして、画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量以上になるまで画像データを画像メモリ部に記憶するのに要する時間を引き延ばす。また、基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出する。更に、基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定し、基準容量を少なくする。
【0014】
また、この発明においては、メモリ容量検査手段は送信側装置から受信準備が完了したか否かの問い合わせを受信するか及び画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出する。送信停止指示手段はメモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側装置に受信準備不可信号を送り、メモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量以上のときに送信側装置にメッセージ確認信号を送り、画像メモリ部の空き容量が一定以上になるまでつぎの画像データの受信を遅らせる。また、基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出する。更に、基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定し、基準容量を少なくする。
【0017】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例を示す構成図である。ファクシミリ装置RXは外部のファクシミリ装置TXからページ単位で送信された画像データを画像メモリ部4に記憶し、記憶した画像データを印字出力するものであり、主制御部1、網制御部2、圧縮復調部3、画像メモリ部4、メモリ容量検査手段5、遅延手段6、印字出力部7、スキャナ8及び操作表示部9を有する。主制御部1はファクシミリ装置RX全体の制御を行なう。網制御部2は、例えば公衆回線網を介して外部のファクシミリ装置TX等との通信を制御する。圧縮復調部3は網制御部2を介して受信した画像データを圧縮して画像記憶部4に記憶したり、画像メモリ部4に記憶した画像データを復調したりする。画像メモリ部4は外部ファクシミリ装置TXから受信した画像データをページ単位に記憶する。メモリ検査部5は外部ファクシミリ装置TXから受信した画像データを画像メモリ部4に記憶した後、又は、外部ファクシミリ装置TXが再送要求により再送した画像データを読み捨てした後に、画像メモリ部4の空き記憶容量を検出する。遅延手段6はメモリ検査部5が検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側ファクシミリ装置TXに画像データの再送要求を送り、送信側ファクシミリ装置TXから再送された画像データで画像メモリ部4に記憶された画像データを更新して、又は送信側ファクシミリ装置TXから再送された画像データを読み捨てして、画像メモリ部4の空き記憶容量が予め定めた基準容量以上になるまで画像データの受信処理を引き延ばす。印字出力部7は画像メモリ部4に記憶された画像データを圧縮復調部3で復調した後に印字し出力する。
【0018】
上記構成のファクシミリ装置RXが外部のファクシミリ装置TXから画像データを受信し記憶する場合の動作について、図2の遷移図及び図3のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0019】
受信側のファクシミリ装置RXが、図2に示すように被呼端末識別信号(CED)に引き続いてディジタル識別信号(DIS)を送出した後に送信側ファクシミリ装置TXに送信画像データが発生すると、送信側ファクシミリ装置TXはディジタル命令信号(DCS)に引き続いてトレーニングチェック(TCF)を送出して接続を開始する。受信側ファクシミリ装置RXはトレーニングチェック(TCF)を受信した後に、画像データを受信する準備が完了したので画像データの送出を開始してよいことを示す応答信号である受信準備確認信号(CFR)を送出する。送信側ファクシミリ装置TXは受信準備確認信号(CFR)を受信すると、1ページ分の画像データ(PIX)を受信側ファクシミリ装置RXに向けて送信する。
【0020】
受信側ファクシミリ装置RXは1ページ分の画像データ(PIX)、及び1ページ分の画像データの送信が終了して手順が一時中断することを示す信号(PPR−MPS)を受信すると(ステップS1)、受信した画像データが正常か否かを調べ(ステップS2)、受信した画像データが正常でないときには網制御部2から送信側ファクシミリ装置TXに向け再送要求を出力する(ステップS3)。受信側ファクシミリ装置RXは受信した画像データが正常なときには受信画像データを画像メモリ部4に記憶する(ステップS4)。受信画像データが画像メモリ部4に記憶されると、メモリ容量検査手段5は画像メモリ部4を調べ、画像メモリ部4の空き記憶容量を検出する(ステップS5)。例えば検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が画像記憶部4の基準容量に満たない場合は(ステップS6)、遅延手段6は予め定めたフレーム数を指定して外部のファクシミリ装置TXに再送要求信号(PPR)を出力する(ステップS7)。
【0021】
送信側ファクシミリ装置TXは再送要求信号(PPR)を受けると、再送画像データ(再送PIX)、及び、手順を一時中断することを示す信号(PPR−MPS)を出力する。受信側ファクシミリ装置RXは再送画像データ(再送PIX)及び送信を一時中断することを示す信号(PPR−MPS)を受けると、受信した再送画像データを読み捨てる(ステップS8)。ここで、上記処理の間に受信側ファクシミリ装置RXは画像メモリ部4に記憶した画像データを順に印字出力部7から出力しているので、再送画像データを読み捨てしたときの画像メモリ部4の空き容量は前回空き容量を検査したときより増えている。
【0022】
再送画像データが読み捨てられると、メモリ容量検査手段5は再び画像メモリ部4の空き容量を調べる(ステップS5)。検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が画像記憶部4の基準容量より多い場合は(ステップS6)、遅延手段6は画像データが正常に受信されたことを示すメッセージ確認信号(MCF)を送信側ファクシミリ装置TXに向けて送出する。送信側ファクシミリ装置TXは次ぎの画像データがある場合は、次ぎの画像データの送信を開始して、全ページの画像データの送信が終了している場合は切断命令(DCN)を出して画像データの送信を終了する(ステップS9)。このように、受信画像データが画像メモリ部4に記憶又は読み捨てされた後にメモリ容量検査手段5は画像メモリ部4の空き容量を検出し、遅延手段6は検出した画像メモリ部4の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側ファクシミリ装置TXに画像データの再送要求を送り、画像メモリ部4の空き容量が予め定めた基準容量以上になるまで、次ぎに画像データを画像メモリ部4に記憶する処理を遅らせるので、画像メモリ部4の空き容量が不足しているときに次ぎの画像データを受信して画像メモリ部4があふれることを防止できる。
【0023】
なお、送信側ファクシミリ装置TXは最後のページの画像データを送信した場合は、送信を一時中断することを示す信号(PPR−MPS)の代わりに、送信手順終了を示す信号(PPR−EOP)を出力する。受信側ファクシミリ装置RXではファクシミリ装置TXから送信手順終了を示す信号(PPR−EOP)を受信した場合は次ぎの画像データが送られて画像メモリ部4があふれることはないことを知ることができるが、その他のファクシミリ装置から画像データが送られて画像メモリ部4があふれることを防止するために、最後のページの画像データを画像メモリ部4に記憶した後にも画像メモリ部4の空き容量の検査を行なっている。従って、特定のファクシミリ装置からしか画像データが送信されないことが予めわかっている場合などは、最後のページの画像データを受けた後に画像メモリ部4の空き領域を検査する動作を省略するようにしても良い。
【0024】
また、メモリ容量検査手段5が検出した画像メモリ部4の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに、画像メモリ部4の空き容量が少ないほど再送要求フレーム数を多くするフレーム数決定手段を備え、遅延手段6はフレーム要求数決定手段が決定したフレーム数を指定して再送要求を送信側装置TXに送り、画像メモリ部4の空き容量が少ないほど再送要求する画像データの量を多くするようにしても良い。これにより、再送要求を送る回数を減らし、かつ、必要以上の画像データが再送されることを防止できる。
【0025】
次ぎに、他の実施例として、図4の構成図に示すように受信側ファクシミリ装置RXが遅延手段6の代わりに送信停止指示手段10を備える場合について説明する。送信停止指示手段10はメモリ容量検査手段5が検出した画像メモリ部4の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側ファクシミリ装置TXに受信準備不可信号(RNR)を送り、メモリ容量検査手段5が検出した画像メモリ部4の空き容量が予め定めた基準容量以上のときに送信側ファクシミリ装置TXにメッセージ確認信号(MCF)を送る。
【0026】
上記ファクシミリ装置RXが送信側ファクシミリ装置TXから画像データを受信して画像メモリ部4に記憶する場合の動作を図5の遷移図を参照して説明する。
【0027】
受信側のファクシミリ装置RXが被呼端末識別信号(CED)に引き続いてディジタル識別信号(DIS)を送出した後に、送信側ファクシミリ装置TXはディジタル命令信号(DCS)に引き続いてトレーニングチェック(TCF)を送出して接続を開始する。受信側ファクシミリ装置RXが受信準備確認信号(CFR)を送出し、送信側ファクシミリ装置TXは受信準備確認信号(CFR)を受信すると、1ページ分の画像データ(PIX)を受信側ファクシミリ装置RXに向けて送信する。受信側ファクシミリ装置RXは1ページ分の画像データ(PIX)、及び1ページ分の画像データの送信が終了して手順が一時中断することを示す信号(PPR−MPS)を受信すると、受信した画像データが正常か否かを調べ、受信した画像データが正常なときには受信画像データを画像メモリ部4に記憶する。
【0028】
受信画像データが画像メモリ部4に記憶されると、メモリ容量検査手段5は画像メモリ部4を調べ、画像メモリ部4の空き記憶容量を検出する。例えば検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が画像記憶部4の基準容量に満たない場合は、送信停止指示手段10は送信側ファクシミリ装置TXに受信準備不可信号(RNR)を送る。送信側ファクシミリ装置TXは受信準備不可信号(RNR)を受けると受信準備が完了したか否かを問い合わせる信号(RR)を出力する。受信側ファクシミリ装置RXのメモリ容量検査手段5は受信準備が完了したか否かを問い合わせる信号(RR)を受けると、画像メモリ部4を調べ、画像メモリ部4の空き記憶容量を検出する。送信停止指示手段10は検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が画像記憶部4の基準容量に満たない場合は再び送信側ファクシミリ装置TXに受信準備不可信号(RNR)を送り、検出した画像メモリ部4の空き記憶容量が基準容量より多い場合は、送信側ファクシミリ装置TXにメッセージ確認信号(MCF)を送る。送信側ファクシミリ装置TXはメッセージ確認信号(MCF)を受けると、次ぎのページの画像データの送信を開始して、受信側ファクシミリ装置RXは全ての画像データの受信が完了するまで上記動作を繰り返す。このように、画像メモリ部4の空き領域が一定以上になるまで前回受信した画像データの記憶処理を引き延ばすので、画像メモリ部4の空き容量が不足しているときに次ぎの画像データを受信して画像メモリ部4があふれることを防止できる。
【0029】
なお、上記実施例では受信した画像データを画像メモリ部4に記憶した後に画像メモリ部4の空き記憶容量を検出しているが、画像データを画像メモリ部4に記憶する前に画像メモリ部4の空き記憶容量を検出するようにしても良い。
【0030】
また、上記実施例では画像記憶部4の基準容量を予め定めた一定の値にしているが、受信側ファクシミリ装置RXに基準容量検出手段を設け、基準容量検出手段で前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部4の記憶容量を検出して、検出した記憶容量を画像メモリ部4の基準容量として設定するようにしても良い。これにより、適正な基準容量を自動的に設定することができ、必要以上に空き記憶域が増えることを防止することができる。
【0031】
また、受信側ファクシミリ装置RXに基準容量検出手段と基準容量設定手段を設け、基準容量検出手段で前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部4の記憶容量を検出して、基準容量設定手段で受信した前ページ分の画像データを記憶するのに要した画像メモリ部4の容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了したが未消去の分の画像メモリ部4の容量との差を基準容量として設定しても良い。印字が完了したが未消去分の記憶領域は空き記憶容量の中には加算されないが処理が終了した記憶領域であり、印字未完了分の記憶容量と印字完了したが未消去分の記憶容量の合計は1ページ分の記憶容量となっているので、印字未完領分の記憶容量に対応する空き記憶容量に受信画像データを記憶しているうちに印字が完了して1ページ分の記憶領域が空いていたと同じ結果になる。印字処理が完了するたびに処理された記憶域を使用可能記憶域として即座に取り入れるので、基準容量の判断に印字処理速度の要素が加味され、基準容量を少なくし画像メモリ部4の記憶域を有効に使うことができる。
【0032】
さらに、基準容量検出手段で検出する記憶容量は直前のページに係わるものでも良いし、画像データ送信開始時の最初のページに係わるものでも良い。
【0033】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、受信画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた画像メモリ部の基準容量未満のときに送信側装置に画像データの再送要求を送り、送信側装置から再送された画像データで画像メモリ部に記憶された画像データを更新又は送信側装置から再送された画像データを読み捨てして、画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量以上になるまで次ぎの画像データを画像メモリ部に記憶する時間を引き延ばす。更に、前ページ分の受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の容量を検出して、受信した前ページ分の画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了し未消去の分の画像メモリ部の容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定し、基準容量を少なくするので、画像メモリ部の記憶域を有効に使うことができる。
【0035】
また、この発明は、送信側装置から受信準備が完了したか否かの問い合わせを受信したとき及び画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側装置に受信準備不可信号を送り、検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた画像メモリ部の基準容量以上のときに送信側装置にメッセージ確認信号を送る。更に、前ページ分の受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の容量を検出して、受信した前ページ分の画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了し未消去の分の画像メモリ部の容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定し、基準容量を少なくするので、画像メモリ部の記憶域を有効に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】再送要求により記憶処理を遅らせる場合の信号の遷移図である。
【図3】再送要求により記憶処理を遅らせる場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】他の実施例を示す構成図である。
【図5】受信準備不可信号により記憶処理を遅らせる場合の信号の遷移図である。
【符号の説明】
RX ファクシミリ装置
TX ファクシミリ装置
4 画像メモリ部
5 メモリ容量検査手段
6 遅延手段
7 印字出力部
Claims (2)
- 受信画像データをページ単位で画像メモリ部に記憶し、記憶した画像データを印字出力するファクシミリ装置において、
メモリ容量検査手段と遅延手段と基準容量検出手段と基準容量設定手段を有し、
メモリ容量検査手段は画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、
遅延手段はメモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに予め定めたフレーム数を指定して送信側装置に画像データの再送要求を送り、
基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出し、
基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定することを特徴とするファクシミリ装置。 - 受信画像データをページ単位で画像メモリ部に記憶し、記憶した画像データを印字出力するファクシミリ装置において、
メモリ容量検査手段と送信停止指示手段と基準容量検出手段と基準容量設定手段を有し、
メモリ容量検査手段は送信側装置から受信準備が完了したか否かの問い合わせを受信しているとき及び画像データを受信しているときに画像メモリ部の空き容量を検出し、
送信停止指示手段はメモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量未満のときに送信側装置に受信準備不可信号を送り、メモリ容量検査手段が検出した画像メモリ部の空き容量が予め定めた基準容量以上のときに送信側装置にメッセージ確認信号を送り、
基準容量検出手段は前ページの受信画像データを記憶するのに要した画像メモリ部の記憶容量を検出し、
基準容量設定手段は基準容量検出手段が検出した画像メモリ部の記憶容量と、印字処理中のページの画像データのうち印字処理が完了して未消去の分の画像メモリ部の記憶容量との差を画像メモリ部の基準容量として設定することを特徴とするファクシミリ装置。
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JP02453995A JP3558718B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JPH08204928A JPH08204928A (ja) | 1996-08-09 |
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JP02453995A Expired - Fee Related JP3558718B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ファクシミリ装置 |
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JP (1) | JP3558718B2 (ja) |
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1995
- 1995-01-20 JP JP02453995A patent/JP3558718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08204928A (ja) | 1996-08-09 |
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