JP3558116B2 - 画像信号記録再生装置及び再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像信号を磁気テープに記録し、該記録した画像信号を再生する画像信号記録再生装置及び再生機能のみ有する画像信号再生装置に関し、特にディジタル化された画像信号の記録再生を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】
DV(またはDVC)と呼ばれる規格に準拠したディジタルVTR(ビデオテープレコーダ)は、既に市場に流通しており、このDV規格では、標準モードとして、磁気テープの走行速度(以下単に「テープ速度」という)を標準速度VSP(18.8mm/秒))とし、約25Mbps(メガビット/秒)のデータレートで画像信号を記録し、再生するモードが設けられている。
【0003】
現在のDV規格のVTRでは、磁気ヘッドを搭載する回転ドラムは、その直径D0が21.7mmのものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
VTRをより小型化するためには、回転ドラムをより小型化することが有効である。標準の回転ドラムより小径のドラムを使用した例は、VHS(登録商標)規格に準拠したVTRにみられるが、この例では、標準の回転ドラムを使用する場合には、2個の磁気ヘッドで記録再生するのに対して、小径ドラムを使用する場合には、4個の磁気ヘッドを用いて記録再生する必要があり、コストが上昇する要因となっていた。
【0005】
またDV規格のVTRでは、1フレームの画像信号が複数のトラック(NTSC(525/60)方式では10トラック)に分割して記録されるため、記録時と異なる磁気テープの走行速度で再生を行う変速再生時において、そのテープ走行速度の設定によって再生画像の質が大きく変化する。ところが、小径ドラムを使用した場合にどのようなテープ走行速度とすれば、好ましい変速再生画像が得られるかは、未だ検討された例がない。
【0006】
本発明は上述した点に鑑みなされたものであり、使用する磁気ヘッドの数を増加させることなく、標準の回転ドラムより小径の回転ドラムを使用可能とするとともに、変速再生時に良好な再生画像が得られるようにテープ走行速度を設定した画像信号記録再生装置及び画像信号再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、ギャップのアジマスが互いに異なる2個の磁気ヘッドを回転ドラム上に略180度の角度間隔で配置するとともに、磁気テープを前記回転ドラムに対して所定の巻き付け角度だけ巻き付けることにより、前記磁気テープを前記磁気ヘッドにより斜めに走査して傾斜トラックにディジタル画像信号を記録し、記録した信号を再生する画像信号記録再生装置において、前記ディジタル画像信号の前記磁気テープへの記録時及び前記磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1を、前記回転ドラムの直径に応じて設定し、1フレームの画像信号をN個(Nは2以上の整数)の傾斜トラックに分割して前記磁気テープに記録し、記録された磁気テープから磁気ヘッドを介して信号を再生し、該再生信号に所定の再生処理を施して出力するものであり、記録された磁気テープを、記録時の走行速度のn(≠1)倍の走行速度で再生する変速再生を行うときは、倍速数nを、下記式を用いて得られる値の近傍の値に設定することを特徴とする:
n=Nm/2i±1/2i
(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像信号記録再生装置において、前記変数iを2以上の値に設定したことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像信号記録再生装置において、倍速数nの絶対値が(N−1)/2以上のときは、変数iを1に設定し、倍速数nの絶対値が(N−2)/2より小さいときは、変数iを2以上の値に設定することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、ギャップのアジマスが互いに異なる2個の磁気ヘッドを回転ドラム上に略180度の角度間隔で配置するとともに、磁気テープを前記回転ドラムに対して所定の巻き付け角度だけ巻き付けることにより、前記磁気テープを前記磁気ヘッドにより斜めに走査して、前記磁気テープ上の傾斜トラックに記録されたディジタル画像信号を再生する画像信号再生装置において、前記ディジタル画像信号の前記磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1を、前記回転ドラムの直径に応じて設定し、1フレームの画像信号をN個(Nは2以上の整数)の傾斜トラックに分割して記録された磁気テープから磁気ヘッドを介して信号を再生し、該再生信号に所定の再生処理を施して出力するものであり、記録された磁気テープを、記録時の走行速度のn(≠1)倍の走行速度で再生する変速再生を行うときは、倍速数nを、下記式を用いて得られる値の近傍の値に設定することを特徴とする:
n=Nm/2i±1/2i
(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像信号再生装置において、前記変数iを2以上の値に設定したことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像信号再生装置において、倍速数nの絶対値が(N−1)/2以上のときは、変数iを1に設定し、倍速数nの絶対値が(N−2)/2より小さいときは、変数iを2以上の値に設定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び2は、それぞれ本発明の一実施形態にかかるVTRの記録系及び再生系の構成を示すブロック図であり、このVTRは、DV規格に準拠し、標準モード(以下「SPモード」という)及びテープ速度をSPモードの2/3倍として記録する長時間モード(以下「LPモード」という)による記録再生を行うことができるものである。
【0014】
本実施形態のVTRは、入力されるアナログ画像信号に対して輝度信号と色信号の分離、A/D変換、ディジタル画像信号のブロック化、DCT(離散コサイン変換)、量子化、誤り訂正符号化、シンクブロックの合成、記録変調などの所定の記録処理を行う記録処理部8と、記録処理部8の出力信号を増幅する記録アンプ4,5と、記録アンプ4,5の出力信号を磁気テープ50に記録するとともに、磁気テープ50から信号を再生するための磁気ヘッド1,2と、操作パネルの操作状態等に応じて当該VTRの全体的な制御を行うシステム制御部9と、磁気テープ50を駆動するためのキャプスタンモータ11と、磁気ヘッド1,2が搭載された回転ドラム40を回転駆動するためのドラムモータ12と、これらのモータの回転動作を制御するサーボ部10とを備えている。システム制御部9は、使用者が設定する記録モード、すなわちSPモードであるかLPモードであるかを示すモード信号MSWを、記録処理部8及びサーボ部10に供給する。
【0015】
磁気ヘッド1,2は、図3(a)に示すように回転ドラム40上に配置され、回転ドラム40は、その直径D1が、同図(b)に示す標準の回転ドラム40aの直径D0(21.7mm)より小さい小径ドラムである。本実施形態では、直径D1は、約16.0mmとしている。磁気ヘッド1及び2は互いに異なるアジマスのギャップを有し、180度の角度間隔を隔てて配置されている。本実施形態では、各磁気ヘッドの幅WHは、SPモードにおける磁気テープ50上のトラック幅WTとほぼ同一としている。
【0016】
回転ドラム40に対する磁気テープ50の巻き付け角θW1は、標準の巻き付け角θW0が174度であるのに対し、236度としている。
【0017】
SPモードにおいてはテープ速度を標準速度VSPとし、磁気ヘッド1及び2を使用して、図5に示すような磁気テープ上のトラックパターンが得られるように制御される。すなわち、SPモードでは、図4に示すように1フレームの画像を10個の画面領域S0〜S9に分割し、画面領域S0〜S9に対応する画像信号が、それぞれトラック番号T0からT9のトラックに記録される。LPモードにおいては、テープ速度を標準速度VSPの2/3の速度として記録される。画面領域とトラック番号の関係は、SPモードと同一である。
【0018】
図6は、各磁気ヘッド1,2が磁気テープ50を走査する期間TSH1,TSH2を示すタイムチャートであり、各走査期間TSH1,TSH2が、巻き付け角θW1に対応する。
【0019】
ここで、小径の回転ドラム40を使用した場合に、標準の回転ドラム40aを使用した場合と磁気テープ上の記録トラックパターン及び記録信号を同一とするための条件を求める。
【0020】
先ず1トラックの長さを同一とする条件は、
πD0×θW0/360=πD1×θW1/360
より、θW1=θW0×D0/D1 (1)
【0021】
また回転ドラムの毎秒の回転数(150回転/秒)を同一とし、標準の走査期間(1つの磁気ヘッドが磁気テープを走査している期間)をTS0、小径回転ドラムの走査期間をTS1(=TSH1=TSH2)とすると、
TS0=(1/150)×(θW0/360)
TS1=(1/150)×(θW1/360)
となる。よってTS1/TS0=θW1/θW0 (2)
【0022】
また磁気テープ上の記録信号を同一とするためには、1トラックに同一のクロック数に対応する信号を記録すればよいので、その条件は、記録時の標準のクロック周波数(1秒間に記録するビット数)をfc0、小径回転ドラムのクロック周波数をfc1とすると、
fc1×TS1=fc0×TS0
であり、これより
fc1=fc0×TS0/TS1 (3)
となる。
【0023】
上記式(1)(2)(3)より、小径回転ドラムの場合のクロック周波数fc1を、下記式(4)により設定すれば、磁気テープ上の記録信号を、標準ドラムを使用した場合と同一とすることができる。
【0024】
したがって、本実施形態では、磁気テープへの記録時に使用するクロック周波数fc1を標準のクロック周波数fc0の約(16/21.7)倍に設定している。これにより、使用する磁気ヘッドの数を増やすことなく、標準の回転ドラムを使用した場合と同一の磁気テープ上の記録トラックパターン及び記録信号とすることができる。
【0025】
なお、図6に示すように、磁気ヘッド1,2の走査期間を重複させ、かつクロック周波数fc1を標準のクロック周波数fc0より低下させて記録を行うために、適宜メモリを使用して、時間軸の変換を行う。
【0026】
次に図2を参照して当該VTRの再生系について説明する。
再生系には、磁気ヘッド1,2の出力を増幅する再生アンプ21,22と、再生信号の復調、誤り訂正、逆量子化、逆DCT、D/A変換等の所定の再生処理を行いアナログ画像信号を出力する再生処理部29とを備えている。再生処理部29において、磁気ヘッド1,2から再生された信号をサンプリングするクロックの周波数は、記録時と同様にfc1とする。
【0027】
磁気ヘッド1,2の走査期間は、図6に示したように重複する期間があるので、両ヘッドの出力信号は並列に再生処理回路29に入力される。そして、再生処理部29の誤り訂正復号化回路で検出されるエラーレートが所定以上に増加したときには、フレームメモリの対応する領域の書き換え(更新)は行わないように制御される。そして、フレームメモリに格納された情報を、一定の順序で読み出すことにより再生画像信号が出力される。
【0028】
変速再生時は、磁気ヘッドの走査軌跡は、記録時と異なるものとなるため、10トラックに相当する期間再生を行っても、1フレームのすべての画像信号が得られないため、再生処理部29は、再生により得られた一部の情報でフレームメモリの対応する領域を順次書き換える処理を行う。この場合も、再生処理部29の誤り訂正復号化回路で検出されるエラーレートが所定以上に増加したときには、フレームメモリの対応する領域の更新は行わないように制御されるので、磁気ヘッドの出力信号レベルが比較的大きく、エラーレートの少ないデータのみが採用されて、フレームメモリの対応する領域の更新が行われる。
【0029】
次に変速再生時の倍速数nをどのように設定すれば、好ましい再生画像が得られるかを検討する。なお、以下の検討では、特に断らない限りヘッド再生信号のレベルが最大値の50%以上であれば正しい(エラーを実質的に無視しうる)再生信号が得られるものとする。
【0030】
図5において、矢線(矢印を付した線)HT11、HT13及びHT10は、それぞれ本実施形態の小径回転ドラムを使用した場合の通常再生時、3倍速再生時、及びスチル(テープ停止)再生時の磁気ヘッド1の走査軌跡を示したものであり、変速再生時は、トラックを跨いで走査が行われる(同図中に示す矢線HT10SおよびHT13Sは、それぞれ標準の回転ドラム40aを使用した場合のヘッドの走査軌跡である)。その場合、隣り合うトラックは異なるギャップアジマスの磁気ヘッドで記録されているため、再生信号のエンベロープ波形は、そろばん玉状の波形(以下「そろばん玉波形」という)となる。
【0031】
図7は、ヘッド走査軌跡とトラックとの関係を示すための仮想的な図であり、1つのます目が1トラックに対応し、ます目の中に記入した数字はトラック番号を示す。通常再生時には、図の垂直方向(矢線HT11、HT12の方向)に磁気ヘッド1,2による走査が行われる。この図において、磁気ヘッド1の中心位置HP1と、磁気ヘッド2の中心位置HP2との相対位置関係は、例えば図のトラック番号T4とT5のトラックに示すように表示される。すなわち、磁気ヘッド1がトラック番号T4のトラックの180度の位置にあるとき、磁気ヘッド2がトラック番号T5のトラックの0度の位置にあり、この相対位置関係は変速再生時であっても同様である。
【0032】
したがって、通常再生は、例えば磁気ヘッド1によりトラック番号T0のトラックから再生が始まると、磁気ヘッド1がトラック番号T0のトラックの180度の位置に達した時点から、磁気ヘッド2がトラック番号T1のトラックの走査を開始し、磁気ヘッド2がトラック番号T1のトラックの180度の位置に達した時点から、磁気ヘッド1がトラック番号T2のトラックの走査を開始するというように行われ、トラック番号T0,T1,T2,…の順に再生が行われる。
【0033】
同図に示すHT10は、スチル時(倍速数n=0)の磁気ヘッド1の軌跡であり、この場合は、磁気ヘッド1の軌跡HT10と磁気ヘッド2の軌跡HT20は、重なって示される。同図に示すHT31及びHT32は、それぞれ3倍速再生時(n=3)の磁気ヘッド1及び2の軌跡である。例えばトラック番号T0のトラックから磁気ヘッド1が再生を開始すると、通常再生時は、360度回転すると、トラック番号T2のトラックの開始点に達するが、3倍速再生時はトラック番号T6のトラックの開始点に達する。また、磁気ヘッド2は、磁気ヘッド1がトラック番号T2のトラックの180度の位置に達したとき、トラック番号T3のトラックの開始位置に達し、走査を開始する。したがって、n=3の場合の走査軌跡は図示のようになる。
【0034】
そしてハッチングを付した領域が各磁気ヘッドで再生される領域である。このハッチングを付した領域の形状は、再生信号のエンペロープ波形にほぼ対応する。以下、再生信号のエンベロープ波形を単に「再生波形」という。3倍速再生時の軌跡に付して記載したt0,t1,t2,t3は、磁気ヘッドが走査を開始する時刻を示したものであり、図9のt0〜t3に対応する。
【0035】
図8は、同様にして5倍速再生時(n=5)の軌跡を示したものである。HT51が磁気ヘッド1の軌跡で、HT52が磁気ヘッド2の軌跡である。この図に示したt0,t1,t2,t3も、磁気ヘッドが走査を開始する時刻を示したものであり、図9のt0〜t3に対応する。
【0036】
図7の3倍速再生時の軌跡に対応する各ヘッドの再生波形を示すと図9(a)に示すようになる。この図においてそろばん玉波形に書き込まれた数字は、トラック番号である。また同図(b)は、n=5の場合の再生波形であり、これらから明らかなように、倍速数nを整数とすると、再生信号が得られる領域と、得られない領域が固定されるため、例えばn=3の場合には、画面の水平方向中央よりやや左よりの領域の情報が得られない。これに対し倍速数nを整数とせずに例えば、n=4.5や5.5とした場合は、同図(c)(d)に示すようになり、そろばん玉波形の位相が時間経過とともにずれていくので、フレームメモリに格納されるすべての領域の情報を順次書き換えていくことができる。このような位相ずれは、nを整数でない値とすれば必ず起きるが、最も効率よくメモリ内の情報を書き換えることができる場合は、例えば図10(時間的に連続する波形を、波形の左端が磁気ヘッド1の走査期間TSH1の開始時点t0、t2、t4、…となるように上から下に順次示し、かつ磁気ヘッド2の走査期間TSH2を、磁気ヘッド1の走査期間TSH1と重ならないようにずらして磁気ヘッド2の走査期間TSH2の開始時点t1,t3,t5,…が図の中央に位置するように示したもの、以下同様の図11、14等において同じ)に示すように位相がずれていく場合である。すなわち、同じトラック番号のそろばん玉波形が半周期(そろばん玉1個分を1周期とする)ずつずれて順次再生される場合であり、n=4.5はその条件を満たすことがわかる。図から明らかなように、そろばん玉波形とトラック番号との関係は、時刻t20で元に戻るので、画面の更新周期は20走査期間である。
【0037】
n=4.5の場合は、同じトラック番号のそろばん玉波形が左から右へずれていく場合であるが、図11に示すようにn=5.5とすると逆に右から左へずれていく。この場合も、時刻t20で元の状態にもどるので、画面が20走査期間周期で更新される。
【0038】
図12は、画面が更新される様子を説明するための図であり、同図(a)がn=4.5の場合を示し、同図(b)がn=5.5の場合を示す。図中のます目が画面上の領域を示し、各ます目に記入した数字が更新される走査期間の番号(0を基準として順次増加する)を示す。
【0039】
n=4.5の場合、例えば、画面領域S0及びS1が更新される様子を図10も参照して説明する。図10において、ハッチングを付した部分は、画面領域S0及びS1に対応するトラック番号T0とT1のトラックで、50%以上の再生信号レベルが得られ、画面の更新に用いられる部分である。走査期間TS0では、領域(X0,S0)が更新され、走査期間TS2では、領域(X1,S0)及び(X2,S0)が更新され、走査期間TS4では、領域(X3,S0)及び(X4,S0)が更新され、走査期間TS6では、領域(X5,S0)及び(X6,S0)が更新され、走査期間TS8では、領域(X7,S0)及び(X8,S0)が更新され、走査期間TS10では、領域(X9,S0)が更新され、図12(a)に矢線で示す順に画面領域S0が更新される。また走査期間TS9では、領域(X0,S1)及び(X1,S1)が更新され、走査期間TS11では、領域(X2,S1)及び(X3,S1)が更新され、走査期間TS13では、領域(X4,S1)及び(X5,S1)が更新され、走査期間TS15では、領域(X6,S1)及び(X7,S1)が更新され、走査期間TS17では、領域(X8,S1)及び(X9,S1)が更新され、図12(a)に矢線で示す順に画面領域S1が更新される。他の画面領域S2〜S9も同様に更新され、走査期間TS19ですべての領域の更新が終了する。また、画面はおおむね左から右に向かって順次更新されていくので、見やすい変速再生画像を得ることができる。
【0040】
次にn=5.5の場合についても同様に図11も参照して説明する。図11において、ハッチングを付した部分は、画面領域S0及びS1に対応するトラック番号T0とT1のトラックで、50%以上の再生信号レベルが得られ、画面の更新に用いられる部分である。走査期間TS8では、領域(X11,S0)が更新され、走査期間TS10では、領域(X9,S0)及び(X10,S0)が更新され、走査期間TS12では、領域(X7,S0)及び(X8,S0)が更新され、走査期間TS14では、領域(X5,S0)及び(X6,S0)が更新され、走査期間TS16では、領域(X3,S0)及び(X4,S0)が更新され、走査期間TS18では、領域(X1,S0)及び(X2,S0)が更新され、図12(b)に矢線で示す順に画面領域S0が更新される。また走査期間TS1では、領域(X10,S1)及び(X11,S1)が更新され、走査期間TS3では、領域(X8,S1)及び(X9,S1)が更新され、走査期間TS5では、領域(X6,S1)及び(X7,S1)が更新され、走査期間TS7では、領域(X4,S1)及び(X5,S1)が更新され、走査期間TS9では、領域(X2,S1)及び(X3,S1)が更新され、走査期間TS11では、領域(X0,S1)及び(X1,S1)が更新され、図12(b)に矢線で示す順に画面領域S1が更新される。他の画面領域S2〜S9も同様に更新され、走査期間TS19ですべての領域の更新が終了する。また、画面はおおむね右から左に向かって順次更新されていくので、見やすい変速再生画像を得ることができる。
【0041】
次にn=4.5や5.5と同様の関係が得られる場合を図13を参照して説明する。磁気ヘッド1の中心位置が時刻t0において点P0にあるとすると、スチル時の軌跡(ヘッド中心の軌跡)はHT0となり、磁気ヘッド1による次の走査期間の開始時点(時刻t2)におけるn倍速再生時の位置Pnと(図はn=5の場合に相当する)、スチル時の位置P02との距離は、トラック数で2nとなる。n倍速再生時は、回転ドラムが360度回転するとスチル時の位置から2nトラックずれるからである。なお、軌跡HT(−n)は、磁気テープを記録時と逆の方向に走行させる逆方向再生の場合に相当するが順方向再生と同一である。
【0042】
したがって、回転ドラムが360度回転した後のヘッド位置が、同じトラック番号のトラックの同じ位置にある条件は、
2n=10m (m:負の数を含む整数)
であり、この条件は、そろばん玉波形の位相が一致する条件であるため、半周期分ずらすためには、
2n=10m±1
とすればよい。よって、
n=10m/2±1/2 (5)
という条件が得られる。図13において破線で示す軌跡はこの条件を満たす場合を示している。すなわち、上記式(5)でm=±1とすれば、n=±4.5,±5.5となり、同図に破線で示す軌跡はこれらに対応する。
【0043】
倍速数nとしては、必要とする画像を素早くサーチするために10から20倍程度以上の値が必要であるが、そのような場合には、例えばm=±2とすることにより、n=±9.5,±10.5が得られ、m=±4とすることより、n=±19.5,±20.5が得られる。
【0044】
また内容をある程度把握しつつみるためには、n=1.5〜3、−1〜−3程度の設定も必要であるが、上記式(5)では、mをどのように設定してもこのような倍速数nを得ることはできない。そこで式(5)をより一般化することを考える。式(5)は、360度回転後において同じトラック番号のそろばん玉波形が半周期ずれるための条件であるが、より一般化して360度の整数倍(1,2,3,…倍)の角度回転後において、同様の条件満たすためには、
2i×n=10m±1 (i=1,2,3,…)
とすればよい。これより下記式(6)が得られる。
n=10m/2i±1/2i (6)
【0045】
式(5)は、式(6)においてi=1としたものに相当する。変数iを大きくすることは、そろばん玉波形について所望の位相関係が得られるまでの時間が長くなることを意味し、従って画面の更新が遅れることを意味する。
【0046】
例えばi=2,m=2とすると、n=4.75,5.25が得られる。図14は、n=4.75の場合のそろばん玉波形を示しており、この図とn=4.5を示した図10とを対比すれば明らかなように、図14の場合は、360度の回転でそろばん玉波形が1/4周期ずつずれていくので、50%以上のレベルが得られる期間が重複し、n=4.5の場合に比べて画面の更新に倍の時間を要することになる。変数iを大きくするほどこの傾向は顕著になるので、変数iはできるだけ小さい値に設定することが望ましい。
【0047】
そこで、式(6)においてi=2とすると
n=10m/4±1/4 (7)
が得られ、式(7)でm=±1とすると、n=±2.25,±2.75が得られる。
【0048】
次に式(6)においてi=3とすると、
n=10m/6±1/6 (8)
が得られ、式(8)でm=±1とすると、n=±1.5,±1.83(=11/6)が得られる。
【0049】
次に式(6)においてi=4とすると、
n=10m/8±1/8 (9)
が得られ、式(9)でm=±1とすると、n=±1.125,±1.375が得られる。
【0050】
したがって、i=4までの設定で、通常必要される変速再生速度は得ることができる。ただし、i=2〜4の設定では、倍速数nの小数点以下の端数が多くなるので、式(6)においてi=5とすることにより得られる下記式(10)を用いて、n=4.5(i=1の場合の最小倍速数)より小さい倍速数の設定に使用してもよい。
n=10m/10±1/10=m±0.1 (10)
変数iを6以上とするのは、画面の更新周期が長くなり過ぎるので好ましい設定ではない。
【0051】
次に倍速数nの許容範囲について検討する。
許容範囲を示す変数αを式(6)に導入すると、下記式(6a)のように表すことができる。ここで、変数α=0のときが、誤差0に対応する。
n=10m/2i±(1+α)/2i (6a)
【0052】
代表例として式(6a)において、i=1,m=1とし、±のマイナス側を採用すると、
n=5−(1+α)/2 (11)
となる。
【0053】
式(11)において、変数αがマイナス方向に増加すると、倍速数nは、整数5に近づいていく、すなわちそろばん玉波形の位相ずれが半周期から徐々に小さくなる。半周期より小さくなっていくと、再生される信号の重複部分が大きくなるので、画面の更新速度が低下していく。1フレームの静止画像が別の1フレームの静止画像に更新し終わるのに要する時間を、更新時間TUPと定義すると、α=0であるときは、図10で検討したようにTUP=20TS(20走査期間)である。更新時間TUPを変数αの関数で表すと、
TUP=20TS/(1+α) (12)
となる。
【0054】
ここで、α=0の更新時間TUP=20TSの1.67(5/3)倍の更新時間まで許容するとすると、
20TS×(5/3)≧20TS/(1+α)
より、変数αの条件は、α≧−0.4となる。
【0055】
一方変数αがプラス方向に増加すると、そろばん玉波形の位相ずれが半周期から徐々に大きくなる。半周期より大きくなっていくと、再生信号レベルが最大値の50%より小さい領域も画面の更新に使用する必要がある。画面の更新に使用する再生信号レベルの最小値をLMIN(%)とすると、α=0のときLMIN=50であり、変数αの関数として下記式(13)のように表すことができる。
LMIN=50(1−α) (13)
【0056】
通常は、最大レベルの30%より小さくなると、エラーレートが急激に増加するので、30%まで許容することにすると、
30≦50(1−α)
より、変数αの条件はα≦0.4となる。
【0057】
以上より、倍速数nの許容範囲は、変数αが−0.4≦α≦0.4の条件を満たす範囲とすればよい。すなわち、倍速数nは式(6)を用いて算出される値に設定することが望ましく、他の設計上の要因により式(6)により得られる値そのものに設定できないときは、式(6a)において変数αをその絶対値が0.4以下となるように設定するとよい。この場合に、更新時間TUPを短縮することを優先させる場合には、変数αを増加させ、再生信号のエラーが少ないことを優先させる場合には、変数αを減少させる。
【0058】
なお、以上の説明は分かり易くするために、トラックの全体に画像信号が記録されている場合を例にとって説明したが、DV規格では画像信号が記録されるのは、1トラックの約84%の範囲であるので、上述した走査期間TSに対応する、実際に画像信号が得られる画像走査期間をTSVとすると、
TSV=TS×174/180×0.84=0.81TSとなる。
【0059】
この画像走査期間TSVを、n=4.5とした場合について示すと、図15のTSVH1,TSVH2のようになる。この図から明らかなように、画像信号が得られる期間がTSVH1,TSVH2の範囲に限定されるとしても、画面のすべて領域が20走査期間で更新可能である。すなわち、上述した倍速数nの設定は、画像信号が1トラックの一部にのみ記録されている場合(1トラック内に分散して記録する場合も含む)でも有効である。
【0060】
なお、LPモードの場合も、画面領域とトラック番号との関係は、SPモードと同一であるので、倍速数nは、SPモードと同様に設定することが望ましい。
【0061】
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、NTSC(525/60)方式のVTRを示したが、PAL(625/50)方式の場合には、1フレームの画像信号が12トラックに分割して記録される。そこで、上記式(6)を、1フレームをN個に分割して記録する場合に一般化すると、下記式(14)が得られる。
n=Nm/2i±1/2i (14)
【0062】
また、変数i=1とした場合の最小倍速数nMINは、式(14)においてi=1,m=1または−1として得られる倍速数(N/2−1/2),(−N/2+1/2)であるので、必要な倍速数nの絶対値が(N/2−1/2)以上のときはi=1とし、(N/2−1/2)より小さいとき変数iを2以上とすることが望ましい。
【0063】
さらに本発明はDV規格のVTRに限らず、1フレームの画像を複数のトラックに分割して記録するヘリカルスキャン方式のVTRに適用可能である。
【0064】
また本発明は、画像信号記録再生装置に限らず、記録機能のみ有する画像信号記録装置、あるいは再生機能のみ有する画像信号再生装置にも適用可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1に記載の発明によれば、ディジタル画像情報の磁気テープへの記録時及び磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1が、回転ドラムの直径に応じて設定され、変速再生の倍速数nが、n=Nm/2i±1/2i(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)を用いて得られる値の近傍の値に設定されるので、小径回転ドラムの使用が可能となるばかりでなく、変速再生時に良好な再生画像を得ることができる。
【0066】
請求項4に記載の発明によれば、ディジタル画像信号の磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1が、回転ドラムの直径に応じて設定され、変速再生の倍速数nが、n=Nm/2i±1/2i(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)を用いて得られる値の近傍の値に設定されるので、小径回転ドラムの使用が可能となるばかりでなく、変速再生時に良好な再生画像を得ることができる。
【0067】
また請求項2または5に記載の発明によれば、倍速数nが比較的低い場合であっても、良好な再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるVTRの記録系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるVTRの再生系の構成を示すブロック図である。
【図3】磁気ヘッドの配置及び磁気テープの巻き付け角を示す図である。
【図4】画面(フレーム)の領域と記録トラックとの関係を説明するための図である。
【図5】磁気テープ上のトラックパターンと磁気ヘッドの走査軌跡を示す図である。
【図6】磁気ヘッドが磁気テープを走査している期間を説明するための図である。
【図7】変速再生時の磁気ヘッドの走査軌跡を説明するための図である。
【図8】変速再生時の磁気ヘッドの走査軌跡を説明するための図である。
【図9】変速再生時の再生信号波形とトラック番号を示す図である。
【図10】変速再生時の再生信号波形とトラック番号を示す図である。
【図11】変速再生時の再生信号波形とトラック番号を示す図である。
【図12】変速再生時において画面が更新される様子を説明するための図である。
【図13】順方向のn倍速再生時及び逆方向のn倍速再生時の磁気ヘッドの走査軌跡を説明するための図である。
【図14】変速再生時の再生信号波形とトラック番号を示す図である。
【図15】実際に画像信号が得られる期間を説明するための図である。
【符号の説明】
1,2 磁気ヘッド
4,5 記録アンプ
8 記録処理部
9 システム制御部
10 サーボ部
11 キャプスタンモータ
12 ドラムモータ
21,22 再生アンプ
29 再生処理部
40 回転ドラム
50 磁気テープ
Claims (6)
- ギャップのアジマスが互いに異なる2個の磁気ヘッドを回転ドラム上に略180度の角度間隔で配置するとともに、磁気テープを前記回転ドラムに対して所定の巻き付け角度だけ巻き付けることにより、前記磁気テープを前記磁気ヘッドにより斜めに走査して傾斜トラックにディジタル画像信号を記録し、記録した信号を再生する画像信号記録再生装置において、
前記ディジタル画像信号の前記磁気テープへの記録時及び前記磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1を、前記回転ドラムの直径に応じて設定し、
1フレームの画像信号をN個(Nは2以上の整数)の傾斜トラックに分割して前記磁気テープに記録し、記録された磁気テープから磁気ヘッドを介して信号を再生し、該再生信号に所定の再生処理を施して出力するものであり、
記録された磁気テープを、記録時の走行速度のn(≠1)倍の走行速度で再生する変速再生を行うときは、倍速数nを、下記式を用いて得られる値の近傍の値に設定することを特徴とする画像信号記録再生装置:
n=Nm/2i±1/2i
(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)。 - 前記変数iを2以上の値に設定したことを特徴とする請求項1に記載の画像信号記録再生装置。
- 倍速数nの絶対値が(N−1)/2以上のときは、変数iを1に設定し、倍速数nの絶対値が(N−2)/2より小さいときは、変数iを2以上の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像信号記録再生装置。
- ギャップのアジマスが互いに異なる2個の磁気ヘッドを回転ドラム上に略180度の角度間隔で配置するとともに、磁気テープを前記回転ドラムに対して所定の巻き付け角度だけ巻き付けることにより、前記磁気テープを前記磁気ヘッドにより斜めに走査して、前記磁気テープ上の傾斜トラックに記録されたディジタル画像信号を再生する画像信号再生装置において、
前記ディジタル画像信号の前記磁気テープからの再生時に使用するクロックの周波数fc1を、前記回転ドラムの直径に応じて設定し、
1フレームの画像信号をN個(Nは2以上の整数)の傾斜トラックに分割して記録された磁気テープから磁気ヘッドを介して信号を再生し、該再生信号に所定の再生処理を施して出力するものであり、
記録された磁気テープを、記録時の走行速度のn(≠1)倍の走行速度で再生する変速再生を行うときは、倍速数nを、下記式を用いて得られる値の近傍の値に設定することを特徴とする画像信号再生装置:
n=Nm/2i±1/2i
(iは1から5までの整数、mは負の数を含む整数)。 - 前記変数iを2以上の値に設定したことを特徴とする請求項4に記載の画像信号再生装置。
- 倍速数nの絶対値が(N−1)/2以上のときは、変数iを1に設定し、倍速数nの絶対値が(N−2)/2より小さいときは、変数iを2以上の値に設定することを特徴とする請求項4に記載の画像信号再生装置。
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JPH11306504A JPH11306504A (ja) | 1999-11-05 |
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