JP3556915B2 - 動画像復号表示装置及び動画像復号表示方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信システムにおける携帯電話機や通信機能及びコンピュータ機能を備えた情報通信端末装置等の移動局装置などに搭載され、動画像復号器からの輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crを含む映像信号を、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3原色信号形式の映像信号に変換して映像を映し出す動画像復号表示装置及び動画像復号表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電池駆動の携帯型端末機において、消費電力を少なくする液晶表示装置が考案されている。一例として、ビデオメモリへのアクセスを一定時間監視して表示装置の駆動手段を制御する特開平5−53541号公報や、表示データの更新部分のみを表示メモリへ転送する特開平9−212134号公報などがある。液晶表示装置である従来の動画像復号表示装置について図6を参照して説明する。
【0003】
図6は、従来の動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。一般に、ITU−T H.263やMPEG等の動画像符復号方式においては、CIF(Common Intermediate Format)やQCIF(Quarter CIF)等の画像フォーマットが扱われる。ここでは、画像フォーマットをCIF4:2:2(有効表示領域352画素×288走査線)とした場合を例に取り上げ説明を行う。
【0004】
図6に示す動画像復号表示装置600は、動画像復号器601と、映像信号変換器602と、この映像信号変換器602の構成要素であるディレイライン部603及びRGBマトリックス演算部604と、液晶表示モジュール部605と、この液晶表示モジュール部605の構成要素であるビデオRAM606と、コントラスト/ブライト調整器607と、駆動信号変換器608と、液晶パネル609とを備えて構成されている。
【0005】
動画像復号器601は、YCbCr形式の映像信号を出力する。YCbCr形式の映像信号とは、輝度信号Yと、2つの色差信号CbおよびCrが時分割多重された色差信号Cと、垂直同期信号VDNと、水平同期信号HDNと、映像データを転送するクロック信号VCKとを含む映像信号である。
【0006】
映像信号変換器602は、輝度信号Yおよび色差信号Cを用いて、YCbCr形式の映像信号をRGB形式LCD_R、LCD_G、LCD_Bに変換出力するRGBマトリックス演算部604と、動画像復号器601から出力された垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNに対してRGBマトリックス演算部604と同等の遅延量を与えて、液晶表示モジュール部605に対する垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCNとを出力するディレイライン部603とを備える。
【0007】
液晶表示モジュール部605は、映像信号変換器602から出力されたRGB形式の映像信号を一旦格納するビデオRAM606と、ビデオRAM606から読み出されたRGB形式の映像信号についてダイナミックレンジ及びオフセット量を調整するコントラスト/ブライト調整器607と、映像信号変換器602から出力された垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCNとコントラスト/ブライト調整器607から出力されるR’G’B’信号とから液晶パネル609を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号変換器608と、その駆動信号に応じて映像を映し出す液晶パネル609とを備える。
【0008】
このような構成の動画像復号表示装置600の動作を、図7、図8及び図9を参照して説明する。図7は、従来の動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図、図8はコントラスト/輝度調整器の処理を説明するための入出力特性図、図9は、液晶パネルに映像が映し出される様子を示す様態図である。
【0009】
まず、動画像復号器601は、映像信号変換器602に対して、図7に示すように、クロック信号VCKの立ち下りエッジに同期して、垂直同期信号VDN、水平同期信号HDN、輝度信号Y(8ビット)、および、2つの色差信号Cb,Crが、時分割多重された色差信号C(8ビット)を動画映像信号として出力する。
【0010】
RGBマトリックス演算部604には、動画像復号器601からの輝度信号Yおよび色差信号Cが入力されている。CIF4:2:2フォーマットの映像信号では、図7のように2つの色差成分Cb,Crが時分割されており、奇数画素番号の色差成分については偶数画素番号の色差を補間した上でRGB形式へ変換し、信号LCD_R、LCD_G、LCD_Bを出力する。具体的には、以下の演算処理を行っている。
【0011】
LCD_R=Y+1.402×Cr
LCD_G=Y−0.344×Cb−0.714×Cr
LCD_B=Y+1.772×Cb
ここでは、例として各々6Bitとしている。
【0012】
一方、ディレイライン部603には、動画像復号器601から垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNが入力されている。ディレイライン部603は、それらの入力信号に対してRGBマトリックス演算部604の処理遅延量を与えて液晶表示モジュール部605への垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0013】
液晶表示モジュール部605では、送られてきた映像信号LCD_R,LCD_G,LCD_Bを、VCKの立ち上がりエッジ毎にビデオRAM606へ一旦格納する。ビデオRAM606は、これを各々R、G、Bとして読み出して、コントラスト/ブライト調整器607へ出力する。
【0014】
コントラスト/ブライト調整器607の作用である入出力特性は、図8に示すように、入力をX、出力をYとすると、Y=Contrast(X−32)+32+Brightで与えられる。これをR、G、B各々について処理する。出力レンジが6ビットとしたときには、0から63であるため、出力Yがこの範囲を超える場合には、0から63の範囲へクリップ処理される。
【0015】
これらの特性は、Contrast及びBright(コントラスト/ブライト)の値を外部よりパラメータとして与えることで特性を変えることが可能である。この処理を経た出力信号R’、G’、B’は、垂直同期信号VSYNCN、水平同期信号HSYNCNと合わせて駆動信号変換器608に送られ、液晶パネル609を駆動する信号を生成することで、映像が映し出される。
【0016】
映像信号を液晶パネル609は、表示画像のちらつきを抑えるために、一般に60Hz程度で駆動しなければならないことが知られている。すなわち、図9における映像表示間隔が、1/60秒である必要がある。ここまで説明してきた従来の動画像復号表示装置600では、動画像復号器601の映像信号出力は60Hzで出力され、以後の映像信号変換器602の処理も一貫して60Hzでの処理となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置においては、以下に述べるような問題がある。動画像復号器601の復号処理は、それ自身のパフォーマンスや扱う画像サイズ、復号画質、符号化ビットレートなどに依存し、復号された映像は必ずしも60Hz毎に異なった映像ではない。すなわち、60fpsのフレームレートで出力されても、実際には、同じ画像が何枚か送られてくる。例えば図9に示すように、Aの画像が3枚、Cが2枚というように、内容が同一の画像フレームが存在する。携帯TV電話機などでは、実質のフレームレートは、15fps程度と見込まれている。60Hzで処理する必要があるのは、ビデオRAM606の読み出し以降であり、ビデオRAM606の前段に配置される映像信号変換器602が60Hzで処理することは、消費電流の浪費につながるという問題がある。
【0018】
また、ビデオRAM606の後段に配置されるコントラスト/ブライト調整器607も、常時60Hzの処理を行うことになり、消費電流的に不利となる問題がある。
【0019】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、実質フレームレートに基づいて必要な映像信号処理の動作のON/OFFを行うことで、装置全体の消費電力を抑えることができる動画像復号表示装置及び動画像復号表示方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の動画像復号表示装置は、動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力する復号手段と、前記復号手段より出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換する演算手段と、前記演算手段にてRGB形式に変換された映像信号のコントラスト/ブライトを調整する調整手段と、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記演算手段及び前記調整手段を動作させる制御手段と、前記調整手段で調整後の映像信号を表示する表示手段と、を具備する構成を採る。
【0021】
この構成によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換されたときのみ、RGB変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、その変換手段や調整手段の消費電力を低減することができる。
【0022】
本発明の動画像復号表示装置は、上記構成において、コントラスト/ブライトを調整するためのパラメータ値の変化を検出する検出手段を具備し、前記制御手段は、前記検出手段によりパラメータ値の変化が検出された場合に前記変換手段及び前記調整手段をON動作させる構成を採る。
【0023】
この構成によれば、復号手段が停止された状態で、調整手段に対するパラメータ値を変更した場合であっても、円滑にその値を反映した映像を表示手段に表示することができる。
【0024】
本発明の動画像復号表示装置は、上記構成において、前記調整手段にてコントラスト/ブライトを調整された映像信号を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記変換手段及び前記調整手段のON動作時に、前記調整手段で調整後の前記映像信号が前記記憶手段にて記憶されるように制御を行う構成を採る。
【0025】
この構成によれば、変換手段及び調整手段のON動作時にのみ、記憶手段に映像信号が記憶(一時記憶)されるので、無駄な記憶動作が無くなり、その分、消費電力を低減することができる。
【0026】
本発明の移動局装置は、上記いずれかと同構成の動画像復号表示装置を具備する構成を採る。
【0027】
この構成によれば、移動局装置において、上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0028】
本発明の動画像復号表示方法は、動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力し、出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換処理し、前記変換処理後のRGB形式の映像信号のコントラスト/ブライトを調整処理し、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御し、前記調整処理後の映像信号を表示するようにした。
【0029】
この方法によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換されたときのみ、RGBなどの変換処理や、コントラスト/ブライトの調整処理が行われるので、その変換や調整時の消費電力を低減することができる。
【0030】
本発明の動画像復号表示方法は、上記方法において、前記調整処理のためのパラメータ値の変化を検出した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御するようにした。
【0031】
この方法によれば、復号処理が停止された状態で、調整処理に対するパラメータ値が変更された場合であっても、円滑にその値を反映した映像を表示することができる。
【0032】
本発明の動画像復号表示方法は、上記方法において、前記調整処理を行うように制御された場合に前記調整処理後の映像信号が一時記憶されるように制御し、一時記憶された前記映像信号を表示するようにした。
【0033】
この方法によれば、変換及び調整のON動作時にのみ、表示される映像信号が一時記憶されるので、無駄な記憶動作が無くなり、その分、消費電力を低減することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。
【0036】
この図1に示す動画像復号表示装置100は、動画像復号器101と、ディレイライン部102、RGBマトリックス演算部103、コントラスト/ブライト調整部104及び動作制御部105を有する映像信号変換器106と、ビデオRAM107、駆動信号変換器108及び液晶パネル109を有する液晶表示モジュール部110とを備えて構成されている。
【0037】
動画像復号器101は、輝度信号Yと2つの式差信号Cb,Crが時分割多重された式差信号Cから成るYCbCr形式の動画表示の映像信号と、垂直同期信号VDN及び水平同期信号HDNと、映像信号転送クロック信号VCKと、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示すVFLGと、を映像信号変換器106へ出力する。
【0038】
RGBマトリックス演算部103は、YCbCr形式の映像信号をRGB形式の映像信号に変換する。
【0039】
コントラスト/ブライト調整部104は、RGB形式の入力信号各々についてコントラスト及びブライト(Contrast及びBright)を調整する。
【0040】
動作制御部105は、動画像復号器101からの映像信号更新信号VFLGを受けて、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をON/OFFし、また、液晶表示モジュール部110に対して映像更新信号VALIDを出力する。
【0041】
ディレイライン部102は、動画像復号器101からの垂直同期信号VDN及び水平同期信号HDNに対して、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の処理遅延を与えて液晶表示モジュール部110に対する垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0042】
ビデオRAM107は、映像信号変換器106から出力されたRGB形式の映像信号LCD_R、LCD_G、LCD_Bを一旦格納する。
【0043】
駆動信号変換器108は、ビデオRAM107から読み出されたRGB形式の映像信号R’、G’、B’及び映像信号変換器106からの垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNとから液晶パネルの駆動信号を生成する。
【0044】
液晶パネル109は、駆動信号に応じて映像を映し出す。
【0045】
このように構成された動画像復号表示装置100の動作を、図2及び図3を参照して説明する。図2は、映像信号変換器106の入出力信号のタイミング図、図3は、動画像復号器101から出力された動画像が液晶パネル109に映し出されるまでの様子を示す様態図である。
【0046】
まず、動画像復号器101からは、図2に示すように、クロック信号VCKの立下りに同期して、垂直同期信号VDN、水平同期信号HDN、復号された動画の輝度信号Y(8ビット)と、2つの色差成分Cb,Crが時分割多重された色差信号C(8ビット)と、1フレーム前の画像とは異なった画像を出力することを示す信号VFLGとが映像信号変換器106へ出力される。なお、VFLG(frameValid FLaG)は、実際には、動画像復号器が有するフレームメモリに画像データの書き込みが発生したときや、その内容の読み出しが行われた際に、メモリ内容が更新されたとして生成される。
【0047】
この例では、信号VFLGが1のとき、前フレームとは異なった動画像であることを、0のときは、前フレームと同じ動画像であることを意味している。映像信号変換器106では、動作制御部105が、信号VFLGの論理0/1に応じてRGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104に対してON/OFF動作を制御する制御信号及び、液晶表示モジュール部110に対して映像の内容が変わったことを知らせる信号VALIDを生成する。
【0048】
信号VFLGが1のときは、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をONにし、信号VFLGが0のときは、動作をOFFにする。
【0049】
RGBマトリックス演算部103は、動作制御部105からの制御信号に応じて、動作ONのときは、輝度信号Yと色差信号CとからRGB形式の映像信号R、G、Bを生成する。具体的には、次の演算を行うものであり、乗算器と加算器による構成や変換テーブルを格納したROMなどが考えられる。
【0050】
R=Y+1.402×Cr
G=Y−0.344×Cb−0.714×Cr
B=Y+1.772×Cb
動作OFFのときは、動作クロック供給を止める等の処置がとられ、消費電流が低減される。コントラスト/ブライト調整部104は、動作制御部105からの制御信号に応じて、動作ONのときは次の演算式に基づいた処理を行う。
【0051】
LCD_R=Contrast×(R−32)+Bright+32
LCD_G=Contrast×(G−32)+Bright+32
LCD_B=Contrast×(B−32)+Bright+32
Contrast及びBrightは、パラメータ値として外部より与えられる。また、これらのパラメータ値は、R、G、B各々に対して独立に与えられる場合もある。動作OFFの場合は、出力を黒(全Bit=0)を出力して停止する。
【0052】
ディレイライン部102には、動画像復号器101から垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNが入力されている。ディレイライン部102は、それらの入力信号に対してRGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の処理遅延量を与えて液晶表示モジュール部110への垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0053】
液晶表示モジュール部110では、信号VALIDが1のときのみ、送られてきた映像信号LCD_R、LCD_G,LCD_Bを、VCKの立ち上がりエッジ毎にビデオRAM107へ一旦格納する。信号VALIDが0のときは、ビデオRAM107へは格納されない。ビデオRAM107に格納されたLCD_R、LCD_G、LCD_Bは、常時60fpsで信号R’、G’、B’として読み出され駆動信号変換器108へ出力される。
【0054】
駆動信号変換器108は、垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCN、信号R’、G’、B’とから液晶パネル109を駆動するための駆動信号を生成し、映像を液晶パネル109へ映し出す。
【0055】
上記の動作説明において、動画像復号器101から送られてきた映像が液晶パネル109までに映し出される様子を図3に示す。動画像復号器101から出力される輝度信号Y、式差信号Cは、それ自身のパフォーマンスや扱う画像サイズ、復号画質、符号化ビットレートなどに依存し、復号された映像は必ずしも60Hz毎に異なった映像ではない。
【0056】
図3の例のように、映像Aが3枚、Bが1枚、Cが2枚というように、同一内容の映像フレームが何枚か連続する。映像信号変換器106の出力映像LCD_R、LCD_G、LCD_Bは、信号VFLGを使って映像の内容が変わったときだけ出力される。実際に液晶パネル109に映し出される映像R’、G’、B’は、動画像復号器101が送るのと同様に表示される。
【0057】
このように、実施の形態の動画像復号表示装置100によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換したときのみ、RGB形式への変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、RGBマトリックス演算部103やコントラスト/ブライト調整部104の消費電力を低減することができる。
【0058】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。但し、この図4に示す実施の形態2において図1の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0059】
この図4に示す動画像復号表示装置200が、図1に示した動画像復号表示装置100と異なる点は、映像信号変換器106に強制画面更新検出器401を追加して設け、また、動作制御部105の制御動作を下記に説明するようにしたことにある。
【0060】
コントラスト/ブライト調整部104に与えられる外部からのパラメータ値は、強制画面更新検出器401にも入力される。強制画面更新検出器401は、パラメータ値が既に設定された値から更新されたか否かを判定する。例えば、更新された場合には1を、更新されていない場合には0を、動作制御部105へ出力する。
【0061】
動作制御部105は、動画像復号器101からの動画像が更新されたことを示す信号VFLGが1のとき、または、強制画面更新検出器401からパラメータ値が更新されたことを示す信号が1のとき、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をONとし、また、液晶表示モジュール部110に対して、映像の内容が変わったことを知らせる信号VALIDを1とする。信号VFLGが0、かつ、パラメータ値が更新されたことを示す信号が0のときは、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をOFFとし、また、信号VALIDを0とする。
【0062】
図5は、動画像復号器101から出力された動画像が液晶パネル109に映し出されるまでの様子を示す様態図である。動画像復号器101から出力された動画像がQで停止した場合であっても、上記のようにパラメータ値が更新されると、その値を反映して、コントラスト/ブライト調整部104で処理を施した画像Q’を液晶パネル109へ映し出すことができる。
【0063】
このように、実施の形態2の動画像復号表示装置200によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換したときのみ、RGB変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、RGBマトリックス演算部103やコントラスト/ブライト調整部104の消費電力を低減することができる。
【0064】
また、コントラスト/ブライト調整部104に対するパラメータ値が変更された場合には、直ちにその変更内容を反映した映像を映し出すことができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、実質フレームレートに基づいて必要な映像信号処理の動作のON/OFFを行うことで、装置全体の消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図
【図3】実施の形態1に係る動画像復号表示装置における動画像復号器から出力された動画像が液晶パネルに映し出されるまでの様子を示す様態図
【図4】本発明の実施の形態2に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図5】実施の形態2に係る動画像復号表示装置における動画像復号器から出力された動画像が液晶パネルに映し出されるまでの様子を示す様態図
【図6】従来の動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図7】従来の動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図
【図8】従来の動画像復号表示装置におけるコントラスト/輝度調整器の処理を説明するための入出力特性図
【図9】従来の動画像復号表示装置における液晶パネルに映像が映し出される様子を示す様態図
【符号の説明】
100,200 動画像復号表示装置
101 動画像復号器
102 ディレイライン部
103 RGBマトリックス演算部
104 コントラスト/ブライト調整部
105 動作制御部
106 映像信号変換器
107 ビデオRAM
108 駆動信号変換器
109 液晶パネル
401 強制画面更新検出器
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信システムにおける携帯電話機や通信機能及びコンピュータ機能を備えた情報通信端末装置等の移動局装置などに搭載され、動画像復号器からの輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crを含む映像信号を、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3原色信号形式の映像信号に変換して映像を映し出す動画像復号表示装置及び動画像復号表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電池駆動の携帯型端末機において、消費電力を少なくする液晶表示装置が考案されている。一例として、ビデオメモリへのアクセスを一定時間監視して表示装置の駆動手段を制御する特開平5−53541号公報や、表示データの更新部分のみを表示メモリへ転送する特開平9−212134号公報などがある。液晶表示装置である従来の動画像復号表示装置について図6を参照して説明する。
【0003】
図6は、従来の動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。一般に、ITU−T H.263やMPEG等の動画像符復号方式においては、CIF(Common Intermediate Format)やQCIF(Quarter CIF)等の画像フォーマットが扱われる。ここでは、画像フォーマットをCIF4:2:2(有効表示領域352画素×288走査線)とした場合を例に取り上げ説明を行う。
【0004】
図6に示す動画像復号表示装置600は、動画像復号器601と、映像信号変換器602と、この映像信号変換器602の構成要素であるディレイライン部603及びRGBマトリックス演算部604と、液晶表示モジュール部605と、この液晶表示モジュール部605の構成要素であるビデオRAM606と、コントラスト/ブライト調整器607と、駆動信号変換器608と、液晶パネル609とを備えて構成されている。
【0005】
動画像復号器601は、YCbCr形式の映像信号を出力する。YCbCr形式の映像信号とは、輝度信号Yと、2つの色差信号CbおよびCrが時分割多重された色差信号Cと、垂直同期信号VDNと、水平同期信号HDNと、映像データを転送するクロック信号VCKとを含む映像信号である。
【0006】
映像信号変換器602は、輝度信号Yおよび色差信号Cを用いて、YCbCr形式の映像信号をRGB形式LCD_R、LCD_G、LCD_Bに変換出力するRGBマトリックス演算部604と、動画像復号器601から出力された垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNに対してRGBマトリックス演算部604と同等の遅延量を与えて、液晶表示モジュール部605に対する垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCNとを出力するディレイライン部603とを備える。
【0007】
液晶表示モジュール部605は、映像信号変換器602から出力されたRGB形式の映像信号を一旦格納するビデオRAM606と、ビデオRAM606から読み出されたRGB形式の映像信号についてダイナミックレンジ及びオフセット量を調整するコントラスト/ブライト調整器607と、映像信号変換器602から出力された垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCNとコントラスト/ブライト調整器607から出力されるR’G’B’信号とから液晶パネル609を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号変換器608と、その駆動信号に応じて映像を映し出す液晶パネル609とを備える。
【0008】
このような構成の動画像復号表示装置600の動作を、図7、図8及び図9を参照して説明する。図7は、従来の動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図、図8はコントラスト/輝度調整器の処理を説明するための入出力特性図、図9は、液晶パネルに映像が映し出される様子を示す様態図である。
【0009】
まず、動画像復号器601は、映像信号変換器602に対して、図7に示すように、クロック信号VCKの立ち下りエッジに同期して、垂直同期信号VDN、水平同期信号HDN、輝度信号Y(8ビット)、および、2つの色差信号Cb,Crが、時分割多重された色差信号C(8ビット)を動画映像信号として出力する。
【0010】
RGBマトリックス演算部604には、動画像復号器601からの輝度信号Yおよび色差信号Cが入力されている。CIF4:2:2フォーマットの映像信号では、図7のように2つの色差成分Cb,Crが時分割されており、奇数画素番号の色差成分については偶数画素番号の色差を補間した上でRGB形式へ変換し、信号LCD_R、LCD_G、LCD_Bを出力する。具体的には、以下の演算処理を行っている。
【0011】
LCD_R=Y+1.402×Cr
LCD_G=Y−0.344×Cb−0.714×Cr
LCD_B=Y+1.772×Cb
ここでは、例として各々6Bitとしている。
【0012】
一方、ディレイライン部603には、動画像復号器601から垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNが入力されている。ディレイライン部603は、それらの入力信号に対してRGBマトリックス演算部604の処理遅延量を与えて液晶表示モジュール部605への垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0013】
液晶表示モジュール部605では、送られてきた映像信号LCD_R,LCD_G,LCD_Bを、VCKの立ち上がりエッジ毎にビデオRAM606へ一旦格納する。ビデオRAM606は、これを各々R、G、Bとして読み出して、コントラスト/ブライト調整器607へ出力する。
【0014】
コントラスト/ブライト調整器607の作用である入出力特性は、図8に示すように、入力をX、出力をYとすると、Y=Contrast(X−32)+32+Brightで与えられる。これをR、G、B各々について処理する。出力レンジが6ビットとしたときには、0から63であるため、出力Yがこの範囲を超える場合には、0から63の範囲へクリップ処理される。
【0015】
これらの特性は、Contrast及びBright(コントラスト/ブライト)の値を外部よりパラメータとして与えることで特性を変えることが可能である。この処理を経た出力信号R’、G’、B’は、垂直同期信号VSYNCN、水平同期信号HSYNCNと合わせて駆動信号変換器608に送られ、液晶パネル609を駆動する信号を生成することで、映像が映し出される。
【0016】
映像信号を液晶パネル609は、表示画像のちらつきを抑えるために、一般に60Hz程度で駆動しなければならないことが知られている。すなわち、図9における映像表示間隔が、1/60秒である必要がある。ここまで説明してきた従来の動画像復号表示装置600では、動画像復号器601の映像信号出力は60Hzで出力され、以後の映像信号変換器602の処理も一貫して60Hzでの処理となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置においては、以下に述べるような問題がある。動画像復号器601の復号処理は、それ自身のパフォーマンスや扱う画像サイズ、復号画質、符号化ビットレートなどに依存し、復号された映像は必ずしも60Hz毎に異なった映像ではない。すなわち、60fpsのフレームレートで出力されても、実際には、同じ画像が何枚か送られてくる。例えば図9に示すように、Aの画像が3枚、Cが2枚というように、内容が同一の画像フレームが存在する。携帯TV電話機などでは、実質のフレームレートは、15fps程度と見込まれている。60Hzで処理する必要があるのは、ビデオRAM606の読み出し以降であり、ビデオRAM606の前段に配置される映像信号変換器602が60Hzで処理することは、消費電流の浪費につながるという問題がある。
【0018】
また、ビデオRAM606の後段に配置されるコントラスト/ブライト調整器607も、常時60Hzの処理を行うことになり、消費電流的に不利となる問題がある。
【0019】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、実質フレームレートに基づいて必要な映像信号処理の動作のON/OFFを行うことで、装置全体の消費電力を抑えることができる動画像復号表示装置及び動画像復号表示方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の動画像復号表示装置は、動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力する復号手段と、前記復号手段より出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換する演算手段と、前記演算手段にてRGB形式に変換された映像信号のコントラスト/ブライトを調整する調整手段と、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記演算手段及び前記調整手段を動作させる制御手段と、前記調整手段で調整後の映像信号を表示する表示手段と、を具備する構成を採る。
【0021】
この構成によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換されたときのみ、RGB変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、その変換手段や調整手段の消費電力を低減することができる。
【0022】
本発明の動画像復号表示装置は、上記構成において、コントラスト/ブライトを調整するためのパラメータ値の変化を検出する検出手段を具備し、前記制御手段は、前記検出手段によりパラメータ値の変化が検出された場合に前記変換手段及び前記調整手段をON動作させる構成を採る。
【0023】
この構成によれば、復号手段が停止された状態で、調整手段に対するパラメータ値を変更した場合であっても、円滑にその値を反映した映像を表示手段に表示することができる。
【0024】
本発明の動画像復号表示装置は、上記構成において、前記調整手段にてコントラスト/ブライトを調整された映像信号を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記変換手段及び前記調整手段のON動作時に、前記調整手段で調整後の前記映像信号が前記記憶手段にて記憶されるように制御を行う構成を採る。
【0025】
この構成によれば、変換手段及び調整手段のON動作時にのみ、記憶手段に映像信号が記憶(一時記憶)されるので、無駄な記憶動作が無くなり、その分、消費電力を低減することができる。
【0026】
本発明の移動局装置は、上記いずれかと同構成の動画像復号表示装置を具備する構成を採る。
【0027】
この構成によれば、移動局装置において、上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0028】
本発明の動画像復号表示方法は、動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力し、出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換処理し、前記変換処理後のRGB形式の映像信号のコントラスト/ブライトを調整処理し、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御し、前記調整処理後の映像信号を表示するようにした。
【0029】
この方法によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換されたときのみ、RGBなどの変換処理や、コントラスト/ブライトの調整処理が行われるので、その変換や調整時の消費電力を低減することができる。
【0030】
本発明の動画像復号表示方法は、上記方法において、前記調整処理のためのパラメータ値の変化を検出した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御するようにした。
【0031】
この方法によれば、復号処理が停止された状態で、調整処理に対するパラメータ値が変更された場合であっても、円滑にその値を反映した映像を表示することができる。
【0032】
本発明の動画像復号表示方法は、上記方法において、前記調整処理を行うように制御された場合に前記調整処理後の映像信号が一時記憶されるように制御し、一時記憶された前記映像信号を表示するようにした。
【0033】
この方法によれば、変換及び調整のON動作時にのみ、表示される映像信号が一時記憶されるので、無駄な記憶動作が無くなり、その分、消費電力を低減することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。
【0036】
この図1に示す動画像復号表示装置100は、動画像復号器101と、ディレイライン部102、RGBマトリックス演算部103、コントラスト/ブライト調整部104及び動作制御部105を有する映像信号変換器106と、ビデオRAM107、駆動信号変換器108及び液晶パネル109を有する液晶表示モジュール部110とを備えて構成されている。
【0037】
動画像復号器101は、輝度信号Yと2つの式差信号Cb,Crが時分割多重された式差信号Cから成るYCbCr形式の動画表示の映像信号と、垂直同期信号VDN及び水平同期信号HDNと、映像信号転送クロック信号VCKと、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示すVFLGと、を映像信号変換器106へ出力する。
【0038】
RGBマトリックス演算部103は、YCbCr形式の映像信号をRGB形式の映像信号に変換する。
【0039】
コントラスト/ブライト調整部104は、RGB形式の入力信号各々についてコントラスト及びブライト(Contrast及びBright)を調整する。
【0040】
動作制御部105は、動画像復号器101からの映像信号更新信号VFLGを受けて、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をON/OFFし、また、液晶表示モジュール部110に対して映像更新信号VALIDを出力する。
【0041】
ディレイライン部102は、動画像復号器101からの垂直同期信号VDN及び水平同期信号HDNに対して、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の処理遅延を与えて液晶表示モジュール部110に対する垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0042】
ビデオRAM107は、映像信号変換器106から出力されたRGB形式の映像信号LCD_R、LCD_G、LCD_Bを一旦格納する。
【0043】
駆動信号変換器108は、ビデオRAM107から読み出されたRGB形式の映像信号R’、G’、B’及び映像信号変換器106からの垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNとから液晶パネルの駆動信号を生成する。
【0044】
液晶パネル109は、駆動信号に応じて映像を映し出す。
【0045】
このように構成された動画像復号表示装置100の動作を、図2及び図3を参照して説明する。図2は、映像信号変換器106の入出力信号のタイミング図、図3は、動画像復号器101から出力された動画像が液晶パネル109に映し出されるまでの様子を示す様態図である。
【0046】
まず、動画像復号器101からは、図2に示すように、クロック信号VCKの立下りに同期して、垂直同期信号VDN、水平同期信号HDN、復号された動画の輝度信号Y(8ビット)と、2つの色差成分Cb,Crが時分割多重された色差信号C(8ビット)と、1フレーム前の画像とは異なった画像を出力することを示す信号VFLGとが映像信号変換器106へ出力される。なお、VFLG(frameValid FLaG)は、実際には、動画像復号器が有するフレームメモリに画像データの書き込みが発生したときや、その内容の読み出しが行われた際に、メモリ内容が更新されたとして生成される。
【0047】
この例では、信号VFLGが1のとき、前フレームとは異なった動画像であることを、0のときは、前フレームと同じ動画像であることを意味している。映像信号変換器106では、動作制御部105が、信号VFLGの論理0/1に応じてRGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104に対してON/OFF動作を制御する制御信号及び、液晶表示モジュール部110に対して映像の内容が変わったことを知らせる信号VALIDを生成する。
【0048】
信号VFLGが1のときは、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をONにし、信号VFLGが0のときは、動作をOFFにする。
【0049】
RGBマトリックス演算部103は、動作制御部105からの制御信号に応じて、動作ONのときは、輝度信号Yと色差信号CとからRGB形式の映像信号R、G、Bを生成する。具体的には、次の演算を行うものであり、乗算器と加算器による構成や変換テーブルを格納したROMなどが考えられる。
【0050】
R=Y+1.402×Cr
G=Y−0.344×Cb−0.714×Cr
B=Y+1.772×Cb
動作OFFのときは、動作クロック供給を止める等の処置がとられ、消費電流が低減される。コントラスト/ブライト調整部104は、動作制御部105からの制御信号に応じて、動作ONのときは次の演算式に基づいた処理を行う。
【0051】
LCD_R=Contrast×(R−32)+Bright+32
LCD_G=Contrast×(G−32)+Bright+32
LCD_B=Contrast×(B−32)+Bright+32
Contrast及びBrightは、パラメータ値として外部より与えられる。また、これらのパラメータ値は、R、G、B各々に対して独立に与えられる場合もある。動作OFFの場合は、出力を黒(全Bit=0)を出力して停止する。
【0052】
ディレイライン部102には、動画像復号器101から垂直同期信号VDNと水平同期信号HDNが入力されている。ディレイライン部102は、それらの入力信号に対してRGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の処理遅延量を与えて液晶表示モジュール部110への垂直同期信号VSYNCN及び水平同期信号HSYNCNを出力する。
【0053】
液晶表示モジュール部110では、信号VALIDが1のときのみ、送られてきた映像信号LCD_R、LCD_G,LCD_Bを、VCKの立ち上がりエッジ毎にビデオRAM107へ一旦格納する。信号VALIDが0のときは、ビデオRAM107へは格納されない。ビデオRAM107に格納されたLCD_R、LCD_G、LCD_Bは、常時60fpsで信号R’、G’、B’として読み出され駆動信号変換器108へ出力される。
【0054】
駆動信号変換器108は、垂直同期信号VSYNCNと水平同期信号HSYNCN、信号R’、G’、B’とから液晶パネル109を駆動するための駆動信号を生成し、映像を液晶パネル109へ映し出す。
【0055】
上記の動作説明において、動画像復号器101から送られてきた映像が液晶パネル109までに映し出される様子を図3に示す。動画像復号器101から出力される輝度信号Y、式差信号Cは、それ自身のパフォーマンスや扱う画像サイズ、復号画質、符号化ビットレートなどに依存し、復号された映像は必ずしも60Hz毎に異なった映像ではない。
【0056】
図3の例のように、映像Aが3枚、Bが1枚、Cが2枚というように、同一内容の映像フレームが何枚か連続する。映像信号変換器106の出力映像LCD_R、LCD_G、LCD_Bは、信号VFLGを使って映像の内容が変わったときだけ出力される。実際に液晶パネル109に映し出される映像R’、G’、B’は、動画像復号器101が送るのと同様に表示される。
【0057】
このように、実施の形態の動画像復号表示装置100によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換したときのみ、RGB形式への変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、RGBマトリックス演算部103やコントラスト/ブライト調整部104の消費電力を低減することができる。
【0058】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図である。但し、この図4に示す実施の形態2において図1の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0059】
この図4に示す動画像復号表示装置200が、図1に示した動画像復号表示装置100と異なる点は、映像信号変換器106に強制画面更新検出器401を追加して設け、また、動作制御部105の制御動作を下記に説明するようにしたことにある。
【0060】
コントラスト/ブライト調整部104に与えられる外部からのパラメータ値は、強制画面更新検出器401にも入力される。強制画面更新検出器401は、パラメータ値が既に設定された値から更新されたか否かを判定する。例えば、更新された場合には1を、更新されていない場合には0を、動作制御部105へ出力する。
【0061】
動作制御部105は、動画像復号器101からの動画像が更新されたことを示す信号VFLGが1のとき、または、強制画面更新検出器401からパラメータ値が更新されたことを示す信号が1のとき、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をONとし、また、液晶表示モジュール部110に対して、映像の内容が変わったことを知らせる信号VALIDを1とする。信号VFLGが0、かつ、パラメータ値が更新されたことを示す信号が0のときは、RGBマトリックス演算部103及びコントラスト/ブライト調整部104の動作をOFFとし、また、信号VALIDを0とする。
【0062】
図5は、動画像復号器101から出力された動画像が液晶パネル109に映し出されるまでの様子を示す様態図である。動画像復号器101から出力された動画像がQで停止した場合であっても、上記のようにパラメータ値が更新されると、その値を反映して、コントラスト/ブライト調整部104で処理を施した画像Q’を液晶パネル109へ映し出すことができる。
【0063】
このように、実施の形態2の動画像復号表示装置200によれば、実質のフレームレートに合わせて、映像内容が変換したときのみ、RGB変換処理や、コントラスト/ブライト調整処理が行われるので、RGBマトリックス演算部103やコントラスト/ブライト調整部104の消費電力を低減することができる。
【0064】
また、コントラスト/ブライト調整部104に対するパラメータ値が変更された場合には、直ちにその変更内容を反映した映像を映し出すことができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、実質フレームレートに基づいて必要な映像信号処理の動作のON/OFFを行うことで、装置全体の消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図
【図3】実施の形態1に係る動画像復号表示装置における動画像復号器から出力された動画像が液晶パネルに映し出されるまでの様子を示す様態図
【図4】本発明の実施の形態2に係る動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図5】実施の形態2に係る動画像復号表示装置における動画像復号器から出力された動画像が液晶パネルに映し出されるまでの様子を示す様態図
【図6】従来の動画像復号表示装置の構成を示すブロック図
【図7】従来の動画像復号表示装置における映像信号変換器の入出力信号のタイミング図
【図8】従来の動画像復号表示装置におけるコントラスト/輝度調整器の処理を説明するための入出力特性図
【図9】従来の動画像復号表示装置における液晶パネルに映像が映し出される様子を示す様態図
【符号の説明】
100,200 動画像復号表示装置
101 動画像復号器
102 ディレイライン部
103 RGBマトリックス演算部
104 コントラスト/ブライト調整部
105 動作制御部
106 映像信号変換器
107 ビデオRAM
108 駆動信号変換器
109 液晶パネル
401 強制画面更新検出器
Claims (7)
- 動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力する復号手段と、前記復号手段より出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換する演算手段と、前記演算手段にてRGB形式に変換された映像信号のコントラスト/ブライトを調整する調整手段と、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記演算手段及び前記調整手段を動作させる制御手段と、前記調整手段で調整後の映像信号を表示する表示手段と、を具備することを特徴とする動画像復号表示装置。
- コントラスト/ブライトを調整するためのパラメータ値の変化を検出する検出手段を具備し、前記制御手段は、前記検出手段によりパラメータ値の変化が検出された場合に前記変換手段及び前記調整手段をON動作させることを特徴とする請求項1記載の動画像復号表示装置。
- 前記調整手段にてコントラスト/ブライトを調整された映像信号を記憶する記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記変換手段及び前記調整手段のON動作時に、前記調整手段で調整後の前記映像信号が前記記憶手段にて記憶されるように制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の動画像復号表示装置。
- 請求項1から請求項3いずれかに記載の動画像復号表示装置を具備することを特徴とする移動局装置。
- 動画像信号を復号してYCbCr形式の映像信号を出力し、出力されたYCbCr形式の映像信号をRGB形式に変換処理し、前記変換処理後のRGB形式の映像信号のコントラスト/ブライトを調整処理し、映像信号が前フレームに対して更新されたことを示す信号が入力した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御し、前記調整処理後の映像信号を表示することを特徴とする動画像復号表示方法。
- 前記調整処理のためのパラメータ値の変化を検出した場合に前記変換処理及び前記調整処理を行うように制御することを特徴とする請求項5記載の動画像復号表示方法。
- 前記調整処理を行うように制御された場合に前記調整処理後の映像信号が一時記憶されるように制御し、一時記憶された前記映像信号を表示することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の動画像復号表示方法。
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