JP3555001B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の粒子形状及び平均粒子径をもつ酸化チタンと特定の鉄含有酸化チタン被覆セリサイトとを含有する化粧料に関し、更に詳しくは、肌上での伸び広がりが良く、紫外線遮断能を有し、分散性に優れ、自然な仕上がり、つまり青白さがなく、高い透明感が得られる化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来化粧料に紫外線遮断効果を付与するには、有機の紫外線吸収剤を配合したり、酸化チタン・酸化亜鉛・酸化セリウム・酸化ジルコニウム等の無機化合物を微粒子化した粉体を配合する等の技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
有機の紫外線吸収剤を配合すると、紫外線遮断効果は著しく向上するが、多量に配合することにより、ベタツキや、皮膚への刺激等を生じるため、好ましくない。また、粒状の微粒子酸化チタンはUV−B領域(290〜320nm)に於いて高い紫外線遮断能を有するが、多量に配合すると、形状により分散性が不安定のため、微粒子酸化チタン特有の青白さが出て組成物及び化粧塗膜等も青白く不自然な仕上がりになっていた。これらの欠点を解消するために、紡錘状又は針状の微粒子酸化チタンが用いられてきた。しかし、多量に配合すると微粒子酸化チタン特有の仕上りの不自然さが出るため、配合量には限界があった。そこで、紫外線遮断能を更に向上させるために、高い透明感と伸び広がりの良さを持つ酸化チタン被覆体質顔料を併用する方法があったが、多量に配合すると化粧膜が白くなる等の欠点を有していた。そこで紫外線遮蔽効果を有し、安全で安定であり、伸び広がりが良く、仕上りのきれいな紫外線防御化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる事情に鑑み、本発明者らは、鋭意研究を行った結果、特定の粒子形状、粒子径を持つ微粒子酸化チタンと鉄含有酸化チタン被覆セリサイトとを含有することにより、優れた紫外線遮断効果を有し、安全で安定であり、伸び広がりが良く、透明感の高い仕上がりが得られることを見い出し本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、粒子形状が紡錘状又は針状で短径が0.005〜0.1μm、長径が0.01〜0.5μmである微粒子酸化チタン1〜30重量%と、セリサイトの表面に酸化チタンを被覆し、且つ鉄を含有する鉄含有酸化チタン被覆セリサイト1〜50重量%とを含有する化粧料を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられる(a)成分の微粒子酸化チタンは粒子形状が紡錘状又は針状で且つ短径が0.005〜0.1μm好ましくは0.005〜0.02μm、長径が0.01〜0.5μm好ましくは0.01〜0.1μmの微粒子酸化チタン(以下、「本発明の微粒子酸化チタン」と記述する。)である。微粒子酸化チタンの、長径又は短径が小さすぎると粉末が凝集して紫外線防御効果や使用性が悪くなり、大きすぎると透明感が損なわれ、紫外線防御効果も悪くなり良くない。
【0006】
本発明に用いられる微粒子酸化チタンの配合量は、化粧料中に1〜30重量%(以下単に「%」で示す。)であり、好ましくは1〜20%である。配合量がこの範囲であれば、効果の発現及び仕上がりの点で特に好ましい。
【0007】
本発明に用いられる(b)成分は、鉄含有酸化チタン被覆セリサイトである。
【0008】
また、被覆に用いる酸化チタンは、平均粒子径が0.02〜0.14μmで、紫外線遮断能を有するものであれば、種類、形状は特に限定されるものではなく、いずれのものも使用でき、被覆量は特に限定されないが、セリサイトに対して、1〜60%が好ましい。
【0009】
前記酸化チタンをセリサイトに被覆する方法としては、セリサイトを酸化チタンで被覆できればいずれの方法を用いてもかまわないが、例えば、セリサイトを周囲温度において硫酸チタニルの希薄な強酸性溶液に懸濁させ、急速に約90〜100℃に加熱し、この温度に約2〜3時間維持して硫酸チタン溶液を加水分解することにより含水酸化物層がセリサイト上に析出されることによる方法や、セリサイトを熱湯中に懸濁させ、急速に強酸性濃硫酸チタニル溶液を加え、加水分解が完結するまで加熱沸騰を続けることにより加水分解と含水酸化チタンのセリサイト上ヘの析出を起こさせる方法等が挙げられる。
【0010】
更に、前記の酸化チタン被覆セリサイトを鉄処理する方法は、乾式方法、湿式方法等特に限定するものではないが、例えば、被覆顔料のスラリーを水溶性鉄塩(塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄等)の水溶液中に均一に分散せしめた後、撹拌下酢酸ナトリウムの水溶液を徐々に加えpHを3〜5とし、60℃以上の温度に加熱して鉄塩を加水分解することによって、非晶質の含水酸化物を前記被覆顔料の粒子表面に選択的に沈澱吸着(析出)せしめ、外観色が変化した段階でアルカリの水溶液を添加して加熱しながら系のpHを8〜9.5に調製し、その後、濾過、水洗、乾燥又は焼成して粉砕する方法等により鉄含有酸化チタン被覆セリサイトを得ることができる。
【0011】
また、前記鉄含有酸化チタン被覆セリサイトに処理する鉄の量は、特に限定するものではないが、Fe換算で酸化チタンに対して1〜15重量%の割合が好ましい。
【0012】
本発明に用いられる鉄含有酸化チタン被覆セリサイトの配合量は、化粧料中1〜50%であり、好ましくは1〜30%である。この範囲であれば、効果の発現や仕上がりの点において特に良好なものが得られる。
【0013】
本発明においては、紡錘状又は針状の微粒子酸化チタン及び鉄含有酸化チタン被覆セリサイトは、本発明の効果を損なわない範囲で、更に目的に応じて表面処理したものを用いてもよく、処理剤としては、例えば金属酸化物、金属水酸化物、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水素等が挙げられる。また、本発明の微粒子酸化チタン及び鉄含有酸化チタン被覆セリサイトはその1種又は2種以上を用いることができる。
【0014】
本発明の化粧料は、通常化粧料に用いられる成分を本発明の効果を損なわない程度に必要に応じて適宜配合することが出来る。粉体としては、例えば、タルク、カオリン、セリサイト、マイカ、合成マイカ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、無水ケイ酸等の無機体質顔料、酸化亜鉛等の無機白色顔料、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ、カーボンブラック等の無機着色顔料、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等のパール剤、タール系色素、天然色素等の有機着色顔料、ナイロンパウダー、シリコーン樹脂パウダー、シルクパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリエチレンパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体が挙げられる。なお、これら粉体は、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水素等を用いて表面処理を施したものであってもよい。また、特に本発明の効果を損なわない範囲において、様々な平均粒子径及び粒度分布や形状を有する顔料級酸化チタン又は微粒子酸化チタン及びこれらの酸化鉄等との複合化物を併用することも可能である。
【0015】
油分としては、例えば、オリーブ油、ひまし油、ホホバ油、ミンク油等の油脂類、ミツロウ、ラノリン、キャンデリラロウ等のロウ類、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、ミリスチン酸イソプロピル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル等のエステル類、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、ポリオキシアルキレン変性やアルキル変性したシリコーン油、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油類等を挙げることができる。その他、有機溶剤、樹脂、可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香料、水、アルコール、増粘剤等を配合することができる。
【0016】
本発明の化粧料は、スキンケア化粧料、メーキャップ化粧料、美爪料、頭髪化粧料等が挙げられる。また、本発明の剤型は、粉末状、粉末固型状、水中油型乳化状、油中水型乳化状、ローション状、油性固型状、油性液状、ペースト状等が挙げられる。
【0017】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
実施例1〜5及び比較例1〜5 パウダーファンデーション
表1に示す組成のパウダーファンデーションを調製し、使用性(のび・ひろがり)、自然な仕上がり(透明感)について官能評価を行い、紫外線遮断効果については透過率を測定し判定した。その結果も併せて表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
*1:短径0.015μm、長径0.075μmの紡錘状微粒子酸化チタン
*2:平均粒子径0.03μm
*3:酸化鉄1.9%(Fe換算で1.3%)、酸化チタン40%被覆セリサイト
*4:カバーリーフPC−20355(触媒化成工業(株)製)
*5:平均粒子径0.3μm
【0020】
(製法)
A:成分1〜9を混合する。
B:成分10〜15を加熱溶解する。
C:AとBを混合分散し、金皿に充填してパウダーファンデーションを得た。
【0021】
(評価項目)
1.のび・ひろがり
2.仕上がりの透明感
3.紫外線遮断効果
【0022】
(評価及び評価基準)
評価項目1〜2は、専門パネル16人による使用テストを行ない、5段階評価の平均点に基づいて下記基準で判定した。
評価基準
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
判定基準
◎:4.0以上5.0点
○:3.0以上4.0点未満
△:2.0以上3.0点未満
×:1.0以上2.0点未満
【0023】
評価項目3は、石英板上にポリビニルピロリドンのアルコール溶液を25μmのドクターブレードを用いて塗布した。アルコール蒸発後、粘着面に柔らかいブラシにて各試料を均一に塗布し、測定用検体とした。上記検体について島津自記分光光度計UV−265FW及び同ユニット積分計ISR−260にて透過率を測定した。測定波長は紫外部領域(290nm〜400nm)とし、分光曲線を測定し、透過面積より透過率を求め、下記基準により判定し、その結果を表1に示した。
(判定基準) 紫外部の透過率(%)
◎:遮断効果が高い :0以上10未満
○:遮断効果がやや高い:10以上25未満
△:遮断効果がやや低い:25以上50未満
×:遮断効果が低い :50以上100
【0024】
表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜5のパウダーファンデーションは比較例1〜5に比べ使用性、仕上がりの透明感、紫外線遮断効果に優れたものであった。
【0025】
実施例6:W/O型日焼け止め化粧料
(成分) (%)
1.ジメチルポリシロキサン 2.0
2.デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
3.ポリエーテル変性シリコーン 3.0
4.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.0
5.有機変性ベントナイト 1.0
6.本発明の微粒子酸化チタン(*1) 10.0
7.本発明の鉄含有酸化チタン被覆セリサイト(*3) 10.0
8.精製水 残部
9.防腐剤 適量
【0026】
(製法)
成分1〜7を分散した後、8〜9を加えて乳化し、W/O型日焼け止め化粧料を得た。
【0027】
本発明の日焼け止め化粧料は、使用性、仕上がりの透明感、紫外線遮断効果に優れたものであった。
【0028】
【0029】
(製法)
成分1〜6を110℃〜120℃に加熱溶解した後、7〜11を加え均一に混合し、成型用の型に流し込み、冷却固化して口紅を得た。
【0030】
本発明の口紅は、使用性、仕上がりの透明感、紫外線遮断効果に優れたものであった。
【0031】
【0032】
(製法)
成分1〜6を加熱溶解した後、7〜12を加え均一に混合し、冷却固化してコンシーラーを得た。
【0033】
本発明のコンシーラーは、使用性、隠蔽力、自然な仕上がり、くすみのなさ、紫外線遮断効果共に優れたものであった。
【0034】
【発明の効果】
本発明の化粧料は、特定の粒子形状、粒子径を持つ微粒子酸化チタンと鉄含有酸化チタン被覆セリサイトとを含有することにより、優れた紫外線遮断効果を有し、安全で安定であり、伸び広がりが良く、透明感の高い仕上がりが得られるものである。
Claims (1)
- 次の(a)成分及び(b)成分;
(a)短径が0.005〜0.1μm、長径が0.01〜0.5μmである紡錘状又は針状の微粒子酸化チタン1〜30重量%
(b)セリサイトの表面に酸化チタンを被覆し、且つ鉄を含有する鉄含有酸化チタン被覆セリサイト1〜50重量%
を含有することを特徴とする化粧料。
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