JP3553987B2 - クライアント・サーバシステム - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、メールを蓄積するための記憶装置を備えたサーバと、複数のクライアントとが通信回線で接続されているクライアント・サーバシステムに係わり、特に、クライアント間でメールの送受信を行うメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーバの記憶装置を介してクライアント間でメールの送受信を行う際、サーバの記憶装置内を各クライアント毎にエリア分割しておき、メール送信側のクライアントでは、前記サーバの記憶装置内の自分のエリアにメールを書込む。そして、サーバのメール・ソフトが、サーバの記憶装置内のメール送信先に対応したエリアに前記メールを転送する。受信側のクライアントでは、ネットワーク・オペレーティング・システムの機能や予め常駐しておいたメールの着信を監視するモジュール等により、メール着信の旨が表示される。これにより受信側の利用者は、自分宛のメールが来たことがわかるので、利用者自身の都合の良い時にメール・ソフトを起動したり、あるいは、既にメール・ソフトが起動されている状態で別のアプリケーションを起動して何らかの作業を行っている場合は、アプリケーションの切換えを行って、メール・ソフトによりサーバの記憶装置内の該当メールを読出して内容を確認している。
【0003】
上記従来技術に関しては、例えば、日経BP社の日経コンピュータ1992年5月4日号に掲載されている特集”選択の幅広がる電子メール・ソフト”に記述されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術において、各クライアントでは自分宛のメールを着信した際、ネットワーク・オペレーティング・システムの機能や予め常駐しておいたメールの着信を監視するモジュール等により、その旨をディスプレイ等に表示できるので、他の作業中でもメール着信を知ることができる。
【0005】
しかし、前記着信したメールの内容を確認するために、わざわざメール・ソフトを起動したり、既にメール・ソフトが起動されている場合でも、アプリケーションの切換えを行う必要があり、使い勝手の面で利用者にとって煩わしいという問題がある。
【0006】
また、着信したメールの緊急性/重要性等の属性は、メール・ソフトの機能によってわかるようになっており、メール着信の表示は着信した旨を伝えるだけで、該利用者がメール着信の表示に対して了解したことにより前記表示は消えてしまう。このため、メールを着信したことは知ることができるが、そのメールの属性は、メール・ソフトを起動した際あるいは既に起動されている場合はメール・ソフトにアプリケーションの切換えを行った際にしか知ることができない。すなわち、着信したメールが緊急を要するものであっても、着信側ではメール・ソフトで確認するまでそのことを知ることができないため、緊急なメールに対して即答しないといった問題や、あるいは、極端な場合で、他の作業に没頭するあまりメールを着信したことを忘れる危険さえある。
【0007】
さらに、メールを着信した側は、メール内容を確認する際、サーバの記憶装置内から該当メールを読出して行うため、動画メール等を再生しようとする時に回線が混んでいるとデータ転送に時間が掛かり正常な再生ができないという問題もある。
【0008】
本発明の目的は、メール情報を着信した際、着信したメールの内容を容易に確認できるメール着信・再生制御方法およびクライアント・サーバシステムを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、メールを再生する際に回線のトラフィック状態に影響されるようなメールでも、回線のトラフィック状態に関係なくメールを正確に再生することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、情報を蓄積するための記憶手段を備えたサーバと、前記サーバを介して前記記憶手段に情報を登録し、前記記憶手段から情報を取り出す転送手段を備えた複数のクライアントと、前記複数のクライアントと前記サーバとを接続する通信回線とを有し、前記複数のクライアントの各々は、自宛の情報が前記サーバに着信したことを監視する着信検出手段と、前記着信検出手段において自宛の情報の着信を検出した際に自宛の情報が着信したことを少なくとも表示出力する表示手段と、前記表示手段において自宛の情報の着信を表示した際に、着信了解の指示を少なくとも受け付ける入力手段と、起動指示があると自宛の情報を再生する再生手段とを備えるクライアント・サーバシステムにおいて、前記複数のクライアントの各々は、前記入力手段で着信了解の指示を受け付けたときに前記再生手段に起動指示を出力する了解検出・再生起動手段を備える。
【0011】
前記サーバは、前記記憶手段に記憶している情報を管理する管理テーブルを備え、前記複数のクライアントの各々は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、宛先クライアントごとに送信情報の識別情報と新規な登録であることを示す状況情報とを前記管理テーブルに格納する格納手段を備え、前記着信検出手段は、自宛の情報が前記サーバに着信したことを監視するのに、前記管理テーブルを参照し、自宛の情報が新規な登録であることを示す状況情報が格納されていたときに、自宛の情報の着信として検出し、検出後に新規に登録されたものでないことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納するができる。
【0012】
また、前記管理テーブルは、状況情報として、前記着信検出手段で自宛の情報の着信として検出したことを示す状況情報をさらに管理し、前記着信検出手段は、自宛の情報の着信として検出したときに、新規に格納されたものでないことを示す状況情報を格納する代わりに、自宛の情報の着信として検出したことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納する。
【0013】
また、前記管理テーブルは、状況情報として、前記転送手段において前記記憶手段に記憶している自宛の情報を受信したことを示す状況情報をさらに管理し、前記格納手段は、前記記憶手段に記憶している自宛の情報を前記転送手段で受信したときに、自宛の情報を受信したことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納するようにしてもよい。
【0014】
前記管理テーブルは、情報に関する属性をさらに管理し、前記格納手段は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、前記属性をさらに格納し、前記着信検出手段は、前記管理テーブルの前記属性をさらに検出し、前記表示手段は、自宛の情報が着信したことと前記属性とを表示出力することができる。
【0015】
前記管理テーブルは、前記属性として、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うか否かを示し、前記格納手段は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、情報の転送の必要性があるかないかを示す属性をさらに格納し、前記着信検出手段は、前記管理テーブルの属性をさらに参照し、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行う場合には、前記記憶手段に記憶している自宛の情報を受信するように前記転送手段に指示することができる。
【0016】
【作用】
複数のクライアントと、サーバとがイーサネット等の通信回線で接続されているクライアント・サーバシステムにおいて、クライアント側では、他のクライアントにメールを送信する際、サーバの記憶手段に送信するメールを登録し、前記サーバの記憶手段内の送信先クライアント用メール管理テーブルに、送信するメールの名前(メールのファイル名)やメールの属性(緊急/重要/極秘等)を格納する。
【0017】
各クライアントでは、サーバの記憶手段内の自分用のメール管理テーブルを周期的に監視し、自分宛のメールが新規に登録されていないか調べる。そして、各クライアントは、前記メール管理テーブルに新規登録されて自分宛のメールの着信を検出すると、該メール管理テーブルから着信したメールの属性を読出し、前記メールの属性から、メールの転送と同時にメールの再生をしない転送を行う属性の場合は、該メールをサーバの記憶手段から自クライアントの記憶手段に転送する。前記メール転送の完了後、あるいは、メール転送を行わなかった場合はメール着信を検出した際、該メール管理テーブル内のメール属性と共にメールを着信した旨をディスプレイ上に表示する。メールを受信した利用者が前記メール着信した旨の表示に対して了解し、入力手段で着信了解の指示を受け付けたときに、了解検出・再生起動手段は、前記再生手段に起動指示を出力する。該起動指示があると、再生手段は、自クライアントの記憶手段内に転送されたメールを再生したり、あるいは、サーバの記憶手段から直接該メールを読出して再生する。
【0018】
このように、各クライアントでは、自分宛のメールを着信した際、該利用者はメールを着信したことと共に該メールの属性を知ることができ、また、わざわざメール・ソフトを起動したりメール・ソフトにアプリケーションの切換えを行うことなく、着信したメールの内容を確認できる。さらに、メールの属性に応じて必要があれば、サーバの記憶手段から自クライアントの記憶手段に該メールを転送して、メール再生の際には該クライアントの記憶手段から読出して、回線のトラフィック状態に影響されずに正常にメール再生を行える。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
【0020】
図2は、本発明を適用したメール送受信を行う一般的なクライアント・サーバシステムの構成を示したものである。図2において、クライアント・サーバシステムは、サーバ装置210と複数のクライアント装置240−a,b,c,・・・とを有し、各クライアント装置は通信回線230でサーバ装置210と接続している。また、サーバ装置210は、サーバ用記憶装置220を接続しており、前記サーバ用記憶装置220は、各クライアント装置からのメールや、各クライアント装置が個々にアクセスする共有情報を格納する。共有情報として、各クライアント装置からのメール情報および送信先を管理するためのメール管理テーブル100を備えることができる。メールを記憶するエリアは、各クライアント装置ごとにサーバ用記憶装置220内をあらかじめ領域分けしている。さらに、各クライアント装置240−a,b,c,・・・は、それぞれ固有のクライアント用記憶装置250−a,b,c,・・・を接続しており、前記各クライアント用記憶装置には、サーバ用記憶装置220内に格納されたメールや、クライアント装置がアクセスしたサーバ用記憶装置220内の共有情報などがデータ転送され格納される。また、サーバ装置210および各クライアント装置は、メールの送信指示などを受け付けるための、キーボードやマウスなどの入力手段と、メールの内容などを表示するためのディスプレイなどの表示手段とをそれぞれ備えることができる。また、サーバ装置210と複数のクライアント装置との通信回線を介しての送受信は、例えば、EthernetなどのLAN(Local Area Network)を構成して通信制御をすることにより行うことができる。
【0021】
図3は、メール管理テーブル100の構成を示したものである。前記メール管理テーブル100は、各クライアント装置毎に一対一に対応して存在し、サーバ用記憶装置220内に格納される。すなわち、メール管理テーブル100は、クライアント装置に対応して設けられる。もしくは、クライアント装置の識別情報を記憶することにより、メール管理テーブル100を1つ備えるようにしてもよい。該メール管理テーブル100は、各クライアント装置の格納手段により、それぞれの構成要素が書き込まれる。もしくは、各クライアント装置からのそれぞれの構成要素の内容を、サーバ装置210が書き込むようにしてもよい。
【0022】
前記メール管理テーブル100は、以下の構成要素から成る。
エリア番号300は、クライアント装置がメールを登録する際メール管理テーブル100内に前記メールに関する情報を登録するために使用するエリアを他のメールに関する情報と識別するため、メール単位に各エリアに順次割付けた番号である。前記エリア番号300において、メール管理テーブル100内のエリア総数に相当するエリア番号nは、サーバ用記憶装置220内で割振られた各クライアント用エリアの容量に応じて設定される。
登録・再生状況310は、メール管理テーブル100にメール情報が新規に登録されたか、あるいは、登録されたメールを再生したか否かを示すフラグである。メール送信側のクライアント装置では、相手側クライアント装置のメール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目が「済」であるエリアを検出し、登録・再生状況310の項目に「登録中」と登録し、メール情報を該当エリアに登録する。登録後、前記登録・再生状況310の項目を「新規」として登録する。また、メール着信側のクライアント装置では、定期的にメール管理テーブル100を監視し、前記登録・再生状況310の項目が「新規」のものを検出するとメール着信と判断し、登録・再生状況310の項目を「新規」から「未済」に変更する。そして、クライアント装置は、該当エリアのメールを読み出して、メールについて再生を行い、再生が終了すると、メール管理テーブル100の該当登録・再生状況310を「済」に変更しする。
メール名320は、メール送信側のクライアント装置が作成したメールをサーバ用記憶装置220に格納する際、他のメールと識別可能とするために登録するメールファイル名である。前記メール名320に登録されるメールファイル名は、複数のクライアント装置からのメールファイル名が重なることがないように、メール送信元と前記メールファイル名を登録するエリア番号300とを関連付けた名称が登録される。
メール属性330は、メール送信側のクライアント装置が登録したメールが緊急なもの、極秘なものといった、メール内容の性質に関する所定の情報を示すものである。また、前記メール属性330には、メールをサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へ再生することなしに転送する必要がある場合、その旨も格納される。例えば、動画情報のように容量の大きいものには「転送要」と示しておき、この場合には転送と同時に再生しないようにして転送のみを行う。これにより、動画情報の再生時に、サーバの記憶手段から転送して再生する際に発生する可能性がある回線トラフィック状態の影響を受けることがなくなる。例えば、サーバとクライアント間のデータ転送をパケットにして転送する場合などに、動画情報を転送するときには回線トラフィック状態が混みあうので他のクライアントが転送しにくい状況が発生するが、回線が比較的混みあっていないときに動画情報をサーバの記憶手段からクライアントの記憶手段に転送しておくことにより、他のクライアントが転送しにくい状況を少なくすることができる。
【0023】
つぎに、各クライアント装置におけるメール着信・再生制御について図1を参照して説明する。図1は、本実施例のメール着信・再生制御を実現するためのソフトウェア・ブロック図である。各クライアント装置が、メール着信・再生制御を実現するためのソフトウェアの処理手順を記憶装置に備えて、処理手順に従い処理する。前記メール着信・再生制御のソフトウェアは、大きく着信制御用と再生制御用との二つに分けられる。
【0024】
着信制御用のソフトウェアは次のブロックから成る。
第1ブロックのメール着信検出手段110は、自装置宛のメールの着信を検出するもので、自装置宛の特定領域のメール管理テーブル100を周期的に監視し、前記メール管理テーブル100に情報が新規登録されている場合に、その新規登録を検出することによってメール着信と判断する。新規登録されたか否かの判断は、メール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目を設けて、新規登録の際にサーバ装置210が「新規」フラグをセットし、メール着信検出手段110は、「新規」フラグをチェックすることにより、新規登録か否かを判断できる。フラグがセットされている場合には、新規登録であるとしてメール着信検出手段110はフラグを「未済」に変更して再生する。もしくは、メール着信検出手段110は、特定領域のメール管理テーブル100のメール名を読みだして、保持しておき、監視時に特定領域のメール管理テーブル100のメール名を読みだして前記保持したメール名と一致不一致を比較するようにしてもよい。つぎに、処理はメール属性判別手段120へ遷移する。
第2ブロックのメール属性判別手段120は、前記メール着信手段110から処理が遷移したことにより、前記メール管理テーブル100に新規登録された情報の中のメール属性を判別する。そして、前記メール属性の内容に応じて、サーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へメール転送要である場合はメール転送手段130へ処理は遷移し、あるいは、前記メール転送要でない場合はメール着信表示指示手段135へ処理は遷移する。
第3ブロックのメール転送手段130は、前記メール属性判別手段120においてサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置にメール転送を行う必要ありと判断して処理が遷移したことにより、該当メール情報をサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置に転送する。そして、メール転送が完了したことにより、処理はメール着信表示指示手段135へ遷移する。
第4ブロックのメール着信表示指示手段135は、前記メール属性判別手段120においてサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置にメール転送を行う必要なしと判断して処理が遷移、あるいは、前記メール転送手段130から処理が遷移したことにより、メール着信した旨と着信したメールに関する情報をディスプレイ上に表示するように再生制御用のソフトウェアである再生手段に指示する。そして、処理は前記メール着信検出手段110に遷移する。
【0025】
また、再生制御用のソフトウェアは、次のブロックから成る。
第1ブロックのメール着信表示手段140は、着信制御用のソフトウェアからの指示によりメール着信した旨と、着信したメールに関する情報(例えば、ファイル名や属性等)とをディスプレイ上に表示する。そして、処理はメール着信了解検出・再生起動手段145へ遷移する。
第2ブロックのメール着信了解検出・再生起動手段145は、メール着信の表示に対して、利用者が了解したか否かの指示があるかを判別し、利用者が了解したことを検出するまで処理は次のブロックに遷移しない。利用者が了解したか否かは、入力手段で了解の指示を受け付けたか否かにより判断する。了解の指示を検出すると、処理はメール再生手段150に遷移し、メール再生の起動を行う。
【0026】
第3ブロックのメール再生手段150は、メール着信の表示に対して利用者が了解して前記メール着信了解検出・再生起動手段145から処理が遷移したことにより、サーバ用記憶装置220内、あるいは、該当クライアント用記憶装置内の該当メールをディスプレイ上に再生する。
【0027】
以下、図4および図5を用いて本実施例に関するメール送受信の処理の詳細な流れを説明する。
【0028】
図4は、あるクライアント装置が他のクライアント装置へメールを送信する際の処理フローを示したものである。
【0029】
図4において、クライアント装置では、他のクライアント装置にメールを送信する際、サーバ用記憶装置220内にあるメール送信先クライアント装置に対応するメール管理テーブル100において、メール属性などの情報を格納できるエリアを検出する(ステップ410)。前記検索の結果から、該メール管理テーブル100に格納可能なエリアがあるか否かを、登録・再生状況310の項目が「済」であることにより判別する(ステップ420)。前記メール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目が全て「未済」で格納可能なエリアがない場合、登録できない旨を利用者に伝える内容を表示手段に表示し(ステップ430)、本処理を終了する。前記判別の結果、前記メール管理テーブル100に格納可能なエリアがある場合、送信側のクライアント装置は、前記メール管理テーブル100の該当エリアの登録・再生状況310に「登録中」を登録し(ステップ440)、他のクライアント装置が該当エリアを使用しないようにする。そして、相手に送信するメールを作成し(ステップ450)、前記メール管理テーブル100の該当エリアのメール名320に、送信元と前記該当エリアのエリア番号300とを関連付けたメールファイル名を登録して(ステップ460)、メールファイル名が他のクライアント装置が登録するメールファイル名と重ならないようにする。もしくは、メールファイル名を任意に入力して、メール名320に登録する際にエリア番号300を付加するようにしてもよい。つぎに、前記メール管理テーブル100の該当エリアのメール属性330に、利用者から入力されたメールに関する情報、例えば、緊急などを登録する(ステップ470)。この際、前記作成したメールが再生時にリアルタイム性が要求されるメール(例えば動画メールなど)の場合など、回線トラフィック状態に影響を受けるようなメールの場合は、前記作成したメールをサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へ転送するようメール着信側のクライアント装置に要求するため、「転送要」も同時に登録する。そして、前記作成したメールをサーバ用記憶装置220内の該当クライアント用エリアに格納し(ステップ480)、前記メール管理テーブル100の該当エリアの登録・再生状況310に「新規」を登録して(ステップ490)、本処理を終了する。
【0030】
このように、メール送信側のクライアント装置は、着信側のクライアント装置のメール管理テーブルの空きエリアを検出した際、該エリアを他のクライアント装置に使用されないようにしてメールを作成し、該エリアにメールに関する情報を登録する。
【0031】
図5は、各クライアント装置におけるメール着信の検出および着信メール再生の処理フローを示したものである。
【0032】
各クライアント装置では、サーバ用記憶装置220内の該当メール管理テーブル100の登録・再生状況310の内容を定期的に検索する(ステップ510)。前記検索の結果から登録・再生状況310の項目に「新規」のものがあるか否か判別し(ステップ520)、ない場合は、再び前記メール管理テーブル100の登録・再生状況310の内容を検索する(ステップ510)。前記判別の結果、登録・再生状況310の項目に「新規」のものがある場合、前記メール管理テーブル100の該当メール名320および該当メール属性330の内容を読出す(ステップ530)。前記読出したメール属性330の内容からメール転送の必要性の有無を判別し(ステップ535)、必要がある場合のみ、該当メールをサーバ用記憶装置220内から該クライアント用記憶装置内に転送する(ステップ540)。前記メール転送後およびメール転送の必要がない場合、該クライアント装置は、メールを着信した旨を表示するようにメール再生手段150に指示する(ステップ545)。そして、前記登録・再生状況310の項目を「新規」から「未済」に変更して(ステップ555)、再び新規メール登録の検索(ステップ510)を行う。
【0033】
また、メール着信処理からメール着信表示の指示を受けたメール再生処理は、前記メール名320およびメール属性330の内容から、メールの送信元やメールの内容に関する情報(緊急、極秘など)を識別し、メール着信を表示するポップアップウィンドウ内に、前記識別した内容を表示して利用者にメール着信を通知する(ステップ560)。そして、メール着信した旨をディスプレイ上に表示したことに対する利用者からの了解、すなわち、メール着信の内容を示すポップアップウィンドウ内の了解ボタンを利用者が押下したことによる利用者からの了解指示の割込みがあるか否か判別する(ステップ565)。前記判別の結果、前記利用者からの了解の割込みがない場合は、再び利用者からの割込みがあるか否か判別する。前記判別の結果、前記利用者からの了解の割込みがある場合は、前記メール名320のメールファイル名に応じた着信メールをサーバ用記憶装置220、あるいは、前記メール属性330の内容に「転送要」が登録されている場合、該クライアント用記憶装置内から読出して再生する(ステップ570)。前記再生が終了すると、メール管理テーブル100の該当登録・再生状況310を「済」に変更し(ステップ575)、メール再生処理は終了する。
【0034】
以上のように、各クライアント装置では、他のクライアント装置からのメール着信状況とメール着信を表示したポップアップウィンドウ内の了解指示を受け付けるという、利用者からの割込みを常時監視し、メール着信を検出した場合は、その旨を表示するポップアップウィンドウをディスプレイ上に表示する。また、利用者が入力手段によりメール着信表示のポップアップウィンドウ内の了解ボタンを押下した際、クライアント装置は、了解指示を受け付けて前記ポップアップウィンドウに対応したメールを再生する。
【0035】
このように、本実施例によれば、メール管理テーブルを基に、メール着信を検出し、メール着信の旨をポップアップウィンドウでディスプレイ上に表示し、前記ポップアップウィンドウ内の了解ボタンを押下することで、着信したメールの内容を見ることができる。さらに、Windows(商標)上において、前記メール着信を表示するポップアップウィンドウは、複数個ディスプレイ上に表示できるので、メール再生待ちを複数有することができる。また、各ポップアップウィンドウの表示位置をずらしながらディスプレイ上に出すことにより、再生待ちのメール情報も一目できる。また、メール着信・再生を行うアプリケーションは、ディスプレイ上においてはメール着信の表示とメールの再生を行うだけなので、メール着信の表示およびメール再生をポップアップウィンドウで行って、前記アプリケーション自体はウィンドウ最小化状態で常駐しておくことができる。
【0036】
他の作業中でも緊急のメールを着信したことを見落としたり忘れたりすることがなく、また、アプリケーションの切換えなく着信メールの内容を確認できる。
【0037】
本実施例によれば、メール着信時に着信メールの属性(緊急、極秘等)を伴ってメール着信の旨がディスプレイ上に表示されるので、着信したメールが緊急を要するものか否かが着信時に把握できる。これにより、利用者は緊急のメールにもすぐ応答できる。また、ディスプレイ上に表示されるメール着信表示に対して了解することで着信したメール内容が見れるので、わざわざアプリケーションの切換えを行う必要もなく、他の作業中でも容易にメール内容を確認できる。さらに、メール送信側からの付加情報の内容に応じて、メール着信側のクライアントでは、利用者にメール着信を通知する前に予めサーバの記憶装置から該クライアントの記憶装置にメールを転送しておき、利用者からメールの再生の要求があった際は、該クライアントの記憶装置からメールを読出して再生する。これにより、動画メールのようにメール再生時に回線トラフィック状態の影響を受けるようなメールでも、回線トラフィック状態に関係なく正常にメール再生できるので、メール内容の誤伝達を防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、メールを着信した際、着信したメールを容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のメール着信・再生制御を実現するためのソフトウェア・ブロック図。
【図2】本実施例を適用したメール送受信を行う一般的なクライアント・サーバシステムの構成図。
【図3】メール管理テーブルの構成図。
【図4】あるクライアント装置が他のクライアント装置へメールを送信する際の処理フローチャート。
【図5】各クライアント装置におけるメール着信の検出および着信メール再生の処理フローチャート。
【符号の説明】
100…メール管理テーブル、110…メール着信検出手段、120…メール属性判別手段、130…メール転送手段、135…メール着信表示指示手段、140…メール着信表示手段、145…メール着信了解検出・再生起動手段、150…メール再生手段、210…サーバ装置、220…サーバ用記憶装置、230…通信回線、240−a・b・c…クライアント装置、250−a・b・c…クライアント用記憶装置、300…エリア番号、310…登録・再生状況、320…メール名、330…メール属性。
【産業上の利用分野】
本発明は、メールを蓄積するための記憶装置を備えたサーバと、複数のクライアントとが通信回線で接続されているクライアント・サーバシステムに係わり、特に、クライアント間でメールの送受信を行うメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーバの記憶装置を介してクライアント間でメールの送受信を行う際、サーバの記憶装置内を各クライアント毎にエリア分割しておき、メール送信側のクライアントでは、前記サーバの記憶装置内の自分のエリアにメールを書込む。そして、サーバのメール・ソフトが、サーバの記憶装置内のメール送信先に対応したエリアに前記メールを転送する。受信側のクライアントでは、ネットワーク・オペレーティング・システムの機能や予め常駐しておいたメールの着信を監視するモジュール等により、メール着信の旨が表示される。これにより受信側の利用者は、自分宛のメールが来たことがわかるので、利用者自身の都合の良い時にメール・ソフトを起動したり、あるいは、既にメール・ソフトが起動されている状態で別のアプリケーションを起動して何らかの作業を行っている場合は、アプリケーションの切換えを行って、メール・ソフトによりサーバの記憶装置内の該当メールを読出して内容を確認している。
【0003】
上記従来技術に関しては、例えば、日経BP社の日経コンピュータ1992年5月4日号に掲載されている特集”選択の幅広がる電子メール・ソフト”に記述されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術において、各クライアントでは自分宛のメールを着信した際、ネットワーク・オペレーティング・システムの機能や予め常駐しておいたメールの着信を監視するモジュール等により、その旨をディスプレイ等に表示できるので、他の作業中でもメール着信を知ることができる。
【0005】
しかし、前記着信したメールの内容を確認するために、わざわざメール・ソフトを起動したり、既にメール・ソフトが起動されている場合でも、アプリケーションの切換えを行う必要があり、使い勝手の面で利用者にとって煩わしいという問題がある。
【0006】
また、着信したメールの緊急性/重要性等の属性は、メール・ソフトの機能によってわかるようになっており、メール着信の表示は着信した旨を伝えるだけで、該利用者がメール着信の表示に対して了解したことにより前記表示は消えてしまう。このため、メールを着信したことは知ることができるが、そのメールの属性は、メール・ソフトを起動した際あるいは既に起動されている場合はメール・ソフトにアプリケーションの切換えを行った際にしか知ることができない。すなわち、着信したメールが緊急を要するものであっても、着信側ではメール・ソフトで確認するまでそのことを知ることができないため、緊急なメールに対して即答しないといった問題や、あるいは、極端な場合で、他の作業に没頭するあまりメールを着信したことを忘れる危険さえある。
【0007】
さらに、メールを着信した側は、メール内容を確認する際、サーバの記憶装置内から該当メールを読出して行うため、動画メール等を再生しようとする時に回線が混んでいるとデータ転送に時間が掛かり正常な再生ができないという問題もある。
【0008】
本発明の目的は、メール情報を着信した際、着信したメールの内容を容易に確認できるメール着信・再生制御方法およびクライアント・サーバシステムを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、メールを再生する際に回線のトラフィック状態に影響されるようなメールでも、回線のトラフィック状態に関係なくメールを正確に再生することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、情報を蓄積するための記憶手段を備えたサーバと、前記サーバを介して前記記憶手段に情報を登録し、前記記憶手段から情報を取り出す転送手段を備えた複数のクライアントと、前記複数のクライアントと前記サーバとを接続する通信回線とを有し、前記複数のクライアントの各々は、自宛の情報が前記サーバに着信したことを監視する着信検出手段と、前記着信検出手段において自宛の情報の着信を検出した際に自宛の情報が着信したことを少なくとも表示出力する表示手段と、前記表示手段において自宛の情報の着信を表示した際に、着信了解の指示を少なくとも受け付ける入力手段と、起動指示があると自宛の情報を再生する再生手段とを備えるクライアント・サーバシステムにおいて、前記複数のクライアントの各々は、前記入力手段で着信了解の指示を受け付けたときに前記再生手段に起動指示を出力する了解検出・再生起動手段を備える。
【0011】
前記サーバは、前記記憶手段に記憶している情報を管理する管理テーブルを備え、前記複数のクライアントの各々は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、宛先クライアントごとに送信情報の識別情報と新規な登録であることを示す状況情報とを前記管理テーブルに格納する格納手段を備え、前記着信検出手段は、自宛の情報が前記サーバに着信したことを監視するのに、前記管理テーブルを参照し、自宛の情報が新規な登録であることを示す状況情報が格納されていたときに、自宛の情報の着信として検出し、検出後に新規に登録されたものでないことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納するができる。
【0012】
また、前記管理テーブルは、状況情報として、前記着信検出手段で自宛の情報の着信として検出したことを示す状況情報をさらに管理し、前記着信検出手段は、自宛の情報の着信として検出したときに、新規に格納されたものでないことを示す状況情報を格納する代わりに、自宛の情報の着信として検出したことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納する。
【0013】
また、前記管理テーブルは、状況情報として、前記転送手段において前記記憶手段に記憶している自宛の情報を受信したことを示す状況情報をさらに管理し、前記格納手段は、前記記憶手段に記憶している自宛の情報を前記転送手段で受信したときに、自宛の情報を受信したことを示す状況情報を前記管理テーブルに格納するようにしてもよい。
【0014】
前記管理テーブルは、情報に関する属性をさらに管理し、前記格納手段は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、前記属性をさらに格納し、前記着信検出手段は、前記管理テーブルの前記属性をさらに検出し、前記表示手段は、自宛の情報が着信したことと前記属性とを表示出力することができる。
【0015】
前記管理テーブルは、前記属性として、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うか否かを示し、前記格納手段は、前記転送手段における前記サーバへの情報の送信時に、情報の転送の必要性があるかないかを示す属性をさらに格納し、前記着信検出手段は、前記管理テーブルの属性をさらに参照し、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行う場合には、前記記憶手段に記憶している自宛の情報を受信するように前記転送手段に指示することができる。
【0016】
【作用】
複数のクライアントと、サーバとがイーサネット等の通信回線で接続されているクライアント・サーバシステムにおいて、クライアント側では、他のクライアントにメールを送信する際、サーバの記憶手段に送信するメールを登録し、前記サーバの記憶手段内の送信先クライアント用メール管理テーブルに、送信するメールの名前(メールのファイル名)やメールの属性(緊急/重要/極秘等)を格納する。
【0017】
各クライアントでは、サーバの記憶手段内の自分用のメール管理テーブルを周期的に監視し、自分宛のメールが新規に登録されていないか調べる。そして、各クライアントは、前記メール管理テーブルに新規登録されて自分宛のメールの着信を検出すると、該メール管理テーブルから着信したメールの属性を読出し、前記メールの属性から、メールの転送と同時にメールの再生をしない転送を行う属性の場合は、該メールをサーバの記憶手段から自クライアントの記憶手段に転送する。前記メール転送の完了後、あるいは、メール転送を行わなかった場合はメール着信を検出した際、該メール管理テーブル内のメール属性と共にメールを着信した旨をディスプレイ上に表示する。メールを受信した利用者が前記メール着信した旨の表示に対して了解し、入力手段で着信了解の指示を受け付けたときに、了解検出・再生起動手段は、前記再生手段に起動指示を出力する。該起動指示があると、再生手段は、自クライアントの記憶手段内に転送されたメールを再生したり、あるいは、サーバの記憶手段から直接該メールを読出して再生する。
【0018】
このように、各クライアントでは、自分宛のメールを着信した際、該利用者はメールを着信したことと共に該メールの属性を知ることができ、また、わざわざメール・ソフトを起動したりメール・ソフトにアプリケーションの切換えを行うことなく、着信したメールの内容を確認できる。さらに、メールの属性に応じて必要があれば、サーバの記憶手段から自クライアントの記憶手段に該メールを転送して、メール再生の際には該クライアントの記憶手段から読出して、回線のトラフィック状態に影響されずに正常にメール再生を行える。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
【0020】
図2は、本発明を適用したメール送受信を行う一般的なクライアント・サーバシステムの構成を示したものである。図2において、クライアント・サーバシステムは、サーバ装置210と複数のクライアント装置240−a,b,c,・・・とを有し、各クライアント装置は通信回線230でサーバ装置210と接続している。また、サーバ装置210は、サーバ用記憶装置220を接続しており、前記サーバ用記憶装置220は、各クライアント装置からのメールや、各クライアント装置が個々にアクセスする共有情報を格納する。共有情報として、各クライアント装置からのメール情報および送信先を管理するためのメール管理テーブル100を備えることができる。メールを記憶するエリアは、各クライアント装置ごとにサーバ用記憶装置220内をあらかじめ領域分けしている。さらに、各クライアント装置240−a,b,c,・・・は、それぞれ固有のクライアント用記憶装置250−a,b,c,・・・を接続しており、前記各クライアント用記憶装置には、サーバ用記憶装置220内に格納されたメールや、クライアント装置がアクセスしたサーバ用記憶装置220内の共有情報などがデータ転送され格納される。また、サーバ装置210および各クライアント装置は、メールの送信指示などを受け付けるための、キーボードやマウスなどの入力手段と、メールの内容などを表示するためのディスプレイなどの表示手段とをそれぞれ備えることができる。また、サーバ装置210と複数のクライアント装置との通信回線を介しての送受信は、例えば、EthernetなどのLAN(Local Area Network)を構成して通信制御をすることにより行うことができる。
【0021】
図3は、メール管理テーブル100の構成を示したものである。前記メール管理テーブル100は、各クライアント装置毎に一対一に対応して存在し、サーバ用記憶装置220内に格納される。すなわち、メール管理テーブル100は、クライアント装置に対応して設けられる。もしくは、クライアント装置の識別情報を記憶することにより、メール管理テーブル100を1つ備えるようにしてもよい。該メール管理テーブル100は、各クライアント装置の格納手段により、それぞれの構成要素が書き込まれる。もしくは、各クライアント装置からのそれぞれの構成要素の内容を、サーバ装置210が書き込むようにしてもよい。
【0022】
前記メール管理テーブル100は、以下の構成要素から成る。
エリア番号300は、クライアント装置がメールを登録する際メール管理テーブル100内に前記メールに関する情報を登録するために使用するエリアを他のメールに関する情報と識別するため、メール単位に各エリアに順次割付けた番号である。前記エリア番号300において、メール管理テーブル100内のエリア総数に相当するエリア番号nは、サーバ用記憶装置220内で割振られた各クライアント用エリアの容量に応じて設定される。
登録・再生状況310は、メール管理テーブル100にメール情報が新規に登録されたか、あるいは、登録されたメールを再生したか否かを示すフラグである。メール送信側のクライアント装置では、相手側クライアント装置のメール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目が「済」であるエリアを検出し、登録・再生状況310の項目に「登録中」と登録し、メール情報を該当エリアに登録する。登録後、前記登録・再生状況310の項目を「新規」として登録する。また、メール着信側のクライアント装置では、定期的にメール管理テーブル100を監視し、前記登録・再生状況310の項目が「新規」のものを検出するとメール着信と判断し、登録・再生状況310の項目を「新規」から「未済」に変更する。そして、クライアント装置は、該当エリアのメールを読み出して、メールについて再生を行い、再生が終了すると、メール管理テーブル100の該当登録・再生状況310を「済」に変更しする。
メール名320は、メール送信側のクライアント装置が作成したメールをサーバ用記憶装置220に格納する際、他のメールと識別可能とするために登録するメールファイル名である。前記メール名320に登録されるメールファイル名は、複数のクライアント装置からのメールファイル名が重なることがないように、メール送信元と前記メールファイル名を登録するエリア番号300とを関連付けた名称が登録される。
メール属性330は、メール送信側のクライアント装置が登録したメールが緊急なもの、極秘なものといった、メール内容の性質に関する所定の情報を示すものである。また、前記メール属性330には、メールをサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へ再生することなしに転送する必要がある場合、その旨も格納される。例えば、動画情報のように容量の大きいものには「転送要」と示しておき、この場合には転送と同時に再生しないようにして転送のみを行う。これにより、動画情報の再生時に、サーバの記憶手段から転送して再生する際に発生する可能性がある回線トラフィック状態の影響を受けることがなくなる。例えば、サーバとクライアント間のデータ転送をパケットにして転送する場合などに、動画情報を転送するときには回線トラフィック状態が混みあうので他のクライアントが転送しにくい状況が発生するが、回線が比較的混みあっていないときに動画情報をサーバの記憶手段からクライアントの記憶手段に転送しておくことにより、他のクライアントが転送しにくい状況を少なくすることができる。
【0023】
つぎに、各クライアント装置におけるメール着信・再生制御について図1を参照して説明する。図1は、本実施例のメール着信・再生制御を実現するためのソフトウェア・ブロック図である。各クライアント装置が、メール着信・再生制御を実現するためのソフトウェアの処理手順を記憶装置に備えて、処理手順に従い処理する。前記メール着信・再生制御のソフトウェアは、大きく着信制御用と再生制御用との二つに分けられる。
【0024】
着信制御用のソフトウェアは次のブロックから成る。
第1ブロックのメール着信検出手段110は、自装置宛のメールの着信を検出するもので、自装置宛の特定領域のメール管理テーブル100を周期的に監視し、前記メール管理テーブル100に情報が新規登録されている場合に、その新規登録を検出することによってメール着信と判断する。新規登録されたか否かの判断は、メール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目を設けて、新規登録の際にサーバ装置210が「新規」フラグをセットし、メール着信検出手段110は、「新規」フラグをチェックすることにより、新規登録か否かを判断できる。フラグがセットされている場合には、新規登録であるとしてメール着信検出手段110はフラグを「未済」に変更して再生する。もしくは、メール着信検出手段110は、特定領域のメール管理テーブル100のメール名を読みだして、保持しておき、監視時に特定領域のメール管理テーブル100のメール名を読みだして前記保持したメール名と一致不一致を比較するようにしてもよい。つぎに、処理はメール属性判別手段120へ遷移する。
第2ブロックのメール属性判別手段120は、前記メール着信手段110から処理が遷移したことにより、前記メール管理テーブル100に新規登録された情報の中のメール属性を判別する。そして、前記メール属性の内容に応じて、サーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へメール転送要である場合はメール転送手段130へ処理は遷移し、あるいは、前記メール転送要でない場合はメール着信表示指示手段135へ処理は遷移する。
第3ブロックのメール転送手段130は、前記メール属性判別手段120においてサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置にメール転送を行う必要ありと判断して処理が遷移したことにより、該当メール情報をサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置に転送する。そして、メール転送が完了したことにより、処理はメール着信表示指示手段135へ遷移する。
第4ブロックのメール着信表示指示手段135は、前記メール属性判別手段120においてサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置にメール転送を行う必要なしと判断して処理が遷移、あるいは、前記メール転送手段130から処理が遷移したことにより、メール着信した旨と着信したメールに関する情報をディスプレイ上に表示するように再生制御用のソフトウェアである再生手段に指示する。そして、処理は前記メール着信検出手段110に遷移する。
【0025】
また、再生制御用のソフトウェアは、次のブロックから成る。
第1ブロックのメール着信表示手段140は、着信制御用のソフトウェアからの指示によりメール着信した旨と、着信したメールに関する情報(例えば、ファイル名や属性等)とをディスプレイ上に表示する。そして、処理はメール着信了解検出・再生起動手段145へ遷移する。
第2ブロックのメール着信了解検出・再生起動手段145は、メール着信の表示に対して、利用者が了解したか否かの指示があるかを判別し、利用者が了解したことを検出するまで処理は次のブロックに遷移しない。利用者が了解したか否かは、入力手段で了解の指示を受け付けたか否かにより判断する。了解の指示を検出すると、処理はメール再生手段150に遷移し、メール再生の起動を行う。
【0026】
第3ブロックのメール再生手段150は、メール着信の表示に対して利用者が了解して前記メール着信了解検出・再生起動手段145から処理が遷移したことにより、サーバ用記憶装置220内、あるいは、該当クライアント用記憶装置内の該当メールをディスプレイ上に再生する。
【0027】
以下、図4および図5を用いて本実施例に関するメール送受信の処理の詳細な流れを説明する。
【0028】
図4は、あるクライアント装置が他のクライアント装置へメールを送信する際の処理フローを示したものである。
【0029】
図4において、クライアント装置では、他のクライアント装置にメールを送信する際、サーバ用記憶装置220内にあるメール送信先クライアント装置に対応するメール管理テーブル100において、メール属性などの情報を格納できるエリアを検出する(ステップ410)。前記検索の結果から、該メール管理テーブル100に格納可能なエリアがあるか否かを、登録・再生状況310の項目が「済」であることにより判別する(ステップ420)。前記メール管理テーブル100の登録・再生状況310の項目が全て「未済」で格納可能なエリアがない場合、登録できない旨を利用者に伝える内容を表示手段に表示し(ステップ430)、本処理を終了する。前記判別の結果、前記メール管理テーブル100に格納可能なエリアがある場合、送信側のクライアント装置は、前記メール管理テーブル100の該当エリアの登録・再生状況310に「登録中」を登録し(ステップ440)、他のクライアント装置が該当エリアを使用しないようにする。そして、相手に送信するメールを作成し(ステップ450)、前記メール管理テーブル100の該当エリアのメール名320に、送信元と前記該当エリアのエリア番号300とを関連付けたメールファイル名を登録して(ステップ460)、メールファイル名が他のクライアント装置が登録するメールファイル名と重ならないようにする。もしくは、メールファイル名を任意に入力して、メール名320に登録する際にエリア番号300を付加するようにしてもよい。つぎに、前記メール管理テーブル100の該当エリアのメール属性330に、利用者から入力されたメールに関する情報、例えば、緊急などを登録する(ステップ470)。この際、前記作成したメールが再生時にリアルタイム性が要求されるメール(例えば動画メールなど)の場合など、回線トラフィック状態に影響を受けるようなメールの場合は、前記作成したメールをサーバ用記憶装置220から該当クライアント用記憶装置へ転送するようメール着信側のクライアント装置に要求するため、「転送要」も同時に登録する。そして、前記作成したメールをサーバ用記憶装置220内の該当クライアント用エリアに格納し(ステップ480)、前記メール管理テーブル100の該当エリアの登録・再生状況310に「新規」を登録して(ステップ490)、本処理を終了する。
【0030】
このように、メール送信側のクライアント装置は、着信側のクライアント装置のメール管理テーブルの空きエリアを検出した際、該エリアを他のクライアント装置に使用されないようにしてメールを作成し、該エリアにメールに関する情報を登録する。
【0031】
図5は、各クライアント装置におけるメール着信の検出および着信メール再生の処理フローを示したものである。
【0032】
各クライアント装置では、サーバ用記憶装置220内の該当メール管理テーブル100の登録・再生状況310の内容を定期的に検索する(ステップ510)。前記検索の結果から登録・再生状況310の項目に「新規」のものがあるか否か判別し(ステップ520)、ない場合は、再び前記メール管理テーブル100の登録・再生状況310の内容を検索する(ステップ510)。前記判別の結果、登録・再生状況310の項目に「新規」のものがある場合、前記メール管理テーブル100の該当メール名320および該当メール属性330の内容を読出す(ステップ530)。前記読出したメール属性330の内容からメール転送の必要性の有無を判別し(ステップ535)、必要がある場合のみ、該当メールをサーバ用記憶装置220内から該クライアント用記憶装置内に転送する(ステップ540)。前記メール転送後およびメール転送の必要がない場合、該クライアント装置は、メールを着信した旨を表示するようにメール再生手段150に指示する(ステップ545)。そして、前記登録・再生状況310の項目を「新規」から「未済」に変更して(ステップ555)、再び新規メール登録の検索(ステップ510)を行う。
【0033】
また、メール着信処理からメール着信表示の指示を受けたメール再生処理は、前記メール名320およびメール属性330の内容から、メールの送信元やメールの内容に関する情報(緊急、極秘など)を識別し、メール着信を表示するポップアップウィンドウ内に、前記識別した内容を表示して利用者にメール着信を通知する(ステップ560)。そして、メール着信した旨をディスプレイ上に表示したことに対する利用者からの了解、すなわち、メール着信の内容を示すポップアップウィンドウ内の了解ボタンを利用者が押下したことによる利用者からの了解指示の割込みがあるか否か判別する(ステップ565)。前記判別の結果、前記利用者からの了解の割込みがない場合は、再び利用者からの割込みがあるか否か判別する。前記判別の結果、前記利用者からの了解の割込みがある場合は、前記メール名320のメールファイル名に応じた着信メールをサーバ用記憶装置220、あるいは、前記メール属性330の内容に「転送要」が登録されている場合、該クライアント用記憶装置内から読出して再生する(ステップ570)。前記再生が終了すると、メール管理テーブル100の該当登録・再生状況310を「済」に変更し(ステップ575)、メール再生処理は終了する。
【0034】
以上のように、各クライアント装置では、他のクライアント装置からのメール着信状況とメール着信を表示したポップアップウィンドウ内の了解指示を受け付けるという、利用者からの割込みを常時監視し、メール着信を検出した場合は、その旨を表示するポップアップウィンドウをディスプレイ上に表示する。また、利用者が入力手段によりメール着信表示のポップアップウィンドウ内の了解ボタンを押下した際、クライアント装置は、了解指示を受け付けて前記ポップアップウィンドウに対応したメールを再生する。
【0035】
このように、本実施例によれば、メール管理テーブルを基に、メール着信を検出し、メール着信の旨をポップアップウィンドウでディスプレイ上に表示し、前記ポップアップウィンドウ内の了解ボタンを押下することで、着信したメールの内容を見ることができる。さらに、Windows(商標)上において、前記メール着信を表示するポップアップウィンドウは、複数個ディスプレイ上に表示できるので、メール再生待ちを複数有することができる。また、各ポップアップウィンドウの表示位置をずらしながらディスプレイ上に出すことにより、再生待ちのメール情報も一目できる。また、メール着信・再生を行うアプリケーションは、ディスプレイ上においてはメール着信の表示とメールの再生を行うだけなので、メール着信の表示およびメール再生をポップアップウィンドウで行って、前記アプリケーション自体はウィンドウ最小化状態で常駐しておくことができる。
【0036】
他の作業中でも緊急のメールを着信したことを見落としたり忘れたりすることがなく、また、アプリケーションの切換えなく着信メールの内容を確認できる。
【0037】
本実施例によれば、メール着信時に着信メールの属性(緊急、極秘等)を伴ってメール着信の旨がディスプレイ上に表示されるので、着信したメールが緊急を要するものか否かが着信時に把握できる。これにより、利用者は緊急のメールにもすぐ応答できる。また、ディスプレイ上に表示されるメール着信表示に対して了解することで着信したメール内容が見れるので、わざわざアプリケーションの切換えを行う必要もなく、他の作業中でも容易にメール内容を確認できる。さらに、メール送信側からの付加情報の内容に応じて、メール着信側のクライアントでは、利用者にメール着信を通知する前に予めサーバの記憶装置から該クライアントの記憶装置にメールを転送しておき、利用者からメールの再生の要求があった際は、該クライアントの記憶装置からメールを読出して再生する。これにより、動画メールのようにメール再生時に回線トラフィック状態の影響を受けるようなメールでも、回線トラフィック状態に関係なく正常にメール再生できるので、メール内容の誤伝達を防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、メールを着信した際、着信したメールを容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のメール着信・再生制御を実現するためのソフトウェア・ブロック図。
【図2】本実施例を適用したメール送受信を行う一般的なクライアント・サーバシステムの構成図。
【図3】メール管理テーブルの構成図。
【図4】あるクライアント装置が他のクライアント装置へメールを送信する際の処理フローチャート。
【図5】各クライアント装置におけるメール着信の検出および着信メール再生の処理フローチャート。
【符号の説明】
100…メール管理テーブル、110…メール着信検出手段、120…メール属性判別手段、130…メール転送手段、135…メール着信表示指示手段、140…メール着信表示手段、145…メール着信了解検出・再生起動手段、150…メール再生手段、210…サーバ装置、220…サーバ用記憶装置、230…通信回線、240−a・b・c…クライアント装置、250−a・b・c…クライアント用記憶装置、300…エリア番号、310…登録・再生状況、320…メール名、330…メール属性。
Claims (3)
- 送信側クライアント装置と、前記送信側クライアント装置から送信された情報を受信するサーバ装置と、前記サーバ装置から受信した前記情報を再生する受信側クライアント装置とを有するクライアント・サーバシステムであって、
前記送信側クライアント装置は、
前記情報に当該情報に関する属性を付す手段を有し、
前記属性は、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うか否か、を示すものであり、
前記サーバ装置は、
前記送信側クライアント装置から前記情報および当該情報の属性を受信する手段と、
前記情報および当該情報の属性を記憶するための記憶手段と、
前記記憶手段に記憶している情報および当該情報に関する属性を管理する手段と、
情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うことを示す属性が付された情報を前記受信側クライアント装置に送信する手段とを有し、
前記受信側クライアント装置は、
前記サーバ装置に記憶された前記情報の属性を読み取る手段と、
情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うことを示す属性が付された情報を前記サーバ装置から受信し、受信した情報を自身の記憶装置に転送する手段と、
前記情報の再生要求を受け付ける手段と、
前記情報の再生要求を受け付けた場合であって、
前記情報の属性が、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行う、ことを示す場合には、前記情報を自身の記憶装置から読み出して再生し、
前記情報の属性が、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行わないことを示す場合には、前記情報を前記サーバ装置から読み出した後、再生する手段と
を有することを特徴とするクライアント・サーバシステム。 - 送信側クライアント装置と、前記送信側クライアント装置から送信された情報を受信するサーバ装置と、前記サーバ装置から受信した前記情報を再生する受信側クライアント装置とを有するクライアント・サーバシステムに用いられるサーバ装置であって、
前記情報には、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うか否か、を示す属性が付されており、
前記サーバ装置は、前記送信側クライアント装置から前記情報および当該情報の属性を受信する手段と、
前記情報および当該情報の属性を記憶するための記憶手段と、
前記記憶手段に記憶している情報および当該情報に関する属性を管理する手段と、
情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うことを示す属性が付された情報を前記受信側クライアント装置の記憶装置に転送する手段と
を有することを特徴とするサーバ装置。 - 送信側クライアント装置と、前記送信側クライアント装置から送信された情報を受信し記憶するサーバ装置と、前記サーバ装置から受信した前記情報を再生する受信側クライアント装置とを有するクライアント・サーバシステムに用いられる受信側クライアント装置であって、
前記情報には当該情報に関する属性が付されており、
前記受信側クライアント装置は、
前記サーバ装置に記憶された前記情報の属性を読み取る手段と、
情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行うことを示す属性が付された情報を前記サーバ装置から受信し、受信した情報を自身の記憶装置に転送する手段と、
前記情報の再生要求を受け付ける手段と、
前記情報の再生要求を受け付けた場合であって、
前記情報の属性が、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行う、ことを示す場合には、前記情報を自身の記憶装置から読み出して再生し、
前記情報の属性が、情報の転送と同時に情報の再生をしない転送を行わないことを示す場合には、前記情報を前記サーバ装置から読み出した後、再生する手段と
を有することを特徴とする受信側クライアント装置。
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