JP3552245B2 - 光量制御装置及び光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば記録可能なCD(いわゆるCD−R)にデータの記録を行うCD記録装置や、光磁気ディスク記録装置等のレーザビームのレーザパワーを制御する際に用いて好適な光量制御装置及びこの光量制御装置を備える光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日において、記憶容量が大きいこと,記録データの保存性が良いこと等から、記録データの記録には、光ディスクが多く用いられるようになってきた。この光ディスクの代表的なものとして、いわゆるCD−Rが知られている。
【0003】
上記CD−Rには、該CD−Rのデータ記録面にレーザビームを照射し、該記録面にデータに応じたピットを形成することによりデータの記録がなされる。
【0004】
上記CD−Rにデータの記録を行うCD記録装置は、上記CD−Rに照射するレーザビームのレベルを光量制御装置により制御するようになっている。
【0005】
この光量制御装置は、記録が開始されると、データがタイミング発生回路に供給される。上記タイミング発生回路は、上記データに応じた制御信号をレーザドライバに供給する。上記レーザドライバは、上記制御信号に応じてすなわち、データに応じてレーザビームがオンオフされるようにレーザダイオードを制御する。
【0006】
このレーザダイオードから出射されるレーザビームのレベルはモニタ回路により検出される。上記モニタ回路はこの現在のレーザビームのレベルの検出信号をサンプルホールド回路に供給する。上記サンプルホールド回路は、上記検出信号をサンプルホールドし、このサンプルホールド信号を上記レーザドライバに供給する。上記レーザドライバは、上記サンプルホールド信号に基づいて、上記レーザダイオードから出射されるレーザビームのレベルが一定となるように該レーザダイオードを駆動制御する。
【0007】
上記光量制御装置は、このような負帰還ループで上記レーザビームのレベルをサーボ制御するようになっている。このため、上記レーザダイオードから、データに応じて常に一定のレベルのレーザビームを出射させることができ、データの安定した記録を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のCD記録装置に設けられている光量制御装置は、上記負帰還ループのサーボ制御によりレーザパワーを一定に保つのはよいが、閉ループのままでレーザビームの出射を開始する。上記記録開始時には、レーザビームを出射し続けるときよりも大きな電圧が必要となるが、上記光量制御装置は、ループ内にサンプルホールド回路を設けているためループ帯域を広くとることができなかった。このため、上記記録開始時にレーザダイオードに供給する電圧が低いものとなり、上記レーザビームの立ち上がりが悪く(上記レーザビームがすぐに充分なレベルとならず)、先に記録したデータの直後から続けて次のデータの記録を行いたいような場合(追記したい場合)でも、該先に記録したデータの最後部と次のデータの先頭部との間に未記録の部分が生じてしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、レーザビームの立ち上がりを良くし、先に記録したデータの最後部と次のデータの先頭部との間に未記録の部分を生ずることなく追記を行うことができるようにした光量制御装置及びこの光量制御装置を備える光ディスク装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光量制御装置は、光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る光量制御装置において、上記サンプルホールド手段は、例えば、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドし、サンプルホールド信号を出力するサンプルホールド部と、上記レーザビーム出射手段から出射される上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力する目標レベル信号出力手段と、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベル信号とを比較する第1の比較手段と、上記第1の比較手段からの比較信号により切り換え制御され、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号を出力するスイッチ手段と、上記スイッチ手段がオン状態となっている間、上記サンプルホールド部から上記スイッチ手段を介して供給されるサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベルとを比較し、この比較信号を上記レーザ駆動手段に供給する第2の比較手段とから構成される。
【0011】
また、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有する光量制御装置を備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明に係る光量制御装置及び光ディスク装置では、サンプルホールド手段により、光ディスクに照射するレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号と上記サンプルホールド信号とを比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号ををレーザ駆動手段に供給し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を上記レーザ駆動手段に供給する。
【0013】
【実施例】
以下、本発明に係る光量制御装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
本発明の実施例に係る光量制御装置は、図1に示すように、光ディスクとして設けられている記録可能なCD(いわゆるCD−R)1に、レーザビーム出射手段であるレーザダイオード3からのレーザビームを照射しピットを形成してデータの記録を行うCD記録再生装置に適用することができ、上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段であるモニタ回路5からの出力に基づいて、上記レーザビームのレベルを制御するサンプルホールド手段である書き込み用サンプルホールド回路7に以下に説明するような特徴を有している。
【0015】
上記図1に示すCD記録再生装置において、データの記録を行う場合、上記CD−R1が、上記スピンドルモータ2により例えば線速度一定で回転駆動されるとともに、記録するデータが、データ入力端子9を介してタイミング発生回路8に供給される。
【0016】
上記タイミング発生回路8は、上記データが供給されると、このデータが供給されたことを示す信号(データ信号)を上記書き込み用サンプルホールド回路7に供給するとともに、該データに応じてレーザダイオード3をオンオフ制御するための信号(オンオフ制御信号)をレーザ駆動手段であるレーザドライバ4に供給する。
【0017】
上記書き込み用サンプルホールド回路7は、図2に示すように構成されており、上記タイミング発生回路8からのデータ信号は、目標レベル信号出力手段である目標レベル信号出力回路26に供給される。
【0018】この目標レベル信号出力回路26は、例えば図3(a)に示す時刻t1に上記データ信号が供給されたとすると、この時刻t1から、目標レベルオン信号を出力する。この目標レベルオン信号の電圧レベルは、上記レーザダイオード3からの出射されるレーザビームのレベルをすぐに記録に適したレベルとすることができる電圧を有している。この目標レベルオン信号は、第1の比較手段である第1の比較器25を介して電圧/電流(V/I)変換器29に供給される。そして、このV/I変換器29により電流に変換され、出力端子30を介して図1に示すレーザドライバ4に供給される。
【0019】
上記レーザドライバ4は、上記タイミング発生回路8からのオンオフ制御信号に基づいて、上記目標レベルオン信号に応じたレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。これにより、記録開始時における上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを、すぐに記録に適したものとすることができる。このレーザビームは、上記CD−R1に照射され、該CD−R1にピット状にデータが記録される。
【0020】
このように上記CD−R1に照射されたレーザビームのレベルは、モニタ回路5により検出される。上記モニタ回路5は、上記レーザビームがCD−R1に照射されて生ずる戻り光を受光し、この受光した戻り光を電気信号に変換することにより、現在のレーザビームのレベルを示す検出信号を形成して出力する。このモニタ回路5からの検出信号は、再生用サンプルホールド回路6及び書き込み用サンプルホールド回路7に供給される。なお、上記再生用サンプルホールド回路6は、後に説明する再生時に用いられる。
【0021】
上述のように、上記書き込み用サンプルホールド回路8は図2に示すような構成を有しており、上記モニタ回路5からの検出信号は、入力端子20を介してサンプルホールド部21に供給される。
【0022】
上記サンプルホールド部21は、上記図1に示すタイミング発生回路8からのサンプリングパルスにより上記現在のレーザビームのレベルを示す検出信号をサンプルホールドし、このサンプルホールド信号を基準信号入力端子28bを介して第2の比較手段である第2の比較器28に供給する。
【0023】
ここで、上記目標レベル信号出力回路26からの上記目標レベルオン信号は、上記第1の比較器25の基準信号端子25bに供給されるとともに、分圧器27に供給される。
【0024】
上記分圧器27は、図3(b)に示すように上記目標レベル信号出力回路26から上記目標レベルオン信号が供給される時刻t1から、該目標レベルオン信号を所定の分圧比(n:自然数)で分圧し、これを比較信号入力端子28aを介して上記第2の比較器28に供給する。
【0025】
上記第2の比較器28は、上記サンプルホールド信号と上記分圧された目標レベルオン信号とを比較する。上記レーザビームのレベル、すなわち、上記サンプルホールド信号のレベルは、図3(c)に示すように記録開始から徐々に所定のレベルまで上昇する。上記第2の比較器28は、上述の比較により、上記サンプルホールド信号のレベルが、上記分圧された目標レベルオン信号のレベルよりも高くなったときに、図3(d)の時刻t2に示すようにそれまで出力していたローレベルの切り換え信号をハイレベルの切り換え信号として出力する。
【0026】
上記第2の比較器28から出力される上記切り換え信号は、スイッチ手段であるスイッチ22に供給される。
【0027】
上記スイッチ22は、ローレベルの切り換え信号が供給されているときは、オフ状態となり、上記ハイレベルの切り換え信号が供給されているときはオン状態となる。
【0028】
このため、上記スイッチ22は、図3(e)に示すように上記ローレベルの切り換え信号が供給されている時刻t2まではオフ制御され、上記ハイレベルの切り換え信号が供給され始める時刻t2からはオン制御される。
【0029】
上記スイッチ22がオン制御されると、上記サンプルホールド部21からのサンプルホールド信号が、該スイッチ22,抵抗23,比較信号入力端子25aを介して上記第1の比較器25に供給される。
【0030】
上述のように、上記第1の比較器25には、基準信号端子25bを介して上記目標レベルオン信号が供給されている。上記第1の比較器25は、この目標レベルオン信号と、上記サンプルホールド信号とを比較してその差分を示す比較信号を出力する。この第1の比較器25から出力される比較信号は、上記V/I変換器29により電圧/電流変換され出力端子30を介して上記レーザドライバ4に供給される。上記レーザドライバ4は、上記比較信号で示される目標レベルオン信号とサンプルホールド信号との差分を零とするレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。
【0031】
これにより、データに応じて常に一定レベルのレーザビームを上記レーザダイオード3から出射させることができ、データの安定した記録を行うことができる。
【0032】
本実施例に係るCD記録再生装置は、このように上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルをいわゆる負帰還ループ構成でサーボ制御するようになっており、データの記録開始時には、上記スイッチ22をオフ制御して開ループ制御し、目標レベル信号出力回路26からの、レーザビームのレベルをすぐに記録に適したレベルとすることができる電圧を有する目標レベルオン信号により上記レーザダイオード3を駆動し、現在のレーザビームのレベルが目標レベル(記録に適したレベル)となったときに、上記スイッチ22をオン制御して閉ループ制御し、上記レーザダイオード3を上記目標レベルオン信号と上記サンプルホールド信号との差分で駆動する。
【0033】
これにより、記録開始時における上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを、すぐに記録に適したものとすることができ、データの追記をする場合、前に記録したデータの最後部から次のデータの記録を行うことを可能とすることができ、データの高密度記録化に貢献することができる。
【0034】
なお、このような負帰還ループのサーボ制御をプログラムしてCPU(マイクロコンピュータ)等に実行させるようにしてもよい。
【0035】
次に、このように記録されたデータは、再生時に再生される。すなわち、この再生時となると、上記タイミング発生回路8が、記録時よりも弱い一定のレベルのレーザビームが連続して出射されるようにレーザドライバ4を介して上記レーザダイオード3を制御する。このレーザダイオード3から出射されたレーザビームは、上記CD−R1に照射される。図示しないデータ検出部は、上記CD−R1にレーザビームが照射されることにより生ずる反射光に基づいてデータを検出し、これをデータ処理回路を介して例えばアナログ化してスピーカ装置等に供給する。これにより、上記スピーカ装置から音響出力が得られる。
【0036】
一方、上記モニタ回路5は、上記反射光から、現在のレーザビームのレベルを示す検出信号を形成し、これを再生用サンプルホールド回路6に供給する。
【0037】
上記再生用サンプルホールド回路6は、上記検出信号をサンプルホールドするとともに、例えばこのサンプルホールド信号のレベルを、再生時用のレーザビームの目標レベルと比較し、この差分を上記レーザドライバ4に供給する。上記レーザドライバ4は、上記差分が零とするようなレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。これにより、上記レーザダイオード3から再生用の弱く且つ一定レベルのレーザビームを上記CD−R1に照射することができ、安定した再生を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る光量制御装置及び光ディスク装置では、サンプルホールド手段によりサンプルホールドした、レーザビームの現在のレベルを示すサンプルホールド信号が目標レベル(例えば、記録に適したレベル)となるまでの間、上記レーザパワーを目標レベルとするための目標レベル信号でレーザビーム出射手段を駆動することができるため、例えば記録時におけるレーザビームの立ち上がりを良くすることができる。
【0039】
このため、データの追記をする場合、前に記録したデータの最後部から次のデータの記録を行うことを可能とすることができる。
従って、データの高密度記録化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光量制御装置をCD記録再生装置に適用した場合のブロック図である。
【図2】上記実施例に係るCD記録再生装置に設けられている書き込み用サンプルホールド回路の具体的なブロック図である。
【図3】上記書き込み用サンプルホールド回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・CD−R
2・・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ
3・・・・・・・・・・・・・レーザダイオード
4・・・・・・・・・・・・・レーザドライバ
5・・・・・・・・・・・・・モニタ回路
6・・・・・・・・・・・・・再生用サンプルホールド回路
7・・・・・・・・・・・・・書き込み用サンプルホールド回路
8・・・・・・・・・・・・・タイミング発生回路
9・・・・・・・・・・・・・データ入力端子
21・・・・・・・・・・・・サンプルホールド部
22・・・・・・・・・・・・スイッチ
23,24・・・・・・・・・抵抗
25・・・・・・・・・・・・第1の比較器
26・・・・・・・・・・・・目標値出力回路
27・・・・・・・・・・・・分圧器
28・・・・・・・・・・・・第2の比較器
29・・・・・・・・・・・・電圧/電流変換回路
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば記録可能なCD(いわゆるCD−R)にデータの記録を行うCD記録装置や、光磁気ディスク記録装置等のレーザビームのレーザパワーを制御する際に用いて好適な光量制御装置及びこの光量制御装置を備える光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日において、記憶容量が大きいこと,記録データの保存性が良いこと等から、記録データの記録には、光ディスクが多く用いられるようになってきた。この光ディスクの代表的なものとして、いわゆるCD−Rが知られている。
【0003】
上記CD−Rには、該CD−Rのデータ記録面にレーザビームを照射し、該記録面にデータに応じたピットを形成することによりデータの記録がなされる。
【0004】
上記CD−Rにデータの記録を行うCD記録装置は、上記CD−Rに照射するレーザビームのレベルを光量制御装置により制御するようになっている。
【0005】
この光量制御装置は、記録が開始されると、データがタイミング発生回路に供給される。上記タイミング発生回路は、上記データに応じた制御信号をレーザドライバに供給する。上記レーザドライバは、上記制御信号に応じてすなわち、データに応じてレーザビームがオンオフされるようにレーザダイオードを制御する。
【0006】
このレーザダイオードから出射されるレーザビームのレベルはモニタ回路により検出される。上記モニタ回路はこの現在のレーザビームのレベルの検出信号をサンプルホールド回路に供給する。上記サンプルホールド回路は、上記検出信号をサンプルホールドし、このサンプルホールド信号を上記レーザドライバに供給する。上記レーザドライバは、上記サンプルホールド信号に基づいて、上記レーザダイオードから出射されるレーザビームのレベルが一定となるように該レーザダイオードを駆動制御する。
【0007】
上記光量制御装置は、このような負帰還ループで上記レーザビームのレベルをサーボ制御するようになっている。このため、上記レーザダイオードから、データに応じて常に一定のレベルのレーザビームを出射させることができ、データの安定した記録を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のCD記録装置に設けられている光量制御装置は、上記負帰還ループのサーボ制御によりレーザパワーを一定に保つのはよいが、閉ループのままでレーザビームの出射を開始する。上記記録開始時には、レーザビームを出射し続けるときよりも大きな電圧が必要となるが、上記光量制御装置は、ループ内にサンプルホールド回路を設けているためループ帯域を広くとることができなかった。このため、上記記録開始時にレーザダイオードに供給する電圧が低いものとなり、上記レーザビームの立ち上がりが悪く(上記レーザビームがすぐに充分なレベルとならず)、先に記録したデータの直後から続けて次のデータの記録を行いたいような場合(追記したい場合)でも、該先に記録したデータの最後部と次のデータの先頭部との間に未記録の部分が生じてしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、レーザビームの立ち上がりを良くし、先に記録したデータの最後部と次のデータの先頭部との間に未記録の部分を生ずることなく追記を行うことができるようにした光量制御装置及びこの光量制御装置を備える光ディスク装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光量制御装置は、光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る光量制御装置において、上記サンプルホールド手段は、例えば、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドし、サンプルホールド信号を出力するサンプルホールド部と、上記レーザビーム出射手段から出射される上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力する目標レベル信号出力手段と、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベル信号とを比較する第1の比較手段と、上記第1の比較手段からの比較信号により切り換え制御され、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号を出力するスイッチ手段と、上記スイッチ手段がオン状態となっている間、上記サンプルホールド部から上記スイッチ手段を介して供給されるサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベルとを比較し、この比較信号を上記レーザ駆動手段に供給する第2の比較手段とから構成される。
【0011】
また、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有する光量制御装置を備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明に係る光量制御装置及び光ディスク装置では、サンプルホールド手段により、光ディスクに照射するレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号と上記サンプルホールド信号とを比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号ををレーザ駆動手段に供給し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を上記レーザ駆動手段に供給する。
【0013】
【実施例】
以下、本発明に係る光量制御装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
本発明の実施例に係る光量制御装置は、図1に示すように、光ディスクとして設けられている記録可能なCD(いわゆるCD−R)1に、レーザビーム出射手段であるレーザダイオード3からのレーザビームを照射しピットを形成してデータの記録を行うCD記録再生装置に適用することができ、上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段であるモニタ回路5からの出力に基づいて、上記レーザビームのレベルを制御するサンプルホールド手段である書き込み用サンプルホールド回路7に以下に説明するような特徴を有している。
【0015】
上記図1に示すCD記録再生装置において、データの記録を行う場合、上記CD−R1が、上記スピンドルモータ2により例えば線速度一定で回転駆動されるとともに、記録するデータが、データ入力端子9を介してタイミング発生回路8に供給される。
【0016】
上記タイミング発生回路8は、上記データが供給されると、このデータが供給されたことを示す信号(データ信号)を上記書き込み用サンプルホールド回路7に供給するとともに、該データに応じてレーザダイオード3をオンオフ制御するための信号(オンオフ制御信号)をレーザ駆動手段であるレーザドライバ4に供給する。
【0017】
上記書き込み用サンプルホールド回路7は、図2に示すように構成されており、上記タイミング発生回路8からのデータ信号は、目標レベル信号出力手段である目標レベル信号出力回路26に供給される。
【0018】この目標レベル信号出力回路26は、例えば図3(a)に示す時刻t1に上記データ信号が供給されたとすると、この時刻t1から、目標レベルオン信号を出力する。この目標レベルオン信号の電圧レベルは、上記レーザダイオード3からの出射されるレーザビームのレベルをすぐに記録に適したレベルとすることができる電圧を有している。この目標レベルオン信号は、第1の比較手段である第1の比較器25を介して電圧/電流(V/I)変換器29に供給される。そして、このV/I変換器29により電流に変換され、出力端子30を介して図1に示すレーザドライバ4に供給される。
【0019】
上記レーザドライバ4は、上記タイミング発生回路8からのオンオフ制御信号に基づいて、上記目標レベルオン信号に応じたレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。これにより、記録開始時における上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを、すぐに記録に適したものとすることができる。このレーザビームは、上記CD−R1に照射され、該CD−R1にピット状にデータが記録される。
【0020】
このように上記CD−R1に照射されたレーザビームのレベルは、モニタ回路5により検出される。上記モニタ回路5は、上記レーザビームがCD−R1に照射されて生ずる戻り光を受光し、この受光した戻り光を電気信号に変換することにより、現在のレーザビームのレベルを示す検出信号を形成して出力する。このモニタ回路5からの検出信号は、再生用サンプルホールド回路6及び書き込み用サンプルホールド回路7に供給される。なお、上記再生用サンプルホールド回路6は、後に説明する再生時に用いられる。
【0021】
上述のように、上記書き込み用サンプルホールド回路8は図2に示すような構成を有しており、上記モニタ回路5からの検出信号は、入力端子20を介してサンプルホールド部21に供給される。
【0022】
上記サンプルホールド部21は、上記図1に示すタイミング発生回路8からのサンプリングパルスにより上記現在のレーザビームのレベルを示す検出信号をサンプルホールドし、このサンプルホールド信号を基準信号入力端子28bを介して第2の比較手段である第2の比較器28に供給する。
【0023】
ここで、上記目標レベル信号出力回路26からの上記目標レベルオン信号は、上記第1の比較器25の基準信号端子25bに供給されるとともに、分圧器27に供給される。
【0024】
上記分圧器27は、図3(b)に示すように上記目標レベル信号出力回路26から上記目標レベルオン信号が供給される時刻t1から、該目標レベルオン信号を所定の分圧比(n:自然数)で分圧し、これを比較信号入力端子28aを介して上記第2の比較器28に供給する。
【0025】
上記第2の比較器28は、上記サンプルホールド信号と上記分圧された目標レベルオン信号とを比較する。上記レーザビームのレベル、すなわち、上記サンプルホールド信号のレベルは、図3(c)に示すように記録開始から徐々に所定のレベルまで上昇する。上記第2の比較器28は、上述の比較により、上記サンプルホールド信号のレベルが、上記分圧された目標レベルオン信号のレベルよりも高くなったときに、図3(d)の時刻t2に示すようにそれまで出力していたローレベルの切り換え信号をハイレベルの切り換え信号として出力する。
【0026】
上記第2の比較器28から出力される上記切り換え信号は、スイッチ手段であるスイッチ22に供給される。
【0027】
上記スイッチ22は、ローレベルの切り換え信号が供給されているときは、オフ状態となり、上記ハイレベルの切り換え信号が供給されているときはオン状態となる。
【0028】
このため、上記スイッチ22は、図3(e)に示すように上記ローレベルの切り換え信号が供給されている時刻t2まではオフ制御され、上記ハイレベルの切り換え信号が供給され始める時刻t2からはオン制御される。
【0029】
上記スイッチ22がオン制御されると、上記サンプルホールド部21からのサンプルホールド信号が、該スイッチ22,抵抗23,比較信号入力端子25aを介して上記第1の比較器25に供給される。
【0030】
上述のように、上記第1の比較器25には、基準信号端子25bを介して上記目標レベルオン信号が供給されている。上記第1の比較器25は、この目標レベルオン信号と、上記サンプルホールド信号とを比較してその差分を示す比較信号を出力する。この第1の比較器25から出力される比較信号は、上記V/I変換器29により電圧/電流変換され出力端子30を介して上記レーザドライバ4に供給される。上記レーザドライバ4は、上記比較信号で示される目標レベルオン信号とサンプルホールド信号との差分を零とするレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。
【0031】
これにより、データに応じて常に一定レベルのレーザビームを上記レーザダイオード3から出射させることができ、データの安定した記録を行うことができる。
【0032】
本実施例に係るCD記録再生装置は、このように上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルをいわゆる負帰還ループ構成でサーボ制御するようになっており、データの記録開始時には、上記スイッチ22をオフ制御して開ループ制御し、目標レベル信号出力回路26からの、レーザビームのレベルをすぐに記録に適したレベルとすることができる電圧を有する目標レベルオン信号により上記レーザダイオード3を駆動し、現在のレーザビームのレベルが目標レベル(記録に適したレベル)となったときに、上記スイッチ22をオン制御して閉ループ制御し、上記レーザダイオード3を上記目標レベルオン信号と上記サンプルホールド信号との差分で駆動する。
【0033】
これにより、記録開始時における上記レーザダイオード3から出射されるレーザビームのレベルを、すぐに記録に適したものとすることができ、データの追記をする場合、前に記録したデータの最後部から次のデータの記録を行うことを可能とすることができ、データの高密度記録化に貢献することができる。
【0034】
なお、このような負帰還ループのサーボ制御をプログラムしてCPU(マイクロコンピュータ)等に実行させるようにしてもよい。
【0035】
次に、このように記録されたデータは、再生時に再生される。すなわち、この再生時となると、上記タイミング発生回路8が、記録時よりも弱い一定のレベルのレーザビームが連続して出射されるようにレーザドライバ4を介して上記レーザダイオード3を制御する。このレーザダイオード3から出射されたレーザビームは、上記CD−R1に照射される。図示しないデータ検出部は、上記CD−R1にレーザビームが照射されることにより生ずる反射光に基づいてデータを検出し、これをデータ処理回路を介して例えばアナログ化してスピーカ装置等に供給する。これにより、上記スピーカ装置から音響出力が得られる。
【0036】
一方、上記モニタ回路5は、上記反射光から、現在のレーザビームのレベルを示す検出信号を形成し、これを再生用サンプルホールド回路6に供給する。
【0037】
上記再生用サンプルホールド回路6は、上記検出信号をサンプルホールドするとともに、例えばこのサンプルホールド信号のレベルを、再生時用のレーザビームの目標レベルと比較し、この差分を上記レーザドライバ4に供給する。上記レーザドライバ4は、上記差分が零とするようなレベルのレーザビームが出射されるように上記レーザダイオード3を駆動する。これにより、上記レーザダイオード3から再生用の弱く且つ一定レベルのレーザビームを上記CD−R1に照射することができ、安定した再生を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る光量制御装置及び光ディスク装置では、サンプルホールド手段によりサンプルホールドした、レーザビームの現在のレベルを示すサンプルホールド信号が目標レベル(例えば、記録に適したレベル)となるまでの間、上記レーザパワーを目標レベルとするための目標レベル信号でレーザビーム出射手段を駆動することができるため、例えば記録時におけるレーザビームの立ち上がりを良くすることができる。
【0039】
このため、データの追記をする場合、前に記録したデータの最後部から次のデータの記録を行うことを可能とすることができる。
従って、データの高密度記録化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光量制御装置をCD記録再生装置に適用した場合のブロック図である。
【図2】上記実施例に係るCD記録再生装置に設けられている書き込み用サンプルホールド回路の具体的なブロック図である。
【図3】上記書き込み用サンプルホールド回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・CD−R
2・・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ
3・・・・・・・・・・・・・レーザダイオード
4・・・・・・・・・・・・・レーザドライバ
5・・・・・・・・・・・・・モニタ回路
6・・・・・・・・・・・・・再生用サンプルホールド回路
7・・・・・・・・・・・・・書き込み用サンプルホールド回路
8・・・・・・・・・・・・・タイミング発生回路
9・・・・・・・・・・・・・データ入力端子
21・・・・・・・・・・・・サンプルホールド部
22・・・・・・・・・・・・スイッチ
23,24・・・・・・・・・抵抗
25・・・・・・・・・・・・第1の比較器
26・・・・・・・・・・・・目標値出力回路
27・・・・・・・・・・・・分圧器
28・・・・・・・・・・・・第2の比較器
29・・・・・・・・・・・・電圧/電流変換回路
Claims (3)
- 光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、
上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、
上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有することを特徴とする光量制御装置。 - 上記サンプルホールド手段は、上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドし、サンプルホールド信号を出力するサンプルホールド部と、上記レーザビーム出射手段から出射される上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力する目標レベル信号出力手段と、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベル信号とを比較する第1の比較手段と、
上記第1の比較手段からの比較信号により切り換え制御され、上記サンプルホールド部からのサンプルホールド信号を出力するスイッチ手段と、上記スイッチ手段がオン状態となっている間、上記サンプルホールド部から上記スイッチ手段を介して供給されるサンプルホールド信号と上記目標レベル信号出力手段からの目標レベルとを比較し、この比較信号を上記レーザ駆動手段に供給する第2の比較手段とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の光量制御装置。 - 光ディスクに照射されるレーザビーム出射手段からのレーザビームのレベルを検出するレベル検出手段と、
上記レベル検出手段からの検出出力をサンプルホールドして現在のレーザビームのレベルを示すサンプルホールド信号を形成し、上記レーザビームのレベルを目標レベルとするための目標レベル信号を出力し、上記サンプルホールド信号と上記目標レベル信号を比較し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになるまでは上記目標レベル信号を出力し、上記レーザビームのレベルが目標レベルになったときは、上記目標レベル信号の代わりに、該目標レベル信号と上記サンプルホールド信号との差分を示す比較信号を出力するサンプルホールド手段と、
上記サンプルホールド手段からの上記目標レベル信号及び上記比較信号に応じて上記レーザビーム出射手段を駆動するレーザ駆動手段とを有する光量制御装置を備えることを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
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JP14974693A JP3552245B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 光量制御装置及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14974693A JP3552245B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 光量制御装置及び光ディスク装置 |
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JPH06342527A JPH06342527A (ja) | 1994-12-13 |
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Family Applications (1)
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JP2001319338A (ja) | 2000-05-11 | 2001-11-16 | Samsung Electronics Co Ltd | 光ディスクの記録装置および記録方法 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP14974693A patent/JP3552245B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06342527A (ja) | 1994-12-13 |
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