JP3549146B2 - ドアスコープ筐体 - Google Patents
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- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/28—Other arrangements on doors or windows, e.g. door-plates, windows adapted to carry plants, hooks for window cleaners
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像部に固体撮像素子を使用したドアスコープの筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
来客等で来客者を確認するために覗き窓を付けたドアがある。光学的に確認できる覗き窓(以下光学ドアスコープという)は確認範囲が小さく、また小さくて見にくいものである。光学ドアスコープの欠点を解消するものとして、ドアの外側に臨んで撮像部を設け、ドアの内側に設けたモニターで来客者を確認するカメラ付きモニターが普及してきている。
【0003】
新築の場合やドア全体を交換する場合は、ドア用に設計されたカメラ付きモニターを取付けることが可能であるが、その分費用が掛かるので、簡便な方法として光学ドアスコープと互換性のあるカメラ部を作成して取付けることが考えられる。実開平6−52997号公報や特開平8−218749号公報には前記内容が、光学ドアスコープ用の穴に取付けられるモニターカメラとして開示されている。
【0004】
図1はドアに組み込まれた光学ドアスコープの部分断面図である。ドア1に穿設された穴1aにはレンズ収納筐体2と固定筐体3で構成された光学ドアスコープが組み込まれている。レンズ収納筐体2の一端にはレンズ2bが収納され、他端は雄ネジ2aになっている。固定筐体3は一端が雌ネジ(不図示)になっており、他端は鍔部3aが形成されている。レンズ収納筐体2の鍔部2cと固定筐体3の鍔部3aでドア1を挟んで光学ドアスコープが固定されている。固定はネジによる螺合である。
【0005】
図2は前記公報に開示されているカメラを収納したドアスコープをドアに取付けた部分断面図である。光学ドアスコープを外した穴1aにカメラ収納部4a、円筒部4b、ネジ部4cで構成されたドアスコープ4(以下電子ドアスコープという)を挿入して、ドア1の内側に取付けたモニター装置7の内壁7aにナット6で固定されている。カメラ収納部4aに収納された小型カメラである固体撮像素子5により取り込まれた映像は表示装置8で表示される。
【0006】
図3は図2に類似した光学ドアスコープの分解斜視図であり、図4はカメラ収納部4a以外を断面にした部分側面断面図である。カメラ収納部4aには接続部4dが固定されている。図4で判るように円筒部4bとネジ部4cは一体であり、内径は径小部と径大部4eの段付き穴になっている。カメラである撮像部は撮像素子5、回路基板5a、コネクター5b、フレキシブル回路基板5c、コネクター5dで構成されており、コネクター5dはモニター用回路基板に接続される。
【0007】
撮像部は円筒部4bの段付き穴の段部4fに回路基板5aが当たるように図4の左側からコネクター5dを先にして組み込み、次にスぺーサー9を組み込み、最後にカメラ収納部4aに固定された接続部4dをスぺーサー9を押さえる形で挿入し、撮像素子5(回路基板5a)が動かないように固定する。
【0008】
完成した電子ドアスコープをドアに挿入しナット6で固定し、コネクター5dをモニター用回路基板に接続すれば電子ドアスコープが完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
撮像部は円筒部4bの段付き穴の段部4fに回路基板5aが当たるように図4の左側からコネクター5dを先にして組み込み、次にスぺーサー9を組み込み、最後にカメラ収納部4aに固定された接続部4dをスぺーサー9を抑える形で挿入し、撮像素子5(回路基板5a)が動かないように固定するが、ドアスコープの大きさは外径が12mm以内であり、この中に撮像部を組み込むことは非常に作業性が悪く、作業効率の悪いものであった。撮像部を収納する段付き部が見えないことや、作業するにあたり指が入れられない等の作業環境の悪さによるものである。
【0010】
ドアスコープは防火の問題から金属製であるが、ドアに付けることによる結露による腐食の問題や、微細加工には適せず特にネジ部のあるものは加工費が高くなりがちであった。
【0011】
中空部を有する棒状のドアスコープ筐体の一端に固体撮像素子を取り付け、固体撮像素子に接続されたモニター部への配線を前記中空部に通すドアスコープ筐体において、ドアスコープ筐体を、長手方向両端部を残し円筒部及び前記中空部の中心軸に平行な平面にて切断して分割する。ドアスコープ筐体は難燃性の樹脂を用いる。
【0012】
図5は本発明に係わる電子ドアスコープの分解斜視図であり、図6はカメラ収納部以外を断面にした図5のA−A断面図である。ドアスコープ筐体10はネジ部10a、円筒部10b、分割部10cで構成されて、分割部10cは長手方向両端部を残し円筒部10b及び前記中空部の中心軸(一点鎖線)に平行な平面にて切断されており、図5のように分割することができる。ドアスコープ筐体10には分割部10cを固定するネジ17に係合する雌ネジ部を有する固定ネジ部11、12が形成されている。分割部10cには分割部10cを固定するネジ17を挿入する穴の形成された凹部11a、12aが形成されている。ドアスコープ筐体10には撮像素子用回路基板5aの外周を挿入することで位置決め固定する溝部を構成する突起部13、14、15、16が形成されている。分割部10cの内面にも同様に形成されている。ナット6を記載してあるが、分割部10cを外すときはナット6は外してあるのが本来である。
【0013】
分割部10cを取り外した部分からコネクター5dを右方向に挿入し、撮像素子用回路基板5aの外周を突起部13、14で形成される溝部と突起部15、16で形成される溝部に図5の矢印B方向に挿入する。回路基板5aは突起部13、14、15、16により横方向の動きも規制される。分割部10cの溝部を回路基板5aの外周に合わせて2本のネジ17により固定することで撮像部の組み込みが終了する。図7は電子ドアスコープの完成斜視図である。本発明はドアスコープ筐体で説明したが、撮像部を組み込むのが困難な小さい固体撮像素子を有する撮像部の筐体に応用できることは言うまでもない。
【0014】
本実施形態のドアスコープ筐体では、レンズ収納部4a、接続部4dの組み込みは撮像部の組み込みには左右されないので、撮像部の組み込みには無関係に組み込むことができる。
【0015】
ドアスコープ筐体は従来技術のように金属製でもよいが、構造が複雑になるので難燃性の樹脂を成形加工するのが好ましい。ドアスコープ筐体10の円筒部10b及びネジ部10aの引き出し部に円筒部を残して分割しているのはドアスコープ筐体10の強度を確保するためであり、強度が確保できれば完全に半分に分割しても差し支えない。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術と異なり、撮像部を指で持ちながら組み込みすることができる。また、撮像部の組み込み部を目で確認しながら作業できるのでドアスコープ筐体に撮像部を容易に且つ確実に組み込むことができる。
【0017】
ドアスコープ筐体を難燃性樹脂で成形加工するので、本発明の実施形態のようにネジ部を有する部分を分割する複雑な構造でも微細加工ができ、一様な製品を製造することができる。また、ドアスコープ筐体を樹脂にすることにより、ドアに取付けても結露しにくく、結露しても腐食されにくくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学ドアスコープの部分断面図
【図2】カメラを収納したドアスコープをドアに取付けた部分断面図
【図3】光学ドアスコープの分解斜視図
【図4】カメラ収納部以外を断面にした部分側面断面図
【図5】本発明に係わる電子ドアスコープの分解斜視図
【図6】カメラ収納部以外を断面にした図5のA−A断面図
【図7】電子ドアスコープの完成斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア
1a 穴
2 レンズ収納筐体
2a 雄ネジ
2b レンズ
2c 鍔部
3 固定筐体
3a 鍔部
4 電子ドアスコープ
4a カメラ収納部
4b 円筒部
4c ネジ部
4d 接続部
4e 径大部
4f 段付き穴の段部
5 撮像素子
5a 回路基板
5b コネクター
5c フレキシブル回路基板
5d コネクター
6 ナット
7 モニター装置
7a 内壁
8 表示装置
9 スぺーサー
10 ドアスコープ筐体
10a ネジ部
10b 円筒部
10c 分割部
11 固定ネジ部
11a 凹部
12 固定ネジ部
12a 凹部
13 突起部
14 突起部
15 突起部
16 突起部
17 ネジ
Claims (2)
- 中空部を有する棒状のドアスコープ筐体の一端に固体撮像素子を取り付け、固体撮像素子に接続されたモニター部への配線を前記中空部に通すドアスコープ筐体において、前記ドアスコープ筐体を、長手方向両端部を残し円筒部及び前記中空部の中心軸に平行な平面にて切断して分割したことを特徴とするドアスコープ筐体。
- ドアスコープ筐体が難燃性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のドアスコープ筐体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31265497A JP3549146B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドアスコープ筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31265497A JP3549146B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドアスコープ筐体 |
Publications (2)
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JPH11131939A JPH11131939A (ja) | 1999-05-18 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31265497A Expired - Fee Related JP3549146B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドアスコープ筐体 |
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- 1997-10-28 JP JP31265497A patent/JP3549146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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