JP3547068B2 - イオン水生成器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水を電気分解してイオン水を生成するイオン水生成器に関し、特に電極に印加する直流電圧の極性を切り換えて電極洗浄を行うイオン水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電極を設置した電解槽に水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前記電解槽内の水を電気分解して酸性水やアルカリ性水を連続的に生成して吐水するイオン水生成器において、電気分解を続けると電極に水中のカルシウムイオンなどが堆積し、生成するイオン水の性質が低下する。そこで、その場合には一定時間電極の正極と負極とを入れ換えて直流電圧を印加し、堆積物を除去すること(電極洗浄と呼ばれる)が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
その場合、従来のイオン水生成器は電極洗浄中はイオン水の吐水要求が受け付けられないため、その間はイオン水を使用することができないという不便があった。この発明の課題は、電極洗浄中でも随時にイオン水を使用できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
堆積物の付着による電極性能の低下は緩やかで、従ってその電極により電気分解されて生成するイオン水の特性低下も緩やかである。そこで、この発明は、洗浄時期がきていてもある程度の量のイオン水の使用は可能であるとの判断から、電極洗浄中にイオン水吐水要求があれば電極洗浄を中止し、イオン水の吐水を行うものである。ただし、電極洗浄を中断して吐水するイオン水の量は制限し、特性の過度に低下したイオン水の吐水を防止するようにする。また、許容量のイオン水を吐水したら、自動的に電極洗浄を再開する。
【0005】
すなわち、請求項1記載のこの発明は、電極を設置した電解槽に水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前記電解槽内の水を電気分解してイオン水を連続的に生成して吐水するとともに、前記電極に印加する直流電圧の極性を切り換えることにより電極洗浄を行うようにしたイオン水生成器において、
電極洗浄を中止して行うイオン水吐水の許容量を設定する手段と、イオン水の吐水量を計測する手段と、電極洗浄中にイオン水吐水要求があれば電極洗浄を中止してイオン水の吐水を行うとともに、電極洗浄中止中のイオン水の吐水量が前記許容量に達したらイオン水の吐水を停止して電極洗浄を再開する制御手段とを設けるものとする。
【0006】
請求項2記載のこの発明は、上記イオン水生成器において、イオン水の吐水停止と同時に警報を発する手段を設け、イオン水の吐水停止が吐水量が許容量に達したためであることを報知するものとする。警報手段としてはブザーやランプ、表示器などを用いることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4に基づいて食塩水を電解助剤とし、アルカリ性水を取り出すようにしたイオン水生成器におけるこの発明の実施の形態を説明する。まず、図2はイオン水生成器の外観を示す正面図で、本体1の上部に図示しない水道蛇口から水道水を取り込む給水口2が設けられ、下部には生成したアルカリ性水及び酸性水の一方を取り出す吐水口3及び他方を排水として排出する排水口4が設けられている。そして、本体1の前面には、イオン水の吐水を開始させる吐水開始スイッチ5、吐水を終了させる吐水終了スイッチ6、各種の情報を表示する表示部7などが配置されている。
【0008】
図3は上記イオン水生成器の内部構成を示すものである。図3において、注水口2から入った水道水は矢印Aで示すように上水弁(電磁弁)8を介して電解槽9に入る。同時に、食塩水タンク10に貯留された食塩水は食塩水ポンプ11により矢印Bで示すように電解槽9に送られ、その入口で水道水と合流する。電解槽9内には電極12,13が設置されており、食塩水が注入された水道水は電源14から極性切換回路15を介して電極12,13に印加された直流電圧により電気分解され、マイナス電極12付近にはアルカリ性水が、またプラス電極13付近には酸性水が生成する。三方弁16はマイナス電極12付近のイオン水を矢印Cで示すように吐水口3に流すか、矢印Dで示すように排水口4に流すかを切り換えるもので、イオン水生成中は吐水口3側に切り換えられている。プラス電極13付近のイオン水はそのまま排水口4に流れる。
【0009】
図1は上記イオン水生成器の制御ブロック図で、マイクロコンピュータからなる制御部17は待機状態において、吐水開始スイッチ5及び吐水終了スイッチ6からの信号を受け付けて、上水弁8、食塩水ポンプ11及び電源14をそれぞれオンオフ制御する。また、制御部17はタイマを内蔵し、イオン水生成の延べ時間が一定時間、例えば1時間になると一定時間、例えば5分間電極洗浄を行う。この電極洗浄とは、極性切換回路15を切り換えて電極12,13に対する印加電圧の極性を反転するとともに、三方弁16を排水口4側に切り換えて上水弁8を介して電解槽9に供給される水道水の電気分解を行い、生じたイオン水はすべて排水口4から排出することである。極性切換回路15は図1に示すように、2個のリレーを組み合わせて正極と負極とを入れ換える回路である。なお、電極洗浄時には食塩水ポンプ11は動作させる必要はない。
【0010】
制御部17には、後述するように電極洗浄を中止した際の制御データを記憶させるために、半導体メモリからなる記憶部18が設けられている。また、制御部17の図示しないRAMには、毎回必要な電極洗浄量、いまの場合は洗浄時間として5分間が設定入力され、電極洗浄を中止してイオン水を吐水する際の許容量、いまの場合は吐水時間として3分間が設定入力されている。
【0011】
図4は電極洗浄に係る制御部17の制御プログラムを示すフローチャートである。図4において、運転待機中に電極洗浄の開始信号が発生すると、電極洗浄を開始し、同時に電極洗浄量(いまの場合は洗浄時間)を計測する洗浄タイマをスタートする(ステップS1)。次いで、洗浄タイマの計測値が必要洗浄時間の5分間を越えたかをチェックし(ステップS2)、越えたらタイマをすべてリセットし、記憶部18の記憶値をクリヤして待機状態とする(ステップS11)。5分間を越えていなければ吐水開始スイッチ5からの入力の有無をチェックし(ステップS3)、入力がなければステップS2に戻る。
【0012】
ステップS3において吐水開始入力があれば、それまでの洗浄タイマの計測値を記憶部18に記憶させ、電極洗浄を中止してイオン水の吐水を開始し、同時にイオン水の吐水量を計測する手段としての吐水タイマをスタートする(ステップS4)。次いで、吐水タイマの計測値が許容吐水時間の3分間を越えたかをチェックし(ステップS5)、越えなければ続いて吐水終了スイッチ6からの入力の有無をチェックする(ステップS6)。そして、入力がなければステップS5に戻るが、入力があればイオン水吐水を終了した後(ステップS7)、電極洗浄を再開し、同時に洗浄再開後の洗浄時間を計測する再洗浄タイマをスタートする(ステップS8)。
【0013】
次いで、再洗浄タイマの計測値が、5分間から記憶部18に記憶された洗浄タイマの計測値を差し引いた残りの値を越えたかをチェックし(ステップS9)、越えたらタイマをすべてリセットし、記憶部18の記憶値をクリヤして待機状態に戻る(ステップS11)。一方、ステップS5において、吐水タイマの計測値が3分間を越えたら、イオン水の吐水を終了し、表示部7に警報を表示して(ステップS10)、ステップS8に移り、電極洗浄を再開する。
【0014】
上述実施の形態において、電極洗浄量及びイオン水吐水量は時間により計測したが、流量計により原水(水道水)又はイオン水の流量を積算して計測してもよい。また、運転待機中の電極洗浄はタイマ制御により自動的に開始したが、タイマ制御によるランプの点灯、あるいは使用者の判断に基づいて洗浄開始スイッチを手動操作するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
この発明によれば、電極洗浄中でもイオン水の吐水が可能なので、イオン水生成器の使い勝手が向上するとともに、吐水終了後は洗浄を自動再開させることにより洗浄の不十分が回避され、また洗浄中断中のイオン水の吐水量を制限することにより、特性の低下したイオン水の過度の使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すイオン水生成器の制御ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態を示すイオン水生成器の外観を示す正面図である。
【図3】図2のイオン水生成器の内部構成図である。
【図4】図1における制御部の制御プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給水口
3 イオン水吐水口
5 吐水開始スイッチ
6 吐水終了スイッチ
7 表示部
9 電解槽
12 電極
13 電極
14 電源
15 極性切換回路
【発明の属する技術分野】
この発明は、水を電気分解してイオン水を生成するイオン水生成器に関し、特に電極に印加する直流電圧の極性を切り換えて電極洗浄を行うイオン水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電極を設置した電解槽に水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前記電解槽内の水を電気分解して酸性水やアルカリ性水を連続的に生成して吐水するイオン水生成器において、電気分解を続けると電極に水中のカルシウムイオンなどが堆積し、生成するイオン水の性質が低下する。そこで、その場合には一定時間電極の正極と負極とを入れ換えて直流電圧を印加し、堆積物を除去すること(電極洗浄と呼ばれる)が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
その場合、従来のイオン水生成器は電極洗浄中はイオン水の吐水要求が受け付けられないため、その間はイオン水を使用することができないという不便があった。この発明の課題は、電極洗浄中でも随時にイオン水を使用できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
堆積物の付着による電極性能の低下は緩やかで、従ってその電極により電気分解されて生成するイオン水の特性低下も緩やかである。そこで、この発明は、洗浄時期がきていてもある程度の量のイオン水の使用は可能であるとの判断から、電極洗浄中にイオン水吐水要求があれば電極洗浄を中止し、イオン水の吐水を行うものである。ただし、電極洗浄を中断して吐水するイオン水の量は制限し、特性の過度に低下したイオン水の吐水を防止するようにする。また、許容量のイオン水を吐水したら、自動的に電極洗浄を再開する。
【0005】
すなわち、請求項1記載のこの発明は、電極を設置した電解槽に水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前記電解槽内の水を電気分解してイオン水を連続的に生成して吐水するとともに、前記電極に印加する直流電圧の極性を切り換えることにより電極洗浄を行うようにしたイオン水生成器において、
電極洗浄を中止して行うイオン水吐水の許容量を設定する手段と、イオン水の吐水量を計測する手段と、電極洗浄中にイオン水吐水要求があれば電極洗浄を中止してイオン水の吐水を行うとともに、電極洗浄中止中のイオン水の吐水量が前記許容量に達したらイオン水の吐水を停止して電極洗浄を再開する制御手段とを設けるものとする。
【0006】
請求項2記載のこの発明は、上記イオン水生成器において、イオン水の吐水停止と同時に警報を発する手段を設け、イオン水の吐水停止が吐水量が許容量に達したためであることを報知するものとする。警報手段としてはブザーやランプ、表示器などを用いることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4に基づいて食塩水を電解助剤とし、アルカリ性水を取り出すようにしたイオン水生成器におけるこの発明の実施の形態を説明する。まず、図2はイオン水生成器の外観を示す正面図で、本体1の上部に図示しない水道蛇口から水道水を取り込む給水口2が設けられ、下部には生成したアルカリ性水及び酸性水の一方を取り出す吐水口3及び他方を排水として排出する排水口4が設けられている。そして、本体1の前面には、イオン水の吐水を開始させる吐水開始スイッチ5、吐水を終了させる吐水終了スイッチ6、各種の情報を表示する表示部7などが配置されている。
【0008】
図3は上記イオン水生成器の内部構成を示すものである。図3において、注水口2から入った水道水は矢印Aで示すように上水弁(電磁弁)8を介して電解槽9に入る。同時に、食塩水タンク10に貯留された食塩水は食塩水ポンプ11により矢印Bで示すように電解槽9に送られ、その入口で水道水と合流する。電解槽9内には電極12,13が設置されており、食塩水が注入された水道水は電源14から極性切換回路15を介して電極12,13に印加された直流電圧により電気分解され、マイナス電極12付近にはアルカリ性水が、またプラス電極13付近には酸性水が生成する。三方弁16はマイナス電極12付近のイオン水を矢印Cで示すように吐水口3に流すか、矢印Dで示すように排水口4に流すかを切り換えるもので、イオン水生成中は吐水口3側に切り換えられている。プラス電極13付近のイオン水はそのまま排水口4に流れる。
【0009】
図1は上記イオン水生成器の制御ブロック図で、マイクロコンピュータからなる制御部17は待機状態において、吐水開始スイッチ5及び吐水終了スイッチ6からの信号を受け付けて、上水弁8、食塩水ポンプ11及び電源14をそれぞれオンオフ制御する。また、制御部17はタイマを内蔵し、イオン水生成の延べ時間が一定時間、例えば1時間になると一定時間、例えば5分間電極洗浄を行う。この電極洗浄とは、極性切換回路15を切り換えて電極12,13に対する印加電圧の極性を反転するとともに、三方弁16を排水口4側に切り換えて上水弁8を介して電解槽9に供給される水道水の電気分解を行い、生じたイオン水はすべて排水口4から排出することである。極性切換回路15は図1に示すように、2個のリレーを組み合わせて正極と負極とを入れ換える回路である。なお、電極洗浄時には食塩水ポンプ11は動作させる必要はない。
【0010】
制御部17には、後述するように電極洗浄を中止した際の制御データを記憶させるために、半導体メモリからなる記憶部18が設けられている。また、制御部17の図示しないRAMには、毎回必要な電極洗浄量、いまの場合は洗浄時間として5分間が設定入力され、電極洗浄を中止してイオン水を吐水する際の許容量、いまの場合は吐水時間として3分間が設定入力されている。
【0011】
図4は電極洗浄に係る制御部17の制御プログラムを示すフローチャートである。図4において、運転待機中に電極洗浄の開始信号が発生すると、電極洗浄を開始し、同時に電極洗浄量(いまの場合は洗浄時間)を計測する洗浄タイマをスタートする(ステップS1)。次いで、洗浄タイマの計測値が必要洗浄時間の5分間を越えたかをチェックし(ステップS2)、越えたらタイマをすべてリセットし、記憶部18の記憶値をクリヤして待機状態とする(ステップS11)。5分間を越えていなければ吐水開始スイッチ5からの入力の有無をチェックし(ステップS3)、入力がなければステップS2に戻る。
【0012】
ステップS3において吐水開始入力があれば、それまでの洗浄タイマの計測値を記憶部18に記憶させ、電極洗浄を中止してイオン水の吐水を開始し、同時にイオン水の吐水量を計測する手段としての吐水タイマをスタートする(ステップS4)。次いで、吐水タイマの計測値が許容吐水時間の3分間を越えたかをチェックし(ステップS5)、越えなければ続いて吐水終了スイッチ6からの入力の有無をチェックする(ステップS6)。そして、入力がなければステップS5に戻るが、入力があればイオン水吐水を終了した後(ステップS7)、電極洗浄を再開し、同時に洗浄再開後の洗浄時間を計測する再洗浄タイマをスタートする(ステップS8)。
【0013】
次いで、再洗浄タイマの計測値が、5分間から記憶部18に記憶された洗浄タイマの計測値を差し引いた残りの値を越えたかをチェックし(ステップS9)、越えたらタイマをすべてリセットし、記憶部18の記憶値をクリヤして待機状態に戻る(ステップS11)。一方、ステップS5において、吐水タイマの計測値が3分間を越えたら、イオン水の吐水を終了し、表示部7に警報を表示して(ステップS10)、ステップS8に移り、電極洗浄を再開する。
【0014】
上述実施の形態において、電極洗浄量及びイオン水吐水量は時間により計測したが、流量計により原水(水道水)又はイオン水の流量を積算して計測してもよい。また、運転待機中の電極洗浄はタイマ制御により自動的に開始したが、タイマ制御によるランプの点灯、あるいは使用者の判断に基づいて洗浄開始スイッチを手動操作するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
この発明によれば、電極洗浄中でもイオン水の吐水が可能なので、イオン水生成器の使い勝手が向上するとともに、吐水終了後は洗浄を自動再開させることにより洗浄の不十分が回避され、また洗浄中断中のイオン水の吐水量を制限することにより、特性の低下したイオン水の過度の使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すイオン水生成器の制御ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態を示すイオン水生成器の外観を示す正面図である。
【図3】図2のイオン水生成器の内部構成図である。
【図4】図1における制御部の制御プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給水口
3 イオン水吐水口
5 吐水開始スイッチ
6 吐水終了スイッチ
7 表示部
9 電解槽
12 電極
13 電極
14 電源
15 極性切換回路
Claims (2)
- 電極を設置した電解槽に水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前記電解槽内の水を電気分解してイオン水を連続的に生成して吐水するとともに、前記電極に印加する直流電圧の極性を切り換えることにより電極洗浄を行うようにしたイオン水生成器において、
電極洗浄を中止して行うイオン水吐水の許容量を設定する手段と、イオン水の吐水量を計測する手段と、電極洗浄中にイオン水吐水要求があれば電極洗浄を中止してイオン水の吐水を行うとともに、電極洗浄中止中のイオン水の吐水量が前記許容量に達したらイオン水の吐水を停止して電極洗浄を再開する制御手段とを設けたことを特徴とするイオン水生成器。 - イオン水の吐水停止と同時に警報を発する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のイオン水生成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05851297A JP3547068B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | イオン水生成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05851297A JP3547068B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | イオン水生成器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10235355A JPH10235355A (ja) | 1998-09-08 |
JP3547068B2 true JP3547068B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=13086490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05851297A Expired - Fee Related JP3547068B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | イオン水生成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3547068B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108862482A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-11-23 | 三泰万维思源(青岛)健康科技有限公司 | 电极的清洗控制方法、装置、饮水设备及存储介质 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP05851297A patent/JP3547068B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10235355A (ja) | 1998-09-08 |
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