JP3545213B2 - Laser annealing equipment - Google Patents
Laser annealing equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP3545213B2 JP3545213B2 JP21130498A JP21130498A JP3545213B2 JP 3545213 B2 JP3545213 B2 JP 3545213B2 JP 21130498 A JP21130498 A JP 21130498A JP 21130498 A JP21130498 A JP 21130498A JP 3545213 B2 JP3545213 B2 JP 3545213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- process chamber
- substrate
- stage
- laser annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置用薄膜トランジスタ(TFT)等の製造工程において、基板の薄膜にレーザ光を照射し、基板にエネルギを付与するレーザアニール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガラス等の絶縁性基板上にTFTを有する半導体装置としては、TFTを画素の駆動に用いるアクティブマトリクス型液晶表示装置やイメージセンサ等が知られている。これらの装置に使用されるTFTには、薄膜状のSi半導体が用いられるのが一般的である。
【0003】
薄膜状のSi半導体は、非晶質Si半導体からなるものと、結晶性を有するSi半導体からなるものとに大別される。非晶質Si半導体は、作製温度が低く、CVD法で比較的容易に作製可能で、しかも、量産性に富むため、最も一般的に用いられている。しかしながら、非晶質Si半導体は、結晶性を有するSi半導体に比べ、電流駆動能力が劣るという欠点を有している。したがって、今後、高速特性を得るためには、結晶性を有するSi半導体からなるTFTの製造方法の確立が強く求められる。
【0004】
結晶性を有するSi半導体としては、単結晶Si、多結晶Si、微結晶Si、結晶成分を含む非結晶Si、又は結晶性と非結晶性との中間の状態を有する非晶質Si等が知られている。これら結晶性を有するTFTは、非晶質のTFTに比べて移動度が高い。そのため、駆動力が向上して画素とドライバ回路の一体化が可能となり、微細化が可能で高開口率や高密度化を実現することができる。
【0005】
結晶性を有するSi半導体薄膜を形成する具体的な方法としては、熱拡散炉で加熱する固相成長法(SPC法)と、レーザ光を照射して溶融固化させることにより結晶化するレーザアニール法とがあげられる。SPC法は、非晶質Siを均一に多結晶Siに結晶化できるものの、熱処理が1000℃付近の高温で行われるため、耐熱性の低い安価なガラス基板を使用することができない。そこで、絶縁性基板へのダメージが少なく、低温処理が可能な方法として非晶質Siの光吸収の高いエキシマレーザを用いたレーザアニール法が重要視されている。
【0006】
従来のレーザアニール装置は、図4に示すように、レーザ発振機1からプロセスチャンバ3の絶縁性基板5上の非晶質Si半導体薄膜にエキシマレーザ光を光学系2を介し照射し、絶縁性基板5にエネルギを付与して多結晶化するようにしている。
【0007】
プロセスチャンバ3は、基本的には密閉構造に構成され、絶縁性基板5を搭載するステージ8を内蔵している。絶縁性基板5は、その表面にプラズマCVD法により非晶質Si半導体薄膜が堆積され、ステージ8の加熱機構で加熱されて脱水素処理された後、レーザアニール処理される。また、ステージ8にはステージ走査機構9が連結され、このステージ走査機構9により、ステージ8上の絶縁性基板5がXY方向に移動、位置決めされる。また、プロセスチャンバ3の上部の取付口10にはウインド4が嵌着されている。
【0008】
上記構成において、絶縁性基板5を搭載したステージ8を一定の移動量で移動させ、絶縁性基板5の非晶質Si半導体薄膜にエキシマレーザ光をウインド4を介し照射して溶融固化させれば、結晶性を向上させ、周囲と異なる結晶性を有する多結晶Siを形成することができる。
【0009】
なお、この種の関連先行技術文献として、特開平9−17744号や特開平9−260303号公報等があげられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレーザアニール装置は、以上のように構成され、エキシマレーザ光を照射し続けると、非晶質Si半導体薄膜の表面から蒸発又は飛散したSiがウインド4に付着するので、この付着したSiが汚れとなり、エキシマレーザ光を吸収して透過率が低下することとなる。この問題を解消する方法としては、プロセスチャンバ3からウインド4を取り外してクリーニングする方法があげられる。しかしながら、このクリーニング法には時間と費用がかかり、しかも、メンテナンス性が非常に悪いという欠点がある。
【0011】
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、飛散物等がウインドに付着するのを防止し、クリーニングに要する時間と費用とを低減することのできるレーザアニール装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を達成するため、基板処理用のプロセスチャンバと、このプロセスチャンバ内に設置される基板搭載用のステージと、該プロセスチャンバ内の基板にレーザ光を導くウインドとを備え、該基板の薄膜に該レーザ光を照射して基板にエネルギを付与するものであって、
上記ウインドを、上記プロセスチャンバの外側に位置するプロセスウインドと、該プロセスチャンバの内部に位置する交換可能な汚染防止ウインドとから二重構造に構成してプロセスチャンバの内外方向に並べ、該汚染防止ウインドを上記基板とほぼ同サイズとするとともに、この汚染防止ウインドを上記プロセスチャンバの上部と上記ステージとの間を昇降する昇降支持手段に着脱自在に支持させるようにしたことを特徴としている。
【0014】
ここで、特許請求の範囲における基板には各種の種類や大きさがあるが、レーザアニール処理の対象となるものであれば、特に限定しない。また、薄膜には、少なくともSi膜とITO膜とが含まれる。また、レーザアニール装置には、ルビー、YAGレーザ、又はエキシマレーザを使用するパルスレーザアニール装置と、Ar、Kr、CO2、及びエキシマレーザを使用するCW(continuos wave)レーザアニール装置とがあるが、いずれでも良い。また、昇降支持手段は、各種のシリンダ、電磁ソレノイド、又はモータ等のアクチュエータと、チャック機構、カム機構、ねじ機構、歯車機構、又はリンク機構とを適宜組み合わせて構成することができる。また、汚染防止ウインドは、通常処理される基板のサイズと同サイズか、あるいは実質的に同一と認められるサイズとすると良い。
【0015】
本発明によれば、アニール処理の際、基板の薄膜から材料が蒸発したり、飛散等するが、この材料は、プロセスチャンバ内部の汚染防止ウインドに付着し、プロセスチャンバ外側のプロセスウインドに対する付着が規制される。汚染防止ウインドが汚れたら、新しい汚染防止ウインドに交換すれば良い。したがって、外側ウインドの透過率の低下を抑制防止することができる。
【0016】
また、汚れた汚染防止ウインドを交換する場合、昇降支持手段を下降させて汚染防止ウインドを昇降支持手段からステージに移し、このステージをプロセスチャンバの外部に搬出すれば、汚染防止ウインドを取り出し、新たな汚染防止ウインドに交換することができる。さらに、汚染防止ウインドが基板とほぼ同じサイズなので、ステージに汚染防止ウインドを搭載することができ、基板搭載用のステージを汚染防止ウインドのメンテナンス作業に有効に活用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではない。
本実施形態におけるレーザアニール装置は、図1に示すように、レーザ発振機1からエキシマレーザ光が光学系(ホモジナイザー)2を介し照射されるプロセスチャンバ3と、このプロセスチャンバ3内の処理基板である絶縁性基板5にエキシマレーザ光を導くウインド4とを備え、このウインド4を、プロセスウインド12と汚染防止ウインド13とから二重構造に構成するようにしている。
【0018】
レーザ発振機1のエキシマレーザ光(図1の矢印参照)は、その照射強度が200〜400mJ/cm2程度とされ、焦点が光学系2によりフォーカスされるとともに、プロセスチャンバ3内にウインド4を介して入射する。光学系2は、XY方向に移動可能に構成され、エキシマレーザ光のサイズを変え、面内の均一性を向上させるよう機能する。
【0019】
プロセスチャンバ3は、レーザ光を通さない金属を用いて基本的には密閉構造に構成され、絶縁性基板5を大気から隔離して処理できるよう機能する。このプロセスチャンバ3には不活性ガス(N2等)用の導入系6と不活性ガス用の排気系7とがそれぞれ配設され、これらガス導入系6とガス排気系7とにより、プロセスチャンバ3の圧力や雰囲気等が処理工程に応じて調整される。また、プロセスチャンバ3には絶縁性基板5を搭載するステンレス製のステージ8が内蔵され、このステージ8には図示しない加熱機構が設置されるとともに、ステージ走査機構9が連結されており、このステージ走査機構9により、ステージ8上の絶縁性基板5がXY方向に移動、位置決めされる。
【0020】
プロセスチャンバ3の上部中央にはウインド4用の取付口10が穿設され、この取付口10の周縁部には汚染防止ウインド13用の一対の支持フック11が昇降可能に取り付けられている。各支持フック11は、ほぼL字形に形成され、プロセスチャンバ3の内部上方とステージ8との間を昇降する(図2参照)。
【0021】
プロセスウインド12は、プロセスチャンバ3の取付口10に嵌着されている。このプロセスウインド12は、不活性ガスの置換時にプロセスチャンバ3内が真空状態となるので、それに耐えられるよう石英等を用いて厚く構成されている。さらに、汚染防止ウインド13は、プロセスウインド12よりも大きく構成されるとともに、絶縁性基板5と同サイズに薄く構成され、一対の支持フック11に着脱自在に水平状態に保持されてプロセスウインド12の直下に隙間を介して位置する。その他の部分については、従来例と同様であるので説明を省略する。
【0022】
上記構成において、絶縁性基板5にレーザアニール処理を施すには、先ず、ステージ8に絶縁性基板5をセットし、プロセスチャンバ3にステージ8を搬入し、プロセスチャンバ3に不活性ガスを導入して雰囲気を維持する。次いで、ステージ8を加熱するとともに、絶縁性基板5を搭載したステージ8と光学系2とを一定の移動量でそれぞれXY方向に移動させ、絶縁性基板5の非晶質Si半導体薄膜にエキシマレーザ光を局部的に照射して溶融固化させれば、結晶性を向上させ、周囲と異なる結晶性を有する多結晶Siを形成することができる。
【0023】
上記レーザアニール処理の際、非晶質Si半導体薄膜の表面からSiの一部が蒸発したり、飛散するが、このSiの一部は、汚染防止ウインド13に付着し、この汚染防止ウインド13の上方に位置するプロセスウインド12に付着することがない。
【0024】
そしてその後、プロセスチャンバ3から絶縁性基板5が取り出され、この絶縁性基板5が所定の工程に経ることにより、薄膜トランジスタが製造される。なお、汚れた汚染防止ウインド13を交換する場合には、一対の支持フック11を下降させて汚染防止ウインド13をステージ8に載せ、プロセスチャンバ3からステージ8を搬出すれば、プロセスチャンバ3を開放することなく汚染防止ウインド13を取り出し、新規な汚染防止ウインド13に交換することができる(図2及び図3参照)。
【0025】
上記構成によれば、汚染防止ウインド13に蒸発、あるいは飛散したSiが付着するので、プロセスウインド12を清浄に維持してその透過率の低下をきわめて有効に防止することができ、非晶質Si半導体薄膜に所定のエネルギのエキシマレーザ光を確実に照射することができる。また、汚染防止ウインド13を絶縁性基板5と同様に扱えるよう、同サイズとしているので、ステージ8を利用して安価な汚染防止ウインド13を簡単に交換することが可能となる。したがって、クリーニング作業の迅速化、円滑化、及び容易化が期待できる。さらに、汚染防止ウインド13の交換は、プロセスウインド12の研磨再生よりも安価であるから、低コストを実現することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、レーザ光の照射時に飛散物等がウインドに付着するのを防止し、ウインドのクリーニングに要する時間と費用を低減することができるという効果がある。また、汚染防止ウインドが基板とほぼ同じサイズなので、ステージに汚染防止ウインドを搭載でき、基板搭載用のステージを汚染防止ウインドのメンテナンス作業に有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザアニール装置の実施形態を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るレーザアニール装置の実施形態における汚染防止ウインドの交換作業を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係るレーザアニール装置の実施形態における汚染防止ウインドの搬出作業を示す断面説明図である。
【図4】従来のレーザアニール装置の実施形態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振機
2 光学系
3 プロセスチャンバ
4 ウインド
5 絶縁性基板(基板)
8 ステージ
11 支持フック(昇降支持手段)
12 プロセスウインド
13 汚染防止ウインド[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser annealing apparatus that irradiates a thin film on a substrate with a laser beam in a manufacturing process of a thin film transistor (TFT) for a liquid crystal display device and gives energy to the substrate.
[0002]
[Prior art]
As a semiconductor device having a TFT on an insulating substrate such as glass, an active matrix type liquid crystal display device and an image sensor using the TFT for driving pixels are known. In general, a thin film Si semiconductor is used for the TFT used in these devices.
[0003]
Thin-film Si semiconductors are broadly classified into those made of an amorphous Si semiconductor and those made of a crystalline Si semiconductor. Amorphous Si semiconductors are most commonly used because they have a low manufacturing temperature, can be manufactured relatively easily by the CVD method, and have high mass productivity. However, an amorphous Si semiconductor has a drawback that current driving capability is inferior to a crystalline Si semiconductor. Therefore, in order to obtain high-speed characteristics in the future, it is strongly required to establish a method for manufacturing a TFT made of a crystalline Si semiconductor.
[0004]
Known crystalline Si semiconductors include single-crystal Si, polycrystalline Si, microcrystalline Si, amorphous Si containing a crystalline component, or amorphous Si having an intermediate state between crystalline and amorphous. Have been. These crystalline TFTs have higher mobility than amorphous TFTs. Therefore, the driving force is improved, the pixel and the driver circuit can be integrated, and miniaturization can be performed, and a high aperture ratio and a high density can be realized.
[0005]
As a specific method of forming a Si semiconductor thin film having crystallinity, there are a solid phase growth method (SPC method) in which heating is performed in a thermal diffusion furnace, and a laser annealing method in which laser light is applied to melt and solidify to crystallize. And In the SPC method, although amorphous Si can be uniformly crystallized into polycrystalline Si, an inexpensive glass substrate with low heat resistance cannot be used because the heat treatment is performed at a high temperature of around 1000 ° C. Therefore, a laser annealing method using an excimer laser having high light absorption of amorphous Si is regarded as important as a method capable of performing low-temperature processing with little damage to an insulating substrate.
[0006]
As shown in FIG. 4, a conventional laser annealing apparatus irradiates an amorphous Si semiconductor thin film on an insulating substrate 5 of a
[0007]
The
[0008]
In the above configuration, if the
[0009]
Related prior art documents of this type include JP-A-9-17744 and JP-A-9-260303.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional laser annealing apparatus is configured as described above, and if the excimer laser beam is continuously irradiated, Si evaporated or scattered from the surface of the amorphous Si semiconductor thin film adheres to the window 4, so that the adhered Si is removed. It becomes dirty and absorbs the excimer laser light, resulting in a decrease in transmittance. As a method of solving this problem, there is a method of removing the window 4 from the
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a laser annealing apparatus capable of preventing flying objects and the like from adhering to a window and reducing the time and cost required for cleaning. .
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention includes a process chamber for processing a substrate, a stage for mounting a substrate installed in the process chamber, and a window for guiding a laser beam to a substrate in the process chamber. Irradiating the laser beam to the thin film of the substrate to impart energy to the substrate,
The window is formed in a double structure from a process window located outside the process chamber and a replaceable pollution control window located inside the process chamber, and arranged in a direction toward the inside and outside of the process chamber, The window is substantially the same size as the substrate, and the contamination prevention window is detachably supported by elevating support means for elevating between the upper part of the process chamber and the stage.
[0014]
Here, although there are various types and sizes of substrates in the claims, there is no particular limitation as long as the substrates can be subjected to laser annealing. The thin film includes at least a Si film and an ITO film. The laser annealing apparatus includes a pulse laser annealing apparatus using a ruby, YAG laser, or excimer laser, and a CW (continuos wave) laser annealing apparatus using Ar, Kr, CO 2 , and an excimer laser. , Any one is fine. Further, the lifting support means can be configured by appropriately combining various types of actuators such as cylinders, electromagnetic solenoids, or motors, and a chuck mechanism, a cam mechanism, a screw mechanism, a gear mechanism, or a link mechanism. In addition, the contamination prevention window is preferably the same size as the size of a substrate to be processed normally, or a size recognized to be substantially the same.
[0015]
According to the present invention, during the annealing process, the material evaporates or scatters from the thin film of the substrate, but this material adheres to the contamination prevention window inside the process chamber and adheres to the process window outside the process chamber. Be regulated. If the pollution control window becomes dirty, it can be replaced with a new pollution control window. Therefore, it is possible to prevent the transmittance of the outer window from decreasing.
[0016]
Also, when replacing a dirty contamination prevention window, the lifting / lowering support means is lowered to move the contamination prevention window from the lifting / lowering support means to the stage, and if this stage is carried out of the process chamber, the contamination prevention window is taken out and a new window is taken out. It can be replaced with a new pollution prevention window. Further, since the contamination prevention window is almost the same size as the substrate, the contamination prevention window can be mounted on the stage, and the stage for mounting the substrate can be effectively used for the maintenance work of the contamination prevention window.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings, but the present invention is not limited to the following embodiments.
As shown in FIG. 1, the laser annealing apparatus according to the present embodiment includes a
[0018]
The irradiation intensity of the excimer laser light (see the arrow in FIG. 1) of the
[0019]
The
[0020]
At the center of the upper part of the
[0021]
The
[0022]
In the above configuration, in order to perform laser annealing on the insulating substrate 5, first, the insulating substrate 5 is set on the
[0023]
During the laser annealing treatment, part of the Si evaporates or scatters from the surface of the amorphous Si semiconductor thin film, but part of the Si adheres to the
[0024]
After that, the insulating substrate 5 is taken out of the
[0025]
According to the above configuration, the evaporated or scattered Si adheres to the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to prevent flying objects and the like from adhering to the window when irradiating laser light, and to reduce the time and cost required for cleaning the window. Further, since the pollution prevention window is almost the same size as the substrate, the pollution prevention window can be mounted on the stage, and the substrate mounting stage can be effectively used for the maintenance work of the pollution prevention window.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory sectional view showing an embodiment of a laser annealing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory sectional view showing an operation of replacing a contamination prevention window in the embodiment of the laser annealing apparatus according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory cross-sectional view showing an operation of unloading a contamination prevention window in the embodiment of the laser annealing apparatus according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory sectional view showing an embodiment of a conventional laser annealing apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8 stage 11 support hook (elevation support means)
12
Claims (1)
上記ウインドを、上記プロセスチャンバの外側に位置するプロセスウインドと、該プロセスチャンバの内部に位置する交換可能な汚染防止ウインドとから二重構造に構成してプロセスチャンバの内外方向に並べ、該汚染防止ウインドを上記基板とほぼ同サイズとするとともに、この汚染防止ウインドを上記プロセスチャンバの上部と上記ステージとの間を昇降する昇降支持手段に着脱自在に支持させるようにしたことを特徴とするレーザアニール装置。A process chamber for processing a substrate, a stage for mounting a substrate installed in the process chamber, and a window for guiding a laser beam to a substrate in the process chamber, and irradiating the thin film on the substrate with the laser beam. A laser annealing apparatus for applying energy to the substrate by
The window is formed in a double structure from a process window located outside the process chamber and a replaceable pollution control window located inside the process chamber, and arranged in a direction toward the inside and outside of the process chamber, Laser annealing, wherein the window has substantially the same size as the substrate, and the contamination prevention window is removably supported by elevating support means for elevating between the upper part of the process chamber and the stage. apparatus.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130498A JP3545213B2 (en) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | Laser annealing equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130498A JP3545213B2 (en) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | Laser annealing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000049110A JP2000049110A (en) | 2000-02-18 |
JP3545213B2 true JP3545213B2 (en) | 2004-07-21 |
Family
ID=16603735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21130498A Expired - Fee Related JP3545213B2 (en) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | Laser annealing equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3545213B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003007634A (en) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | Method and equipment for heat-treating wafer |
WO2018074281A1 (en) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 株式会社日本製鋼所 | Method for manufacturing annealed body, laser anneal base stage, and laser anneal device |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP21130498A patent/JP3545213B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000049110A (en) | 2000-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5529630A (en) | Apparatus for manufacturing a liquid crystal display substrate, and apparatus for evaluating semiconductor crystals | |
KR100689315B1 (en) | Device for crystallizing silicon thin layer and method for crystallizing using the same | |
CN106783536B (en) | Laser annealing equipment, polycrystalline silicon thin film and preparation method of thin film transistor | |
JPH11307450A (en) | Reforming method of thin film and device used for its operation | |
JPH09270393A (en) | Laser light irradiation device | |
US20040134417A1 (en) | Mask for crystallizing, method of crystallizing amorphous silicon and method of manufacturing array substrate using the same | |
JPH118205A (en) | Manufacture of semiconductor device and laser beam irradiation device | |
US7767558B2 (en) | Method of crystallizing amorphous silicon and device fabricated using the same | |
JP2603418B2 (en) | Method for manufacturing polycrystalline semiconductor thin film | |
JP3545213B2 (en) | Laser annealing equipment | |
EP2299476A1 (en) | Method and apparatus for laser annealing | |
JPH1084114A (en) | Thin-film semiconductor device and manufacture thereof | |
JP3735394B2 (en) | Method for manufacturing thin film semiconductor device | |
JP2002057105A (en) | Method and device for manufacturing semiconductor thin film, and matrix circuit-driving device | |
JPH11135452A (en) | Method and apparatus for manufacturing semiconductor device | |
KR100594924B1 (en) | Semiconductor devices and methods of manufacture thereof | |
US7563732B2 (en) | Method and apparatus for forming polycrystalline layer using laser crystallization | |
JP3196132B2 (en) | Method for manufacturing liquid crystal display substrate, method for evaluating semiconductor crystal, method for manufacturing semiconductor crystal thin film, and apparatus for manufacturing semiconductor crystal thin film | |
JPH07221035A (en) | Substrate treating device and its operation | |
JP3901758B2 (en) | Method for manufacturing liquid crystal display device | |
JP4959876B2 (en) | apparatus | |
JP2007073941A (en) | Method of crystallizing non-crystal semiconductor film, and device of manufacturing substrate to be treated for crystallization | |
JP3797257B2 (en) | Semiconductor device manufacturing method and semiconductor manufacturing apparatus | |
JPH06177033A (en) | Laser annealing | |
CN111095482A (en) | Method for treating target material |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040406 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040407 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |