JP3439094B2 - 回線接続方法および回線接続装置 - Google Patents
回線接続方法および回線接続装置Info
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Description
び回線接続装置に関し、特にたとえば極性を有するデジ
タル回線に機器を接続するための回線接続方法および回
線接続装置に関する。
タル回線は、極性を有するメタリック線(2本/1対)
で構成されており、デジタル回線とPHS公衆基地局と
の接続にあたっては極性に留意する必要がある。すなわ
ち、PHS公衆基地局の設置にあたっては、接続するデ
ジタル回線の極性を予め確認し、極性が一致するように
PHS公衆基地局の所定の接続点にデジタル回線を接続
する必要があった。
HS公衆基地局はPHS網とのリンクを確立することが
できず通信が不可能になる。
を誤ることなくデジタル回線に機器を確実に接続でき
る、回線接続方法および回線接続装置を提供することで
ある。
に、請求項1に記載の回線接続方法は、極性を有するデ
ジタル回線に機器を接続するための回線接続方法であっ
て、制御手段が第1の接続情報に基づいて前記デジタル
回線と前記機器との接続状態を検知するステップ(a−
1)と、前記ステップ(a−1)において接続の異常を
検知したとき、前記デジタル回線と前記機器との接続を
切り替えるステップ(b−1)、および前記ステップ
(b−1)の後、前記制御手段が第2の接続情報に基づ
いて前記デジタル回線と前記機器との接続状態を再度検
知するステップ(b−2)を含み、前記ステップ(b−
2)において接続が正常であることを検知するまで前記
ステップ(b−1)および前記(b−2)を繰り返し
て、極性が一致するように前記デジタル回線と前記機器
との接続を切り替えるステップ(b)を備える。
1に記載の回線接続方法において、前記第1の接続情報
は前記デジタル回線を介して前記機器に供給される電流
に関する給電情報を含み、前記第2の接続情報は前記機
器の同期に関する同期情報を含むものである。
1に記載の回線接続方法において、前記ステップ(a−
1)は、前記デジタル回線と前記機器との接続を開放す
るステップ(a−2)、および前記デジタル回線の極性
を検知するステップ(a−3)を含み、前記ステップ
(b)は、前記ステップ(a−1)における検知結果に
応じて前記デジタル回線と前記機器との接続を切り替え
るものである。
3に記載の回線接続方法において、前記ステップ(a−
1)における検知結果は前記制御手段に与えられ、前記
ステップ(b)ではその検知結果に応じた前記制御手段
からの切り替え指示に基づいて前記デジタル回線と前記
機器との接続が切り替えられるものである。
3に記載の回線接続方法において、前記ステップ(b)
では、前記ステップ(a−1)における検知結果を直接
用いて前記デジタル回線と前記機器との接続を切り替え
るものである。
1ないし5のいずれかに記載の回線接続方法において、
前記機器はPHS基地局を含むものである。
1ないし6のいずれかに記載の回線接続方法において、
前記デジタル回線はISDN回線を含むものである。
有するデジタル回線に機器を接続するための回線接続装
置であって、前記デジタル回線と前記機器との接続状態
を検知する検知手段、および前記検知手段での検知結果
に応じて極性が一致するように前記デジタル回線と前記
機器との接続を切り替える切替手段を備え、前記検知手
段は、前記デジタル回線からの給電に関する給電情報に
基づいて前記デジタル回線と前記機器との接続状態を検
知し、かつ前記デジタル回線と前記機器との接続を切り
替えた後に前記機器の同期に関する同期情報に基づいて
前記デジタル回線と前記機器との接続状態を再度検知す
る制御手段を含み、前記切替手段は前記制御手段での検
知結果に応じて前記デジタル回線と前記機器との接続を
切り替えるものである。
8に記載の回線接続装置において、前記検知手段は、前
記デジタル回線を開放する回線開放手段、前記デジタル
回線の開放時に前記デジタル回線の極性を検知する極性
検出手段、および前記極性検出手段による検出結果に応
じて極性が一致するように前記デジタル回線と前記機器
との接続切り替えを指示する制御手段を含み、前記切替
手段は、前記制御手段からの指示に応じて前記デジタル
回線と前記機器との接続を切り替えるものである。
項8に記載の回線接続装置において、前記検知手段は、
前記デジタル回線を開放する回線開放手段、および前記
デジタル回線の開放時に前記デジタル回線の極性を検知
する極性検出手段を含み、前記切替手段は、前記極性検
出手段からの指示に応じて前記デジタル回線と前記機器
との接続を切り替えるものである。
項8ないし10のいずれかに記載の回線接続装置におい
て、前記機器はPHS基地局を含むものである。
項8ないし11のいずれかに記載の回線接続装置におい
て、前記デジタル回線はISDN回線を含むものであ
る。
ジタル回線と機器との接続状態の検知」には、「デジタ
ル回線の極性の検知」が含まれる。
いて図面を参照して説明する。
回線接続装置10aは、たとえばISDN回線などの極
性を有するデジタル回線12に、機器14を接続するた
めのものである。機器14は、DSU(Digital Servic
e Unit)16およびそれに接続される端末装置18を含
み、したがって、回線接続装置10aは、デジタル回線
12とDSU16とを接続する。
種で、デジタル回線終端装置または宅内回線終端装置と
もいい、端末装置18から送られてくるデジタル信号を
デジタル回線12で伝送するため速度や形式の変換を行
う装置である。たとえば、DSU16をユーザ宅内に設
置すると、DSU16と電話局内に設置する加入者線端
局装置(SLT)との間で、320kbpsピンポン伝
送方式により、デジタル回線12にて144kbps
(2B+D)の双方向通信を行う。なお、以下、DSU
16の極性は、ラインL2側が正(+)、ラインL1側
が負(−)という前提で説明を進める。
端子板20には、たとえばメタリック線(2本/1対)
からなるデジタル回線12が接続される。デジタル回線
12は端子板20を介して極性切替回路22に接続さ
れ、極性切替回路22にはDSU16が接続される。極
性切替回路22によって、DSU16に接続されるデジ
タル回線12の極性が切り替えられる。DSU16から
の給電情報および同期情報は制御回路24に与えられ、
制御回路24はそれらの情報に応じて極性切替回路22
に極性切替の指示を行う。このように、給電情報および
同期情報を用いるのは、デジタル回線12の極性とDS
U16の極性とが逆であれば、デジタル回線12からの
給電もなく、また、信号を受信することもできず、デー
タの受信や通話が不可能となるからである。したがっ
て、制御回路24が給電情報や同期情報に基づいてデジ
タル回線12とDSU16との接続状態すなわちデジタ
ル回線12の極性を判断し、極性切替の指示を行う。
の動作について図2を参照して説明する。
からの給電情報に基づいて、デジタル回線12からの給
電が所定時間以上絶たれているか否かが監視される(ス
テップS1)。給電が所定時間以上絶たれていなけれ
ば、給電を監視し続け、給電が所定時間以上絶たれてい
ることが検出されれば、制御回路24から極性切替回路
22へ極性切替の指示が出され、極性切替回路22で極
性が切り替えられる(ステップS3)。極性が切り替え
られた後、制御回路24によって、所定時間内にDSU
16で同期が確立するか否かが監視される(ステップS
5)。
立しなければ、ステップS3に戻り、再度、制御回路2
4から極性切替回路22へ極性切替の指示が行われ、極
性が切り替えられる。
には、終了する。
よれば、DSU16からの給電情報および同期情報に基
づいて自動的に、デジタル回線12とDSU16との接
続状態すなわちデジタル回線12の極性が判断され、そ
の結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えられ
るので、機器14を設置する際の極性判断が不要とな
り、機器14の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
施の形態の回線接続装置10bは、端子板20と極性切
替回路22との間に、回線開放回路26および極性検出
回路28が介挿されたものである。すなわち、端子板2
0の一方端は、回線開放回路26によって、極性切替回
路22または極性検出回路28に接続される。回線開放
回路26への回線開放指示は、制御回路24から与えら
れる。
含み、フォトカプラ30は、フォトダイオード32とフ
ォトトランジスタ34とから構成される。フォトダイオ
ード32のカソードと回線開放回路26との間には抵抗
36が接続され、フォトダイオード32のアノードには
逆電圧保護用のダイオード37が直列接続される。フォ
トトランジスタ34のエミッタは接地され、フォトトラ
ンジスタ34のコレクタは電源電圧VCCに抵抗を介し
て接続される。フォトトランジスタ34はフォトダイオ
ード32からの光によって導通され、フォトトランジス
タ34のコレクタ出力が極性検出結果として、制御回路
24に与えられる。
ダイオード32に電流が流れ、フォトカプラ30を通じ
て制御回路24に極性が逆であることを示す極性検出結
果が与えられる。制御回路24は、この極性検出結果に
基づいて、極性切替回路22へデジタル回線12の極性
を逆にするように、極性の切替指示を行う。
ては、回線接続装置10aと同様であるので、その説明
は省略する。
の動作を図4を参照して説明する。
へ回線開放の指示が出され、デジタル回線12が極性検
出回路28へ接続される(ステップS11)。
タル回線12が開放されている状態すなわち初期状態に
おける給電極性が検出される(ステップS13)。
回路24に与えられ、制御回路24は、その検出結果に
応じて、極性切替回路22に極性切替の指示を行い、極
性を切り替えさせる(ステップS15)。すなわち、デ
ジタル回線12の極性とDSU16の極性とが一致して
おれば、デジタル回線12の極性は切り替えられず、デ
ジタル回線12の極性とDSU16の極性とが逆であれ
ば、デジタル回線12の極性が切り替えられる。
6へ回線の開放終了が指示され、デジタル回線12が極
性切替回路22へ接続され(ステップS17)、終了す
る。
よれば、極性検出回路28による給電極性の検出結果に
応じて、自動的にデジタル回線12の極性が判断され、
その結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えら
れるので、機器18を設置する際の極性確認が不要とな
り、機器18の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
回線12自体の極性を検出できるので、その検出結果に
応じて正確にデジタル回線12の極性を切り替えること
ができる。
ド32およびダイオード37は、図3の場合とは逆方向
に接続されて、端子A側が正(+)のときに電流が流れ
るようにしてもよい。このとき、制御回路24は、フォ
トトランジスタ34のコレクタ出力がLowのときに、
デジタル回線12の極性を逆にするように、極性切替の
指示を行う。
S17との順序を入れ替えててもよい。
他の実施の形態の回線接続装置10cは、デジタル回線
12の極性とDSU16の極性とは一致しているか、逆
か、またはデジタル回線12は断線しているかを検出す
るものである。
て極性検出回路38を用い、極性検出回路38からの検
出結果に基づいて制御回路24が極性切替の指示を出す
点を除いて、回線接続装置10bと同様であるので、重
複する説明は省略する。
他に、A点側が正(+)のときに反応するフォトカプラ
40を含む。フォトカプラ40は、フォトダイオード4
2およびフォトトランジスタ44を含み、フォトダイオ
ード42はフォトダイオード32に並列かつ逆向きに接
続され、フォトトランジスタ44のエミッタは接地さ
れ、コレクタは電源電圧VCCに抵抗を介して接続され
る。
側が正(+)のときにはフォトダイオード42に電流が
流れ、フォトトランジスタ44が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ44のコレク
タ出力が検出結果として制御回路24に与えられる。一
方、B点側が正(+)のときにはフォトダイオード32
に電流が流れ、フォトトランジスタ34が導通し、「B
点側が正(+)である」というフォトトランジスタ34
のコレクタ出力が検出結果として制御回路24に与えら
れる。さらに、デジタル回線12が断線しているときに
は、フォトダイオード32および34のいずれにも電流
は流れず、フォトトランジスタ34および44はいずれ
も導通しない。したがって、制御回路24には、「A点
側が正(+)である」という検出結果も、「B点側が正
(+)である」という検出結果も与えられず、そのと
き、制御回路24はデジタル回線12は断線されている
と判断し、極性切替回路22に極性切替の指示を与えな
い。
置10bの効果に加え、デジタル回線12の断線の有無
をも検出できるという効果が得られる。
の実施の形態の回線接続装置10dは、極性検出回路4
6での検出結果を制御回路24に与えることなく、直
接、極性切替回路48に与え、極性切替指示を行うもの
である。その他の構成については、回線接続装置10b
とほぼ同様であるので、その重複する説明は省略する。
む。フォトカプラ50は、フォトダイオード52および
フォトトランジスタ54を含み、フォトダイオード52
のカソードと回線開放回路26との間には抵抗56が接
続され、フォトダイオード52のアノードには逆電圧保
護用のダイオード57が直列接続される。フォトトラン
ジスタ54のエミッタにはトランジスタ58のコレクタ
が、フォトトランジスタ54のコレクタには極性切換回
路48のコイル60が、それぞれ接続される。トランジ
スタ58のベースには、制御回路24から所定のタイミ
ングでパルス信号が与えられ、このパルス信号の発生タ
イミングで極性が決定される。なお、トランジスタ58
のエミッタは接地される。
リレーを用いて構成される。極性切替回路48のコイル
60および62の一端は、それぞれ電源電圧VCCに接
続され、コイル60および62には、それぞれダイオー
ド61および63がスイッチング時の逆起電力吸収用の
ため並列接続される。
替回路48に接続を初期状態にする初期化指示が行われ
る。このとき、コイル62は励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
(+)のときにはフォトダイオード52に電流が流れ、
フォトトランジスタ54が導通する。この場合、フォト
トランジスタ54のコレクタ出力によってコイル60が
励磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、
B点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続
されるように、極性切替回路48は設定される。
の動作を図7を参照して説明する。
へ回線開放の指示が出され、それに応じて回線開放回路
26によって、デジタル回線12がDSU16側から切
り離され、デジタル回線12が極性検出回路46へ接続
される。このとき同時に、制御回路24からの初期化指
示によって、極性切替回路48が初期状態に、すなわち
A点がラインL2に、B点がラインL1にそれぞれ接続
されるように、設定される(ステップS21)。
タル回線12が開放されている状態における給電極性が
検出される(ステップS23)。
性検出回路46から直接、極性切替回路48に与えら
れ、極性切替回路48は、極性を切り替える(ステップ
S25)。すなわち、デジタル回線12の極性とDSU
16の極性とが一致していれば、デジタル回線12の極
性は切り替えられず、デジタル回線12の極性とDSU
16の極性とが逆であれば、デジタル回線12の極性が
切り替えられる。
わち逆極性が検出されると、フォトダイオード52に電
流が流れ、フォトトランジスタ54のコレクタ出力によ
ってコイル60が励磁され、デジタル回線12の極性が
逆になるように切り替えられる。一方、デジタル回線1
2の接続が正しいときにはコイル60は励磁されず、極
性は切り替えられず、初期状態のままである。
6へ回線の開放終了が指示され、デジタル回線12が極
性切替回路48へ接続され(ステップS27)、終了す
る。
よれば、極性検出回路46による給電極性の検出結果に
応じて、自動的にデジタル回線12の極性が判断され、
その結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えら
れるので、機器18を設置する際の極性確認が不要とな
り、機器18の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
回線12自体の極性を検出できるので、その検出結果に
応じて正確にデジタル回線12の極性を切り替えること
ができる。
テップS27との順序を入れ替えててもよい。
他の実施の形態の回線接続装置10eは、デジタル回線
12の極性とDSU16の極性とは一致しているか、逆
か、またはデジタル回線12は断線しているかを検出す
るものである。
て極性検出回路64を用い、かつ制御回路24からは初
期化の指示を出さない点を除いて、回線接続装置10d
と同様であるので、重複する説明は省略する。
他に、A点側が正(+)のときに反応するフォトカプラ
66を含む。フォトカプラ66は、フォトダイオード6
8およびフォトトランジスタ70を含み、フォトダイオ
ード68はフォトダイオード52に並列かつ逆向きに接
続され、フォトトランジスタ70のエミッタはトランジ
スタ58のコレクタに接続され、フォトトランジスタ7
0のコレクタは極性切替回路48のコイル62に接続さ
れる。
側が正(+)のときにはフォトダイオード68に電流が
流れ、フォトトランジスタ70が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ70のコレク
タ出力によってコイル62が励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
ダイオード52に電流が流れ、フォトトランジスタ54
が導通し、「B点側が正(+)である」というフォトト
ランジスタ34のコレクタ出力によってコイル60が励
磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、B
点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続さ
れるように、極性切替回路48は設定される。さらに、
デジタル回線12が断線しているときには、フォトダイ
オード52および68のいずれにも電流は流れず、フォ
トトランジスタ54および70はいずれも導通しない。
したがって、コイル60および62はいずれも励磁され
ず、極性切替回路48には極性切替の指示は与えられな
い。
置10dの効果に加え、デジタル回線12の断線の有無
をも検出できるという効果が得られる。
にその他の実施の形態の回線接続装置10fは、端子板
20と回線開放回路26との間に配置される極性検出回
路72を用いて、デジタル回線12の極性とDSU16
の極性とは一致しているか、逆か、またはデジタル回線
12は断線しているかを検出するものである。
て極性検出回路72を用いる点を除いて、回線接続装置
10eと同様であるので、重複する説明は省略する。
ときに反応するフォトカプラ74およびB点側が正
(+)のときに反応するフォトカプラ76を含む。
8およびフォトトランジスタ80を含む。フォトダイオ
ード78のアノードは端子板20に、カソードは回線開
放回路26に、それぞれ接続され、フォトトランジスタ
80のコレクタはコイル62に、エミッタはトランジス
タ82のコレクタに、それぞれ接続される。
ベースには開放指示が出されているタイミングで制御回
路24からパルス信号が与えられる。
ード84およびフォトトランジスタ86を含む。フォト
ダイオード84はフォトダイオード78に並列かつ逆向
きに接続され、フォトトランジスタ86のコレクタはコ
イル60に、エミッタはトランジスタ82のコレクタ
に、それぞれ接続される。
側が正(+)のときにはフォトダイオード78に電流が
流れ、フォトトランジスタ80が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ80のコレク
タ出力によってコイル62が励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
ダイオード84に電流が流れ、フォトトランジスタ86
が導通し、「B点側が正(+)である」というフォトト
ランジスタ86のコレクタ出力によってコイル60が励
磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、B
点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続さ
れるように、極性切替回路48は設定される。
ときには、フォトダイオード78および84のいずれに
も電流は流れず、フォトトランジスタ80および86は
いずれも導通せず、極性切替回路48へは極性切替の指
示は与えられない。なお、開放指示が解かれ、デジタル
回線12とDSU16との接続を開始する場合にはパル
ス信号の出力は停止させる。
置10eと同様の効果が得られる。これにより、接続中
にフォトダイオード78または84に流れる電流による
不要な切り替えを阻止する。
トトランジスタ80および86のコレクタ出力が極性検
出結果として制御回路24に与えられ、制御回路24が
その極性検出結果に基づいて極性切替回路48に極性切
替の指示を行うようにしてもよい。この場合、コイル6
0および62、ダイオード61および63は不要にな
る。
て、フォトカプラに代えて、ソリッドステートリレー
(SSR:Solid State Relay)が用いられてもよい。
であり、入力端子と出力端子とを備え、その間はフォト
カプラによって絶縁されている。入力側に電圧または電
流を印加することによって、出力側のフォトトランジス
タ(またはフォトトライアック、フォトサイリスタ)が
オン状態となり、出力側に電流が流れる。
極性切替回路48においてラッチングリレーを用いた
が、それに代えて、たとえばノーマルリレー、ソリッド
ステートリレーなどの他のリレーを用いることもでき
る。
の極性は、ラインL2側が正(+)、ラインL1側が負
(−)という前提で説明を進めたが、DSU16の極性
がその逆に設定される場合であっても、容易に理解され
よう。
a〜10fは、具体的には、以下のように用いられる。
置10a〜10fは、デジタル回線12とPHS公衆基
地局とを接続するために用いられてもよい。
0fはPHS公衆基地局88aに内蔵され、DSU1
6、回線インターフェース90および無線インターフェ
ース92を介してアンテナ94に接続される。
0fはPHS公衆基地局88bに外付けされる。
0fおよびDSU16がPHS公衆基地局88cに外付
けされる。なお、図12において、回線接続装置10a
〜10fとDSU16とを一体化して、極性整合機能付
きDSUとしてもよい。
10a〜10fは、デジタル回線12とターミナルアダ
プタ96とを接続するために用いられてもよい。
置10a〜10fはDSU16を介して、デジタルポー
トインターフェース97およびデジタルポート98や、
デジタル回線をアナログ回線に変換するアナログポート
インターフェース100およびアナログポート102に
接続される。
PHS公衆基地局の場合と同様、回線接続装置10a〜
10fやDSU16が外付けされてもよい。
置10a〜10fは、デジタル回線12にデジタル電話
104やデジタルファクス106などを接続するために
用いられてもよい。このように、回線接続装置10a〜
10fは、デジタル回線12に接続する機器であれば任
意の機器をデジタル回線12に接続するために用いられ
る。
に極性を意識することなくデジタル回線12に回線接続
装置10a〜10fを接続できる。
によれば、自動的にISDN回線などのデジタル回線1
2の極性が判断され、その結果に応じて、デジタル回線
12の極性が切り替えられるので、たとえばPHS公衆
基地局、ターミナルアダプタ、その他のデジタル機器等
の機器14を設置する際の極性判断が不要となり、機器
14の設置作業が容易となり、作業の効率化が図れる。
を接続する際の極性判断が不要となり、極性を誤ること
なく確実にデジタル回線に機器を接続できる。したがっ
て、機器の設置作業が容易となり、作業の効率化が図れ
る。
る。
ある。
る。
ある。
である。
ック図である。
ある。
る。
である。
図である。
ック図である。
ブロック図である。
示すブロック図である。
である。
Claims (12)
- 【請求項1】 極性を有するデジタル回線に機器を接続
するための回線接続方法であって、制御手段が第1の接続情報に基づいて前記デジタル回線
と前記機器との接続状態を検知するステップ(a−1)
と、 前記ステップ(a−1)において接続の異常を検知した
とき、前記デジタル回線と前記機器との接続を切り替え
るステップ(b−1)、および前記ステップ(b−1)
の後、前記制御手段が第2の接続情報に基づいて前記デ
ジタル回線と前記機器との接続状態を再度検知するステ
ップ(b−2)を含み、前記ステップ(b−2)におい
て接続が正常であることを検知するまで前記ステップ
(b−1)および前記(b−2)を繰り返して、極性が
一致するように前記デジタル回線と前記機器との接続を
切り替えるステップ(b)を備えることを特徴とする 回
線接続方法。 - 【請求項2】 前記第1の接続情報は前記デジタル回線
を介して前記機器に供給される電流に関する給電情報を
含み、前記第2の接続情報は前記機器の同期に関する同
期情報を含む、請求項1に記載の回線接続方法。 - 【請求項3】 前記ステップ(a−1)は、前記デジタ
ル回線と前記機器との接続を開放するステップ(a−
2)、および前記デジタル回線の極性を検知するステッ
プ(a−3)を含み、前記ステップ(b)は、前記ステ
ップ(a−1)における検知結果に応じて前記デジタル
回線と前記機器との接続を切り替える、請求項1に記載
の回線接続方法。 - 【請求項4】 前記ステップ(a−1)における検知結
果は前記制御手段に与えられ、前記ステップ(b)では
その検知結果に応じた前記制御手段からの切り替え指示
に基づいて前記デジタル回線と前記機器との接続が切り
替えられる、請求項3に記載の回線接続方法。 - 【請求項5】 前記ステップ(b)では、前記ステップ
(a−1)における検知結果を直接用いて前記デジタル
回線と前記機器との接続を切り替える、請求項3に記載
の回線接続方法。 - 【請求項6】 前記機器はPHS基地局を含む、請求項
1ないし5のいずれかに記載の回線接続方法。 - 【請求項7】 前記デジタル回線はISDN回線を含
む、請求項1ないし6のいずれかに記載の回線接続方
法。 - 【請求項8】 極性を有するデジタル回線に機器を接続
するための回線接続装置であって、 前記デジタル回線と前記機器との接続状態を検知する検
知手段、および前記検知手段での検知結果に応じて極性
が一致するように前記デジタル回線と前記機器との接続
を切り替える切替手段を備え、 前記検知手段は、前記デジタル回線からの給電に関する
給電情報に基づいて前記デジタル回線と前記機器との接
続状態を検知し、かつ前記デジタル回線と前記機器との
接続を切り替えた後に前記機器の同期に関する同期情報
に基づいて前記デジタル回線と前記機器との接続状態を
再度検知する制御手段を含み、前記切替手段は前記制御
手段での検知結果に応じて前記デジタル回線と前記機器
との接続を切り替えることを特徴とする回線接続装置。 - 【請求項9】 前記検知手段は、前記デジタル回線を開
放する回線開放手段、前記デジタル回線の開放時に前記
デジタル回線の極性を検知する極性検出手段、および前
記極性検出手段による検出結果に応じて極性が一致する
ように前記デジタル回線と前記機器との接続切り替えを
指示する制御手段を含み、前記切替手段は、前記制御手
段からの指示に応じて前記デジタル回線と前記機器との
接続を切り替える、請求項8に記載の回線接続装置。 - 【請求項10】 前記検知手段は、前記デジタル回線を
開放する回線開放手段、および前記デジタル回線の開放
時に前記デジタル回線の極性を検知する極性検出手段を
含み、前記切替手段は、前記極性検出手段からの指示に
応じて前記デジタル回線と前記機器との接続を切り替え
る、請求項8に記載の回線接続装置。 - 【請求項11】 前記機器はPHS基地局を含む、請求
項8ないし10のいずれかに記載の回線接続装置。 - 【請求項12】 前記デジタル回線はISDN回線を含
む、請求項8ないし11のいずれかに記載の回線接続装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29942797A JP3439094B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 回線接続方法および回線接続装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11122309A JPH11122309A (ja) | 1999-04-30 |
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-
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- 1997-10-16 JP JP29942797A patent/JP3439094B2/ja not_active Expired - Fee Related
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