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JP3430656B2 - シールド線とアース線の結束構造 - Google Patents

シールド線とアース線の結束構造

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JP3430656B2
JP3430656B2 JP20190294A JP20190294A JP3430656B2 JP 3430656 B2 JP3430656 B2 JP 3430656B2 JP 20190294 A JP20190294 A JP 20190294A JP 20190294 A JP20190294 A JP 20190294A JP 3430656 B2 JP3430656 B2 JP 3430656B2
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shield
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武治 伊藤
拓也 井上
信之 小林
能章 山野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド線とアース線の
結束構造に関し、特に、多数本のシールド線を1本のア
ース線に簡単かつ安定した状態で確実に結束でき、自動
車、電子機器、コピー機、ファクシミリ等のOA機器に
好適に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内部で発生するノイズおよび外部
からのノイズの影響を抑える必要がある自動車や電子機
器等のワイヤハーネスとして、本出願人は、先に特願平
4−301893号で、図8に示すシールド付きワイヤ
ハーネスを提供している。
【0003】上記シールド付きワイヤハーネスは、芯線
1を絶縁被覆2で被覆した電線の外周面に金属箔3を露
出させたシールド付き被覆電線4を用い、これらシール
ド付き被覆電線4を複数本束ねて絶縁テープ5を巻き付
けて結束し、シールド付きワイヤハーネス6としたもの
で、上記シールド付き被覆電線4のうちの少なくとも1
本の電線4Aをアース用電線として用い、該電線4Aの
外周の金属箔3にアース端子7を圧着している。
【0004】上記シールド付きワイヤハーネスでは、ア
ース端子7と接続した電線4Aの外周の金属箔3が他の
電線4の外周の金属箔3と接触すると共に、結束した複
数の電線4の金属箔3が相互に接触することにより、全
ての電線のシールド用金属箔を電線4Aの金属箔と導通
させて、アース電位とし、シールド効果を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記シールド付きワイ
ヤハーネスでは、複数のシールド付き電線のうちの1本
を端末処理してアース端子を接続するだけで、ワイヤハ
ーネスを構成する他の複数のシールド付き電線をアース
接続できる利点がある。しかしながら、複数のシールド
付き電線を束ねた状態で絶縁テープを巻き付けて結束し
ているだけであるため、固定強度が低く、自動車に用い
た場合、走行時に発生する振動や、自動車への取付時に
生じる引き抜き方向および引き裂き方向の引張力によ
り、固定が緩んだり、固定が外れたりする恐れがある。
【0006】上記のように、他のシールド付き電線とア
ース用電線との固定が緩むと、接触抵抗が増加し、シー
ルド性能が低下する問題が発生する。即ち、他のシール
ド付き電線とアース用電線とは機械的な固定強度を必要
とすると共に、大きな接触面積で安定した状態で接触さ
せて電気的接続を確保する必要があるが、テープ巻きに
よる結束では、上記要求を満たすことが出来ない。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、機械的固定強度を確保出来ると共に、電気的接続
も確保できるシールド線とアース線との結束構造を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、芯線の外周部の絶縁被覆を
金属箔被覆し、該金属箔を外面に露出してなるシール
ド線と、アース線として導電線の編線からなるドレン
を用い、上記シールド線の外面に露出させた金属と接
触するように上記ドレン線を配置し、上記ドレン線と上
記シールド線とをバンドあるいはテープを巻き付けて結
束して電気接続部を形成していると共に、上記シールド
線とドレン線とを接着剤で固着あるいは樹脂でモールド
した機械的固定部とを設けていることを特徴とするシー
ルド線とアース線との結束構造を提供している。
【0009】具体的には、請求項2に記載のように、上
記シールド線は複数本で、この複数本のシールド線と1
本の上記ドレン線とを上記バンドあるいはテープで結束
して上記電気接続部を形成し、該電気接続部と近接位置
で、上記接着剤を上記複数のシールド線の線間およびシ
ールド線とドレン線の線間に浸透させ、該接着剤により
固着して上記機械的固定部を設けている。上記のよう
に、電気接続部と機械的固定部とを近接位置に設ける場
合以外に、請求項3に記載のように、上記バンドあるい
はテープが巻き付けられて結束された電気接続部を、樹
脂でモールドしてあるいは接着剤で固着して機械的固定
部を設け、電気的接続部機械的固定部を同一位置に設
けてもよい。
【0010】また、請求項4では、芯線の外周部の絶縁
被覆を金属箔で被覆し、該金属箔を外面に露出してなる
1本のシールド線と、アース線として導電線の編線から
なる1本のドレン線を用い、1本の上記シールド線の
周面の金属箔に、1本の上記ドレン線を接触させて結束
させるもので、上記ドレン線のアース端子を圧着してい
ない側の端末を折り返し、この折り返し部を複数箇所で
複数のバンドにより上記1本のシールド線に締結し、こ
の複数のバンドによる複数の締結箇所の一方を上記電気
接続部、他方を機械的固定部としているシールド線とア
ース線の結束構造を提供している
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の記載の構成とすると、シールド線と
して外周面に金属箔を露出させたシールド線を用いてい
るため、アース線と束ねて、結束バンドあるいはテープ
を巻き付けるだけで、アース線と他の複数のシールド線
のシールド用金属箔との電気接続が図られ、シールド線
の全てを簡単にアース電位として、外部からのノイズを
遮断するなどのシールド作用を付与できる。さらに、上
記結束バンドあるいはテープによる1カ所の結束だけで
は、引き抜き方向および引き裂き方向の引張力が付加さ
れた場合、結束が緩むが、樹脂でモールドして、或いは
接着剤で固着した機械的固定部を設けているため、いず
れの方向から引張力が付加されても、結束が緩むことは
なく、アース線とシールド線とも結束が安定し、シール
ド作用を低減させることはない。なお、上記樹脂モール
ドあるいは接着剤の固着による機械的固定部だけを設け
ると、樹脂あるいは接着剤がアース線とシールド線の隙
間およびシールド線同士の隙間に入りこんで、アース線
とシールド線外周の金属箔の接触およびシールド同士の
接触が妨げられる恐れがあるため、機械的固定部と電気
接続部との両方が必要である。
【0013】請求項2に記載の構成として、上記電気接
続部と機械的固定部とは所要間隔をあけた近接位置に設
けた場合、および、請求項3に記載の構成として、電気
接続部を樹脂でモールドして或いは接着剤で固着して機
械的固定部が設け、電気接続部と機械的固定部を同一位
置に形成した場合のいずれにおいても、機械的固定部に
より結束の緩みを防止して、電気接続を安定した状態で
確保できる。
【0014】
【0015】請求項4に記載の構成とし、導電線の編線
からなるドレン線を、その端末を折り返してシールド線
と束ね、この折り返したドレン線と他のシールド線とを
近接した位置で複数のバンドにより締め付けて結束する
と、バンドによる結束だけで、機械的固定部と電気接続
部とを形成でき、結束工程を簡単にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に示す実施例に
より説明する。図1から図3は第1実施例を示し、芯線
1の外周部の絶縁被覆2をアルミ箔からなる金属箔3で
被覆してなるシールド線4を、導電線の編線からなるド
レン線10とを束ね、その一部に絶縁テープ11を巻き
付けて電気接続部12を形成し、該電気接続部12の外
周を絶縁樹脂13で囲繞して機械的固定部14を形成し
ている。上記ドレン線10は一端に圧着したアース端子
16を車体パネル等に固定してアース接続するもので、
よって、ドレン線10はアース線となる。
【0017】上記シールド線4とドレン線10との結束
は、図3(A)〜(D)で示す工程でなされ、まず、
(A)に示すように、シールド線4を所要長さに調尺切
断した後、その両端の金属箔3と絶縁被覆2とを皮剥ぎ
して芯線1を露出させ、両端の芯線1に端子15を圧着
する。ついで、図3(B)に示すように、一端にアース
端子16を圧着したドレン線10を、上記の両端に端子
15を圧着した複数のシールド線4と束ね、絶縁テープ
11を巻き付けて結束する。この結束で、複数のシール
ド線4の外周部の金属箔3を相互に接触させると共に、
ドレン線10を少なくとも1本のシールド線4と接触さ
せ、電気接続部12を形成する。其の際、絶縁テープ1
1の巻き付け長さは、所要の面積でシールド線の金属箔
同士およびシールド線とドレン線とが接触され、電気的
接続が安定して確保できるように設定している。
【0018】ついで、図3(C)に示すように、上記絶
縁テープ11を巻き付けた部分を、金型17のキャビテ
ィ18に挿入配置し、溶融した樹脂をキャビティ18に
充填し、絶縁テープ11を巻き付けた電気接続部12を
樹脂13によりモールドする。樹脂13が硬化した後、
金型17より取り出すと、図3(D)に示すように、電
気接続部12を硬化した樹脂13により囲繞した機械的
固定部14が形成されている。
【0019】この機械的固定部14は樹脂13により、
複数のシールド線4とドレン線10とが強固に一体化さ
れているため、シールド線4の端末15をコネクタに挿
入する時、およびアース端子16をアース接続する時、
さらには、取付後、シールド線4およびドレン線10に
矢印Aで示す引き抜き方向の引張力が付加されても、あ
るいは、矢印Bで示す引き裂き方向の引張力が付加され
ても、これら引張力に抗してシールド線4とドレン線1
0とを一体に保持し、電気接続部12のシールド線4と
ドレン線10との接触が不安定になることを防止する。
【0020】図4に示す第2実施例は、シールド線4と
ドレン線10の一部を結束バンド20により結束して、
電気接続部12を形成し、該電気接続部12と所要間隔
Lをあけた近傍位置を、接着剤21で固めて機械的固定
部14を形成している。上記結束バンド20としては、
樹脂製で、長尺な帯部20aの一端に係止片(図示せ
ず)を設けた係止枠20cを設けていると共に上記帯部
20aにV字状係止溝20dを連続して形成し、帯部2
0aをシールド線4およびドレン線10に巻き付けた
後、所要位置のV字状係止溝20dに上記係止片を係止
してロックしている。このように、バンドの締め付けに
よりシールド線4とドレン線10とを結束しているた
め、ドレン線10とシールド線3の外周の金属箔3との
接触およびシールド線同士の金属箔3の接触は確実に確
保できる。
【0021】機械的固定部14を形成する接着剤21に
よる固着は、束ねたシールド線4とドレン線10の隙間
に、溶融状態の接着剤21を充填し、固化させて形成し
ている。上記接着剤21により相互に固着されたシール
ド線4とドレン線10とは第1実施例の機械的固定部と
同様にいずれの方向からの引張力に対しても、シールド
線4とドレン10とが緩むことなく強固に一体保持でき
る。
【0022】上記したように、第1実施例は電気接続部
12を絶縁テープによる結束で形成し、機械的固定部1
4を樹脂モールドで形成しており、第2実施例は電気接
続部12を結束バンドによる結束で形成し、機械的固定
部14を接着剤による固着で形成しているが、絶縁テー
プによる電気接続部と接着剤による機械的固定部とを組
み合わせてもよく、また、結束バンドによる電気接続部
と樹脂モールドによる機械的固定部とを組み合わせても
よい。さらに、電気接続部と機械的固定部とを第1実施
例のように同一箇所に形成しても良いし、第2実施例の
ように近接した位置に形成してもよい。
【0023】図5は第3実施例を示し、1本のシールド
線4に1本のドレン線10を2個の結束バンド30、3
1を用いて結束している。バンド30、31は第2実施
例のバンド20と同一形状のものを用い、帯部30a、
31aで締め付けて、該帯部に設けた係止溝30d、3
1dに係止枠30c、31c内の係止片をロックしてい
る。ドレン線10は、アース端子16を圧着していない
側の端末を図示のように折り返し、該折り返し部10a
をシールド線4と束ねている。先端側の結束バンド30
で、折り返し部10aの端末部10a−1と折り返され
て延在する部分10a−2との2カ所をシールド線4と
共に結束し、他方の結束バンド31で折り返し部10a
の屈曲部10a−3の1カ所をシールド線4と共に結束
している。
【0024】上記結束構造においては、2つの結束バン
ド30、31によりシールド線4とドレン線10とが2
カ所で締め付けられて、ドレン線10とシールド線4の
外周の金属箔3とが強固に接触され、両方の結束バンド
により電気接続部が形成される。また、折り返し部10
aの2ケ所を結束バンド30、31で締め付けているこ
とにより、引き抜き力が作用すると結束バンド31で保
持できる一方、引き裂き力が作用すると、結束バンド3
0で保持でき、両方の結束バンドで機械的固定部が形成
される。
【0025】図6は第3実施例の変形例を示し、ドレン
線10の折り返し部10aとシールド線4との結束を3
個の結束バンド30、31、32で行っている。すなわ
ち、中央の結束バンド32で折り返し部10aの端末1
0a−1とシールド線4とを結束し、先端の結束バンド
30で、折り返し部10aの延在する部分の先端10a
−2とシールド線4とを結束し、折り返し部10aの屈
曲部10a−3を結束バンド31で結束している。この
結束状態とすると、引き抜き方向の力と、引き裂き方向
の力に対して、より大きな保持力が作用する。
【0026】なお、第3実施例およびその変形例では、
いずれも1本のシールド線にドレン線10を結束してい
るが、第1実施例および第2実施例のように、複数本の
シールド線にドレン線を結束する場合にも、複数の結束
バンドにより結束して、電気接続部と機械的固定部を設
けることが出来る事は言うまでもない。
【0027】図7は参考実施例を示し、アース線として
シールド線4’を用いたもので、該シールド線4’の先
端を皮剥ぎして芯線1を露出させ、該芯線1の端末と外
周の金属箔3とをアース端子16’のバレルに圧着して
いる。該シールド線4’の外周の金属箔3が他のシール
ド線4の外周の金属箔3と接触することにより、該シー
ルド線4’と結束した他の全てのシールド線4はアース
端子16’と導通してアース処理されることとなる。上
記シールド線4とアース線となるシールド線4’とは第
1実施例と同様に、一部を絶縁テープ11で結束して電
気接続部12を形成し、該電気接続部12を樹脂でモー
ルドして機械的固定部14を形成している。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1に記載の発明では、結束バンドあるいは絶縁テープに
よる巻き付けて電気接続部を設けて、アース線とシール
ド線の外周面の金属箔とを所要範囲で直接に接触させて
いるため、安定した電気接続を確保できる。かつ、樹脂
モールドして、あるいは、接着剤で一体に固着して機械
的固定部を設けているため、いずれの方向からの引張
力、引き裂き力が付加しても結束が緩まず、上記電気接
続部を安定した状態に保持でき、シールド効果が低減す
ることを防止できる。
【0029】請求項2および請求項3の構成とすると、
電気接続部の近傍あるいは同一位置に機械的固定部が存
在するため、機械的固定部によるシールド線とアース線
との一体化作用で、電気接続部におけるシールド線とア
ース線、シールド線同士の電気接続を安定して確保でき
る。
【0030】本発明では、アース線として導電線の編線
からなるドレン線を用いているため、アース線に皮剥ぎ
作業等の工程が不要となる。
【0031】1本のシールド線の金属箔をドレン線に接
続する場合、ドレン線を折り返して、電気接続部と機械
的固定部の両方を結束バンドによる結束で行うと、同一
作業であるため、作業性がよくなり、生産性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 第1実施例の結束部分の断面図である。
【図3】 (A)(B)(C)(D)は第1実施例の結
束工程の概略図である。
【図4】 第2実施例の斜視図である。
【図5】 第3実施例の概略図である。
【図6】 第3実施例の変形例を示す概略図である。
【図7】 参考実施例の断面図である。
【図8】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 芯線 2 絶縁被覆 3 金属箔 4 シールド線 10 ドレン線 11 絶縁テープ 12 電気接続部 13 樹脂 14 機械的固定部 30、31、32 結束バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野 能章 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−124608(JP,A) 特開 平6−176803(JP,A) 実開 平4−80229(JP,U) 実開 昭55−176031(JP,U) 実開 昭61−14470(JP,U) 実開 昭62−64121(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/64

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線の外周部の絶縁被覆を金属箔被覆
    し、該金属箔を外面に露出してなるシールド線と、アー
    ス線として導電線の編線からなるドレン線を用い、 上記シールド線の外面に露出させた金属と接触するよ
    うに上記ドレン線を配置し、 上記ドレン線と上記シールド線とをバンドあるいはテー
    プを巻き付けて結束して電気接続部を形成していると共
    に、上記シールド線とドレン線とを接着剤で固着あるい
    は樹脂でモールドした機械的固定部とを設けていること
    を特徴とするシールド線とアース線との結束構造。
  2. 【請求項2】 複数本の上記シールド線と1本の上記ド
    レン線とを上記バンドあるいはテープで結束して上記電
    気接続部を形成し、該電気接続部と近接位置で、上記接
    着剤を上記複数のシールド線の線間およびシールド線と
    レン線の線間に浸透させ、該接着剤により固着して上
    記機械的固定部を設けている請求項1に記載のシールド
    線とアース線との結束構造。
  3. 【請求項3】 上記バンドあるいはテープを巻き付けて
    結束した電気接続部を、樹脂でモールドして機械的固定
    部を設けている請求項1に記載のシールド線とアース線
    の結束構造。
  4. 【請求項4】 芯線の外周部の絶縁被覆を金属箔で被覆
    し、該金属箔を外面に露出してなる1本のシールド線
    と、アース線として導電線の編線からなる1本のドレン
    線を用い、1本の上記シールド線の外周面の金属箔に、
    1本の上記ドレン線を接触させて結束させるもので、 上記ドレン線のアース端子を圧着していない側の端末を
    折り返し、この折り返し部を複数箇所で複数のバンドに
    より上記1本のシールド線に締結し、この複数のバンド
    による複数の締結箇所の一方を上記電気接続部、他方を
    機械的固定部としているシールド線とアース線の結束構
    造。
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