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JP3430512B2 - 水性インク組成物およびそれを用いた記録方法 - Google Patents

水性インク組成物およびそれを用いた記録方法

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Publication number
JP3430512B2
JP3430512B2 JP52172495A JP52172495A JP3430512B2 JP 3430512 B2 JP3430512 B2 JP 3430512B2 JP 52172495 A JP52172495 A JP 52172495A JP 52172495 A JP52172495 A JP 52172495A JP 3430512 B2 JP3430512 B2 JP 3430512B2
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JP
Japan
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ink composition
formula
alkyl group
hydrogen atom
group
Prior art date
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JP52172495A
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美春 金谷
章夫 大渡
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/08Preparation from other phthalocyanine compounds, e.g. cobaltphthalocyanineamine complex
    • C09B47/24Obtaining compounds having —COOH or —SO3H radicals, or derivatives thereof, directly bound to the phthalocyanine radical
    • C09B47/26Amide radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 発明の分野 本発明は記録用インク組成物およびそれを用いた記録
方法、とりわけインクジェット記録方法に関し、更に詳
しくはフタロシアニン誘導体を着色剤として含んでなる
インク組成物およびそれを用いた記録方法、とりわけイ
ンクジェット記録方法、並びにカラー画像の形成法に関
する。
背景技術 インク組成物には種々の優れた特性が要求される。具
体的には、その色再現性はもとより、それによって記録
された画像が耐水性や、耐光性に優れることが要求され
る。
さらに、インク組成物の液滴を記録媒体に吐出して、
この記録媒体上に画像を形成するいわゆるインクジェッ
ト記録方法においては、通常の万年筆、ボールペンなど
の筆記具用のインク組成物に要求される特性よりも更に
厳しい特性が要求される。例えば、インク組成物が適切
な粘度、表面張力を備えていること、保存安定性に優れ
ること、ノズルの目詰まりを生じさせないことなどが要
求される。
インクジェット記録用インク組成物に要求されるこれ
らの性質の多くは、水溶性染料、水、および水溶性有機
溶媒を含んでなる水性インク組成物によって一般的には
満足される。しかし、印字画像の色調、耐水性、耐光性
などの性能は使用する染料によるところが大きく、これ
まで種々の染料の利用が試みられてきた。
シアンおよび青系の染料としてフタロシアニン誘導体
を利用したインク組成物が種々これまで提案されてい
る。例えば、C.I.ダイレクトブルー86、87、199などの
利用が提案されている。さらに、同様にフタロシアニン
誘導体の利用は、例えば特開昭61−2772号、特開昭62−
149758号、特開昭62−190273号、特開平3−200883号公
報にも開示がある。
しかし、これらのフタロシアニン誘導体を利用したイ
ンク組成物は依然として改善の余地を残すものであった
といえる。
更に最近では、カラー画像をインクジェット記録方法
などで形成するプリンターも普及し始めている。カラー
画像の形成は、一般的にイエローインク組成物、マゼン
タインク組成物、およびシアンインク組成物、更に場合
によってブラックインク組成物を用いて行われる。これ
らのインク組成物を重ねて印刷し、レッド、グリーン、
ブルー、更に場合によってブラックを発色させる。この
ようなカラー印刷にあっては、それぞれのインク単独の
色再現性が良好なことに加え、重ねて印刷された場合の
レッド、グリーン、ブルー、場合によってブラックの色
再現性も良好であることが求められる。
[発明の概要] 本発明者らは、今般、ある種のフタロシアニン誘導体
を着色剤として含んでなるインク組成物が極めて優れた
特性を有するとの知見を得た。さらに、このフタロシア
ニン誘導体を含んだシアンインク組成物と、特定の染料
を含んだイエローインク組成物およびマゼンタインク組
成物とを組み合わせて印刷することにより、極めて良好
なカラー印刷が可能であることを見出した。
従って、本発明はインク組成物に要求される種々の特
性を備えたインク組成物の提供をその目的としている。
更に本発明は、インクジェット記録用インク組成物に
要求される種々の特性を備えたインク組成物の提供をそ
の目的としている。
また更に本発明は、良好なカラー画像が得れる記録方
法、とりわけインクジェット記録方法の提供をその目的
としている。
そして、本発明によるシアンインク組成物は、下記の
式(I)で表されるフタロシアニン誘導体を着色剤とし
て含んでなるインク組成物である。
(式中、 Xは、Cu、Fe、Co、およびNiから選択される金属の金
属イオンを表し、 Mは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、また
は有機アミンを表し、 R1は、水素原子または置換されていてもよいアルキル
基を表し、 Zは、−OH、−COOH、またはNR2R3(ここで、R2は水
素原子または置換されていてもよいアルキル基を表し、
またR3は置換されていてもよいアルキル基または置換さ
れていてもよいフェニル基を表す)を表し、 nは1〜15の整数を表し、 kおよびlはそれぞれ独立して0または1を表し、 mは1〜4の整数を表すが、 但し、k、l、およびmは2≦k+l+m≦4を満た
すものである。) また本発明によるカラー画像の形成方法は、イエロー
インク組成物、マゼンタインク組成物、およびシアンイ
ンク組成物を用いた方法であって、 シアンインク組成物が前記式(I)で表される化合物
を着色剤として含んでなるものであり、 イエローインク組成物が下記の式(II)または式(II
I): (式中、 R4およびR5は、それぞれ独立して−OHもしくは−SO
3M、または−COOMによって置換されたフェニルまたはナ
フチル基を表し、 R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、アルキル
基、またはアルコキシ基を表し、 R8は、水素原子、アルキル基、またはヒドロキシアル
キル基を表し、 R9は、水素原子、−OH、またはヒドロキシアルキル基
を表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) (式中、 R10およびR11は、それぞれ独立して水素原子、−OH、
またはアルコキシ基を表し、 R12およびR13は、それぞれ独立して水素原子またはア
ルキル基を表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) で表される化合物を着色剤として含んでなるものであ
り、 マゼンタインク組成物が下記の式(IV): (式中、 R14は、水素原子またはアルキル基を表し、 R15は、水素原子、ハロゲン原子、またはアルキル基
を表し、 R16は、−COOHまたは−SO3 -を表し、 R17およびR18は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、または−SO3Mを表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) で表される化合物を着色剤として含んでなるものであ
る。
[発明の具体的説明] フタロシアニン誘体 本発明によるシアンインク組成物において用いられる
フタロシアニン誘導体は、前記式(I)で表される化合
物である。
この式(I)において、基−(SO3M)k、基−(SO2N
H2)l、および基−(SO2−NR1−(CH2)N−Z)mは
フタロシアニン骨格の四つのベンゼン環上の水素原子と
置換していることを意味する。その置換位置は特に限定
されないが、前記三つの基のうち、基−(SO2−NR1
(CH2)N−Z)mは少なくとも一つ存在しなければな
らず、また前記基は合計4つまで存在することができ
る。言い換えれば、kおよびlは0または1の整数を表
し、mは1〜4の整数を表し、さらにk、l、およびm
は2≦k+l+m≦4を満たす関係になければならな
い。
式(I)において、XはCu、Fe、Co、およびNiから選
択される金属の金属イオンを表す。
また、式(I)において、Mが表すアルカリ金属およ
び有機アミンの具体例としては、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、ジメチルアンモニウム、
モルホリウム、ピペリジニウムなどが挙げられる。
また、式(I)において、R1が表すアルキル基は、好
ましくは直鎖または分岐鎖状のC1-4アルキル基を表す。
このアルキル基の一以上の水素原子は置換されていても
よく、置換基の好ましい例としては、水酸基、アミノ基
などが挙げられる。
さらに、式(I)においてZが表すNR2R3において、R
2は水素原子またはアルキル基を表す。このアルキル基
は、好ましくは直鎖または分岐鎖状のC1-4アルキル基を
表す。このアルキル基の一以上の水素原子は置換されて
いてもよく、置換基の好ましい例としては、水酸基、ア
ミノ基などが挙げられる。また、R3はアルキル基または
フェニル基を表すが、このアルキル基は、好ましくは直
鎖または分岐鎖状のC1-4アルキル基を表す。このアルキ
ル基の一以上の水素原子は置換されていてもよく、置換
基の好ましい例としては、水酸基、アミノ基などが挙げ
られる。また、フェニル基上の一以上の水素原子は置換
されていてもよく、置換基の好ましい例としては、水酸
基、アミノ基などが挙げられる。
式(I)において、nは1〜15の整数を表すが、好ま
しくはZが−COOHである場合nは2〜12の整数を表し、
またZが−OHである場合nは5〜15を表す。
式(I)で表されるフタロシアニン誘導体の好ましい
具体例としては、次のような(I−1)〜(I−16)が
挙げられる。
式(I)の化合物は、フタロシアニン誘導体の合成法
として公知の方法に準じて製造することができる。例え
ば、式(I)の化合物は特開昭59−22967号、特開昭59
−30874号に記載の方法に準じた方法で製造することが
できる。
前記式(I)の化合物は、次のような方法で製造する
ことができる。すなわち、式(I)の化合物は、下記の
式(V a): (式中、Aは基−(SO3M)k、基−(SO2NH2)l、また
は基−(SO2−NR1−(CH2)N−Z)mを表し(ここ
で、M、R1、Z、k、l、およびmは式(I)で定義し
たものと同義である)、iは1〜4の整数を表す)で表
される化合物、または式(V a)の化合物と、下記の式
(V b): (式中、Bは基−(SO3M)k、基−(SO2NH2)l、また
は基−(SO2−NR1−(CH2)N−Z)mを表し(ここ
で、M、R1、Z、k、l、およびmは式(I)で定義し
たものと同義である)、jは1〜4の整数を表す)で表
される化合物との混合物と、 尿素、および 式:XCln(ここで、nはXのイオン価と一致する) で表される金属塩化物と を反応させることによって製造することができる。この
反応は反応溶媒として過剰の尿素の溶解物を利用するも
のであり、反応は好ましくは190〜200℃程度の温度で進
行させることができる。
式(V a)および式(V b)の種類および混合割合を適
宜選択することによって、式(I)の化合物において、
k、l、およびmの値を制御することができる。
また、式(I)の化合物は、下記の式(VI a): (式中、Aはおよびiは前記で定義したものと同じ意味
を表す) で表される化合物、または式(VI a)の化合物と、下記
の式(VI b): (式中、Bおよびjは前記で定義したものと同じ意味を
表す) で表される化合物と 式:XCln(ここで、nはXのイオン価と一致する) で表される金属塩化物とを、 (a)混合し、例えば150〜200℃程度の温度で加熱する
か、または (b)反応に関与しない溶媒中で、尿素の存在下または
非存在下において、190〜200℃程度の温度で加熱する ことで得ることができる。
前記と同様に、この方法においても、式(VI a)およ
び式(VI b)の種類および混合割合を適宜選択すること
によって、式(I)の化合物において、k、l、および
mの値を制御することができる。
前記式(I)の化合物のインク組成物に対する含有量
は、溶媒成分の種類、インクに要求される特性等に依存
して適宜決定されてよいが、インクジェット記録方式に
用いる場合、その含有量は1.5〜8.0重量%が色調の観点
から好ましく、より好ましくは2.5〜6.5重量%の範囲で
ある。
さらに、本発明のインク組成物に用いられる溶媒とし
ては、水と水溶性有機溶剤の混合液が好ましい。この水
溶性有機溶剤としては、例えば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プ
ロパンジオール、1,5−プロパンジオール、1,2,6−ヘキ
サントリオール、グリセリン等の多価アルコール類;エ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル等の多価アルコールのエーテル類;ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等
の含窒素溶剤;チオジグリコール、ジメチルスルホキシ
ド等の含硫黄溶剤等が挙げられる。
これらの溶媒は単独で用いられてもよく、二種以上を
混合して用いられてもよい。その含有量はノズルの目詰
まり防止および印字品質の観点から、インク全量に対し
て、3〜40重量%、好ましくは3〜30重量%の範囲が好
ましい。
また、画像形成後のインクの乾燥性を促進するために
本発明によるインク組成物は、エタノール、1−プロパ
ノール、2−プロパノール等の低級アルコール類や、脂
肪酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類等のアニオン系界
面活性剤、アセチレングリコール類、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル類等のノニオン系界面活性剤を含んでなるのが好ま
しい。印字品質の観点から、低級アルコール類の含有量
はインク全量に対して2〜10重量%が好ましく、より好
ましくは2〜6重量%の範囲である。界面活性剤の含有
量はインク全量に対して0.01〜2重量%の範囲にあるこ
とが好ましい。
さらに、本発明によるインク組成物には必要に応じ
て、水溶性ポリマーや水溶性樹脂、消泡剤、pH調整剤、
防カビ剤等を含んでいてもよい。
インク組成物の製造は、常法に従って製造することが
できる。例えば、各成分を充分混合溶解し、孔径0.8μ
mのメンブランフィルターで加圧ろ過したのち、真空ポ
ンプを用いて脱気処理してインクを調製する方法によっ
て製造することができる。
本発明によるインク組成物は、インクを微細孔から液
滴として吐出させて記録を行うインクジェット記録方式
がとりわけ好適に使用できる。また、一般の筆記具用、
記録計、ペンプロッター等の用途にも使用できることは
言うまでもない。
インクジェット記録方式の場合、特に圧電素子の振動
を利用して液滴を吐出させる方法や熱エネルギーを利用
する方法においては優れた画像記録を行うことが可能で
ある。
カラー画像形成 本発明の別の好ましい態様によれば、上記式(I)の
化合物を含んでなるインク組成物と、特定のイエローイ
ンク組成物およびマゼンタインク組成物とを用いたカラ
ー画像の形成方法が提供される。
この態様において用いられるイエローインク組成物
は、前記式(II)または式(III)で表される化合物を
着色剤として含んでなるものである。また、この態様に
おいて用いられるマゼンタインク組成物は、前記式(I
V)で表される化合物を着色剤として含んでなるもので
ある。
このようなインク組成物を組み合わせて用いることに
より、色再現性に優れたカラー画像が形成できる。すな
わち、これらインク単独の色再現性に優れる。これに加
えて、これらの二つまたは全部のインク組成物を重ねて
印字した場合に得られるレッド、グリーン、ブルー、そ
してブラックは色再現性に優れる。
式(II)において、R4およびR5が表すフェニルまたは
ナフチル基の一以上の水素原子は置換されていてもよ
い。置換基の具体例としては、水酸基、−SO3M、−COO
M、または−PO3M2(ここで、Mは上で定義されたものと
同じ意味を表す)、アルキル基(好ましくはC1-4アルキ
ル基)、アルコキシ基(好ましくはC1-4アルコキシ基) などが挙げられる。
また、式(II)においてR6およびR7が表すアルキル基
は、好ましくは直鎖または分岐鎖状のC1-3アルキル基を
表す。さらに、R6およびR7が表すアルコキシ基は、直鎖
または分岐鎖状のC1-4(好ましくはC1-2)アルコキシ基
を表す。
さらに、R8が表すアルキル基、好ましくは直鎖または
分岐鎖状のC1-3アルキル基を表す。R8が表すヒドロキシ
アルキル基のアルキル基部分は直鎖または分岐鎖状のC
1-4(好ましくはC1-2)アルキル基を表す。
また、R9が表すヒドロキシアルキル基のアルキル基部
分は、直鎖または分岐鎖状のC1-4(好ましくはC1-2)ア
ルキル基を表す。
式(II)で表される化合物の好ましい具体例として
は、次のような(II−1)〜(II−10)が挙げられる。
また、式(III)においてR10およびR11が表すアルコ
キシ基は、直鎖または分岐鎖状のC1-4(好ましくは
C1-2)アルコキシ基を表す。
また、R12およびR13が表すアルキル基は、好ましくは
直鎖または分岐鎖状のC1-4アルキル基を表す。
式(III)で表される化合物の好ましい具体例として
は、次のような(III−1)〜(III−10)が挙げられ
る。
また、式(IV)においてR14が表すアルキル基は、直
鎖または分岐鎖状のC1-4アルコキシ基を表す。
また、R15が表すハロゲン原子は、好ましくはフッ
素、塩素、臭素、およびヨウ素である。また、R15が表
すアルキル基は、好ましくは直鎖または分岐鎖状のC1-4
アルキル基を表す。
さらに、R17およびR18が表すハロゲン原子は、好まし
くはフッ素、塩素、臭素、およびヨウ素である。また、
それらが表すアルキル基は、好ましくは直鎖または分岐
鎖状のC1-4アルキル基を表す。
式(IV)で表される化合物の好ましい具体例として
は、次のような(IV−1)〜(IV−10)が挙げられる。
上記式(II)、式(III)、または式(IV)の化合物
を含んだインク組成物は、上記した式(I)をの化合物
を含んでなるインク組成物に準じて組成を決定され、製
造されてよい。本発明の好ましい態様によれば、インク
ジェット記録方法によって画像形成される場合、式(I
I)または式(III)の化合物のインク組成物に対する含
有量は、0.5〜3.0重量%程度が好ましく、より好ましく
は1.0〜2.0重量%程度である。また、式(IV)の化合物
の場合、0.5〜4.0重量%程度が好ましく、より好ましく
は1.0〜3.0重量%程度である。
[実施例] 本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 A インク組成物を第1表に示す配合比で常法に従い製造
した。なお、表中に示すインクの各成分はインク全量に
対する各成分の重量%を示し、残量は水である。
評価試験 A 次に得られた実施例A1〜10及び比較例A1〜3のインク
について、以下に示す画像形成装置および記録紙を用い
て、試験A1〜4について評価した。
画像形成装置 圧電素子の振動作用により液滴を発生させて記録を
行うオンデマンドタイプの試作インクジェットヘッド
(ノズル径35μm、48ノズル)を用いた、駆動周波数5k
Hz、圧電素子駆動電圧25V、解像度360ドット/インチの
条件で印字可能な試作インクジェットプリンタ。
Desk Writer 550C (Hewlett Packard社製)。
記録紙 (1)インクジェット用コート紙NM (三菱製紙株式会
社製) (2)Canon Dry (キャノン販売株式会社製) (3)Xerox 4024 (Xerox社製) (4)Xerox P (富士ゼロックス株式会社製) (5)Ricopy 6200 (株式会社リコー製) 試験A1:色調再現性 実施例及び比較例のインクについて、画像形成装置
を用い、(1)〜(5)の記録紙に対しベタ印字(100d
uty)を行った。
色調再現性は得られた各色のベタ印字の印字画像(3
×3cm)について、CIE(Commision International de
1′Eclairage)で規定されている色差表示法のL
をマクベスCE−7000分光光度計(Macbeth社製)を
用いて測定し、その測定値と以下に示すISO 2845−197
5のシアン色の色調基準値との色差を次の式(i)から
求めた。
式(i): 得られた記録紙5種の色差ΔE abの平均値は第3表
に記載される通りであり、またその値を以下の基準で判
定した。なお、第3表記載の色差の値は画像形成装置
を用いた場合の値を示すが、を用いた場合もほぼ等し
い値が得られた。
色差ΔE abが、 いずれの記録紙においても20以下である場合 ◎ 1種でも20を越え30以下である場合 ○ 1種のみ30を越える場合 △ 2種以上が30を越える場合 × 試験A2:画像品質 実施例及び比較例のインクについて、画像形成装置
及びを用い、(1)〜(5)の記録紙に対しアルファ
ベット印字及びグラフィック印刷を行い、目視により、
以下の基準で判定した。
にじみがなく、鮮明な画像で画像品質に優れる ◎ にじみが少なく、鮮明な画像で画像品質が良好 ○ にじみは少ないが、やや鮮明さに欠ける △ にじみが目立つか、あるいは鮮明さに欠ける × 試験A3:耐水性 試験A1において画像形成装置を用いて得られた記録
紙(3)のベタ印字の印字サンプルについて、水道水に
1時間浸漬し、引き上げ自然乾燥させた。試験前後のΔ
abを試験A1と同様の方法で求め、以下の基準で判定
した。
以下の式(ii)で求められる残存率が 100〜90%である場合 ◎ 90〜75%である場合 ○ 75〜60%である場合 △ 60%以下である場合 × 式(ii): 試験A4:耐光性 試験A1において画像形成装置を用いて得られた記録
紙(3)のベタ印字の印字サンプルについて、透明なプ
ラスチックセロケースに入れ、太陽光のもとで30日間放
置し、試験前後のΔE abを試験1と同様の方法で求
め、以下の基準で判定した。
上記式(ii)で求められる残存率が 100〜90%である場合 ◎ 90〜75%である場合 ○ 75%以下である場合 × 上記の試験1〜4の評価結果は第3表に示される通り
であった。
実施例 B イエロー、マゼンタ、シアンインクを下記の第4表に
示す配合比で常法に従い製造した。
なお、表中に示すインクの各成分量はインク全量に対
する各成分の重量%を示し、残量は水である。
評価試験 B 次に得られた実施例B1〜12及び比較例B1〜4の各色の
インク、以下に示す画像形成装置および記録紙を用い
て、試験B1〜3について評価した。
試験B1:色調再現性 実施例及び比較例の各色のインクについて前記画像形
成装置を用いて、(1)〜(5)の記録紙に対しイエ
ロー、マゼンタ、シアン、レッド、グリーン、ブルー及
びブラックのベタ印字(100duty)を行った。ここで
は、レッドはイエローインクとマゼンタインクを重ね打
ちし、グリーンはイエローインクとシアンインクを重ね
打ちし、ブルーはマゼンタインクとシアンインクを重ね
打ちし、さらにブラックは、イエローインク、マゼンタ
インク、シアンインクの3色を重ね打ちして得られたも
のである。
色調再現性は得られた各色のベタ印字の印字画像(3
×3cm)についてCIE(Commision International de 1′
Eclairage)で規定されている色差表示法のL
表色系をマクベスCE−7000分光光度計(Macbeth社
製)を用いて測定し、その測定値と次の第5表記載のIS
O 2845−1975の色調基準値との色差を前記式(i)か
ら求めた。
得られた記録紙(1)〜(5)の色差ΔE abの平均
値は第6表に示される通りであった。さらに、色調再現
性を以下の基準で判定した。
レッド、グリーン、シアン、ブラックの色差ΔE ab
が、 いずれも20以下である場合 ◎ 1色でも20を越え30以下である場合 ○ 1色でも30を越える場合 × その結果は第6表に示される通りであった。
また、前記画像形成装置を用いて同様の試験を行っ
た。その結果、上記とほぼ同様の結果を得た。
試験B2:耐水性 試験B1において得られた記録紙(3)のベタ印字の印
字サンプルについて、水道水に1時間浸漬し、引き上げ
自然乾燥させた。試験前後のΔE abを試験B1と同様の
方法で求め、以下の基準で判定した。
前記の式(ii)で求められる残存率が いずれも100〜80%である場合 ◎ いずれも80〜60%である場合 ○ 1色でも60%以下である場合 × 試験B3:耐光性 試験B1において得られた記録紙(3)のベタ印字の印
字サンプルについて、透明なプラスチックセロケースに
入れ、太陽光のもとで30日間放置し、試験前後のΔE
abを試験B1と同様の方法で求め、以下の基準で判定し
た。
上記式(ii)で求められる残存率が いずれも100〜90%である場合 ◎ いずれも90〜75%である場合 ○ 1色でも75%以下である場合 ×
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−200883(JP,A) 特開 平5−200996(JP,A) 特開 平5−194476(JP,A) 特開 平5−311087(JP,A) 特開 昭59−30874(JP,A) 特開 昭59−22967(JP,A) 特開 昭61−2772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/00 C09D 11/00 - 11/20 B41J 2/01 - 2/21

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエローインク組成物、マゼンタインク組
    成物、およびシアンインク組成物を用いたカラー画像の
    形成方法であって、 シアンインク組成物が下記の式(I): (式中、 Xは、Cu、Fe、Co、およびNiから選択される金属の金属
    イオンを表し、 Mは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、または
    有機アミンを表し、 R1は、水素原子または置換されていてもよいアルキル基
    を表し、 Zは、−OH、−COOH、またはNR2R3(ここで、R2は水素
    原子または置換されていてもよいアルキル基を表し、ま
    たR3は置換されていてもよいアルキル基または置換され
    ていてもよいフェニル基を表す)表し、 nは1〜15の整数を表し、 kおよびlはそれぞれ独立して0または1を表し、 mは1〜4の整数を表すが、 但し、k、l、およびmは2≦k+l+m≦4を満たす
    ものである。) で表される化合物を着色剤として含んでなるものであ
    り、 イエローインク組成物が下記の式(II)または(II
    I): (式中、 R4およびR5は、それぞれ独立して−OHまたは−SO3M、ま
    たは−COOMによって置換されたフェニルまたはナフチル
    基を表し、 R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、アルキル
    基、またはアルコキシ基を表し、 R8は、水素原子、アルキル基、またはヒドロキシアルキ
    ル基を表し、 R9は、水素原子、−OH、またはヒドロキシアルキル基を
    表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) (式中、 R10およびR11は、それぞれ独立して水素原子、−OH、ま
    たはアルコキシ基を表し、 R12およびR13は、それぞれ独立して水素原子またはアル
    キル基を表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) で表される化合物を着色剤として含んでなるものであ
    り、 マゼンタインク組成物が下記の式(IV): (式中、 R14は、水素原子またはアルキル基を表し、 R15は、水素原子、ハロゲン原子、またはアルキル基を
    表し、 R16は、−COOHまたは−SO3 -を表し、 R17およびR18は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン
    原子・アルキル基、または−SO3Mを表し、 Mは、前記式(I)で定義したものと同義である。) で表される化合物を着色剤として含んでなるものであ
    る、方法。
  2. 【請求項2】シアンインク組成物が式(I)で表される
    フタロシアニン誘導体を1.5〜8.0重量%含有してなるで
    あり、 イエローインク組成物が式(II)または式(III)で表
    される化合物を0.5〜3.0重量%含有してなるものであ
    り、そして マゼンタインク組成物が式(IV)で表される化合物を0.
    5〜4.0重量%含有してなるものであ、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】イエローインク組成物、シアンインク組成
    物、およびマゼンタインク組成物の液滴を記録媒体に吐
    出して、該記録媒体上にカラー画像を形成する工程を含
    んでなる、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】イエローインク組成物、シアンインク組成
    物、およびマゼンタインク組成物から選択される二つの
    インク組成物の液滴を記録媒体に吐出して、該記録媒体
    上にレッド、グリーン、またはブルーの色再現を行う工
    程を含んでなる、請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】イエローインク組成物、シアンインク組成
    物、およびマゼンタインク組成物の液滴を記録媒体に吐
    出して、該記録媒体上にブラックの色再現を行う工程を
    含んでなる、請求項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】イエローインク組成物、マゼンタインク組
    成物、およびシアンインク組成物の液滴を記録媒体に吐
    出し、該記録媒体上にカラー画像を形成させる工程が、
    インクジェット記録方法によるものである、請求項3〜
    5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】シアンインク組成物が前記式(I)で表さ
    れる化合物を着色剤として含んでなるものであり、 イエローインク組成物が前記式(II)または(III)で
    表される化合物を着色剤として含んでなるものであり、 マゼンタインク組成物が前記式(IV)で表される化合物
    を着色剤として含んでなるものである、インクセット。
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