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JP3428343B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP3428343B2
JP3428343B2 JP01161497A JP1161497A JP3428343B2 JP 3428343 B2 JP3428343 B2 JP 3428343B2 JP 01161497 A JP01161497 A JP 01161497A JP 1161497 A JP1161497 A JP 1161497A JP 3428343 B2 JP3428343 B2 JP 3428343B2
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JP
Japan
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reflector
spring
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hole
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重輝 大桐
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放電灯等の
光源バルブをリフレクタにスプリングを介して着脱可能
に取り付けた車両用灯具に係り、特に、光源バルブの中
心出しを行って光源バルブをリフレクタに高精度に取り
付けることができる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、一般に、光源バ
ルブと、その光源バルブからの光を前方側に反射させる
リフレクタと、光源バルブをリフレクタに着脱可能に取
り付けるスプリングと、を備える。前記光源バルブは、
発光部と、その発光部の後側に設けられた鍔部と、その
鍔部の後側に設けられた筒部とから構成されている。前
記リフレクタは、前記発光部を後側から前側に挿入する
ための透孔と、その透孔の内周面であって、段部を介し
て前側の小径透孔と後側の大径透孔との間に設けられた
受部と、スプリング取付部及びスプリング係合部とから
構成されている。前記スプリングは、前記スプリング取
付部に回動可能に取り付けられた取付部と、前記スプリ
ング係合部に着脱可能に係合される係合部と、前記鍔部
を押圧する鍔部押圧部とから構成されている。
【0003】そして、光源バルブの発光部をリフレクタ
の透孔中に後側から前側に挿入すると共に、光源バルブ
の鍔部及び筒部をリフレクタの大径透孔中にセットし、
かつその鍔部の前面をリフレクタの受部に当てる。それ
から、スプリングの鍔部押圧部を鍔部の後面に当てなが
ら、そのスプリングの係合部をリフレクタのスプリング
係合部に係合させると、鍔部押圧部が鍔部の後面に弾性
当接してその鍔部の前面が受部に押圧される。その結
果、光源バルブがリフレクタにスプリングを介して着脱
可能に取り付けられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の車両用灯具にお
いては、光源バルブをリフレクタに精度良く取り付ける
ことが重要である。特に、光源バルブが高輝度の放電灯
の場合にはさらに高精度に取り付ける必要がある。
【0005】本発明の目的は、光源バルブの中心出しを
行って光源バルブをリフレクタに高精度に取り付けるこ
とができる車両用灯具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、リフレクタの大径透孔の内周面と光源
バルブの鍔部の外周面との間に若干の隙間が設けられて
おり、その大径透孔の内周面、鍔部の外周面のうち少な
くともいずれか一方に光源バルブの中心出し部が設けら
れており、前記スプリングは、スプリング部材を折り曲
げてなり、中間のコの字状をなす取付部と、該取付部の
両側が外側に広がり、前記鍔部を押圧する鍔部押圧部
と、該鍔部押圧部の端部が内側に狭めかつ平行になして
なり、前記スプリング係合部に着脱可能に係合される2
つの係合部とを備え、前記筒部を前記中心出し部側に押
圧して前記光源バルブの中心出しを行うことを主な特徴
とする。
【0007】この結果、スプリングの筒部押圧部が筒部
を介して光源バルブを中心出し部側に押圧することによ
り、光源バルブの中心出しが行われるので、光源バルブ
をリフレクタに高精度に取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図面
中、図面の読解上、ハッチングを省略してある部分があ
る。図において、1は光源バルブである。この光源バル
ブ1はこの例としては放電灯(例えば、メタルハライド
ランプ等の高圧金属蒸気放電灯)を使用する。この放電
灯1は、図4に示すように、発光部10を有するガラス
バルブ11と、このガラスバルブ11の後側に設けられ
た円板形状の鍔部12と、この鍔部12の後側に設けら
れた円筒形状の筒部13とから構成されている。このガ
ラスバルブ11及び鍔部12及び筒部13は中心軸O−
Oを中心とする同心をなし、また発光部10は前記中心
軸O−O上にある。
【0009】前記鍔部12の前面には3個の半球形状の
小凸部14が等間隔に一体に設けられている。また、こ
の鍔部12の上部(電力供給ワイヤ15と反対側)には
上下誤組み付け防止用の四角形の凹部16が設けられて
いる。さらに、前記筒部13の後部にはコネクタ部17
が設けられている。このコネクタ部17に電源側のコネ
クタ(図示せず)が着脱可能に接続される。
【0010】図において、2は上述の放電灯1の発光部
10からの光を前方側に反射させるリフレクタである。
このリフレクタ2は、図2及び図3に示すように、前面
乃至内面側が凹面鏡(例えば、図3の垂直断面が楕円面
をなし、図示しない水平断面が放物面乃至変形放物面を
なす)20からなる。この結果、リフレクタ2には第1
焦点Fと図示しない第2焦点(水平断面上の焦線)とを
有する。なお、図中Z−Zは凹面鏡20の光軸である。
【0011】このリフレクタ2の前部は開口されてお
り、かつこのリフレクタ2の後部には上述の放電灯1の
発光部10及びガラスバルブ11を外部の後側から凹面
鏡20の前側に挿入する(入れ出しする)ための円形状
の透孔21、22が開口されている。
【0012】また、このリフレクタ2の透孔21の内周
面であって、段部を介して前側の小径透孔21と後側の
大径透孔22との間に円環状形状の受部(段部)23が
設けられている。上述の大径透孔22の内周面の上部に
は上下誤組み付け防止用の四角形の凸部24が設けられ
ている。
【0013】さらに、このリフレクタ2の後面(大径透
孔22の周縁)の上部には凹溝のスプリング取付部25
が設けられていると共に、下部には2個のスプリング係
合部26が設けられている。この2個のスプリング係合
部26は、図12に示すように、下面から見て、前側と
内側とが開口したほぼU字形状をなす。
【0014】図において、3はスプリングである。この
スプリング3は、図2及び図3及び図7に示すように、
丸棒のスプリング部材を折り曲げてなり、中間のコの字
形状をなす取付部30と、この取付部30の両側が外側
に広がりかつ前方側に半球形状に湾曲してなる2個の鍔
部押圧部31と、この2個の鍔部押圧部31の端部が内
側に狭めかつ平行になしてなる2個の係合部32と、こ
の2個の係合部32の端部がカールされてなる2個の撮
み部33とから構成されている。
【0015】このスプリング3の取付部30を上述のリ
フレクタ2のスプリング取付部25にセットし、その上
からアースターミナル34をセットし、このアースター
ミナル34をスクリュウ35によりリフレクタ2に固定
することにより、スプリング3の取付部30がリフレク
タ2に、取付部30の中間部の軸回りに回動可能に取り
付けられることとなる。なお、図中符号36は前記アー
スターミナル34に接続されたアース線である。
【0016】上述の放電灯1をリフレクタ2にスプリン
グ3を介して着脱可能に取り付ける場合は、まず、図2
及び図3に示すように、スプリング3をリフレクタ2の
大径透孔22から外れた位置に位置させておく。次に、
図5及び図6に示すように、放電灯1の上下誤組み付け
防止用凹部16とリフレクタ2の上下誤組み付け防止用
凸部24とを、また放電灯1の半円凹部18とリフレク
タ2の半円凸部27とを合せながら、放電灯1の発光部
10及びガラスバルブ11をリフレクタ2の透孔21、
22中に後側から前側に挿入して、放電灯1の発光部1
0及びガラスバルブ11をリフレクタ2の凹面鏡20側
に位置させる。
【0017】このとき、放電灯1の上下誤組み付け防止
用凹部16とリフレクタ2の上下誤組み付け防止用凸部
24との嵌合により、放電灯1をリフレクタ2に上下逆
に誤組み付けることを防止でき、また放電灯1のリフレ
クタ2に対する取付位置を決めることができると共に、
放電灯1のリフレクタ2に対する回転止めとなる。しか
も、規格により、放電灯1の形式が異なっていても鍔部
12の外径(リフレクタ2の大径透孔22の内径)が同
一である。このために、上述の放電灯1の半円凹部18
とリフレクタ2の半円凸部27との設ける位置を放電灯
1の形式毎に変えることにより、放電灯1の半円凹部1
8とリフレクタ2の半円凸部27との嵌合により、形式
の相違する放電灯1をリフレクタ2に誤組み付けること
を防止できる。
【0018】また、放電灯1の鍔部12及び筒部13を
リフレクタ2の大径透孔22中にセットし、かつ放電灯
1の鍔部12の前面の小凸部14をリフレクタ2の受部
23に当てて、放電灯1をリフレクタ2に仮セットす
る。それから、図7及び図8に示すように、スプリング
3を放電灯1の後部側に位置させる(図12中符号32
A参照)。さらに、図9に示すように、スプリング3の
2個の撮み部33を指等で撮んでスプリング3のスプリ
ング力に抗して、2個の係合部32を、図9中の矢印方
向に、相互に2個のスプリング係合部26よりも内側に
狭めながら、2個の鍔部押圧部31を鍔部12の後面に
当てる(図12中符号32B参照)。そして、図10及
び図11に示すように、2個の係合部32を2個のスプ
リング係合部26にそれぞれ係合させる(図12中符号
32C参照)。
【0019】すると、2個の鍔部押圧部31が鍔部12
の後面にそれぞれ弾性当接して、その鍔部12の前面の
3個の小凸部14が受部23に押圧される。その結果、
放電灯1の発光部10とリフレクタ2の焦点Fとの前後
位置が決まった状態で、放電灯1がリフレクタ2にスプ
リング3を介して着脱可能に取り付けられることとな
る。ここで、放電灯1をリフレクタ2に精度良く取り付
けることが重要である。特に、この実施の形態のよう
に、光源バルブとして高輝度の放電灯1を使用する場合
にはさらに高精度に取り付ける必要がある。
【0020】そこで、この実施の形態における本発明の
車両用灯具は、図5乃至図11に示すように、前記リフ
レクタ2の大径透孔22の内周面と前記放電灯1の鍔部
12の外周面との間に若干の隙間が設けられている。ま
た、前記大径透孔22の内周面のうち下部(リフレクタ
2のスプリング取付部25と反対側の部分)には中心出
し部としての2個の半球形状の小凸部4が設けられてい
る。この2個の中心出し凸部4は、図2に示すように、
光軸Z−Zを中心とする中心角90°の間隔(垂直線に
対して左右に45°ずつの間隔)をおいて設けられてい
る。かつ、この2個の中心出し凸部4の頂点から光軸Z
−Zまでの距離Aを上述の放電灯1の鍔部12の半径A
とほぼ同一とする。
【0021】一方、上述のスプリング3には内側に凸湾
曲した形状をなす筒部押圧部5が設けられている。この
筒部押圧部5は、図7及び図9及び図10に示すよう
に、スプリング3の鍔部押圧部31よりも取付部30側
に設けられている。また、この筒押圧部5は、図10に
示すように、係合部32がスプリング係合部26に係合
した状態において、筒部13よりも内側にオーバーラッ
プしているものである(図10中の二点鎖線を参照)。
この結果、スプリング3の係合部32がリフレクタ2の
スプリング係合部26に係合させた際に、常時、前記筒
部押圧部5は図10中の矢印に示すように前記放電灯1
の筒部13を前記2個の中心出し凸部4側に押圧して、
前記放電灯1の鍔部12の外周面を前記2個の中心出し
凸部4に当接させるものである。
【0022】この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、以上の如き構成からなるから、放電灯1をリフレ
クタ2に仮セットした状態(図5及び図6参照)で、ス
プリング3の係合部32をリフレクタ2のスプリング係
合部26に係合(図7乃至図12を参照)させることに
より、上述のように、スプリング3の鍔部押圧部31が
放電灯1の鍔部12をリフレクタ2の受部23に押圧
し、放電灯1の発光部10とリフレクタ2の焦点Fとの
前後位置が決まった状態で、放電灯1がリフレクタ2に
取り付けられる。
【0023】一方、スプリング3の筒部押圧部5は、上
述放電灯1の筒部13を2個の中心出し凸部4側に押圧
して、その放電灯1の鍔部12の外周面を2個の中心出
し凸部4に当接させるものであるから、放電灯1の中心
出しが行われる。すなわち、図1に示すように、放電灯
1の鍔部12を開角度が90°の2つの基準面6に図中
の矢印方向に押圧して、その鍔部12の外周面を2つの
基準面6に当接させると、その2つの当接点(鍔部12
の外周面と2つの基準面6との当接点)からの2つの垂
線61の交点が鍔部12の中心(放電灯1の中心軸Z−
Z)と合致する。また、その2つの基準面6と2つの垂
線61との間の距離Aは鍔部12の半径Aとなる。従っ
て、中心角90°の間隔をおき、かつ、光軸Z−Zまで
の距離Aが鍔部12の半径Aとほぼ同一である2個の中
心出し凸部4に、放電灯1の鍔部12を上述のようにし
て当接させることにより、光軸Z−Zと放電灯1の中心
軸O−Oとが合致する、すなわち放電灯1の中心出しが
行われることとなる。
【0024】このように、放電灯1の発光部10とリフ
レクタ2の焦点Fとの前後位置が決まり、かつ、光軸Z
−Zと放電灯1の中心軸O−Oとが合致するので、放電
灯1の発光部10を所定の位置、例えばリフレクタ2の
焦点Fに高精度に配置させることができる。
【0025】また、この実施の形態においては、リフレ
クタ2の大径透孔22の内周面に中心出し凸部4を、ま
たスプリング3に筒部押圧部5を、それぞれ設けるだけ
で、放電灯1の中心出し機構が構成されるので、その他
別個の部品を必要としない。
【0026】なお、上述の実施の形態においては、リフ
レクタ2の大径透孔22の内周面に中心出し凸部4を設
けたが、放電灯1の鍔部12の外面に、又は大径透孔2
2の内周面及び鍔部12の外面の双方に中心出し部を設
けても良い。
【0027】また、上述の実施の形態においては、リフ
レクタ2の凹面鏡20が単一反射面からなっているが、
所謂マルチリフレクタ等の複合反射面(基準回転放物面
に対して反射面を設計的に複数個(複数の部分)に区画
し、各部分ごとに焦点距離を僅かに変えたり光軸方向を
僅かに傾けたりすることによって構成される複合反射
面)からなるリフレクタを使用しても良い。
【0028】さらに、上述の実施の形態においては、プ
ロジェクト型の前照灯について説明したが、本発明の車
両用灯具は、その他の通常の前照灯にも使用できる。ま
た、本発明の車両用灯具は、自動車用前照灯、鉄道車両
用前部標識灯(リニアモーターカー)等にも使用でき
る。
【0029】さらにまた、上述の実施の形態において
は、光源として放電灯1を使用したがその他の光源(例
えば、ハロゲンランプ等の白熱灯)を使用しても良い。
【0030】さらにまた、上述の実施の形態において
は、放電灯1をリフレクタに2に取り付ける部分(透孔
21、22、受部23等)がリフレクタ2に一体に設け
られているものであるが、その部分をホルダ等の別個の
部品とし、そのホルダ等をリフレクタ2に固定したもの
であっても良い。
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、リフレクタの大径透孔の内周面と光源バルブ
の鍔部の外周面との間に若干の隙間が設けられ、大径透
孔の内周面、鍔部の外周面のうち少なくともいずれか一
方に光源バルブの中心出し部が設けられ、スプリングに
筒部を中心出し部側に押圧して光源バルブの中心出しを
行う筒部押圧部が設けられているものであるから、スプ
リングの筒部押圧部が筒部を介して光源バルブを中心出
し部側に押圧すると、光源バルブの中心出しが行われる
ので、光源バルブをリフレクタに高精度に取り付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の一実施の形態を示した基
本概念の説明図である。
【図2】リフレクタの放電灯を取り付ける部分の背面図
である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】光源バルブとしての放電灯の側面図である。
【図5】リフレクタに放電灯を仮セットした状態の一部
背面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】スプリングを放電灯の後部側に位置させた状態
の一部背面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】スプリングの係合部をリフレクタのスプリング
係合部に係合させる前の状態の一部背面図である。
【図10】同じくスプリングの係合部をリフレクタのス
プリング係合部に係合させた状態の一部背面図である。
【図11】図10におけるXI−XI線断面図である。
【図12】スプリングの係合部をリフレクタのスプリン
グ係合部に係合させる状態を示した一部底面図である。
【符号の説明】
1…放電灯(光源バルブ)、10…発光部、11…ガラ
スバルブ、12…鍔部、13…筒部、14…小凸部、1
5…電力供給ワイヤ、16…上下誤組み付け防止用凹
部、17…コネクタ部、O−O…中心軸、2…リフレク
タ、20…凹面鏡、21…小径透孔、22…大径透孔、
23…受部、24…上下誤組み付け防止用凸部、25…
スプリング取付部、26…スプリング係合部、F…焦点
(第1焦点)、Z−Z…光軸、3…スプリング、30…
取付部、31…鍔部押圧部、32…係合部、33…撮み
部、34…アースターミナル、35…スクリュウ、36
…アース線、4…中心出し凸部(中心出し部)、5…筒
部押圧部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブと、 前記光源バルブからの光を前方側に反射させるリフレク
    タと、 前記光源バルブを前記リフレクタに着脱可能に取り付け
    るスプリングと、 を備え、 前記光源バルブは、発光部と、前記発光部の後側に設け
    られた鍔部と、前記鍔部の後側に設けられた筒部とから
    構成されており、 前記リフレクタは、前記発光部を後側から前側に挿入す
    るための透孔と、前記透孔の内周面であって、段部を介
    して前側の小径透孔と後側の大径透孔との間に設けられ
    た受部と、スプリング取付部及びスプリング係合部とか
    ら構成されており 記係合部が、前記スプリング係合部に係合された際
    に、前記鍔部押圧部が前記鍔部の後面に弾性当接して前
    記鍔部の前面が前記受部に押圧されることにより、前記
    光源バルブが前記リフレクタに前記スプリングを介して
    着脱可能に取り付けられている車両用灯具において、 前記大径透孔の内周面と前記鍔部の外周面との間には若
    干の隙間が設けられていると共に、前記大径透孔の内周
    面、前記鍔部の外周面のうち少なくともいずれか一方に
    は前記光源バルブの中心出し部が設けられており、 前記スプリングはスプリング部材を折り曲げてなり、
    中間のコの字状をなす取付部と、該取付部の両側が外側
    に広がり且つ前記鍔部を押圧する鍔部押圧部と、該鍔部
    押圧部の端部が内側に狭め且つ平行になしてなり、前記
    スプリング係合部に着脱可能に係合される2つの係合部
    とを備え、前記筒部を前記中心出し部側に押圧して前記
    光源バルブの中心出しを行う、 ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記中心出し部は2個の半球形状の小凸
    部からなり、この2個の中心出し凸部は前記大径透孔の
    内周面のうち前記スプリング取付部と反対側の位置に中
    心角90°の間隔をおいて設けられており、 前記筒部押圧部は、前記取付部側に設けられており、常
    時、前記筒部を前記2個の中心出し凸部側に押圧して前
    記鍔部の外周面が前記2個の中心出し凸部に当接するこ
    とにより、前記光源バルブの中心出しが行われる、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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