JP3427126B2 - カメラ - Google Patents
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- JP3427126B2 JP3427126B2 JP29917792A JP29917792A JP3427126B2 JP 3427126 B2 JP3427126 B2 JP 3427126B2 JP 29917792 A JP29917792 A JP 29917792A JP 29917792 A JP29917792 A JP 29917792A JP 3427126 B2 JP3427126 B2 JP 3427126B2
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- JP
- Japan
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- opening
- lens
- closing
- main power
- lid
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- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影レンズを保持するレ
ンズ鏡筒やこのレンズ鏡筒の前面側で開閉されるレンズ
保護用バリア(以下単にレンズバリアという)を備えた
カメラに関し、特に主電源スイッチがON状態のまま
で、フィルム室開閉蓋が開状態になったときにレンズ鏡
筒やレンズバリアを非撮影状態とするとともに、開閉蓋
が閉動作になったときに撮影準備状態とすることが可能
なカメラに関する。
ンズ鏡筒やこのレンズ鏡筒の前面側で開閉されるレンズ
保護用バリア(以下単にレンズバリアという)を備えた
カメラに関し、特に主電源スイッチがON状態のまま
で、フィルム室開閉蓋が開状態になったときにレンズ鏡
筒やレンズバリアを非撮影状態とするとともに、開閉蓋
が閉動作になったときに撮影準備状態とすることが可能
なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば撮影レンズとしてズームレンズ
を内蔵しているコンパクトカメラにおいて、撮影終了後
にカメラの裏蓋を開けて撮影済フィルムのパトローネを
取出す際に、ズームレンズを保持するズーム式レンズ鏡
筒を保護するためにこのレンズ鏡筒をカメラ本体内に引
き込んで退避させ、さらにレンズ鏡筒の前端側を覆うズ
ームレンズ保護用のレンズバリアを閉動作させるととも
に、カメラの主電源スイッチをOFF状態にすること
が、従来から一般に行われていた。
を内蔵しているコンパクトカメラにおいて、撮影終了後
にカメラの裏蓋を開けて撮影済フィルムのパトローネを
取出す際に、ズームレンズを保持するズーム式レンズ鏡
筒を保護するためにこのレンズ鏡筒をカメラ本体内に引
き込んで退避させ、さらにレンズ鏡筒の前端側を覆うズ
ームレンズ保護用のレンズバリアを閉動作させるととも
に、カメラの主電源スイッチをOFF状態にすること
が、従来から一般に行われていた。
【0003】すなわち、この種のカメラは、フィルム室
を開閉する裏蓋の開閉状態を検知する手段を備え、この
検知手段によって裏蓋が開状態とされたことを検知した
ときに、レンズ鏡筒を退避動作させるとともに、レンズ
バリアを開閉する手段を動作させてレンズバリアを閉
じ、さらにカメラの主電源スイッチをOFF状態とする
ように構成されていた。
を開閉する裏蓋の開閉状態を検知する手段を備え、この
検知手段によって裏蓋が開状態とされたことを検知した
ときに、レンズ鏡筒を退避動作させるとともに、レンズ
バリアを開閉する手段を動作させてレンズバリアを閉
じ、さらにカメラの主電源スイッチをOFF状態とする
ように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造によるカ
メラにあっては、主電源スイッチがたとえON状態であ
っても、裏蓋が開けられたときにはその開動作信号に応
じて主電源スイッチを切り換えて主電源をOFF状態と
することが必要であった。
メラにあっては、主電源スイッチがたとえON状態であ
っても、裏蓋が開けられたときにはその開動作信号に応
じて主電源スイッチを切り換えて主電源をOFF状態と
することが必要であった。
【0005】このような従来のカメラにあっては、主電
源スイッチを自己復帰型のスイッチとし、入力信号の順
序によって主電源のON状態、OFF状態を切り換える
構造が採用されていた。
源スイッチを自己復帰型のスイッチとし、入力信号の順
序によって主電源のON状態、OFF状態を切り換える
構造が採用されていた。
【0006】しかしながら、このような構造によるカメ
ラによれば、撮影済みのフィルムパトローネを取り出
し、新しいフィルムを装填してから、裏蓋を閉じて撮影
を行なうに際して、主電源が裏蓋開閉検知手段からの信
号によってOFF状態となるので、上述した自己復帰型
の主電源スイッチを再操作し、これをON状態とするこ
とが必要であり、撮影準備を行なう際の操作性の面で煩
雑さが避けられなかった。
ラによれば、撮影済みのフィルムパトローネを取り出
し、新しいフィルムを装填してから、裏蓋を閉じて撮影
を行なうに際して、主電源が裏蓋開閉検知手段からの信
号によってOFF状態となるので、上述した自己復帰型
の主電源スイッチを再操作し、これをON状態とするこ
とが必要であり、撮影準備を行なう際の操作性の面で煩
雑さが避けられなかった。
【0007】また、上述した従来構造によるカメラによ
れば、上述した裏蓋開閉検知手段からの開動作信号によ
って、レンズ鏡筒を非撮影位置まで繰り込み動作させる
とともに、レンズバリアを閉動作させ、さらにこのレン
ズバリアの閉状態でレンズ鏡筒を撮影準備位置まで繰り
出す一方、開閉蓋の閉動作信号によってレンズバリアを
元の撮影可能な開状態に復帰させることも必要であり、
このような点についても配慮することが必要となってい
る。
れば、上述した裏蓋開閉検知手段からの開動作信号によ
って、レンズ鏡筒を非撮影位置まで繰り込み動作させる
とともに、レンズバリアを閉動作させ、さらにこのレン
ズバリアの閉状態でレンズ鏡筒を撮影準備位置まで繰り
出す一方、開閉蓋の閉動作信号によってレンズバリアを
元の撮影可能な開状態に復帰させることも必要であり、
このような点についても配慮することが必要となってい
る。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、撮影済みのフィルムパトローネを交換する
場合などにおいて、カメラ本体のパトローネ室開閉蓋の
蓋開閉検知手段からの信号によって、レンズ鏡筒の繰り
込み、レンズバリアの閉動作、主電源スイッチのOFF
状態への切換えを行なったときに、この主電源スイッチ
がON状態にあったときには、パトローネを交換し開閉
蓋を閉じることによってカメラの各部を撮影準備状態に
復帰させることができるカメラを得ることを目的として
いる。
ものであり、撮影済みのフィルムパトローネを交換する
場合などにおいて、カメラ本体のパトローネ室開閉蓋の
蓋開閉検知手段からの信号によって、レンズ鏡筒の繰り
込み、レンズバリアの閉動作、主電源スイッチのOFF
状態への切換えを行なったときに、この主電源スイッチ
がON状態にあったときには、パトローネを交換し開閉
蓋を閉じることによってカメラの各部を撮影準備状態に
復帰させることができるカメラを得ることを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るカメラは、カメラ本体の主電源をO
Nする位置とOFFする位置とを有する主電源スイッチ
と、前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の開閉状態を検
知する蓋開閉検知手段と、撮影レンズの前面側を覆うよ
うに開閉され撮影レンズを保護するレンズバリアとを備
え、前記主電源スイッチがON位置のときは前記レンズ
バリアを開状態とし、前記主電源スイッチがOFF位置
のときは前記レンズバリアを閉状態とするカメラにおい
て、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が開状態になった
ことを検知したときに前記レンズバリアを閉動作させ、
前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉状態になったこと
を検知し、且つ前記主電源スイッチがON位置のときは
前記レンズバリアを開動作させ、前記蓋開閉検知手段に
より開閉蓋が閉状態になったことを検出し、且つ前記主
電源スイッチがOFF位置のときは前記レンズバリアを
閉状態のまま保つ手段を設けたことを特徴とする。
ために本発明に係るカメラは、カメラ本体の主電源をO
Nする位置とOFFする位置とを有する主電源スイッチ
と、前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の開閉状態を検
知する蓋開閉検知手段と、撮影レンズの前面側を覆うよ
うに開閉され撮影レンズを保護するレンズバリアとを備
え、前記主電源スイッチがON位置のときは前記レンズ
バリアを開状態とし、前記主電源スイッチがOFF位置
のときは前記レンズバリアを閉状態とするカメラにおい
て、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が開状態になった
ことを検知したときに前記レンズバリアを閉動作させ、
前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉状態になったこと
を検知し、且つ前記主電源スイッチがON位置のときは
前記レンズバリアを開動作させ、前記蓋開閉検知手段に
より開閉蓋が閉状態になったことを検出し、且つ前記主
電源スイッチがOFF位置のときは前記レンズバリアを
閉状態のまま保つ手段を設けたことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るカメラは、カメラ本体
の主電源をONする位置とOFFする位置とを有する主
電源スイッチと、前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の
開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、光軸方向に移動
可能なレンズ鏡筒とを備え、前記主電源スイッチがON
位置のときは前記レンズ鏡筒を繰り出し状態とし、前記
主電源スイッチがOFF位置のときは前記レンズ鏡筒を
沈胴状態とするカメラにおいて、前記蓋開閉検知手段に
より開閉蓋が開状態になったことを検知したときに前記
レンズ鏡筒を沈胴状態とし、前記蓋開閉検知手段により
開閉蓋が閉状態になったことを検知し、且つ前記主電源
スイッチがON位置のときは前記レンズ鏡筒を繰り出
し、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉状態になった
ことを検出し、且つ前記主電源スイッチがOFF位置の
ときは前記レンズ鏡筒を沈胴状態のまま保つ手段を設け
たことを特徴とする。
の主電源をONする位置とOFFする位置とを有する主
電源スイッチと、前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の
開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、光軸方向に移動
可能なレンズ鏡筒とを備え、前記主電源スイッチがON
位置のときは前記レンズ鏡筒を繰り出し状態とし、前記
主電源スイッチがOFF位置のときは前記レンズ鏡筒を
沈胴状態とするカメラにおいて、前記蓋開閉検知手段に
より開閉蓋が開状態になったことを検知したときに前記
レンズ鏡筒を沈胴状態とし、前記蓋開閉検知手段により
開閉蓋が閉状態になったことを検知し、且つ前記主電源
スイッチがON位置のときは前記レンズ鏡筒を繰り出
し、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉状態になった
ことを検出し、且つ前記主電源スイッチがOFF位置の
ときは前記レンズ鏡筒を沈胴状態のまま保つ手段を設け
たことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るカメラは、請求項1ま
たは請求項2において、前記主電源スイッチは、主電源
のON位置、OFF位置を検知する状態検知スイッチで
あることを特徴とする。
たは請求項2において、前記主電源スイッチは、主電源
のON位置、OFF位置を検知する状態検知スイッチで
あることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、たとえばフィルム交換のため
にフィルム室の開閉蓋を開けたときにその状態を蓋開閉
検知手段によって検知すると、撮影レンズを保護するレ
ンズバリアが閉状態となるとともに、上述した蓋開閉検
知手段による開動作検知時に主電源スイッチがON状態
であって、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉じられ
たことが検知されたときには、前記レンズバリアを開動
作させる。すなわち、主電源スイッチがON状態であれ
ば、開閉蓋を開動作しフィルムを交換した後に開閉蓋を
閉動作することにより、一旦閉じたレンズバリアが開動
作するから、カメラは、直ちに撮影準備状態となる。
にフィルム室の開閉蓋を開けたときにその状態を蓋開閉
検知手段によって検知すると、撮影レンズを保護するレ
ンズバリアが閉状態となるとともに、上述した蓋開閉検
知手段による開動作検知時に主電源スイッチがON状態
であって、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉じられ
たことが検知されたときには、前記レンズバリアを開動
作させる。すなわち、主電源スイッチがON状態であれ
ば、開閉蓋を開動作しフィルムを交換した後に開閉蓋を
閉動作することにより、一旦閉じたレンズバリアが開動
作するから、カメラは、直ちに撮影準備状態となる。
【0013】また、本発明によれば、たとえばフィルム
交換のためにフィルム室の開閉蓋が開けられたことを蓋
開閉検知手段が検知したときには、レンズ鏡筒を非撮影
状態とするとともに、上述した蓋開閉検知手段による開
動作検知時に主電源スイッチがON状態であって、前記
蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉じられたことが検知さ
れたときには、前記レンズ鏡筒を撮影準備状態へ作動さ
せる。すなわち、主電源スイッチがON状態であれば、
開閉蓋を開動作しフィルムを交換した後に開閉蓋を閉動
作することにより、一旦非撮影状態になったレンズ鏡筒
が再び撮影準備状態となるから、カメラは、直ちに撮影
準備状態となる。
交換のためにフィルム室の開閉蓋が開けられたことを蓋
開閉検知手段が検知したときには、レンズ鏡筒を非撮影
状態とするとともに、上述した蓋開閉検知手段による開
動作検知時に主電源スイッチがON状態であって、前記
蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉じられたことが検知さ
れたときには、前記レンズ鏡筒を撮影準備状態へ作動さ
せる。すなわち、主電源スイッチがON状態であれば、
開閉蓋を開動作しフィルムを交換した後に開閉蓋を閉動
作することにより、一旦非撮影状態になったレンズ鏡筒
が再び撮影準備状態となるから、カメラは、直ちに撮影
準備状態となる。
【0014】また、本発明によれば、主電源スイッチと
して主電源のON状態、OFF状態を検知できる状態検
知スイッチを用いることにより、開閉蓋が閉じられて蓋
開閉検知手段で閉状態が検知されることによって、主電
源がON状態にあったときの状態にレンズバリアやレン
ズ鏡筒を復帰させ、カメラを直ちに撮影準備状態とする
ことができる。
して主電源のON状態、OFF状態を検知できる状態検
知スイッチを用いることにより、開閉蓋が閉じられて蓋
開閉検知手段で閉状態が検知されることによって、主電
源がON状態にあったときの状態にレンズバリアやレン
ズ鏡筒を復帰させ、カメラを直ちに撮影準備状態とする
ことができる。
【0015】
【実施例】図1ないし図9は本発明に係るカメラの一実
施例を示し、これらの図においては、本発明をズーム式
のコンパクトカメラに適用した場合を示す。このような
コンパクトカメラにおける撮影レンズのズーミング機構
の概略構成を、図8および図9を用いて以下に簡単に説
明する。
施例を示し、これらの図においては、本発明をズーム式
のコンパクトカメラに適用した場合を示す。このような
コンパクトカメラにおける撮影レンズのズーミング機構
の概略構成を、図8および図9を用いて以下に簡単に説
明する。
【0016】図中符号1は前側レンズ群、2は後側レン
ズ群で、これらによってズームレンズが構成されてい
る。3は前側レンズ群保持筒、3aはこの保持筒3の外
周側に刻設されたフォーカシング用ヘリコイド、4は保
持筒3に植設されたフォーカシング用ピン、5はシャッ
タ・フォーカシング駆動装置、5aはシャッタ・フォー
カシング駆動装置5の内周に固定されたヘリコイドであ
り、フォーカシング用ヘリコイド3aと噛合する。
ズ群で、これらによってズームレンズが構成されてい
る。3は前側レンズ群保持筒、3aはこの保持筒3の外
周側に刻設されたフォーカシング用ヘリコイド、4は保
持筒3に植設されたフォーカシング用ピン、5はシャッ
タ・フォーカシング駆動装置、5aはシャッタ・フォー
カシング駆動装置5の内周に固定されたヘリコイドであ
り、フォーカシング用ヘリコイド3aと噛合する。
【0017】6はシャッタ・フォーカシング装置5によ
って駆動されるフォーカシングレバーであり、係合され
るフォーカシング用ピン4を介して前群レンズ1を回転
ヘリコイドねじ(図示せず)により光軸方向に移動させ
フォーカシングを行なう。そして、これら各要素によっ
てフォーカシング機構が構成される。なお、7は絞り兼
用のシャッタ羽根である。
って駆動されるフォーカシングレバーであり、係合され
るフォーカシング用ピン4を介して前群レンズ1を回転
ヘリコイドねじ(図示せず)により光軸方向に移動させ
フォーカシングを行なう。そして、これら各要素によっ
てフォーカシング機構が構成される。なお、7は絞り兼
用のシャッタ羽根である。
【0018】8は後群レンズ保持筒、8aはこの保持筒
8に植設されたピンである。また、9は後群レンズ保持
筒8のガイド筒であり、その直進溝9aにピン8aが挿
入され、ピン8aを光軸方向へ直進往復移動可能に構成
されている。さらに、9bはガイド筒9の外周側に刻設
されたヘリコイド、10はガイド筒9に回転可能に設け
られるカムリングであり、その周囲にはピン8aと係合
するカム溝10aが設けられる。
8に植設されたピンである。また、9は後群レンズ保持
筒8のガイド筒であり、その直進溝9aにピン8aが挿
入され、ピン8aを光軸方向へ直進往復移動可能に構成
されている。さらに、9bはガイド筒9の外周側に刻設
されたヘリコイド、10はガイド筒9に回転可能に設け
られるカムリングであり、その周囲にはピン8aと係合
するカム溝10aが設けられる。
【0019】さらに、カムリング10に植設されたピン
10aは、カメラ本体側の固定筒13に対しビス止め等
で一端が固定されかつ光軸方向に延設されている直進ガ
イド板11のカム溝11a(図4、図5等参照)に挿入
係合される。そして、この直進ガイド板11の側部11
bとガイド筒9の突起部9cとの係合によって、ガイド
筒9の回転が防止される。
10aは、カメラ本体側の固定筒13に対しビス止め等
で一端が固定されかつ光軸方向に延設されている直進ガ
イド板11のカム溝11a(図4、図5等参照)に挿入
係合される。そして、この直進ガイド板11の側部11
bとガイド筒9の突起部9cとの係合によって、ガイド
筒9の回転が防止される。
【0020】12は中間ヘリコイドであり、固定筒13
のヘリコイド13aと噛合するヘリコイド部12bと、
ガイド筒9のヘリコイド9bと噛合するヘリコイド12
aと、電動駆動部(図示せず)からの駆動力を伝える伝
達ギア14と噛合するギア部12cとを有する。そし
て、この中間ヘリコイド12の正、逆両方向への回転に
応じてガイド筒9が、直進ガイド板11により回転を防
止されるため、光軸方向に沿って直進往復移動し、それ
に伴ない、カムリング10のカム溝10aが直進ガイド
板11のカム溝11aに沿って移動するため、カムリン
グ10は光軸回りに回転し、後側レンズ群2を前側レン
ズ群1に対して間隔を変えることができ、この前側レン
ズ群1と共にフィルム面に対し移動、変倍動作(ズーム
動作)を行なう。
のヘリコイド13aと噛合するヘリコイド部12bと、
ガイド筒9のヘリコイド9bと噛合するヘリコイド12
aと、電動駆動部(図示せず)からの駆動力を伝える伝
達ギア14と噛合するギア部12cとを有する。そし
て、この中間ヘリコイド12の正、逆両方向への回転に
応じてガイド筒9が、直進ガイド板11により回転を防
止されるため、光軸方向に沿って直進往復移動し、それ
に伴ない、カムリング10のカム溝10aが直進ガイド
板11のカム溝11aに沿って移動するため、カムリン
グ10は光軸回りに回転し、後側レンズ群2を前側レン
ズ群1に対して間隔を変えることができ、この前側レン
ズ群1と共にフィルム面に対し移動、変倍動作(ズーム
動作)を行なう。
【0021】ここで、中間ヘリコイド12の一部には、
位置検出用のエンコーダ基板15が固定され、かつ焦点
距離変更時にこの基板15の導電パターン上を、固定筒
13側に設けたエンコーダブラシ16が摺動するように
構成されている。
位置検出用のエンコーダ基板15が固定され、かつ焦点
距離変更時にこの基板15の導電パターン上を、固定筒
13側に設けたエンコーダブラシ16が摺動するように
構成されている。
【0022】したがって、このような構成によれば、固
定筒13のヘリコイド13aと、中間ヘリコイド12の
各ヘリコイド12a,12bと、ガイド筒9のヘリコイ
ド9bとによりダブルヘリコイドを構成し、直線ガイド
板11によるガイド筒9の回転防止を行って、図示しな
い電動駆動部からの回転力によってレンズ群1,2を移
動させズーミングを行なう。
定筒13のヘリコイド13aと、中間ヘリコイド12の
各ヘリコイド12a,12bと、ガイド筒9のヘリコイ
ド9bとによりダブルヘリコイドを構成し、直線ガイド
板11によるガイド筒9の回転防止を行って、図示しな
い電動駆動部からの回転力によってレンズ群1,2を移
動させズーミングを行なう。
【0023】ここで、図9はエンコーダ基板15を展開
した図である。同図において、導電パターン15aの切
り換わり部、換言するとブラシ16から得られる位置信
号が変化するパターン切り換わり位置をa1 ,a2 ,・
・・・,a9 で表している。この切り換わり位置に対応
する撮影レンズの焦点距離のそれぞれをf1 ,f2 ,・
・・・,f9 とするとき、
した図である。同図において、導電パターン15aの切
り換わり部、換言するとブラシ16から得られる位置信
号が変化するパターン切り換わり位置をa1 ,a2 ,・
・・・,a9 で表している。この切り換わり位置に対応
する撮影レンズの焦点距離のそれぞれをf1 ,f2 ,・
・・・,f9 とするとき、
【0024】
【数1】
【0025】のように、相隣り合う二つの焦点距離の比
が略一定となるようにそれぞれの切り換り位置a1 〜a
9 を定めている。そして、撮影倍率は焦点距離に略反比
例するから、各切り換わり位置a1 〜a9 の隣接する二
つの位置での撮影倍率の変化は、どの位置でも等しくな
る。
が略一定となるようにそれぞれの切り換り位置a1 〜a
9 を定めている。そして、撮影倍率は焦点距離に略反比
例するから、各切り換わり位置a1 〜a9 の隣接する二
つの位置での撮影倍率の変化は、どの位置でも等しくな
る。
【0026】ただし、切り換わり位置a9 は、ズームレ
ンズのW側(ワイド側)端であり、電源スイッチSW1
が「L」になると、現ブラシ位置であるa10からa9 位
置になるだけ、ズームレンズ鏡筒が繰り出されて停止す
る。この状態が、ズームレンズ鏡筒の撮影準備位置であ
る。以降、a9 〜a1 はW側、T側(テレ側)のズーム
スイッチSW2,SW3(図1および図2等参照)によ
って順次繰り出し、繰り込み動作させられる領域であ
る。
ンズのW側(ワイド側)端であり、電源スイッチSW1
が「L」になると、現ブラシ位置であるa10からa9 位
置になるだけ、ズームレンズ鏡筒が繰り出されて停止す
る。この状態が、ズームレンズ鏡筒の撮影準備位置であ
る。以降、a9 〜a1 はW側、T側(テレ側)のズーム
スイッチSW2,SW3(図1および図2等参照)によ
って順次繰り出し、繰り込み動作させられる領域であ
る。
【0027】ここで、上述した構成によるカメラにおけ
るズーム式レンズ鏡筒において、レンズ鏡筒を図9にお
けるa9 のブラシ位置まで繰り出した撮影準備状態を図
4に、レンズ鏡筒が図9におけるa10のブラシ位置まで
繰り込まれた非撮影状態を図5に示している。なお、こ
れらの図では、前述した図8における前側、後側レンズ
群1,2やその保持筒3,8等は省略している。
るズーム式レンズ鏡筒において、レンズ鏡筒を図9にお
けるa9 のブラシ位置まで繰り出した撮影準備状態を図
4に、レンズ鏡筒が図9におけるa10のブラシ位置まで
繰り込まれた非撮影状態を図5に示している。なお、こ
れらの図では、前述した図8における前側、後側レンズ
群1,2やその保持筒3,8等は省略している。
【0028】図4〜図7において、符号50は前記ガイ
ド筒9の前端側にビス52によって固定されている直進
鏡筒、60はこの直進鏡筒50の前端部に装着されたレ
ンズバリアである。なお、このレンズバリア60を開い
た撮影準備状態を図6に示し、この直進鏡筒50の前端
側の正面図、図7はレンズバリア60が閉じた非撮影状
態を示す正面図である。
ド筒9の前端側にビス52によって固定されている直進
鏡筒、60はこの直進鏡筒50の前端部に装着されたレ
ンズバリアである。なお、このレンズバリア60を開い
た撮影準備状態を図6に示し、この直進鏡筒50の前端
側の正面図、図7はレンズバリア60が閉じた非撮影状
態を示す正面図である。
【0029】これらの図において、レンズバリア60
は、直進鏡筒50の前端面に植設した枢軸51によって
揺動可能に枢支されている。そして、この枢軸51に巻
回した閉じばね52により、図6中反時計方向である閉
じ方向に付勢されている。またレンズバリア60の基端
部には、小円筒状の突起62が形成されている。
は、直進鏡筒50の前端面に植設した枢軸51によって
揺動可能に枢支されている。そして、この枢軸51に巻
回した閉じばね52により、図6中反時計方向である閉
じ方向に付勢されている。またレンズバリア60の基端
部には、小円筒状の突起62が形成されている。
【0030】さらに、直進鏡筒50には、レンズバリア
60と共に連動部材となる連動環70が、光軸を中心軸
として回動可能に装着され、連動環70と直進鏡筒50
との間に張設した開きばね53により、連動環70が図
6中反時計方向に付勢されている。
60と共に連動部材となる連動環70が、光軸を中心軸
として回動可能に装着され、連動環70と直進鏡筒50
との間に張設した開きばね53により、連動環70が図
6中反時計方向に付勢されている。
【0031】また、連動環70の外周縁には、開きばね
53により連動環70が図中反時計方向へ回動した際、
閉じばね52の付勢力に抗してレンズバリア60を図中
時計方向へ揺動させて開き状態とするように、レンズバ
リア60の小円筒状の突起62を押動する押動突起72
が形成されている。
53により連動環70が図中反時計方向へ回動した際、
閉じばね52の付勢力に抗してレンズバリア60を図中
時計方向へ揺動させて開き状態とするように、レンズバ
リア60の小円筒状の突起62を押動する押動突起72
が形成されている。
【0032】さらに、連動環70の外周縁には、直進鏡
筒50の内側に向って折曲げたフランジ部73が設けら
れ、このフランジ部73の先端部には、図4および図5
からも明らかなように、前記直進ガイド板11の前端部
を臨んで連動ピン74が植設されている。
筒50の内側に向って折曲げたフランジ部73が設けら
れ、このフランジ部73の先端部には、図4および図5
からも明らかなように、前記直進ガイド板11の前端部
を臨んで連動ピン74が植設されている。
【0033】一方、直進鏡筒50の直進往復移動に応じ
て連動環70が回動するように、連動ピン74に係合可
能なカム部25を、直進ガイド板11の前端部に形成し
ている。このカム部25は、連動ピン74が直進ガイド
板11に対して円周方向に押動される傾斜面26と光軸
方向に沿って移動する光軸と平行な平行面27とを有し
ている。
て連動環70が回動するように、連動ピン74に係合可
能なカム部25を、直進ガイド板11の前端部に形成し
ている。このカム部25は、連動ピン74が直進ガイド
板11に対して円周方向に押動される傾斜面26と光軸
方向に沿って移動する光軸と平行な平行面27とを有し
ている。
【0034】このような構成において、図4および図6
に示した撮影準備状態では、連動部材70の連動ピン7
4が直進ガイド板11のカム部25に当接しておらず、
連動部材70の押動突起72が開きばね53の付勢力に
より、閉じばね52の付勢力に抗してレンズバリア60
の小円筒状の突起62を押し込んでおり、レンズバリア
60は開いた状態にある。
に示した撮影準備状態では、連動部材70の連動ピン7
4が直進ガイド板11のカム部25に当接しておらず、
連動部材70の押動突起72が開きばね53の付勢力に
より、閉じばね52の付勢力に抗してレンズバリア60
の小円筒状の突起62を押し込んでおり、レンズバリア
60は開いた状態にある。
【0035】この状態において、図示しない操作部材を
非撮影状態に切り換えると、同じく図示しないモータ等
の駆動源が回転し、これにより図8に示した伝達ギア1
4からの回転伝達によってギヤ部12cを介して中間ヘ
リコイド12が回動する。
非撮影状態に切り換えると、同じく図示しないモータ等
の駆動源が回転し、これにより図8に示した伝達ギア1
4からの回転伝達によってギヤ部12cを介して中間ヘ
リコイド12が回動する。
【0036】この中間ヘリコイド12にオスヘリコイド
9bを介して螺合するガイド筒9は、直進ガイド板11
の側部11bと突起部9cとの係合によって回動が阻止
されているため、中間ヘリコイド12の回動により、オ
スヘリコイド9bのリードにしたがって、図4に示す撮
影準備状態の位置から光軸に沿って図4中矢印A1方向
に繰り込まれる。
9bを介して螺合するガイド筒9は、直進ガイド板11
の側部11bと突起部9cとの係合によって回動が阻止
されているため、中間ヘリコイド12の回動により、オ
スヘリコイド9bのリードにしたがって、図4に示す撮
影準備状態の位置から光軸に沿って図4中矢印A1方向
に繰り込まれる。
【0037】また、このガイド筒9の矢印A1方向の移
動により、直進鏡筒50およびこの直進鏡筒50に装着
された連動環70もA1方向に移動し、やがて連動環7
0の連動ピン74と直進ガイド板11に形成されたカム
部25の傾斜面26に当接する。
動により、直進鏡筒50およびこの直進鏡筒50に装着
された連動環70もA1方向に移動し、やがて連動環7
0の連動ピン74と直進ガイド板11に形成されたカム
部25の傾斜面26に当接する。
【0038】さらに、中間ヘリコイド12が回転しガイ
ド筒9が図中矢印A1方向へ移動すると、連動環70の
連動ピン74がカム部25の傾斜面26に沿って移動す
る。これにより、連動環70が開きばね53の付勢力に
抗して、図6において時計方向に回転し、連動環70の
連動ピン74がそれまで押し込んでいたレンズバリア6
0の小円筒状の突起62から後退する。
ド筒9が図中矢印A1方向へ移動すると、連動環70の
連動ピン74がカム部25の傾斜面26に沿って移動す
る。これにより、連動環70が開きばね53の付勢力に
抗して、図6において時計方向に回転し、連動環70の
連動ピン74がそれまで押し込んでいたレンズバリア6
0の小円筒状の突起62から後退する。
【0039】このように連動環70の連動ピン74がレ
ンズバリア60の小円筒状の突起62から後退すると、
レンズバリア60は、連動ピン74に阻止されないの
で、閉じばね52の付勢力によって図6において時計方
向へ揺動して図7に示す閉じた状態になる。
ンズバリア60の小円筒状の突起62から後退すると、
レンズバリア60は、連動ピン74に阻止されないの
で、閉じばね52の付勢力によって図6において時計方
向へ揺動して図7に示す閉じた状態になる。
【0040】そして、上述したようにして閉じられたレ
ンズバリア60は、裏蓋開状態が検知されることによ
り、図5および図7に示した非撮影状態から、レンズ鏡
筒が撮影準備状態となるように動作される。すなわち、
図示しない電動モータ等の駆動源により、前述の場合と
逆方向に中間ヘリコイド12を回動させることにより、
ガイド筒9を、図5において矢印A2方向に移動させて
繰り出す。
ンズバリア60は、裏蓋開状態が検知されることによ
り、図5および図7に示した非撮影状態から、レンズ鏡
筒が撮影準備状態となるように動作される。すなわち、
図示しない電動モータ等の駆動源により、前述の場合と
逆方向に中間ヘリコイド12を回動させることにより、
ガイド筒9を、図5において矢印A2方向に移動させて
繰り出す。
【0041】これにより、連動環70の連動ピン74
は、カム部25の平行面27に沿って図中矢印A2方向
に移動する。
は、カム部25の平行面27に沿って図中矢印A2方向
に移動する。
【0042】さらに、ガイド筒9が、図5において矢印
A2方向に移動すると、カム部25における平行面27
から外れ、傾斜面26に当接しながら移動し、この連動
ピン74が傾斜面26に当接しながら移動すると、開き
ばね53の付勢力によって連動環70が図7において図
中反時計方向に回転し、後退位置にあった連動環70の
押動突起72がレンズバリア60の小円筒状の突起62
に次第に近づき、やがて小円筒状の突起62を押し込
む。これにより、レンズバリア60は、枢軸51を中心
にして図7において時計方向に揺動し、図6に示す開状
態となる。
A2方向に移動すると、カム部25における平行面27
から外れ、傾斜面26に当接しながら移動し、この連動
ピン74が傾斜面26に当接しながら移動すると、開き
ばね53の付勢力によって連動環70が図7において図
中反時計方向に回転し、後退位置にあった連動環70の
押動突起72がレンズバリア60の小円筒状の突起62
に次第に近づき、やがて小円筒状の突起62を押し込
む。これにより、レンズバリア60は、枢軸51を中心
にして図7において時計方向に揺動し、図6に示す開状
態となる。
【0043】以上のような構成による撮影レンズのズー
ミング機構を備えたカメラにおいて、撮影動作やズーム
式のレンズ鏡筒(直進鏡筒50)のズーミング動作、さ
らにレンズバリア60の開閉動作は、図1および図3に
示すような制御回路と制御フローチャートによって行な
われる。
ミング機構を備えたカメラにおいて、撮影動作やズーム
式のレンズ鏡筒(直進鏡筒50)のズーミング動作、さ
らにレンズバリア60の開閉動作は、図1および図3に
示すような制御回路と制御フローチャートによって行な
われる。
【0044】これを簡単に説明すると、本発明に係るカ
メラでの制御回路は、図1に示すように、測光回路8
1、フィルム感度検知回路82、フィルム給送信号検出
手段83、直進鏡筒50の位置を検出するエンコーダ8
4(15,16)、ズーミング指令部85等からの信号
が入力され種々の演算処理を行なうCPU80を備え、
このCPU80からの出力信号が、モータ駆動回路86
に送り込まれることにより、直進鏡筒50のズーミング
動作とレンズバリア60の開閉動作とを行なわせる鏡筒
制御用の電動モータ87やフィルム給送用の電動モータ
88が制御されるようになっている。
メラでの制御回路は、図1に示すように、測光回路8
1、フィルム感度検知回路82、フィルム給送信号検出
手段83、直進鏡筒50の位置を検出するエンコーダ8
4(15,16)、ズーミング指令部85等からの信号
が入力され種々の演算処理を行なうCPU80を備え、
このCPU80からの出力信号が、モータ駆動回路86
に送り込まれることにより、直進鏡筒50のズーミング
動作とレンズバリア60の開閉動作とを行なわせる鏡筒
制御用の電動モータ87やフィルム給送用の電動モータ
88が制御されるようになっている。
【0045】なお、図1において、符号89はCPU8
0からの制御信号を受ける絞り・シャッタ制御回路、9
0は絞り、91はシャッタで、これらによってカメラの
撮影動作が周知の通り行なわれる。
0からの制御信号を受ける絞り・シャッタ制御回路、9
0は絞り、91はシャッタで、これらによってカメラの
撮影動作が周知の通り行なわれる。
【0046】さらに、この図1においてSW1は主電源
スイッチ、SW2はW側ズームスイッチ、SW3はT側
ズームスイッチで、さらにSW4は裏蓋の開閉動作を検
知する蓋開閉検知用スイッチである。
スイッチ、SW2はW側ズームスイッチ、SW3はT側
ズームスイッチで、さらにSW4は裏蓋の開閉動作を検
知する蓋開閉検知用スイッチである。
【0047】図2は上述した構成によるカメラにおい
て、裏蓋95を、カメラ本体94の背面側で開閉操作し
たときのカメラ各部のスイッチとの関係を説明するため
の概略図である。すなわち、同図(a)は主電源スイッ
チSW1がOFF状態であって、レンズ鏡筒となる部分
である直進鏡筒50がカメラ本体94側の固定筒13内
に沈胴している状態を示している。このとき、ブラシ1
6は、図9に示したように、a10の状態にある。
て、裏蓋95を、カメラ本体94の背面側で開閉操作し
たときのカメラ各部のスイッチとの関係を説明するため
の概略図である。すなわち、同図(a)は主電源スイッ
チSW1がOFF状態であって、レンズ鏡筒となる部分
である直進鏡筒50がカメラ本体94側の固定筒13内
に沈胴している状態を示している。このとき、ブラシ1
6は、図9に示したように、a10の状態にある。
【0048】また、同図(b)は主電源スイッチSW1
がONされると、直進鏡筒50が、カメラ本体94側の
固定筒13から突出した状態を示し、この時には、ブラ
シ16は図9におけるa9 の位置にあり、これに相当す
る図4および図6から明らかなように、撮影可能な状態
にある。
がONされると、直進鏡筒50が、カメラ本体94側の
固定筒13から突出した状態を示し、この時には、ブラ
シ16は図9におけるa9 の位置にあり、これに相当す
る図4および図6から明らかなように、撮影可能な状態
にある。
【0049】さらに、同図(c)は主電源スイッチSW
1がONであるにもかかわらず、裏蓋95を開けた状態
を示し、この時には、蓋開閉検知用スイッチSW4が
「L」となることにより、直進鏡筒50を前述した制御
動作によって固定筒13内に繰り込み動作する。そし
て、このときには、ブラシ16は図9におけるa10の位
置となる。
1がONであるにもかかわらず、裏蓋95を開けた状態
を示し、この時には、蓋開閉検知用スイッチSW4が
「L」となることにより、直進鏡筒50を前述した制御
動作によって固定筒13内に繰り込み動作する。そし
て、このときには、ブラシ16は図9におけるa10の位
置となる。
【0050】そして、この状態において、裏蓋95を閉
動作し、これにより蓋開閉検知用スイッチSW4が
「H」になると、直進鏡筒50は、再度繰り出し方向に
移動されて、a9 の位置に至り、撮影準備状態に置かれ
る。
動作し、これにより蓋開閉検知用スイッチSW4が
「H」になると、直進鏡筒50は、再度繰り出し方向に
移動されて、a9 の位置に至り、撮影準備状態に置かれ
る。
【0051】このように、主電源スイッチSW1がON
であるときに、フィルムの交換等を行なった後、裏蓋9
5を閉めることにより、蓋開閉検知用スイッチSW4が
「H」となると、レンズバリア60が開くとともに、前
述した図2の(b)に示すように、レンズ鏡筒となる直
進鏡筒50が、カメラ本体94側から突出する。
であるときに、フィルムの交換等を行なった後、裏蓋9
5を閉めることにより、蓋開閉検知用スイッチSW4が
「H」となると、レンズバリア60が開くとともに、前
述した図2の(b)に示すように、レンズ鏡筒となる直
進鏡筒50が、カメラ本体94側から突出する。
【0052】図3は上述したようなレンズバリア60の
開閉制御や直進鏡筒50(レンズ鏡筒)の繰り出し、繰
り込み動作を含めたカメラ全体の動作を示すフローチャ
ートである。
開閉制御や直進鏡筒50(レンズ鏡筒)の繰り出し、繰
り込み動作を含めたカメラ全体の動作を示すフローチャ
ートである。
【0053】これを簡単に説明すると、ステップ101
で直進鏡筒50が、ブラシ16に対応する位置がa10か
らa9 に移動しているか否かの判断が行なわれ、移動し
ていないときに、ステップ102に進む。なお、このフ
ラグFは、鏡筒が移動していないときには「F=0」、
移動したときには「F=1」とする。また、a10は非撮
影位置、a9 は撮影準備位置であり、鏡筒50がいずれ
の位置にあるかの判断が行なわれる。
で直進鏡筒50が、ブラシ16に対応する位置がa10か
らa9 に移動しているか否かの判断が行なわれ、移動し
ていないときに、ステップ102に進む。なお、このフ
ラグFは、鏡筒が移動していないときには「F=0」、
移動したときには「F=1」とする。また、a10は非撮
影位置、a9 は撮影準備位置であり、鏡筒50がいずれ
の位置にあるかの判断が行なわれる。
【0054】ステップ102では、主電源スイッチSW
1がONつまり「L」の状態にあるかの判断が行なわ
れ、ONであれば、ステップ103でSW1用の記憶手
段(CPU80内)を、「G=1」とする。もし、主電
源スイッチSW1がOFFの状態であれば、ステップ1
04で前記記憶手段を「G=0」とし、前記ステップ1
02に戻る。
1がONつまり「L」の状態にあるかの判断が行なわ
れ、ONであれば、ステップ103でSW1用の記憶手
段(CPU80内)を、「G=1」とする。もし、主電
源スイッチSW1がOFFの状態であれば、ステップ1
04で前記記憶手段を「G=0」とし、前記ステップ1
02に戻る。
【0055】また、ステップ105では、裏蓋95の開
閉検知用スイッチSW4が「H」であるか否か、つまり
裏蓋95が閉じているかの検知が行なわれ、閉じている
ときには、ステップ106に進み、「F=0」つまり鏡
筒50が非撮影位置にあるか、撮影準備状態にあるか否
かの判断が行なわれる。
閉検知用スイッチSW4が「H」であるか否か、つまり
裏蓋95が閉じているかの検知が行なわれ、閉じている
ときには、ステップ106に進み、「F=0」つまり鏡
筒50が非撮影位置にあるか、撮影準備状態にあるか否
かの判断が行なわれる。
【0056】そして、非撮影位置であるときには、ステ
ップ107〜110でモータ正転、鏡筒位置「a9 」の
確認、モータ停止、「F=1」への変更を行ない、ステ
ップ111に進む。なお、前記ステップ106でF=1
であって撮影準備状態にあるときには、直接ステップ1
11に進む。
ップ107〜110でモータ正転、鏡筒位置「a9 」の
確認、モータ停止、「F=1」への変更を行ない、ステ
ップ111に進む。なお、前記ステップ106でF=1
であって撮影準備状態にあるときには、直接ステップ1
11に進む。
【0057】ステップ111において、レリーズスイッ
チSW5がONされ、「L」となったときには、ステッ
プ112〜116の測光、測距、フォーカシング、露
出、一こま巻上げ、37こま終端まで巻き上げられたか
否かの確認が行なわれる。
チSW5がONされ、「L」となったときには、ステッ
プ112〜116の測光、測距、フォーカシング、露
出、一こま巻上げ、37こま終端まで巻き上げられたか
否かの確認が行なわれる。
【0058】そして、フィルムが終端に至っていないと
きには、ステップ117〜120にあるように、主電源
スイッチSW1がOFFであるか否かの判定(「H」で
あるか)、モータ逆転、鏡筒位置がa10であるか否かの
判定、モータ停止が行なわれ、ステップ102に戻る。
きには、ステップ117〜120にあるように、主電源
スイッチSW1がOFFであるか否かの判定(「H」で
あるか)、モータ逆転、鏡筒位置がa10であるか否かの
判定、モータ停止が行なわれ、ステップ102に戻る。
【0059】また、フィルムが終端まで至ったときに
は、ステップ121〜123にあるように、鏡筒駆動用
モータの逆転、鏡筒位置がa10にあるか否かの判定、モ
ータ停止が行なわれた後、フィルムの巻戻し動作が、ス
テップ124〜126に示す順序で行われる。
は、ステップ121〜123にあるように、鏡筒駆動用
モータの逆転、鏡筒位置がa10にあるか否かの判定、モ
ータ停止が行なわれた後、フィルムの巻戻し動作が、ス
テップ124〜126に示す順序で行われる。
【0060】そして、ステップ127、128で裏蓋開
閉検知用スイッチSW4がOFFからONし、「L」か
ら「H」となって裏蓋が閉じられたことが検知される
と、フィルムの4こまの空送りが行われ、モータが停止
され、さらにステップ130、131で裏蓋開動作前の
主電源スイッチSW1がONであるか否かつまり「G=
0」の判断が行なわれ、ONであったときには、ステッ
プ106に戻り、OFFの状態であったときには、エン
ドとなる。
閉検知用スイッチSW4がOFFからONし、「L」か
ら「H」となって裏蓋が閉じられたことが検知される
と、フィルムの4こまの空送りが行われ、モータが停止
され、さらにステップ130、131で裏蓋開動作前の
主電源スイッチSW1がONであるか否かつまり「G=
0」の判断が行なわれ、ONであったときには、ステッ
プ106に戻り、OFFの状態であったときには、エン
ドとなる。
【0061】また、前記ステップ105において、裏蓋
開閉検知用スイッチSW4がON状態で「L」であるこ
とが確認されると、ステップ140から144に示すよ
うに、鏡筒がa10からa9 に駆動されていないとの「F
=0」とし、鏡筒位置がa10との判断を行ない、ステッ
プ128に進む。もし、鏡筒位置がa10でないとすれ
ば、ステップ142から144で鏡筒を所定の位置に移
動させて停止させる。
開閉検知用スイッチSW4がON状態で「L」であるこ
とが確認されると、ステップ140から144に示すよ
うに、鏡筒がa10からa9 に駆動されていないとの「F
=0」とし、鏡筒位置がa10との判断を行ない、ステッ
プ128に進む。もし、鏡筒位置がa10でないとすれ
ば、ステップ142から144で鏡筒を所定の位置に移
動させて停止させる。
【0062】以上の構成によるカメラにおいて、裏蓋開
閉検知用スイッチSW4が開状態を検知する直前におけ
る主電源スイッチSW1のON、OFFの状態を記憶す
る記憶手段を設け、この記憶手段が主電源スイッチSW
1のON状態を記憶した状態で、裏蓋開閉検知用スイッ
チSW4により裏蓋95が閉状態となったことを検知し
たときに、レンズバリア60を開動作させるように構成
している。
閉検知用スイッチSW4が開状態を検知する直前におけ
る主電源スイッチSW1のON、OFFの状態を記憶す
る記憶手段を設け、この記憶手段が主電源スイッチSW
1のON状態を記憶した状態で、裏蓋開閉検知用スイッ
チSW4により裏蓋95が閉状態となったことを検知し
たときに、レンズバリア60を開動作させるように構成
している。
【0063】このような構成によれば、フィルム交換の
ために裏蓋95を開けたときに、その状態を検知用スイ
ッチSW4によって検知し、レンズバリア60を閉状態
とするとともに、前記検知用スイッチSW4による開状
態検知によって、その検知直前の主電源スイッチSW1
のON、OFFの状態をCPU80内の記憶手段に記憶
し、裏蓋95が閉じられたときには、この記憶に従っ
て、主電源スイッチSW1を元の状態に復帰させるとと
もに、レンズバリア60を開動作させることができる。
したがって、主電源スイッチSW1がONであれば、裏
蓋95を開閉し、フィルムを交換した後、直ちに撮影準
備状態とすることができる。
ために裏蓋95を開けたときに、その状態を検知用スイ
ッチSW4によって検知し、レンズバリア60を閉状態
とするとともに、前記検知用スイッチSW4による開状
態検知によって、その検知直前の主電源スイッチSW1
のON、OFFの状態をCPU80内の記憶手段に記憶
し、裏蓋95が閉じられたときには、この記憶に従っ
て、主電源スイッチSW1を元の状態に復帰させるとと
もに、レンズバリア60を開動作させることができる。
したがって、主電源スイッチSW1がONであれば、裏
蓋95を開閉し、フィルムを交換した後、直ちに撮影準
備状態とすることができる。
【0064】また、上述した構成では、レンズ鏡筒を、
裏蓋95の開閉検知用スイッチSW4が蓋の開状態を検
知し、レンズバリア60を閉動作させるときに、繰り込
み方向の終端位置(a10位置)まで繰り込んで非撮影状
態とするとともに、裏蓋95が閉動作した後に、このバ
リア開状態での撮影準備位置(a9 位置)まで繰り出す
ように構成している。
裏蓋95の開閉検知用スイッチSW4が蓋の開状態を検
知し、レンズバリア60を閉動作させるときに、繰り込
み方向の終端位置(a10位置)まで繰り込んで非撮影状
態とするとともに、裏蓋95が閉動作した後に、このバ
リア開状態での撮影準備位置(a9 位置)まで繰り出す
ように構成している。
【0065】したがって、このような構成では、裏蓋開
閉検知用スイッチSW4により裏蓋の開状態を検知した
ときに、レンズバリア60を閉動作させるために、直進
鏡筒50を一旦繰り込み方向の終端位置まで繰り込んで
非撮影状態としても、裏蓋95が閉動作した後にバリア
開状態での撮影準備位置まで再度繰り出すようにしてお
り、裏蓋95が閉じられかつレンズバリア60が開状態
となったときに、直ちに撮影可能な状態とすることがで
きる。
閉検知用スイッチSW4により裏蓋の開状態を検知した
ときに、レンズバリア60を閉動作させるために、直進
鏡筒50を一旦繰り込み方向の終端位置まで繰り込んで
非撮影状態としても、裏蓋95が閉動作した後にバリア
開状態での撮影準備位置まで再度繰り出すようにしてお
り、裏蓋95が閉じられかつレンズバリア60が開状態
となったときに、直ちに撮影可能な状態とすることがで
きる。
【0066】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、カメラ各部の形状、構造等を適宜変形、変更
し得ることは勿論である。たとえばレンズ鏡筒のズーミ
ング、フォーカシング等のための繰り出し、繰り込み駆
動構造を始め、各部の構造や手段を、適宜変更してもよ
いことは言うまでもない。
定されず、カメラ各部の形状、構造等を適宜変形、変更
し得ることは勿論である。たとえばレンズ鏡筒のズーミ
ング、フォーカシング等のための繰り出し、繰り込み駆
動構造を始め、各部の構造や手段を、適宜変更してもよ
いことは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、主電源スイッチがON状態のままであって、
蓋開閉検知手段により開閉蓋が開状態になったことを検
知したときにレンズバリアを閉動作させ、蓋開閉検知手
段により開閉蓋が閉状態になったことを検知することに
よってレンズバリアを開動作させる手段を設けているか
ら、たとえばフィルム交換のためにフィルム室開閉蓋を
開けたときに、撮影レンズを保護するレンズバリアを閉
状態とし、開閉蓋が閉じられたときに、レンズバリアを
開動作させることができる。したがって、主電源スイッ
チがON状態であれば、開閉蓋を開閉してフィルムを交
換した後に、直ちに撮影準備状態とすることができる。
によれば、主電源スイッチがON状態のままであって、
蓋開閉検知手段により開閉蓋が開状態になったことを検
知したときにレンズバリアを閉動作させ、蓋開閉検知手
段により開閉蓋が閉状態になったことを検知することに
よってレンズバリアを開動作させる手段を設けているか
ら、たとえばフィルム交換のためにフィルム室開閉蓋を
開けたときに、撮影レンズを保護するレンズバリアを閉
状態とし、開閉蓋が閉じられたときに、レンズバリアを
開動作させることができる。したがって、主電源スイッ
チがON状態であれば、開閉蓋を開閉してフィルムを交
換した後に、直ちに撮影準備状態とすることができる。
【0068】また、本発明に係るカメラによれば、撮影
レンズを保持するレンズ鏡筒を、開閉蓋の検知手段が開
閉蓋の開状態を検知したときに、繰り込み方向の終端位
置まで繰り込んで非撮影状態とするとともに、蓋開閉検
知手段が開閉蓋の閉状態を検知することによってレンズ
鏡筒を撮影準備状態へ繰り出し作動させる手段を設けて
いるから、開閉蓋が閉じられると、カメラ、特にレンズ
鏡筒は直ちに撮影可能な状態となる。
レンズを保持するレンズ鏡筒を、開閉蓋の検知手段が開
閉蓋の開状態を検知したときに、繰り込み方向の終端位
置まで繰り込んで非撮影状態とするとともに、蓋開閉検
知手段が開閉蓋の閉状態を検知することによってレンズ
鏡筒を撮影準備状態へ繰り出し作動させる手段を設けて
いるから、開閉蓋が閉じられると、カメラ、特にレンズ
鏡筒は直ちに撮影可能な状態となる。
【図1】 本発明に係るカメラの一実施例を示す要部構
成のブロック図である。
成のブロック図である。
【図2】 本発明に係るカメラの一実施例を示し、
(a)、(b)、(c)は開閉蓋の開閉動作を順を追っ
て示す概略説明図である。
(a)、(b)、(c)は開閉蓋の開閉動作を順を追っ
て示す概略説明図である。
【図3】 本発明に係るカメラにおいて、主電源スイッ
チ、レンズ鏡筒、レンズバリアを始めとするカメラ各部
の動作を説明するためのフローチャートである。
チ、レンズ鏡筒、レンズバリアを始めとするカメラ各部
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明に係るカメラの一実施例を示し、レン
ズ鏡筒をa9 のブラシ位置まで繰り出した撮影準備状態
を示す概略断面図である。
ズ鏡筒をa9 のブラシ位置まで繰り出した撮影準備状態
を示す概略断面図である。
【図5】 本発明に係るカメラの一実施例を示し、レン
ズ鏡筒をa10のブラシ位置まで繰り込んだ非撮影状態を
示す概略断面図である。
ズ鏡筒をa10のブラシ位置まで繰り込んだ非撮影状態を
示す概略断面図である。
【図6】 レンズバリアが開いている撮影準備状態を示
す直進鏡筒の前端側から見た正面図である。
す直進鏡筒の前端側から見た正面図である。
【図7】 レンズバリアを閉じた非撮影状態を示す直進
鏡筒の前端側から見た正面図である。
鏡筒の前端側から見た正面図である。
【図8】 本発明を適用して好適な電動型ズーム式カメ
ラにおける撮影レンズのズーム機構を示す断面図であ
る。
ラにおける撮影レンズのズーム機構を示す断面図であ
る。
【図9】 レンズ鏡筒をズーミング駆動する際に用いる
エンコーダ基板の導電パターンとエンコーダブラシとの
関係を示す展開図である。
エンコーダ基板の導電パターンとエンコーダブラシとの
関係を示す展開図である。
1…前側レンズ群、2…後側レンズ群、9…ガイド筒、
10…カムリング、11…直進ガイド板、12…中間ヘ
リコイド、13…固定筒、15…エンコーダ基板、16
…エンコーダブラシ、25…カム部、26…傾斜面、2
7…平行面、50…直進鏡筒(レンズ鏡筒可動部)、6
0…レンズバリア、62…小円筒状の突起、70…連動
環、80…CPU、86…モータ駆動回路、87…鏡筒
駆動用電動モータ(直進鏡筒およびレンズバリアの駆動
手段)、94…カメラ本体、95…裏蓋(開閉蓋)、S
W1…主電源スイッチ、SW4…裏蓋開閉検知用スイッ
チ(蓋開閉検知手段)。
10…カムリング、11…直進ガイド板、12…中間ヘ
リコイド、13…固定筒、15…エンコーダ基板、16
…エンコーダブラシ、25…カム部、26…傾斜面、2
7…平行面、50…直進鏡筒(レンズ鏡筒可動部)、6
0…レンズバリア、62…小円筒状の突起、70…連動
環、80…CPU、86…モータ駆動回路、87…鏡筒
駆動用電動モータ(直進鏡筒およびレンズバリアの駆動
手段)、94…カメラ本体、95…裏蓋(開閉蓋)、S
W1…主電源スイッチ、SW4…裏蓋開閉検知用スイッ
チ(蓋開閉検知手段)。
Claims (3)
- 【請求項1】 カメラ本体の主電源をONする位置とO
FFする位置とを有する主電源スイッチと、 前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の開閉状態を検知す
る蓋開閉検知手段と、 撮影レンズの前面側を覆うように開閉され撮影レンズを
保護するレンズバリアとを備え、 前記主電源スイッチがON位置のときは前記レンズバリ
アを開状態とし、前記主電源スイッチがOFF位置のと
きは前記レンズバリアを閉状態とするカメラにおいて、前記蓋開閉検知手段により 開閉蓋が開状態になったこと
を検知したときに前記レンズバリアを閉動作させ、前記
蓋開閉検知手段により開閉蓋が閉状態になったことを検
知し、且つ前記主電源スイッチがON位置のときは前記
レンズバリアを開動作させ、前記蓋開閉検知手段により
開閉蓋が閉状態になったことを検出し、且つ前記主電源
スイッチがOFF位置のときは前記レンズバリアを閉状
態のまま保つ手段を設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 カメラ本体の主電源をONする位置とO
FFする位置とを有する主電源スイッチと、 前記カメラ本体のフィルム室開閉蓋の開閉状態を検知す
る蓋開閉検知手段と、 光軸方向に移動可能なレンズ鏡筒とを備え、 前記主電源スイッチがON位置のときは前記レンズ鏡筒
を繰り出し状態とし、前記主電源スイッチがOFF位置
のときは前記レンズ鏡筒を沈胴状態とするカメラにおい
て、前記蓋開閉検知手段により 開閉蓋が開状態になったこと
を検知したときに前記レンズ鏡筒を沈胴させ、前記蓋開
閉検知手段により開閉蓋が閉状態になったことを検知
し、且つ前記主電源スイッチがON位置のときは前記レ
ンズ鏡筒を繰り出し、前記蓋開閉検知手段により開閉蓋
が閉状態になったことを検出し、且つ前記主電源スイッ
チがOFF位置のときは前記レンズ鏡筒を沈胴状態のま
ま保つ手段を設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のカメラにおい
て、 前記主電源スイッチは、主電源のON位置、OFF位置
を検知する状態検知スイッチであることを特徴とするカ
メラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29917792A JP3427126B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29917792A JP3427126B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123914A JPH06123914A (ja) | 1994-05-06 |
JP3427126B2 true JP3427126B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=17869137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29917792A Expired - Fee Related JP3427126B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3427126B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000050141A (ja) * | 1998-07-30 | 2000-02-18 | Minolta Co Ltd | デジタルカメラ |
JP2021021909A (ja) | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 日本電産コパル株式会社 | 羽根開閉装置 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP29917792A patent/JP3427126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06123914A (ja) | 1994-05-06 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |