JP3425881B2 - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置におけるデータの消去方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置におけるデータの消去方法Info
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Description
憶装置及び不揮発性半導体記憶装置におけるデータの書
き換え方法に関する。
セルの一般的な構造を図5に示す。
板1と、P型半導体基板1上に形成された第1のゲート
絶縁膜4と、第1のゲート絶縁膜4上に形成され、か
つ、第1の多結晶シリコンからなる浮遊ゲート電極5
と、浮遊ゲート電極5上に形成され、かつ、ONO(O
xide−Nitride−Oxide)の3層構造を
有する第2のゲート絶縁膜6と、第2のゲート絶縁膜6
上に形成され、かつ、第2の多結晶シリコンからなる制
御ゲート電極7とが順次積層された複合ゲートを備えて
いる。
体基板1上には、N+型拡散層からなるソース2及びド
レイン3が形成されている。
間には、電源8からの電圧が印加されるようになってい
る。
ルからデータを消去する際、制御ゲート電極7とP型半
導体基板1との間に段階的に昇圧された電圧を印加する
ことにより、データを消去する方法が、例えば、特開平
7−73688号公報、同7−312093号公報、同
7−326196号公報及び特許公報第2645122
号公報(特開平2−193398)において、提案され
ている。
タ消去方法を説明する。
に対して負の電圧を制御ゲート電極7に印加し、浮遊ゲ
ート電極5に蓄積された電子をP型半導体基板1にファ
ウラーノルドハイムトンネル放出(以後、「FNトンネ
ル放出」と呼ぶ)させることにより、データを消去する
ものである。
消去開始時には電圧V1の消去パルスが所定回数印加さ
れる。
も、データの消去未了の場合には、電圧V1から所定値
△Vだけ昇圧させた電圧V2(V2=V1+△V)の消
去パルスを所定回数印加する。
なおも、データの消去未了の場合には、電圧V2からさ
らに所定値△Vだけ昇圧させた電圧V3(V3=V2+
△V)の消去パルスを所定回数印加する。
昇圧させた電圧をデータの消去が終了するまで印加し続
ける。
の二つの方法がある。
昇圧幅△V1を比較的大きく設定し、かつ、電圧が昇圧
するまでのステップ時間△t1を比較的短く設定する方
法である。
昇圧幅△V2を比較的小さく設定し、かつ、電圧が昇圧
するまでのステップ時間△t2を比較的長く設定する方
法である。
法のように、昇圧幅△V1が大きく、ステップ時間△t
1が短い場合には、不揮発性メモリセルの所望のしきい
値まデータが消去される時間を早めることができる。し
かしながら、所望のしきい値の直前において電圧が昇圧
したような場合に、図7の直線9に示すように、電圧の
昇圧幅が大きいために、昇圧後の電圧による不揮発性メ
モリセルのしきい値が所望のしきい値を越えてしまい、
データを過剰消去してしまう場合がある。
昇圧幅△V2を小さく、ステップ時間△t2を長く設定
することによって、第一の方法のように、データ消去終
了時に不揮発性メモリセルのしきい値が所望のしきい値
を越えてしまい、データを過剰消去してしまうことを防
止することができる。しかしながら、電圧の昇圧幅が小
さいために、図7の直線10に示すように、データの消
去速度が小さく、従って、データの消去に要する時間が
長くなってしまうことは避けられない。
導体記憶装置のデータ消去における問題点に鑑みてなさ
れたものであり、データを過剰消去することなく、デー
タの消去速度を大きくすることができる不揮発性半導体
記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置におけるデータの
消去方法を提供することを目的とする。
め、本発明は、半導体基板のチャネル領域上に形成され
た第1のゲート絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上
に形成された浮遊ゲート電極と、前記浮遊ゲート電極上
に形成された第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート
絶縁膜上に形成された制御ゲート電極と、前記制御ゲー
ト電極と前記半導体基板との間に段階的に昇圧される電
圧を印加する電源と、からなる不揮発性半導体記憶装置
において、前記電源は、データの消去途中において、前
記電圧の段階的な昇圧幅及び昇圧するまでのステップ時
間とを変化させるものであリ、データの消去途中に設定
された切り換え点となるしきい値の前後において前記電
圧の昇圧幅とステップ時間とを変化させるものであリ、
前記しきい値以後における昇圧幅が前記しきい値以前に
おける昇圧幅よりも小さく、かつ、前記しきい値以後に
おける昇圧までのステップ時間が前記しきい値以前にお
けるステップ時間よりも長い電圧を印加するものである
ことを特徴とするの不揮発性半導体記憶装置を提供す
る。
が、データの消去途中に設定された複数の切り換え点と
なるしきい値の各々の前後において前記電圧の昇圧幅と
ステップ時間とを変化させるものであることが好まし
い。
域上に形成された第1のゲート絶縁膜と、前記第1のゲ
ート絶縁膜上に形成された浮遊ゲート電極と、前記浮遊
ゲート電極上に形成された第2のゲート絶縁膜と、前記
第2のゲート絶縁膜上に形成された制御ゲート電極とか
らなる不揮発性半導体記憶装置において、前記制御ゲー
ト電極と前記半導体基板との間に段階的に昇圧する電圧
を印加し、データの消去を行う方法において、前記電圧
は、データの消去途中において、段階的な昇圧幅及び昇
圧するまでのステップ時間とが変化するものであり、切
り換え点となるしきい値を設定し、前記しきい値の前後
において前記電圧の昇圧幅とステップ時間とを変化させ
るものであり、前記しきい値以後における昇圧幅が前記
しきい値以前における昇圧幅よりも小さく、かつ、前記
しきい値以後における昇圧までのステップ時間が前記し
きい値以前におけるステップ時間よりも長い電圧を印加
することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置における
データの消去方法を提供する。
タの消去方法は、切り換え点となる複数のしきい値を設
定し、前記しきい値の各々の前後において前記電圧の昇
圧幅とステップ時間とを変化させるものであることが好
ましい。
によっても、上述の本発明に係る不揮発性半導体記憶装
置と同様の効果を得ることができる。
装置の一実施形態を図1に示す。
は、P型半導体基板11と、P型半導体基板11上に形
成された複合ゲートと、電源18と、からなる。
成され、かつ、約100Åの膜厚を有する第1のゲート
酸化膜14と、第1のゲート酸化膜14上に形成され、
かつ、第1の多結晶シリコンからなる浮遊ゲート電極1
5と、浮遊ゲート電極15上に形成され、かつ、ONO
(Oxide−Nitride−Oxide)の3層構
造を有し、さらに、酸化膜換算約200Åの膜厚を有す
る第2のゲート絶縁膜16と、第2のゲート絶縁膜16
上に形成され、第2の多結晶シリコンからなる制御ゲー
ト電極17と、が順次積層されて構成されている。
板11上には、N+型拡散層からなるソース12及びド
レイン13が構成されている。
導体基板11との間に、後述する図2に示すようなパル
ス状電圧を印加する。
態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるデータ消去方
法について説明する。
ソース12を0V、制御ゲート電極17を5Vとし、浮
遊ゲート電極15中の電子の有無によるドレイン電流の
高低差に応じて「0」又は「1」の状態を判定する。
イン13に約6Vを、ソース12に0Vを、制御ゲート
電極17には12Vを印加する。その結果、ドレイン1
3の近傍においてインパクトアイオナイゼーションが起
こり、電子が浮遊ゲート電極15に注入され、データの
書き込みが行われる。
十分に蓄積され、不揮発性半導体記憶装置のしきい値
が、例えば、7Vの高レベルに設定される。
の電子を放出し、不揮発性半導体記憶装置のしきい値
を、例えば、3Vの低レベルにして行う。
とを浮遊状態にしたうえで、半導体基板11と制御ゲー
ト電極17との間に負電圧Vを印加することにより、浮
遊ゲート電極15から半導体基板11に第1のゲート酸
化膜14を介して電子をFNトンネル放出させることに
より行われる。
記憶装置において実行されるデータ消去方法における印
加電圧の波形図である。
と制御ゲート電極17との間には、印加電圧Vとして初
期電圧V0が印加される。初期電圧V0が最大積算時間△
t1だけ印加された後、印加電圧Vは昇圧幅△V1だけ
昇圧され、(V0+△V1)の印加電圧が印加される。
不揮発性半導体記憶装置のしきい値が所定のしきい値に
達していない場合には、電圧(V0+△V1)は最大積
算時間△t1だけ印加される。
置のしきい値が所定のしきい値に達する以前の段階にお
いては、印加電圧Vは最大積算時間△t1毎に昇圧幅△
V1だけ逐次昇圧される。
幅△V1だけ逐次昇圧された印加電圧Vを印加すること
により、不揮発性半導体記憶装置のしきい値が所定のし
きい値に達すると、それ以後の段階においては、印加電
圧Vは最大積算時間△t2毎に昇圧幅△V2だけ逐次昇
圧される。ここで、△t1<△t2、かつ、△V1>△
V2である。
しきい値が所定のしきい値に達する以前の段階において
は、印加電圧Vの昇圧幅△V1が比較的大きく設定さ
れ、かつ、印加電圧Vが昇圧するまでの最大積算時間△
t1が比較的小さく設定されている。このため、図3に
示すように、データの消去時間TM1を短縮することが
できる。
値が所定のしきい値に達した以後の段階においては、印
加電圧Vの昇圧幅△V2が比較的小さく設定され、か
つ、印加電圧Vが昇圧するまでの最大積算時間△t1が
比較的大きく設定されている。このため、図3に示すよ
うに、データの消去時間TM2は多少長くはなるもの
の、データ消去の終了寸前において、不揮発性半導体記
憶装置のしきい値が最終消去しきい値レベルTを超えて
しまい、それによって、データが過剰消去されることを
防止することができる。
不揮発性半導体記憶装置におけるデータ消去方法を説明
する。
ローチャートである。
6Vを、ソース12に0Vを、制御ゲート電極17には
12Vをそれぞれ印加し、ドレイン13の近傍において
インパクトアイオナイゼーションを誘起させ、電子を浮
遊ゲート電極15に注入させるものとし、さらに、本実
施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のしきい値は約7
Vの高レベルに設定されているものとする。
3とを浮遊状態にしたうえで、半導体基板11と制御ゲ
ート電極17との間に負電圧を印加することにより、浮
遊ゲート電極15から半導体基板11に第1のゲート酸
化膜14を介して電子をFNトンネル放出させることに
より行われる。
11と制御ゲート電極17との間に、電圧−13V、パ
ルス幅5msecの消去パルスを印加するものとする
(図4のステップ100)。
発性半導体記憶装置のしきい値が、例えば、5V以下に
なったか否かを検証する(図4のステップ110)。
以下になっていない場合(図4のステップ110のN
O)には、消去パルスを印加した通算の積算時間を算出
し、その積算時間が最大印加積算時間として設定した2
0msec以内であるか否かを判定する(図4のステッ
プ120)。
の間、消去パルスを印加しても不揮発性半導体記憶装置
のしきい値が5v以下にならない場合(図4のステップ
120のNO)には、印加する消去パルスの電圧を、例
えば、絶対値で1V高くし、−14Vに設定する(図4
のステップ130)。
スを印加しつつ、不揮発性半導体記憶装置のしきい値の
検証を逐次行い(図4のステップ110)、−14Vの
消去パルスの積算時間が20msecを越えても(図4
のステップ120)、不揮発性半導体記憶装置のしきい
値が5V以下にならない場合には、消去パルスの電圧を
更に絶対値で1V上げ、−15Vにする(図4のステッ
プ130)。
きい値が5V以下になるまで、同一電圧における最大印
加積算時間を20msec、昇圧幅を1Vとして、段階
的に昇圧した消去パルスを制御ゲート電極17と半導体
基板11との間に印加する。
ルスを印加した積算時間が15msecの時に不揮発性
半導体記憶装置のしきい値が5Vになったとする(図4
のステップ110のYES)。
電圧−15.5V、最大印加積算時間5msecの消去
パルスを印加しつつ(図4のステップ140)、不揮発
性半導体記憶装置のしきい値が最終消去しきい値として
の、例えば、3Vに達したか否かの検証を逐次行う(図
4のステップ150)。
消去しきい値である3Vに達することなく(図4のステ
ップ150のNO)、−15.5vの電圧の消去パルス
の印加積算時間が、例えば、40msecに達した場合
(図4のステップ160のYES)には、電圧をさらに
0.5v昇圧し(図4のステップ140)、電圧−16
V、最大印加積算時間5msecの消去パルスを印加す
る。
が3vに達するまで(図4のステップ150のYE
S)、同一電圧における最大印加積算時間を40mse
c、昇圧幅を0.5vとして、段階的に昇圧した消去パ
ルスを制御ゲート電極17と半導体基板11との間に印
加する。
消去しきい値である3Vに達した時点において(図4の
ステップ150のYES)、消去パルスの印加を終了す
る(図4のステップ170)。
憶装置の最終的なしきい値である3Vに達するまでの途
中段階に5Vの切り替え点を設け、不揮発性半導体記憶
装置のしきい値がその切り替え点に達する以前の段階に
おいては、消去パルスの昇圧幅を大きく(1V)とり、
昇圧するまでの最大積算時間を短く(20msec)設
定した。さらに、不揮発性半導体記憶装置のしきい値が
切り替え点(5V)以下になった後の段階においては、
消去パルスの昇圧幅を小さく(0.5V)し、昇圧する
までの最大積算時間を長く(40msec)設定した。
遊ゲート電極15に電子が蓄積され、しきい値の高い消
去開始の時点においては、第1のゲート絶縁膜14に印
加される電圧が緩和されるように、より低い電圧の消去
パルスを印加する。
においては、消去パルスを大きな昇圧幅で順次昇圧し、
より速くしきい値が切り替え点に達すようにする。
ルスの昇圧幅を小さく、ステップ時間を長く設定する。
体基板11との間に印加する電圧を制御することによっ
て、データ消去中に第1のゲート酸化膜14に印加され
る電界をできるだけ低く押さえることができるととも
に、全体のデータ消去速度を速めることができる。
値を、最終消去しきい値を超えない範囲において、最終
しきい値にほぼ一致させることができる上述の実施形態
においては、不揮発性半導体記憶装置の最終消去しきい
値に至る途中に切り替え点を1点設けたが、切り替え点
を2点又は3点以上の複数にすることも可能である。
切り替え点としての第1の中間しきい値5vの次に、例
えば、第2の切り替え点としての第2の中間しきい値4
Vを設けることができる。この場合、第1の切り換え点
と第2の切り換え点との間の領域においては、消去パル
スの昇圧幅を例えば0.7vに設定し、同一電圧での最
大印加積算時間を例えば30msecに設定する。
り、データ消去中において第1のゲート酸化膜14に印
加される最大電界を増加させることなく、最終消去しき
い値に達するまでの時間を短くすることができるという
利点がある。
ば、不揮発性半導体記憶装置のしきい値が所定のしきい
値に達する以前の段階においては、印加電圧の昇圧幅を
比較的大きく設定し、かつ、印加電圧が昇圧するまでの
最大積算時間を比較的小さく設定することによって、デ
ータの消去時間を短縮することができる。
値が所定のしきい値に達した以後の段階においては、印
加電圧の昇圧幅を比較的小さく設定し、かつ、印加電圧
が昇圧するまでの最大積算時間を比較的大きく設定する
ことによって、データ消去の終了寸前において、不揮発
性半導体記憶装置のしきい値が最終しきい値を超えて昇
圧し、それによって、データが過剰消去されることを防
止することができる。
装置の断面図である。
ータ消去用の印加電圧と、その印加電圧を印加する積算
時間とを示すグラフである。
揮発性半導体記憶装置のしきい値とデータ消去時間との
関係を示すグラフである。
装置におけるデータ消去方法の各過程を示すフローチャ
ートである。
る。
ータ消去用の印加電圧と、その印加電圧を印加する積算
時間とを示すグラフである。
揮発性半導体記憶装置のしきい値とデータ消去時間との
関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板のチャネル領域上に形成された
第1のゲート絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜上に形成された浮遊ゲート電極
と、 前記浮遊ゲート電極上に形成された第2のゲート絶縁膜
と、 前記第2のゲート絶縁膜上に形成された制御ゲート電極
と、 前記制御ゲート電極と前記半導体基板との間に段階的に
昇圧される電圧を印加する電源と、 からなる不揮発性半導体記憶装置において、 前記電源は、データの消去途中において、前記電圧の段
階的な昇圧幅及び昇圧するまでのステップ時間とを変化
させるものであリ、 データの消去途中に設定された切り換え点となるしきい
値の前後において前記電圧の昇圧幅とステップ時間とを
変化させるものであリ、 前記しきい値以後における昇圧幅が前記しきい値以前に
おける昇圧幅よりも小さく、かつ、前記しきい値以後に
おける昇圧までのステップ時間が前記しきい値以前にお
けるステップ時間よりも長い電圧を印加するものである
ことを特徴とするの不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記電源は、データの消去途中に設定され
た複数の切り換え点となるしきい値の各々の前後におい
て前記電圧の昇圧幅とステップ時間とを変化させるもの
であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項3】半導体基板のチャネル領域上に形成された
第1のゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜上に形
成された浮遊ゲート電極と、前記浮遊ゲート電極上に形
成された第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁
膜上に形成された制御ゲート電極とからなる不揮発性半
導体記憶装置において、前記制御ゲート電極と前記半導
体基板との間に段階的に昇圧する電圧を印加し、データ
の消去を行う方法において、 前記電圧は、データの消去途中において、段階的な昇圧
幅及び昇圧するまでの ステップ時間とが変化するもので
あり、 切り換え点となるしきい値を設定し、前記しきい値の前
後において前記電圧の昇圧幅とステップ時間とを変化さ
せるものであり、 前記しきい値以後における昇圧幅が前記しきい値以前に
おける昇圧幅よりも小さく、かつ、前記しきい値以後に
おける昇圧までのステップ時間が前記しきい値以前にお
けるステップ時間よりも長い電圧を印加することを特徴
とする不揮発性半導体記憶装置におけるデータの消去方
法。 - 【請求項4】切り換え点となる複数のしきい値を設定
し、前記しきい値の各々の前後において前記電圧の昇圧
幅とステップ時間とを変化させるものであることを特徴
とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置におけ
るデータの消去方法。
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