JP3425793B2 - 製品をシート材・ラッパーで包装する方法、及びその包装装置 - Google Patents
製品をシート材・ラッパーで包装する方法、及びその包装装置Info
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- JP3425793B2 JP3425793B2 JP00442094A JP442094A JP3425793B2 JP 3425793 B2 JP3425793 B2 JP 3425793B2 JP 00442094 A JP00442094 A JP 00442094A JP 442094 A JP442094 A JP 442094A JP 3425793 B2 JP3425793 B2 JP 3425793B2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B25/00—Packaging other articles presenting special problems
- B65B25/005—Packaging other articles presenting special problems packaging of confectionery
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品をシート材・ラッ
パーで包装する方法とその包装装置とに関し、特に、食
料品、中でも菓子、等の製品の包装に関する。
パーで包装する方法とその包装装置とに関し、特に、食
料品、中でも菓子、等の製品の包装に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願に関する分野では、球形のプラリ
ーヌや中空あるいは中身の詰まったチョコレートエッグ
等の製品は、アルミニウム等の金属製シートで包装され
ることがよくある。
ーヌや中空あるいは中身の詰まったチョコレートエッグ
等の製品は、アルミニウム等の金属製シートで包装され
ることがよくある。
【0003】例えば、ヨーロッパ特許第0,082,952号明
細書には、ほぼ球形のプラリーヌをアルミニウムシート
で覆うことのできる方法が示されている。そこでは、製
品すなわちプラリーヌをアルミニウムシートの上に乗
せ、複数枚の弾性ブレードを有する支持体に通す。シー
トは、プラリーヌの周囲を覆ってほぼカップ形状をなし
た後、プラリーヌの後部で閉塞し、プラリーヌが弾性構
造から現れるときに房状部すなわち尾状部を形成する。
その後、このように形成された房状部すなわち尾状部を
プラリーヌに据え込み、プラリーヌを完全にシートで覆
う。
細書には、ほぼ球形のプラリーヌをアルミニウムシート
で覆うことのできる方法が示されている。そこでは、製
品すなわちプラリーヌをアルミニウムシートの上に乗
せ、複数枚の弾性ブレードを有する支持体に通す。シー
トは、プラリーヌの周囲を覆ってほぼカップ形状をなし
た後、プラリーヌの後部で閉塞し、プラリーヌが弾性構
造から現れるときに房状部すなわち尾状部を形成する。
その後、このように形成された房状部すなわち尾状部を
プラリーヌに据え込み、プラリーヌを完全にシートで覆
う。
【0004】これとわずかに異なる方法によって最終的
に同様の効果を達成する例が、ドイツ特許出願第3,243,
500号公開明細書に示されている。
に同様の効果を達成する例が、ドイツ特許出願第3,243,
500号公開明細書に示されている。
【0005】上記2つの明細書に示された方法は、特
に、完成した製品の外観に関して、優れた結果をもたら
す。通常、完成した製品は、ひだの付いた壁を有する紙
製のカップの中に入れる。このとき、ラッパーの、製品
に対して据え込まれた部分は下側に面していてカップの
底部に位置している。従って、製品の上部は、その周囲
をぴったりと覆うシートによって保護される。
に、完成した製品の外観に関して、優れた結果をもたら
す。通常、完成した製品は、ひだの付いた壁を有する紙
製のカップの中に入れる。このとき、ラッパーの、製品
に対して据え込まれた部分は下側に面していてカップの
底部に位置している。従って、製品の上部は、その周囲
をぴったりと覆うシートによって保護される。
【0006】上記従来の技術は、特に外気からの遮断に
関して、改良の余地があると思われる。
関して、改良の余地があると思われる。
【0007】この観点に立つと、例えばドイツ実用新案
登録第1784647U号明細書に示されるように、砂糖を主成
分とした製品やチョコレードなどの食料品を、アルミニ
ウムなどのシート材よりなる、対応する2枚のラッパー
で密に覆うことが一般的に知られている。これらのアル
ミニウム片は、被覆すべき製品の各半身に類似した形状
をそれぞれ有するように成形される。このように製造さ
れた、ラッパーシートとしての2枚のアルミニウム片
は、製品の赤道線に沿って互いに接続される。この接続
は、例えば、互いに接する面に塗布したホットメルト材
を利用するヒートシールによって達成することができ、
アルミニウムシートの、シール部から突出した残りの部
分は取り除く。
登録第1784647U号明細書に示されるように、砂糖を主成
分とした製品やチョコレードなどの食料品を、アルミニ
ウムなどのシート材よりなる、対応する2枚のラッパー
で密に覆うことが一般的に知られている。これらのアル
ミニウム片は、被覆すべき製品の各半身に類似した形状
をそれぞれ有するように成形される。このように製造さ
れた、ラッパーシートとしての2枚のアルミニウム片
は、製品の赤道線に沿って互いに接続される。この接続
は、例えば、互いに接する面に塗布したホットメルト材
を利用するヒートシールによって達成することができ、
アルミニウムシートの、シール部から突出した残りの部
分は取り除く。
【0008】しかし、この方法は、上記のような場合、
特に包装した製品を紙製のカップに入れるようになって
いる場合に使用するには不向きである。実際、赤道線に
沿ったシール部分が見えてしまい、製品の外観全体が、
いかにも自動的に包装された工業製品だという印象を与
えることになる。特に菓子の分野では、工業製品であっ
ても、いかにも手造りもしくは半手造りだという特徴を
示すことが望ましく、機械の介在を露呈するシール線が
目に触れる位置に現れるのは避けた方がよい。
特に包装した製品を紙製のカップに入れるようになって
いる場合に使用するには不向きである。実際、赤道線に
沿ったシール部分が見えてしまい、製品の外観全体が、
いかにも自動的に包装された工業製品だという印象を与
えることになる。特に菓子の分野では、工業製品であっ
ても、いかにも手造りもしくは半手造りだという特徴を
示すことが望ましく、機械の介在を露呈するシール線が
目に触れる位置に現れるのは避けた方がよい。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の利点を兼
ね備えかつその短所を排除した包装方法を提供すること
である。
ね備えかつその短所を排除した包装方法を提供すること
である。
【0010】
【発明の要旨】上記目的を解決するために、本発明によ
れば、以下の構成の包装方法が提供される。すなわち、
この方法は、a)包装材としての第1,2シートを供給
するステップと、b)第1シートを、それが、一旦形造
られると製品の比較的大きな部分を覆うように、製品の
形状に実質的に対応する形状に形造るステップと、c)
形造った第1シート内に製品を挿入するステップと、
d)第2シートを、製品の、第2シートと対面する部分
に対応する形状をなすように、製品の、第1シートに覆
われていない部分に被覆するステップと、e)第1,2
シートを互いに接合し、実質的に閉塞したラッパーを製
品の周囲に形成するステップと、f)第2シートが第1
シートによって外部から実質的に隠れるように、第1シ
ートを製品の周囲でさらに形造るステップとを有する。
れば、以下の構成の包装方法が提供される。すなわち、
この方法は、a)包装材としての第1,2シートを供給
するステップと、b)第1シートを、それが、一旦形造
られると製品の比較的大きな部分を覆うように、製品の
形状に実質的に対応する形状に形造るステップと、c)
形造った第1シート内に製品を挿入するステップと、
d)第2シートを、製品の、第2シートと対面する部分
に対応する形状をなすように、製品の、第1シートに覆
われていない部分に被覆するステップと、e)第1,2
シートを互いに接合し、実質的に閉塞したラッパーを製
品の周囲に形成するステップと、f)第2シートが第1
シートによって外部から実質的に隠れるように、第1シ
ートを製品の周囲でさらに形造るステップとを有する。
【0011】また、本発明によれば、上記包装方法の実
施に直接用いる包装装置が提供される。すなわち、この
装置は、第1シートを、それが、一旦形造られると製品
の比較的大きな部分を覆うように、製品の形状に実質的
に対応する形状に形造る造形手段と、実質的に閉塞した
ラッパーを製品の周囲に形成すべく、製品の、第1シー
トで覆われていない部分に被覆する第2シートを接合す
る接合手段と、第2シートが第1シートによって外部か
ら実質的に隠れるように、第1シートを製品の周囲でさ
らに形造る第2造形手段とを有する。
施に直接用いる包装装置が提供される。すなわち、この
装置は、第1シートを、それが、一旦形造られると製品
の比較的大きな部分を覆うように、製品の形状に実質的
に対応する形状に形造る造形手段と、実質的に閉塞した
ラッパーを製品の周囲に形成すべく、製品の、第1シー
トで覆われていない部分に被覆する第2シートを接合す
る接合手段と、第2シートが第1シートによって外部か
ら実質的に隠れるように、第1シートを製品の周囲でさ
らに形造る第2造形手段とを有する。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の一実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0013】図に示す実施例では、包装すべき製品は、
ほぼ球形のプラリーヌPより構成されている。例えば、
このプラリーヌPは、ペースト状又はクリーム状の中身
を有する球形のウエハースシェルに、ヘーゼルナッツチ
ョコレート等のチョレートや同様のコーティングを外側
から塗布し、場合によっては、すりつぶしたココナッツ
や粗く砕いたヘーゼルナッツ等をまぶしてその外面を実
質的に凹凸に仕上げることによって形成することができ
る。
ほぼ球形のプラリーヌPより構成されている。例えば、
このプラリーヌPは、ペースト状又はクリーム状の中身
を有する球形のウエハースシェルに、ヘーゼルナッツチ
ョコレート等のチョレートや同様のコーティングを外側
から塗布し、場合によっては、すりつぶしたココナッツ
や粗く砕いたヘーゼルナッツ等をまぶしてその外面を実
質的に凹凸に仕上げることによって形成することができ
る。
【0014】しかし、本発明は、異なる種類及び完全に
異なる形状の製品にも適用することができる。例えば、
やはり菓子業界の分野で言うならば、中空のあるいは中
身の詰まったチョコレートエッグや種々のチョコレー
ト、平坦な底部を有するほぼ球形のプラリーヌや小さな
メレンゲなどが挙げられる。
異なる形状の製品にも適用することができる。例えば、
やはり菓子業界の分野で言うならば、中空のあるいは中
身の詰まったチョコレートエッグや種々のチョコレー
ト、平坦な底部を有するほぼ球形のプラリーヌや小さな
メレンゲなどが挙げられる。
【0015】本発明では、アルミニウムや他の薄片状材
料よりなる2枚の小さなシート1,2を使用し、プラリ
ーヌPの周囲を密に覆う密封ラッパーを形成している。
料よりなる2枚の小さなシート1,2を使用し、プラリ
ーヌPの周囲を密に覆う密封ラッパーを形成している。
【0016】シートの材料にはアルミニウムを選択する
ことが好ましい。と言うのは、アルミニウムシートであ
ると、プラリーヌPの周囲に容易に被覆でき、さらに、
プラリーヌPの表面が凹凸になるからである。特に、プ
ラリーヌPと向かい合うようになっている、2枚のシー
ト1,2の各内面に、ホットメルト材よりなるラッカー
すなわち層を塗布することが好ましい。その理由は、以
下の記載より明らかとなる。
ことが好ましい。と言うのは、アルミニウムシートであ
ると、プラリーヌPの周囲に容易に被覆でき、さらに、
プラリーヌPの表面が凹凸になるからである。特に、プ
ラリーヌPと向かい合うようになっている、2枚のシー
ト1,2の各内面に、ホットメルト材よりなるラッカー
すなわち層を塗布することが好ましい。その理由は、以
下の記載より明らかとなる。
【0017】また、2枚の包装シート1,2は、実質的
に同一の寸法を有していない。実際、第1シート1は、
通常、それと対面する側のプラリーヌPの半身を平面に
展開した形状よりもかなり大きな寸法を有している。
尚、この半身は、本実施例では、半球形のカップ形状を
なしている。目安としては、通常は正方形あるいは長方
形であるシート1は、プラリーヌPをほぼ完全に覆うの
に十分な寸法を有し、覆わない部分と言えば、せいぜ
い、シート1それ自体の反対側の極部だと考えられる。
一方、シート2には、それと向かい合う側のプラリーヌ
Pの半身を平面に展開した形状にほぼ一致するかあるい
はそれよりもわずかに小さなサイズを選択することがで
きる。図に示す実施例では、この半身もやはり半球形の
カップ形状をなしている。
に同一の寸法を有していない。実際、第1シート1は、
通常、それと対面する側のプラリーヌPの半身を平面に
展開した形状よりもかなり大きな寸法を有している。
尚、この半身は、本実施例では、半球形のカップ形状を
なしている。目安としては、通常は正方形あるいは長方
形であるシート1は、プラリーヌPをほぼ完全に覆うの
に十分な寸法を有し、覆わない部分と言えば、せいぜ
い、シート1それ自体の反対側の極部だと考えられる。
一方、シート2には、それと向かい合う側のプラリーヌ
Pの半身を平面に展開した形状にほぼ一致するかあるい
はそれよりもわずかに小さなサイズを選択することがで
きる。図に示す実施例では、この半身もやはり半球形の
カップ形状をなしている。
【0018】上記2つの半身は、プラリーヌPの横断面
が最大となる理論上の赤道面Peによって分けることが
できる。これは、製品が、図に示す実施例のような球形
のプラリーヌPであれ、卵形や人間の顔の小さな模型等
それと異なる形状を有するものであれ、当てはまること
である。製品の形状がどのようなものであろうと、最大
の横断面を定めるその赤道面を識別することは通常可能
である。この点に関してさらに述べると、菓子製品は、
その種類に関係なく、中空もしくは中身の詰まった対応
する2つの部分を赤道面沿いにつなぎ合わせて形成する
ことがよくある。
が最大となる理論上の赤道面Peによって分けることが
できる。これは、製品が、図に示す実施例のような球形
のプラリーヌPであれ、卵形や人間の顔の小さな模型等
それと異なる形状を有するものであれ、当てはまること
である。製品の形状がどのようなものであろうと、最大
の横断面を定めるその赤道面を識別することは通常可能
である。この点に関してさらに述べると、菓子製品は、
その種類に関係なく、中空もしくは中身の詰まった対応
する2つの部分を赤道面沿いにつなぎ合わせて形成する
ことがよくある。
【0019】プラリーヌPを包装する最初のステップ
は、シート1を、実質的に皿状すなわちカップのような
形状に、場合によっては延伸することによって、形造る
ことである。このステップは、通常、ダイ3を有する器
具によって行われる。このダイ3にはキャビティ3aが
形成されており、その中にパンチ4を入れることができ
る。このような造形具を製造する際の一般的規準に関し
ては、上記ドイツ特許出願第3,243,500号公開明細書を
参照することができる。キャビティ3aとパンチ4の作
動部とは、シート1をそれらの間に把持して形造るため
の、互いに対応する面を有している。特に、図2に示す
ように、ダイ3のキャビティ3aの下部は、プラリーヌ
Pの、シート1によって覆うべき半身に正確に一致する
形状を有している。
は、シート1を、実質的に皿状すなわちカップのような
形状に、場合によっては延伸することによって、形造る
ことである。このステップは、通常、ダイ3を有する器
具によって行われる。このダイ3にはキャビティ3aが
形成されており、その中にパンチ4を入れることができ
る。このような造形具を製造する際の一般的規準に関し
ては、上記ドイツ特許出願第3,243,500号公開明細書を
参照することができる。キャビティ3aとパンチ4の作
動部とは、シート1をそれらの間に把持して形造るため
の、互いに対応する面を有している。特に、図2に示す
ように、ダイ3のキャビティ3aの下部は、プラリーヌ
Pの、シート1によって覆うべき半身に正確に一致する
形状を有している。
【0020】しかし、キャビティ3a、及びそれと協働
する延伸具すなわちパンチ4の深さは、シート1を、そ
れと対面するプラリーヌPの半身の形状に正確に一致さ
せるのに純粋に必要とされる程度を実質的に越えてい
る。図2に、キャビティ3aに対する、プラリーヌPの
仮想上の赤道面Peの位置を示している。図を見ると分
かるように、この赤道面Peは、キャビティ3aの口状
部の平面と正確には一致しておらず、ほぼdの距離(図
2)だけダイ3内において離れている。
する延伸具すなわちパンチ4の深さは、シート1を、そ
れと対面するプラリーヌPの半身の形状に正確に一致さ
せるのに純粋に必要とされる程度を実質的に越えてい
る。図2に、キャビティ3aに対する、プラリーヌPの
仮想上の赤道面Peの位置を示している。図を見ると分
かるように、この赤道面Peは、キャビティ3aの口状
部の平面と正確には一致しておらず、ほぼdの距離(図
2)だけダイ3内において離れている。
【0021】目安として、距離dは、例えば、約25〜
30mmの直径を有する球形のプラリーヌPの場合には、
約8〜10mmとすることができる。
30mmの直径を有する球形のプラリーヌPの場合には、
約8〜10mmとすることができる。
【0022】キャビティ3aとパンチ4とに使用した形
状によって、アルミニウムよりなるシート1は、図3の
ごとくプラリーヌPを収容できるように、略ポット形す
なわち略カップ形を呈する。この状態で、カップ形のシ
ート1を延伸ダイ3の中に入れたまま、プラリーヌPを
その中に導入する。当然のことながら、この方法は絶対
的なものではなく、シート1をカップ形にした後にダイ
3から取り外し、別のダイ又は別のキャビティ構造に移
して、プラリーヌPの挿入時にシート1を支持すること
もできる。
状によって、アルミニウムよりなるシート1は、図3の
ごとくプラリーヌPを収容できるように、略ポット形す
なわち略カップ形を呈する。この状態で、カップ形のシ
ート1を延伸ダイ3の中に入れたまま、プラリーヌPを
その中に導入する。当然のことながら、この方法は絶対
的なものではなく、シート1をカップ形にした後にダイ
3から取り外し、別のダイ又は別のキャビティ構造に移
して、プラリーヌPの挿入時にシート1を支持すること
もできる。
【0023】どのような方法を取ろうと、一旦プラリー
ヌPをカップ形のシート1の中に入れると、それは、直
径面すなわち赤道面Peのかなり上方までシート1で密
に覆われる。
ヌPをカップ形のシート1の中に入れると、それは、直
径面すなわち赤道面Peのかなり上方までシート1で密
に覆われる。
【0024】言い換えると、一旦シート1を形造ると、
プラリーヌPの下方の半球形カップ状部分を収容する半
球形のベース部だけではなく、反対側の上方の半球形カ
ップ状部分を、密にではないが、覆う首状部1aも形成
される。当然のことではあるが、ここで半球形カップ状
部分と言っているのは、やはり本実施例がほぼ球形のプ
ラリーヌPからなる製品に関しているからである。カッ
プ状部分が、半球形ではなく、卵形又は楕円形の半身を
なしていても、同様の考え方が当てはまる。
プラリーヌPの下方の半球形カップ状部分を収容する半
球形のベース部だけではなく、反対側の上方の半球形カ
ップ状部分を、密にではないが、覆う首状部1aも形成
される。当然のことではあるが、ここで半球形カップ状
部分と言っているのは、やはり本実施例がほぼ球形のプ
ラリーヌPからなる製品に関しているからである。カッ
プ状部分が、半球形ではなく、卵形又は楕円形の半身を
なしていても、同様の考え方が当てはまる。
【0025】位置関係について述べると、シート1は、
プラリーヌPの長さ、すなわち、プラリーヌPの、赤道
面Peと直交する垂直軸、の約2/3〜3/4を覆うこ
とができる。
プラリーヌPの長さ、すなわち、プラリーヌPの、赤道
面Peと直交する垂直軸、の約2/3〜3/4を覆うこ
とができる。
【0026】このような、すなわち図3に示すような状
態で、他方のシート2をプラリーヌPに被せる。
態で、他方のシート2をプラリーヌPに被せる。
【0027】これは、通常は、シート2を、プラリーヌ
Pの、キャビティ3aの口状部から上方にわずかに突出
している部分に上から置くだけでよい。
Pの、キャビティ3aの口状部から上方にわずかに突出
している部分に上から置くだけでよい。
【0028】プラリーヌPの、キャビティ3aの口状部
から突出している部分は小さく、その垂直方向における
高さは限られたものであるので、シート2を、その突出
している部分の形状に正確に一致させるべく前もって成
形しなくても、少なくとも実質的に、望ましい位置に保
持することができる。
から突出している部分は小さく、その垂直方向における
高さは限られたものであるので、シート2を、その突出
している部分の形状に正確に一致させるべく前もって成
形しなくても、少なくとも実質的に、望ましい位置に保
持することができる。
【0029】従って、シート2を形造るのは、次のステ
ップ、すなわち、シート1とシート2とをキャビティ3
aの口状部の輪郭に沿って互いにぴったりと重ね合わ
せ、器具6によって接合し、場合によっては耳切りも行
うステップ、に限られる。
ップ、すなわち、シート1とシート2とをキャビティ3
aの口状部の輪郭に沿って互いにぴったりと重ね合わ
せ、器具6によって接合し、場合によっては耳切りも行
うステップ、に限られる。
【0030】この点において、図4には単一の器具6し
か示していないが、接合と耳切りという上記2つのステ
ップを、2種類の器具を使用し、連続する2つのステッ
プにおいて達成することもできる。
か示していないが、接合と耳切りという上記2つのステ
ップを、2種類の器具を使用し、連続する2つのステッ
プにおいて達成することもできる。
【0031】2枚のシート1,2を接合すると、プラリ
ーヌPの周囲に形成したラッパーシートは外部に対して
確実に封止される。従って、プラリーヌPが空気と接触
し、場合によってはその品質が悪化するのを防ぐことが
できる。シート1とシート2との接合には、局部の折り
畳み等の純粋に機械的な接続や、塗布材料を用いる接着
や、非常に好ましい手段としてはヒートシールでさえを
も使用することができる。このヒートシールは、シート
1,2の内面に塗布したホットメルトコーティング層
を、直接熱を当てるかもしくは超音波振動を用いて溶融
するという方法で実施するのが好ましい。
ーヌPの周囲に形成したラッパーシートは外部に対して
確実に封止される。従って、プラリーヌPが空気と接触
し、場合によってはその品質が悪化するのを防ぐことが
できる。シート1とシート2との接合には、局部の折り
畳み等の純粋に機械的な接続や、塗布材料を用いる接着
や、非常に好ましい手段としてはヒートシールでさえを
も使用することができる。このヒートシールは、シート
1,2の内面に塗布したホットメルトコーティング層
を、直接熱を当てるかもしくは超音波振動を用いて溶融
するという方法で実施するのが好ましい。
【0032】これは、例えば、ホットメルト材を塗布し
たアルミニウムシートを、液体もしくはヨーグルトやそ
の類のペースト状の製品を収容するカップ形の容器の口
状部に貼り付けるために現在使用されているタイプのヒ
ートシール用器具などによって行うことができる。
たアルミニウムシートを、液体もしくはヨーグルトやそ
の類のペースト状の製品を収容するカップ形の容器の口
状部に貼り付けるために現在使用されているタイプのヒ
ートシール用器具などによって行うことができる。
【0033】互いに接合されたエッジは、中空の打抜具
6を用いて耳切りすることができる。この打抜具の切断
エッジ6a(図4)は、キャビティ3aの口状部の縁の外
側を取り囲む線に沿っている。尚、この線は、包装すべ
き製品が球形のプラリーヌPである本実施例では円形を
なす。
6を用いて耳切りすることができる。この打抜具の切断
エッジ6a(図4)は、キャビティ3aの口状部の縁の外
側を取り囲む線に沿っている。尚、この線は、包装すべ
き製品が球形のプラリーヌPである本実施例では円形を
なす。
【0034】この打抜具すなわち耳切具6は、耳切りと
同時に接合を行うべく、例えば、超音波を出すホーン又
はソノトロード(sonotrode)として都合良く形成する
ことができる。また、耳切りと同時に接合することは、
耳切具6を加熱し、アルミニウムシートに塗布したホッ
トメルト材を局部的に溶融することによっても達成でき
る。
同時に接合を行うべく、例えば、超音波を出すホーン又
はソノトロード(sonotrode)として都合良く形成する
ことができる。また、耳切りと同時に接合することは、
耳切具6を加熱し、アルミニウムシートに塗布したホッ
トメルト材を局部的に溶融することによっても達成でき
る。
【0035】どのような場合においても、互いに連結し
たシート1,2のエッジに最初に作用する、通常は溶接
具である器具によって、上部シート2を、プラリーヌP
の上方の、キャビティ3aから突出したカップ状部分の
周囲に形造るという作業も同時に達成される。こうし
て、実質的に閉塞しかつ密に被さるラッパーが、単一で
確実な造形作業(図2に示すステップではシート1のみ
が形造られる)によってプラリーヌPの周囲に形成され
る。しかし、シート2に特定の造形作業を施すわけでは
なく、単に、シート2をシート1に接合することによっ
て、シート2を形造る。従って、本発明に係る方法で
は、従来の方式では実施している、ラッパーの部分的な
造形作業の一部を省くことができる。
たシート1,2のエッジに最初に作用する、通常は溶接
具である器具によって、上部シート2を、プラリーヌP
の上方の、キャビティ3aから突出したカップ状部分の
周囲に形造るという作業も同時に達成される。こうし
て、実質的に閉塞しかつ密に被さるラッパーが、単一で
確実な造形作業(図2に示すステップではシート1のみ
が形造られる)によってプラリーヌPの周囲に形成され
る。しかし、シート2に特定の造形作業を施すわけでは
なく、単に、シート2をシート1に接合することによっ
て、シート2を形造る。従って、本発明に係る方法で
は、従来の方式では実施している、ラッパーの部分的な
造形作業の一部を省くことができる。
【0036】さらに、第1シート1によってプラリーヌ
Pを包装する場合に関して言えば、シート1を赤道面P
eよりも深く形造るので、第2シート2の寸法がかなり
削減され、包装材を全体的に節約することができる。
Pを包装する場合に関して言えば、シート1を赤道面P
eよりも深く形造るので、第2シート2の寸法がかなり
削減され、包装材を全体的に節約することができる。
【0037】また、プラリーヌPの外壁と、その周囲で
シート1とシート2とを接合した結果形成される密封ラ
ッパーの内壁との間に、無視できない空間が形成される
のを防ぐ必要性に関しても、本発明に係る方法は優れて
いると言うことができる。このような空間があると、プ
ラリーヌPの品質がある程度悪化し、場合によっては、
最終的に製造される包装品が膨らむことにもなる。
シート1とシート2とを接合した結果形成される密封ラ
ッパーの内壁との間に、無視できない空間が形成される
のを防ぐ必要性に関しても、本発明に係る方法は優れて
いると言うことができる。このような空間があると、プ
ラリーヌPの品質がある程度悪化し、場合によっては、
最終的に製造される包装品が膨らむことにもなる。
【0038】シート1,2の接合及び耳切りを完了する
と(図4)、各周囲エッジに沿って互いに連結したシー
ト1,2によって覆われたプラリーヌPを、ヨーロッパ
特許第0,082,952号明細書に示されたものとほぼ等しい
器具10の中に入れる。このために、プラリーヌPを、
シート1,2の接合時に保持していたキャビティから取
り出し、シート1が下側に面した状態で器具10の上方
開口部11の中に入れる。尚、このキャビティは、本実
施例では、シート1に対する最初の造形時に使用するキ
ャビティ3aと同じものであるが、これが絶対的なこと
でないのは明らかである。
と(図4)、各周囲エッジに沿って互いに連結したシー
ト1,2によって覆われたプラリーヌPを、ヨーロッパ
特許第0,082,952号明細書に示されたものとほぼ等しい
器具10の中に入れる。このために、プラリーヌPを、
シート1,2の接合時に保持していたキャビティから取
り出し、シート1が下側に面した状態で器具10の上方
開口部11の中に入れる。尚、このキャビティは、本実
施例では、シート1に対する最初の造形時に使用するキ
ャビティ3aと同じものであるが、これが絶対的なこと
でないのは明らかである。
【0039】上記ヨーロッパ特許第0,082,952号明細書
にさらに記載されているように、器具10は、実質的
に、開口部11を有する支持構造よりなる。尚、図に示
す実施例では、開口部11は、垂直軸に対して円形をな
している。この開口部11から、例えば金属よりなる複
数枚の弾性舌片12が下方に延在している。これらの舌
片12は、弾性的に付勢されていて、外力がないときに
は、チョウセンアザミの外葉の生え方と同様に、開口部
11の垂直軸に向かって、互いにほぼ触れるほどに接近
している。
にさらに記載されているように、器具10は、実質的
に、開口部11を有する支持構造よりなる。尚、図に示
す実施例では、開口部11は、垂直軸に対して円形をな
している。この開口部11から、例えば金属よりなる複
数枚の弾性舌片12が下方に延在している。これらの舌
片12は、弾性的に付勢されていて、外力がないときに
は、チョウセンアザミの外葉の生え方と同様に、開口部
11の垂直軸に向かって、互いにほぼ触れるほどに接近
している。
【0040】シート1,2で覆ったプラリーヌPを、シ
ート1が下側に面した状態で、推力手段13によって上
方から下方へ垂直に開口部11に通す。プラリーヌPが
通過するときに弾性舌片12が外側に広がり、通過後に
再び閉じる。この結果、シート1は、元々その反対側に
あった、図5では上側に位置している半身を密に覆う。
従って、プラリーヌが器具10から現れるときには、シ
ート1は、図5に鎖線で示すようにシート2をその内側
で取り囲んでおり、一種の尾状部すなわち房状部がプラ
リーヌPの後部に形成されている。
ート1が下側に面した状態で、推力手段13によって上
方から下方へ垂直に開口部11に通す。プラリーヌPが
通過するときに弾性舌片12が外側に広がり、通過後に
再び閉じる。この結果、シート1は、元々その反対側に
あった、図5では上側に位置している半身を密に覆う。
従って、プラリーヌが器具10から現れるときには、シ
ート1は、図5に鎖線で示すようにシート2をその内側
で取り囲んでおり、一種の尾状部すなわち房状部がプラ
リーヌPの後部に形成されている。
【0041】特に、プラリーヌPの下降後に舌片12が
弾性的に閉じることによって、シート1と、その内側の
シート2とが、プラリーヌPの後部で閉塞し、シート材
の塊が形成される。この塊は、図6に示すようにプラリ
ーヌPに対して密に被覆すべく、据え込むことができ
る。尚、上記のように舌片12を弾性的に閉じるための
方法と規準の詳細については、上記ヨーロッパ特許第0,
082,952号明細書を参照することができる。一部はプラ
リーヌPを密に覆うシート2によって、一部はシート2
に対して折り曲げたシート1よりなる、シート材のこの
塊は、以下のような据え込み具15によって据え込むこ
とができる。すなわち、この据え込み具15は、軸方向
にスライドできるように推力手段13の周囲に取り付け
られており、その下端は、プラリーヌPの上部の形状に
正確に一致するカップ形のキャビティ15aを有してい
る。推力手段13と据え込み具15の移動を調節する規
準に関しては、上記ヨーロッパ特許第0,082,952号明細
書を参照することができる。
弾性的に閉じることによって、シート1と、その内側の
シート2とが、プラリーヌPの後部で閉塞し、シート材
の塊が形成される。この塊は、図6に示すようにプラリ
ーヌPに対して密に被覆すべく、据え込むことができ
る。尚、上記のように舌片12を弾性的に閉じるための
方法と規準の詳細については、上記ヨーロッパ特許第0,
082,952号明細書を参照することができる。一部はプラ
リーヌPを密に覆うシート2によって、一部はシート2
に対して折り曲げたシート1よりなる、シート材のこの
塊は、以下のような据え込み具15によって据え込むこ
とができる。すなわち、この据え込み具15は、軸方向
にスライドできるように推力手段13の周囲に取り付け
られており、その下端は、プラリーヌPの上部の形状に
正確に一致するカップ形のキャビティ15aを有してい
る。推力手段13と据え込み具15の移動を調節する規
準に関しては、上記ヨーロッパ特許第0,082,952号明細
書を参照することができる。
【0042】ラッパーシートの据え込みを完了すると、
プラリーヌPを、図7に示すようなひだ状の壁を有する
紙製のカップ16の中に入れることができる。この位置
では、シート1だけがカップ16の外側から見える。シ
ート1は、プラリーヌPの半分だけではなく、そのほぼ
全体を覆っており、シート2はその中に取り囲まれてい
る。従って、シート2は外側から見えず、また、カップ
16の底壁に接触している据え込み部分14も外からは
見えない。
プラリーヌPを、図7に示すようなひだ状の壁を有する
紙製のカップ16の中に入れることができる。この位置
では、シート1だけがカップ16の外側から見える。シ
ート1は、プラリーヌPの半分だけではなく、そのほぼ
全体を覆っており、シート2はその中に取り囲まれてい
る。従って、シート2は外側から見えず、また、カップ
16の底壁に接触している据え込み部分14も外からは
見えない。
【0043】さらに、シート1とシート2とを接合して
いるシール線も外から見ることはできない。
いるシール線も外から見ることはできない。
【0044】従って、プラリーヌPは、外気の侵入を封
じるラッパーに覆われながら、そのシール線が外から見
えることのない、望ましい外観を最終的に備えることと
なる。
じるラッパーに覆われながら、そのシール線が外から見
えることのない、望ましい外観を最終的に備えることと
なる。
【図1】 本発明の一実施例に係る方法の第1ステップ
を示している。
を示している。
【図2】 図1の第1ステップに続く第2ステップを示
している。
している。
【図3】 図2の第2ステップに続く第3ステップを示
している。
している。
【図4】 図3の第3ステップに続く第4ステップを示
している。
している。
【図5】 図4の第4ステップに続く第5ステップを示
している。
している。
【図6】 図5の第5ステップに続く第6ステップを示
している。
している。
【図7】 図1〜6に示すステップよりなる包装作業の
最終結果を示している。
最終結果を示している。
1,2 シート 1a 首状部
3 ダイ 3a,15a キャビテ
ィ 4 パンチ 6 接合/耳切具 6a 切断エッジ 10 シート1をシート
2に被覆する器具 11 開口部 12 舌片 13 推力手段 14 据え込み部分 15 据え込み具 16 カップ P プラリーヌ Pe 赤道面 d シート1の、プラリーヌの赤道面からの突出距離
ィ 4 パンチ 6 接合/耳切具 6a 切断エッジ 10 シート1をシート
2に被覆する器具 11 開口部 12 舌片 13 推力手段 14 据え込み部分 15 据え込み具 16 カップ P プラリーヌ Pe 赤道面 d シート1の、プラリーヌの赤道面からの突出距離
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−160217(JP,A)
特開 昭54−27892(JP,A)
特開 昭60−110612(JP,A)
特開 昭61−21303(JP,A)
国際公開93/1093(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65B 11/00 - 11/58
B65B 49/00 - 49/16
Claims (28)
- 【請求項1】 a)包装材としての第1,2シート(1,
2)を供給するステップと、 b)上記第1シート(1)を、該第1シート(1)が、
一旦形造られると製品(P)の比較的大きな部分を覆う
ように、上記製品(P)の形状に実質的に対応する形状
に形造るステップと、 c)上記製品(P)を上記形造った第1シート(1)内
に挿入するステップと、 d)上記第2シート(2)を、上記製品(P)の、該第
2シート(2)と対面する部分に対応する形状をなすよ
うに、該製品(P)の、上記第1シート(1)に覆われ
ていない部分に被覆するステップと、 e)上記第1,2シート(1,2)を互いに接合し、実質
的に閉塞したラッパーを上記製品(P)の周囲に形成す
るステップと、 f)上記第2シート(2)が上記第1シート(1)によ
って外部から実質的に隠れるように、該第1シート
(1)を上記製品(P)の周囲でさらに形造るステップ
とを有することを特徴とする、上記製品(P)をシート
材・ラッパーで包装する方法。 - 【請求項2】 上記第1シート(1)は、上記第2シー
ト(2)よりも実質的に大きな寸法を有することを特徴
とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 各々が有する理論上の赤道面(Pe)に
よって、上記第1,2シート(1,2)にそれぞれ対面す
る2つの部分に分けられる製品(P)を包装するための
方法であって、 上記第1シート(1)は、上記製品(P)の、該第1シ
ート(1)と対面する上記部分から、上記赤道面(P
e)を所定距離(d)越えて延在するように形造られるこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 上記第1シート(1)は、一旦形造られ
ると、該第1シート(1)の中に収容された上記製品
(P)の長さ、すなわち上記赤道面(Pe)と実質的に
直交する軸、の2/3〜3/4を覆うことを特徴とする
請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 上記第1シート(1)は、ダイ(3)と
パンチ(4)との間で成形されることにより形造られる
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項6】 上記第1シート(1)は延伸作業によっ
て形造られることを特徴とする請求項1または5に記載
の方法。 - 【請求項7】 上記第2シート(2)は、実質的に予め
形造られることなく上記製品(P)に被覆されることを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 上記第1,2シート(1,2)は、機械的
造形、外部より材料を塗布することによる接着、ヒート
シール、及び、超音波シールより構成されるグループか
ら選択された接合作業によって互いに封止状に接合され
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項9】 上記第1,2シート(1,2)の、互いに
接合すべき面に、ホットメルト材よりなる層を塗布する
ことを特徴とする請求項1または8に記載の方法。 - 【請求項10】 上記第1,2シート(1,2)の、上記
接合部を越えて延在する部分を除去するステップg)を
さらに有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項11】 上記除去ステップg)は、上記第1,
2シート(1,2)の接合と同時に行われることを特徴
とする請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 上記第1,2シート(1,2)は、好ま
しくはアルミニウムである金属材料よりなることを特徴
とする請求項1〜11のいずれかに記載の方法。 - 【請求項13】 上記ステップf)は、互いに接合した
上記第1,2シート(1,2)で覆われた上記製品(P)
を、半径方向に収縮する構造(12)によって形成され
る開口部(11)に通すことによって実行され、上記製
品(P)の後部に尾状部すなわち房状部が形成されるこ
とを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項14】 上記尾状部すなわち房状部を上記製品
(P)に対して実質的に据え込むステップh)をさらに
有することを特徴とする請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 第1シート(1)を、該第1シート
(1)が、一旦形造られると製品(P)の比較的大きな
部分を覆うように、該製品(P)の形状に実質的に対応
する形状に形造る造形手段(3,4)と、実質的に閉塞
したラッパーを上記製品(P)の周囲に形成すべく、該
製品(P)の、該製品(P)を収容する上記形造られた
第1シート(1)で覆われていない部分に被覆される第
2シート(2)を接合する接合手段(6)と、上記第2
シート(2)が上記第1シート(1)によって外部から
実質的に隠れるように、該第1シート(1)を上記製品
(P)の周囲でさらに形造る第2造形手段(10)とを
有することを特徴とする包装装置。 - 【請求項16】 上記第1シート(1)は、上記第2シ
ート(2)よりも実質的に大きな寸法を有することを特
徴とする請求項15記載の包装装置。 - 【請求項17】 各々が有する理論上の赤道面(Pe)
によって、上記第1,2シート(1,2)にそれぞれ実質
的に対面する2つの部分に分けられる上記製品(P)を
包装するための包装装置であって、上記造形手段(3,
4)は、上記第1シート(1)が、上記製品(P)の、
該第1シート(1)と対面する部分から、上記赤道面
(Pe)を所定距離(d)越えて延在すべく形造られるよ
うに形成されていることを特徴とする請求項15記載の
包装装置。 - 【請求項18】 上記造形手段(3,4)は、上記第1
シート(1)が、一旦形造られると、該第1シート
(1)の中に収容された上記製品(P)の長さ、すなわ
ち上記赤道面(Pe)と実質的に直交する軸、の2/3
〜3/4を覆うように形成されていることを特徴とする
請求項17記載の包装装置。 - 【請求項19】 上記造形手段(3,4)は、ダイ
(3)とパンチ(4)とを有することを特徴とする請求
項15〜18のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項20】 上記造形手段(3,4)は延伸具を有
することを特徴とする請求項15または19に記載の包
装装置。 - 【請求項21】 上記造形手段(3,4)は上記第1シ
ート(1)のみに作用することを特徴とする請求項15
〜20のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項22】 上記接合手段(6)は、機械的造形手
段、外部より材料を塗布することによって接着する手
段、ヒートシール手段、及び、超音波シール手段より構
成されるグループから選択されることを特徴とする請求
項15〜21のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項23】 上記第1,2シート(1,2)の、互い
に接合するようになっている面には、ホットメルト材よ
りなる層が塗布されていることを特徴とする請求項15
または22に記載の包装装置。 - 【請求項24】 上記第1,2シート(1,2)の、上記
接合部を越えて延在する部分を除去する除去手段(6
a)をさらに有することを特徴とする請求項15〜23
のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項25】 上記接合手段(6)は、上記第1,2
シート(1,2)の、上記接合部を越えて延在する部分
を除去するように形成されていることを特徴とする請求
項24記載の包装装置。 - 【請求項26】 上記第1,2シート(1,2)は、好ま
しくはアルミニウムである金属材料よりなることを特徴
とする請求項15〜25のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項27】 上記第2造形手段(10)は、半径方
向に収縮する収縮構造(12)によって形成される開口
部(11)を有しており、互いに接合した上記第1,2
シート(1,2)で覆われた上記製品(P)は、上記開
口部(11)を通過することができ、上記収縮構造(1
2)を通過した上記製品(P)の後部に尾状部すなわち
房状部が形成されることを特徴とする請求項15〜26
のいずれかに記載の包装装置。 - 【請求項28】 上記尾状部すなわち房状部を上記製品
(P)に対して据え込む据え込み手段(15)をさらに
有することを特徴とする請求項27記載の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00442094A JP3425793B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 製品をシート材・ラッパーで包装する方法、及びその包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00442094A JP3425793B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 製品をシート材・ラッパーで包装する方法、及びその包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205914A JPH07205914A (ja) | 1995-08-08 |
JP3425793B2 true JP3425793B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=11583789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00442094A Expired - Fee Related JP3425793B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 製品をシート材・ラッパーで包装する方法、及びその包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425793B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170129675A1 (en) * | 2014-06-30 | 2017-05-11 | Soremartec S.A. | Sealed packaging for a confectionery product |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20060598A1 (it) * | 2006-08-11 | 2008-02-12 | Soremartec Sa | Procedimento e dispositivo per il confezionamento di un prodotto in un involucro di materiale in foglio |
EP2222567B1 (en) * | 2007-12-28 | 2011-05-18 | Soremartec S.A. | A method of packaging a product and corresponding package |
US20200324925A1 (en) * | 2017-03-07 | 2020-10-15 | Anad Hisawi | Automatic wrapping machine and methods of use for soft items |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP00442094A patent/JP3425793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170129675A1 (en) * | 2014-06-30 | 2017-05-11 | Soremartec S.A. | Sealed packaging for a confectionery product |
US11794978B2 (en) * | 2014-06-30 | 2023-10-24 | Soremartec S.A. | Sealed packaging for a confectionery product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07205914A (ja) | 1995-08-08 |
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