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JP3425090B2 - Tire manufacturing method - Google Patents

Tire manufacturing method

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Publication number
JP3425090B2
JP3425090B2 JP29225998A JP29225998A JP3425090B2 JP 3425090 B2 JP3425090 B2 JP 3425090B2 JP 29225998 A JP29225998 A JP 29225998A JP 29225998 A JP29225998 A JP 29225998A JP 3425090 B2 JP3425090 B2 JP 3425090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
outer peripheral
peripheral surface
former
raw
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP29225998A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2000117853A (en
Inventor
進 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP29225998A priority Critical patent/JP3425090B2/en
Publication of JP2000117853A publication Critical patent/JP2000117853A/en
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Publication of JP3425090B2 publication Critical patent/JP3425090B2/en
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ラジアルランナウ
トを減じうるタイヤの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】タイヤ、例えば代表的な空気入りラジア
ルタイヤを製造する際には、先ず断面真円状のフォーマ
に帯状のカーカスプライを巻き付け、その周方向の両端
を半径方向に重ね合わせてジョイント(オーバーラップ
ジョイント)し円筒状のカーカスプライを形成する。ま
た円筒状のカーカスプライの軸方向の両端部にはそれぞ
れ環状のビードコアを外挿し、カーカスプライの前記両
端部を巻き上げる。さらにこのカーカスプライの上に
は、サイドウォールゴムなども貼り付けされる。 【0003】しかる後、一対のビードコアの軸方向間隔
を狭めながらカーカスプライをトロイダル状に変形させ
て生タイヤ主部が形成される。このトロイダル状の生タ
イヤ主部は、その外周にリング状の生トレッド部が配さ
れて生カバーとなり、これを金型により加硫してタイヤ
が製造される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したカ
ーカスプライ、サイドウォールゴムなどは、いずれもフ
ォーマ上で周方向の両端をジョイントされるが、該ジョ
イント部分は他の部位よりも厚さが大となり、タイヤの
半径方向の縦振れであるラジアルランナウト(以下、単
に「RRO」と略称することがある)を大きくする原因
となり易い。 【0005】RROが大きいとタイヤの真円度が損なわ
れ、タイヤを回転させたときにラジアルフォースバリエ
ーションといった異常な力が生じる原因となる。このよ
うな問題点を解決するべく、上述のジョイント部をタイ
ヤ周方向に分散させて配置することも提案されている
が、未だ十分な効果が得られていない。 【0006】発明者らの種々の実験の結果によると、既
に加硫されたタイヤのRROと、加硫成形前の前記生タ
イヤ主部又はこれに生トレッド部を配した生カバーのR
ROとは、一定の相関があることが解った。特に、生タ
イヤ主部ないし生カバーのRROについては、カーカス
プライのコードパスが種々異なることが主要な原因とな
っており、また同一のフォーマを用いて成形したタイヤ
では、非常に良く似たRROを呈することが判明した。
発明者らは、この生タイヤ主部等のRROを予め調べ、
該RROが小さくなるように前記コードパスを積極的に
変えてやればRROを小さくでき、真円度の高いタイヤ
を得ることが可能であることを突き止めて本発明を完成
させるに至った。 【0007】以上のように、本発明は、加硫タイヤのR
ROを減じうるタイヤの製造方法を提供することを目的
としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明(本
発明)は、トロイダル状の生タイヤ主部をフオーマによ
り形成し、かつこの生タイヤ主部とその外周に配するリ
ング状の生トレッド部とを有する生カバーを加硫するこ
とにより加硫タイヤが形成されるタイヤの製造方法であ
って、前記フォーマは、周方向に並んで配されかつ半径
方向に進退しうる複数個のセグメントを有し、該セグメ
ントの外周面の半径方向距離を整一することにより真円
をなす基準外周面を形成するとともに、前記生タイヤ主
部をなすインナライナ、カーカスプライ、及びサイドウ
ォールゴムの周方向の各ジョイントをフォーマの特定の
セグメント上に位置させて巻き付け、かつ加硫タイヤの
周方向の位置を前記セグメントに対応させて加硫成形す
るとともに、生タイヤ主部、生カバー又は加硫タイヤの
ラジアルランナウトを測定し、このラジアルランナウト
の測定結果に基づいて、ラジアルランナウトの凹部に対
応するセグメントを前記基準外周面よりも外側に突出さ
せ、かつラジアルランナウトの凸部に対応するセグメン
トを前記基準外周面よりも内側に凹ませた修正外周面に
変形させた後、次の生タイヤ主部を形成することを特徴
としている。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1に示す如く、トロイダル状の生
タイヤ主部2とその外周に配するリング状の生トレッド
部3とを有する生カバー4を加硫することにより加硫タ
イヤT(図2に示す)が形成される。これらの生カバー
4、加硫タイヤTは順次連続して製造される。 【0010】前記生タイヤ主部2は、タイヤ主部形成用
のフォーマFにより形成される。前記フォーマFは、本
例では図3に側面示する如く、周方向に並んで配されか
つ半径方向に進退しうる複数個のセグメントS…を有す
る。本例では、セグメントSは互いに等しい円周長さの
外周面を有する8つのピースを用いているが、分割数な
どは適宜変更でき、また円周長さを適宜違えることもで
きる。なお本例ではセグメントSの軸方向の長さL(図
6に示す)をともに等しく設定したものを例示してい
る。 【0011】前記各セグメントSは、本例では中心部に
位置する支軸9から放射状にのびるにセグメント進退手
段10を介して支持されている。このセグメント進退手
段10は、例えば流体圧シリンダないしこれとリンク機
構などの組み合わせなど、適宜のものが用いられる。そ
して、フォーマFは、セグメント進退手段10により、
支軸9の中心から各セグメントSの外周面6までの半径
方向距離Rdを整一することにより、真円をなす基準外
周面5を形成しうる。 【0012】また本実施形態のフォーマFは、例えば図
4に示す如く、セグメントSの外周面6までの前記半径
方向距離を違えることにより、その外周面に凹凸を形成
できる。より具体的には、前記セグメントSの外周面6
を前記基準外周面5よりも半径方向内側(セグメントS
1参照)および半径方向外側(セグメントS2参照)に
位置させうる。また前記セグメント進退手段10のスト
ローク量を調節することなどにより、前記各セグメント
Sは、位置合わせ自在に前記各位置で配される。なお各
セグメントSは、進退時に互いに衝合しないよう、周方
向の縁部が、隣接したセグメントから離れる向きの傾斜
面Cを具える。 【0013】次に、このようなフォーマFを用いて生タ
イヤ主部2を成形する方法について説明する。先ず本例
では、フォーマFの外周面を真円となる基準外周面5
(図3)に設定する。そして本例では、図5に示す如く
このフォーマFの基準外周面5の上にまず空気非透過性
のインナライナ12を巻き付け、その上にカーカスプラ
イ13を巻き付ける。 【0014】カーカスプライ13は、平行に配列したコ
ード配列体の両面を薄いトッピングゴムで被覆して形成
されており、前記プライのコードは、フォーマFの軸方
向と平行乃至小角度となるように前記フォーマFの外周
面上に巻き付けられ、円筒状のカーカスプライが形成さ
れる。 【0015】次に、図6に示す如く、カーカスプライ1
3の軸方向の両端部に例えばビードエーペックスゴム1
6と結合した環状のビードコア15を外挿し、カーカス
プライ13の両端部を巻き上げる。このとき、カーカス
プライ13のコードパスは、一方のビードコア15から
他方のビードコア15までのセグメントSに沿った長さ
となる。 【0016】しかる後、サイドウォールゴム14を巻装
することにより1stカバーを成形し(1st成形)、
フォーマを縮径して該カバーを取り出す。なお前記イン
ナライナ12、カーカスプライ13、及びサイドウォー
ルゴム14の各周方向の両端は、図5に示す如く、半径
方向に重ねてジョイントされる。なおこの各ジョイント
位置12j、13j、14jなどは予めフォーマ上の特
定の位置となり、この場合では、それぞれセグメントS
P1、SP2、SP3上となるように巻き付けされる。
即ち、前記生タイヤ主部をなすインナライナ12、カー
カスプライ13、及びサイドウォールゴム14の周方向
の各ジョイント位置12j、13j、14jをフォーマ
Fの特定のセグメントS上に位置させて巻き付ける。 【0017】次に図示しない2nd成形機のクランプリ
ングにビード部を装着(ロック)させ1stカバーの前
記一対のビードコア15の軸方向の間隔を減じつつ膨張
変形させることにより、図1に示したようなトロイダル
状の生タイヤ主部2が形成される。 【0018】次に、この生タイヤ主部2の外周部2a
に、生トレッド部3を貼り合わせることにより、前記生
カバー4が成形され(2nd成形)、これをさらに金型
内で加硫することによりタイヤTが製造される。なお生
トレッド部3は、例えばベルト層などを含むベルト補強
層3b、トレッドゴム3aなどを予め一体化して形成さ
れているものを示す。また、生トレッド部3は、予めリ
ング状とし、1stカバーの膨張とともに結合されるよ
うにしても良い。 【0019】そして、このような前記生タイヤ主部2、
生カバー4又は加硫タイヤTのラジアルランナウトを、
例えば非接触式のセンサなどにより測定する。本例で
は、図7に加硫タイヤのRROを測定した波形を示して
いる。縦軸はRRO(タイヤ半径方向の振れ量)であっ
て、−値がタイヤ半径方向に凹、+値がタイヤ半径方向
に凸となっていることを示しており、また横軸は基準位
置からの位相(0〜360゜)である。 【0020】次に、本実施形態ではこの加硫タイヤのR
ROの測定結果に基づいて、前記主部形成用のフォーマ
Fの外周面を部分的に半径方向に進退させ、加硫タイヤ
のRROを減じる。 【0021】図8には、前記加硫タイヤのRROの測定
結果とともに、上述のように外周面を部分的に半径方向
に進退させたフォーマのRROの一例を示している。図
において、フォーマが基準外周面5をなすときには、R
ROは0となる。また位相は前記加硫タイヤで基準とし
た位置からの位相と合致している。従って、生カバー4
の周方向の特定位置を加硫金型の特定位置に合わせて加
硫成形することなどによって、加硫タイヤTの周方向の
任意の位置が、フォーマFのどのセグメントSに対応し
ていたかを知ることができる。このように、加硫タイヤ
の周方向の位置を前記セグメントに対応させて加硫成形
される。 【0022】加硫タイヤのRROを減じる手段として、
フォーマFの前記タイヤのRROの凹部Aに対応するい
くつかのセグメントSを前記基準外周面5よりも外側に
突出させ、かつ前記RROの凸部Bに対応するいくつか
のセグメントSを前記基準外周面5よりも内側に凹ませ
た修正外周面に変形したものを例示している。 【0023】このように、生タイヤ主部形成用のフォー
マFを前記のような修正外周面として次の生タイヤ主部
2を形成すると、セグメントSの外周面を前記基準外周
面5よりも外側に突出させた位置では、その突出分だけ
コードパスが長くなる。したがって、例えば生タイヤ主
部2のこの部分は、基準外周面5の部分に比してタイヤ
半径方向に凸とし、RROが凹となるのを防止しうる。 【0024】同様に、フォーマFのセグメントSの外周
面を前記基準外周面5よりも内側に凹ませた位置では、
その凹み分だけコードパスが短くなる。したがって、こ
のセグメントSに対応する生タイヤ主部2の部分は、基
準外周面5の部分に比してタイヤ半径方向に凹となり、
RROが凸となるのを防止しうる。 【0025】このように、既に成形された生タイヤ主部
2、生カバー4又は加硫タイヤTのRROを測定し、こ
のデータを次に成形される生タイヤ主部のRROを減じ
るフィードバック要素として用いているため、連続して
製造されるタイヤのRROを徐々に減じていくことが可
能になり、このようなフィードバックが繰り返されるこ
とによりさらにRROが減じられ真円度の高いタイヤが
得られる。このような処理の手順は、図10に示され
る。 【0026】また、上記の修正外周面としたフォーマF
を用いてタイヤTを製造したところ、そのRROは、図
9に示すように、大巾に減少していることが解った。 【0027】なお前記フォーマFの基準外周面5からの
突出量、凹み量は、例えばその量を±2.0mm程度の範
囲で行うのが好ましく、またこの突出量、凹み量などは
セグメント毎に種々設定しうるのは言うまでもない。 【0028】以上、本発明の一つの実施形態について詳
述したが、前記1st成形、2nd成形を並行して行ってい
るような場合、1st成形ないし2nd成形で得られた生タ
イヤ主部2又は生カバー4の1本づつについてRROを
測定し、その都度、1st成形においてフォーマFの外周
面を凹凸させても良い。この場合にはRROの修正フィ
ードバックが早期に反映されるため好ましい。 【0029】また製造ロットの単位でRROの平均値を
とり、これを次に製造するロット単位で反映させても良
く、これらの方法は任意に定めうる。また本例では、フ
ィードバックするために加硫タイヤTのRROを測定し
たもの例示したが、生タイヤ主部2或いは生カバー4の
RROを測定することでも同様の効果が得られる。 【0030】 【実施例】タイヤサイズが、275/70R16の空気
入りラジアルタイヤを製造するにあたり、本発明を適用
した。先ず、真円の基準外周面のフォーマを用いて生タ
イヤ主部、生カバーを成形して加硫タイヤ(比較例)を
試作した。この加硫タイヤのRROを測定したところ、
図7の波形が得られ、オーバーオール値のRROが0.
93mmであったが、フォーマの外周面を図8に示した修
正外周面として生タイヤ主部、生カバーを成形して加硫
タイヤ(実施例)を試作したところRROの波形は図9
に示すようになり、オーバーオール値が0.37mmにま
で低減されていることが確認できた。 【0031】 【発明の効果】上述したように、本発明では、加硫タイ
ヤのRROを減じることができる。
BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] [Technical Field of the Invention The present invention relates to the production how the tire can reduce the radial run-out. 2. Description of the Related Art When manufacturing a tire, for example, a typical pneumatic radial tire, first, a band-shaped carcass ply is wound around a former having a perfect circular cross section, and both circumferential ends thereof are overlapped in a radial direction. A joint (overlap joint) is formed to form a cylindrical carcass ply. Further, annular bead cores are extrapolated at both ends in the axial direction of the cylindrical carcass ply, and the both ends of the carcass ply are wound up. Further, a sidewall rubber or the like is attached on the carcass ply. [0003] Thereafter, the carcass ply is deformed in a toroidal shape while narrowing the axial distance between the pair of bead cores, thereby forming a raw tire main portion. The toroidal green tire main portion is provided with a ring-shaped green tread portion on its outer periphery to form a green cover, which is vulcanized by a mold to manufacture a tire. [0004] By the way, the carcass ply, the side wall rubber and the like described above are jointed at both ends in the circumferential direction on the former, but the joint portion is thicker than other portions. And the radial runout (hereinafter, sometimes simply referred to as “RRO”), which is the vertical run-out of the tire in the radial direction, is likely to be increased. [0005] If the RRO is large, the roundness of the tire is impaired, which causes an abnormal force such as radial force variation when the tire is rotated. In order to solve such a problem, it has been proposed to dispose the above-mentioned joint portions in a tire circumferential direction, but a sufficient effect has not yet been obtained. According to the results of various experiments conducted by the inventors, the RRO of the already vulcanized tire and the RRO of the raw tire main body before vulcanization molding or the green cover having a green tread portion arranged thereon are shown.
It was found that there was a certain correlation with RO. In particular, regarding the RRO of the raw tire main part or the raw cover, the main cause is that the code path of the carcass ply is variously different, and in the case of a tire molded using the same former, a very similar RRO is obtained. Was found to be present.
The inventors have examined the RRO of the main part of the raw tire in advance,
By positively changing the code path so as to reduce the RRO, the inventors have found that the RRO can be reduced and a tire having a high roundness can be obtained, and the present invention has been completed. [0007] As described above, the present invention provides a method for producing a vulcanized tire having an R
It is an object of the present invention to provide a method for manufacturing a tire capable of reducing RO. [0008] The invention according to claim 1 (the present invention) provides a ring in which a toroidal raw tire main portion is formed by a foamer, and the raw tire main portion and its outer periphery are arranged. A vulcanized tire is formed by vulcanizing a green cover having a green tread portion in the form of a vulcanized tire, wherein the former is arranged side by side in a circumferential direction and is capable of moving forward and backward in a radial direction. Having a number of segments, forming a reference outer peripheral surface that forms a perfect circle by equalizing the radial distance of the outer peripheral surface of the segment, and an inner liner, a carcass ply, and a sidewall rubber that form the main portion of the raw tire When each circumferential joint is positioned on a specific segment of the former and wound, and the circumferential position of the vulcanized tire is vulcanized to correspond to the segment. Both, measuring the radial runout of the raw tire main part, raw cover or vulcanized tire, based on the measurement results of this radial runout, projecting the segment corresponding to the concave portion of the radial runout outside the reference outer peripheral surface, Further, after the segment corresponding to the convex portion of the radial runout is deformed into a modified outer peripheral surface depressed inward from the reference outer peripheral surface , the next raw tire main portion is formed . An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, a vulcanized tire T (shown in FIG. 2) is obtained by vulcanizing a green cover 4 having a toroidal green tire main portion 2 and a ring-shaped green tread portion 3 arranged on the outer periphery thereof. It is formed. The raw cover 4 and the vulcanized tire T are manufactured sequentially and continuously. The raw tire main part 2 is formed by a former F for forming a tire main part. As shown in FIG. 3, the former F has a plurality of segments S which are arranged side by side in the circumferential direction and are capable of moving back and forth in the radial direction. In this example, the segment S uses eight pieces having an outer peripheral surface having the same circumferential length, but the number of divisions and the like can be changed as appropriate, and the circumferential length can be changed as appropriate. In this example, the length S (shown in FIG. 6) of the segment S in the axial direction is set to be equal. In the present embodiment, each of the segments S is supported via a segment advance / retreat means 10 so as to extend radially from a support shaft 9 located at the center. As the segment advance / retreat means 10, an appropriate means such as a hydraulic cylinder or a combination of a hydraulic cylinder and a link mechanism is used. Then, the former F is operated by the segment advance / retreat means 10.
By making the radial distance Rd from the center of the support shaft 9 to the outer peripheral surface 6 of each segment S uniform, the reference outer peripheral surface 5 that forms a perfect circle can be formed. Further, in the former F of this embodiment, as shown in FIG. 4, for example, irregularities can be formed on the outer peripheral surface by changing the radial distance to the outer peripheral surface 6 of the segment S. More specifically, the outer peripheral surface 6 of the segment S
Radially inward of the reference outer peripheral surface 5 (segment S
1) and radially outward (see segment S2). By adjusting the stroke amount of the segment advance / retreat means 10, each of the segments S is arranged at each of the positions so as to be freely aligned. Each of the segments S has an inclined surface C whose circumferential edge is away from an adjacent segment so that the segments S do not collide with each other when moving forward and backward. Next, a method for forming the green tire main portion 2 using the former F will be described. First, in this example, the outer peripheral surface of the former F is a reference outer peripheral surface 5 that is a perfect circle.
(Fig. 3). In this example, as shown in FIG. 5, an air-impermeable inner liner 12 is first wound on the reference outer peripheral surface 5 of the former F, and a carcass ply 13 is wound thereon. The carcass ply 13 is formed by covering both sides of a cord arrangement body arranged in parallel with a thin topping rubber, and the cords of the ply are parallel or at a small angle to the axial direction of the former F. It is wound around the outer peripheral surface of the former F to form a cylindrical carcass ply. Next, as shown in FIG.
For example, bead apex rubber 1
The annular bead core 15 connected to 6 is extrapolated, and both ends of the carcass ply 13 are wound up. At this time, the code path of the carcass ply 13 has a length along the segment S from one bead core 15 to the other bead core 15. After that, the first cover is formed by winding the side wall rubber 14 (1st molding).
The former is reduced in diameter and the cover is taken out. The circumferential ends of the inner liner 12, the carcass ply 13, and the sidewall rubber 14 are joined in a radially overlapping manner as shown in FIG. Note Each joint position 12j, 13j, 14j, etc. becomes a particular location on the pre-former, in this case, each segment S
It is wound so as to be on P1, SP2 and SP3.
That is, the inner liner 12 and the car
The circumferential direction of the casply 13 and the sidewall rubber 14
Each joint position 12j, 13j, 14j
F is positioned and wound on a particular segment S of F. Next, a bead portion is mounted (locked) on a clamp ring of a second molding machine (not shown) and expanded and deformed while reducing the axial distance between the pair of bead cores 15 of the first cover, as shown in FIG. The toroidal raw tire main part 2 is formed. Next, the outer peripheral portion 2a of the raw tire main portion 2
Then, the green cover 4 is molded (2nd molding) by bonding the green tread portion 3 to the green tread portion 3 and then vulcanized in a mold to manufacture the tire T. The raw tread portion 3 is formed by previously integrating a belt reinforcing layer 3b including a belt layer and the like, a tread rubber 3a, and the like. Further, the raw tread portion 3 may be formed in a ring shape in advance, and may be joined together with the expansion of the first cover. Then, such a raw tire main part 2,
Radial runout of raw cover 4 or vulcanized tire T
For example, it is measured by a non-contact type sensor or the like. In this example, FIG. 7 shows a waveform obtained by measuring the RRO of the vulcanized tire. The vertical axis is RRO (the amount of run-out in the tire radial direction), where a negative value indicates a concave in the tire radial direction and a positive value indicates a convex in the tire radial direction, and the horizontal axis indicates the reference position. (0-360 °). Next, in the present embodiment, the R
Based on the RO of the measurement result, the outer peripheral surface of the former F for the main portion formed partially moved back and forth in the radial direction, Ru reduce the RRO of the vulcanized tire. FIG. 8 shows an example of the RRO of the former in which the outer peripheral surface is partially moved in the radial direction as described above, together with the measurement result of the RRO of the vulcanized tire. In the figure, when the former forms the reference outer peripheral surface 5, R
RO becomes 0. In addition, the phase matches the phase from the reference position in the vulcanized tire. Therefore, raw cover 4
By performing vulcanization molding in such a manner that a specific position in the circumferential direction of the vulcanizing die is matched with a specific position in the vulcanizing mold, it is possible to determine which segment S of the former F corresponds to any position in the circumferential direction of the vulcanized tire T. You can know. Thus, vulcanized tires
Vulcanization molding corresponding to the segment in the circumferential direction of the segment
Is done. As means for reducing the RRO of a vulcanized tire,
Some segments S corresponding to the concave portions A of the RRO of the tire of the former F are projected outside the reference outer peripheral surface 5, and some segments S corresponding to the convex portions B of the RRO are connected to the reference outer peripheral surface 5. The modified outer peripheral surface depressed inward from the surface 5 is illustrated as an example. As described above, when the next raw tire main portion 2 is formed by using the former F for forming the raw tire main portion as the modified outer peripheral surface as described above, the outer peripheral surface of the segment S is located outside the reference outer peripheral surface 5. , The code path becomes longer by that amount. Therefore, for example, this part of the raw tire main part 2 is made convex in the tire radial direction as compared with the part of the reference outer peripheral surface 5, and it is possible to prevent the RRO from becoming concave. Similarly, at a position where the outer peripheral surface of the segment S of the former F is recessed inward from the reference outer peripheral surface 5,
The code path is shortened by the amount of the depression. Therefore, the portion of the raw tire main portion 2 corresponding to this segment S is concave in the tire radial direction as compared with the portion of the reference outer peripheral surface 5,
RRO can be prevented from becoming convex. [0025] Thus, the raw tire main portion formed into already 2, measures the RRO raw cover 4 or vulcanization tire T, the feedback element to reduce the RRO of the raw tire main portion which is then shaping the data , It is possible to gradually reduce the RRO of a continuously manufactured tire, and by repeating such feedback, the RRO is further reduced, and a tire having a high roundness can be obtained. . The procedure of such a process is shown in FIG. The former F having the modified outer peripheral surface described above
As shown in FIG. 9, it was found that the tire T was significantly reduced as shown in FIG. The amount of protrusion and dent of the former F from the reference outer peripheral surface 5 is preferably, for example, within the range of about ± 2.0 mm, and the amount of protrusion and dent is determined for each segment. It goes without saying that various settings can be made. As described above, one embodiment of the present invention has been described in detail. However, when the first molding and the second molding are performed in parallel, the green tire main part 2 or 1 obtained by the first molding or the second molding is obtained. The RRO may be measured for each of the raw covers 4, and each time, the outer peripheral surface of the former F may be made uneven in the first molding. This case is preferable because the RRO correction feedback is reflected early. Further, the average value of RRO may be calculated for each production lot and reflected on the next production lot, and these methods may be arbitrarily determined. Further, in this example, the RRO of the vulcanized tire T is measured for feedback, but the same effect can be obtained by measuring the RRO of the raw tire main part 2 or the raw cover 4. EXAMPLES The present invention was applied to manufacture a pneumatic radial tire having a tire size of 275 / 70R16. First, a green tire main part and a green cover were molded using a former having a perfect circular reference outer peripheral surface, and a vulcanized tire (comparative example) was prototyped. When the RRO of this vulcanized tire was measured,
The waveform of FIG. 7 is obtained, and the RRO of the overall value is 0.
Although the outer peripheral surface of the former was 93 mm, a green tire main part and a green cover were formed with the outer peripheral surface of the former being the modified outer peripheral surface shown in FIG. 8, and a vulcanized tire (example) was prototyped.
And it was confirmed that the overall value was reduced to 0.37 mm. [0031] [Effect of the Invention] As described above, in the present invention, Ru can reduce the RRO of the vulcanized tire.

【図面の簡単な説明】 【図1】生タイヤ主部、生カバーを例示する断面図であ
る。 【図2】加硫タイヤの断面図である。 【図3】フォーマの横断面図であり、基準外周面を示
す。 【図4】フォーマの横断面図であり、非基準外周面を示
す。 【図5】タイヤ成形工程中のフォーマの横断面図であ
る。 【図6】タイヤ成形工程中のフォーマの軸方向に沿った
部分断面図である。 【図7】加硫タイヤのRROの測定結果を示す波形図で
ある。 【図8】フォーマの測定結果を示す波形図である。 【図9】加硫タイヤのRROの測定結果を示す波形図で
ある。 【図10】本発明の工程を示す概念図である。 【符号の説明】 2 生タイヤ主部 3 生トレッド部 4 生カバー F フォーマ S セグメント
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a raw tire main portion and a raw cover. FIG. 2 is a cross-sectional view of a vulcanized tire. FIG. 3 is a cross-sectional view of a former, showing a reference outer peripheral surface. FIG. 4 is a cross-sectional view of the former, showing a non-reference outer peripheral surface. FIG. 5 is a cross-sectional view of the former during a tire building process. FIG. 6 is a partial cross-sectional view along an axial direction of a former during a tire forming process. FIG. 7 is a waveform diagram showing a measurement result of RRO of a vulcanized tire. FIG. 8 is a waveform chart showing measurement results of a former. FIG. 9 is a waveform chart showing a measurement result of RRO of a vulcanized tire. FIG. 10 is a conceptual diagram showing the steps of the present invention. [Description of Signs] 2 Raw tire main part 3 Raw tread part 4 Raw cover F Former S segment

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】トロイダル状の生タイヤ主部をフオーマに
より形成し、かつこの生タイヤ主部とその外周に配する
リング状の生トレッド部とを有する生カバーを加硫する
ことにより加硫タイヤが形成されるタイヤの製造方法で
あって、 前記フォーマは、周方向に並んで配されかつ半径方向に
進退しうる複数個のセグメントを有し、該セグメントの
外周面の半径方向距離を整一することにより真円をなす
基準外周面を形成するとともに、 前記生タイヤ主部をなすインナライナ、カーカスプラ
イ、及びサイドウォールゴムの周方向の各ジョイントを
フォーマの特定のセグメント上に位置させて巻き付け、
かつ加硫タイヤの周方向の位置を前記セグメントに対応
させて加硫成形するとともに、 生タイヤ主部、生カバー又は加硫タイヤのラジアルラン
ナウトを測定し、このラジアルランナウトの測定結果に
基づいて、ラジアルランナウトの凹部に対応するセグメ
ントを前記基準外周面よりも外側に突出させ、 かつラジアルランナウトの凸部に対応するセグメントを
前記基準外周面よりも内側に凹ませた修正外周面に変形
させた後、次の生タイヤ主部を形成することを特徴とす
るタイヤの製造方法。
(57) [Claims 1] A raw cover having a toroidal green tire main portion formed by a foamer and having the green tire main portion and a ring-shaped green tread portion disposed on the outer periphery thereof. Vulcanizing a vulcanized tire to form a vulcanized tire, wherein the former has a plurality of segments arranged side by side in the circumferential direction and capable of moving back and forth in the radial direction, By forming a reference outer peripheral surface that forms a perfect circle by equalizing the radial distance of the outer peripheral surface, the inner liner, carcass ply, and peripheral rubber joints that constitute the main part of the raw tire are identified by a former. Wound on the segment of
And while vulcanizing the circumferential position of the vulcanized tire in correspondence with the segment, measuring the radial runout of the raw tire main part, green cover or vulcanized tire, based on the measurement results of this radial runout, the segments corresponding to the recesses of the radial run-out is protruded outward from the reference outer peripheral surface, and after the segment corresponding to the convex portion of the radial run-out is deformed to fix the outer peripheral surface is recessed inward from said reference outer peripheral surface And a method for manufacturing a tire, comprising forming the following main part of a raw tire .
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