JP3422484B2 - 復調回路及びそれを有する受信装置 - Google Patents
復調回路及びそれを有する受信装置Info
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Description
情報信号で角度変調及びASK(AmplitudeShift Keyin
g)変調して得られた信号を、各々復調して前記二種の
情報信号を得る復調回路及び該復調回路を有した受信装
置に関するものである。
交通情報による情報信号によってFSK(Frequency Sh
ift Keying)変調の一種であるGMSK(Gaussian Min
imumShift Keying)変調が施される。得られた一定振幅
のGMSK被変調信号は、位置及び方向検出のための情
報による情報信号によって、さらに1kHz 変調度1
0%でASK変調され、2.5GHz帯の信号で無線伝
送される。このGMSK・ASK被変調信号を受信する
場合には、車載受信機でGMSK変調信号とASK変調
信号を各々復調して、各々の情報信号を得ることが必要
である。
FM検波装置、ASK検波装置としてはAM検波装置が
考えられる。FM検波装置とAM検波装置、両装置を一
つの回路で構成したものは、例えば、特開平1−261
008号公報に示されるように、振幅検波信号を対数変
換し、直流遮断を行い、逆対数変換するAM検波方法
と、リミッタアンプ、FM検波器によるFM検波方法
と、を組み合わせた構成が考えられる。
ては、反射などによる多重波干渉のためにフェージング
と呼ばれる伝送信号の劣化が知られている。例えば、路
車間情報システムにおいては、2.5GHz帯の無線周
波数で被変調信号の伝送が行われるため、時速100k
mで走行中の自動車で受信する場合、フェージング・ピ
ッチ 1/230 秒のフェージングの影響を受ける。
このため、受信信号の入力レベルは最高周波数230H
zで大きく変動(20dBから30dB変動)してしま
う。受信装置では、この受信信号から、変調度10%の
1kHz ASK変調信号を復調することが要求され
る。
AM検波すると、ASK変調信号成分とフェージングに
よる振幅変動成分の重畳された信号が出力される。この
とき、AM検波器の出力信号に含まれるASK変調信号
成分の振幅は、フェージングによる入力レベルの変動に
応じて大きく変化し、例えば、入力レベルが30dB変
動している場合はASK変調信号成分の振幅も30dB
変動する。このため、コンパレータなどでデジタルのデ
ータに変換する場合に、高精度のコンパレータまたは増
幅器が必要となり、実用的ではなった。
点を解決し、フェージング等に起因する復調信号の変動
を極力低減し得る復調回路及び該復調回路を用いた受信
装置を提供することにある。
ために、本発明では、角度・ASK被変調信号を振幅検
波し、得られた振幅検波信号を対数変換して出力する検
波回路部と、対数変換された振幅検波信号に含まれる信
号のうち、フェージングなどによる振幅変動などの不要
な信号は除去し、ASK検波信号は通過させ出力するろ
波器と、該ろ波器の出力信号を入力し、該出力信号をデ
ジタルデータに変換して出力する変換手段と、で移動体
通信においてASK変調波を用いた通信を行うときに好
適な復調回路を構成するようにした。
などによって入力レベルが大きく変動しても、常に一定
振幅のASK変調信号成分を含んでいる。このため、A
SK変調信号は通過させるがフェージングなどによる振
幅変動は除去するろ波器によって、この対数変換された
振幅検波信号をろ波することにより、常に一定振幅のA
SK検波信号を得ることができる。従って、振幅検波を
行い対数変換して出力することのできる範囲が広い、言
い替えれば復調回路の入力レベルのダイナミック・レン
ジが広い場合には、煩雑なAGC回路を必要としない。
このため回路規模の小型化を図ることができる。また出
力信号を変換手段によってデジタル情報に変換して出力
することにより、アナログ信号のまま出力する場合に比
較して、出力信号(デジタルデータ)を処理する処理装
置を特別の配慮を要せず簡単に構成できる。
明する。なお、角度変調信号としては、FM信号、PS
K信号、FSK信号、MSK信号、GMSK信号、QA
M信号等が知られているが、ここではGMSK信号で代
表して説明する。
すブロック図である。入力端子1に供給されるGMSK
・ASK被変調信号は、検波回路部10において、リミ
ッタアンプ11によって振幅制限され、FM検波器12
によって周波数検波され、その結果、GMSK変調信号
であるGMSK検波信号がGMSK検波信号出力端子2
に出力される。
ASK被変調信号は、検波回路部10において、AM検
波器13によって包絡線検波され、対数変換器14によ
って対数変換される。
動作について図2を用いて説明する。図2は図1におけ
る対数変換器14の特性を示す説明図である。対数変換
器14の特性は、横軸をログスケール、縦軸をリニアス
ケールとすると、図2に示すように直線となる。
ASK被変調信号の振幅が速い周期で変動している場
合、検波回路部10に入力される被変調信号の振幅は大
きく変動する。そのため、この被変調信号をAM検波器
13によって検波して得られる振幅検波信号も、図2の
Aに示すように(Aはログスケールで描かれている)、
大きく変動し、この振幅検波信号に含まれるASK変調
信号成分の振幅もa1,a2に示す如く大きく変動する。
K・ASK被変調信号の振幅が大きく変動したとして
も、ASK変調信号は常に変調度に応じた一定の割合で
被変調信号に含まれている。そのため、この被変調信号
をAM検波器13によって検波して得られる振幅検波信
号を、対数変換器14によって対数変換することによ
り、この振幅検波信号は図2のBに示すようになって
(Bはリニアスケールで描かれている)、この振幅検波
信号に含まれるASK変調信号成分の振幅はb1,b2に
示す如く常に一定振幅となる。即ち、対数変換器14の
出力には、一定振幅のASK変調信号成分とフェージン
グなどによる不要な振幅変動成分とが重畳された振幅検
波信号が得られる。
は、ASK変調信号成分は通過させるがフェージングな
どによる不要な振幅変動成分は除去する帯域通過ろ波器
(BPF)20によってろ波され、その結果、一定振幅
の良好なASK変調信号であるASK検波信号がASK
検波信号出力端子3より出力される。
信号からフェージングなどによる不要な振幅変動成分を
除去する手段として、BPFを用いて説明した。しか
し、ASK変調信号の周波数帯よりもフェージングなど
による不要な振幅変動成分の周波数帯が低い場合には、
BPF20に代えて、ASK変調信号の周波数帯より低
く、フェージングなどによる不要な振幅変動成分の周波
数帯より高い、遮断周波数を持つ高域通過ろ波器(HP
F)を用いてもよい。
れる性能について路車間情報システムを例にとって説明
を行う。図3はろ波器としてHPFを使用する場合にお
けるろ波器の減衰特性とASK変調信号成分及び不要な
振幅変動成分との関係を示す説明図である。
時速100kmで走行中の自動車で受信する場合、最高
周波数230Hzのフェージングの影響を受ける。フェ
ージングなどによる不要な振幅変動の周波数成分は、図
3に示すように分布する。これに対し、ASK変調によ
って伝送する信号が1kHzの方形波である場合、フー
リエ変換によりこの方形波は1kHz、3kHz、5k
Hz、…の周波数成分で構成されることがわかる。従っ
て、HPFには、図3に示すように、230Hzを減衰
させ1kHz以上を通過させる性能が要求される。
におけるろ波器の減衰特性とASK変調信号成分及び不
要な振幅変動成分との関係を示す説明図である。HPF
の場合と異なる点は、ASK変調信号の少なくとも基本
波を通過させ、230Hzを減衰させるろ波器を使用す
ることにある。路車間情報システムでは、伝送レート6
4kbpsのGMSK変調を同時に施しているため、伝
送路の周波数特性の傾斜などによりFM−AM変換が生
じ、被変調信号の振幅がGMSK信号によって変動する
ことがある。従って、この例のように、ろ波器としてB
PFを使用することにより、FM−AM変換による妨害
や高域のノイズを低減することができる。
概念を示すブロック図である。図5において、図1と同
一符号のものは同様の機能を有する。以下に、前述の図
1に示したものと異なる点について説明する。
入力される対数変換された振幅検波信号は、ASK変調
信号の周波数帯よりも低い遮断周波数を持つ低域通過ろ
波器(LPF)42によってろ波され、比較回路41に
よって任意に設定される基準値と比較され、その比較結
果により、LPF42の出力が設定値となるように利得
制御増幅器30の利得制御が行われる。
の変化や受信機製造上の増幅器の利得偏差、フェージン
グなどによる不要な振幅変動のうち低い周波数の変動成
分などの、比較的ゆっくりとした被変調信号の変動を、
この利得制御増幅器30によって緩和させることがで
き、復調可能な受信レベル範囲を拡大する効果がある。
としての復調回路を示すブロック図である。図6におい
て、図1と同一符号のものは、同様の機能を有する。本
実施例では、GMSK・ASK被変調信号を入力端子1
より入力し、GMSK復調データ出力端子4、ASK復
調データ出力端子5より、復調データを出力する構成と
する。
号の周波数帯を通過域とするBPF50を接続すること
により、GMSK検波信号中のノイズを低減することが
でき、より良好な検波信号を得ることができる。
ら、FM検波と同様の方法で検波することができる。し
かし、アナログ情報を必要とするFM変調とは異なり、
GMSK変調信号の復調で必要な情報は“1”または
“0”のデジタル情報である。また、ASK変調信号の
復調においてもGMSK変調と同様である。
て出力するためのコンパレータ60、70を接続するこ
とにより、復調データ出力端子4、5を介して外部のデ
ジタル回路と簡単に接続できる復調回路を提供すること
ができる。例えば、コンパレータ60、70の出力をT
TLの入力信号として適合したものにすれば、本復調回
路の出力信号をデジタルのTTL回路に直接入力するこ
とができる。
出力する側と入力する側のインピーダンスやレベルを十
分に考慮する必要があるが、本実施例のように、コンパ
レータ60、70によってデジタル情報に変換して出力
することにより、得られたデータを処理する処理装置を
簡単に構成できるようになるという効果を得ることがで
きる。
合についてのみ説明したが、コンパレータ60、70を
A/Dコンバータに代えたり、或いは、複数の基準値を
持つコンパレータによって多値のデータ判定を行い出力
する場合にも、本発明が有効であることは明らかであ
る。
示すブロック図である。図7において、図1と同一符号
のものは、同様の機能を有する。搬送波周波数の高いG
MSK・ASK被変調信号が入力端子6に入力される。
この被変調信号は、チューナ部80において、入力され
る被変調信号は通過させるが他の不要な信号は除去する
BPF81によってろ波され、高周波増幅器82によっ
て増幅され、発振器周波数制御回路83によって発振周
波数を制御された周波数可変発振回路84の出力を用い
て、周波数変換回路85によって周波数変換される。
れた被変調信号は、中間周波(IF)増幅器90によっ
て増幅され、被変調信号は通過させるが他のノイズなど
の不要信号は除去するBPF100によってろ波され
る。BPF100の出力は、前述の図1において説明し
た復調回路によって復調され、検波信号が出力される。
ンジが適用システムにおいて十分な場合には、ASK被
変調信号の復調に一般的に使用される煩雑なAGC回路
を必要としない。このため、受信装置の小型化を図るこ
とができる。
置を示すブロック図である。図8において、図5及び図
7と同一符号のものは、同様の機能を有する。本実施例
では、前述の図7の実施例における高周波増幅器82を
利得制御高周波増幅器86に、IF増幅器90を利得制
御増幅器30に、それぞれ代えて、前述の図5において
説明したAGC信号生成部40の出力によって増幅器8
6及び増幅器30の利得制御を行う。このとき、増幅器
86及び増幅器30のAGC信号は同一である必要はな
い。図8に示すように、LPF43を介することによっ
てAGC信号の時定数を変え、適用するシステムによっ
て選択することもできる。
ば、送信アンテナからの距離の変化や受信機製造上の増
幅器の利得偏差、フェージングなどによる不要な振幅変
動のうち低い周波数の変動成分などの、比較的ゆっくり
とした被変調信号の変動を、この増幅器86及び増幅器
30によって緩和させることができ、復調可能な受信レ
ベル範囲を拡大する効果がある。
置を示すブロック図である。図9において、図7と同一
符号のものは、同様の機能を有する。本実施例では、前
述の図7の構成に、さらに、対数変換された振幅検波信
号を出力する振幅検波信号出力端子7を設けている。こ
の振幅検波信号出力端子7を設けることにより、受信装
置外部で受信レベルの検知や、振幅検波信号を用いての
制御を行うことを容易にすることができる。
際に受信レベルの情報なども同時に処理することができ
る。例えば、受信レベルが設定値よりも低くなった場合
に、GMSK検波信号出力端子2からのGMSK検波信
号を使用しないようにしたり、受信される情報が繰り返
し送信されている同じ情報であれば、復調した検波信号
の情報の優先順位を下げるなどの処理を可能とする。こ
れにより、より正確な情報を使用者に提供するという効
果を得ることができる。
受信装置を示すブロック図である。図10において、図
8と同一符号のものは、同様の機能を有する。本実施例
では、前述の図8の構成に、さらに、AGC信号の全部
または一部を出力するAGC信号出力端子8を設けてい
る。このAGC信号出力端子8を設けることにより、前
述の図9の実施例と同様、受信装置外部で受信レベルの
検知や、AGC信号信号を用いての制御を行うことを容
易にすることができ、図9の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
きた。なお、前述した復調回路及び受信装置において、
検波回路部10を集積回路(IC)にて構成するように
すれば、回路素子の高精度化が容易となり、受信装置の
安定した復調性能を得ることができる。また、高密度実
装化を図ることができ、復調回路または受信装置を小型
化することができるという効果がある。
おける高周波回路等の回路の配置も、受信装置の性能を
向上させる上で重要な要素の一つである。図11は図9
の受信装置の回路配置の一例を示す配置図である。
SK被変調信号は、無線周波数(RF)処理ブロック3
03において、既に説明したように、ろ波、増幅され、
局部発振器周波数制御ブロック302で制御される局部
発振器ブロック304からの局部発振信号を用いて、周
波数変換回路によって周波数変換される。周波数変換さ
れたGMSK・ASK被変調信号は、IF処理、復調ブ
ロック301において、復調され、GMSK検波信号が
GMSK検波信号出力端子202から、ASK検波信号
がASK検波信号出力端子203から、対数変換された
振幅検波信号が振幅検波信号出力端子204から、各々
出力される。
01に最も近い基板の一辺に対して最も遠い一辺に近接
して、局部発振器ブロック304と局部発振器周波数制
御ブロック302を配置している。この配置により、局
部発振出力信号が入力端子201から漏洩することを低
減でき、局部発振信号の基本波及び高調波周波数近辺の
周波数を使用する他の無線システムに対する影響を低減
させるという効果を得ることができる。
204の配置順序は使用する装置に適合されるべきであ
り、図11によって限定されるものではない。また、G
MSK検波出力信号の代わりにGMSK復調データを、
ASK検波信号の代わりにASK復調データを、対数変
換された振幅検波出力信号の代わりにAGC信号を、そ
れぞれ出力するようにしても、何ら本発明の有効性は変
化しないことは明らかである。
としてGMSK・ASK変調を例に挙げ、その変調信号
を復調する場合について述べたが、GMSK・ASK変
調信号の復調に限るものではない。また、検波器とし
て、FM検波器の代わりに他の角度変調検波手段を用
い、AM検波器の代わりに他の振幅検波手段を用いるこ
とによっても、上記実施例の場合と同様の効果を得るこ
とができるのは明らかである。
信号の振幅検波信号を対数変換してRSSI(Recieved
Signal Strength Indicator)信号として出力するもの
がある。このような受信装置を用いることにより、本発
明を簡単に実現することができる。また、このRSSI
出力の機能を有するFM検波回路は集積化されており、
この集積回路を用いることによって、本発明を容易に小
型で簡便に実現することができる。
れば、同時に角度・ASK変調された信号を復調する場
合、ASK復調に対数変換された振幅検波信号を出力す
る検波回路部と必要なASK変調信号の全部または一部
をろ波するろ波器とを組み合わせて復調することによ
り、一定振幅のASK検波出力信号を得ることができ、
移動体無線通信において問題となるフェージングなどの
影響下でも良好なASK復調を行うことができる。
して最も遠い一辺に近接して、局部発振器と局部発振器
周波数制御回路を配置することにより、局部発振器出力
信号が入力端子から漏洩することを低減でき、他の無線
システムに対する影響を低減させる効果を得ることがで
きる。
図である。
図である。
波器の減衰特性とASK変調信号成分及び不要な振幅変
動成分との関係を示す説明図である。
波器の減衰特性とASK変調信号成分及び不要な振幅変
動成分との関係を示す説明図である。
ブロック図である。
ック図である。
ク図である。
ロック図である。
ロック図である。
示すブロック図である。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 搬送波を情報信号でASK変調して得ら
れた被変調信号を、復調して、前記情報信号を出力する
復調回路であって、移動体通信においてASK変調波を
用いた通信を行うときに好適な復調回路において、 前記被変調信号を入力し、該被変調信号を振幅検波して
振幅検波信号を得、該振幅検波信号を対数変換して出力
する検波回路部と、 該検波回路部より出力された前記検波出力に含まれる信
号成分のうち、不要な信号成分は除去し、前記情報信号
成分は通過させて出力するろ波器と該ろ波器の出力信号
を入力し、該出力信号をデジタルデータに変換して出力
する変換手段と、 を有することを特徴とする復調回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の復調回路において、前
記ろ波器が帯域通過ろ波器であることを特徴とする復調
回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の復調回路にお
いて、前記検波回路部は、集積回路から成ることを特徴
とする復調回路。 - 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の復調回路
において、前記検波回路部より出力された前記振幅検波
信号を入力し、該振幅検波信号に基づいて自動利得制御
信号を生成して出力する自動利得制御信号生成部と、 前記被変調信号を入力し、該被変調信号を増幅して出力
すると共に、その利得が前記自動利得制御信号生成部よ
り出力された前記自動利得制御信号によって制御される
可変利得制御増幅器と、を設け、 前記検波回路部は、前記可変利得制御増幅器より出力さ
れた前記被変調信号を入力することを特徴とする復調回
路。 - 【請求項5】 一つの搬送波を第1の情報信号で角度変
調、第2の情報信号でASK変調して得られた被変調信
号を受信する受信装置であって、移動体通信においてA
SK変調波を用いた通信を行うときに好適な復調回路を
有する受信装置において、 前記被変調信号を入力し、該被変調信号を少なくとも一
回周波数変換して出力するチューナ部と、 該チューナ部より出力された前記被変調信号を入力し、
該被変調信号を復調して、前記第1及び第2の情報信号
をそれぞれ出力する請求項1,2,3または4に記載の
復調回路と、 を有することを特徴とする受信装置。 - 【請求項6】 一つの搬送波を第1の情報信号で角度変
調、第2の情報信号でASK変調して得られた被変調信
号を受信する受信装置であって、移動体通信においてA
SK変調波を用いた通信を行うときに好適な復調回路を
有する受信装置において、 前記被変調信号を入力し、該被変調信号を少なくとも一
回周波数変換して出力するチューナ部と、 該チューナ部より出力された前記被変調信号を入力し、
該被変調信号を復調して、前記情報信号を出力する請求
項4に記載の復調回路と、を有すると共に、 前記チューナ部は、前記被変調信号の信号経路中に、該
被変調信号を入力し、該被変調信号を増幅して出力する
と共に、その利得が前記自動利得制御信号生成部より出
力された前記自動利得制御信号によって制御される可変
利得制御増幅器を備えることを特徴とする受信装置。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の受信装置にお
いて、前記検波回路部より出力された前記振幅検波信号
の全部或いは一部を、装置外部へ出力する機能を有する
ことを特徴とする受信装置。 - 【請求項8】 請求項6に記載の受信装置において、前
記自動利得制御信号生成部より出力された前記自動利得
制御信号の全部或いは一部を、装置外部へ出力する機能
を有することを特徴とする受信装置。 - 【請求項9】 請求項5,6,7または8に記載の受信
装置において、前記チューナ部は、前記被変調信号を入
力する入力端子と、入力された前記被変調信号を増幅ま
たはろ波して出力する高周波処理部と、局部発信信号を
発生する局部発信部と、発生される前記局部発信信号の
発信周波数を制御する局部発振周波数制御部と、前記高
周波処理部より出力された前記被変調信号を発生された
前記局部発信信号に基づいて周波数変換して出力する周
波数変換部と、で構成されると共に、 前記チューナ部の各構成要素を基板上に配置する際、前
記入力端子の配置される位置に最も近い前記基板の一辺
に対し、最も遠い一辺に近接して、前記局部発振部と局
部発振周波数制御部を配置したことを特徴とする受信装
置。
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