JP3420670B2 - 香料粒子組成物 - Google Patents
香料粒子組成物Info
- Publication number
- JP3420670B2 JP3420670B2 JP21236796A JP21236796A JP3420670B2 JP 3420670 B2 JP3420670 B2 JP 3420670B2 JP 21236796 A JP21236796 A JP 21236796A JP 21236796 A JP21236796 A JP 21236796A JP 3420670 B2 JP3420670 B2 JP 3420670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- component
- perfume
- particle composition
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
に関する。さらに詳しくは高嵩密度の粒状洗浄剤組成物
に混合したときに洗浄剤粉末の香り、洗濯中の香り及び
洗濯後の衣類の残香性を最適にすることが可能な香料粒
子に関する。
洗浄剤組成物には洗浄剤組成物元来の匂いのマスキン
グ、香り付け、洗濯後の衣類の香り付けを目的として香
料が配合されている。しかしながら、洗濯中の香り及び
洗濯後の衣類の残香性を最適にすることは困難であり、
その様な香料の開発に多大な労力が払われてきた。
面、主婦の持ち運びや置き場所などの便宜性から、高密
度の濃縮型洗剤が、全世界的な規模で主流になってい
る。
高密度とは嵩比重が 0.5g/cm3 以上のものを指す)
は、従来の低密度洗剤(嵩比重が通常 0.3g/cm3 程度
のもの)に比べて、界面活性剤等の有効成分の含有量を
多くし、高密度化して洗濯一回当たりの使用量(重量及
び容量)を少なくしたもの(例えば40g/30リットルか
ら25g/30リットルへ) であるため、従来の低密度洗剤
と同じ割合で賦香した場合、洗濯液及び洗濯物に対する
香料成分の量が使用量に応じて少なくなり、洗濯液の香
り及び洗い上がった衣類への残香性が弱くなりすぎると
いう欠点があった。
率を高めることは容易に考えられることであるが、そう
すると、洗剤粉末そのものの香りが強くなりすぎて却っ
て不快感を与えるといった問題があった。
合した香料組成物を用いることにより、前記問題を解決
することを見い出し、特開昭63−101496号公報にて開示
するに至った。しかしながら、前記香料組成物は、香料
が特定され、香料の組み合わせの自由度を下げるもので
あった。また特開平1−193397号公報には、β−サイク
ロデキストリンなどの包接化合物に香料を包接させる方
法を開示したが、包接化合物は比較的高価である。
性物質を主成分とした香り粒子が開示され、特開平5−
209189号公報には、疎水性無機担体粒子を主成分とした
香料粒子が開示されているが、前記問題を解決すること
はできなかった。
現状に鑑み、洗浄剤組成物自体の香りと洗濯浴の香り及
び衣類への残香性を最適に保つことのできる方策を鋭意
研究した結果、特定のアニオン界面活性剤を主成分とす
る香料粒子を粒状洗浄剤生地に乾式混合することでこの
目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
合して用いられる香料粒子組成物であって、次の成分
(a),(b),(c),(d) 及び(e) を含有することを特徴とする
香料粒子組成物を提供するものである。 (a) 香料成分 1〜12重量% (b) 次式(I) で表されるアニオン界面活性剤 40〜94重
量% R-OSO3Na (I) 〔ここでR は炭素数6〜20の1級又は2級アルコール
由来の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示
す。〕 (c) 結晶水を持ち、平均粒径が20μm以下の水不溶性固
体粒子 3〜30重量% (d) 水溶性ポリマー 1〜10重量%〔但し成分の(b) と
成分(d) の重量比は、 (b):(d) =5:1〜50:1であ
る。〕 (e) 水 0.1〜10重量%。
成分は、特に下記の〜から選ばれた一種以上の化合
物を含有することが好ましい。 分子内に二重結合(-C=C-) を1つ以上含む炭化水素 例:リモネン、ジペンテン、ターピノレン、α−ピネ
ン、β−ピネン等 アルデヒド ・脂肪族アルデヒド 例:デシルアルデヒド、ウンデシルアルデヒド、ドデシ
ルアルデヒド、メチルノニルアセトアルデヒド、ウンデ
シレンアルデヒド等 ・テルペン系アルデヒド 例:シトラール、ヒドロキシシトロネラール、シトロネ
ラール等 ・芳香族アルデヒド 例:ベンズアルデヒド、ヘキシルシンナミックアルデヒ
ド、リリアール、ヘリオトロピン、バニリン、エチルバ
ニリン等 ・その他 例:リラール、マイラックアルデハイド等 エステル 例:ギ酸ベンジル、ギ酸リナリル、酢酸シトロネリル、
酢酸リナリル、酢酸イソノニル、酢酸ゲラニル、酢酸タ
ーピニル、酢酸イソボロニル、酢酸トリシクロデセニ
ル、酢酸ベンジル、酢酸フェニルエチル、酢酸スチラリ
ル、酢酸シンナミル、酢酸ヘキシル、アセチルオイゲノ
ール、アセチルイソオイゲノール、酢酸セドリル、o−
t−B.C.H.A.等 ラクトン 例:γ−オクタラクトン、γ−ノナラクトン、σ−デカ
ラクトン、クマリン等 フェノール誘導体 例:オイゲノール、イソオイゲノール、チモール等 分子内に二重結合(-C=C-) を少なくとも1つ以上持つ
アルコール 例:サンタロール、リナロール、ゲラニオール、シトロ
ネロール、ジヒドロミルセノール等 分子内に二重結合(-C=C-) を少なくとも1つ以上持つ
エーテル 例:ネロールオキサイド、ローズオキサイド、リナロー
ルオキサイド等 分子内に二重結合(-C=C-) を少なくとも1つ以上持つ
ケトン 例:イオノン、メチルイオノン、ダマスコン、ダマセノ
ン、ダイナスコン、マルトール、等 含窒素もしくは含硫黄有機化合物 例:インドール、スカトール、シトロネリルニトリル、
ゲラニルニトリル等 これら以外の香料化合物を併用することも勿論可能であ
る。
界面活性剤は、式(I) で表される。 R-OSO3Na (I) 〔ここでR は炭素数6〜20の1級又は2級アルコール由
来の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示
す。〕 上記式(I) で表されるアニオン界面活性剤は、炭素数6
〜20の1級又は2級アルコールを、既知の方法で硫酸エ
ステル化し、ついでNaOH水溶液で中和し、水との混合物
として得られる。本発明においては、この方法で得られ
たアニオン界面活性剤と水の混合物の水分量は10重量%
以下であることが望ましい。本発明では、水とアニオン
界面活性剤の混合物を、噴霧乾燥、減圧下における薄膜
乾燥などで乾燥して得られた粉末、ペレット、ニードル
状のものを原料として用いることが望ましい。
活性剤は、炭素数6〜18のアルキル基もしくはアルケニ
ル基を持ちヨウ素価5以下の1級アルコールを、硫酸化
し続いて中和して得られるものが望ましい。そのような
アニオン界面活性剤の例として、デシル硫酸エステルナ
トリウム塩、ラウリル硫酸エステルナトリウム塩、ミリ
スチル硫酸エステルナトリウム塩、セチル硫酸エステル
ナトリウム塩、ステアリル硫酸エステルナトリウム塩又
はこれらの混合物が挙げられる。
にならないので、未反応のアルコールが混在するが、通
常の工業的製法で得られる割合の未反応アルコール(ア
ニオン界面活性剤に対して10重量%程度)が混在してい
てもかまわない。
持った水不溶性固体粒子は、平均粒径が20μm以下であ
り、好ましくは0.1 〜10μmである。平均粒径が20μm
を超えると、実際に洗濯した時に溶け残りとして認知さ
れることがある。水不溶性固体粒子としては、次式 Na2O・Al2O3・nSiO2・wH2O(ここで、n は 1.3〜3.0 、
w は任意の正数) で示される結晶性アルミノケイ酸塩で、一般に4A型ゼ
オライトと呼ばれるものが望ましい。
リマーとしては、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコ
ール、アクリル酸−マレイン酸共重合物、でん粉、セル
ロース、ポリビニルピロリドン及びその混合物等が挙げ
られ、それぞれのポリマーは平均分子量が3000〜100000
のものである。本発明において最も好ましい水溶性ポリ
マーは、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコール、ア
クリル酸−マレイン酸共重合物及びポリビニルピロリド
ンである。
は、組成物中1〜12重量%であり、この範囲において十
分な香りを香料粒子組成物に与えることができ、また香
料粒子組成物の流動性も良好となりハンドリング性が良
くなる。
は、組成物中40〜94重量%、好ましくは60〜94重量%で
あり、この範囲において安定な香料粒子組成物を得るこ
とができる。
(c) の配合量は、組成物中3〜30重量%であり、この範
囲において香料成分を有効に保持でき、香料粒子組成物
の流動性も良好となり、ハンドリング性が良くなる。ま
た、この範囲の配合量であれば、洗浄時の香料粒子組成
物の溶解性も良好となり、望ましい香りの強さが得られ
る。
組成物中1〜10重量%であり、この範囲において香料粒
子組成物の強度を維持でき、組成物の望ましくない微粒
子化を防ぐことができ、また保存後の匂いの安定性も良
好となる。
ポリマー(d) の重量比は、(b) :(d) =5:1〜50:1
であるが、この範囲において香料粒子組成物の強度を維
持し、かつ流動性を良好にすることができる。
〜10重量%である。水の量がこの範囲にあると保存によ
る匂いの離散が少なくなり、また匂いの質が変わること
を防ぐことができる。
料、顔料、蛍光染料や、芒硝、亜硫酸ナトリウム、ソー
ダ灰、トリポリリン酸ナトリウム,ケイ酸ナトリウムな
どの無機塩を添加してもかまわないが、アルカリ金属炭
酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩の配合は香料粒子中5重
量%以下が好ましい。アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ
金属ケイ酸塩の配合は場合により匂いの劣化を招く場合
がある。
洗浄剤組成物に乾式混合した時の美観のために、下記の
ような既知の染料、顔料を本発明の香料粒子組成物に添
加することが望ましい。 <染料> C.I.Acid Red 52(C.I. 45110);一例として赤色106
号 C.I.Acid Blue 9(C.I. 42090);一例として青色1号 C.I.Acid Yellow 3 (C.I. 47005);一例として黄色20
3号 <顔料> C.I.Pigment Green 7 (C.I. 74260);一例としてLion
ol Green FB C.I.Pigment Blue 15 (C.I. 74160);一例としてCyan
ine Blue BR 。
〜3000μmが望ましく、より好ましいは300 〜1500μm
である。この範囲の粒子径よりも小さい時は、体積に対
する表面積が大きいために香料の散逸が起こり、またこ
の範囲の粒子径よりも大きい時は、粒子の溶解性が悪く
香料が速やかに放出されない。
粒状の洗浄剤組成物に乾式混合されるものであるが、そ
の場合の洗浄剤組成物としては、従来公知の組成を有す
る洗浄剤組成物を使用することができ、洗浄剤組成物中
に香料成分が配合されているものであってもよい。また
本発明の香料粒子組成物は最終洗浄剤組成物中に0.1〜5
0重量%程度の量で配合される。粒状の洗浄剤組成物は
嵩密度のものが好適であり、本発明の香料粒子組成物を
配合した後の最終嵩密度が 0.6〜1.2 g/cm3となるよ
うに調製される。
成物に乾式混合することにより、粒状洗浄剤組成物の香
り、洗濯中の香り及び洗濯後の衣類の残香性を最適にす
ることができる。しかも、本発明の香料粒子組成物を配
合した粒状洗浄剤組成物は、保存後も香りの安定性が良
好である。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
粒子組成物を調製した。 <香料成分(i) > 重量% リモネン 18.0 シトロネリルニトリル 0.5 ノニルアルデヒド 0.2 メチルノニルアセトアルデヒド 0.1 ダイナスコン 0.1 リグストラール 0.1 酢酸ヘキシル 2.0 o−t−B.C.H.A. 2.0 フェニルエチルアルコール 4.0 ヘキシルシンナミックアルデヒド 10.0 リラール 10.0 リリアール 10.0 酢酸ベンジル 10.0 サリチル酸ベンジル 15.0 インドール 5.0 クマリン 1.0 エチルバニリン 5.0 メチルイオノン 2.0 ヘリオトロピン 5.0 ───────────────────────────── 合 計 100.0。
にして以下に示す。徳寿R型リボンミキサー R-1300 型
(総容量2000リットル、仕込容量1300リットル、以下ミ
キサーと称する)に、ラウリル硫酸エステルナトリウム
塩(花王(株)製エマール 10P)375 kgと、4A型ゼオ
ライト75kgを投入し、ミキサーを回転数20rpm で30分間
回転させた後に、香料成分(i) 25kgをミキサー中に滴下
して15分間回転させ、ポリエチレングリコール(平均分
子量6000)10kgと水15kgを混合し、60℃にて溶融させた
ものをミキサー中に滴下し、更に15分間回転させた。こ
うして得られた粉を押出機(前型押出機、スクリーン
径:φ1.0 μm)にかけ、押出造粒し、整粒機(不二パ
ウダル社製、FL-200型、スクリーン径:サイドφ3.0 m
m、底4.0mm )にかけて整粒を行い、更に500 μmの篩
をかけ、篩上のサンプルを得た。実施例(II)、比較例
(I) 、(II)の組成物も同様に調製した。ただし、「その
他の成分」は(b) 成分と同時にミキサーに投入した。
た粉末洗剤組成物(粉末合成洗剤A)を用意した。粉末
合成洗剤Aの組成を表1に示す。4A型ゼオライト 1.0
kg、LAS 4.0kg 、AE 0.3kg、AA-MA コポリマー(アクリ
ル酸−マレイン酸コポリマー) 0.5kg、カルボキシメチ
ルセルロース0.15kg、FA0.1kg、JIS 2 号珪酸ソーダ 1.
0kg、ソーダ灰 0.5kg及び蛍光染料0.05kgから60%固
形分の水スラリーを得、これを噴霧乾燥して得られた粒
子をレディゲミキサー(松阪技研(株)製)に入れ、更
に4A型ゼオライト1.0 kg、ソーダ灰 0.5kg、酵
素 0.1kg、バランスに用いた芒硝を加え、これらを混合
しているところに70℃に加温したAE 0.2kgを徐々に滴下
し、造粒を行った。更に4A型ゼオライト0.25kgを加え
て造粒し、1410μmの篩を通過しないものを除き、高密
度粉末洗剤組成物を得た(平均粒径 450μm、嵩密度75
0 g/リットル)。
スルホン酸Na塩 *2 FA:牛脂脂肪酸Na塩 *3 AE:ポリオキシエチレン1級ドデシルエーテル
(HLB =13.1) *4 AA-MA コポリマー:ソカランCP 5(BASF社製) *5 蛍光染料:4,4'- ビス-(2-スルホスチリル) ビフ
ェニル塩 *6 酵素:API-21H (昭和電工(株)製)、リポラー
ゼ100T(ノボノルディスク社製)、セルザイム0.1T(ノ
ボノルディスク社製)、ターマミル60T (ノボノルディ
スク社製)を2:1:1:1で混合したもの。 *7 カルボキシメチルセルロース:四国ケミカル
(株)製 KMC-II *8 芒硝:全体が 100重量%になるように用いた。
得られた香料粒子組成物を5重量%混合して香料粒子含
有粉末洗剤を得た。
パネラーにより、保存前後の香りの変化を評価した。香
りの変化は、保存前の粉末洗剤又は40℃で30日間保存し
た後の粉末洗剤を用いて、粒そのものの香りの強さと好
ましさと、下記条件の洗濯処理を行った際の香りの強さ
で評価した。その結果を表2に示す。 <洗濯条件>2槽式洗濯機に布 1.5kg、水30リットルを
入れ、保存前又は保存後の香料粒子含有粉末洗剤を25g
入れて15分攪拌後、ため濯ぎを2回行って評価した。一
方、対照品として、各実施例の香料の配合量になるよう
に粉末洗剤(香料粒子を含有せず)に香料をスプレーし
て粉末洗剤を調製し、保存前の粉末洗剤と40℃で30日間
保存した後の粉末洗剤をそれぞれ用意した。この対照品
を用いて上記条件で洗濯処理を行い、香りの変化の基準
とした。 <洗濯中の香りの評価> イ:上記条件で攪拌1分後の洗濯水の香りの強さ ロ:上記条件で攪拌15分後の洗濯水の香りの強さ ハ:上記条件で15分攪拌、濯ぎ後の脱水布の香りの強さ 上記イ〜ハの洗濯工程におけるそれぞれの香りの強さ
を、対照品と比べて下記の基準で評価した。 4:対照品と比べて香りが非常に強い 3:対照品と比べて香りが強い 2:対照品と比べて香りがやや強い 1:対照品と香りが同等 <粉の香りの評価> 1:対照品と比べて香りがやや強い 0:対照品と比べて香りが同等 −1:対照品と比べて香りがやや弱い A:対照品と比べて香りが好ましい B:対照品と比べて香りの好ましさが同等 C:対照品と比べて香りが好ましくない
5(BASF社製) *4 ポリビニルピロリドン:平均分子量30000 *5 色素A:Lionol Green FB [C.I.Pigment Green
7,(C.I.74260)] 。
香料粒子組成物を実施例(I) と同様に調製し、これを下
記の方法により調製された粉末合成洗剤Bに5重量%添
加して香料粒子含有粉末洗剤を調製した。この香料粒子
含有粉末洗剤を用いて、実施例(I) と同様の評価を行っ
た。その結果を表4に示す。
するために、以下の方法で調製した粉末洗剤組成物(粉
末合成洗剤B)を用意した。粉末合成洗剤Bの組成を表
3に示す。トリポリリン酸ソーダ 1.5kg、LAS 4.0kg 、
AE 0.3kg、AA-MA コポリマー(アクリル酸−マレイン酸
コポリマー) 0.1kg、カルボキシメチルセルロース0.05
kg、FA 0.1kg、JIS 2 号珪酸ソーダ 1.0kg、ソーダ灰
0.2kg及び蛍光染料0.05kgから50%固形分の水スラリー
を得、これを噴霧乾燥して得られた粒子をレディゲミキ
サー(松阪技研(株)製)に入れ、更に4A型ゼオライ
ト1.0kg、ソーダ灰0.5kg、酵素 0.1kg、バランスに用い
た芒硝を加え、これらを混合しているところに70℃に加
温したAE 0.2kgを徐々に滴下し、造粒を行った。更に4
A型ゼオライト0.25kgを加えて造粒し、1410μmの篩を
通過しないものを除き、高密度粉末洗剤組成物を得た
(平均粒径 400μm、嵩密度 700g/リットル)。なお
これらの各成分は実施例(I) で用いたものと同じものを
用いた。
5(BASF社製) *3 ポリビニルピロリドン:平均分子量30000 *4 ポリアクリル酸:平均分子量13000 *5 色素B:赤色106 号[C.I.Acid Red
52(C.I.45110)]
Claims (5)
- 【請求項1】 粒状洗浄剤組成物に乾式混合して用いら
れる香料粒子組成物であって、次の成分(a),(b),(c),
(d) 及び(e) を含有することを特徴とする香料粒子組成
物。 (a) 香料成分 1〜12重量% (b) 次式(I) で表されるアニオン界面活性剤 40〜94重
量% R-OSO3Na (I) 〔ここでR は炭素数6〜20の1級又は2級アルコール由
来の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示
す。〕 (c) 結晶水を持ち、平均粒径が20μm以下の水不溶性固
体粒子 3〜30重量% (d) 水溶性ポリマー 1〜10重量%〔但し成分の(b) と
成分(d) の重量比は、 (b):(d) =5:1〜50:1であ
る。〕 (e) 水 0.1〜10重量% - 【請求項2】 成分(a) の香料成分が、以下〜の化
合物から選択された一種以上の化合物を含有する請求項
1記載の香料粒子組成物。 分子内に二重結合(-C=C-) を1つ以上含む炭化水素 アルデヒド エステル ラクトン フェノール誘導体 分子内に二重結合(-C=C-)を少なくとも1つ以上持つ
アルコール 分子内に二重結合(-C=C-)を少なくとも1つ以上持つ
エーテル 分子内に二重結合(-C=C-)を少なくとも1つ以上持つ
ケトン 含窒素もしくは含硫黄有機化合物 - 【請求項3】 成分(b) を60重量%以上含有し、且つ式
(I) 中のR が炭素数6〜18でヨウ素価5以下の1級アル
コール由来のアルキル基又はアルケニル基である請求項
1又は2記載の香料粒子組成物。 - 【請求項4】 成分(c) が、4A型ゼオライトである請
求項1〜3の何れか1項記載の香料粒子組成物。 - 【請求項5】 成分(d) が、ポリアクリル酸、ポリエチ
レングリコール、アクリル酸−マレイン酸共重合物、澱
粉、セルロース及びポリビニルピロリドンから選択され
る平均分子量が3000〜100000の水溶性ポリマーである請
求項1〜4の何れか1項記載の香料粒子組成物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21236796A JP3420670B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 香料粒子組成物 |
TW86111431A TW470774B (en) | 1996-08-12 | 1997-08-09 | Granular perfume composition |
IDP972806A ID19096A (id) | 1996-08-12 | 1997-08-12 | Komposisi minyak wangi butiran |
MYPI9703683 MY121281A (en) | 1996-08-12 | 1997-08-12 | Granular perfume composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21236796A JP3420670B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 香料粒子組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1053791A JPH1053791A (ja) | 1998-02-24 |
JP3420670B2 true JP3420670B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=16621393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21236796A Expired - Fee Related JP3420670B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 香料粒子組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3420670B2 (ja) |
ID (1) | ID19096A (ja) |
MY (1) | MY121281A (ja) |
TW (1) | TW470774B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AR022928A1 (es) * | 1999-03-15 | 2002-09-04 | Procter & Gamble | Composiciones de perfume y metodos para enmascarar los malos olores de las aminas |
US6680289B1 (en) | 1999-09-02 | 2004-01-20 | The Proctor & Gamble Company | Methods, compositions, and articles for odor control |
WO2001016264A2 (en) * | 1999-09-02 | 2001-03-08 | The Procter & Gamble Company | Improved methods, compositions, and articles for odor control |
DE60228702D1 (de) * | 2002-08-07 | 2008-10-16 | Procter & Gamble | Waschmittelzusammensetzung |
JP2004250576A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Kao Corp | 香り粒子 |
JP4583779B2 (ja) * | 2004-02-26 | 2010-11-17 | 花王株式会社 | 容器入り漂白洗浄剤組成物 |
JP4317486B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2009-08-19 | 花王株式会社 | 香料粒子 |
CN101426895A (zh) * | 2006-04-20 | 2009-05-06 | 宝洁公司 | 包含香料颗粒的固体粒状衣物洗涤剂组合物 |
WO2019237321A1 (en) * | 2018-06-15 | 2019-12-19 | The Procter & Gamble Company | Particulate laundry detergent compositions comprising perfume particles, and method of using same |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21236796A patent/JP3420670B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-09 TW TW86111431A patent/TW470774B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-08-12 MY MYPI9703683 patent/MY121281A/en unknown
- 1997-08-12 ID IDP972806A patent/ID19096A/id unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ID19096A (id) | 1998-06-11 |
TW470774B (en) | 2002-01-01 |
MY121281A (en) | 2006-01-28 |
JPH1053791A (ja) | 1998-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0325457B1 (en) | Detergent composition containing perfume | |
US7538079B2 (en) | Spray dried powdered detergents with perfume-containing capsules | |
CA2040856A1 (en) | Stable peroxycarboxylic acid granules | |
JP3420670B2 (ja) | 香料粒子組成物 | |
JPH01256597A (ja) | 粉末洗浄剤組成物 | |
JP3589914B2 (ja) | 香料粒子組成物 | |
JP2002525420A (ja) | 顆粒化法 | |
JP2802450B2 (ja) | 高嵩密度粒状洗剤組成物 | |
JPH0631430B2 (ja) | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法 | |
JP2506887B2 (ja) | 粉末洗浄剤組成物 | |
JP3169584B2 (ja) | 漂白洗浄剤組成物 | |
JP4176595B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2749580B2 (ja) | アルカリ性粉末洗剤の賦香方法 | |
JP2617504B2 (ja) | 香料包接体粉末の造粒物および該造粒物を含有する粉末洗浄剤組成物 | |
JP3459850B2 (ja) | 高嵩密度粒状洗剤組成物 | |
JP2617507B2 (ja) | 高密度粒状濃縮洗剤組成物 | |
JP4583779B2 (ja) | 容器入り漂白洗浄剤組成物 | |
JP2914516B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3128545B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP4102989B2 (ja) | 被覆粒子及び洗剤組成物 | |
JP2001152198A (ja) | 高嵩密度洗剤 | |
KR970005486B1 (ko) | 유동성이 우수한 고밀도 분말세제의 연속적인 제조방법 | |
JP2003105375A (ja) | 粒状洗剤組成物 | |
JP2000230197A (ja) | 漂白洗浄剤組成物 | |
JP2000073089A (ja) | 漂白洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |