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JP3416399B2 - 移植方法及びその装置 - Google Patents

移植方法及びその装置

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Publication number
JP3416399B2
JP3416399B2 JP14952496A JP14952496A JP3416399B2 JP 3416399 B2 JP3416399 B2 JP 3416399B2 JP 14952496 A JP14952496 A JP 14952496A JP 14952496 A JP14952496 A JP 14952496A JP 3416399 B2 JP3416399 B2 JP 3416399B2
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ridge
planting cylinder
planting
cylinder
moving speed
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和夫 島隅
恭史 福高
淳次 蔵野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レタス、キャベツ
等の野菜苗を、走行しながら畝に順次移植していく移植
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜等のポット苗 (ソイルブロック苗)
を移植する畑地用の移植装置には、特開平7−2843
12号公報に開示されているように、左右両側に車輪を
有して畝を跨いで走行する走行機体と、畝に苗を植付け
るべく上下に昇降する植付筒を有する植付装置と、該植
付装置に苗を供給する苗供給装置とを備えたものがあ
り、畝を跨いで走行機体を走行させながら、植付装置の
植付筒に上下に長い略楕円の軌道Ka(図3aに図示)
運動をさせ、植付筒を軌道下部で畝に前側で突入させて
内部に収納していた苗を放出し、後側で抜け出すように
なっている。
【0003】そして、植付筒は軌道運動をしながら走行
機体の走行により前方移動するため、畝に対する離脱位
置が突入位置に近づき、畝に対して略垂直(離脱位置が
突入位置と略同一位置)に出入りするようになり、畝及
び移植した苗を傷めることなく移植動作ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては、株間を大きく変更すると、例えば、
株間距離が短くなるように変更すると、走行機体の前進
速度が遅くなり、植付筒は前後方向距離が短くなるの
で、畝に対する離脱位置が突入位置より後方に離れるよ
うになり(図3bに図示す軌道Kb)、畝を損傷し、走
行抵抗が大きくなることがある。
【0005】これを解消するために、植付筒に略楕円軌
道を描かせるリンク機構のリンクやクランクアームを長
さの異なるものに取り換えており、非常に煩雑で作業能
率の悪いものになっており、また、リンク機構の異なる
ものを容易しておかねばならなく、コスト高にもなって
いる。また、植付筒は前進するため上下直線軌道を描か
せるよりも楕円軌道を描かせる方が苗植付には好適であ
るが、畝中で略垂直に移動させるには畝中での滞留時間
長くする必要があり(滞留時間中の前進移動距離が長
くなるため)、そのために植付筒の軌道全長にわたる運
動速度を遅くすると、植付タイミングが採れなく、速く
すると滞留時間が短くなるというジレンマを生じること
になる。
【0006】本発明は、植付筒の略楕円軌道運動中にお
ける畝内での移動速度を、畝外での移動速度より遅くす
ることにより、植付筒の畝中での滞留時間長くし、畝
に対する離脱位置を突入位置により近づけるようにした
移植方法及び装置を提供することを目的とする。本発明
は、植付筒の略楕円軌道運動中における畝内での移動速
度を、畝外での移動速度に対して異ならせかつ変速可能
にすることにより、植付筒の畝中での滞留時間調整
し、畝に対する離脱位置を突入位置により近づけるよう
にした移植方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明方法における課題
解決のための第1の具体的手段は、畝5を跨いで走行機
体2を走行させながら、植付装置35の植付筒41に上
下に長い略楕円の軌道運動をさせ、植付筒41を軌道K
下部で畝5に突入させて内部に収納していた苗を放出す
る移植方法において、植付筒41の畝に対する離脱位置
を突入位置に近づけるべく、植付筒41の軌道運動中に
おける、植付筒41が畝5に突入してから出てくるまで
の間の平均移動速度を、畝5と軌道K上部との間での移
動速度より遅くすることである。
【0008】これによって、植付筒41は畝5中での滞
留時間が長くなり、畝5に対する離脱位置が突入位置に
より近づく。本発明方法における課題解決のための第2
の具体的手段は、畝5を跨いで走行機体2を走行させな
がら、植付装置35の植付筒41に上下に長い略楕円の
軌道運動をさせ、植付筒41を軌道K下部で畝5に突入
させて内部に収納していた苗を放出する移植方法におい
て、植付筒41の畝に対する離脱位置を突入位置に近づ
けるべく、植付筒41の軌道運動中における、植付筒4
1が畝5に突入してから出てくるまでの間の平均移動速
度を、畝5と軌道K上部との間での移動速度に対して異
ならせかつ変速可能にしたことである。
【0009】これによって、植付筒41は畝5中での滞
留時間が長くなり、畝5に対する離脱位置が突入位置に
より近づき、しかも滞留時間を調整でき、大株間、小株
間に関わらず良好な植付が可能になる。本発明方法にお
ける課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2
の具体的手段に加えて、植付筒41が畝5に突入して軌
道Kの略下端に達した時に、軌道運動を所要時間停止す
ることである。
【0010】これによって、植付筒41は軌道Kの略下
端で停止するだけで、畝5中での滞留時間が長くなり、
離脱位置が突入位置に近づくように変位する。本発明方
法における課題解決のための第4の具体的手段は、第1
又はの具体的手段に加えて、植付筒41の軌道運動を、
畝5内において減速しかつ畝5の外で増速することであ
る。
【0011】これによって、植付筒41は畝5内で減速
するだけで、畝5中での滞留時間が長くなり、離脱位置
が突入位置に近づくように変位する。本発明装置におけ
る課題解決のための第1の具体的手段は、畝5を跨いで
走行する走行機体2に植付装置35を配置し、この植付
装置35に、リンク機構42を介して上下に長い略楕円
の軌道Kを描く植付筒41を設け、かつリンク機構42
を介して植付筒41に軌道運動させて軌道K下部で畝5
に突入させて内部に収納していた苗を放出させる駆動機
構37を設けた移植装置において、前記駆動機構37
に、植付筒41の畝に対する離脱位置を突入位置に近づ
けるべく、植付筒41が畝5に突入してから出てくるま
での間の平均移動速度を、畝5と軌道K上部との間での
移動速度より遅くする移動遅延手段を設けたことであ
る。
【0012】これによって、駆動機構37の移動遅延手
段が植付筒41の畝5中での滞留時間を長くし、畝5に
対する離脱位置を突入位置により近づける。本発明装置
における課題解決のための第2の具体的手段は、装置の
第1の具体的手段に加えて、前記移動遅延手段は、植付
筒41が軌道Kの略下端に達した時に軌道運動を所要時
間停止する電磁クラッチ54、植付筒41に軌道運動の
動力を伝達するチェーン伝動手段の偏心量調整可能な偏
心スプロケット55、又は植付筒41に軌道運動の動力
を与える可変モータ59のいずれかであることである。
【0013】これによって、簡単な構成で運動軌跡Kの
下部の形状を変形し、植付筒41の畝5中での滞留時間
を調整する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、7、8において、野菜移植
機1は、走行機体2の後上部に移植装置3及び操縦ハン
ドル4を有する歩行型であって、畝5を跨いでその長手
方向に走行しながら、ソイルブロック苗を畝5に長手方
向所定間隔をおいて植付けるものである。
【0015】なお、移植機1の進行方向を前後方向とい
い、進行方向に直交する横方向を左右方向という。走行
機体2は、ミッションケース6の前部に前方突出状に架
台7を固定し、この架台7上にエンジン8等を搭載して
主構成され、左右両側に設けた前輪9及び後輪10によ
って走行可能に支持されている。
【0016】前記エンジン8の動力はミッションケース
6内の動力伝達機構に入力され、ミッションケース6内
に入力された動力は、変速機構等を介して左右両側方に
突出する車輪伝動軸11に伝達されると共に、この車輪
伝動軸11よりも後方に設けられて左右側方に突出する
PTO軸12から取出せるようになっている。架台7の
前部に固定の前輪支持枠14には左右方向に配置した支
持筒15が固定され、この支持筒15には左右一対の前
輪支軸16が回動自在に挿通され、この左右各前輪支軸
16には取付筒17を介して支持アーム18の上端側が
連結され、各支持アーム18の下端側に前輪9が軸支さ
れている。19は前輪支持枠14に支持されていて畝5
の側面上部に接当するガイド輪である。
【0017】ミッションケース6の左右両側には車輪伝
動軸11を外嵌する支持筒20を介して伝動ケース21
の上部が回動自在に支持されており、この伝動ケース2
1の下部には後輪10が左右方向位置調整自在に軸支さ
れている。架台7の前後中間部には、昇降シリンダ23
によって前後移動される筒体22が支持され、この筒体
22には可動軸24が左右両側に突出状に挿通され、こ
の可動軸24の左右の突出部分は前連結ロッド27によ
って前輪支軸16と連結され、後連結ロッド28によっ
て伝動ケース21と連動連結されている。
【0018】ミッションケース6上には、昇降シリンダ
23を制御する昇降用制御弁32が設けられている。前
記筒体22にはローリングシリンダ29が装着され、こ
のローリングシリンダ29は可動軸24に枢支連結され
ていて、右側の前後輪9、10に対して左側の前後輪
9、10を昇降し、走行機体2の水平制御をする。移植
装置3は、走行機体2の後部に装着された移植フレーム
34に設けられており、苗を畝5に植付ける植付装置3
5と、この植付装置35に苗を供給する苗供給装置36
と、畝5を被覆するマルチフィルムに植付用の穴を形成
する穿孔手段38とを備えて主構成されている。
【0019】移植フレーム34は前部がミッションケー
ス6後部に固定された左右一対の主枠材34Aと、主枠
材34Aの後端側を相互に連結する連結材39Bとによ
って平面視略矩形枠状に形成されており、移植フレーム
34の後部には操縦ハンドル4が後方に延設されていて
一体的に固定されている。植付装置35は、苗を畝5に
植付ける植付筒41と、この植付筒41を上下揺動自在
(上下に長い略楕円軌道運動自在)に支持するリンク機
構42と、ミッションケース6からの動力をリンク機構
42に伝達して植付筒41を略楕円軌跡運動させる駆動
機構37とを有する。
【0020】前記リンク機構42は、移植フレーム34
にブラケット40を介して前後揺動するように軸支され
た第1平行リンク43と、この第1平行リンク43の下
端部に枢結された揺動プレート44と、この揺動プレー
ト44に上下揺動するように前部が枢結された第2平行
リンク45とを有し、第2平行リンク45の後端部に植
付筒41が枢結されている。
【0021】そして、第2平行リンク45の上側リンク
は、移植フレーム34から下方に突出する支持片46に
枢支された左右方向の駆動軸47に固定のクランクアー
ム47aに枢結されている。駆動機構37は前記駆動軸
47及びクランクアーム47aを有すると共に、PTO
軸12から駆動軸47へ動力伝達するスプロケット48
A、48B及びチェーン48Cからなる第1巻掛伝動手
段(チェーン伝動手段)48を有し、駆動軸47を図1
に矢示Bで示す方向に回転する。
【0022】図1〜3に示す第1実施例において、前記
駆動機構37はPTO軸12から第1巻掛伝動手段48
へ動力を伝達し、更に第2巻掛伝動手段69へ動力を伝
達するもので、駆動軸47に設けたスプロケット48B
は2本のチェーンが巻き掛けられており、PTO軸12
とスプロケット48Aとの間に電磁クラッチ54を介在
させて、PTO軸12からスプロケット48Aへの動力
伝達を設定時間切ることができるようになっている。
【0023】53は支持片46(又は移植フレーム3
4)に装着されたセンサであり、クランクアーム47a
と接触して植付筒41が軌跡Kの下端に達したことを検
出する。このセンサ53は接触型の他に非接触型のセン
サでもよい。このセンサ53の作動により電磁クラッチ
54はオフ操作される。ところで、電磁クラッチ54を
接のままで常に動力を伝達すると、リンク機構42によ
る植付筒41の運動軌跡は、図3aに示すように、上下
に長く前後に短い略楕円形の軌跡Kaとなり、そこに走
行機体2の前進が加わるため、図3bに示すように、連
続した円弧を描く軌跡Kbとなり、畝5に対して前側で
突入し、設定深さの位置で反転して後側で抜け出すよう
になり、これが株間を大きくして走行機体2の前進速度
が速くなると、植付筒41が畝5中にある間の走行機体
2の前進距離が長くなるため、植付筒41の離脱位置が
突入位置に近づき、理想の軌跡運動をすることになる。
【0024】しかし、株間距離が短いと、離脱位置が突
入位置から離れており、この場合に植付筒41が軌跡の
下部(最下端が好ましい)にきた時に、前記センサ53
がそれを検出して電磁クラッチ54をt時間切ると、そ
のt時間は植付筒41は前進するだけとなり、その運動
軌跡は図3cに示すものとなり、植付筒41の突入開始
から離脱完了までの間の平均移動速度は停止時間を設け
た分だけ低下し、畝5上から運動軌跡の上部までの移動
速度(植付筒41が突入及び離脱するときの移動速度も
略同様)よりも遅くなる軌跡運動をする。
【0025】したがって、植付筒41の離脱行程は突入
行程に近づいた位置に変位し、植付筒41はあたかも略
垂直に近い軌跡Kcを運動することになり、畝5の土を
後方に押動することが少なく、畝5の損傷が減少し、放
出したブロック苗を押動することもなく、適正姿勢で植
付ける。前記電磁クラッチ54の停止時間tは調整自在
であり、株間距離の大小に合わせて、植付筒41が可及
的に垂直運動するように設定される。また、電磁クラッ
チ54は駆動軸47とスプロケット48Bとの間に設け
てもよい。
【0026】図3〜5に示す第2実施例において、前記
駆動機構37は駆動軸47に第2巻掛伝動手段69へ動
力を伝達するスプロケット48Bの他に偏心スプロケッ
ト55(第1巻掛伝動手段48を構成)を設け、この偏
心スプロケット55にチェーン48Cを巻き掛けてお
り、テンションローラ56でチェーン48Cの弛みを吸
収するようになっている。
【0027】前記偏心スプロケット55は駆動軸47と
の間に偏心カム57を有し、この偏心カム57を偏心ス
プロケット55及び駆動軸47に対して回動することに
より、駆動軸47に対する偏心スプロケット55の偏心
量m及び偏心方向を変更できる。偏心量mのみを変更す
る場合は、チェーン48Cに対する偏心スプロケット5
5の噛合位置も調整する。
【0028】スプロケット48Aから偏心スプロケット
55へ伝達される動力は、偏心スプロケット55外周の
駆動軸47から遠い位置では減速され、近い位置では増
速されることになり、クランクアーム47に変速回転運
動を与え、リンク機構42による植付筒41の運動軌跡
が同一でも移動速度を増減変化させる。従って、植付筒
41が畝5に突入してから離脱するまでの間を減速域に
設定し、離脱してから再び突入するまでの間を増速域に
設定することにより、畝5に突入してから離脱するまで
の間の平均移動速度は畝5の外で移動するときの移動速
度よりも遅くなり、植付筒41の運動軌跡Kdは図3d
の状態になる。
【0029】なお、駆動軸47に対する偏心スプロケッ
ト55の偏心方向を変更することにより、畝5中での植
付筒41の移動速度を速くすることもできる。また、偏
心スプロケット55はPTO軸12に設けることもでき
る。図3、6に示す第3実施例において、前記駆動機構
37はPTO軸12から第2巻掛伝動手段69へ動力を
伝達するスプロケット48Bを駆動軸47に遊嵌し、別
個のスプロケット58を駆動軸47に固定し、移植フレ
ーム34に可変モータ59を設けて、巻掛伝動手段60
を介してスプロケット58を駆動するようになってい
る。
【0030】前記可変モータ59はリンク機構42を介
して植付筒41の軌跡運動させるので、その回転速度を
種々に変化させることにより植付筒41の運動軌跡を種
々設定することができ、図3eに示すように、上下に長
い略楕円軌跡の下部を細くした軌跡も描かせることが可
能になる。図3eに示す軌跡Keで植付筒41を移動さ
せると、植付筒41は比較的速い移動速度で畝5に近づ
き、畝5への突入を開始してから急激に減速し、その後
緩い減速状態で軌跡下端まで行って反転し、増速しなが
ら畝5から抜け出しており、植付筒41の突入開始から
離脱完了までの間の平均移動速度は畝5上から運動軌跡
の上部までの移動速度よりも遅くなる。
【0031】前記可変モータ59による植付筒41の運
動軌跡の変更は、図3c、図3dに示すような軌跡にす
ることも可能であり、株間距離を大きくした場合にも、
運動軌跡を適正にするために、畝5内での移動速度を外
での移動速度より速くするのに使用できる。前記第2、
3実施例における偏心スプロケット55及び可変モータ
59等は、植付筒41が畝5に突入して出てくるまでの
間(植付動作中)の平均移動速度を、畝5と軌道K上部
との間(畝外動作中)での移動速度より遅くすることが
でき、その場合に、第1実施例における電磁クラッチ5
4と同様に、移動遅延手段を構成することになる。
【0032】なお、植付機構35では、駆動機構37又
はその手前に動力断接用電磁クラッチを設けて、植付筒
41が軌跡Kの上部に達したときにその移動を停止し、
この停止時間を調節することにより株間隔を種々に設定
できるようになっており、前記畝外動作中の移動速度
は、この上部位置停止時間を算入しないときの速度であ
る。
【0033】苗供給装置36は、移植フレーム34の後
上部に配置されていて、多数のソイルブロック苗を縦横
に収容した苗トレイ66を縦横に間欠送りする苗トレイ
送り機構67と、この苗トレイ送り機構67の前方側に
配置されていて、苗トレイ66から苗を1つずつ取出し
て植付筒41へと供給する苗分送機構68とを有する。
【0034】苗トレイ66は、プラスチック製で、薄肉
に形成されて可撓性を有し、縦横に所定ピッチで碁盤目
状に配列された多数のポット部66aを備え、全ポット
部66aにソイルブロック苗が育成されている。苗分送
機構68は、駆動軸47から第2巻掛伝動手段69を介
して動力が伝動される揺動運動機構70を備え、この揺
動運動機構70は移植フレーム34に支持固定されてい
て、苗取出爪71を有している。
【0035】そして、揺動運動機構70の作動により、
苗取出爪71はポット部66a内のブロック土の下部側
を斜め前方向から突刺し、やや上方移動しながら前方移
動して苗をポット部66aから引出し、その後苗を略鉛
直姿勢となるように姿勢変更しながら下方移動し、その
移動軌跡下端位置で苗を放出して植付筒移動軌跡上端に
位置した植付筒41に落下供給し、その後元の位置に戻
るように往復運動する。
【0036】苗トレイ送り装置67は、図1、7、9に
示すように、移植フレーム34及びハンドル4に固定さ
れたガイドレール73を備え、このガイドレール73に
左右方向移動自在に苗トレイ66が装填される可動枠7
4を備えている。前記可動枠74は左右方向に間欠的に
往復移動されるように構成され、可動枠74が左右方向
に移動する間に苗の取出しがなされる。また、この可動
枠74には、苗トレイ66を縦送りする縦送り機構が設
けられ、横一列のポット部66aからの苗の取出しを終
えた時点で苗トレイ66が縦方向にポット部66aの1
ピッチ分送られるようになっている。
【0037】可動枠74の左右側板76には上下中途部
に苗トレイ66の底部を横一列のポット部66aに亘っ
て支持する支持板75が設けられ、下部には縦送り駆動
軸77が支持され、上部には縦送り従動軸78が左右方
向に配置されて設けられている。前記縦送り駆動軸77
には左右一対の駆動スプロケット79が固定され、従動
軸78には左右一対の従動スプロケット80が固定され
ている。また、駆動スプロケット79と従動スプロケッ
ト80との間には、これらに亘ってエンドレスチェーン
81が掛装され、このチェーン81に、縦方向のポット
部66a間の間隙に係合する搬送ピン82が取付けら
れ、縦送り駆動軸77が、図7に矢示Aで示す方向に回
動動作することによって苗トレイ66が縦送り可能とさ
れている。
【0038】なお、この搬送ピン82は、ポット部66
aの間隔が異なる数種の苗トレイ66のポット部66a
間のピッチに合う位置に設けられるか或いは取付位置が
変更可能とされる。前記可動枠74の左右両側方でハン
ドル4に固定された左右サポート部材83には、左右側
板76を貫通すると共にエンドレスの螺旋溝を有する横
送り軸84が回転自在に支持され、この横送り軸84に
は、螺旋溝に係合する係合部材を有するスライダ85が
外嵌されており、このスライダ85は可動枠74に連結
されている。
【0039】前記横送り軸84には、苗分送装置68か
らの動力が第3巻掛伝動手段86を介して右側のサポー
ト部材83内の動力伝達手段87に伝動され、この動力
伝達手段87によりこの横送り軸84が間欠的に回転駆
動され、この間欠回転駆動によってスライダ85が左右
移動して、可動枠74が左右方向に間欠的に往復移動さ
れるようになっている。
【0040】図9、10に示すように、横送り軸84の
左右両側には縦送りカム88が固定され、可動枠74に
は左右側板76間に縦送り作動軸89が回転自在に支持
され、この縦送り作動軸89には、可動枠74が最左端
又は最右端にまで移動したときに縦送りカム88に係合
する2種のカムフォロー90、91が各左右一対備えら
れている。
【0041】カムフォロー90、91は共に縦送りカム
88に係合可能であるが、主カムフォロー90が縦送り
作動軸89に対して固定であるのに対して補助カムフォ
ロー91は縦送り作動軸89に対して相対回動自在に支
持されている。また、補助カムフォロー91は、縦送り
作動軸89に巻回したつるまきバネ92を介して主カム
フォロー90に対して軸回りに弾力的に連結されてい
る。
【0042】縦送り作動軸89の側板76から突出した
突出部分に第1リンク93Aが固定され、第1リンク9
3Aは第2リンク93Bを介して係合ピン94aを備え
たロック解除レバー94に連結されている。ロック解除
レバー94は、縦送り駆動軸77に設けられたワンウェ
イクラッチ95に固定されており、アーム部94bには
引張りコイルバネ98が掛合されていて、ロック解除レ
バー94が図10矢示A方向に回転するように付勢され
ている。
【0043】また、縦送り駆動軸77には係合歯96
a、97aを備えた第1、第2の縦送りギヤ96、97
が相対回転自在に支持され、両縦送りギヤ96、97は
互いに相対回転しないように連動連結されている。そし
て、第2の縦送りギヤ97は図示しないクラッチ装置に
よって縦送り駆動軸77に対して連結、離脱可能とさ
れ、クラッチ装置の断接によって第1、第2の縦送りギ
ヤ96、97が縦送り駆動軸77と相対的又は一体的に
回転可能となっている。また、第1、第2の縦送りギヤ
96、97は、縦送り方向(矢示A方向)にのみ同行回
転するように前記ワンウェイクラッチ95と連動連結さ
れている(したがって、逆方向は空回りする)。
【0044】なお、クラッチ装置は搬送ピン82の位置
を調整したり、苗トレイ送り機構67から苗トレイ66
を強制的に引き抜くとき等に、駆動軸77を自由にする
ために切り操作される。また、第1の縦送りギヤ96の
係合歯96aと第2の縦送りギヤ97の係合歯97aと
は異なるピッチに形成されている。第1、第2の縦送り
ギヤ96、97の前上方側には、これらに対応して回転
を規制するための第1、第2のラチェットアーム99、
100が配置されており、対応する縦送りギヤ96、9
7の係合歯96a、97aに係合する係合部99a、1
00aを有すると共に、支持板75に設けた支軸101
に枢支されていて、引張りコイルバネ102、103に
よって係合歯96a、97aにそれぞれ係合するように
付勢されている。
【0045】また、各ラチェットアーム99、100に
は、ロック解除レバー94の係合ピン95aに係合する
切欠状の係合面99b、100bが形成されており、ロ
ック解除レバー94の回動で係合面99b、100bを
押し上げて、ラチェットアーム99、100と縦送りギ
ヤ96、97との係合を解除するようになっている。前
記両ラチェットアーム99、100の近傍には選択部材
104が設けられており、この選択部材104は、両ラ
チェットアーム99、100のいずれか一方を選択し
て、この選択したラチェットアームの係合部99a、1
00aのみを、これに対応する縦送りギヤ96、97の
係合歯96a、97aに係合させ、他方のラチェットア
ーム99、100を引張りコイルバネ102、103に
抗して上方へ押し上げて係合歯96a、97aに係合し
ないようにするものである。なお、図10においては、
選択部材104によって第1のラチェットアーム99が
押し上げられ、第2のラチェットアーム100の係合部
100aを第2の縦送りギヤ97の係合歯97aさせた
状態を示している。
【0046】前記構成において図9、10を参照して苗
トレイ66の間欠縦送り機構の動作を説明すると、横送
り軸84が矢示C方向に間欠回転することで可動枠74
が左右に間欠送りされ、また、縦送りカム88は、横送
り軸84と共に矢示C方向に間欠回転する。そして、可
動枠74が左右の端部まで移動したときに、主カムフォ
ロー90が縦送りカム88に係合して矢示D方向に押さ
れると、縦送り作動軸89が回動して、第1リンク93
A、第2リンク93Bを介してロック解除レバー94が
揺動し、これにより係合ピン94aが第2のラチェット
アーム100の係合面100bを押上げ、係合部100
aを第2の縦送りギヤ97の係合歯97aから外す。こ
のとき、ワンウェイクラッチ95は空回りして第1、第
2の縦送りギヤ96、97は回転しない。
【0047】次に、横送り軸84が回転すると縦送りカ
ム88による主カムフォロー90の矢示C方向への押し
が解除され、ロック解除レバー94が引張りコイルバネ
98の付勢で矢示Aの方向に回転して元の位置に戻り、
このときワンウェイクラッチ95を介して第1、第2の
縦送りギヤ96、97が矢示A方向に同伴回転され、縦
送り駆動軸77が矢示A方向に回転し、その一方、第2
のラチェットアーム100の係合部100aが第2の縦
送りギヤ97の1ピッチ後方の係合歯97aに係合し
て、縦送り駆動軸77の回転が規制される。
【0048】以上のように、苗トレイ21がポット部2
1aの縦方向の間隔に相当する分(1ピッチ)縦送りさ
れたのち左右送りされ、横一列のポット部66aからの
ソイルブロック苗の取り出しを終えた時点で再び苗トレ
イ66が縦方向に1ピッチ送られる。また、選択部材1
04によって縦送りギヤ99、100を切替えること
で、2種類の苗トレイ21に対応できるようになってい
る。
【0049】ところで、縦送り機構ではトレイ送りピッ
チが変化すると、苗トレイ66からの苗取出爪71によ
る苗の取り出しができなくなるため、常にトレイピッチ
合わせて縦送りする必要があり、また、苗取り出し時は
振動等によるズレを生じさせないようにする必要があ
る。そこで、図10、11に示すように、縦送りギヤ9
6、97の谷部96b、97bの係合歯96a、97a
近傍に更に深い谷凹部96c、97cを形成し、ロック
解除レバー94の回動末期に、係合ピン95aがラチェ
ットアーム99、100の係合面99b、100bを押
し上げるようにし、かつラチェットアーム99、100
を押し上げるための係合ピン95aの移動角度Pを係合
歯96a、97aの頂部角度Qに略等しくなるように設
定している。
【0050】これによって、ロック解除レバー94の矢
印A方向と逆の回動の末期にラチェットアーム99、1
00によるロックを速やかに解除し、ロック解除レバー
94の矢印A方向回動の初めの時点でラチェットアーム
99、100の係合部99a、100aが下がり始め、
谷部96b、97bに当接し、更に谷凹部96c、97
cまで降りて係合歯96a、97aと係合する。係合部
99a、100aの下がりが速くかつ谷凹部96c、9
7cに係合するため、縦送りギヤ96、97を選択して
トレイピッチを変更しても、縦送りギヤ96、97の回
動停止位置を正確設定しかつ安定させることができ、苗
取り出し時の苗トレイ66の振動等によるズレを確実に
防止できる。
【0051】図1、7に示すように、前記植付装置35
の植付筒41の後方及び前方には、畝5上面に接地して
転動し畝高さを検出する第1、第2検出ローラ49、5
0が設けられ、畝上面に当接してその凹凸に追随可能で
あり、植付深さ調節手段51及び感度調整手段52等の
一部を構成している。なお、本発明は前記実施の形態に
限定されるものではなく、種々変形することができる。
例えば、移植機1は自走式歩行型を示したが、自走式乗
用型又はトラクタ装着型でもよく、苗供給装置36を搭
載した移植フレーム34とは別に走行機体2に前部が枢
支された可動フレームを設けて、この可動フレームに植
付機構35を支持させてもよい。また、ミッションケー
ス6からPTO軸12と動力を分岐した後向き第2PT
O軸を突出して、駆動機構37への動力伝達とは別個に
苗供給装置36へ動力を伝達するようにしてもよく、そ
の場合はPTO軸12を無段変速機構で回転速度を可変
にしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、植付筒4
1が畝5に突入して出てくるまでの間の平均移動速度
を、畝5と軌道K上部との間での移動速度より遅くする
ので、植付筒41は畝5中での滞留時間が長くなり、畝
5に対する離脱位置が突入位置により近づき、苗を良好
な状態に確実に移植することができ、畝5を損傷した
り、走行抵抗が大きくなったりすることがない。
【0053】植付筒41が畝5に突入して出てくるまで
の間の平均移動速度を、畝5と軌道K上部との間での移
動速度に対して異ならせかつ変速可能にしたので、植付
筒41は畝5中での滞留時間が調整でき、大株間、小株
間に株間隔が変更されても、畝5に対する離脱位置と突
入位置とをより近づけて、苗を良好な状態に確実に移植
することができ、畝5を損傷したり、走行抵抗が大きく
なったりすることがない。
【0054】植付筒41が畝5に突入して軌道Kの略下
端に達した時に、軌道運動を所要時間停止するので、植
付筒41は軌道Kの略下端で停止するだけで、畝5中で
の滞留時間を長くでき、畝5に対する離脱位置を突入位
置に近づけるように変位できる。植付筒41の軌道運動
を、畝5内において減速しかつ畝5の外で増速するの
で、植付筒41は畝5内で減速するだけで、畝5中での
滞留時間を長くでき、畝5に対する離脱位置を突入位置
に近づけるように変位できる。
【0055】リンク機構42を介して植付筒41に軌道
運動させて軌道K下部で畝5に突入させて内部に収納し
ていた苗を放出させる駆動機構37に、植付筒41が畝
5に突入して出てくるまでの間の平均移動速度を、畝5
と軌道K上部との間での移動速度より遅くする移動遅延
手段を設けたので、この移動遅延手段によって植付筒4
1を畝5中で滞留時間を長くでき、畝5に対する離脱位
置を突入位置により近づけることができ、苗を良好な状
態に確実に移植することができ、畝5を損傷したり、走
行抵抗が大きくなったりするのを防止できる。
【0056】前記移動遅延手段は、植付筒41が軌道K
の略下端に達した時に軌道運動を所要時間停止する電磁
クラッチ54、植付筒41に軌道運動の動力を伝達する
チェーン伝動手段の偏心量調整可能な偏心スプロケット
55、又は植付筒41に軌道運動の動力を与える可変モ
ータ59のいずれかであるので、簡単な構成で運動軌跡
Kの下部を変形し、植付筒41の畝5中での滞留時間を
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す移植装置の側面図で
ある。
【図2】第1実施例示す側面図である。
【図3】植付筒の各種運動軌跡を示す説明図である。
【図4】第2実施例示す側面図である。
【図5】第2実施例の要部を示す側面図である。
【図6】第3実施例示す側面図である。
【図7】移植機の全体を示す側面図である。
【図8】走行機体の平面図である。
【図9】苗供給装置を示す断面正面図である。
【図10】苗供給装置の縦送り機構を示す側面図であ
る。
【図11】縦送り機構の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
2 走行機体 5 畝 12 PTO軸 34 移植フレーム 35 植付装置 36 苗供給装置 37 駆動機構 41 植付筒 42 リンク機構 47 駆動軸 54 電磁クラッチ 55 偏心スプロケット 59 可変モータ K 運動軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−284312(JP,A) 特開 昭63−188309(JP,A) 実開 昭56−86919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303 A01C 11/02 370 - 387

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝(5)を跨いで走行機体(2)を走行
    させながら、植付装置(35)の植付筒(41)に上下
    に長い略楕円の軌道運動をさせ、植付筒(41)を軌道
    (K)下部で畝(5)に突入させて内部に収納していた
    苗を放出する移植方法において、 植付筒(41)の畝に対する離脱位置を突入位置に近づ
    けるべく、植付筒(41)の軌道運動中における、植付
    筒(41)が畝(5)に突入してから出てくるまでの間
    の平均移動速度を、畝(5)と軌道(K)上部との間で
    の移動速度より遅くすることを特徴とする移植方法。
  2. 【請求項2】 畝(5)を跨いで走行機体(2)を走行
    させながら、植付装置(35)の植付筒(41)に上下
    に長い略楕円の軌道運動をさせ、植付筒(41)を軌道
    (K)下部で畝(5)に突入させて内部に収納していた
    苗を放出する移植方法において、 植付筒(41)の畝に対する離脱位置を突入位置に近づ
    けるべく、植付筒(41)の軌道運動中における、植付
    筒(41)が畝(5)に突入してから出てくるまでの間
    の平均移動速度を、畝(5)と軌道(K)上部との間で
    の移動速度に対して異ならせかつ変速可能にしたことを
    特徴とする移植方法。
  3. 【請求項3】 植付筒(41)が畝(5)に突入して軌
    道(K)の略下端に達した時に、軌道運動を所要時間停
    止することを特徴とする請求項1又は2に記載の移植方
    法。
  4. 【請求項4】 植付筒(41)の軌道運動を、畝(5)
    内において減速しかつ畝(5)の外で増速することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の移植方法。
  5. 【請求項5】 畝(5)を跨いで走行する走行機体
    (2)に植付装置(35)を配置し、この植付装置(3
    5)に、リンク機構(42)を介して上下に長い略楕円
    の軌道(K)を描く植付筒(41)を設け、かつリンク
    機構(42)を介して植付筒(41)に軌道運動させて
    軌道(K)下部で畝(5)に突入させて内部に収納して
    いた苗を放出させる駆動機構(37)を設けた移植装置
    において、 前記駆動機構(37)に、植付筒(41)の畝に対する
    離脱位置を突入位置に近づけるべく、植付筒(41)が
    畝(5)に突入してから出てくるまでの間の平均移動速
    度を、畝(5)と軌道(K)上部との間での移動速度よ
    り遅くする移動遅延手段を設けたことを特徴とする移植
    装置。
  6. 【請求項6】 前記移動遅延手段は、植付筒(41)が
    軌道(K)の略下端に達した時に軌道運動を所要時間停
    止する電磁クラッチ(54)、植付筒(41)に軌道運
    動の動力を伝達するチェーン伝動手段の偏心量調整可能
    な偏心スプロケット(55)、又は植付筒(41)に軌
    道運動の動力を与える可変モータ(59)のいずれかで
    あることを特徴とする請求項5に記載の移植装置。
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