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JP3414568B2 - 文字放送受信装置 - Google Patents

文字放送受信装置

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Publication number
JP3414568B2
JP3414568B2 JP34290695A JP34290695A JP3414568B2 JP 3414568 B2 JP3414568 B2 JP 3414568B2 JP 34290695 A JP34290695 A JP 34290695A JP 34290695 A JP34290695 A JP 34290695A JP 3414568 B2 JP3414568 B2 JP 3414568B2
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JP
Japan
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teletext
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JP34290695A
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JPH09186978A (ja
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孝行 小川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH09186978A publication Critical patent/JPH09186978A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は文字放送データの受
信できる文字放送受信装置に係り、文字放送データの中
から必要なデータ(情報)を自動的に選択することがで
きるようにした文字放送受信装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】テレビ放送電波の垂直帰線消去期間に文
字情報を多重化して放送する文字多重放送(以下「文字
放送」という)では、ユーザーが目的の番組番号を選択
した場合、1ページ(1画面)のデータを受信し、表示
するためには平均20秒程度の時間を要し、このデータ
は、時間の経過と共に順次更新されて行く。 【0003】そこで、1ページのデータを表示するため
の待ち時間を短縮するために、メモリを内蔵させてお
き、機器を使用していない間に番組をメモリに蓄積させ
ておく方法が特開昭63−13483号公報や特開平2
−117286号公報等ですでに提案され、又、商品化
されている。しかしながら、番組の選択を指定する指定
キーワードに類似する類語に対する検索については全く
開示されていない。 【0004】また、メモリを有効に利用するために、多
数の文字放送データの中から必要なものだけをメモリに
蓄積する方法として、検索キーワードを指定し、それを
含む文字放送データ(画面)のみを自動的に選択し、メ
モリに蓄積する技術が特開昭63−13483号公報に
開示されている。 【0005】また、特開平2−117286号公報によ
れば、消費電力の節約を目的として、ディスプレイ表示
系と文字放送受信系の2系統の電源を設け、ディスプレ
イ表示系に通電していない時でも文字放送受信系は動作
可能となるようなシステムが提案されている。しかしな
がら、放送のない時間帯にも受信系の電源が供給される
ことについては、全く触れられておらず、更なる解決手
段を必要としている。 【0006】【発明が解決しようとする課題】 特開昭63−1348
3号公報によれば、ユーザーが指定した検索キーワード
を含む文字放送データを選択受信し、蓄積することを提
案しているが、ユーザーの検索キーワードの指定によっ
ては、検索結果が思いのほか少なかったり、逆に多かっ
たりする場合がある。例えば、ユーザーが「パソコン」
関係のデータを入手しようとして、検索キーワードとし
て「パソコン」を指定した場合、「パソコン」と類似し
た或いは同義の語句である「パーソナルコンピュータ」
や、「PC」などといった語句は検索対象外となり、文
字放送データにこれらの語句を含んでいても、当然選択
の対象にはならない。 【0007】図12に文字放送のある番組番号のデータ
の概念図を示す。幾つかのデータ(画面)が伝送された
後、〈画面a〉、〈画面b〉、〈画面c〉の順にデータ
(画面)が伝送される様子を表している。このようなデ
ータを対象として「パソコン」という検索キーワードで
選択受信した場合、〈画面b〉だけが受信され、〈画面
a〉、〈画面c〉は「パソコン」とほぼ同義の語句を含
んでいるにもかかわらず、「パソコン」とマッチしない
ので受信されないという問題がある。 【0008】 【0009】た、特開昭63−13483によれば、
文字放送データの検索キーワードによる自動選択受信に
おいて、選択受信データをメモリに格納する際に、蓄積
データ格納メモリが一杯になった場合の処理として、時
系列の古いものから順に消去することを提案している。
確かにこの方法であると新しいデータが残る事にはなる
が、少し古いデータであるからといって「有効な情報で
はない」というわけではない。消去された少し古いデー
タの中にも、必要なデータが存在していることがあり、
このようなデータを残すことができないという問題があ
った。 【0010】 【0011】 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明の文字放送受信装
置は、文字放送を受信する受信部と、文字放送データ
選択するための検索キーワードを格納する検索キーワー
ド格納手段と、所定のキーワードに類似した類語キーワ
ードを蓄積する類語辞書データ蓄積部と、該類語辞書デ
ータ蓄積部より導出した類語キーワードを格納する類語
キーワード格納手段を設け、検索キーワード格納手段に
格納されている検索キーワードと、該検索キーワードに
基づき、上記類語辞書データ蓄積部より導出した上記類
語キーワード格納手段に格納されている類語キーワード
とに基づいて、文字放送データの選択を行う選択手段
と、選択された文字放送データを蓄積記憶する蓄積手段
とを備えた文字放送受信装置において、上記蓄積手段の
記憶可能容量が不足した場合、上記検索キーワードによ
って選択された文字放送データより、上記類語キーワー
ドによって選択された文字放送データの消去を優先する
消去手段を設けた構成にする。 【0013】従って、ユーザーが所望の文字放送データ
を選択するため検索キーワードを指定すると、この検索
キーワードは検索キーワード格納手段に格納される。一
方、上記検索キーワードは類語辞書データ蓄積部に送ら
れ、この類語辞書データ蓄積部より上記検索キーワード
に類似した類語キーワードを導出し、類語キーワード格
納手段に記憶する。そして、受信部で受信した文字放送
データは上記検索キーワード格納手段と、類語キーワー
ド格納手段に格納されている検索キーワードと類語キー
ワードとを検出キーワードとして検索され、両キーワー
ドに対応する文字放送データが選択されて蓄積手段に書
き込まれる。 【0014】このように、本発明は文字放送データのキ
ーワードによる自動選択受信において、キーワードの指
定方法として、ユーザーの指定した検索キーワードに限
定せず、その検索キーワードに類似する語句の類語キー
ワードも選択のためのキーワードとするのでユーザーが
設定した検索キーワードと同義の語句も検索することが
できる。例えば、ユーザーが「パソコン」関係のデータ
を入手しようとして、検索キーワードとして「パソコ
ン」を指定した場合、「パソコン」と類似した(同義で
ある)語句である「パーソナルコンピュータ」、「P
C」などといった語句もキーワードとして採用するの
で、これらのパソコンに類似した語句も含むデータを同
時に検索することができる。 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】また、文字放送データのキーワードによる
自動選択受信においてデータを蓄積手段に書き込む際
、蓄積手段が一杯になった場合、消去手段によって、
記蓄積手段に格納されているデータのうち類語キーワ
ードによって選択されたデータから優先して消去し、ユ
ーザーが指定したキーワードによって選択されたデータ
はその後に消去する。これは類語によって選択された
ータよりユーザーが指定したキーワードにより選択され
データの方を尊重するという考え方に基づくものであ
り、キーワードに対するユーザーの意志を尊重したもの
にすることができる。 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は全体の構成を
示すブロック図である。図1において、1はCPU、2
は受信してデータとして取り込んだ文字放送データを印
刷するためのサーマルプリンタやレーザープリンタなど
の印刷部、3は受信した文字放送データを表示するため
の液晶ディスプレイやCRTなどの表示部、4は検索キ
ーワードを入力したり、文字放送の番組番号などを指定
するためのキーボードなどの操作部である。 【0024】5は文字放送電波を受信復調して文字情報
を出力する受信部、8は文字放送を選択受信するための
検索キーワードを格納する検索キーワード格納バッフ
ァ、9は検索キーワードと類似した(同義の)語句を選
出するための類語辞書データ蓄積部、10は検索キーワ
ードと9の類語辞書データ蓄積部から選出された類語キ
ーワードを格納するための類語キーワード格納バッフ
ァ、7は受信部5から出力される文字放送を検索キーワ
ードバッファ8及び類語キーワード格納バッファ10の
内容と比較を行い、文字放送データを受信(蓄積)する
か否かの判定処理を行う自動選択受信処理部、6は上記
自動選択受信処理部7によって検索キーワードもしくは
類語キーワードを含むと判定された文字放送データを蓄
積するための選択受信データ蓄積バッファである。 【0025】〈実施形態1〉まずユーザーは文字放送の
データを取り込むべき番組を指定する。図2は指定する
番組の1例を示すものである。この例では、検索対象の
番組をチャンネル1−番組番号102の「経済ニュー
ス」、チャンネル7−番組番号55の「xx新聞ニュー
ス」などに設定し、この設定した番組に対して検索キー
ワードによる自動選択受信を行う例示するチャンネル、
番組番号、番組名などはあくまで説明のための仮想的な
ものであり、また、ここでは、ある特定の番組を指定す
る方法を例として挙げたが、特にこれにこだわるもので
はなく、例えばある「チャンネルの全番組」などを対象
としてもよい。 【0026】次に図1の操作部4より検索キーワードを
指定する。検索キーワードとしてある語句を入力し、確
定すると、指定した検索キーワードは、検索キーワード
格納バッファ8に検出キーワード1、2…として書き込
まれるとともに類語辞書データ蓄積部9に入力される。
類語辞書データ蓄積部9からは上記の検索キーワードに
類似する類語データが選出され、類語キーワードとして
出力され、類語キーワード格納バッファ10に、類語キ
ーワード1、2…として書き込まれる。それらのキーワ
ードは全てを検索するためのキーワードとしてもよい、
それぞれをユーザーが吟味して選択してもよい。こうし
て指定された検索キーワード1、2…及び類語キーワー
ド1、2…はそれぞれ表示部3に送られ、図3に示すよ
うな画面で表示される。 【0027】図1における自動選択受信処理部7におけ
る処理の流れ図を図4に示す。この自動選択受信処理部
7では、受信部5から出力される文字情報を検索キーワ
ードバッファ8及び類語キーワード格納バッファ10の
内容と比較を行い、受信した文字放送データを受信(蓄
積)するか否かの判定処理を行う。まず、受信部5で文
字放送データを受信・復調し、文字情報を得る(S40
1)。 【0028】次に検索キーワードバッファ8の最初にポ
インタをセットする(S402)。このポインタが検索
キーワードバッファの最後にあるかどうかで検索キーワ
ードが終了か否かの判定を行い(S403)、検索キー
ワードが残っていれば文字放送データの中の文字情報と
一致するかどうかの判定を行う(S404)。一致すれ
ばその時の文字放送データを選択受信データ蓄積バッフ
ァ6に格納する(S410)が、一致しなければ検索キ
ーワードバッファ8のポインタをアップして(S40
5)、次の検索キーワードに対しての検索処理を行う。 【0029】ステップ(S403)で検索キーワードが
終了した場合、即ち検索キーワードバッファ8の内容全
てに対して一致するかどうかの判定が終了した場合は、
類語キーワードに対する判定を開始する。類語キーワー
ドバッファ10の最初にポインタをセットする(S40
6)。このポインタが類語キーワードバッファの最後に
あるかどうかで類語キーワードが終了したか否かの判定
を行い(S407)、類語キーワードが残っていれば文
字放送データの中の文字情報と一致するかどうかの判定
を行う(S408)。 【0030】一致すればその時の文字放送データの内容
を選択受信データ蓄積バッファ6に格納する(S41
0)が、一致しなければ類語キーワードバッファ10の
ポインタをアップして(S409)、次の類語キーワー
ドに対しての処理を行う。類語キーワードに対する判定
でも一致しなければ、対象としていた文字放送データに
はユーザーが望む文字列(検索キーワード/類語キーワ
ード)が含まれていないと判断して、その文字放送デー
タを廃棄し(S411)、次の文字放送データの判定に
移る。 【0031】ここでは、ユーザーが指定した検索キーワ
ード及びそれに対する類語キーワードのいずれかを含む
文字放送データを判定し、選択受信蓄積する例について
述べたが、これは最も簡単な例であり、本発明はこれに
限定するものではない。即ちキーワードの指定方法とし
て、ユーザーが指定した検索キーワード及びそれに対す
る類語キーワードに対して、ANDやORなどといった
論理演算的な記述を行ってもよい。 【0032】〈実施形態2〉図5は、キーワードを含む
文字放送データを蓄積した時の報知表示の例である。上
記の実施形態で説明したように自動選択受信処理部7に
よってユーザーの望む(ユーザーが指定した検索キーワ
ード及びそれに対する類語キーワードを含む)文字放送
データを受信し、その文字放送データを選択受信データ
蓄積バッファ6に蓄積した場合、その旨をユーザーに報
知する一つの例として、表示部3にその文字放送データ
の内容の一部を表示する方法を説明する。 【0033】この例では、自動選択受信処理部7によっ
て検索キーワードを含む文字放送データを選択し、選択
した文字放送データを選択受信データ蓄積バッファ6に
蓄積すると、そのデータの一部を表示部3に随時表示し
ている。表示する一部のデータとしては、その文字放送
データの先頭から数文字が妥当である。また同時にその
文字放送データに関する情報(チャンネル/番組番号/
番組名)なども表示すると後々便利である。 【0034】一行目即ち一番初めに選択された文字放送
データは、図5の5−1として示すようにチャンネル1
−番組番号102の「経済ニュース」−2ページ目のデ
ータであり、そのデータの先頭からの数文字は表示され
ている。二行目が二番目に選択された文字放送データ、
三行目が三番目に選択された文字放送データで、以降、
順次選択された文字放送データが続いて表示されてい
る。 【0035】ここではキーワードを含む文字放送データ
を蓄積した時の報知の方法の一例として、表示部3にそ
の文字放送データの内容の一部を表示する方法を説明し
たが、本発明はこれに限定するものではない。すなわ
ち、文字放送データの内容の一部を表示するのみではな
く、全部を表示してもよいし、消費電力の節約という観
点から表示部への表示は行わず、LEDのような消費電
力の少ない発光デバイスを点灯させたり、ブザーなどで
報知音を鳴らすなどといった簡単な方法でもよい。また
説明した例では自動選択受信処理の処理中に随時報知す
る方法を述べているが、自動選択受信処理を終了もしく
は中断した時点で選択受信データ蓄積バッファ6を確認
して、報知するようにしてもよい。 【0036】〈実施形態3〉図6は、選択受信データ蓄
積バッファ6が一杯になった場合の処理の流れ図であ
り、図7は、選択受信データ蓄積バッファ6が一杯にな
った場合の処理動作を説明するための概念図である。図
7のは、選択受信データ蓄積バッファ6が一杯になっ
た状態を概念的に表した図である。この図において、
「選択受信データ3」として示すデータ(7−1)は、
類語キーワードによって選択受信されたデータであると
する。 【0037】ここで、選択受信データ蓄積バッファ6に
蓄積されたデータが、ユーザーの指定した検索キーワー
ドによって選択されたデータか、類語キーワードによっ
て選択されたデータかを識別する方法については説明す
る。選択受信データ蓄積バッファ6に蓄積するデータに
付加情報として選択理由を表すフラグを設け、そのフラ
グをオンにするかオフにするかによって、その蓄積デー
タがユーザーの指定した検索キーワードによって選択さ
れたデータか、類語キーワードによって選択されたデー
タかを識別する。例えばオンがユーザーの指定した検索
キーワードによって選択されたデータ、オフが類語キー
ワードによって選択されたデータとする。 【0038】このフラグのオン/オフは自動選択受信処
理部7にて行う。即ち流れ図でいえば、図4のステップ
(S404)で、検索キーワードと一致した後に選択受
信データ蓄積バッファ6に格納(S410)する前に選
択理由を表すフラグをオンにして検索キーワードによっ
て選択されたことを示す情報とし、またステップ(S4
07)で類語キーワードと一致した後に選択受信データ
蓄積バッファ6に格納(S410)する前に選択理由を
表すフラグをオフにして類語キーワードによって選択さ
れたことを示す情報にする。 【0039】図6の流れ図のステップ(S601)にお
いて、まず、選択受信データ蓄積バッファ6の各データ
に対して選択理由を表すフラグをチェックするために選
択受信データ蓄積バッファ6の先頭にポインタをセット
する。図7では、「選択受信データ1」として示すデー
タ(7−2)の位置である。選択受信データ蓄積バッフ
ァ6の最後かどうかで、バッファ内の全データに対して
選択理由を表すフラグをチェックし終えたかを判定し
(S602)、終わりでなければ、そのデータの選択理
由を表すフラグをチェックすることで、ユーザーの指定
した検索キーワードによって選択されたデータか、類語
キーワードによって選択されたデータかを判定する(S
603)。 【0040】選択理由を示すフラグがオンであれば、類
語キーワードによって選択されたデータではないので、
次の選択受信データをチェックするためにポインタをア
ップする(S604)。ステップ(S603)で類語キ
ーワードにより、選択されたデータを発見すると選択受
信データ蓄積バッファ6を空け、新たな選択受信データ
を格納するエリアを確保するためにそのデータの削除を
行う(S606)。 【0041】図7のは、類語キーワードによって選択
されたデータ(「選択受信データ3」)を削除し、空き
エリア(7−3)にした状態を概念的に表した図であ
る。そしてデータを削除したことによって確保された選
択受信データ蓄積バッファ6内のエリアをバッファの最
後尾に位置づけるために、バッファの再配置(詰める処
理)を行う(S607)。図7のがバッファの再配置
(詰める処理)を行った後の状態を概念的に表した図で
ある。この処理は、選択受信データ蓄積バッファ6の内
部の順番を常に時系列的に配置(格納)されているよう
に保つための処理である。 【0042】ステップ(S602)にて選択受信データ
蓄積バッファ6の最後まで処理を行っても、類語キーワ
ドによって選択されたデータ(選択理由を表すフラグが
オフであるデータ)が発見できなければ、選択受信デー
タ蓄積バッファ6の中は検索キーワードによって蓄積さ
れたデータのみであると判断し、選択受信データ蓄積バ
ッファ6の中で最も時系列的に古いデータである先頭デ
ータを削除するために、選択受信データ蓄積バッファ6
の先頭にポインタをセットする(S605)。そしてそ
のデータを削除して(S606)、新たな選択受信デー
タを格納するエリアを確保する。 【0043】〈実施形態4〉図8は、文字放送データの
自動選択受信処理のタイマー設定画面の例を表すもので
ある。この例では処理開始時間(8−1)及び処理終了
時間(8−2)を設定し、その設定された時間の間だ
け、文字放送データのキーワードによる自動選択受信処
理を行うことを表している。ここでは処理の開始時間と
終了時間を設定する方法を例として挙げたが、本発明は
これに限定するものではなく、「今から何分間」という
指定を行う方法でもよい。 【0044】〈実施形態5〉図10は、文字放送データ
の1データの構成の概念図である。文字放送データの1
データには、本文である文字情報のほかにさまざまな付
加情報が付加されている。図10でいえば、その情報が
どの番組の情報かを表す「番組番号」、何ページ目の情
報であるかを表す「ページ番号」、その文字放送データ
の更新状況を表す「更新フラグ」などである(なお、図
10は、あくまで概念図であるので、情報の順序などは
説明のための仮想的なものである。)。 【0045】次に、「更新フラグ」について説明をす
る。文字放送の番組画面は、基本的に静止画で、1画面
は約20秒たってから次の画面に切り替わる。通常1番
組は8〜10ページの画面で構成されており、何度か繰
り返し送信された後、更新されて、新しい構成の番組が
送信される。従って、任意の1画面が数回送信されてく
る。 【0046】「更新フラグ」は、文字放送データの付加
情報のひとつで、今受信したデータが既に受信したもの
と同一のものなのか、新しいデータなのかを判別するた
めのフラグであり、これを参照することによって、既に
一度受信し、検索キーワードを含むか否かの判定処理を
行ったことのあるデータであるかどうかを判定すること
ができる。例えば、「更新フラグ」を2ビットで表現す
る場合には、「更新フラグ」は“00”→“01”→
“10”→“11”“00”といった順に変化する。 【0047】図9は、文字放送データの自動選択受信処
理における更新フラグを用いた処理の流れを示す。この
処理は、自動選択受信処理部7における一文字放送デー
タに対する図4で説明した処理の流れ図のステップ(S
402)の前で行われるようにする。まず、図1の受信
部5で文字放送データを受信・復調し、文字情報を得る
(S901)。 【0048】付加データの「更新フラグ」がメモリに退
避してある値と同じであるかどうかを比較して、既に一
度処理したデータかどうかの判定を行う(S902)。
但し、1回目はメモリに退避している値はないので必ず
“no”の処理となる。「更新フラグ」がメモリに退避
している値と同じであれば、既に一度処理したデータと
判断して、次のデータの処理に移る。「更新フラグ」が
メモリに退避している値と異なれば、初めて処理するデ
ータと判断して、自動選択受信処理(図4におけるステ
ップ(S402)以降の処理)を行う。但し、その前に処
理する文字放送データの「更新フラグ」をメモリに退避
する(S903)。 【0049】図11は「更新フラグ」を退避するための
メモリの構成を示す。「更新フラグ」は文字放送データ
の1画面(1データ)につき1つ退避しておく必要があ
る。文字放送データの1画面(1データ)は「チャンネ
ル」「番組番号」「ページ番号」によって管理できるの
で、それらの値と共にメモリに退避する。従って図9の
ステップ(S902)でメモリから退避してある「更新
フラグ」の情報を読み出す際には、比較する文字放送デ
ータの「チャンネル」「番組番号」「ページ番号」から
メモリを検索することになる。 【0050】 【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
文字放送データのキーワードによる自動選択受信におい
て、キーワードの指定方法として、ユーザーの指定した
検索キーワードに限定せず、その検索キーワードに類似
する語句も選択のためのキーワードとして採用すること
により、ユーザーが設定した検索キーワードと同義の語
句も検索のためのキーワードとなるので、ユーザーの意
図に近い語句を含む文字放送データを入手することがで
きる。またある程度の文字放送データを一旦バッファに
蓄積してからキーワードを含むかどうかの判定を行うの
ではなく、判定を行った後、キーワードを含む文字放送
データのみをバッファに蓄積するのでバッファを効率よ
く有効に使うことができる。 【0051】 【0052】また、文字放送データのキーワードによる
自動選択受信において、データをメモリに格納する際
に、蓄積データ格納メモリが一杯になった場合の処理と
して、類語キーワードによって選択されたデータから優
先的に消去することにより、キーワードに対するユーザ
ーの意志を尊重したデータの消去を行わせることができ
る。 【0053】 【0054】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の全体のブロック図である。 【図2】本発明の第1の実施形態における文字放送番組
指定画面の例を示すものである。 【図3】本発明の第1の実施形態における検索キーワー
ド設定画面の例を示すものである。 【図4】本発明の第1の実施形態における自動選択処理
部における一文字放送データに対する処理の流れ図を示
すものである。 【図5】本発明の第2の実施形態におけるキーワードを
含む文字放送データを蓄積した時の報知表示の例を示す
ものである。 【図6】本発明の第3の実施形態における選択受信デー
タ蓄積バッファが一杯になった場合の処理の流れ図を示
すものである。 【図7】本発明の第3の実施形態における選択受信デー
タ蓄積バッファが一杯になった場合の処理を説明するた
めの概念図である。 【図8】本発明の第4の実施形態における文字放送デー
タの自動選択受信処理のタイマー設定画面の一例を示す
ものである。 【図9】本発明の第5の実施形態の文字放送データの自
動選択受信処理における更新フラグを用いた処理の流れ
図である。 【図10】本発明の第5の実施形態における文字放送デ
ータの1データの構成の概念図である。 【図11】本発明の第5の実施形態における「更新フラ
グ」退避メモリの構成の概念図である。 【図12】従来例の説明図である。 【符号の説明】 1 CPU 3 表示部 4 操作部 5 受信部 6 選択受信データ蓄積バッファ 7 自動選択受信処理部 8 検索キーワード格納バッファ 9 類語辞書データ蓄積部 10 類語キーワード格納バッファ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04N 5/38 - 5/46 H04B 1/06 H04B 1/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 文字放送を受信する受信部と、文字放送データ を選択するための検索キーワードを格納
    する検索キーワード格納手段と、 所定のキーワードに類似した類語キーワードを蓄積する
    類語辞書データ蓄積部と、該類語辞書データ蓄積部より
    導出した類語キーワードを格納する類語キーワード格納
    手段を設け、 検索キーワード格納手段に格納されている検索キーワー
    ドと、該検索キーワードに基づき、上記類語辞書データ
    蓄積部より導出した上記類語キーワード格納手段に格納
    されている類語キーワードとに基づいて、文字放送デー
    の選択を行う選択手段と、 選択された文字放送データを蓄積記憶する蓄積手段とを
    備えた文字放送受信装置において、 上記蓄積手段の記憶可能容量が不足した場合、上記検索
    キーワードによって選択された文字放送データより、上
    記類語キーワードによって選択された文字放送データ
    消去を優先する消去手段を設けたことを特徴とする文字
    放送受信装置。
JP34290695A 1995-12-28 1995-12-28 文字放送受信装置 Expired - Fee Related JP3414568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34290695A JP3414568B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 文字放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34290695A JP3414568B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 文字放送受信装置

Publications (2)

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