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JP3410426B2 - 設備のメンテナンス支援方法およびそのシステム - Google Patents

設備のメンテナンス支援方法およびそのシステム

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JP3410426B2
JP3410426B2 JP2000106734A JP2000106734A JP3410426B2 JP 3410426 B2 JP3410426 B2 JP 3410426B2 JP 2000106734 A JP2000106734 A JP 2000106734A JP 2000106734 A JP2000106734 A JP 2000106734A JP 3410426 B2 JP3410426 B2 JP 3410426B2
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cycle
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設備の一時稼動停止に
至る前に保全すべき個所を特定・予測できるようにする
ための方法およびそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエアシリンダ、油圧シリンダ、電
動機などの機器が多用されている設備においては、その
機器の個数は数十から千点以上にもなっている場合があ
る。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、例えば、この
ような設備の一つである鋳造設備では、機器の数が多い
だけでなく、硅砂を扱っかっている上に、摩耗させる微
粉が浮遊しているため、機器・機構部品の摩耗・摩滅に
よるトラブルが発生しやすい。しかも、各機器の動きが
工程として2程度ある上に、これらの工程は、各種セン
サ、前工程完了などの信号で検知されるようになってい
る。このため、センサの劣化もサイクルタイムに影響す
るだけでなく、工程間のタイミングを変化させ、工程を
不安定にする。このような問題工程の特定は、設備が故
障停止した時点で、制御装置の内部記憶を確認し、その
ユニットの周辺を調査するなどして行わなければなら
ず、非常に時間を要するとともに、生産量・出荷時期な
ど生産計画に大きな支障をきたす場合がある。
【0004】加えて、設備の機器は、時間の経過に伴い
潤滑油が不足しあるいはパッキン・機構部品等が劣化し
て、動作時間が長くなったり正常な作動をしなくなる。
そのため、通常は、定期的なメンテナンスにより点検し
ているが、劣化の傾向を監視することは難しく、したが
って、故障などが発生してから、設備を止めて、パッキ
ン・機構部品等の交換などの修理・保全を行うことが多
い。
【0005】また、従来は、各種機器の劣化の傾向を監
視する方法として、振動センサなどを装置に設置して振
動加速度・振幅を傾向監視する方法、あるいは、ベアリ
ング等の潤滑油を監視する方法などがある。しかし、こ
れらの監視方法は、機器点数が多いため、装置が大がか
りになり、しかも、センサが劣化して故障するため、特
別な機器を使用するようになってきているが、この特別
な機器は、設備全体の機器の劣化傾向の監視には実用化
されていない。このため、設備全体の機器の劣化傾向を
簡単に監視して、設備の停止に至る前に、故障を予測で
きる装置の出現が望まれている。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、その目的は、設備の停止に至る前に、保全すべき個
所を早期に特定あるいは予測できる方法およびそのシス
テムを提供することにある。また、本発明の目的は、そ
の特定あるいは予測を、遠隔地においてもできるように
することを目的とする。例えば、設備の据え付けられた
工場内と管理ビル間、日本国内の設備を備え付けられた
工場と本社間、設備の備え付けられた顧客工場とその設
備保全担当会社である。さらに、これは海外における設
備との間でも容易に予測が可能となるシステムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の設備のメンテナンス支援方法は、設備の
一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を特定・予測で
きるようにするための方法であって、前記設備全体の1
サイクル時間であるサイクルタイムおよびこのサイクル
タイムに影響を与える所定機器のそれぞれの工程動作時
間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶する工程
と、記憶されたサイクルタイムおよび工程別動作時間デ
ータベースからサイクルタイムが長くなっている期間を
検索し特定する工程と、特定された期間において動作時
間が規定時間よりオーバーしている時間の累積値または
動作時間が規定時間よりオーバーしている回数の累積値
に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機器の工程
のうちから問題の有りそうな工程を問題工程として選定
する工程と、すくなくとも問題のありそうな工程をディ
スプレイ表示する工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】請求項2の設備のメンテナンス支援方法
は、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を特
定できるようにするための方法であって、前記設備全体
の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこのサイ
クルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの工程動
作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶する工
程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程別動作時間
データベースからサイクルタイムが長くなっている期間
を検索し特定する工程と、特定された期間において動作
時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積値また
は動作時間が規定時間よりオーバーしている回数の累積
値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機器の工
程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程として選
定する工程と、選定された問題工程に係る複数の動作時
間についてサイクルタイムにおける変化をチェックする
工程と、すくなくとも問題のありそうな工程をディスプ
レイ表示する工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】請求項3の設備のメンテナンス支援方法
は、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を予
測できるようにするための方法であって、前記設備全体
の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこのサイ
クルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの工程動
作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶する工
程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程別動作時間
データベースからサイクルタイムが長くなっている期間
を検索し特定する工程と、特定された期間において動作
時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積値また
は動作時間が規定時間よりオーバーしている回数の累積
値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機器の工
程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程として選
定する工程と、選定された問題工程に係る複数の動作時
間について経時変化をチェックする工程と、すくなくと
も問題のありそうな工程をディスプレイ表示する工程
と、を含むことを特徴とする。
【0010】請求項4の設備のメンテナンス支援システ
ムは、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を
特定できるようにするためのシステムであって、前記設
備全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこ
のサイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの
工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶
する記憶手段1と、この記憶手段1に記憶されたサイク
ルタイムおよび工程別動作時間データベースからサイク
ルタイムが長くなっている期間を検索し特定する検索手
段2と、この検索手段2によって特定された期間におい
て動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積
値または動作時間が規定時間よりオーバーしている回数
の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機
器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程と
して選定する問題工程選定手段3と、すくなくとも問題
のありそうな工程を表示するディスプレイ画面Dと、を
含むことを特徴とする。
【0011】請求項5の設備のメンテナンス支援システ
ムは、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を
特定できるようにするためのシステムであって、前記設
備全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこ
のサイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの
工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶
する記憶手段1と、この記憶手段1に記憶されたサイク
ルタイムおよび工程別動作時間データベースからサイク
ルタイムが長くなっている期間を検索し特定する検索手
段2と、この検索手段2によって特定された期間におい
て動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積
値または動作時間が規定時間よりオーバーしている回数
の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機
器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程と
して選定する問題工程選定手段3と、この問題工程選定
手段3によって選定された問題工程に係る複数の動作時
間についてサイクルタイムにおける変化をチェックする
動作時間の変化チェック手段4と、すくなくとも問題の
ありそうな工程を表示するディスプレイ画面と、を含む
ことを特徴とする。
【0012】請求項6の設備のメンテナンス支援システ
ムは、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を
予測できるようにするためのシステムであって、前記設
備全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこ
のサイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの
工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶
する記憶手段1と、この記憶手段1に記憶されたサイク
ルタイムおよび工程別動作時間データベースからサイク
ルタイムが長くなっている期間を検索し特定する検索手
段2と、この検索手段2によって特定された期間におい
て動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積
値または動作時間が規定時間よりオーバーしている回数
の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機
器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程と
して選定する問題工程選定手段3と、問題工程選定手段
3によって選定された問題工程に係る複数の動作時間に
ついて経時変化をチェックする経時変化チェック手段5
と、すくなくとも問題のありそうな工程を少なくとも表
示するディスプレイ画面と、を含むことを特徴とする。
【0013】請求項7の設備のメンテナンス支援システ
ムは、請求項4から6に記載の設備のメンテナンス支援
システムにおいて、前記問題のありそうな工程を表示す
るディスプレイ画面Dと、前記検索手段2と、問題工程
選定手段3と、経時変化チェック手段5と、の少なくと
も一つが無線通信線、通信線若しくはインタ−ネットに
より接続されており、設備とは離れた遠隔地において、
監視可能であることを特徴とする。
【0014】請求項8の設備のメンテナンス支援システ
ムは、請求項4から7に記載の設備のメンテナンス支援
システムにおいて、前記設備を構成する機器の数が30
から1000個であることを特徴とする。
【0015】請求項9の設備のメンテナンス支援システ
ムは、請求項7に記載の設備のメンテナンス支援システ
ムにおいて、前記設備が鋳造設備であることを特徴とす
る。
【0016】
【作用】請求項4の設備のメンテナンス支援システムに
より、保全すべき個所を特定・予測するための手順につ
いて説明する。前記設備全体の1サイクル時間であるサ
イクルタイムおよびこのサイクルタイムに影響を与える
所定機器のそれぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長
期に渡り測定して記憶手段1により記憶し、続いて、記
憶されたサイクルタイムおよび工程別動作時間データベ
ースからサイクルタイムが長くなっている期間を検索手
段2により検索して特定する。次いで、この検索手段2
によって特定された期間において動作時間が規定時間よ
りオーバーしている時間の累積値または動作時間が規定
時間よりオーバーしている回数の累積値に基づきサイク
ルタイムに影響を与える所定機器の工程のうちから問題
の有りそうな工程を問題工程として選定する。このよう
に問題の有りそうな工程を選定することにより、その
後、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所を特
定あるいは予測できることとなる。
【0017】請求項5の設備のメンテナンス支援システ
ムにより、保全すべき個所を特定するための手順につい
て説明する。前記設備全体の1サイクル時間であるサイ
クルタイムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所
定機器のそれぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期
に渡り測定して記憶手段1により記憶し、続いて、記憶
されたサイクルタイムおよび工程別動作時間データベー
スからサイクルタイムが長くなっている期間を検索手段
2により検索して特定する。次いで、この検索手段2に
よって特定された期間において動作時間が規定時間より
オーバーしている時間の累積値または動作時間が規定時
間よりオーバーしている回数の累積値に基づきサイクル
タイムに影響を与える所定機器の工程のうちから問題の
有りそうな工程を問題工程として選定し、続いて、この
問題工程選定手段3によって選定された問題工程に係る
複数の動作時間についてサイクルタイムにおける変化を
動作時間の変化チェック手段4によりチェックする。こ
のチェックの結果、複数の動作時間がサイクルタイムの
時刻の経過に伴って順次長くなる場合には、その機器は
早急に保全する必要があることとなる。
【0018】請求項6の設備のメンテナンス支援システ
ムにより、保全すべき個所を特定するための手順につい
て説明する。前記設備全体の1サイクル時間であるサイ
クルタイムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所
定機器のそれぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期
に渡り測定して記憶手段1により記憶し、続いて、記憶
されたサイクルタイムおよび工程別動作時間データベー
スからサイクルタイムが長くなっている期間を検索手段
2により検索して特定する。次いで、この検索手段2に
よって特定された期間において動作時間が規定時間より
オーバーしている時間の累積値または動作時間が規定時
間よりオーバーしている回数の累積値に基づきサイクル
タイムに影響を与える所定機器の工程のうちから問題の
有りそうな工程を問題工程として選定し、続いて、選定
された問題工程に係る複数の動作時間について経時変化
を経時変化チェック手段5によりチェックする。このチ
ェックの結果、複数の動作時間が時刻の経過に伴って順
次長くなる場合には、その機器は間もなく保全する必要
があることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】なお、上述した請求項において、
サイクルタイムに影響を与える所定機器とは、設備にお
いてサイクルタイムを長短させるもので、エアシリン
ダ、油圧シリンダ、電動式シリンダ、電磁弁等をいう。
また、微少時間間隔とは例えば0.01秒等の時間をい
う。また、鋳造設備とは、鋳造プラントを構成ずる、造
型ライン、砂処理ライン、後処理ラインなどをそれぞれ
言う。また、これら全体をもいう。機器の数が数百をこ
える場合には、これらのラインを構成する単体機器、た
とえば、造型機、ショットブラスト機、ショットピ−ニ
ング機、混練機なども含んでいる。
【0020】さらにディスプレイ画面とは、大型コンピ
ュ−タ上のディスプレイ画面、パソコンのディスプレイ
画面、さらには、携帯電話上のディスプレイ画面、装着
型通信手段のディスプレイ画面等のモバイル通信手段上
の画面など、その大きさや手段は問わない。したがっ
て、記憶手段や問題工程選定手段とは隔離されたディス
プレイ画面でもよく、コンピュ−タと一体となっている
ディスプレイ画面でも良い。
【0021】前記設備を構成する機器の数が30から1
000個であることを特徴としたのは、30個よりも機
器の数が少ない場合はセンサによる監視など他の手段に
よっても可能であり、また、1000個を越える場合に
は、そのブロック毎に分散処理した方が効率的だからで
ある。より好ましくは、機器の数が300から800個
程度であるのが好ましい。
【0022】さらに、本発明は、メンテナンスの時期を
定期的(1日、3日、1週間毎)に連絡したり、メンテ
ナンスの必要時期を予め連絡することにも使用が可能で
ある。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図7〜図16
に基づき詳細に説明する。本発明を適用した設備の制御
システムは、図7に示すように、制御盤11と計数用シ
ーケンサCPU12とコンピュータ13とで構成してあ
る。そして、前記制御盤11の制御シーケンサCPU1
4と前記計数用シーケンサCPU12とはリンク線15
により、また、前記計数用シーケンサCPU12と前記
コンピュータ13とは通信線16によりそれぞれ電気的
に接続してある。
【0024】また、前記制御盤11は設備の各機器に制
御用の電気的指令を出して設備(図示せず)を制御する
ようになっている。
【0025】また、前記計数用シーケンサCPU12
は、前記制御盤11の制御シーケンサCPU14から、
前記設備の各機器の動作記憶、センサ等の信号を入手し
て、実際のサイクルタイムおよび各機器に係る工程の動
作時間を算出し記憶するようになっている。
【0026】また、前記コンピュータ13は、前記計数
用シーケンサCPU12から適宜、時間0.01秒の間
隔で実際のサイクルタイムおよび各機器の動作時間を読
み出し、実際のデーターとして各工程の作動時間データ
ーベースを作成している。また、前記コンピュータ13
には、予め、前記各機器に係る工程の規定動作時間が記
憶してあって、規定作動時間データーベースが作成して
ある。これにより、前記コンピュータ13は、前述の問
題解決手段おける前記記憶手段1、前記検索手段2、前
記問題工程選定手段3および前記動作時間変化チェック
手段4としての機能を有している(図7参照)。
【0027】次に、このように構成した制御システムに
より、早急に保全する必要がある個所を特定するための
手順について説明する。まず、設備全体の1サイクル時
間であるサイクルタイムおよびこのサイクルタイムに影
響を与える所定機器のそれぞれの工程動作時間を微少時
間間隔で測定して、記憶手段1としてのコンピュータ1
3に記憶する。この記憶は、長期に渡り行う。なお、こ
の記憶は図8に示すようになる。
【0028】次いで、記憶されたサイクルタイムおよび
工程別動作時間データベースからサイクルタイムが長く
なっている期間を、検索手段2としてのコンピュータ1
3により検索して特定する。なお、このコンピュータ1
3は、例えば、図9に示すように、値の異なる多数のサ
イクルタイムとサイクルタイムの値毎の件数の相互関係
を示すサイクル度数表・分布図を算出及びディスプレイ
画面に表示することができ、また、図10に示すよう
に、値の異なる多数のサイクルタイムと時期の相互関係
を示すサイクルタイム推移図を算出及びディスプレイ画
面に表示することができる。これらサイクル度数表・分
布図およびサイクルタイム推移図からサイクルタイムが
長くなっている期間を検索することができる。
【0029】次いで、問題工程選定手段3としてのコン
ピュータ13により、特定された期間において動作時間
が規定時間よりオーバーしている時間の累積値または動
作時間が規定時間よりオーバーしている回数の累積値に
基づき、サイクルタイムに影響を与える所定機器の工程
のうちから問題の有りそうな工程を問題工程として選定
及び必要に応じて表示する。
【0030】なお、コンピュータ13は、例えば、図1
1に示すように、所定期間内において動作時間が規定時
間よりオーバーしている時間の累積と各種の機器の相互
関係を示すタイムオーバー時間パレート図を算出及びデ
ィスプレイ画面に表示することができ、または、図12
に示すように、所定期間内において動作時間が規定時間
よりオーバーしている回数の累積と各種の機器の相互関
係を示すタイムオーバー回数パレート図を算出及びディ
スプレイ画面に表示することができる。また、コンピュ
ータ13は、例えば、図13に示す工程別動作時間の度
数表・分布図を算出及びディスプレイ画面に表示するこ
とができる。この工程別動作時間の度数表・分布図によ
り、問題の有りそうな工程として確認することができ
る。
【0031】次いで、動作時間の変化チェック手段4と
してのコンピュータ13により、選定された問題工程に
係る複数の動作時間についてサイクルタイムにおける変
化を、チェックする。なお、コンピュータ13は、例え
ば、図14に示すように、選定された問題の有りそうな
工程とその時のサイクルタイムに係る散布図を算出及び
ディスプレイ画面に表示する。チェックの結果、複数の
動作時間がサイクルタイムの時刻の経過に伴って順次長
くなる場合には、その機器は早急に保全する必要がある
こととなる。
【0032】なお、上記の実施例におけるコンピュータ
13において、動作時間の変化チェック手段4の代わり
に、前述の問題解決手段おける経時変化チェック手段5
を設けるようにする。つまり、図15に示すように、コ
ンピュータ23が、前述の問題解決手段おける前記記憶
手段1、前記検索手段2、前記問題工程選定手段3およ
び前記経時変化チェック手段5としての機能を有するよ
うにする。これにより、間もなく保全する必要がある機
器を予測することができる。
【0033】すなわち、上述したと同様にして、選定さ
れた問題の有りそうな工程を確認し、続いて、経時変化
チェック手段5としてのコンピュータ13により、選定
された問題工程に係る複数の動作時間について経時変化
をチェックする。なお、コンピュータ13は、例えば、
図16に示すように、選定された問題の有りそうな工程
に係る工程別作動時間推移グラフを算出及びディスプレ
イ画面に表示することができる。このチェックの結果、
複数の動作時間が時刻の経過に伴って順次長くなる場合
には、その機器は間もなく保全する必要があることとな
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
の設備のメンテナンス支援方法は、設備の一時稼動停止
に至る前に保全すべき個所を特定・予測できるようにす
るための方法であって、前記設備全体の1サイクル時間
であるサイクルタイムおよびこのサイクルタイムに影響
を与える所定機器のそれぞれの工程動作時間を微少時間
間隔で長期に渡り測定して記憶する工程と、記憶された
サイクルタイムおよび工程別動作時間データベースから
サイクルタイムが長くなっている期間を検索し特定する
工程と、特定された期間において動作時間が規定時間よ
りオーバーしている時間の累積値または動作時間が規定
時間よりオーバーしている回数の累積値に基づきサイク
ルタイムに影響を与える所定機器の工程のうちから問題
の有りそうな工程を問題工程として選定する工程と、す
くなくとも問題のありそうな工程をディスプレイ表示す
る工程と、を含むから、問題の有りそうな工程を選定及
び表示できるため、その後、設備の一時稼動停止に至る
前に保全すべき個所を早期にして容易かつ確実に特定あ
るいは予測できるなどの優れた効果を奏する。
【0035】また、請求項2の設備のメンテナンス支援
方法は、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所
を特定できるようにするための方法であって、前記設備
全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこの
サイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの工
程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶す
る工程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程別動作
時間データベースからサイクルタイムが長くなっている
期間を検索し特定する工程と、特定された期間において
動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積値
または動作時間が規定時間よりオーバーしている回数の
累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機器
の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程とし
て選定する工程と、選定された問題工程に係る複数の動
作時間についてサイクルタイムにおける変化をチェック
する工程と、すくなくとも問題のありそうな工程をディ
スプレイ表示する工程と、を含むから、このチェックの
結果、複数の動作時間がサイクルタイムの時刻の経過に
伴って順次長くなる場合には、その機器は早急に保全す
る必要がある。したがって、請求項2の設備のメンテナ
ンス支援方法は、設備の停止に至る前に、保全すべき個
所を早期にして容易かつ確実に特定できるなどの優れた
効果を奏する。
【0036】また、請求項3の設備のメンテナンス支援
方法は、設備の一時稼動停止に至る前に保全すべき個所
を予測できるようにするための方法であって、前記設備
全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよびこの
サイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞれの工
程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して記憶す
る工程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程別動作
時間データベースからサイクルタイムが長くなっている
期間を検索し特定する工程と、特定された期間において
動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の累積値
または動作時間が規定時間よりオーバーしている回数の
累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所定機器
の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工程とし
て選定する工程と、選定された問題工程に係る複数の動
作時間について経時変化をチェックする工程と、すくな
くとも問題のありそうな工程をディスプレイ表示する工
程と、を含むから、このチェックの結果、複数の動作時
間が時刻の経過に伴って順次長くなる場合には、その機
器は間もなく保全する必要がある。したがって、請求項
3の設備のメンテナンス支援方法は、設備の停止に至る
前に、保全すべき個所を早期にして容易かつ確実に予測
できるなどの優れた効果を奏する。
【0037】さらに、請求項7の設備のメンテナンス支
援システムによれば、前記問題のありそうな工程を表示
するディスプレイ画面Dと、前記検索手段2と、問題工
程選定手段3と、経時変化チェック手段5と、の少なく
とも一つが無線通信線、通信線若しくはインタ−ネット
により接続されており、設備とは離れた遠隔地におい
て、監視可能であることから、遠隔地においても、設備
の停止に至る前に、保全すべき個所を早期にして容易か
つ確実に予測できるなどの優れた効果を奏する。特に、
インタ−ネットによれば、低コストで、信頼性の高いデ
−タの転送が出来、監視が確実になる。さらに、定期的
にメンテナンス担当者に連絡をしたり、メンテナンスの
必要性を事前に連絡をすることも可能である。このよう
に、メンテナンス担当者の配置などを効率化することが
可能であるなど産業界に与える効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の工程を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の請求項2の工程を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の請求項3の工程を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の請求項4のシステムを示すブロック図
である。
【図5】本発明の請求項5のシステムを示すブロック図
である。
【図6】本発明の請求項6のシステムを示すブロック図
である。
【図7】本発明を適用した第1実施例の制御システムを
示すブロック図である。
【図8】本発明の第1実施例において記憶されたサイク
ルタイムおよび工程別動作時間データベースの一部を図
示したものである。
【図9】本発明の第1実施例において算出及びディスプ
レイ画面に表示されたサイクルタイム度数表・分布図の
一部を表示したものである。
【図10】本発明の第1実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示されたサイクルタイム推移グラフの一
部を図示したものである。
【図11】本発明の第1実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示されたタイムオーバー時間パレート図
の一部を表示したものである。
【図12】本発明の第1実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示されたタイムオーバー回数パレート図
の一部を表示したものである。
【図13】本発明の第1実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示された工程別動作時間度数表・分布図
の一部を表示したものである。
【図14】本発明の第1実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示された工程別動作時間散布図の一部を
表示したものである。
【図15】本発明を適用した第2実施例の制御システム
を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2実施例において算出及びディス
プレイ画面に表示された工程別動作時間推移グラフの一
部を図示したものである。
【符号の説明】
1 記憶手段 2 検索手段 3 問題工程選定手段 4 動作時間の変化チェック手段 5 経時変化チェック手段 D ディスプレイ画面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/02 B22D 46/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を特定・予測できるようにするための方法であっ
    て、前記設備全体の1サイクル時間であるサイクルタイ
    ムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所定機器の
    それぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測
    定して記憶する工程と、記憶されたサイクルタイムおよ
    び工程別動作時間データベースからサイクルタイムが長
    くなっている期間を検索し特定する工程と、特定された
    期間において動作時間が規定時間よりオーバーしている
    時間の累積値または動作時間が規定時間よりオーバーし
    ている回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与
    える所定機器の工程のうちから問題の有りそうな工程を
    問題工程として選定する工程と、少なくとも問題のあり
    そうな工程をディスプレイ表示する工程と、を含むこと
    を特徴とする設備のメンテナンス支援方法。
  2. 【請求項2】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を特定できるようにするための方法であって、前
    記設備全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよ
    びこのサイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞ
    れの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して
    記憶する工程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程
    別動作時間データベースからサイクルタイムが長くなっ
    ている期間を検索し特定する工程と、特定された期間に
    おいて動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の
    累積値または動作時間が規定時間よりオーバーしている
    回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所
    定機器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工
    程として選定する工程と、選定された問題工程に係る複
    数の動作時間についてサイクルタイムにおける変化をチ
    ェックする工程と、少なくとも問題のありそうな工程を
    ディスプレイ表示する工程と、を含むことを特徴とする
    設備のメンテナンス支援方法。
  3. 【請求項3】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を予測できるようにするための方法であって、前
    記設備全体の1サイクル時間であるサイクルタイムおよ
    びこのサイクルタイムに影響を与える所定機器のそれぞ
    れの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測定して
    記憶する工程と、記憶されたサイクルタイムおよび工程
    別動作時間データベースからサイクルタイムが長くなっ
    ている期間を検索し特定する工程と、特定された期間に
    おいて動作時間が規定時間よりオーバーしている時間の
    累積値または動作時間が規定時間よりオーバーしている
    回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える所
    定機器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題工
    程として選定する工程と、選定された問題工程に係る複
    数の動作時間について経時変化をチェックする工程と、
    少なくとも問題のありそうな工程をディスプレイ表示す
    る工程と、を含むことを特徴とする設備のメンテナンス
    支援方法。
  4. 【請求項4】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を特定・予測できるようにするためのシステムで
    あって、前記設備全体の1サイクル時間であるサイクル
    タイムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所定機
    器のそれぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡
    り測定して記憶する記憶手段1と、この記憶手段1に記
    憶されたサイクルタイムおよび工程別動作時間データベ
    ースからサイクルタイムが長くなっている期間を検索し
    特定する検索手段2と、この検索手段2によって特定さ
    れた期間において動作時間が規定時間よりオーバーして
    いる時間の累積値または動作時間が規定時間よりオーバ
    ーしている回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響
    を与える所定機器の工程のうちから問題の有りそうな工
    程を問題工程として選定する問題工程選定手段3と、す
    くなくとも問題のありそうな工程を表示するディスプレ
    イ画面Dと、を含むことを特徴とする設備のメンテナン
    ス支援システム。
  5. 【請求項5】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を特定できるようにするためのシステムであっ
    て、前記設備全体の1サイクル時間であるサイクルタイ
    ムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所定機器の
    それぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測
    定して記憶する記憶手段1と、この記憶手段1に記憶さ
    れたサイクルタイムおよび工程別動作時間データベース
    からサイクルタイムが長くなっている期間を検索し特定
    する検索手段2と、この検索手段2によって特定された
    期間において動作時間が規定時間よりオーバーしている
    時間の累積値または動作時間が規定時間よりオーバーし
    ている回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与
    える所定機器の工程のうちから問題の有りそうな工程を
    問題工程として選定された問題工程に係る複数の動作時
    間についてサイクルタイムにおける変化をチェックする
    動作時間の変化チェック手段4と、すくなくとも問題の
    ありそうな工程を少なくとも表示するディスプレイ画面
    Dと、を含むことを特徴とする設備のメンテナンス支援
    システム。
  6. 【請求項6】 設備の一時稼動停止に至る前に保全すべ
    き個所を予測できるようにするためのシステムであっ
    て、前記設備全体の1サイクル時間であるサイクルタイ
    ムおよびこのサイクルタイムに影響を与える所定機器の
    それぞれの工程動作時間を微少時間間隔で長期に渡り測
    定して記憶する記憶手段1と、記憶手段1に記憶された
    サイクルタイムおよび工程別動作時間データベースから
    サイクルタイムが長くなっている期間を検索し特定する
    検索手段2と、この検索手段2によって特定された期間
    において動作時間が規定時間よりオーバーしている時間
    の累積値または動作時間が規定時間よりオーバーしてい
    る回数の累積値に基づきサイクルタイムに影響を与える
    所定機器の工程のうちから問題の有りそうな工程を問題
    工程として選定する問題工程選定手段3と、問題工程選
    定手段3によって選定された問題工程に係る複数の動作
    時間について経時変化をチェックする経時変化チェック
    手段5と、すくなくとも問題のありそうな工程を少なく
    とも表示する画面Dと、を含むことを特徴とする設備の
    メンテナンス支援システム。
  7. 【請求項7】前記問題のありそうな工程を表示するディ
    スプレイ画面Dと、前記検索手段2と、問題工程選定手
    段3と、経時変化チェック手段5と、の少なくとも一つ
    が無線通信線、通信線若しくはインタ−ネットにより接
    続されており、設備とは離れた遠隔地において、監視可
    能であることを特徴とする請求項4から6に記載の設備
    のメンテナンス支援システム。
  8. 【請求項8】前記設備を構成する機器の数が30から1
    000個であることを特徴とする請求項4から7に記載
    の設備のメンテナンス支援システム。
  9. 【請求項9】前記設備が鋳造設備であることを特徴とす
    る請求項7記載の設備のメンテナンス支援システム。
  10. 【請求項10】前記ディスプレイ手段Dの作動が定期的
    に可能であるようにタイマ−手段をさらに設けたことを
    特徴とする請求項7記載の設備のメンテナンス支援シス
    テム。
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