JP3406638B2 - 偏平形振動発生装置 - Google Patents
偏平形振動発生装置Info
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Description
よって呼び出しを伝えるペ−ジャ等の呼び出し装置,盲
人用の信号受信器,所定の信号を伝達する装置,軽いバ
イブレ−タを人体等に与えることができマッサ−ジ効果
あるいは軽い振動を必要とするマッサ−ジ装置等に適す
るボタン電池型の偏平形振動発生装置である。
−ジャ等では,その厚みが非常に薄いために従来の円筒
形コアレスモ−タの回転軸に偏心金属錘を取り付けた振
動発生装置を内蔵するためのスペ−スがないため,偏平
に形成できる偏平形振動発生装置を用いる必要がある。
ような偏平形振動発生装置1’を提供した。以下に,こ
の偏平形振動発生装置1’について図6を参照して説明
する。尚,本発明と共通する箇所の説明は,本発明の実
施例の箇所で説明するとして,同一物に同一の符号を符
し,対応箇所にはダッシを符す。図6において,7は回
転軸,9’はケ−ス,10’はブラケット,13’−
1,13’−2はブラシ,18’−1,18’−2はリ
−ド線,11’は偏平形振動発生装置本体,2,8は軸
受を示す。
極のフラットな界磁々極15と軸方向の空隙を介して対
向する3相3コイル均等配置の軸方向空隙型電動機にお
ける3相偏平形コアレス電機子5の上記界磁々極15と
対向する面とは反対側の軸方向の面に,偏心振動量を増
加する目的で,鉛やタングステンなどの高比重合金で形
成した扇板形状の偏心金属錘26’を接着材を用いて固
着している。
る目的で各々の電機子コイル3−1,・・・,3−3の
形状よりも大きな物を用いている。
よれば,図7に示す偏平形コアレス偏心振動用電機子
6’’を用いた偏平形振動発生装置よりも大きな振動が
得られた。この偏平形コアレス偏心振動用電機子6’’
は,1つの電機子コイル3−1の枠内空洞部に偏心金属
錘26’’を入れたものである。
用いた偏平形振動発生装置の1つの特性は,Φ0.1の
線径の導線にて70タ−ン巻線し,厚み0.6mmに形
成した電機子コイル3−1,・・・,3−3を用いたと
き,電流値が70mAと低いものの,振動を加速度で現
すと,0.06Gであった。但し,偏心金属錘26’’
は,鉛で形成したものを用いた。
偏心金属錘26’’を入れるため,小さな偏心金属錘2
6’’しか用いることができないため,より大きな振動
を得るために考案されたのが,図6の偏平形振動発生装
置1’である。この偏平形振動発生装置1’の場合,大
きな偏心金属錘26’を用いることができるので,偏平
形コアレス偏心振動用電機子6’’を用いた場合に比較
して大きな振動が得られた。
り,未だ十分でなかった。そこで,更に大きな振動を得
る目的で半円状に形成した偏心振動錘を3相偏平形コア
レス電機子5面に接着した。しかし,偏平形振動発生装
置は直径20mm,厚み3mmと非常に小さな物である
ため,偏心振動錘が大きくなり負荷が大きくなり過ぎた
ため,あまり大きな振動が得られなかった。また電流値
的にも得策ではない。
ので,偏心金属錘を余り大きくしないように,偏平金属
錘の形状及び配設位置を工夫することで,従来のものに
比較して大きな振動が得られ,カ−ドタイプや腕時計タ
イプのペ−ジャ等に適する偏平形振動発生装置を得るこ
とを課題になされたものである。
は,隣り配置の磁極が異極となるようにN極,S極の磁
極を2P(Pは1以上の整数)個備えて形成した界磁々
極を固定子として備えると共にブラシを備え,上記界磁
々極と軸方向の空隙を介して面対向し且つ回転すること
で遠心力による振動が発生するように形成された空心型
電機子コイル群からなる偏平形コアレス電機子及び該電
機子に電気的に結線された整流子を備えて回転子とした
軸方向空隙型の偏平形振動発生装置において,上記偏平
形コアレス電機子の半径の2分の1以上外側に位置する
偏平形コアレス電機子軸方向の面の一部に当該偏平形コ
アレス電機子を偏心して振動を発生させるための偏心金
属錘を固設して偏平形コアレス偏心振動用電機子を形成
することで達成できる。
法に延びた始端もしくは終端のいずれか一方が電機子コ
イルの発生トルクに寄与する導体部位置と対向するよう
に配置することで達成できる。載の偏平形振動発生装
置。
法に延びた始端から終端までの幅が電機子コイルの周方
向の幅よりも少し広い幅に形成することで達成できる。
界磁々極として4極のものを用い,3個の空心型電機子
コイルを互いに重ならないように等間隔ピッチで3相配
置して形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子を軸方
向の空隙を介して上記界磁々極と面対向させ,上記整流
子を6個の整流子片で構成し,該整流子片と電気的に摺
動される上記ブラシは正側電源端子側及び負側電源端子
側に電気的に接続される一対のブラシをほぼ上記界磁々
極の一磁極の幅の開角に配置して形成することで達成で
きる。
動する整流子を介して所定方向のトルクが発生するよう
に電機子コイル群に通電すると,偏平形コアレス偏心振
動用電機子が所定方向に回転する。ここに,3相偏平形
コアレス電機子の軸方向の面の偏心した位置で且つ偏平
形コアレス電機子の半径の2分の1以上外側に位置する
偏平形コアレス電機子の軸方向の面の一部に当該偏平形
コアレス電機子を偏心して振動を発生させるための偏心
金属錘を固着しているために,遠心力が増大され,偏平
形コアレス偏心振動用電機子は部分円運動しながら偏心
回転する。この偏平形コアレス偏心振動用電機子の偏心
回転による半径及び周方向の偏心量による遠心力が振動
となって偏平形振動発生装置本体に伝播するので,該偏
平形振動発生装置を取り付けた装置,例えばペ−ジャ本
体に振動が伝わり,ペ−ジャ携帯者に振動による呼び出
しがあることを知らせることができる。
用い,3個の空心型電機子コイル3−1,・・・,3−
3を互いに重ならないように120度の等間隔ピッチで
3相配置となるように樹脂4にて円板状にモ−ルド形成
した3相偏平形コアレス電機子5の軸方向の面に偏心金
属錘26を接着材によって固着して形成した偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を軸方向の空隙を介して上
記界磁々極15と面対向させた軸方向に偏平な軸方向空
隙型の偏平形振動発生装置1の分解斜視図で,図2は同
偏平形振動発生装置1の縦断面図で,この偏平形振動発
生装置1は,軸方向の端面に回転軸や固定軸などのシャ
フトが突出しないシャフト突出レス形となっている。以
下,主に図1及び図2を中心にこの実施例の偏平形振動
発生装置1について説明する。
の磁性体でできた偏平カップ形のケ−ス9の開口端部
(図面上,下部開口端部)を磁性体でできた円板状のブ
ラケット10で閉じることで,偏平形振動発生装置本体
11を形成している。ケ−ス9,ブラケット10はステ
−タヨ−クを兼ねている。ブラケット10は,鉄基板を
用いて形成している。ブラケット10の上面には,各々
正側電源端子14−1側,負側電源端子14−2側に電
気的に接続するための2つの電源供給用導電パタ−ン1
2−1,12−2がほぼ半環状にブラシ13−1,13
−2に一体してエッチング等の手段にて構成され,該整
流子片28−1,・・・,28−6と電気的に摺動され
る上記ブラシ13−1,13−2は,正側電源端子側1
4−1及び負側電源端子14−2側に電気的に接続され
る。2つのブラシ13−1,13−2は,ほぼ2P/k
(但し,kは界磁々極15の磁極数)幅の開角に配置し
ている。この実施例では,2つのブラシ13−1と13
−2は,後記する界磁々極15のほぼ一磁極幅(機械角
で90度,電気角で180度)の開角幅で配置形成さ
れ,その表面適宜部を絶縁薄膜で処理している。
を形成し,該透孔16と対向するブラケット10の外周
を半径外側方向に延長形成して電源供給用リ−ド線取付
片17を形成している。該取付片17に延長形成した上
記導電パタ−ン12−1,12−2に正側電源端子14
−1側に接続するためのリ−ド線18−1,負側電源端
子14−2側に接続するためのリ−ド線18−2を半田
19によって電気的接続を行っている。
20の下端部を圧入固定するための透孔21が形成さ
れ,該透孔21に鍔22がブラケット9に当接するま
で,その固定軸20を透孔21に圧入固定し,固定軸2
0の上端をスライダ−23を介してケ−ス9の内面中心
部に当接摺動させている。
アレス偏心振動用電機子6−1が回動自在に支持され
る。
等の円筒状に形成した軸受24を回動自在に装着し,該
軸受24の外周に非磁性金属の円筒状スペ−サ25を介
して樹脂4のモ−ルドで平板状整流子基板27を固定す
ると共に3個の平面扇枠形状のコアレス電機子コイル3
−1,・・・,3−3を持つ3相偏平形コアレス電機子
5と基板27とを一体化した偏平形コアレス偏心振動用
電機子6−1を回動自在に支持している。
と軸方向の空隙を介して,隣接する磁極が異極となるよ
うに,周方向に沿って交互にN極,S極の磁極を着磁し
た平板円環状の界磁々極15が固定軸20と同心状配置
にブラケット10の上面に接着剤によって固定されてい
る。
すように3個の空心型電機子コイル3−1,・・・,3
−3を互いに重ならないように120度の等間隔ピッチ
で3相配置して並べたものを樹脂4で中心部に固定軸2
0が通る透孔を有するように円板状に形成される。この
中心部の透孔の内周部には図3では図示しないが上記の
ように軸受24,スペ−サ25が装着されて一体化され
る。
半径方向の有効導体部3a,3a’が発生トルクに寄与
し,周方向の導体部3b,3cは発生トルクに寄与しな
いものとなっている。また各電機子コイル3−1,・・
・,3−3は,効率良好な偏平形振動発生装置6−1を
形成するために,有効導体部3aと3a’との開角を,
界磁々極15(4極となっている)の一磁極の幅と等し
い幅,すなわち機械角で90度の扇枠状のものに形成し
ている。
極15と対向する面と反対側の面に,後記にて詳細に説
明する偏心金属錘26を接着剤によって固着すること
で,偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が形成され
る。
下面部には,固定軸20と同心状に整流子基板27が固
定されている。整流子基板27は,プリント基板などの
絶縁基板の下面にブラシ13−1,13−2と摺接する
整流子片28−1,・・・,28−6群からなる整流子
28をエッチング手段などにて形成している。
−4,整流子片28−2と28−5,整流子片28−3
と28−6とを電気的接続し,電機子コイル3−1,・
・・,3−3の他方の端子同士を電気的に共通接続し,
電機子コイル3−1の一方の端子を整流子片28−1
に,電機子コイル3−2の一方の端子を整流子片28−
3に,電機子コイル3−3の一方の端子を整流子片28
−2に電気的に半田付けなどの手段で接続している。
発生装置1は,単に偏平形コアレス電機子5の界磁々極
15と対向する面と反対の面に接着剤等を用いて偏心金
属錘を固着した偏平形コアレス偏心振動用電機子を形成
しただけではできない。偏心金属錘の形状,配設位置が
重要なポイントとなる。
振動を得るために,図2及び図3を参照して,偏平形コ
アレス電機子5の半径の長さをlとするとき,該偏平形
コアレス電機子5の半径の2分の1の長さ,即ちl/2
以上外側に位置する偏平形コアレス電機子5の軸方向の
面(界磁々極15と対向する面と反対側の面)の偏心し
た一部に当該偏平形コアレス電機子5を偏心して振動を
発生させるための偏心金属錘26を固設して偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を形成している。
・,3−3の半径方向の長さをl’とするとき,該電機
子コイル3−1,・・・,3−3の半径の2分の1の長
さl’/2以上外側に位置する偏平形コアレス電機子5
の軸方向の面(界磁々極15と対向する面と反対側の
面)の一部の偏心した位置に当該偏平形コアレス電機子
5を偏心して振動を発生させるための偏心金属錘26を
固設するのが望ましいので,偏平形コアレス偏心振動用
電機子6−1では,そのような位置を選んで,当該偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−1を形成している。
取れるのは,遠心力に寄与するのは,偏平形コアレス偏
心振動用電機子6−1の外周部であるためである。この
場合,偏平形コアレス電機子5の外周部に偏心金属錘を
設けることも考えられるが,偏平形コアレス電機子5は
軸方向の厚みが非常に大きく当該偏心金属錘の量が少な
くなり大きな振動が得られなくなるので,上記した位置
に偏心金属錘26を配設することが望ましい。また上記
した位置に偏心金属錘26を配設すると,従来の偏平形
コアレス偏心振動用電機子6’に比較して偏心金属錘の
量が少なくなるので,偏平形コアレス偏心振動用電機子
6の負荷が小さくて済み,電流特性も向上する。偏平形
コアレス偏心振動用電機子6’の偏心金属錘26’の場
合,偏平形コアレス電機子5の内周部全体まで延びた形
状の偏心金属錘26’となっていて,遠心力に寄与しな
い部分が多く,逆に遠心力を打ち消すような形状となっ
ていて大きな振動が得られないばかりか,負荷が大きく
電流特性も良くないものとなっている。
加えて,更に大きな振動を得るために,上記偏心金属錘
26は,その周方法に延びた始端(図3に示す矢印A方
向の端部)26Aもしくは終端(図3に示す矢印A方向
の端部)26Bのいずれか一方が電機子コイル3−1,
3−2又は3−3の発生トルクに寄与する導体部3a又
は3a’位置と対向するように偏平形コアレス電機子5
面の上記した位置に配設している。
周方法に延びた始端26Aを電機子コイル3−1の発生
トルクに寄与する導体部3aの周方向における始まりの
位置に対向させている。偏心金属錘26の終端26B
は,電機子コイル3−1の発生トルクに寄与する導体部
3a’と電機子コイル3−2の発生トルクに寄与する導
体部3aとの間の位置まで延びて形成している。
た始端(図3に示す矢印A方向の端部)26A及び終端
(図3に示す矢印A方向の端部)26Bのいずれも電機
子コイル3−1の発生トルクに寄与する導体部3a及び
3a’(または電機子コイル3−2の発生トルクに寄与
する導体部3a)に対向させても良いが,本発明では,
以下に示すように大きな偏心振動を得る目的でこのよう
にしていない。
6は,その周方法に延びた始端26Aから終端26Bま
での幅が1つの電機子コイル,例えば3−1の外側の周
方向の幅よりも少し広い幅に形成し,上記した位置にし
端26A,終端26Bが位置するように偏平形コアレス
電機子5面に当該偏心金属錘26を固着して偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を形成して大きな遠心力に
よる偏心新動力を得るようにしている。
は,発生トルクに寄与する導体部である。従って,この
導体部3aまたは3a’と対向する位置に偏心金属錘2
6の始端26Aまたは終端26Bを対向配置しておけ
ば,この位置で最大起動トルクが発生するので,負荷と
なる重量の重い偏心金属錘26を偏平形コアレス電機子
5面に固着しておいても大きな負担となることなく偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−1を回転させることが
できるので,偏心した遠心力による大きな振動を得るこ
とができる。
子コイル3−1の発生トルクに寄与する導体部3aと対
向する位置に位置するように,上記のように終端26B
は電機子コイル3−1の発生トルクに寄与する導体部3
a’と電機子コイル3−2の発生トルクに寄与する導体
部3aとの間の発生トルクに何等寄与しない部分と対向
するように上記偏平形コアレス電機子5面に偏心金属錘
26を固着しているのは,偏心金属錘26の始端26A
位置と終端26B位置における発生遠心力による大きさ
に差を設けて,より大きな偏心した振動力を得るためで
ある。
によれば,これを内蔵したペ−ジャの電池などの電源を
電源端子14−1,14−2,ブラシ13−1,13−
2,整流子28等を介して3個の電機子コイル3−1,
・・・,3−3に適宜方向の回転トルクが得られるよう
に図4に示すように通電すれば,フレミングの左手の法
則に従って所定方向に回転するトルクが発生するので,
固定軸20を中心として偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−1が所定方向に回転する。
所定方向に回転すると,順次所定方向の回転トルクが得
られるように,ブラシ13−1及び13−2と整流子片
28−1,・・・,28−6の摺動位置が切り変わり,
継続した所定方向の回転トルクが発生する。ここで偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−1は,重心位置が偏心
して形成されたものであるので,部分円運動しながら偏
心回転する。この電機子6−1の偏心回転による半径及
び周方向の偏心量が振動となって偏平形振動発生装置本
体11に伝播するので,該偏平形振動発生装置1を取り
付けた装置,例えばペ−ジャ本体に振動が伝わり,ペ−
ジャ携帯者に振動による呼び出しがあることを知らせる
ことができる。
のしたように非常に薄型且つ小型のもので,振動量を加
速度で現すと約0.1Gのものが得られ,従来の偏平形
振動発生装置1’に比較して大きな振動が得られた。
大きな振動を得る目的と,仕様消費電流を考慮して,電
機子コイル3−1,・・・,3−3それぞれ別個にの巻
きタ−ン数を変えたり,厚みを変えたりなど偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を形成してもよい。
す偏平形コアレス偏心振動用電機子6−2の平面図を示
す。この偏平形コアレス偏心振動用電機子6−2は,偏
心金属錘26が固着されている部分に偏心重量[重心]
が傾いて配置されるように偏平形コアレス電機子5の上
記偏心金属錘26と180度対称な部分と,その近傍位
置の樹脂4を削除して形成したものとなっている。
に配置して形成したものと異なり,従来の製作し易い電
機子コイル均等配置形の3相の偏平形コアレス電機子を
用いて形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子を用い
た偏平形振動発生装置なので,容易且つ安価に量産でき
る。また従来のこの種のものに比較して単に偏心金属錘
の形状と配設位置を変えるのみで,従来に比較して極め
て大きな振動量を得ることができるので,径が20mm
以下,厚みが30mm以下であっても十分に実用性にお
いて効果甚大な偏平形振動発生装置を得ることができ
る。
視図である。 図2 同偏平形振動発生装置の縦断面図である。 図3 偏心金属錘の説明図である。 図4 界磁々極,偏平形コアレス電機子,整流子及びブ
ラシとの展開図である。 図5 本発明の別の実施例を示す偏平形コアレス偏心振
動用電機子の上面図である。 図6 従来の偏平形振動発生装置の分解斜視図である。 図7 従来の別の実施例を示す偏平形コアレス偏心振動
用電機子の上面斜視図である。
る有効導体部 3b,3’b,3c,3’c 発生トルクに寄与しない
導体部 4 樹脂 5 3相偏平形コアレス電機子 6−1,6−2,6’,6’’ 偏平形コアレス偏心振
動用電機子 7 回転軸 8 半田 9,9’ ケ−ス 10,10’ ブラケット 11,11’ 偏平形振動発生装置本体 12−1,12−2 電源供給用導電パタ−ン 13−1,13−2,13’−1,13’−2 ブラシ 14−1 正側電源端子 14−2 負側電源端子 15 界磁々極 16 透孔 17 電源供給用リ−ド線取付片 18−1,18−2,18’−1,18’−2 リ−ド
線 19 半田 20 鍔付固定軸 21 透孔 22 鍔 23 スライダ− 24 軸受 25 円筒状スペ−サ 26 偏心金属錘 26A 始端 26B 終端 27 平板状整流子基板 28 整流子 28−1,・・・,28−6 整流子片
Claims (3)
- 【請求項1】 隣り配置の磁極が異極となるようにN
極,S極の磁極を2P(Pは1以上の整数)個備えて形
成した界磁々極を固定子として備えると共にブラシを備
え,上記界磁々極と軸方向の空隙を介して面対向し且つ
回転することで遠心力による振動が発生するように形成
された空心型電機子コイル群からなる偏平形コアレス電
機子及び該電機子に電気的に結線された整流子を備えて
回転子とした軸方向空隙型の偏平形振動発生装置におい
て,上記偏平形コアレス電機子の半径の2分の1以上外
側に位置する偏平形コアレス電機子の軸方向の面の一部
に当該偏平形コアレス電機子を偏心して振動を発生させ
るための偏心金属錘を固設して偏平形コアレス偏心振動
用電機子を形成し、上記偏心金属錘は,その周方法に延
びた始端もしくは終端のいずれか一方が電機子コイルの
発生トルクに寄与する導体部位置と対向していることを
特徴とする偏平形振動発生装置。 - 【請求項2】 上記偏心金属錘は,その周方法に延びた
始端から終端までの幅が電機子コイルの周方向の幅より
も少し広い幅に形成したことを特徴とする請求項1に記
載の偏平形振動発生装置。 - 【請求項3】 上記偏平形振動発生装置は,界磁々極と
して4極のものを用い,3個の空心型電機子コイルを互
いに重ならないように等間隔ピッチで3相配置して形成
した偏平形コアレス偏心振動用電機子を軸方向の空隙を
介して上記界磁々極と面対向させ,上記整流子を6個の
整流子片で構成し,該整流子片と電気的に摺動される上
記ブラシは正側電源端子側及び負側電源端子側に電気的
に接続される一対のブラシをほぼ上記界磁々極の一磁極
の幅の開角に配置して形成したことを特徴とする請求項
1又は2に記載の偏平形振動発生装置。
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JP12071893A JP3406638B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 偏平形振動発生装置 |
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