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JP3405920B2 - 車両用フロアーマット - Google Patents

車両用フロアーマット

Info

Publication number
JP3405920B2
JP3405920B2 JP09674298A JP9674298A JP3405920B2 JP 3405920 B2 JP3405920 B2 JP 3405920B2 JP 09674298 A JP09674298 A JP 09674298A JP 9674298 A JP9674298 A JP 9674298A JP 3405920 B2 JP3405920 B2 JP 3405920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom wall
vehicle
wall
floor mat
recess
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP09674298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11268570A (ja
Inventor
喜三郎 鈴木
Original Assignee
株式会社タカハシワークス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タカハシワークス filed Critical 株式会社タカハシワークス
Priority to JP09674298A priority Critical patent/JP3405920B2/ja
Publication of JPH11268570A publication Critical patent/JPH11268570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3405920B2 publication Critical patent/JP3405920B2/ja
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  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械や産業機
械等の車両の操縦席の床面に敷設される車両用フロアー
マットに関する。
【0002】
【従来の技術】ブルドーザーやパワーショベルやクレー
ン車等の建設機械や産業機械の操縦席(運転席)の床面
に敷設される従来の車両用フロアーマットは、表面に滑
り止め用の凸部が形成されたゴム製のものが一般的であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用フロアーマットは、土砂や泥などで汚れて水洗い
する場合、その都度車両から取り出さなければならず面
倒であった。また、フロアーマットを敷いていても隙間
から土砂や泥が侵入して床面が汚れてしまうという欠点
があった。
【0004】そこで、本発明は、洗浄に手間がかからな
い車両用フロアーマットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る車両用フロアーマットは、上面に滑
り止め用の凸部が設けられた底壁と、該底壁の外周縁に
沿って設けられた起立壁とを有すると共に、該起立壁と
上記底壁とで形成された凹所を備え、さらに、該凹所を
形成する該起立壁の一部又は底壁の一部に、洗浄時の水
や泥等を外部に排出するための排出部を設け、かつ、
立壁の左右側壁部の一方に上方から抜き差し自在として
プレートが付設されているものである。
【0006】また、排出部側へ下降する勾配を底壁に形
成したものである。また、起立壁の操縦者出入口側を上
縁から下縁まで切欠いて排出部を形成したものである。
また、底壁の前部に隆起部を設けると共に、該隆起部に
車両の操作部挿通用の孔部を形成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1〜図3は、本発明の車両用フロアーマ
ットの実施の一形態を示し、この車両用フロアーマット
は、建設機械や産業機械等の車両───例えばブルドー
ザやパワーショベルやクレーン車等───の操縦室A
(操縦席)の床面Bに載置状に取付けられるものであ
り、上面1aに滑り止め用の凸部2が設けられた底壁1
と、底壁1の外周縁に沿って設けられた起立壁3とを有
し、底壁1と起立壁3とで凹所4が形成されている。
【0009】具体的に説明すると、このフロアマット
は、例えばプラスチックやFRPや硬質ゴム等にて一体
的に形成されており、その底壁1は、線状の上記凸部2
…が複数本形成されている平面視略U字型の足乗せ部8
と、足乗せ部8の外周側に一段高く形成された段差部5
とを有している。また、9…は車両の床面Bに固定する
ためのボルト挿通用の孔であり、フロアーマットの取付
けの際は、例えば、ボルトを挿通したガスケットにて底
壁1とボルトの間をシールして水が床面B側に洩れない
ようにするのが好ましい。
【0010】また、図1と図2と図4に示すように、底
壁1前部の左右中間に位置する段差部5には、盛り上が
った隆起部6が設けられており、車両の操作部───例
えば、(仮想線で示す)操作レバーD,D又はアクセル
やブレーキのアーム等───を挿通させるための孔部
7,7が隆起部6の上部に形成されている。
【0011】しかして、本発明の車両用フロアーマット
は、図1〜図3に示す如く、凹所4を形成する起立壁3
の一部に、洗浄時の水や泥等を外部に排出するための排
出部10が形成されている。即ち、起立壁3の左右側壁部
11,12の操縦者出入口C側(図例では左側壁部11側)を
上縁18から下縁19まで切欠いて排出部10を形成してい
る。さらに、排出部10側へ下降する勾配が底壁1に形成
されている(底壁1の上面1aが排出部10側へ下降して
いる)。
【0012】これによって、フロアーマットを車両の床
面Bに敷設したままの状態でも、凹所4に直接水16をホ
ース17にて流し込んで土砂や泥やゴミ等を洗い流すこと
ができる。つまり、フロアーマットによって床面Bやそ
の付近に設置された各電子機器に水16が掛からず、また
洗浄時の水16や泥等は凹所4に溜まることなく排出部10
を通って外部に流れ落ちる。
【0013】なお、隆起部6の孔部7,7は底壁1の上
面1aよりも高い位置に形成されているので、水が孔部
7,7から床面B側へ流入しないが、操作部(操作レバ
ーD,D)の孔部7,7を防水用カバー部材にて被覆す
るようにしても良い。
【0014】なお、底壁1は、排出部10の部分が車両の
操縦室Aよりも幾分か外方へ出っ張った形状に形成され
ており、確実に操縦室Aの外に水が排出されるようにな
っている。また、底壁1に設けられた滑り止め用凸部2
…は、水が流れ易いように排出部10側へ向かう直線状の
パターン配置とされているが、形状としては平面視円形
や楕円形や三角形等のものを多数点在させるも自由であ
り、排出部10に水が流れ易いパターン配置を施せば良
い。また、図3に示す如く、排出部10を左右逆側に設け
ても良い。
【0015】次に、図5〜図8は、本発明の車両用フロ
アーマットの他の実施の形態を示し、このものは、起立
壁3の左右側壁部11,12の一方に上方から抜き差し自在
としてプレート13が付設されいる。即ち、起立壁3の
左側壁部11を(上述した如く)上縁から下縁まで切欠い
て排出部10を形成し、排出部10と反対側である右側壁部
12に上記プレート13が付設されている。
【0016】詳しく説明すると、右側壁部12には、その
上縁18から下方に切欠いて切欠部14が形成されており、
切欠部14の端縁に沿って凹溝15が設けられている。そし
て、プレート13がこの凹溝15に上方から差し込まれて取
付けられる。なお、右側壁部12は切欠部14に沿って厚肉
に形成されている。
【0017】このように構成することによって、プレー
ト13を右側壁部12に取付けて凹所4の洗浄を行い、車両
の使用時にはプレート13を取外して周辺機器の邪魔にな
らないようにすることができる。
【0018】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、右側壁部12側に排出部10を形成し、左側
壁部11側にプレート13を付設するようにしても良い。ま
た、底壁1の外周縁の全周に沿って起立壁3を設けると
共に、底壁1の一部に排出部10を設けて、フロアーマッ
トをバスタブ式とするも好ましい。例えば、底壁1の後
部に排水孔を形成すると共に、排水孔にホースを連結し
て、操縦室Aの外に排水するようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0020】(請求項1によれば)プレート13の取付状
態に於て、フロアーマットを車両の操縦室Aの床面Bに
敷設したままの状態でも、床面Bやその付近に設置され
た各電子機器を濡らすことなく凹所4に直接水16をホー
ス17にて流し込んで土砂や泥やゴミ等を洗い流すことが
できる。従って、フロアーマットの洗浄が簡単であり、
短時間に済む。また、車両の使用時(運転時)に於て、
プレート13を取外して周辺機器の邪魔にならないように
することができる。
【0021】(請求項によれば)底壁1の勾配によっ
て、洗浄時の水16や泥等は凹所4に溜まることなく排出
部10を通って容易に外部に流れ落ちる。(請求項によ
れば)排出部10の構造が簡単であり、容易に形成するこ
とができる。また、凹所4に溜まったゴミなどを箒で外
へ掃く場合に都合が良い。
【0022】(請求項によれば)車両の操縦室Aの床
面Bから操作レバーなどの操作部が突出していても、フ
ロアーマットの取付けが可能である。また、隆起部6に
て孔部7,7の位置を高くしているので、洗浄の際に水
が孔部7,7から床面B側に流入しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用フロアーマットの実施の一形態
を示す平面図である。
【図2】断面正面図である。
【図3】側面図である。
【図4】隆起部を示す要部断面側面図である。
【図5】他の実施の形態を示す平面図である。
【図6】断面正面図である。
【図7】プレートの取付け状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【図8】プレートを取外した状態を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 底壁 1a 上面 2 凸部 3 起立壁 4 凹所 6 隆起部 7 孔部 10 排出部 11 左側壁部 12 右側壁部 13 プレート 18 上縁 19 下縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面1aに滑り止め用の凸部2…が設け
    られた底壁1と、該底壁1の外周縁に沿って設けられた
    起立壁3とを有すると共に、該起立壁3と上記底壁1と
    で形成された凹所4を備え、さらに、該凹所4を形成す
    る該起立壁3の一部又は底壁1の一部に、洗浄時の水や
    泥等を外部に排出するための排出部10を設け、かつ、起
    立壁3の左右側壁部11,12の一方に上方から抜き差し自
    在としてプレート13が付設されていることを特徴とする
    車両用フロアーマット。
  2. 【請求項2】 排出部10側へ下降する勾配を底壁1に形
    成した請求項1記載の車両用フロアーマット。
  3. 【請求項3】 起立壁3の操縦者出入口側を上縁18から
    下縁19まで切欠いて排出部10を形成した請求項1又は2
    記載の車両用フロアーマット。
  4. 【請求項4】 底壁1の前部に隆起部6を設けると共
    に、該隆起部6に車両の操作部挿通用の孔部7を形成し
    た請求項1,2又は3記載の車両用フロアーマット。
JP09674298A 1998-03-24 1998-03-24 車両用フロアーマット Expired - Fee Related JP3405920B2 (ja)

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US7444748B2 (en) * 2004-10-29 2008-11-04 Macneil David F Close-conforming vehicle floor tray with reservoir
US7316847B2 (en) 2004-10-29 2008-01-08 Macneil David F Vehicle floor tray
US8163369B2 (en) * 2008-09-02 2012-04-24 Omix-Ada, Inc. Vehicle floor tray
USD873754S1 (en) 2018-09-11 2020-01-28 Husky Liners, Inc. Vehicle floor liner
USD983717S1 (en) 2021-07-02 2023-04-18 Macneil Ip Llc Scraper panels for golf cart mat

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