JP3495237B2 - プリント基板押さえ装置 - Google Patents
プリント基板押さえ装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
- H05K3/0047—Drilling of holes
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
明け機によりプリント基板に穴明けを行う際に、該プリ
ント基板を押さえるためのプレッシャーフートを有する
プリント基板押さえ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種のプリント基板押さえ装置とし
て、例えば、プレッシャーフートの下端部にスピンドル
の軸方向と直交する方向に移動可能にスライド部材を設
け、このスライド部材に、その移動方向に沿ってそれぞ
れ孔径の異なる貫通孔を形成した複数の先端ブッシュを
設け、スピンドルに保持されたドリル径に応じて、スラ
イド部材を駆動して対応する先端ブッシュをスピンドル
の軸線上に位置決めするようにしたものが知られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプリント基板押さえ装置にあっては、スライド部材に
複数の先端ブッシュを設けているためコストアップにな
るという問題があると共に、複数の先端ブッシュを互い
に離間して設けることから、スライド部材の移動量が大
きくなり、大型になるという問題がある。また、スピン
ドルの軸上から外れて位置する他の先端ブッシュが、テ
ーブル上で複数枚のプリント基板を積層するのに用いる
スタックピンに当接して、所望の穴明けができない場合
があるという問題もある。 【0004】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、小型かつ安価にできると共に、
スタックピンに邪魔されることなく、所望の穴明けを確
実にできるよう適切に構成したプリント基板穴明け機に
用いるプリント基板押さえ装置を提供することを目的と
するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、プリント基板穴明け機に設けられ、ス
ピンドルに結合したドリルによりプリント基板に穴明け
を行う際に、該プリント基板を押さえるためのプレッシ
ャーフートを有するプリント基板押さえ装置において、
前記プレッシャーフートの下端部に、前記スピンドルの
軸方向と直交する方向に移動可能に設けたスライダと、
ドリルが侵入する開口部を有し、前記プリント基板を押
さえる際に、該プリント基板に接するように前記スライ
ダに保持した一つの先端ブッシュと、前記スライダをそ
の移動方向に駆動する駆動手段とを有し、前記先端ブッ
シュの開口部を、複数種のドリル径に対応するように前
記スライダの移動方向に沿って連続する異形形状とし、
前記スピンドルに結合したドリル径に応じた形状部分が
前記スピンドルの軸線上に位置するように前記駆動手段
により位置決めし得るよう構成したことを特徴とするも
のである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1および図2は、この
発明に係るプリント基板押さえ装置の第1実施形態を示
す断面図および底面図である。プレッシャーフート1の
下端部には、先端プレート2を設ける。先端プレート2
には、スピンドル3の軸線上に、該スピンドル3にドリ
ル4を着脱する際に用いるツール交換ポスト(図示せ
ず)が侵入可能な開口2aを形成すると共に、底面には
スピンドル3の軸方向と直交する方向に沿ってスライド
溝2bを形成し、このスライド溝2bの両側にガイドプ
レート5a,5bを設けて、これらスライド溝2bおよ
びガイドプレート5a,5b間に、スピンドル3の軸方
向と直交する方向に移動可能にスライダ6を設ける。 【0007】スライダ6には、そのスライド方向におい
てスピンドル3の軸線と交差する一箇所に開口6aを形
成し、この開口6aに、ドリル4が侵入する開口部7a
を有し、プリント基板(図示せず)を押さえる際に、該
プリント基板に接する先端ブッシュ7を嵌合して設け
る。また、プレッシャーフート1の周面には、ブラケッ
ト8を介して多位置形シリンダ9を設け、そのロッド9
aを、スライダ6のスライド方向の一端部に連結する。 【0008】この実施形態では、先端ブッシュ7の開口
部7aを、中央部に形成したツール交換ポストが侵入可
能な大径部11aと、この大径部11aに連通してスラ
イダ6の移動方向両側に形成した小径部11bおよび中
径部11cとを有する連続する異形形状をもって構成す
る。ここで、小径部11bの直径(溝幅)は、例えば3
mm、中径11cの直径(溝幅)は、例えば5mmとす
る。 【0009】このようにして、多位置形シリンダ9の駆
動によりスライダ6を移動させて、ドリル交換時には大
径部11aをスピンドル3の軸線上に位置決めし、例え
ば、0.1mm〜2.0mm径のドリル4で穴明けを行
う場合には小径部11bを、2.5mm〜4.0mm径
のドリル4で穴明けを行う場合には中径部11cを、ま
た、4.0mm越える径のドリル4で穴明けを行う場合
には大径部11aを、それぞれスピンドル3の軸線上に
自動的に位置決めして、穴明け加工を行うようにする。 【0010】ところで、近年では、プリント基板に実装
される電子部品の小型化に伴って、プリント基板に形成
するスルーホールの径も小さくなり、直径0.2mm〜
0.35mmのドリルを用いる穴明けが比較的多くなっ
ている。この発明の第2実施形態では、このような実情
を考慮して、図3に底面図を示すように、図1および図
2に示す構成において、先端ブッシュ7の開口部7a
を、ツール交換ポストが侵入可能な大径部12aと、こ
の大径部12aに連通してスライダ6の移動方向の一方
の側に形成した小径部12bとを有する連続する異形形
状をもって構成する。ここで、小径部12bの直径(溝
幅)は、例えば2mm程度とする。また、図1および図
2に示す多位置形シリンダ9に代えて、スライダ6を二
つの位置に位置決めする通常のシリンダ13を用いる。
その他の構成は、第1実施形態と同様であるので、同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。 【0011】このようにして、シリンダ13の駆動によ
りスライダ6を移動させて、ドリル交換時には大径部1
2aをスピンドル3の軸線上に位置決めし、0.35m
m径以下のドリル4で穴明けを行う場合には小径部12
bを、0.35mm径を越えるドリル4で穴明けを行う
場合には大径部12aを、それぞれスピンドル3の軸線
上に自動的に位置決めして、穴明け加工を行うようにす
る。 【0012】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、第1実施形態においては、先端ブッ
シュ7の開口部7aを、大径部11a、小径部11bお
よび中径部11cの三つの開口をスライド方向に連通さ
せた連続する異形形状をもって構成したが、さらに多く
の異なる径の開口を有する連続する異形形状をもって構
成して、使用ドリル径をより細かい範囲に分けて各開口
に対応させるようにすることもできる。 【0013】 【発明の効果】この発明によれば、スライダに一つの先
端ブッシュを設け、この先端ブッシュの開口部を、複数
種のドリル径に対応するようにスライド方向に沿って連
続する異形形状として、ドリル径に応じた形状部分をス
ピンドルの軸線上に位置決めし得るようにしたので、安
価にできると共に、スライダの移動量も小さくでき、小
型にできる。また、先端ブッシュが一つであることか
ら、スタックピンに殆ど邪魔されることなく所望の穴明
けを確実に行うことができる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 プリント基板穴明け機に設けられ、スピ
ンドルに結合したドリルによりプリント基板に穴明けを
行う際に、該プリント基板を押さえるためのプレッシャ
ーフートを有するプリント基板押さえ装置において、 前記プレッシャーフートの下端部に、前記スピンドルの
軸方向と直交する方向に移動可能に設けたスライダと、 ドリルが侵入する開口部を有し、前記プリント基板を押
さえる際に、該プリント基板に接するように前記スライ
ダに保持した一つの先端ブッシュと、 前記スライダをその移動方向に駆動する駆動手段とを有
し、 前記先端ブッシュの開口部を、複数種のドリル径に対応
するように前記スライダの移動方向に沿って連続する異
形形状とし、前記スピンドルに結合したドリル径に応じ
た形状部分が前記スピンドルの軸線上に位置するように
前記駆動手段により位置決めし得るよう構成したことを
特徴とするプリント基板押さえ装置。
Priority Applications (1)
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JP35483497A JP3495237B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | プリント基板押さえ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35483497A JP3495237B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | プリント基板押さえ装置 |
Publications (2)
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JPH11188693A JPH11188693A (ja) | 1999-07-13 |
JP3495237B2 true JP3495237B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=18440225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP35483497A Expired - Fee Related JP3495237B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | プリント基板押さえ装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113414834A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-09-21 | 苏州维嘉科技股份有限公司 | 一种钻孔机自动压板方法及钻孔机 |
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JP5075077B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2012-11-14 | 日立ビアメカニクス株式会社 | プリント基板加工機 |
JP6244167B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2017-12-06 | 株式会社東興 | プリント基板加工装置 |
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CN107877606A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-04-06 | 天津工业大学 | 一种基于套环与刀具相互作用的afrp复合材料制孔方法 |
CN115106814B (zh) * | 2022-07-14 | 2023-09-15 | 中国航空制造技术研究院 | 压力脚装置及钻孔执行器 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35483497A patent/JP3495237B2/ja not_active Expired - Fee Related
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