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JP3494332B2 - Soundproofing material - Google Patents

Soundproofing material

Info

Publication number
JP3494332B2
JP3494332B2 JP15773496A JP15773496A JP3494332B2 JP 3494332 B2 JP3494332 B2 JP 3494332B2 JP 15773496 A JP15773496 A JP 15773496A JP 15773496 A JP15773496 A JP 15773496A JP 3494332 B2 JP3494332 B2 JP 3494332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porous layer
sound absorption
soundproofing
sound
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15773496A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH09317047A (en
Inventor
義勝 水上
宏 尾上
Original Assignee
カネボウ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カネボウ株式会社 filed Critical カネボウ株式会社
Priority to JP15773496A priority Critical patent/JP3494332B2/en
Publication of JPH09317047A publication Critical patent/JPH09317047A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3494332B2 publication Critical patent/JP3494332B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Building Environments (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明の防音材料は吸音、遮
音等の材料に関する。特に建築材料、土木材料、航空・
車両・船舶用材料、音響材料等の吸音、遮音等の材料に
関する。 【0002】 【従来の技術】防音材として一般的には再生フェルト、
発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン等が使用されてい
る。これらの防音材はその目付け、すなわち重量を増大
することにより防音性能を向上することができる。しか
し、目付けを上げることはコストアップになり、また重
量増加は時代の軽薄短小の求められる方向と逆行する。 【0003】近年、再生フェルトの替わりに不織布を防
音材として使用する提案がなされている。例えば特開平
7−97754号公報には繊維径が4デニール以下のポ
リエステル繊維からなり、バネ定数が80000N/m
以下である不織布が提案されている。そして、バネ定数
は繊維径に相関し、繊維径が小さい防音材を使用すると
防音性能が向上するとされている。しかし、繊維径が非
常に小さいマイクロファイバー編織物が防音性に優れて
いるかと言うとそうではない。マイクロファイバー編織
物だけでは殆ど防音性はない。単に繊維径が小さいだけ
では防音性は向上しないのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は軽量で
吸音性、遮音性に優れた防音材料を廉価に提供するにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】発明者らは防音材料の表
面材料を種々検討した結果、音の入射方向の表面材の構
造が吸音性や、遮音性に大きな影響を及ぼすことを見い
だした。また、更に研究を進めた結果、表面材の孔径が
吸音性、遮音性に大きな影響を及ぼし、特に孔の面積が
2000μm以下の孔の単位面積当たりの数が吸音
性、遮音性に大きな影響を及ぼすことが明白になった。 【0006】本発明は面積が2000μm以下の孔を
200個/cm以上有する多孔層を持つ防音材料であ
る。孔の数が200個/cm未満では防音効果が乏し
い。好ましくは1000個/cm以上である。また、
より好ましくは小さな孔、即ち孔の面積が1000μm
以下で、且つ数が200個/cm以上である。更に
好ましくは500個/cm以上である。 【0007】多孔層は不織布、布帛、スポンジ、樹脂層
およびこれらの組み合わせで良い。不織布または布帛が
マイクロファイバーからなり、密度が大きい場合にその
繊維間間隙は小さくすることができる。これらの間隙は
本発明でいう孔に相当する。この場合の孔は実際には連
通している。また、連通している各部を取るとその断面
積は一様でないことが多い。連通している孔の場合、部
分的に孔の断面積が上記に規定する面積以下である場
合、1個の孔として計算する。 【0008】本発明では多孔層の表面の孔を測定し、多
孔層の孔の代表値とする。孔の面積とその数は実体顕微
鏡で入力したデータを画像解析装置で解析して求めた。
画像解析ソフトは東洋紡績(株)製のV10を使用し
た。孔の面積は0〜500、501〜1000というよ
うに、500μm の大きさごとに纏めて数えた。 【0009】スポンジの場合はその孔は独立しているこ
とが多い。孔は独立しているほうが連通している場合よ
り防音性には好ましい。スポンジの材料としてはポリウ
レタン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアル
コール、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル等のポリマ−
の発泡体がある。 【0010】また、不織布や布帛等のそのものの孔の径
は大きくても、適当な樹脂等でその孔を塞ぎ、小さくす
ることができる。このようにしてできる多孔層も使用す
ることができる。ここでいう樹脂の種類は特に限定しな
い。天然素材である澱粉、変性澱粉、ヘミセルロース、
セルロース、多糖類があり、また蛋白質(例えばコラー
ゲン、セリシン、キチン)等がある。 【0011】更に、合成樹脂がある。例えば(メタ)ア
クリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、エチレン、プロピレ
ン、スチレン、イソプレン、クロロプレン、ブタジエ
ン、マレイン酸、フマール酸、(メタ)アクリル酸およ
びそのエステル類やアミド類のポリマー、およびこれら
のコポリマー、およびナイロン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂
等である。 【0012】上記の樹脂を不織布や布帛に塗布する方法
はスプレー法、含浸法、コーティング法等により塗布す
ることができる。塗布するときの樹脂の粘度が大きいと
孔が開き難くなる。樹脂の粘度は低い方が良い。樹脂の
粘度が低くなると付着量が低下し、数度に分割して塗布
する必要が生じることがある。塗布を繰り返すことは経
済的には好ましくないので、適当に粘度を選択する必要
がある。樹脂は溶液、エマルジョン、融液であっても良
い。中では濃度の割には粘度の小さいエマルジョンが好
ましい。同じ意味で上記の樹脂の分子量は強度的に問題
のない範囲で小さい方が好ましい。 【0013】不織布や布帛を構成する繊維の太さによっ
ても孔の開き易さは異なってくる。即ち、構成する繊維
が細ければ細いほど、樹脂の付着は容易となる。従っ
て、樹脂の粘度を小さくすることができ、孔を開け易く
なるため好ましい。同様なことが繊維の濡れに関しても
言える。即ち、濡れ易い繊維油剤を選定しておくことが
好ましい。布帛の場合は編み、織り組織も同様な配慮が
好ましい。 【0014】公知の機械的、電気的な方法でフィルムや
樹脂に小さな孔を開けることもでき、そのような加工方
法を採用しても良い。しかし、経済的にはあまり有利な
方法とは言えない。 【0015】多孔層が不織布そのものからなり、加工が
なされていない場合には、その不織布を構成する繊維の
繊維径が小さくないと孔の径が小さくならず、吸音性能
の向上は期待できない。少なくとも繊維の単繊維径は1
0μm以下である。好ましくは5μm以下、より好まし
くは3μm以下である。繊維径の小さい不織布の製造方
法としてはメルトブロー法があり、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリウレタン等の製品が既
に市販されている。これらはスパンボンド不織布と積層
された形で、例えば通称SMSとして市販されている。 【0016】また、分割繊維を使用した不織布も繊維径
の小さい不織布を製造することができ、多孔層として使
用できる。この場合には不織布を製造した後、化学的ま
たは熱処理により分割する方法と、不織布を製造すると
同時に分割するスパンレースによる方法がある。 【0017】熱融着繊維が含まれるサーマルボンド不織
布も多孔層として使用することができる。熱融着により
繊維間隙が目つぶしされ、樹脂加工と同様な効果が得ら
れる。熱融着繊維の混率は50重量%以上が好ましく、
70重量%以上がより好ましい。更に好ましくは100
重量%である。 【0018】熱融着繊維は既に市販されており、サイド
バイサイド型、芯鞘型の熱融着繊維が多く使用されてい
る。これらは融点の異なるポリマーを複合した繊維であ
り、ポリマーの種類により融点が異なる。110、13
0、150、170、200℃の低融点成分を持った熱
融着繊維もある。 【0019】また、ポリマーの種類としては低融点ポリ
マーとしてポリオレフィン、共重合ポリエステル、ナイ
ロン及びこれらの変性物が多く使用されている。高融点
ポリマーとしてはポリプロピレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、
ナイロン66等が多く使用される。熱融着繊維のデニー
ルは通常2デニールが多く使用されるが、繊維径は小さ
い方が繊維間隙が小さく好ましい。 【0020】熱融着繊維以外の繊維は熱融着繊維の鞘成
分と類似のポリマーの繊維を使用すると接着点が増加す
るため、接着効果は大きくなる。一般的な合成繊維とし
て例えばポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロ
ン66等、再生繊維として例えばビスコースレーヨン、
アセテート等、天然繊維として例えばコットン、麻、ウ
ール、シルク等があり、用途に応じて適宜選択して使用
すると良い。 【0021】上記の不織布の製造方法は例えばカード、
クロスレイ、ドロー、ニードルパンチによる製造法で良
い。また、ランダムカード、ニードルパンチによる製造
法でも良い。 【0022】本発明にはこれらの不織布を多孔層として
使用することができる。この分割繊維には海島型、星形
等のセパレートする成分と小さく分割される成分からな
る複合形、多層型等がある。例えばセパレートするポリ
マーがナイロン6、分割されるポリマーがポリエチレン
テレフタレートとの複合繊維がある。 【0023】不織布以外にも近年マルチフィラメント化
が進行し、単繊維径の小さいマルチフィラメントからな
る編織物が市販されている。このような編織物も多孔層
として使用できる。極細のものでは単繊維のデニールが
0.5デニール程度のものまで製造されている。ポリエ
ステルの場合は繊維径は約6μmになる。マルチフィラ
メントであるため編み織り工程は技術的に既に確立され
ている。また、分割繊維も不織布同様に使用することが
できる。編物より緻密度が大きい織物が好ましい。織組
織は平織り、綾織り等があるが、緻密な組織が好まし
い。 【0024】上記の多孔層は緻密な層である方が孔径が
小さくなり好ましい。従って、密度が大きい方が好まし
い。即ち、不織布はエンボス加工やカレンダー加工等に
より密度を上げることが好ましい。編織物も密な組織が
好ましく、更にエンボス加工やカレンダー加工等により
密度を上げることが好ましい。多孔層の密度は0.1g
/cm以上、好ましくは0.3g/cm以上、より
好ましくは0.5g/cm以上である。 【0025】多孔層の目付けは20g/ 以上が必要
であり、より好ましくは50g/ である。多孔層の
目付けが20g/m 未満だと防音材の防音効果の向上
を大きくは期待できない。 【0026】本発明の防音材料は上記の多孔層と以下に
述べる多孔質層とからなる。多孔質層には発泡ポリウレ
タン、発泡ポリエチレン、不織布等が使用できる。ま
た、これらの組合せでも良い。発泡ポリウレタン、発泡
ポリエチレンの気泡は独立気泡が連続気泡より吸音・遮
音性能が良く、好ましい。防音製品の性能の必要なレベ
ルや、多孔質層自体の防音性により異なるが、多孔質層
はスポンジ状単独の場合は5g/ 以上の目付けがあ
れば吸音性能は発揮できる。好ましくは10g/
上である。また、不織布層単独の場合は300g/m
以上、好ましくは500g/m以上である。 【0027】即ち、本発明の効果は多孔質層の吸音率に
比例する形で向上するため、多孔質層の単独の吸音率が
余りに小さ過ぎると、吸音率の向上の絶対値が大きくな
らず、本発明の効果を十分には発揮できない。2kHz
の音の吸音率が10%以上である多孔質層と本発明の防
音材料との積層により、吸音率は飛躍的に増加する。従
って、単独で吸音率が10%以上の吸音率が多孔質層に
は好ましく、更には25%以上の、より好ましくは40
%以上の吸音率の多孔質層を使用すると良い。また、多
孔質層は通気性の低い方が吸音率の向上には好ましい。 【0028】多孔質層は密度が0.001〜0.1g/
cmであることが好ましい。密度が大きくなると防音
性能は低下する傾向にある。ここでいう密度は見かけ密
度を意味する。密度が大き過ぎると防音性は目付けの割
には向上せず、コストアップとなる。密度が低すぎると
機械的物性が小さくなり、一般的には使用し難くなる。 【0029】本発明の特徴は上記の多孔層と多孔質層を
積層することによって防音性能が著しく向上する点にあ
る。また、本発明の防音材料の使用に際しては多孔層を
音源に向けて使用する必要がある。従って、裏と表と2
方向に音源が存在する可能性がある場合には多孔質層の
両面に多孔層を積層すると良い。 【0030】多孔層と多孔質層の積層には接着剤を使用
して接着すれば良い。単に積層するだけでも本発明の効
果は得られる。接着剤としては一般的なエマルジョンタ
イプ、例えばアクリル系、エバ系、ポバール系、ポリウ
レタン系の接着剤がある。また、ホットメルトタイプの
接着剤も使用することができる。ポリエステル系、エバ
系等がある。また、ポリエチレンパウダー等を散布し、
熱処理することによっても接着することができる。バイ
ンダー繊維を多孔層と多孔質層に使用し、熱処理によっ
て接着することもできる。 【0031】多孔層と多孔質層が別の支持体によって保
持され、機械的に積層されていても良い。例えば枠の中
に収納されて積層される場合や、床の上に重ねて敷かれ
る場合には機械的に積層されているので、接着剤を使用
しなくても本発明の繊維製品として機能することができ
る。また、ニードルパンチングによって接着されていて
も良い。 【0032】本発明の防音材料は他の防音性素材と組み
合わせて使用することもできる。また、多孔層と併せて
フィルムを積層して使用することもできる。多孔層と多
孔質層にフィルムを挟んで使用することもできる。防音
材料が2層以上に積層されている場合、多孔層の効果は
それ以降の多孔質層の防音効果を向上させることができ
る。 【0033】また、用途により、着色、エンボス、柄だ
し、縁飾り等の装飾を加えることもできる。さらには、
消臭、抗菌防臭、芳香、防かび、難燃等の性能を公知の
方法により付加することもできる。 【0034】 【発明の効果】本発明の防音材料は特に高周波領域の吸
音性に優れている。その中でも500Hz以上の高周波
領域の吸音性に優れている。本発明では吸音性を代表値
として2kHzで比較した。吸音率の測定は松下インタ
ーテクノ(株)製の吸音率測定装置にて2kHzで測定
した。原理的には2マイクロホン方式であるがJIS−
A1405同様の垂直入射吸音率の測定に準じている。 【0035】本発明の防音材料は目付けの軽い繊維製品
にも応用が可能であり、意匠性、ドレープ性も豊に付与
することができるため、家庭用、公共建物等のカーテン
等に遮音性を付与することができる。また、同様の使用
方法で壁紙、天井材としても使用することができる。こ
れらの製品は難燃性を要求されることが多いが、繊維素
材に難燃性の素材を使用したり、難燃加工を行うことに
より容易に難燃性を付与することができる。 【0036】また、床材、および壁の内材の一部として
も使用することができる。さらに自動車用、船舶用、航
空機用防音内装材、ならびにその一部として、音響設備
の吸音材として使用することができる。 【0037】 【実施例】実施例1 鐘紡(株)製分割繊維ベリーマX100%からなり、目
付け50g/ 、密度0.5g/cmの無地染め綾
織物(多孔層1、2000μm以下の孔の数が1、5
20個、1000μm以下の孔の数が680個/cm
)と、密度0.55g/cmのプリント平織物(多
孔層2、2000μm以下の孔の数が1、760個、
1000μm以下の孔の数が720個/cm)の間
に密度が0.04g/cm、厚さ5mm、目付け20
g/ の発泡ポリエチレン(多孔質層)を挟み、反
応架橋性ポリウレタン接着剤を付着量2g/ で接着
し本発明の防音材料であるカーテンを製造した。 【0038】多孔層1と2および多孔質層の単独での吸
音率はそれぞれ、3%、3%、38%であった。これら
を積層した本発明の防音材料の綾織物(多孔層1)側に
音源を置いた吸音率は81%であった。また。平織物側
(多孔層2)に音源を置いた吸音率は79%であった。 【0039】実施例2 目付け25g/ 、単繊維径が1〜5μmのポリプロ
ピレンメルトブロー不織布(多孔層、2000μm
下の孔の数が2、230個、1000μm以下の孔の
数が830個/cm)と、密度が0.04g/c
、厚さ9mm、目付け360g/ の発泡ポリウ
レタン(多孔質層)を、反応架橋性ポリウレタン接着剤
を用いて付着量2g/ で接着し本発明の吸音性繊維
製品であるカーテンを製造した。多孔層と多孔質層の単
独での吸音率はそれぞれ、2%、42%であった。これ
らを積層した本発明の防音材料の多孔層側に音源を置い
て測定した吸音率は88%であった。多孔質層側に音源
を置いて測定した吸音率は42%であった。 【0040】実施例3 実施例2と同様にして、多孔質層を鐘紡(株)製ポリエ
スエルSD1.4d、51mm80重量%と熱融着繊維
ベルコンビ2d、51mm20重量%を混合し、カーデ
ィング、積層して圧縮熱成形した厚さ1cm、目付け5
00g/ 、密度0.05g/cm、吸音率33%
の不織布に変更し、本発明の防音材料を製造した。本発
明の防音材料の吸音率は66%であった。 【0041】実施例4 実施例2と同様にして発泡ポリウレタンの密度、気泡の
大きさ、目付けを変化させることにより多孔質層の吸音
率のみを変化させ、防音材料を製造し、吸音率を測定し
た。その結果を表1に示した。 【0042】 【表1】【0043】実施例5 実施例2と同様にしてポリプロピレンメルトブロー不織
布(多孔層)の単繊維径のみを変更して孔の分布を変更
し、防音材料を製造した。その吸音率を測定して結果を
表2に示した。単繊維径はSEM写真を撮影し、測定し
た平均値を示す。孔の数は2000μm以下の孔の個
数/cmである。 【0044】 【表2】 【0045】実施例6 実施例3の多孔質層の表面にスプレーでアクリル樹脂
(アクリロニトリル・アクリル酸メチル=70:30重
量比)を塗布し、目付け50g/mのアクリル樹脂の
多孔層を形成した。この多孔層は2000μm以下の
孔の数が1、210個、1000μm以下の孔の数が
530個/cmであった。この防音材料の吸音率は8
3%であった。 【0046】実施例7 実施例2と同様にして、多孔層を市販の目付け50g/
2 、繊維径が20〜30μm、密度が0.05g/c
3 、厚さがmmのポリプロピレンスパンボンドに変
更し、実施例6と同様にしてフェノール樹脂エマルジョ
ンを含浸したものと未処理の2種類の防音材料を製造し
た。未処理のものの多孔層は2000μm2以下の孔の
数が110個、1000μm2 以下の孔の数が8個/c
2であった。この参考例の防音材料の吸音率は42%
であった。樹脂加工したものの多孔層は2000μm2
以下の孔の数が310個、1000μm2 以下の孔の数
が212個/cm2 であった。この防音材料の吸音率は
52%であった。 【0047】実施例8 実施例7と同様にしてフェノール樹脂エマルジョンの濃
度を変えて粘度を変化させ、更に多孔層の2000μm
以下の孔の数1と1000μm以下の孔の数2を変
化して吸音率を測定した。その結果を表3に示した。2
000μm以下の孔の数と1000μm以下の孔の
数は相関するが、粘度の大きい場合は2000μm
下の孔の数が多く、1000μm以下の孔の数が少な
くなり、1000μm以下の孔の数が多いほうが吸音
率は良い値を示した。 【0048】 【表3】
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a material for sound absorption, sound insulation and the like. In particular, construction materials, civil engineering materials, aviation /
The present invention relates to materials such as sound absorbing and sound absorbing materials such as materials for vehicles and ships, and acoustic materials. 2. Description of the Related Art Generally, recycled felts are used as soundproofing materials.
Foamed polyurethane, foamed polyethylene and the like are used. These soundproofing materials can improve the soundproofing performance by increasing the basis weight, that is, increasing the weight. However, raising the weight increases the cost, and the weight increase goes against the demand for lighter, lighter and smaller in the age. In recent years, proposals have been made to use nonwoven fabrics as soundproofing materials instead of recycled felts. For example, Japanese Unexamined Patent Publication No. 7-97754 discloses that the fiber is made of a polyester fiber having a fiber diameter of 4 denier or less and has a spring constant of 80000 N / m.
The following nonwoven fabrics have been proposed. The spring constant correlates with the fiber diameter, and it is said that the use of a soundproofing material having a small fiber diameter improves the soundproofing performance. However, microfiber woven fabrics having a very small fiber diameter are not so excellent in soundproofing. Microfiber woven fabric alone has little sound insulation. Simply having a small fiber diameter does not improve soundproofing. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an inexpensive lightweight soundproofing material having excellent sound absorbing and sound insulating properties. The inventors of the present invention have studied various surface materials of the soundproofing material, and have found that the structure of the surface material in the sound incident direction has a great influence on sound absorption and sound insulation. I found it. In addition, as a result of further research, the pore diameter of the surface material has a large effect on sound absorption and sound insulation, and in particular, the number of holes with a hole area of 2000 μm 2 or less per unit area has a large effect on sound absorption and sound insulation. It is clear that [0006] The present invention is a soundproof material having a porous layer having area of 2000 .mu.m 2 below hole 200 / cm 2 or more. If the number of holes is less than 200 / cm 2 , the soundproof effect is poor. Preferably, the number is 1000 / cm 2 or more. Also,
More preferably, the small holes, that is, the hole area is 1000 μm
2 or less and the number is 200 pieces / cm 2 or more. More preferably, the number is 500 / cm 2 or more. [0007] The porous layer is a non-woven fabric, cloth, sponge, resin layer
And a combination thereof. When the nonwoven fabric or fabric is made of microfibers and has a high density, the interfiber gap can be reduced. These gaps correspond to holes in the present invention. The holes in this case are actually communicating. In addition, when each communicating part is taken, its sectional area is often not uniform. In the case of a communicating hole, if the cross-sectional area of the hole is partially smaller than the area defined above, it is calculated as one hole. In the present invention, pores on the surface of the porous layer are measured and used as representative values of the pores on the porous layer. The area and the number of holes were obtained by analyzing data input by a stereoscopic microscope with an image analyzer.
The image analysis software used was V10 manufactured by Toyobo Co., Ltd. The area of the holes was counted for every 500 μm 2 such as 0 to 500 and 501 to 1000. In the case of a sponge, the holes are often independent. The independent holes are more preferable for soundproofing than the case where they are connected. Examples of sponge materials include polymers such as polyurethane, polyethylene, polystyrene, polyvinyl alcohol, polyvinyl acetate, and polyvinyl chloride.
There is a foam. [0010] Further, even if the diameter of the hole of the nonwoven fabric or the cloth itself is large, the hole can be closed and closed with an appropriate resin or the like. A porous layer formed in this way can also be used. The type of the resin referred to here is not particularly limited. Natural materials starch, modified starch, hemicellulose,
There are cellulose and polysaccharides, and proteins (eg, collagen, sericin, chitin) and the like. Further, there is a synthetic resin. For example, (meth) acrylic, vinyl acetate, vinyl chloride, ethylene, propylene, styrene, isoprene, chloroprene, butadiene, maleic acid, fumaric acid, polymers of (meth) acrylic acid and its esters and amides, and copolymers thereof. And nylon resin, polyester resin, polyurethane resin, epoxy resin, phenol resin and the like. The above resin can be applied to a nonwoven fabric or a fabric by a spray method, an impregnation method, a coating method, or the like. If the viscosity of the resin at the time of application is large, it is difficult to form holes. The lower the viscosity of the resin, the better. As the viscosity of the resin decreases, the amount of adhesion decreases, and it may be necessary to apply the resin in several degrees. It is economically undesirable to repeat the application, so it is necessary to select an appropriate viscosity. The resin may be a solution, an emulsion, or a melt. Among them, an emulsion having a small viscosity is preferable for the concentration. In the same sense, it is preferable that the molecular weight of the above resin is as small as possible without a problem in strength. The ease with which holes are formed also depends on the thickness of the fibers constituting the nonwoven fabric or the fabric. In other words, the thinner the constituent fibers are, the easier the resin adheres. Therefore, it is preferable because the viscosity of the resin can be reduced and holes are easily formed. The same is true for fiber wetting. That is, it is preferable to select a fiber oil agent that is easily wetted. In the case of a fabric, similar considerations are preferable for the knitting and weaving structures. A small hole can be formed in the film or resin by a known mechanical or electrical method, and such a processing method may be employed. However, it is not economically advantageous. If the porous layer is made of the nonwoven fabric itself and is not processed, the diameter of the pores will not be reduced unless the fiber diameters of the fibers constituting the nonwoven fabric are small, and no improvement in sound absorbing performance can be expected. At least the single fiber diameter of the fiber is 1
0 μm or less. Preferably it is 5 μm or less, more preferably 3 μm or less. As a method for producing a nonwoven fabric having a small fiber diameter, there is a melt blow method, and products such as polypropylene, polyethylene, polyester, and polyurethane are already commercially available. These are commercially available in a form laminated with a spunbonded nonwoven fabric, for example, commonly known as SMS. A non-woven fabric using split fibers can also produce a non-woven fabric having a small fiber diameter, and can be used as a porous layer. In this case, there is a method in which a nonwoven fabric is produced and then divided by chemical or heat treatment, and a method in which a nonwoven fabric is produced and divided at the same time by spunlace. [0017] A thermally bonded nonwoven fabric containing thermally fusible fibers can also be used as the porous layer. The fiber gap is crushed by the heat fusion, and the same effect as the resin processing can be obtained. The mixing ratio of the heat-fused fiber is preferably 50% by weight or more,
70% by weight or more is more preferable. More preferably 100
% By weight. Heat-fused fibers are already commercially available, and side-by-side and core-sheath heat-fusible fibers are often used. These are fibers in which polymers having different melting points are combined, and the melting points are different depending on the type of the polymer. 110, 13
There are also heat-fused fibers having low melting points of 0, 150, 170, and 200 ° C. As the type of polymer, polyolefin, copolymerized polyester, nylon and modified products thereof are often used as low melting point polymers. As the high melting point polymer, polypropylene, polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, nylon 6,
Nylon 66 and the like are often used. As the denier of the heat-fused fiber, 2 denier is usually used in many cases, but it is preferable that the fiber diameter is smaller because the fiber gap is smaller. If fibers other than the heat-fusible fibers are made of a polymer similar to the sheath component of the heat-fusible fibers, the number of bonding points increases, and the bonding effect is increased. As general synthetic fibers, for example, polypropylene, polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, nylon 6, nylon 66, etc., as regenerated fibers, for example, viscose rayon,
As natural fibers such as acetate, there are, for example, cotton, hemp, wool, silk, and the like. The method for producing the above nonwoven fabric is, for example, a card,
A manufacturing method using cross lay, draw, and needle punch may be used. Alternatively, a manufacturing method using a random card or a needle punch may be used. In the present invention, these nonwoven fabrics can be used as a porous layer. The split fibers include a composite type, a multilayer type, and the like, which are composed of a component that separates, such as a sea-island type or a star shape, and a component that is divided into small portions. For example, there is a composite fiber in which the separating polymer is nylon 6 and the polymer to be split is polyethylene terephthalate. In recent years, in addition to nonwoven fabrics, multifilaments have recently been developed, and knitted fabrics composed of multifilaments having a small single fiber diameter are commercially available. Such a knitted fabric can also be used as a porous layer. In the case of ultra-fine fibers, denier of single fiber is manufactured up to about 0.5 denier. In the case of polyester, the fiber diameter is about 6 μm. Because of the multifilament, the weaving process is technically well established. Also, split fibers can be used in the same manner as nonwoven fabrics. A woven fabric having a higher density than a knitted fabric is preferred. The woven structure includes plain weave and twill weave, but a dense structure is preferable. The above-mentioned porous layer is preferably a dense layer because the pore size is small. Therefore, a higher density is preferable. That is, it is preferable to increase the density of the nonwoven fabric by embossing, calendering, or the like. The knitted fabric also preferably has a dense structure, and the density is preferably increased by embossing, calendering, or the like. The density of the porous layer is 0.1 g
/ Cm 3 or more, preferably 0.3 g / cm 3 or more, more preferably 0.5 g / cm 3 or more. The basis weight of the porous layer must be 20 g / m 2 or more.
And more preferably 50 g / m 2 . If the basis weight of the porous layer is less than 20 g / m 2 , the improvement in the soundproofing effect of the soundproofing material cannot be expected to be large. The soundproofing material of the present invention comprises the above-described porous layer and the porous layer described below. For the porous layer, foamed polyurethane, foamed polyethylene, non-woven fabric and the like can be used. Also, a combination of these may be used. Foamed polyurethane foam or polyethylene foam is preferable because closed cells have better sound absorption and sound insulation performance than open cells. Levels and required performance soundproofing products varies depending soundproofing porous layer itself, the porous layer is sound absorbing performance if there is 5 g / m 2 or more basis weight in the case of spongy alone can exert. Preferably it is 10 g / m 2 or more. In the case of a nonwoven fabric layer alone, 300 g / m 2
Above, preferably 500 g / m 2 or more. That is, since the effect of the present invention is improved in proportion to the sound absorption of the porous layer, if the single sound absorption of the porous layer is too small, the absolute value of the improvement of the sound absorption does not increase. However, the effects of the present invention cannot be sufficiently exhibited. 2kHz
The sound absorption coefficient is dramatically increased by laminating the porous layer having a sound absorption coefficient of 10% or more and the soundproofing material of the present invention. Therefore, the sound absorption coefficient of 10% or more alone is preferable for the porous layer, more preferably 25% or more, more preferably 40% or more.
%, It is preferable to use a porous layer having a sound absorption coefficient of not less than%. Further, it is preferable that the porous layer has low air permeability in order to improve the sound absorption coefficient. The porous layer has a density of 0.001 to 0.1 g /
cm 3 is preferred. As the density increases, the soundproofing performance tends to decrease. The density here means the apparent density. If the density is too high, the soundproofing is not improved for the basis weight and the cost increases. If the density is too low, the mechanical properties are reduced, and it is generally difficult to use. A feature of the present invention is that the soundproofing performance is remarkably improved by laminating the above porous layers. When using the soundproofing material of the present invention, it is necessary to use the porous layer facing the sound source. Therefore, back and front and 2
When there is a possibility that the sound source exists in the direction, it is preferable to laminate the porous layers on both sides of the porous layer. The lamination of the porous layer and the porous layer may be performed by using an adhesive. The effect of the present invention can be obtained by simply laminating. Examples of the adhesive include general emulsion type adhesives, for example, acrylic, eva, poval, and polyurethane adhesives. Also, a hot melt type adhesive can be used. There are polyester type, eva type and the like. Also, spray polyethylene powder, etc.,
Bonding can also be performed by heat treatment. Binder fibers can be used for the porous layer and the porous layer, and bonded by heat treatment. The porous layer and the porous layer may be held by another support and laminated mechanically. For example, when stored in a frame and laminated, or when laid on the floor, it is mechanically laminated, so it functions as the textile of the present invention without using an adhesive. be able to. Further, they may be bonded by needle punching. The soundproofing material of the present invention can be used in combination with other soundproofing materials. In addition, a film can be laminated and used in combination with the porous layer. It can also be used by sandwiching a film between a porous layer and a porous layer. When the soundproofing material is laminated in two or more layers, the effect of the porous layer can improve the soundproofing effect of the subsequent porous layer. Depending on the application, decorations such as coloring, embossing, patterning, and border decoration can be added. Moreover,
Performances such as deodorization, antibacterial deodorization, fragrance, mold prevention, and flame retardancy can be added by a known method. The soundproofing material of the present invention is particularly excellent in sound absorption in a high frequency range. Among them, it is excellent in sound absorption in a high frequency region of 500 Hz or more. In the present invention, the sound absorption was compared at 2 kHz as a representative value. The sound absorption was measured at 2 kHz with a sound absorption measurement device manufactured by Matsushita Intertechno Co., Ltd. In principle, it is a two-microphone system, but JIS-
This is based on the measurement of the normal incidence sound absorption coefficient similar to that of A1405. The soundproofing material of the present invention can be applied to light-weight textile products, and can provide rich design and drape properties. Can be granted. Also, it can be used as wallpaper and ceiling material in the same manner. These products are often required to have flame retardancy, but flame retardancy can be easily imparted by using a flame retardant material for the fiber material or by performing flame retardant processing. Further, it can be used as a part of a floor material and an inner material of a wall. Furthermore, it can be used as a sound-absorbing material for acoustic equipment, for automobiles, ships, and aircraft soundproof interior materials, and as a part thereof. Example 1 A plain dyed twill woven fabric (perforated layer 1, 2000 μm 2 or less, made of Kanebo Co., Ltd., 100% split fiber Verima X, having a basis weight of 50 g / m 2 and a density of 0.5 g / cm 3 ) 1, 5 holes
20, the number of 1000 .mu.m 2 below holes 680 pieces / cm
2 ) and a printed plain fabric having a density of 0.55 g / cm 3 (porous layer 2 , the number of holes having 2000 μm 2 or less is 1,760,
The density is 0.04 g / cm 3 , the thickness is 5 mm, and the basis weight is 20 while the number of pores having a size of 1000 μm 2 or less is 720 / cm 2 ).
A curtain, which is a soundproofing material of the present invention, was produced by sandwiching a foamed polyethylene (porous layer) of 0 g / m 2 and a reactive crosslinkable polyurethane adhesive at an adhesion amount of 2 g / m 2 . The sound absorption coefficients of the porous layers 1 and 2 and the porous layer alone were 3%, 3% and 38%, respectively. When the sound source was placed on the side of the twill fabric (porous layer 1) of the soundproofing material of the present invention in which these were laminated, the sound absorption coefficient was 81%. Also. The sound absorption coefficient when the sound source was placed on the plain fabric side (porous layer 2) was 79%. Example 2 Polypropylene melt-blown nonwoven fabric having a basis weight of 25 g / m 2 and a single fiber diameter of 1 to 5 μm (porous layer, 2,230 pores of 2000 μm 2 or less, 830 pores of 1000 μm 2 or less) / Cm 2 ) and a density of 0.04 g / c
A foamed polyurethane (porous layer) having an m 3 thickness of 9 mm and a basis weight of 360 g / m 2 is adhered using a reactive cross-linkable polyurethane adhesive at an adhesion amount of 2 g / m 2 to provide a sound-absorbing fiber product of the present invention. A curtain was manufactured. The sound absorption coefficients of the porous layer and the porous layer alone were 2% and 42%, respectively. The sound absorption coefficient measured by placing a sound source on the porous layer side of the soundproofing material of the present invention in which these were laminated was 88%. The sound absorption coefficient measured with the sound source placed on the porous layer side was 42%. Example 3 In the same manner as in Example 2, a porous layer was prepared by mixing 80% by weight of Polysil SD 1.4d, manufactured by Kanebo Co., Ltd., 51% by weight, and 2% by weight, 2 mm of Belcombi 2%, by fusion bonding, and carding and laminating. 1cm in thickness and compression thermoformed
00 g / m 2 , density 0.05 g / cm 3 , sound absorption 33%
And the soundproofing material of the present invention was manufactured. The sound absorbing material of the present invention had a sound absorption of 66%. Example 4 In the same manner as in Example 2, only the sound absorption coefficient of the porous layer was changed by changing the density of foamed polyurethane, the size of cells, and the basis weight to produce a soundproofing material, and the sound absorption coefficient was measured. did. The results are shown in Table 1. [Table 1] Example 5 In the same manner as in Example 2, only the diameter of the single fiber of the polypropylene melt-blown nonwoven fabric (porous layer) was changed to change the distribution of pores, thereby producing a soundproofing material. The sound absorption coefficient was measured and the results are shown in Table 2. The single fiber diameter is an average value obtained by taking an SEM photograph and measuring the diameter. The number of holes is the number of holes of 2000 μm 2 or less / cm 2 . [Table 2] Example 6 An acrylic resin (acrylonitrile / methyl acrylate = 70: 30 weight ratio) was applied to the surface of the porous layer of Example 3 by spraying to form a porous layer of acrylic resin having a basis weight of 50 g / m 2. did. This porous layer had 1,210 holes with 2000 μm 2 or less and 530 holes / cm 2 with 1000 μm 2 or less. The sound absorbing material has a sound absorption of 8
3%. Example 7 In the same manner as in Example 2, the porous layer was coated with a commercially available basis weight of 50 g /
m 2 , fiber diameter 20-30 μm, density 0.05 g / c
m 3, the thickness is changed to a polypropylene spunbond 1 mm, were prepared two kinds of soundproofing materials untreated and those impregnated with phenolic resin emulsion in the same manner as in Example 6. The untreated porous layer had 110 holes of 2000 μm 2 or less and 8 holes / c of 1000 μm 2 or less.
m 2 . The sound absorbing material of this reference example has a sound absorption of 42%.
Met. The resin-processed porous layer has a thickness of 2000 μm 2
The number of holes below was 310, and the number of holes below 1000 μm 2 was 212 / cm 2 . The sound absorbing material had a sound absorption rate of 52%. Example 8 In the same manner as in Example 7, the concentration of the phenol resin emulsion was changed to change the viscosity,
The sound absorption coefficient was measured by changing the number 1 of the holes of 2 or less and the number 2 of the holes of 1000 μm 2 or less. Table 3 shows the results. 2
000Myuemu 2 The following number of the number of 1000 .mu.m 2 or less of the pores of the pores is correlated, and a viscosity of greater many number of 2000 .mu.m 2 following holes, reduces the number of 1000 .mu.m 2 following hole, 1000 .mu.m 2 following The larger the number of holes, the better the sound absorption coefficient. [Table 3]

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−229049(JP,A) 特開 昭58−64290(JP,A) 特開 平7−324400(JP,A) 特開 平8−13764(JP,A) 実開 平5−16964(JP,U)   ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page       (56) References JP-A-7-229049 (JP, A)                 JP-A-58-64290 (JP, A)                 JP-A-7-324400 (JP, A)                 JP-A-8-13764 (JP, A)                 Actual opening Hei 5-16964 (JP, U)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、
不織布およびこれらの組み合わせから選ばれてなる多孔
質層と、目付が20g/m 以上であり、面積が200
0μm以下の孔を200個/cm以上有する不織
布、布帛、スポンジ、樹脂層およびこれらの組み合わせ
から選ばれてなる多孔層が積層され、多孔層が、音の入
射側の表面近傍にある防音材料。
(57) [Claims 1] Foamed polyurethane, foamed polyethylene,
A porous layer selected from a nonwoven fabric and a combination thereof, a basis weight of 20 g / m 2 or more, and an area of 200 g / m 2 or more;
Nonwoven having 0 .mu.m 2 below hole 200 / cm 2 or more, a fabric, a sponge, a resin layer and a porous layer formed is selected from these combinations are laminated, porous layer, the input of the sound
Soundproofing material near the launch surface .
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