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JP3487929B2 - Injection molding of elastomer molded products - Google Patents

Injection molding of elastomer molded products

Info

Publication number
JP3487929B2
JP3487929B2 JP29269494A JP29269494A JP3487929B2 JP 3487929 B2 JP3487929 B2 JP 3487929B2 JP 29269494 A JP29269494 A JP 29269494A JP 29269494 A JP29269494 A JP 29269494A JP 3487929 B2 JP3487929 B2 JP 3487929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
molten polymer
polymer material
void
insertion pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29269494A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH08150638A (en
Inventor
保 反田
和幸 標
Original Assignee
甲府カシオ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 甲府カシオ株式会社 filed Critical 甲府カシオ株式会社
Priority to JP29269494A priority Critical patent/JP3487929B2/en
Publication of JPH08150638A publication Critical patent/JPH08150638A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3487929B2 publication Critical patent/JP3487929B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/34Moulds having venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2021/00Use of unspecified rubbers as moulding material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、溶融高分子材を射出成
形してエラストマ成形品を製造する場合に、溶融高分子
材から発生するガスによってエラストマの表面が焼けた
り汚れたりするのを防止すると共に、高圧充填によるバ
リ・変形・ゲート不良・金型破損等を防止し、あるいは
高分子材の収縮に起因したヒケの発生などを防止するた
めの射出成形法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、樹脂の射出成形を行う場合、成形
品の厚肉部と薄肉部とではキャビティ内に射出充填した
溶融樹脂の冷却・固化時間に差が生ずるために、厚肉部
にヒケが発生してしまうといった問題があったが、最
近、このヒケの問題を解決する射出成形法が提案されて
いる(特開平5−16177号)。この射出成形法は、
図3に金型1を示したように、成形品の厚肉部に相当す
る場所にボイド挿入ピン2を立設しておき、キャビティ
3内に樹脂を射出充填したのち、前記ボイド挿入ピン2
から空気を圧入して樹脂内にボイドを形成し、樹脂が固
化する際の負圧による樹脂の収縮をボイドの成長によっ
て抑える方法である。 【0003】ところで、最近はテレビのリモコンに配置
されている操作ボタンや携帯電話の操作ボタンなど多く
の電器製品や通信機器にエラストマが利用されている。
そして、このようなエラストマを射出成形法で製造した
場合には、上述と同様に厚肉部ではヒケの問題が生じる
ことから、エラストマの射出成形でも上述した射出成形
法が有効な成形手段になるものと考えられる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エラス
トマを射出成形法で製造する場合には、その他の熱可塑
性樹脂で成形する場合に比べて温度管理が難しいため
に、以下のような問題を生じ易い。即ち、エラストマを
成形する場合はキャビティ内に溶融高分子材を射出充填
する際の温度範囲がその他の場合に比べて非常に狭いも
のである。そのため、射出時の温度管理が大変であるの
に加えて、所定の温度範囲内で溶融高分子材を射出した
としても、キャビティに注入するためのゲートを通る際
に温度上昇が起こって、溶融高分子材から大量のガスが
発生してしまうといった問題があった。そうした場合に
樹脂ヤケやガスヒケあるいは変形などを起こしたり、大
量に発生したガスが成形品の表面に汚れとして残るなど
成形品の外観品質を低下させてしまう結果となる。 【0005】一方、高温での弊害を防止するために、溶
融高分子材の射出温度を下げてキャビティ内に注入した
場合には、溶融高分子材の急激な温度上昇によるガスの
大量発生を抑えることができるものの、キャビティ内で
の溶融高分子材の流れが遅くなるために、いわゆる充填
不足やウエルドラインが発生し、成形品の外観品質を損
ねてしまう結果になる。 【0006】そこで、本発明はボイドを形成する上述の
射出成形法を利用してエラストマ成形品の品質や不具合
を防止すると共に、溶融高分子材を射出充填する際には
上記のボイド挿入ピンを利用してキャビティ内を吸引
し、溶融高分子材から発生するガスをキャビティから放
出することでガスの滞留を防止し、キャビティ内での溶
融高分子材の流れを良くして樹脂ヤケや成形品表面の汚
れをなくし、エラストマ成形品の外観品質を向上させる
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係るエラ
ストマ成形品の射出成形法は、ボイド挿入ピンを設置し
たキャビティ内に溶融高分子材を射出充填する間、該溶
融高分子材から発生するガスを前記ボイド挿入ピンを介
して吸引する一方、前記溶融高分子材の充填完了直後に
は前記ボイド挿入ピンを介して加圧ガスを注入すること
を特徴としている。 【0008】 【作用】キャビティ内に溶融高分子材を射出充填する
際、それと同時にボイド挿入ピンを通じてキャビティ内
を吸引すると、溶融高分子材の温度上昇によって発生し
た高温ガスがボイド挿入ピンを介して外部に排出され、
キャビティ内に高温ガスが滞留するのを防止する。その
結果、キャビティ内部の温度上昇を抑えられるのと同時
に低い射出圧力でもキャビティ内では溶融高分子材が流
れ易くなり、キャビティ内の隅々にまで素早く充填され
る。 【0009】上記吸引力は、キャビティの大きさ及び溶
融高分子材の種類の違いによるガス発生量等によっても
異なるが、比較的小さな吸引力で足り、ほとんどの場合
マイナス700mmHg程度で十分である。 【0010】キャビティ内の隅々にまで溶融高分子材が
射出充填された直後に、今度は上記ボイド挿入ピンを通
じて加圧ガスを注入する。このとき加圧ガスはボイド挿
入ピン先端に形成されつつある溶融高分子材のスキン層
を突き破り、溶融高分子材中に微小気泡を挿入してボイ
ド成長の核となるボイド核を形成する。一旦ボイド核が
形成された後では加圧ガスの注入を停止しても、ボイド
核には周囲の溶融高分子材の冷却・固化に伴う体積収縮
力が集中する。そのため、ボイド核を種として発生した
ボイドは、体積収縮力を次々と吸収しながら、ヒケを防
止するのに充分な大きさにまで成長し続ける。これによ
り、ボイド挿入ピン周囲のみならず厚肉部全体にまでヒ
ケ抑制作用が及んで行く。このとき、加圧ガスの注入を
継続すると、溶融高分子材の体積収縮と加圧ガスの圧力
が相乗し、ボイドの成長を助長し、厚肉部ばかりでなく
周辺の薄肉部や隣接する厚肉部のヒケまでも抑制するこ
とが可能となる。 【0011】ボイド形成のための加圧ガスの圧力は比較
的低圧で済み、ほとんどの場合10Kg/cm2 以下の
加圧で十分である。また、加圧ガスの種類としては、窒
素、空気等が常温で用いられる。 【0012】本発明において射出成形されるエラストマ
の種類は特に限定されるものではなく、塩ビ系、スチレ
ン系、オレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポ
リアミド系等のほとんどのエラストマが対象となる。 【0013】次に、添付図面を用いて本発明の実施例を
詳細に説明する。先ず、金型に設置されるボイド挿入ピ
ンの配置は、図3に示した従来例と同様であり、キャビ
ティ3が大きくて一箇所からでは吸引が不十分の場合や
厚肉部のサイズが大きく一箇所のボイド発生だけでは厚
肉部全体の収縮量を吸収しきれない場合などでは、図3
に示したように適切な距離毎に複数のボイド挿入ピン2
を設置するのが望ましい。ボイド挿入ピン2は、例えば
図4に示したように、金型1に開設された貫通孔4に挿
入されており、先端部がキャビティ3内に突出した状態
で設置される。貫通孔4は大径部5と小径部6とからな
り、ボイド挿入ピン2の外周面との間に形成される環状
空間に差を設けてある。ボイド挿入ピン2の後端部には
キャビティ3内を吸引し又は加圧するための空気配管7
が接続されている。 【0014】図1は、前記金型1のボイド挿入ピン2に
接続される空気配管7の系統図を示したものである。こ
の実施例に係る系統図ではボイド挿入ピン2に吸気バル
ブ8、加圧バルブ9及び排気バルブ10が並列に接続さ
れた空気配管7となっている。そして、吸気バルブ8に
は真空ポンプ11が接続されており、この真空ポンプ1
1を制御することによってキャビティ3の吸引力を調整
することができる。一方、加圧バルブ9にはレギュレー
タ12及び増圧弁13が直列に接続され、空気源14か
ら供給される空気は前記レギュレータ12及び増圧弁1
3によって圧力調整される。なお、排気バルブ10には
逆流防止用のチェック弁15が接続されている。 【0015】図2は、上記ボイド挿入ピン2に接続され
た各バルブ8,9,10の開閉時間のタイミングチャー
トを示したものである。まず、金型1の固定型と可動型
とを固定することによって型締信号が出力されると吸気
バルブ8が切り替わって開放され、真空ポンプ11の作
動によりボイド挿入ピン2を介してキャビティ3内の吸
引が始まる。 【0016】吸引が開始された直後に射出信号が出力さ
れ、溶融高分子材がキャビティ3内に射出充填される。
吸気バルブ8によるキャビティ3内の吸引は、溶融高分
子材が射出充填される間中は継続されるため、溶融高分
子材から発生するガスが効果的に吸引されてキャビティ
3内に滞留することがなく、溶融高分子材のキャビティ
3内での流れが良好となる。 【0017】一方、上記溶融高分子材の射出信号の出力
と同時にタイマ1が作動し、溶融高分子材の射出充填時
間をカウントする。所定時間カウントした後に上記吸気
バルブ8が再び切り替わって閉じられる。また、これと
同時に今度は加圧バルブ9が開いて上記レギュレータ1
2及び増圧弁13によって調整された加圧ガスがボイド
挿入ピン2の先端からキャビティ3内に注入される。加
圧バルブ9の開放時間はタイマ2によって制御されてお
り、所定時間が経過した後に加圧バルブ9が閉じられて
加圧ガスの注入が停止される。そして、最後に排気バル
ブ10が開放され、ボイドの残余空気が自然排気され
る。 【0018】次に、エラストマ成形品を上述の射出成形
法によって製造する過程を具体的に説明する。エラスト
マの材料となる高分子材は、射出成形機からゲートを介
して溶融状態で金型1のキャビティ3に注入されキャビ
ティ3を満たす。注入の間中、ボイド挿入ピン2を介し
てキャビティ3内を吸引することで溶融高分子材から発
生するガスが吸引排気され、溶融高分子材の温度上昇が
抑制される。溶融高分子材の充填が完了すると、前記ボ
イド挿入ピン2を介して直ちに加圧ガスを注入する。加
圧ガスはボイド挿入ピン2と溶融高分子材の表面スキン
層とを剥離しながら、ボイド挿入ピン2の先端に集中す
る。溶融高分子材が冷却されて体積収縮が始まると、ボ
イド挿入ピン2の先端にある表面スキン層は、加圧ガス
の圧力で突き破られる。このとき、ボイド挿入ピン2が
尖った先端部をもっていると、先端に近いほどスキン層
の形成が遅れて薄くなるので、ピン先端部の薄いスキン
層が加圧ガスによって容易に突き破られ、貫通孔が形成
される。溶融高分子材の内部に加圧ガスが微小気泡とし
て送り込まれ、ボイド成長の種となるボイド核が形成さ
れる。 【0019】加圧バルブ9からの加圧ガスの供給はこの
時点で止める。次いで、排気バルブ10を開放すること
で残留したガス圧力が大気に排出される。 【0020】ボイド核は、冷却工程の進行に従って、周
囲の溶融高分子材の冷却・固化に伴う体積収縮力で吸引
され、次第にボイドに成長していく。このとき、ボイド
は、冷却・固化が遅れている溶融高分子材の方向に成長
し続ける。冷却工程が完了したとき、金型1を開いてエ
ラストマ成形品を取り出す。 【0021】得られたエラストマ成形品は、表面の樹脂
ヤケやガス痕による表面の汚れなどは認められない他、
表面にヒケが全く生じておらず、キャビティ形状を完全
に転写した外観の優れた表面性状をもつものとなる。 【0022】 【実施例】次に、上述した本発明による射出成形法によ
ってエラストマ釦を成形した場合の実施例を説明する。
このエラストマ釦はポリエステル系のグリラックスE
(大日本インキ株式会社製)を樹脂材料として用い、縦
・横・高さが13×5×12(mm)の直方体形状をし
ており、この10個取りで成形したものである。金型温
度を約40℃に維持しながら樹脂材料を約3秒間射出す
ると共に、ほぼ同時にマイナス700mmHgでキャビ
ティ内を吸引する。樹脂材料の射出終了と同時にキャビ
ティ内の吸引も停止し、金型を約15秒間自然冷却す
る。この冷却の間中12Kg/cm2 に調整された加圧
空気をキャビティ内に送り込む。そして、冷却工程およ
び加圧空気の送り込みが終了したのち、排気バルブ10
を開放してキャビティ内に残留したガスを大気に放出す
る。 【0023】このようにして成形したエラストマ釦を、
本発明以外の射出成形法で成形した同一形状の樹脂成形
釦と比較した場合、ガス痕による表面の汚れや表面のヒ
ケ等が全く認められなかった。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエラ
ストマ成形品の射出成形法によれば、ボイドを形成する
ためのボイド挿入ピンを利用し、溶融高分子材を射出充
填する際には上記のボイド挿入ピンを利用してキャビテ
ィ内を吸引し、溶融高分子材から発生するガスを強制的
にキャビティ内から放出するようにしたから、キャビテ
ィ内での溶融高分子材の温度上昇を抑制することができ
ると共にキャビティ内でのガスの滞留を防止することが
でき、結果的に溶融高分子材の射出時の温度管理が容易
となり、エラストマ成形品の表面ヤケやガスによる表面
の汚れをなくすことで、エラストマ成形品の外観品質を
向上させることができた。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method for producing an elastomer molded article by injection molding a molten polymer material. Injection to prevent the surface from burning or dirt, and also to prevent burrs, deformation, gate failure, mold breakage, etc. due to high pressure filling, or to prevent sink marks due to polymer material shrinkage. It relates to a molding method. 2. Description of the Related Art Conventionally, when performing resin injection molding, there is a difference in cooling / solidification time of molten resin injected and filled in a cavity between a thick portion and a thin portion of a molded product. There has been a problem that a sink occurs in a meat portion. Recently, an injection molding method has been proposed which solves the problem of the sink (Japanese Patent Laid-Open No. 5-16177). This injection molding method
As shown in the mold 1 in FIG. 3, a void insertion pin 2 is erected at a position corresponding to a thick portion of a molded product, and after the resin is injected and filled into the cavity 3, the void insertion pin 2 is formed.
This is a method of forming a void in the resin by injecting air from the inside, and suppressing the shrinkage of the resin due to the negative pressure when the resin is solidified by the growth of the void. [0003] Recently, elastomers are used for many electric appliances and communication devices such as operation buttons arranged on a remote control of a television and operation buttons of a mobile phone.
And when such an elastomer is manufactured by the injection molding method, since the problem of sink occurs in the thick portion as described above, the above-described injection molding method is an effective molding means even in the injection molding of the elastomer. It is considered. [0004] However, when an elastomer is produced by an injection molding method, the temperature control is more difficult than when the elastomer is molded by other thermoplastic resin, and the following problems are caused. Tends to occur. That is, when the elastomer is molded, the temperature range when the molten polymer material is injected and filled into the cavity is very narrow as compared with other cases. Therefore, in addition to difficult temperature control during injection, even if the molten polymer material is injected within a predetermined temperature range, the temperature rises when passing through the gate for injection into the cavity, There is a problem that a large amount of gas is generated from the polymer material. In such a case, resin scorching, gas sinking, deformation, or the like may occur, or a large amount of generated gas may remain as dirt on the surface of the molded product, resulting in deterioration of the appearance quality of the molded product. On the other hand, when the injection temperature of the molten polymer material is lowered and injected into the cavity in order to prevent the adverse effects at high temperatures, the generation of a large amount of gas due to the rapid rise in temperature of the molten polymer material is suppressed. Although it can be performed, the flow of the molten polymer material in the cavity is slowed, so-called insufficient filling or weld line occurs, resulting in impaired appearance quality of the molded product. Accordingly, the present invention utilizes the above-described injection molding method for forming voids to prevent the quality and defects of the elastomer molded product, and to use the above-described void insertion pin when injection-filling a molten polymer material. By utilizing the inside of the cavity to suction and releasing the gas generated from the molten polymer material from the cavity, the gas is prevented from stagnating, the flow of the molten polymer material in the cavity is improved, and resin burns and molded products An object of the present invention is to eliminate surface dirt and improve the appearance quality of an elastomer molded product. [0007] That is, according to the injection molding method for an elastomer molded article according to the present invention, the molten polymer is injected and filled into a cavity in which a void insertion pin is installed. A gas generated from the material is sucked through the void insertion pin, and a pressurized gas is injected through the void insertion pin immediately after the filling of the molten polymer material is completed. When the molten polymer is injected and filled into the cavity at the same time, the inside of the cavity is sucked through the void insertion pin, and the high temperature gas generated by the rise in the temperature of the molten polymer is passed through the void insertion pin. Discharged outside,
Prevent stagnation of hot gas in the cavity. As a result, the temperature rise inside the cavity can be suppressed, and at the same time, the molten polymer material can easily flow in the cavity even at a low injection pressure, so that every corner in the cavity is quickly filled. Although the suction force varies depending on the size of the cavity and the amount of gas generated due to the difference in the type of the molten polymer material, a relatively small suction force is sufficient. In most cases, about -700 mmHg is sufficient. Immediately after the molten polymer material is injected and filled into every corner of the cavity, pressurized gas is injected through the void insertion pin. At this time, the pressurized gas breaks through the skin layer of the molten polymer material being formed at the tip of the void insertion pin, and inserts microbubbles into the molten polymer material to form void nuclei serving as nuclei for void growth. Once the void nucleus is formed, even if the injection of the pressurized gas is stopped, the volume shrinkage force accompanying the cooling and solidification of the surrounding molten polymer material is concentrated on the void nucleus. Therefore, the voids generated using the void nuclei as seeds continue to grow to a size large enough to prevent sink marks while absorbing the volume shrinkage force one after another. As a result, the sink control effect extends not only around the void insertion pin but also to the entire thick portion. At this time, if the injection of the pressurized gas is continued, the volume shrinkage of the molten polymer material and the pressure of the pressurized gas are synergistic to promote the growth of voids, and not only the thick portion but also the peripheral thin portion and the adjacent thick portion. It is also possible to suppress sink marks in the meat portion. The pressure of the pressurized gas for forming voids may be relatively low, and in most cases, pressurization of 10 kg / cm 2 or less is sufficient. As the type of the pressurized gas, nitrogen, air, or the like is used at normal temperature. In the present invention, the type of the elastomer to be injection-molded is not particularly limited, and most elastomers such as PVC, styrene, olefin, urethane, polyester, and polyamide are applicable. Next, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. First, the arrangement of the void insertion pins installed in the mold is the same as that of the conventional example shown in FIG. 3. In the case where the cavity 3 is large and suction is insufficient from one location, or the size of the thick portion is large. In the case where only one void is not enough to absorb the shrinkage of the entire thick part, FIG.
As shown in the figure, a plurality of void insertion pins 2 at appropriate distances
It is desirable to install. For example, as shown in FIG. 4, the void insertion pin 2 is inserted into a through-hole 4 opened in the mold 1, and is installed with its tip protruding into the cavity 3. The through hole 4 includes a large diameter portion 5 and a small diameter portion 6, and a difference is provided in an annular space formed between the through hole 4 and the outer peripheral surface of the void insertion pin 2. An air pipe 7 for sucking or pressurizing the inside of the cavity 3 is provided at the rear end of the void insertion pin 2.
Is connected. FIG. 1 is a system diagram of an air pipe 7 connected to the void insertion pin 2 of the mold 1. As shown in FIG. In the system diagram according to this embodiment, an air pipe 7 in which an intake valve 8, a pressure valve 9, and an exhaust valve 10 are connected in parallel to the void insertion pin 2 is provided. A vacuum pump 11 is connected to the intake valve 8.
By controlling 1, the suction force of the cavity 3 can be adjusted. On the other hand, a regulator 12 and a pressure increasing valve 13 are connected in series to the pressurizing valve 9, and air supplied from an air source 14 is supplied to the regulator 12 and the pressure increasing valve 1.
The pressure is adjusted by 3. Note that a check valve 15 for preventing backflow is connected to the exhaust valve 10. FIG. 2 is a timing chart showing the opening and closing times of the valves 8, 9, and 10 connected to the void insertion pin 2. As shown in FIG. First, when a mold clamping signal is output by fixing the fixed mold and the movable mold of the mold 1, the intake valve 8 is switched and opened, and the operation of the vacuum pump 11 causes the cavity 3 to be opened via the void insertion pin 2. Begins to be sucked. Immediately after the suction is started, an injection signal is output, and the molten polymer material is injected and filled in the cavity 3.
Since the suction in the cavity 3 by the intake valve 8 is continued while the molten polymer is injected and filled, the gas generated from the molten polymer is effectively sucked and stays in the cavity 3. Therefore, the flow of the molten polymer material in the cavity 3 is improved. On the other hand, the timer 1 operates simultaneously with the output of the molten polymer material injection signal, and counts the injection filling time of the molten polymer material. After counting for a predetermined time, the intake valve 8 is switched again and closed. At the same time, the pressure valve 9 is opened and the regulator 1 is opened.
2 and the pressurized gas adjusted by the pressure increasing valve 13 are injected into the cavity 3 from the tip of the void insertion pin 2. The opening time of the pressurizing valve 9 is controlled by the timer 2, and after a lapse of a predetermined time, the pressurizing valve 9 is closed and the injection of the pressurized gas is stopped. Finally, the exhaust valve 10 is opened, and the residual air in the void is naturally exhausted. Next, a process for producing an elastomer molded article by the above-described injection molding method will be specifically described. A polymer material as an elastomer material is injected into the cavity 3 of the mold 1 in a molten state from an injection molding machine via a gate to fill the cavity 3. During the injection, the gas generated from the molten polymer is sucked and exhausted by sucking the inside of the cavity 3 through the void insertion pin 2, thereby suppressing the temperature rise of the molten polymer. When the filling of the molten polymer material is completed, pressurized gas is immediately injected through the void insertion pin 2. The pressurized gas concentrates on the tip of the void insertion pin 2 while peeling off the void insertion pin 2 and the surface skin layer of the molten polymer material. When the molten polymer material is cooled and volume contraction starts, the surface skin layer at the tip of the void insertion pin 2 is broken by the pressure of the pressurized gas. At this time, if the void insertion pin 2 has a sharp tip, the thinner the skin layer is, the thinner the skin layer is at the tip of the pin. A hole is formed. Pressurized gas is sent as microbubbles into the molten polymer material, and void nuclei serving as seeds for void growth are formed. The supply of the pressurized gas from the pressurizing valve 9 is stopped at this point. Next, the remaining gas pressure is discharged to the atmosphere by opening the exhaust valve 10. As the cooling step proceeds, the void nuclei are sucked by the volume shrinkage force accompanying cooling and solidification of the surrounding molten polymer material, and gradually grow into voids. At this time, the voids continue to grow in the direction of the molten polymer material whose cooling and solidification is delayed. When the cooling step is completed, the mold 1 is opened and the elastomer molded product is taken out. The obtained elastomer molded product is free from surface resin burns and surface stains due to gas traces.
There is no sink mark on the surface, and the surface has excellent surface properties with the appearance obtained by completely transferring the cavity shape. Next, an embodiment in which an elastomer button is molded by the above-described injection molding method according to the present invention will be described.
This elastomer button is a polyester-based grease E
(Dainippon Ink Co., Ltd.) is used as a resin material, and has a rectangular parallelepiped shape of 13 × 5 × 12 (mm) in height, width, and height, and is formed by taking 10 pieces. While maintaining the mold temperature at about 40 ° C., the resin material is injected for about 3 seconds, and at the same time, the inside of the cavity is suctioned at −700 mmHg. At the same time as the end of the injection of the resin material, the suction in the cavity is stopped, and the mold is naturally cooled for about 15 seconds. During this cooling, pressurized air adjusted to 12 kg / cm 2 is fed into the cavity. After the cooling step and the feeding of the pressurized air are completed, the exhaust valve 10
To release the gas remaining in the cavity to the atmosphere. The thus formed elastomeric button is
When compared with a resin molded button of the same shape molded by an injection molding method other than the present invention, no dirt on the surface or sink marks on the surface due to gas traces were observed at all. As described above, according to the injection molding method for an elastomer molded product according to the present invention, a molten polymer material is injected and filled using a void insertion pin for forming a void. In this case, the inside of the cavity is sucked using the above-mentioned void insertion pin, and the gas generated from the molten polymer material is forcibly released from the inside of the cavity. The rise can be suppressed and the gas can be prevented from staying in the cavity. As a result, the temperature control at the time of injection of the molten polymer material can be easily performed, and the surface of the elastomer molded product can be burnt or the surface can be damaged by gas. By removing the stain, the appearance quality of the elastomer molded product could be improved.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るエラストマ成形品の射出成形法の
空気配管系統図である。 【図2】バルブ切替えのタイミングチャート図である。 【図3】ボイド挿入ピンを用いた射出成形金型の断面図
である。 【図4】ボイド挿入ピンの構造図である。 【符号の説明】 1 金型 2 ボイド挿入ピン 3 キャビティ 7 空気配管
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an air piping system diagram of an injection molding method for an elastomer molded product according to the present invention. FIG. 2 is a timing chart of valve switching. FIG. 3 is a cross-sectional view of an injection mold using a void insertion pin. FIG. 4 is a structural view of a void insertion pin. [Description of Signs] 1 Mold 2 Void insertion pin 3 Cavity 7 Air piping

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボイド挿入ピンを設置したキャビティ内
に溶融高分子材を射出充填する間、該溶融高分子材から
発生するガスを前記ボイド挿入ピンを介して吸引する一
方、前記溶融高分子材の充填完了直後には前記ボイド挿
入ピンを介して加圧ガスを注入することを特徴とするエ
ラストマ成形品の射出成形法。
(57) Claims 1. During injection filling of a molten polymer material into a cavity in which a void insertion pin is installed, gas generated from the molten polymer material is passed through the void insertion pin. Injection molding of an elastomer molded article, wherein a pressurized gas is injected through the void insertion pin immediately after the suction is completed and the filling of the molten polymer material is completed.
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