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JP3474814B2 - セルロース系繊維及び/又は蛋白質繊維のインクジェット捺染用処理剤、捺染用布帛及び捺染方法 - Google Patents

セルロース系繊維及び/又は蛋白質繊維のインクジェット捺染用処理剤、捺染用布帛及び捺染方法

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JP3474814B2
JP3474814B2 JP27591599A JP27591599A JP3474814B2 JP 3474814 B2 JP3474814 B2 JP 3474814B2 JP 27591599 A JP27591599 A JP 27591599A JP 27591599 A JP27591599 A JP 27591599A JP 3474814 B2 JP3474814 B2 JP 3474814B2
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孝行 速水
和義 森本
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カネボウ株式会社
カネボウ繊維株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルロース系繊維
及び/又は蛋白質繊維の両者にインクジェット方式での
捺染を施すことを可能にする前処理剤、前処理布、及び
これらを用いた捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に図柄を印捺する方法として
は、スクリーン捺染法,ローラ捺染法,ロータリースク
リーン捺染法,転写捺染法等が用いられてきたが、図柄
の変更毎にスクリーン枠,彫刻ローラ,転写紙等を用意
する必要があり、これらスクリーン枠,彫刻ローラ,転
写紙の作成はかなり高価であるため、かなりのロットを
生産しなれば不経済であるという問題点とともに、ファ
ッションの多様化に迅速に対応出来ないという欠点を有
していた。
【0003】これらの欠点を解決するために、スキャナ
ーで見本を読み取り、コンピュータで画像処理を行い、
その結果をインクジェット方式で印捺する技術が開発さ
れてきたが、これ等は被捺染物を紙に限定していたた
め、布帛に適用した場合に滲みが著しく発色性に劣ると
いう問題があり、問題の解決が望まれていた。
【0004】さらに、通常、浸染やスクリーン捺染の場
合、セルロース系繊維には反応性染料が、また蛋白質繊
維には酸性染料が広く用いられてきたが、インクジェッ
ト捺染の場合、染料が異なると各種条件設定の調整作業
が煩雑化し生産性の低下につながるため、可能な限り少
ない処理剤や処理条件で捺染し得る方法、具体的には反
応性染料を用いてセルロース系繊維及び蛋白質繊維の両
者をインクジェット捺染するための前処理方の確立が望
まれていた。
【0005】従来、滲みを防止する方法としては、撥水
剤を使用する方法(特開昭60−99081)、水溶性
高分子を使用する方法(特開昭61−55277)、特
定の粘性の染料インクを使用する方法(特開昭62−1
01699)、また水不溶性吸水性樹脂及びポリオキシ
アルキレン型非イオン系界面活性剤を使用する方法(特
開平8−81887)等が開示されているが、これらの
場合、滲み防止効果が不十分であり、また発色が悪く、
さらには布帛の、染料インクが付着した箇所の風合いが
劣化するという問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みなされたものであって、滲みの発生が抑制され、
また発色性に優れて、捺染柄が鮮明であり、かつ風合い
の優れた被捺染布帛を得るための、インクジェット捺染
用処理剤、及びこれを付与したインクジェット捺染用布
帛、さらには上記課題を解決するインクジェット捺染方
法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願発明は以下の構成をとる。
【0008】まず、第一の発明は、水溶性金属塩、ヒド
ロトロープ剤、ポリエチレン化合物エマルジョン、イン
クジェット捺染後の発色工程の際のpHを8〜9にする
ようなpH調整剤、及びポリオキシエチレングリコール
エーテルを含有することを特徴とする、インクジェット
捺染用処理剤である。
【0009】次に、第二番目の発明は、セルロース系繊
維または蛋白質繊維からなる布帛であって、上記第一番
目の発明の処理剤が付与されていることを特徴とするイ
ンクジェット捺染用布帛である。
【0010】そして最後に、第三番目の発明は、上記第
一番目の発明に記載の処理剤を用いた方法であって、具
体的には、セルロース系繊維布帛,蛋白質繊維布帛、ま
たは両者の混用布帛に、上記第一番目の発明に記載の処
理剤を付与して乾燥せしめた後、反応性染料を用いてイ
ンクジェット方式にて上記布帛を捺染し、次いで該布帛
を乾燥せしめ、その後pH8〜9にて熱処理することを
特徴とするインクジェット捺染方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】(布帛)本発明において使用され
る布帛は、綿,レーヨン,テンセル(コートルズ・ファ
イバーズ・ホールディングス・リミテッド社の登録商
標)等のセルロース系繊維、及び羊毛等の獣毛繊維や絹
等といった蛋白質繊維からなるものであって、上記繊維
それぞれの単独、または二つ以上の繊維の混紡,交織,
交編等によりなるものである。また、布帛としては織
物,編物,不織布等の形態のものが挙げられる。
【0012】(処理剤)上記の様に、本発明におけるイ
ンクジェット捺染用処理剤(以下、処理剤という)は、
水溶性金属塩、ヒドロトロープ剤、ポリエチレン化合物
エマルジョン、pH調整剤、及びポリオキシエチレング
リコールエーテルを含有するものであり、これらを水等
で適宜希釈して用いるものである。
【0013】(水溶性金属塩)上記水溶性金属塩として
は、ボウ硝,食塩等が挙げられ、布帛と染料インクとの
親和性を改善することによって染着性を向上せしめ、そ
の結果濃染化を実現し、さらには布帛への染着性の向上
によって染料の拡散を防止し、滲み防止効果を得るもの
である。
【0014】なお、上記水溶性金属塩は、布帛に対し
2.0〜7.0重量%付着する様使用することが好適で
ある。水溶性金属塩の使用量が2.0重量%未満である
と染料と布帛との親和性が十分に向上しないので所望の
濃度及び滲み防止効果が得られず、また7.0重量%を
越えると、滲みやすく発色が安定しないといった問題が
あるためである。
【0015】(ヒドロトロープ剤)次に、ヒドロトロー
プ剤としては、尿素,チオ尿素,ジエチレングリコー
ル,グリセリン等が挙げられ、インクジェット捺染後の
熱処理工程に供給する際、雰囲気中に最適な湿潤性を与
え、染料の発色固着を促進させるものである。
【0016】該ヒドロトロープ剤は、布帛に対し5.0
〜20.0重量%付着する様使用が好適である。上記使
用量が5.0重量%未満の場合は、発色工程の際に水分
量が不十分となるため満足な発色性が得られず、また2
0.0重量%を越えて用いると、発色ブリードの発生及
び浸透による濃度低下という問題がある。
【0017】(ポリエチレン化合物エマルジョン)さら
に、上記ポリエチレン化合物エマルジョンは、水にポリ
エチレン化合物を界面活性剤と共に配合し、乳化せしめ
たものであって、布帛の厚み方向及び面方向への染料の
浸透を抑制することを目的とするものである。該ポリエ
チレン化合物エマルジョンによって、滲みが抑制される
様になると同時に、染料の浸透、すなわち拡散が抑えら
れ、その結果、濃色かつ鮮明な発色が得られるようにな
るのである。。
【0018】特に、上記ポリエチレン化合物エマルジョ
ンの中でも、柔軟剤としての効果を有するものが最適で
あり、具体的な製品の例としては、ファインテックスP
EN(大日本インキ工業株式会社製),ヨドゾールPE
400(日本エヌエスシー株式会社製),サンマリナー
S712(日華化学株式会社製)、あるいはその他には
ポリプロピレン系化合物等が好適である。この様な、柔
軟性を有するポリエチレン化合物エマルジョンによっ
て、滲みを防止せしめると共に風合いを向上せしめ、そ
して布帛の折れ皺の発生の減少を実現することが可能に
なるのである。
【0019】上記のポリエチレン化合物エマルジョン中
におけるポリエチレン化合物の含有率は、2.0〜2
0.0重量%が好適であり、さらに、布帛に対する上記
エマルジョンの付着量は、20.0〜75.0重量%と
することが好ましい。すなわち、布帛に対するポリエチ
レン化合物の付着量を、0.4〜15.0重量%とする
のである。
【0020】このとき、布帛に対するポリエチレン化合
物の含有量が0.4重量%未満であると、満足な滲み防
止効果及び風合いの柔軟効果が得られないため、捺染品
位が悪く、皺の付きやすい製品となり、また15.0重
量%を越えて用いると、風合いの効果,変褪色及び発色
不良という問題の発生の原因となるためである。
【0021】(pH調整剤) 次に、本発明の処理剤には、pH調整剤を使用する。具
体的には、重曹,ソーダ灰等のアルカリ剤を使用するこ
とが可能であり、これによって、発色工程の際のpHを
8〜9に調整するのである。そのためには、布帛への上
記pH調整剤の付着量を0.5〜5.0重量%とする。
【0022】(ポリオキシエチレングリコールエーテ
ル)そして、さらにポリオキシエチレングリコールエー
テルは、これを加えることにより、捺染工程にて染料を
付与した際の、布帛上での染料の溶解性を向上せしめる
ともに、蒸気から吸湿して発色性の向上を可能にするも
のである。特に、このポリオキシエチレングリコールエ
ーテルの場合、発色温度の多少の振れにも対応可能であ
るため、わずかな温度設定の誤差であれば発色に支障を
来すことはなく、発色の安定に大きく作用するのであ
る。
【0023】(インクジェット捺染用布帛)以上の様
に、水溶性金属塩、ヒドロトロープ剤、ポリエチレン化
合物エマルジョン、pH調整剤、及びポリオキシエチレ
ングリコールエーテルを用い、これらを水等で希釈して
インクジェット捺染用処理剤とすることを詳述したが、
該処理剤をパッドニップ法,スプレー法,コーティング
法,キスロール法等によって布帛に付与した後、乾燥せ
しめることにより、第二の発明に記載のインクジェット
捺染用布帛とするのである。
【0024】(インクジェット捺染方法)上記の如く、
インクジェット捺染用処理剤を布帛に付与し、前処理済
の布帛とした後、該布帛をインクジェット方式にて捺染
する。この捺染工程において使用するインクジェット方
式としては、ノズル内に発熱抵抗素子を埋め込み、その
発熱によりインクを沸騰せしめ、その泡の圧力によりイ
ンクを吐出せしめるバブルジェット方式、圧電素子に電
気信号を加えて変形させインク室の体積変化を励起して
インク粒子を吐出せしめるパルスジェット方式、超音波
振動しているノズルからインクを加圧連続噴射させて粒
子化せしめ、粒子を荷電量に制御一定電解中を通過偏向
させ、記録,非記録粒子に分けて記録する荷電制御方式
等が例示される。
【0025】こうして捺染工程を経た後、上記布帛を乾
燥せしめ、次いで発色工程に供給し、湿熱中にて染料を
固着・反応せしめて製品とするのである。このとき、上
述の様に、pHを8〜9に調整することが肝要であり、
ここでpHが8未満であると反応性染料の固着・反応が
不十分で発色が悪くなり、また9を越えると繊維が加水
分解し、脆化の原因となる。
【0026】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0027】(実施例1)まず、セルロース系繊維とし
て綿100%を用い、経40番手,横40番手(英式綿
番手)からなる紡績糸により、目付120g/m2の平
織物を製織した後、該織物を常法にて毛焼き,糊抜き,
精練,漂白の処理を行った。
【0028】次いで、上記布帛に下記の処方の処理剤
を、パッドニップ法によりピックアップ率70%となる
よう付与し、その後乾燥せしめた。
【0029】 処方(1) ボウ硝(水溶性金属塩) 2.5重量% 尿素(ヒドロトロープ剤) 10.0重量% ファインテックスPEN(ポリエチレン化合物エマルジョン) 5.0重量% 重曹(pH調整剤) 2.0重量% ポリオキシエチレングリコールエーテル 2.0重量% 水 78.5重量% ───────────────────────────────── 100.0重量%
【0030】次に、下記の4種類の反応性染料含有イン
クをバブルジェット方式のインクジェット捺染装置に搭
載して、360ドット/インチで上記の布帛に対し連続
的に印捺し、次いで乾燥せしめ、さらに91%Rhの蒸
気中、20分間×104℃の条件下で熱処理を行った
後、洗浄,乾燥し、実施例1の製品とした。
【0031】 (1)C.I.Reactive Yellow 2 20.0重量% 水 80.0重量% (2)C.I.Reactive Red 24 20.0重量% 水 80.0重量% (3)C.I.Reactive Blue 49 20.0重量% 水 80.0重量% (4)C.I.Reactive Black 1 20.0重量% 水 80.0重量%
【0032】(実施例2)続いて、蛋白質繊維として絹
100%を用い、経21d,横21dの絹糸により、目
付97g/m2の平織物を製織した後、該織物を常法に
て毛焼き,糊抜き,精練,漂白の処理を行い、次いで上
記布帛に実施例1と同様の処方の処理剤をパッドニップ
法によりピックアップ率70%となるよう付与した後乾
燥せしめ、さらに実施例1と同様の方法・条件で捺染を
行い、実施例2の製品とした。
【0033】(実施例3)次に、綿41%と絹59%か
らなる混紡糸を用いて目付141g/m2の平織物を製
織した後、該織物を常法にて毛焼き,糊抜き,精練,漂
白の処理を行い、次いで上記布帛に実施例1と同様の処
方の処理剤をパッドニップ法によりピックアップ率70
%となるよう付与した後乾燥せしめ、さらに実施例1と
同様の方法・条件で捺染を行い、実施例3の製品とし
た。
【0034】(比較例1)実施例1と同様の綿100%
未加工布に、下記の処方の処理剤を、パッドニップ法に
よりピックアップ率70%となるよう付与し、その後乾
燥せしめた。続いて、実施例1と同様の方法・条件で捺
染を行い、比較例1の製品とした。
【0035】 処方(2) スミフルオイルE21 0.3重量% (住友化学工業株式会社製フッ素系撥水剤) 炭酸ナトリウム(固着反応剤) 2.0重量% 水 97.7重量% ───────────────────────────────── 100.0重量%
【0036】(比較例2)実施例1と同様の綿100%
未加工布に、下記の処方の処理剤を、パッドニップ法に
よりピックアップ率70%となるよう付与し、その後乾
燥せしめた。続いて、実施例1と同様の方法・条件で捺
染を行い、比較例2の製品とした。
【0037】 処方(3) アクアキープSA60S 3.0重量% (住友精化株式会社製アクリル系水不溶性吸水性樹脂) ペグノールL−6 3.0重量% (東邦化学工業社製ポリオキシアルキレン型非イオン系界面活性剤) エチレングリコール(溶剤) 5.0重量% 水 89.0重量% ───────────────────────────────── 100.0重量% (比較例3)実施例1と同様の綿100%未加工布に、
下記の処方の処理剤を、パッドニップ法によりピックア
ップ率70%となるよう付与し、その後乾燥せしめた。
続いて、実施例1と同様の方法・条件で捺染を行い、比
較例3の製品とした。
【0038】 処方(2) カルボキシメチルセルロース(糊剤) 2.0重量% 炭酸ナトリウム(固着反応剤) 2.0重量% 水 96.0重量% ───────────────────────────────── 100.0重量%
【0039】以上の様にして得た、実施例1〜3及び比
較例1,2の被捺染布帛について、専門検査員の肉眼観
察により、滲み及び発色性を評価した。以下表1に、そ
の結果を示す。なお、表1の評価は下記の通りである。
【0040】(滲み) ◎:滲みなし ○:わずかに滲み有り △:滲み有り ×:滲みが顕著
【0041】(発色性) ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0042】
【表1】
【0043】以上の結果より明らかな様に、本発明の構
成により得られた捺染布帛は滲みがなく、かつ発色も良
好で、非常に優れた捺染品位であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、滲みがなく発色性に優
れた、セルロース系繊維布帛,蛋白質繊維布帛、または
セルロース系繊維と蛋白質繊維の混紡,交織,交編によ
る布帛が得られるようになるので、様々な分野において
高品質なプリント品を提供することが可能となり、ファ
ッションの分野においても嗜好の多様化に即応できるよ
うになるという効果を奏する。さらには、性質の異なる
セルロース系繊維と蛋白質繊維を同じ方法で処理できる
様になるので、生産性が向上するという効果をも奏す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06P 5/00 112 D06P 5/00 112 B41J 2/01 B41M 5/00 A B41M 5/00 B D06M 13/432 D06M 13/432 15/227 15/227 D06P 3/10 D06P 3/10 3/14 Z 3/14 3/66 Z 3/66 3/82 C 3/82 5/20 C 5/20 D06M 101:10 // D06M 101:10 B41J 3/04 101Y (56)参考文献 特開 平11−247076(JP,A) 特開 平10−183481(JP,A) 特開 平9−67783(JP,A) 特開2000−110084(JP,A) 特開2000−226780(JP,A) 特開2001−98469(JP,A) 特開2000−327976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06P 5/00 102 - 104 D06P 5/00 111

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性金属塩、ヒドロトロープ剤、ポリ
    エチレン化合物エマルジョン、インクジェット捺染後の
    発色工程の際のpHを8〜9にするようなpH調整剤、
    及びポリオキシエチレングリコールエーテルを含有する
    ことを特徴とするインクジェット捺染用処理剤。
  2. 【請求項2】 セルロース系繊維及び/又は蛋白質繊維
    からなる布帛であって、上記請求項1に記載の処理剤が
    付与されていることを特徴とするインクジェット捺染用
    布帛。
  3. 【請求項3】 セルロース系繊維布帛,蛋白質繊維布
    帛、または両者の混用布帛に、上記請求項1に記載の処
    理剤を付与して乾燥せしめた後、反応性染料を用いてイ
    ンクジェット方式にて上記布帛に捺染し、次いで該布帛
    を乾燥せしめ、その後pH8〜9にて熱処理することを
    特徴とするインクジェット捺染方法。
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