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JP3468177B2 - 移動体無線通信システム、無線通信ゲートウェイサーバ装置、位置情報算出システム、その方法及び記録媒体 - Google Patents

移動体無線通信システム、無線通信ゲートウェイサーバ装置、位置情報算出システム、その方法及び記録媒体

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Publication number
JP3468177B2
JP3468177B2 JP30780599A JP30780599A JP3468177B2 JP 3468177 B2 JP3468177 B2 JP 3468177B2 JP 30780599 A JP30780599 A JP 30780599A JP 30780599 A JP30780599 A JP 30780599A JP 3468177 B2 JP3468177 B2 JP 3468177B2
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JP
Japan
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information
mobile terminal
wireless communication
server device
access point
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Application number
JP30780599A
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英博 松本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP30780599A priority Critical patent/JP3468177B2/ja
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Priority to CNB001302140A priority patent/CN1148078C/zh
Priority to GB0026358A priority patent/GB2360423B/en
Publication of JP2001127803A publication Critical patent/JP2001127803A/ja
Priority to HK01106683A priority patent/HK1037444A1/xx
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Publication of JP3468177B2 publication Critical patent/JP3468177B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/22Performing reselection for specific purposes for handling the traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末により無
線通信回線を介してネットワーク上に存在する情報源サ
ーバ装置にアクセスする移動体通信システムに関し、特
に、携帯端末による情報源サーバ装置へのアクセスにか
かる時間を短縮する移動体通信システム、、無線通信ゲ
ートウェイサーバ装置、位置情報算出システム、そのシ
ステムにおける接続時間削減方法、及び接続時間削減プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末によりネットワーク(特
に、インターネット)上に存在する情報源サーバ装置に
アクセスして、ネットワークから情報を取り出す機能が
提案されている。
【0003】図9に、この携帯端末よりネットワーク上
に存在する情報源サーバ装置にアクセスするためのシス
テム構成の一例を示す。
【0004】図9に示されるように、携帯端末20から
ネットワークにアクセスするためには、無線通信ゲート
ウェイサーバ装置24と呼ばれる専用のサーバ装置をネ
ットワークへのアクセスポイントに設置する。
【0005】この無線通信ゲートウェイサーバ装置24
と、携帯端末20との間は無線通信回線で結ばれてお
り、その無線通信回線による通信には、例えば、無線及
び携帯端末の特性に最適化されたWAP(Wireless App
lication Protocol )と呼ばれる通信プロトコルにより
通信が行われる。また、ネットワーク上の情報源サーバ
装置26と無線通信ゲートウェイサーバ装置24との間
では、このネットワークの標準プロトコル[例えば、イ
ンターネットであれば、インターネット標準プロトコル
{例えば、HTTP(Hyper-Text Transfer Protoco
l), TCP(Transmission Control Protocol )}]
に基づいた通信が行われている。
【0006】無線通信ゲートウェイサーバ装置24に
は、無線通信回線での通信プロトコルと、情報源サーバ
装置26が存在するネットワークでの標準プロトコルの
間のプロトコル変換や、データ変換機能、例えば、ネッ
トワーク上の情報源サーバ装置26に保持された情報が
HTML(Hypertext Markup Language )形式で書かれ
た文書であった場合に、このHTML形式の文書をWA
Pで用いられるWML(Wireless Application Languag
e) 形式の文書に変換する機能や、ネットワーク上の情
報源サーバ装置Sに保持された文書が例えば、テキスト
形式のWML文書であった場合、バイナリ形式に変換し
てデータを圧縮する機能を備えている。
【0007】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置2
4は、図9に示されるようにバッファメモリエミュレー
タ25を有し、無線データ通信網の帯域幅や遅延量、無
線通信回線の断続によって生じる通信状態の不安定さを
解消するために、このバッファメモリエミュレータ25
で情報源サーバ装置から送られたデータを一時的に蓄積
し、携帯端末のバッファメモリの状態を監視して、当該
バッファメモリからデータが溢れないように制御しなが
ら、携帯端末にデータを送信している。
【0008】また、携帯端末は、自由に移動することが
可能であるため、携帯端末自身が今現在どのエリアに存
在しているのかを常にシステム側(交換局)に通知して
おく必要がある(この機能を位置登録と呼ぶ)。
【0009】以下に、位置登録の方法について説明す
る。図示しない基地局からは位置登録エリアを示すエリ
ア番号が、無線により常時通知されている。携帯端末2
0は、自端末に記憶されているエリア番号と、通知され
たエリア番号とを常時参照し、これらのエリア番号が不
一致となった時に、位置登録信号を基地局を介して交換
機に送信する。交換機では、携帯端末より送られた位置
登録信号を回線設定可能な位置情報に変換して、位置情
報データベース23に登録する。これにより、システム
側が携帯端末20の新たな位置を認識することができ
る。従って、例えば、この携帯端末にアクセスがあった
場合には、交換機22は、携帯端末の番号情報を位置情
報データベース23に送信し、位置情報データベース2
3から返送される、番号情報からその携帯端末がどの位
置にいるのかを表す情報により、所望の携帯端末との呼
を結ぶことができる。
【0010】次に、上記構成の移動体通信システムにお
ける、携帯端末20からネットワーク上の情報源サーバ
装置26へのアクセス方法について説明する。まず、携
帯端末20の電源が入力されると、最寄りの基地局を介
して携帯端末20の位置情報が位置情報データベース2
3に登録される。次に、この携帯端末20により、予め
登録されたアクセスポイントの電話番号に発呼がなされ
ることにより、このアクセスポイントを抱える無線通信
ゲートウェイサーバ装置24との呼が設けられる。
【0011】また、携帯端末20からの情報源サーバ装
置26へのアクセス要求は、適当な無線データプロトコ
ル、例えば、HTTPやWAPで無線通信ゲートウェイ
サーバ装置に通知され、例えば、URL(Uniform Reso
urce Locator)で情報源サーバ装置を選択して指定する
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の移動体通信システムにおいて、携帯端末により
ネットワーク上に存在する情報源サーバ装置にアクセス
する際には、携帯端末に割り当てられ、登録されている
唯一のアクセスポイントの電話番号に電話を掛け、この
アクスポイントよりネットワークにアクセスしなければ
ならなかった。従って、もし、このアクセスポイントに
輻輳が生じた場合、携帯端末の利用者は、しばらく時間
をおいてから再度アクセスポイントに電話を掛け直さな
ければならなかった。また、時間をおいたからといって
必ずネットワークにアクセスすることができる訳ではな
かった。
【0013】また、利用者の需要が当該無線通信ゲート
ウェイサーバ装置と携帯端末とが通信を行う際に利用す
るアクセスポイントに収容できる端末数以上(輻輳状
態)になったとき、利用者の接続待ち時間を削減するた
めに、携帯端末が利用するアクセスポイントを別に設定
する必要がある。このとき、直前の無線通信ゲートウェ
イサーバ装置内にあるバッファメモリの監視処理を初期
化しなければならない。従って、利用者は初期化に必要
な時間と別のアクセスポイントに接続する時間によって
待たされることになる。
【0014】また、携帯端末の移動やアクセスポイント
の輻輳によって直前まで利用していた無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置に接続できない場合、別のアクセスポイ
ントと無線通信ゲートウェイサーバ装置に接続するが、
その場合もバッファメモリの監視処理は初期化する必要
がある。この場合は上述した遅延時間に加えて、無線通
信ゲートウェイサーバ装置の切り替え時間が加わり利用
者を待たせることとなる。利用者を待たせることは、通
信回線の資源の無駄を生じるばかりか、時間による通信
料やサービス課金が行われているときには利用者に経済
的な負担を強いることとなる。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、携帯端末によるネットワーク上に存在する情報源
サーバ装置へのアクセス時間を短縮させることができる
移動体通信システム、、無線通信ゲートウェイサーバ装
置、位置情報算出システム、そのシステムにおける接続
時間削減方法、及び接続時間削減プログラムを記録した
記録媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、無線通信回線を介して通信
を行う携帯端末と、ネットワーク上に存在し、情報を記
憶した情報源サーバ装置と、ネットワーク上に存在し、
携帯端末から出された情報の取得要求に従って、情報源
サーバ装置から転送された情報を一時的に記憶手段に蓄
積し、携帯端末の記憶手段の状態を監視して、記憶手段
から情報が溢れないように制御しながら携帯端末に情報
を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装置と、所望の
回線に接続する交換機とを有する移動体無線通信システ
ムであって、無線通信ゲートウェイサーバ装置は、無線
通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、無線通信回線
との接続点であるアクセスポイントに輻輳が生じた場合
に、交換機に、アクセスポイントへのアクセスがあった
際には、他のアクセスポイントへの接続を行うよう指示
し、交換機は、輻輳が生じたアクセスポイントへの発呼
があった際に、指示された他のアクセスポイントへの接
続切り替えを行うことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、無線通信ゲートウェイサーバ装置は、無線
通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアクセスポイン
トに接続された携帯端末に関する情報、及び情報源サー
バ装置から転送され、記憶手段に記憶した情報を、携帯
端末との通信が終了した後も所定の期間保持し、管理す
るアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他のアクセ
スポイントに接続された携帯端末から送信される携帯端
末に関する情報を、所属するアクセスポイントに過去に
接続された携帯端末に関する情報と比較し、それらの情
報が一致した際には、アクセスポイントに接続された携
帯端末に関する情報、及び記憶手段に記憶した情報を用
いて携帯端末との通信を再開することを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、無線通信回線を介
して通信を行う携帯端末と、ネットワーク上に存在し、
情報を記憶した情報源サーバ装置と、ネットワーク上に
存在し、携帯端末から出された情報の取得要求に従っ
て、情報源サーバ装置から転送された情報を一時的に記
憶手段に蓄積し、携帯端末の記憶手段の状態を監視し
て、記憶手段から情報が溢れないように制御しながら携
帯端末に情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装
置と、所望の回線に接続する交換機とを有する移動体無
線通信システムであって、無線通信ゲートウェイサーバ
装置は、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するア
クセスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及
び情報源サーバ装置から転送され、記憶手段に記憶した
情報を、携帯端末との通信が終了した後も所定の期間保
持し、管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際に
は、他のアクセスポイントに接続された携帯端末から送
信される携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポ
イントに過去に接続された携帯端末に関する情報と比較
し、それらの情報が一致した際には、アクセスポイント
に接続された携帯端末に関する情報、及び記憶手段に記
憶した情報を用いて携帯端末との通信を再開することを
特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
何れか一項に記載の発明において、携帯端末からの通知
により、携帯端末の所在を示す位置情報を、携帯端末に
関する情報と共に記憶し、転送された携帯端末に関する
情報により当する携帯端末の位置を割り出す位置情報記
憶装置と、位置情報記憶装置に、無線通信ゲートウェイ
サーバ装置から転送される携帯端末に関する情報を通知
し、位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情報を取
得して、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、
無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに接続
された携帯端末の位置情報を算出する無線テレホニーサ
ーバ装置とを有し、無線通信ゲートウェイサーバ装置
は、管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に
関する情報を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線
テレホニーサーバ装置は、転送された携帯端末に関する
情報を位置情報記憶装置に転送して、携帯端末の位置に
移動があるか否かを検証し、移動がある場合には、その
位置情報から移動前に接続されていた無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置のネットワーク上でのアドレス情報を算
出し、携帯端末に関する情報を送信した無線テレホニー
サーバ装置に算出したアドレス情報を転送することを特
徴とする。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、無線通信ゲートウェイサーバ装置は、管理
するアクセスポイントに接続された携帯端末に関する情
報を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線テレホニ
ーサーバ装置は、位置情報記憶装置に、携帯端末に関す
る情報から携帯端末を識別する識別情報を転送して、位
置情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情報を取
得し、取得した情報と無線通信ゲートから通知された携
帯端末に関する情報とを比較して携帯端末の正当性を検
証することを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明において、位置情報記憶装置は、携帯端末の
ネットワークへのアクセスによって生じるサービス料金
を課金する課金処理手段を有し、無線通信ゲートウェイ
サーバ装置は、管理するアクセスポイントに接続された
携帯端末に関する情報を無線テレホニーサーバ装置に転
送し、無線テレホニーサーバ装置は、転送された携帯端
末に関する情報を位置情報記憶装置に転送して、位置情
報記憶装置から携帯端末の課金状況の確認を行うことを
特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項4から6の
何れか一項に記載の発明において、無線テレホニーサー
バ装置は、ネットワーク上に存在するか、または無線通
信ゲートウェイサーバ装置と専用線で接続されているこ
とを特徴とする。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項3から6の
何れか一項に記載の発明において、無線通信ゲートウェ
イサーバ装置は、無線テレホニーサーバ装置と一定周期
で接続して、所属するアクセスポイントに接続された携
帯端末に関する情報、及びその携帯端末の位置情報の履
歴を把握することを特徴とする。
【0024】請求項9記載の発明は、無線通信回線と、
ネットワーク網との接点に配置され、無線通信回線を利
用する機器と、ネットワーク網上に存在する機器とが通
信を行う際に、無線通信回線に用いられる通信プロトコ
ルと、ネットワーク網で用いられる通信プロトコルとの
プロトコル変換を行う無線通信ゲートウェイサーバ装置
であって、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理す
る、無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに
輻輳が生じた場合には、発呼に含まれる、相手機器番号
により指定された回線に接続する交換機に、無線通信回
線を利用した機器からのアクセスポイントへの接続要求
があった際には、他のアクセスポイントへの接続を行う
ように指示することを特徴とする。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、無線通信ゲートウェイサーバ装置は、無
線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアクセスポイ
ントに接続された機器に関する情報、及びネットワーク
網上に存在する機器から転送された情報を、無線通信回
線を利用する機器との通信が終了した後も所定の期間保
持し、管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際に
は、他のアクセスポイントに接続された無線通信回線を
利用する機器から送信される機器に関する情報を、所属
するアクセスポイントに過去に接続した無線通信回線を
利用する機器に関する情報と比較し、それらの情報が一
致した際には、アクセスポイントに接続された機器に関
する情報、及び記憶した情報を用いて無線通信回線を利
用する機器との通信を再開することを特徴とする。
【0026】請求項11記載の発明は、無線通信回線
と、ネットワーク網との接点に配置され、無線通信回線
を利用する機器と、ネットワーク網上に存在する機器と
が通信を行う際に、無線通信回線に用いられる通信プロ
トコルと、ネットワーク網で用いられる通信プロトコル
とのプロコル変換を行う無線通信ゲートウェイサーバ装
置であって、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理す
る、無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに
接続された機器に関する情報、及びネットワーク網上に
存在する機器から転送された情報を、無線通信回線を利
用する機器との通信が終了した後も所定の期間保持し、
管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
アクセスポイントに接続された無線通信回線を利用する
機器に関する情報を、管理するアクセスポイントに過去
に接続された機器に関する情報と比較し、それらの情報
が一致した際には、アクセスポイントに接続された無線
通信回線を利用する機器に関する情報、及びネットワー
ク網上に存在する機器から転送された情報を用いて無線
通信回線を利用する機器との通信を再開することを特徴
とする。
【0027】請求項12記載の発明は、無線通信回線を
利用する機器からの通知により、機器の所在を示す位置
情報を、機器に関する情報と共に記憶し、転送された機
器に関する情報により当する機器の位置を割り出す位置
情報記憶装置と、位置情報記憶装置に、機器に関する情
報を通知し、位置情報記憶装置からその機器の位置情報
を取得して、無線通信回線との接続点であるアクセスポ
イントに接続された機器の位置情報を算出する無線テレ
ホニーサーバ装置とを有する位置情報算出システムであ
って、無線テレホニーサーバ装置は、無線通信回線を利
用する機器に関する情報を位置情報記憶装置に転送し
て、機器の位置に移動があるか否かを検証し、移動があ
る場合には、その位置情報から無線通信回線を利用する
機器が移動前に接続されていたアクセスポイントを管理
する管理装置のアドレス情報を算出することを特徴とす
る。
【0028】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明において、無線テレホニーサーバ装置は、位置情
報記憶装置に、無線通信回線を利用する機器から通知さ
れる機器に関する情報に含まれる機器の識別情報を転送
して、位置情報記憶装置に記憶された機器に関する情報
を取得し、取得した情報と無線通信ゲートから通知され
た機器に関する情報とを比較して、無線通信回線を利用
する機器の正当性を検証することを特徴とする。
【0029】請求項14記載の発明は、無線通信回線を
介して通信を行う携帯端末と、ネットワーク上に存在
し、情報を記憶した情報源サーバ装置と、ネットワーク
上に存在し、携帯端末から出された情報の取得要求に従
って、情報源サーバ装置から転送された情報を一時的に
記憶手段に蓄積し、携帯端末の記憶手段の状態を監視し
て、記憶手段から情報が溢れないように制御しながら携
帯端末に情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装
置と、所望の回線に接続する交換機と、携帯端末からの
通知により、携帯端末の所在を示す位置情報を、携帯端
末に関する情報と共に記憶し、転送された携帯端末に関
する情報により当する携帯端末の位置を割り出す位置情
報記憶装置と、位置情報記憶装置に、無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置から転送される携帯端末に関する情報を
通知し、位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情報
を取得して、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理す
る、無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに
接続された携帯端末の位置情報を算出する無線テレホニ
ーサーバ装置とを有する移動体無線通信システムにおけ
る接続待ち時間削減方法であって、無線通信ゲートウェ
イサーバ装置において、無線通信ゲートウェイサーバ装
置の管理する、無線通信回線との接続点であるアクセス
ポイントに輻輳が生じた場合に、交換機に他のアクセス
ポイントへの接続を指示するアクセスポイント変更工程
と、交換機において、輻輳が生じたアクセスポイントへ
の発呼があった際に、指示されたアクセスポイントへの
接続切り替えを行う接続切り替え工程とを有することを
特徴とする。
【0030】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の発明において、無線通信ゲートウェイサーバ装置にお
いて、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアク
セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
情報源サーバ装置から転送され、記憶手段に記憶した情
報を、携帯端末との通信が終了した後も所定の期間保持
する情報保持工程と、管理するアクセスポイントに輻輳
が生じた際には、他のアクセスポイントに接続された携
帯端末から送信される携帯端末に関する情報を、所属す
るアクセスポイントに過去に接続された携帯端末に関す
る情報と比較する比較工程と、比較工程により、両情報
が一致した際には、アクセスポイントに接続された携帯
端末に関する情報、及び記憶手段に記憶した情報を用い
て携帯端末との通信を再開する通信工程とを有すること
を特徴とする。
【0031】請求項16記載の発明は、請求項14また
は15記載の発明において、無線通信ゲートウェイサー
バ装置において、管理するアクセスポイントに接続され
た携帯端末に関する情報を無線テレホニーサーバ装置に
転送する転送工程を有し、無線テレホニーサーバ装置に
おいて、転送された携帯端末に関する情報を位置情報記
憶装置に転送して、携帯端末の位置に移動があったか否
かを検証する位置検証工程と、携帯端末の位置に移動が
あった場合には、取得した携帯端末の位置により移動前
に接続されていた無線通信ゲートウェイサーバ装置のネ
ットワーク上でのアドレス情報を算出するアドレス情報
算出工程と、携帯端末に関する情報を送信した無線通信
ゲートウェイサーバ装置に算出したアドレス情報を転送
する転送工程とを有することを特徴とする。
【0032】請求項17記載の発明は、請求項14から
16の何れか一項に記載の発明において、無線テレホニ
ーサーバ装置において、無線通信ゲートウェイサーバ装
置から転送された携帯端末の識別情報を位置情報記憶装
置に転送して、位置情報記憶装置に記憶された携帯端末
に関する情報を取得する情報取得工程と、位置情報記憶
装置に記憶された携帯端末に関する情報と、無線通信ゲ
ートウェイサーバ装置から通知された携帯端末に関する
情報とを比較して携帯端末の正当性を検証する端末正当
性検証工程とを有することを特徴とする。
【0033】請求項18記載の発明は、請求項14から
17の何れか一項に記載の発明において、位置情報記憶
装置において、携帯端末のネットワークへのアクセスに
よって生じるサービス料金を課金する課金処理工程を有
し、無線通信ゲートウェイサーバ装置において、管理す
るアクセスポイントに接続された携帯端末に関する情報
を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線テレホニー
サーバ装置において、転送された携帯端末に関する情報
を位置情報記憶装置に転送して、位置情報記憶装置から
携帯端末の課金状況の確認を行う課金状況確認工程を有
することを特徴とする。
【0034】請求項19記載の発明は、請求項14から
18の何れか一項に記載の発明において、無線通信ゲー
トウェイサーバ装置において、無線テレホニーサーバ装
置に、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアク
セスポイントに接続された携帯端末に関する情報を一定
の周期で通知する通知工程と、無線テレホニーサーバ装
置から転送される、各アクセスポイントに接続された携
帯端末の識別番号、及びその携帯端末の位置情報を記録
する履歴作成工程とを有することを特徴とする。
【0035】請求項20記載の発明は、無線通信回線を
介して通信を行う携帯端末と、ネットワーク上に存在
し、情報を記憶した情報源サーバ装置と、ネットワーク
上に存在し、携帯端末から出された情報の取得要求に従
って、情報源サーバ装置から転送された情報を一時的に
記憶手段に蓄積し、携帯端末の記憶手段の状態を監視し
て、記憶手段から情報が溢れないように制御しながら携
帯端末に情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装
置と、所望の回線に接続する交換機と、携帯端末からの
通知により、携帯端末の所在を示す位置情報を、携帯端
末に関する情報と共に記憶し、転送された携帯端末に関
する情報により当する携帯端末の位置を割り出す位置情
報記憶装置と、位置情報記憶装置に、無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置から転送される携帯端末に関する情報を
通知し、位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情報
を取得して、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理す
る、無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに
接続された携帯端末の位置情報を算出する無線テレホニ
ーサーバ装置とを有する移動体無線通信システムにおけ
る接続時間削減プログラムを記録した記録媒体であっ
て、無線通信ゲートウェイサーバ装置において、無線通
信ゲートウェイサーバ装置の管理する、無線通信回線と
の接続点であるアクセスポイントに輻輳が生じた場合
に、交換機に他のアクセスポイントへの接続を指示する
アクセスポイント変更処理と、交換機において、輻輳が
生じたアクセスポイントへの発呼があった際に、指示さ
れたアクセスポイントへの接続切り替えを行う接続切り
替え処理とを実行するためのプログラムを記録したこと
を特徴とする。
【0036】請求項21記載の発明は、請求項20記載
の発明において、無線通信ゲートウェイサーバ装置にお
いて、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアク
セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
情報源サーバ装置から転送され、記憶手段に記憶した情
報を、携帯端末との通信が終了した後も所定の期間保持
する情報保持処理と、管理するアクセスポイントに輻輳
が生じた際には、他のアクセスポイントに接続された携
帯端末から送信される携帯端末に関する情報を、所属す
るアクセスポイントに過去に接続された携帯端末に関す
る情報と比較する比較処理と、比較処理により、両情報
が一致した際には、アクセスポイントに接続された携帯
端末に関する情報、及び記憶手段に記憶した情報を用い
て携帯端末との通信を再開する通信処理とを実行するた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0037】請求項22記載の発明は、請求項20また
は21記載の発明において、無線通信ゲートウェイサー
バ装置において、管理するアクセスポイントに接続され
た携帯端末に関する情報を無線テレホニーサーバ装置に
転送する転送処理を実行するためのプログラムを記録
し、無線テレホニーサーバ装置において、転送された携
帯端末に関する情報を位置情報記憶装置に転送して、携
帯端末の位置に移動があったか否かを検証する位置検証
処理と、携帯端末の位置に移動があった場合には、取得
した携帯端末の位置により移動前に接続されていた無線
通信ゲートウェイサーバ装置のネットワーク上でのアド
レス情報を算出するアドレス情報算出処理と、携帯端末
に関する情報を送信した無線通信ゲートウェイサーバ装
置に算出したアドレス情報を転送する転送処理とを実行
するためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0038】請求項23記載の発明は、請求項20から
22の何れか一項に記載の発明において、無線テレホニ
ーサーバ装置において、無線通信ゲートウェイサーバ装
置から転送された携帯端末の識別情報を位置情報記憶装
置に転送して、位置情報記憶装置に記憶された携帯端末
に関する情報を取得する情報取得処理と、位置情報記憶
装置に記憶された携帯端末に関する情報と、無線通信ゲ
ートウェイサーバ装置から通知された携帯端末に関する
情報とを比較して携帯端末の正当性を検証する端末正当
性検証処理とを実行するためのプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0039】請求項24記載の発明は、請求項20から
23の何れか一項に記載の発明において、位置情報記憶
装置において、携帯端末のネットワークへのアクセスに
よって生じるサービス料金を課金する課金処理処理を実
行するためのプログラムを記録し、無線通信ゲートウェ
イサーバ装置において、管理するアクセスポイントに接
続された携帯端末に関する情報を無線テレホニーサーバ
装置に転送し、無線テレホニーサーバ装置において、転
送された携帯端末に関する情報を位置情報記憶装置に転
送して、位置情報記憶装置から携帯端末の課金状況の確
認を行う課金状況確認処理を実行するためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0040】請求項25記載の発明は、請求項20から
24の何れか一項に記載の発明において、無線通信ゲー
トウェイサーバ装置において、無線テレホニーサーバ装
置に、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアク
セスポイントに接続された携帯端末に関する情報を一定
の周期で通知する通知処理と、無線テレホニーサーバ装
置から転送される、各アクセスポイントに接続された携
帯端末の識別番号、及びその携帯端末の位置情報を記録
する履歴作成処理とを実行するためのプログラムを記録
したことを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の移動体通信システム、無線通信ゲートウェイサー
バ装置、位置情報算出システム、そのシステムにおける
接続時間削減方法、及びその接続時間削減プログラムを
記録した記録媒体に係る実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図8を参照すると本発明の移動体通信システム、
無線通信ゲートウェイサーバ装置、位置情報算出システ
ム、そのシステムにおける接続時間削減方法、及びその
接続時間削減プログラムを記録した記録媒体に係る実施
の形態が示されている。
【0042】図1には、本発明に係る実施形態の構成が
示されている。なお、接続時間削減プログラムを記録し
た記録媒体に係る実施形態は、以下に示される各装置に
制御プログラムを記録した記録媒体を格納することによ
り可能となる。この記録媒体には、半導体メモリ、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体等を用いること
ができる。
【0043】図1に示されるように本実施形態は、無線
通信回線を利用する携帯端末1と、携帯端末1などから
の呼接続情報に含まれる相手方の電話番号により、その
所望とする回線への接続を行う交換機3と、携帯端末1
が現在どの位置にあるのかを記録する位置情報データベ
ース4と、ネットワーク上に存在し、携帯端末1と無線
通信回線にて通信を行う無線通信ゲートウェイサーバ装
置5と、無線通信ゲートウェイサーバ装置5の存在する
ネットワーク上に存在する情報源サーバ装置7と、ネッ
トワーク上に存在し、位置情報データベース4から携帯
端末1の位置情報を入手することが可能な無線テレホニ
ーサーバ装置8とを有して構成される。本実施形態で
は、複数設けられた無線通信ゲートウェイサーバ装置5
の間、各無線通信ゲートウェイサーバ装置5と情報源サ
ーバ装置7、及び無線テレホニーサーバ装置8は、イン
ターネットで接続され、情報の交換が可能である。但
し、このネットワークはインターネットに限定されるも
のではない。
【0044】携帯端末1は、PHS(Personal Handy-p
hone System )や携帯電話等の無線通信回線を用いて通
信を行う端末で構成される。また、携帯端末1は、情報
源サーバ装置7などから転送される情報などを記憶する
バッファメモリ2を有している。
【0045】位置情報データベース4は、移動可能な携
帯端末1の位置をシステム側(交換機側)で認識するた
めに、例えば、セル方式である場合、セルに属する基地
局の識別子や位置を無線通信網の制御経路10で捕捉
し、常に携帯端末1の最新の位置が登録されている。具
体的には、図示しない基地局が常に、その基地局の位置
情報をセル内に発信しており、携帯端末1は最寄りの基
地局から発信された位置情報を記憶している。そして、
携帯者により携帯端末1がその基地局の管轄するセルか
ら別のセルに移動した際に、その場所で受信した位置情
報が記憶している位置情報と違う場合に、記憶している
位置情報を新たに受信した位置情報に書き換え、基地局
に対して新しい位置に変わったとの登録要求を行う。こ
の位置情報が交換機3から共通線信号網を介して位置情
報データベース4に登録される。
【0046】交換機3は、携帯端末、または無線通信ゲ
ートウェイサーバ装置からの接続要求に含まれる電話番
号により、その電話番号が示す相手先の回線に接続す
る。
【0047】また、位置情報データベース4は、無線テ
レホニーサーバ装置8から転送される携帯端末の個別番
号により、記憶した携帯端末の位置情報を検索して、そ
の携帯端末が今現在どのセルに属しているかを示すセル
IDを割り出し、要求元に送信する機能を有している。
特に、PDC(Personal Digital Cellular phone )方
式の場合には、この位置情報データベース4をHLR
(Home Location Register)と呼ぶ。
【0048】図2には、位置情報データベースの管理す
る管理テーブルの一例が示されている。図2に示される
ように位置情報データベースにおいて管理される管理テ
ーブルには各携帯端末の端末番号、その携帯端末が現在
属する基地局の位置を示すセルID、各携帯端末毎の使
用料金を算出する課金メータなどがある。
【0049】無線通信ゲートウェイサーバ装置5には、
バッファメモリエミュレータ6が備えられている。この
バッファメモリエミュレータ6は、ネットワーク網と、
無線通信回線網の帯域幅や遅延量、無線通信回線の断続
によって生じる通信状態の不安定さを解消するために、
情報源サーバ装置7から送られたデータを一時的に蓄積
し、携帯端末1に設けられた、データを記憶するバッフ
ァメモリ2の状態を監視して、バッファメモリ2からデ
ータが溢れないように制御しながら携帯端末1にデータ
を送信する。
【0050】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置5
には、上述した機能の他に以下に示される機能を備えて
いる。例えば、無線通信回線を用いた携帯端末1との通
信プロトコルにWAPが使用され、ネットワークでの通
信プロトコルにインターネットでの標準プロトコルが用
いられていた場合、このWAPの通信プロトコルと、ネ
ットワークでの標準プロトコルの間のプロトコル変換を
行う機能や、データ変換機能、例えば、ネットワーク上
の情報源サーバ装置7にHTML形式の文書が保持され
ていた場合、このHTML形式の文書をWAPで用いら
れるWML(Wireless Markup Language)形式の文書に
変換する機能、ネットワーク上の情報源サーバ装置7テ
キスト形式の文書が保持されていた場合、このテキスト
形式の文書をバイナリ形式に変換してデータを圧縮する
機能等を備えている。
【0051】情報源サーバ装置7はネットワーク上に存
在し、携帯端末1からの要求に従って、保持した情報を
送信する。
【0052】無線テレホニーサーバ装置8は、情報を提
供する情報源サーバ装置の一種であって、位置情報デー
タべース4を利用して、この位置情報データベース4に
登録されている携帯端末1に関する情報を入手すること
ができる。
【0053】上記構成の第1の実施形態は、携帯端末1
からインターネットに接続された情報源サーバ装置7に
アクセスする際に、インターネットへの接続ポイントと
なるアクセスポイントにおいて、利用者の需要がそのア
クセスポイントに収容できる端末数以上(輻輳状態)と
なった時に、別のアクセスポイントを設定することによ
り、利用者のインターネットへの接続処理にかかる時間
を削減することを第1の目的とする。
【0054】また、上記構成の本実施形態は、利用者に
よって通信が終了した後や、無線通信回線が切断された
時に、再度、携帯端末1で情報源サーバ装置にアクセス
する際に、直前まで接続していたアクセスポイントで輻
輳が発生した場合に、無線通信ゲートウェイサーバ装置
5に、その携帯端末1に関する切断前のバッファメモリ
の状況を接続された位置に応じて予め準備することで再
接続にかかる時間を削減することを第2の目的とする。
【0055】上記第1の目的を達成するために、無線通
信ゲートウェイサーバ装置5は、管理するアクセスポイ
ントに輻輳が発生した場合には、交換機3に他のアクセ
スポイントへの接続を指示する。そして、交換機3にお
いて、携帯端末からの輻輳が生じたアクセスポイントへ
の発呼があった際に、指示されたアクセスポイントに接
続を切り替える処理を行う。
【0056】これにより、従来の携帯端末によるネット
ワークへのアクセスにおいて発生していた不具合、アク
セスポイントが一つであるために、アクセスポイントに
輻輳が発生した場合に、しばらく時間をおいてから再度
アクセスポイントに発呼しなければならない、何度アク
セスポイントへの発呼を試みてもつながらない、といっ
た不具合を解消することができる。
【0057】また、上述した第2の目的を達成するため
に、情報源サーバ装置7から転送される情報や、アクセ
スポイントに接続された携帯端末の位置や属性値を図示
しないバッファメモリに一時的に蓄える無線通信ゲート
ウェイサーバ装置5において、従来、携帯端末との通信
が切断された段階で初期化していた上記情報を、初期化
をせずに一定の期間保持する。また、無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置5は、無線テレホニーサーバ装置8に一
定周期で接続して、所属するアクセスポイントに接続し
た携帯端末の個体番号と、その携帯端末が所在したセル
IDに関する情報との履歴を認識している。これは、無
線通信ゲートウェイサーバ装置5が、携帯端末から送ら
れた種別通知を一定周期毎に無線テレホニーサーバ装置
8に転送し、無線テレホニーサーバ装置8が、送られた
種別通知を位置情報データベース4に転送して、携帯端
末1が現在どのセルに属しているのかを示すセルIDを
取得し、無線通信ゲートウェイサーバ装置5に転送する
ことにより可能となる。なお、アクセスポイントへの接
続の際に、携帯端末1から無線通信ゲートウェイサーバ
装置5に転送される種別通知には、その携帯端末の個体
番号やバッファメモリの量、表示領域の大きさや処理能
力などを表す端末属性が含まれている。
【0058】従って、無線通信回線が切断されたり、携
帯端末1の利用者により通信が終了した後に、再度、携
帯端末から情報源サーバ装置7にアクセスする際に、ア
クセスポイントで輻輳が発生し、別のアクセスポイント
に接続された場合、無線通信ゲートウェイサーバ装置5
が、情報源サーバ装置7から転送される情報や、アクセ
スポイントに接続された携帯端末の位置や属性値を保持
していることにより、バッファメモリエミュレータ6で
の処理を継続することができ、課金処理を始めとするサ
ービスを継続させることができる。
【0059】また、携帯端末1の利用者が移動し、直前
に接続されていたアクセスポイントと別のアクセスポイ
ントに接続され、さらに、そのアクセスポイントが直前
まで処理を行っていた無線通信ゲートウェイサーバ装置
と異なる無線通信ゲートウェイサーバ装置であった場合
も、その無線通信ゲートウェイサーバ装置が携帯端末の
種別通知を無線テレホニーサーバ装置8に送り、無線テ
レホニーサーバ装置8が、その携帯端末の接続前後の位
置情報を位置情報データベース4から取得して比較し、
直前に利用していた無線通信ゲートウェイサーバ装置を
割り出すことにより、直前に接続していた無線通信ゲー
トウェイサーバ装置からバッファメモリミュレータの各
種パラメータを取得することが可能となる。従って、接
続処理にかかる時間を削減し、課金処理などのサービス
を継続させることができる。なお、バッファメモリエミ
ュレータ6の各種パラメータは、バッファメモリの状態
を表すパラメータ、携帯端末の属性を表すパラメータ、
その携帯端末の位置情報を表すパラメータなどからな
る。
【0060】次に、本実施形態による上述した処理の一
連の流れを詳細に説明する。図1に示されるように携帯
端末1は、セル方式である場合、セルに属する基地局の
識別子や位置を無線通信網の制御経路10で捕捉し、常
に位置情報データベース4に最新の位置が登録されてい
る。また、携帯端末1は、アクセスポイントまで無線通
信網を通じて無線通信ゲートウェイサーバ装置5に接続
される。携帯端末1から無線通信ゲートウェイサーバ装
置5への接続は、携帯端末に割り当てられたアクセスポ
イントの電話番号に発呼を行うことになされる。その
後、適当な無線通信プロトコル、例えば、HTTPやW
APにより図3に示されるように無線通信ゲートウェイ
サーバ装置との通信経路が確立される。
【0061】また、携帯端末1は、無線通信ゲートウェ
イサーバ装置5に接続されると、この携帯端末を識別す
るための種別通知を無線通信ゲートウェイサーバ装置5
に転送する。この種別通知には、携帯端末の個体番号や
バッファメモリの量、表示領域の大きさや処理能力など
の端末属性が含まれる。
【0062】無線通信ゲートウェイサーバ装置5は、携
帯端末1から取得した種別通知により、この携帯端末の
正当性を検証する。この処理は、まず、無線通信ゲート
ウェイサーバ装置が、携帯端末から送られた種別通知を
無線テレホニーサーバ装置に転送する。そして、無線テ
レホニーサーバ装置が、転送された種別通知からその携
帯端末の個体番号を位置情報データベースに転送して、
位置情報データベースに登録された携帯端末の種別通知
を入手する。そして、これらの種別通知を比較すること
で携帯端末の正当性が検証される。
【0063】また、携帯端末は、情報を取得したいネッ
トワーク上の情報源サーバ装置7のURL(Uniform Re
source Locator)を指定することにより情報源サーバ7
を選択し指定できる。
【0064】無線通信ゲートウェイサーバ装置5は、携
帯端末の正当性が証明されると、携帯端末との通信に用
いられた無線通信プロトコルを、インターネットでの標
準プロトコル、例えば、HTTPやTCPに基づいた通
信プロトコルに変換して、携帯端末1から要求のあった
情報源サーバ装置7との通信を行う。よって、この情報
源サーバ装置7に保持された情報を無線通信ゲートウェ
イサーバ装置5は取得することができる。無線通信ゲー
トウェイサーバ装置5は、この情報源サーバ装置7から
送られた情報を図示しないバッファメモリに保存する。
【0065】このとき、無線通信ゲートウェイサーバ装
置5は、端末側のバッファメモリ2の溢れを監視するた
め、バッファメモリエミュレータ6によりバッファメモ
リの消費量を携帯端末1が受信したデータパケット数と
処理が終わったパケット数で計算する。
【0066】ここで、無線通信回線が切断されたり、利
用者によって通信が終了した後に、再度携帯端末で情報
源サーバ装置7にアクセスする際に、アクセスポイント
で輻輳が発生したとする。無線テレホニーサーバ装置8
は、所属するアクセスポイントに輻輳が生じると、交換
機3に、他のアクセスポイントへの接続を指示する。そ
して、交換機3において、携帯端末1からの輻輳が生じ
たアクセスポイントへの発呼があった際に、指示された
アクセスポイントに接続を切り替える処理を行う。
【0067】この時、携帯端末により発呼がなされる
と、アクセスポイントへの接続が行われるが、図4又は
5に示されるように同一の無線通信ゲートウェイサーバ
装置に属するアクセスポイントに接続される場合と、図
6または7に示されるように携帯端末の移動により別の
無線通信ゲートウェイサーバ装置に属するアクセスポイ
ントに接続される場合とがある。
【0068】まず、図4及び5を参照しながら、図に示
されたアクセスポイントAに輻輳が生じ、再接続時に同
一の無線通信ゲートウェイサーバ装置5Aに属するアク
セスポイントBに接続される場合の通信例を説明する。
なお、説明を簡略化するために、アクセスポイントAと
Bは同一のセルに属しているものとする。
【0069】無線通信ゲートウェイサーバ装置5Aは、
携帯端末1との接続の際には、携帯端末1から通知され
る種別通知と、バッファメモリに予め記憶している携帯
端末1の種別通知とを比較する。そして、接続要求のあ
った携帯端末1が同一の携帯端末であるか否かを確認す
る。通知された種別通知がバッファメモリに記憶された
種別通知と同一のものであることを確認すると、バッフ
ァメモリエミュレータ6は、その携帯端末に関する情報
の初期化処理を行わない。
【0070】これにより、携帯端末の接続処理にかかる
時間を削減して、課金処理などのサービスを継続させる
ことができる。従って、時間による通信料やサービス課
金が行われている時に、利用者への経済的な負担を軽減
させることができる。
【0071】また、その携帯端末の正当性や提供サービ
スによる課金処理を開始するかを検証するために、再接
続時の携帯端末1の種別通知をインターネット経由で無
線テレホニーサーバ装置8に送る。無線テレホニーサー
バ装置8は、受け取った種別通知に含まれる携帯端末1
の個体番号を位置情報データベース4に送信し、位置情
報データベース4に登録された属性値を取得する。この
属性値を、無線通信ゲートウェイサーバ装置5Aから取
得した属性値と比較するとで携帯端末の正当性を確認す
る。また、その位置情報データベース4に登録された課
金状況を取得して、その携帯端末1の課金状況を確認す
る。確認後、無線テレホニーサーバ装置8は、種別通知
を送った無線通信ゲートウェイサーバ装置5Aに確認通
知を送り、バッファメモリエミュレータ6の処理を継続
させる。
【0072】なお、無線通信ゲートウェイサーバ装置5
Aは、無線テレホニーサーバ装置8に一定周期で接続し
て、所属するアクセスポイントにどのような端末が接続
されているかを確認する。
【0073】確認後、無線テレホニーサーバ装置8は、
種別通知を送った無線通信ゲートウェイサーバ装置5A
に確認通知を送り、バッファメモリエミュレータ6の処
理を継続させる。
【0074】通常、初期化処理に要する時間は、この確
認処理よりもバッファメモリの構成の再構築を行うため
大きい。従って、本方法での接続時間は従来と比較して
短くなり、バッファメモリエミュレータでの処理が継続
されることで、課金処理を始めとするサービスを継続さ
せることができる。
【0075】次に、図6及び7に示されるように、携帯
端末1がセルAから別のセルBに移動し、異なる無線通
信ゲートウェイサーバ装置5Bに属するアクセスポイン
トCに接続される場合について説明する。
【0076】携帯端末1が、移動体通信システムに再接
続した際に、同一の無線通信ゲートウェイサーバ装置に
接続された場合には、直前の携帯端末の種別通知とバッ
ファメモリエミュレータに記憶された種別通知とが一致
する。しかしながら、異なる無線通信ゲートウェイサー
バ装置に接続された場合には、携帯端末1から通知され
る種別通知が、その無線通信ゲートウェイサーバ装置の
保持する携帯端末の種別通知に一致することはない。
【0077】そこで、無線通信ゲートウェイサーバ装置
は、通知された携帯端末の種別通知をインターネット経
由で無線テレホニーサーバ装置8に送る。
【0078】無線テレホニーサーバ装置8は、位置情報
データベース4にアクセスし、接続要求を出した携帯端
末1が直前まで接続していた無線通信ゲートウェイサー
バ装置5AのURLを割り出す。そして、割り出した無
線通信ゲートウェイサーバ装置5AのURLを、種別通
知を送ってきた無線通信ゲートウェイサーバ装置5Bに
転送する。
【0079】URLを通知された無線通信ゲートウェイ
サーバ装置5Bは、通知されたURLの無線通信ゲート
ウェイサーバ装置5Bに対し、バッファメモリエミュレ
ータの保持する各種のパラメータを要求する。要求され
た無線通信ゲートウェイサーバ装置5Aは、要求元の無
線通信ゲートウェイサーバ装置5Aに対してバッファメ
モリエミュレータに保持された各種パラメータを送信す
る。携帯端末1に関する各種パラメータの通知を受けた
無線通信ゲートウェイサーバ装置5Bは、バッファメモ
リエミュレータに受け取った携帯端末1の各種パラメー
タを複写する。
【0080】この時、携帯端末1は、無線テレホニーサ
ーバ装置8で捕捉されていて、周期的に無線テレホニー
サーバ装置8が無線通信ゲートウェイサーバ装置5A及
び5Bと接続されていることから、各無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置配下のアクセスポイントに接続されてい
た端末を判定することができる。従って、別のセルに移
動した携帯端末を無線通信ゲートウェイサーバ装置で初
期化するよりも本方法によればバッファメモリエミュレ
ータでの処理が継続されることで、課金処理をはじめと
するサービスを継続することができ、結果的に接続処理
にかかる時間を短縮することができる。
【0081】尚、上述した実施形態では、携帯端末の位
置情報としてHLRを利用しているが、衛星測地システ
ムなどを利用して、携帯端末の位置情報を把握するもの
であってもよい。
【0082】この場合、図8に示されるように、衛星1
3からの電波を受信する受信機を携帯端末側1と、地上
局12とに設ける。GPS地上局12は、すべての衛星
から電波を受信することができるが、携帯端末のGPS
受信機11は全ての衛星からの電波を受信するとはでき
ない。そこで、この携帯端末のGPS受信機11が電波
を受信することができた衛星をGPS地上局12に通知
して、GPS地上局12がこの電波を受信することがで
きた衛星の位置から携帯端末の位置を割り出すことがで
きる。この位置情報を無線テレホニーサーバ装置は利用
する。
【0083】また、上述した実施形態は、無線通信ゲー
トウェイサーバ装置と、無線テレホニーサーバ装置をイ
ンターネットにて接続しているが、秘匿性を高めるため
に、専用線を利用するものであってもよい。
【0084】また、上述した実施形態は、特定の無線通
信プロトコルには依存しないことから、海外を含めた国
際的な相互接続の際に、位置情報を交換したり、端末種
別通知やバッファメモリエミュレータの各種パラメータ
の送受信形式を交換することができるならば、特定の地
域に適用を限定する必要はない。
【0085】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
に、無線テレホニーサーバ装置の機能を兼ね備えても同
様の効果を得ることができる。
【0086】さらに、上述した実施形態ではアクセスポ
イントが1つの無線通信ゲートウェイサーバ装置と接続
されているが、携帯端末の移動に伴ってよりアクセスポ
イントが自動的に最寄りの無線通信ゲートウェイサーバ
装置を選択する場合でも、上述した異なった無線通信ゲ
ートウェイサーバ装置への接続と同様の処理を適用する
ことができ、同様の効果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
移動体無線通信システム、その接続時間削減方法及びそ
のプログラムを記録した記録媒体は、無線通信ゲートウ
ェイサーバ装置が、無線通信ゲートウェイサーバ装置の
管理する、無線通信回線との接続点であるアクセスポイ
ントに輻輳が生じた場合に、交換機に他のアクセスポイ
ントへの接続を指示することにより、アクセスポイント
に輻輳が生じても輻輳が生じていない別のアクセスポイ
ントを設定することができ、携帯端末による接続にかか
る時間を短縮させることができる。
【0088】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
は、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアクセ
スポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び情
報源サーバ装置から転送され、記憶手段に記憶した情報
を、携帯端末との通信が終了した後も所定の期間保持
し、管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、
他のアクセスポイントに接続された携帯端末から送信さ
れる携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポイン
トに過去に接続された携帯端末に関する情報と比較し、
それらの情報が一致した際には、アクセスポイントに接
続された携帯端末に関する情報、及び記憶手段に記憶し
た情報を用いて携帯端末との通信を再開することにより
携帯端末によるネットワークへの接続処理にかかる時間
を削減することができる。従って、時間による通信料や
サービスが行われていた場合には、利用者への経済的な
負担を軽減させることができる。
【0089】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
が、管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に
関する情報を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線
テレホニーサーバが、転送された携帯端末に関する情報
を位置情報記憶装置に転送して、携帯端末の位置に移動
があるか否かを検証し、携帯端末が移動していた場合に
は、その位置情報から移動前に接続されていた無線通信
ゲートウェイサーバ装置のネットワーク上でのアドレス
情報を算出することにより、一度接続が切れた携帯端末
との再度の通信において、バッファメモリの状況を携帯
端末が接続された位置に応じた無線通信ゲートウェイサ
ーバ装置で予め準備することができ、接続処理時間を削
減することができる。
【0090】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
が、管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に
関する情報を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線
テレホニーサーバ装置が、位置情報記憶装置に、携帯端
末から通知された携帯端末に関する情報を転送して、位
置情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情報を取
得し、取得した情報と無線通信ゲートから通知された携
帯端末に関する情報とを比較して携帯端末の正当性を検
証することにより、不正な携帯端末によるネットワーク
へのアクセスを防止することができる。
【0091】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
は、管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に
関する情報を無線テレホニーサーバ装置に転送し、無線
テレホニーサーバ装置は、転送された携帯端末に関する
情報を位置情報記憶装置に転送して、位置情報記憶装置
から携帯端末の課金状況の確認を行うことにより携帯端
末の課金状況を確認することができ、再度ネットワーク
へのアクセスがなされた時には、課金処理を継続させる
ことができる。
【0092】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
が、無線テレホニーサーバ装置と一定周期で接続して、
所属するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
る情報、及びその携帯端末の位置情報の履歴を把握して
いることにより、無線通信ゲートウェイサーバ装置の配
下のアクセスポイントに接続されていた端末を判定する
とができる。
【0093】また、本発明の無線通信ゲートウェイサー
バ装置は、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理す
る、前記無線通信回線との接続点であるアクセスポイン
トに輻輳が生じた場合には、発呼に含まれる、相手機器
番号により指定された回線に接続する交換機に、無線通
信回線を利用した機器からのアクセスポイントへの接続
要求があった際には、他のアクセスポイントへの接続を
行うように指示することにより、アクセスポイントに輻
輳が生じても輻輳が生じていない別のアクセスポイント
を設定することができ、無線通信回線を利用した機器の
ネットーク網への接続にかかる時間を短縮させることが
できる。
【0094】また、無線通信ゲートウェイサーバ装置
が、無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理するアクセ
スポイントに接続された機器に関する情報、及びネット
ワーク網上に存在する機器から転送された情報を、無線
通信回線を利用する機器との通信が終了した後も所定の
期間保持し、管理するアクセスポイントに輻輳が生じた
際には、他のアクセスポイントに接続された無線通信回
線を利用する機器から送信される機器に関する情報を、
所属するアクセスポイントに過去に接続した無線通信回
線を利用する機器に関する情報と比較し、それらの情報
が一致した際には、アクセスポイントに接続された機器
に関する情報、及び記憶した情報を用いて無線通信回線
を利用する機器との通信を再開することにより、無線通
信回線を利用する機器によるネットワークへの接続処理
にかかる時間を削減することができる。従って、時間に
よる通信料やサービスが行われていた場合には、利用者
への経済的な負担を軽減させることができる。
【0095】また、本発明の位置情報算出システムは、
無線テレホニーサーバ装置は、無線通信回線を利用する
機器に関する情報を位置情報記憶装置に転送して、機器
の位置に移動があるか否かを検証し、移動がある場合に
は、その位置情報から無線通信回線を利用する機器が移
動前に接続されていたアクセスポイントを管理する管理
装置のアドレス情報を算出することにより、例えば、算
出されたアドレス情報をアクセスポインを管理する管理
装置に転送することにより、一度接続が切れた無線通信
回線を利用する機器との再度の通信において、無線通信
回線を利用する機器に関する情報を、この機器が接続さ
れた位置に応じた管理装置に予め準備することができ、
接続処理時間を削減することができる。
【0096】また、無線テレホニーサーバ装置が、位置
情報記憶装置に、無線通信回線を利用する機器から通知
される機器に関する情報に含まれる機器の識別情報を転
送して、位置情報記憶装置に記憶された機器に関する情
報を取得し、取得した情報と無線通信ゲートから通知さ
れた機器に関する情報とを比較して、無線通信回線を利
用する機器の正当性を検証することにより、不正な機器
によるネットワークへのアクセスを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の構成を表すブロック図
である。
【図2】管理テーブルを表す図である。
【図3】実施形態の構成を表すブロック図である。
【図4】同一の無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理
するアクセスポイントに接続される場合の通信例を説明
するための図である。
【図5】同一の無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理
するアクセスポイントに接続される場合の通信例を説明
するための図である。
【図6】異なる無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理
するアクセスポイントに接続される場合の通信例を説明
するための図である。
【図7】異なる無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理
するアクセスポイントに接続される場合の通信例を説明
するための図である。
【図8】他の実施形態の構成を表すブロック図である。
【図9】従来の移動体無線通信システムの構成を表すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 バッファメモリ 3 交換機 4 位置情報データベース 5 無線通信ゲートウェイサーバ装置 6 バッファメモリエミュエータ 7 情報源サーバ装置 8 無線テレホニーサーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/30 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 H04Q 7/00 H04B 7/26

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信回線を介して通信を行う携帯端
    末と、 ネットワーク上に存在し、情報を記憶した情報源サーバ
    装置と、 前記ネットワーク上に存在し、前記携帯端末から出され
    た情報の取得要求に従って、前記情報源サーバ装置から
    転送された情報を一時的に記憶手段に蓄積し、前記携帯
    端末の記憶手段の状態を監視して、該記憶手段から前記
    情報が溢れないように制御しながら前記携帯端末に前記
    情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装置と、 所望の回線に接続する交換機とを有する移動体無線通信
    システムであって、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置は、該無線通信ゲ
    ートウェイサーバ装置の管理する、無線通信回線との接
    続点であるアクセスポイントに輻輳が生じた場合に、前
    記交換機に、前記アクセスポイントへのアクセスがあっ
    た際には、他のアクセスポイントへの接続を行うよう指
    示し、 前記交換機は、前記輻輳が生じたアクセスポイントへの
    発呼があった際に、指示された他のアクセスポイントへ
    の接続切り替えを行うことを特徴とする移動体無線通信
    システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    は、 該無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する前記アク
    セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
    前記情報源サーバ装置から転送され、前記記憶手段に記
    憶した情報を、前記携帯端末との通信が終了した後も所
    定の期間保持し、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された携帯端末から送信される
    該携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポイント
    に過去に接続された携帯端末に関する情報と比較し、そ
    れらの情報が一致した際には、前記アクセスポイントに
    接続された携帯端末に関する情報、及び前記記憶手段に
    記憶した情報を用いて前記携帯端末との通信を再開する
    ことを特徴とする請求項1記載の移動体無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 無線通信回線を介して通信を行う携帯端
    末と、 ネットワーク上に存在し、情報を記憶した情報源サーバ
    装置と、 前記ネットワーク上に存在し、前記携帯端末から出され
    た情報の取得要求に従って、前記情報源サーバ装置から
    転送された情報を一時的に記憶手段に蓄積し、前記携帯
    端末の記憶手段の状態を監視して、該記憶手段から前記
    情報が溢れないように制御しながら前記携帯端末に前記
    情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装置と、 所望の回線に接続する交換機とを有する移動体無線通信
    システムであって、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置は、 該無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する前記アク
    セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
    前記情報源サーバ装置から転送され、前記記憶手段に記
    憶した情報を、前記携帯端末との通信が終了した後も所
    定の期間保持し、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された携帯端末から送信される
    該携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポイント
    に過去に接続された携帯端末に関する情報と比較し、そ
    れらの情報が一致した際には、前記アクセスポイントに
    接続された携帯端末に関する情報、及び前記記憶手段に
    記憶した情報を用いて前記携帯端末との通信を再開する
    ことを特徴とする移動体無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末からの通知により、該携帯
    端末の所在を示す位置情報を、該携帯端末に関する情報
    と共に記憶し、転送された携帯端末に関する情報により
    該当する携帯端末の位置を割り出す位置情報記憶装置
    と、 前記位置情報記憶装置に、前記無線通信ゲートウェイサ
    ーバ装置から転送される前記携帯端末に関する情報を通
    知し、前記位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情
    報を取得して、前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の
    管理する、無線通信回線との接続点であるアクセスポイ
    ントに接続された携帯端末の位置情報を算出する無線テ
    レホニーサーバ装置とを有し、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置は、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送し、 前記無線テレホニーサーバ装置は、前記転送された携帯
    端末に関する情報を前記位置情報記憶装置に転送して、
    前記携帯端末の位置に移動があるか否かを検証し、移動
    がある場合には、その位置情報から移動前に接続されて
    いた無線通信ゲートウェイサーバ装置の前記ネットワー
    ク上でのアドレス情報を算出し、前記携帯端末に関する
    情報を送信した無線テレホニーサーバ装置に算出したア
    ドレス情報を転送することを特徴とする請求項1から3
    の何れか一項に記載の移動体無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    は、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送し、 前記無線テレホニーサーバ装置は、 前記位置情報記憶装置に、前記携帯端末に関する情報か
    ら該携帯端末を識別する識別情報を転送して、前記位置
    情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情報を取得
    し、該取得した情報と前記無線通信ゲートから通知され
    た携帯端末に関する情報とを比較して前記携帯端末の正
    当性を検証することを特徴とする請求項4記載の移動体
    無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記位置情報記憶装置は、 前記携帯端末の前記ネットワークへのアクセスによって
    生じるサービス料金を課金する課金処理手段を有し、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置は、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送し、 前記無線テレホニーサーバ装置は、前記転送された携帯
    端末に関する情報を前記位置情報記憶装置に転送して、
    前記位置情報記憶装置から前記携帯端末の課金状況の確
    認を行うことを特徴とする請求項4または5記載の移動
    体無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線テレホニーサーバ装置は、 前記ネットワーク上に存在するか、または前記無線通信
    ゲートウェイサーバ装置と専用線で接続されていること
    を特徴とする請求項4から6の何れか一項に記載の移動
    体無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    は、 前記無線テレホニーサーバ装置と一定周期で接続して、
    所属するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報、及びその携帯端末の位置情報の履歴を把握する
    ことを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載の
    移動体無線通信システム。
  9. 【請求項9】 無線通信回線と、ネットワーク網との接
    点に配置され、前記無線通信回線を利用する機器と、前
    記ネットワーク網上に存在する機器とが通信を行う際
    に、前記無線通信回線に用いられる通信プロトコルと、
    前記ネットワーク網で用いられる通信プロトコルとのプ
    ロトコル変換を行う無線通信ゲートウェイサーバ装置で
    あって、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、前記
    無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに輻輳
    が生じた場合には、 発呼に含まれる、相手機器番号により指定された回線に
    接続する交換機に、前記無線通信回線を利用した機器か
    らの前記アクセスポイントへの接続要求があった際に
    は、他のアクセスポイントへの接続を行うように指示す
    ることを特徴とする無線通信ゲートウェイサーバ装置。
  10. 【請求項10】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    は、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する前記ア
    クセスポイントに接続された機器に関する情報、及び前
    記ネットワーク網上に存在する機器から転送された情報
    を、前記無線通信回線を利用する機器との通信が終了し
    た後も所定の期間保持し、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された無線通信回線を利用する
    機器から送信される該機器に関する情報を、所属するア
    クセスポイントに過去に接続した前記無線通信回線を利
    用する機器に関する情報と比較し、それらの情報が一致
    した際には、前記アクセスポイントに接続された機器に
    関する情報、及び記憶した情報を用いて前記無線通信回
    線を利用する機器との通信を再開することを特徴とする
    請求項9記載の無線通信ゲートウェイサーバ装置。
  11. 【請求項11】 無線通信回線と、ネットワーク網との
    接点に配置され、前記無線通信回線を利用する機器と、
    前記ネットワーク網上に存在する機器とが通信を行う際
    に、前記無線通信回線に用いられる通信プロトコルと、
    前記ネットワーク網で用いられる通信プロトコルとのプ
    ロコル変換を行う無線通信ゲートウェイサーバ装置であ
    って、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、前記
    無線通信回線との接続点であるアクセスポイントに接続
    された機器に関する情報、及び前記ネットワーク網上に
    存在する機器から転送された情報を、前記無線通信回線
    を利用する機器との通信が終了した後も所定の期間保持
    し、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された前記無線通信回線を利用
    する機器に関する情報を、管理するアクセスポイントに
    過去に接続された機器に関する情報と比較し、それらの
    情報が一致した際には、前記アクセスポイントに接続さ
    れた前記無線通信回線を利用する機器に関する情報、及
    び前記ネットワーク網上に存在する機器から転送された
    情報を用いて前記無線通信回線を利用する機器との通信
    を再開することを特徴とする無線通信ゲートウェイサー
    バ装置。
  12. 【請求項12】 無線通信回線を利用する機器からの通
    知により、該機器の所在を示す位置情報を、該機器に関
    する情報と共に記憶し、転送された機器に関する情報に
    より該当する機器の位置を割り出す位置情報記憶装置
    と、 前記位置情報記憶装置に、前記機器に関する情報を通知
    し、前記位置情報記憶装置からその機器の位置情報を取
    得して、前記無線通信回線との接続点であるアクセスポ
    イントに接続された機器の位置情報を算出する無線テレ
    ホニーサーバ装置とを有する位置情報算出システムであ
    って、 前記無線テレホニーサーバ装置は、前記無線通信回線を
    利用する機器に関する情報を前記位置情報記憶装置に転
    送して、前記機器の位置に移動があるか否かを検証し、
    移動がある場合には、その位置情報から前記無線通信回
    線を利用する機器が移動前に接続されていた前記アクセ
    スポイントを管理する管理装置のアドレス情報を算出す
    ることを特徴とする位置情報算出システム。
  13. 【請求項13】 前記無線テレホニーサーバ装置は、 前記位置情報記憶装置に、前記無線通信回線を利用する
    機器から通知される該機器に関する情報に含まれる該機
    器の識別情報を転送して、前記位置情報記憶装置に記憶
    された前記機器に関する情報を取得し、該取得した情報
    と前記無線通信ゲートから通知された前記機器に関する
    情報とを比較して、前記無線通信回線を利用する機器の
    正当性を検証することを特徴とする請求項12記載の位
    置情報算出システム。
  14. 【請求項14】 無線通信回線を介して通信を行う携帯
    端末と、 ネットワーク上に存在し、情報を記憶した情報源サーバ
    装置と、 前記ネットワーク上に存在し、前記携帯端末から出され
    た情報の取得要求に従って、前記情報源サーバ装置から
    転送された情報を一時的に記憶手段に蓄積し、前記携帯
    端末の記憶手段の状態を監視して、該記憶手段から前記
    情報が溢れないように制御しながら前記携帯端末に前記
    情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装置と、 所望の回線に接続する交換機と、 前記携帯端末からの通知により、該携帯端末の所在を示
    す位置情報を、該携帯端末に関する情報と共に記憶し、
    転送された携帯端末に関する情報により該当する携帯端
    末の位置を割り出す位置情報記憶装置と、 前記位置情報記憶装置に、前記無線通信ゲートウェイサ
    ーバ装置から転送される前記携帯端末に関する情報を通
    知し、前記位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情
    報を取得して、前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の
    管理する、無線通信回線との接続点であるアクセスポイ
    ントに接続された携帯端末の位置情報を算出する無線テ
    レホニーサーバ装置と、 を有する移動体無線通信システムにおける接続待ち時間
    削減方法であって、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置において、該無線
    通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、無線通信回線
    との接続点であるアクセスポイントに輻輳が生じた場合
    に、前記交換機に他のアクセスポイントへの接続を指示
    するアクセスポイント変更工程と、 前記交換機において、前記輻輳が生じたアクセスポイン
    トへの発呼があった際に、指示されたアクセスポイント
    への接続切り替えを行う接続切り替え工程と、 を有することを特徴とする移動体無線通信システムにお
    ける接続時間削減方法。
  15. 【請求項15】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    において、 該無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する前記アク
    セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
    前記情報源サーバ装置から転送され、前記記憶手段に記
    憶した情報を、前記携帯端末との通信が終了した後も所
    定の期間保持する情報保持工程と、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された携帯端末から送信される
    該携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポイント
    に過去に接続された携帯端末に関する情報と比較する比
    較工程と、 前記比較工程により、両情報が一致した際には、前記ア
    クセスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及
    び前記記憶手段に記憶した情報を用いて前記携帯端末と
    の通信を再開する通信工程と、 を有することを特徴とする請求項14記載の移動体無線
    通信システムにおける接続時間削減方法。
  16. 【請求項16】 無線通信ゲートウェイサーバ装置にお
    いて、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送する転送
    工程を有し、 前記無線テレホニーサーバ装置において、前記転送され
    た携帯端末に関する情報を前記位置情報記憶装置に転送
    して、前記携帯端末の位置に移動があったか否かを検証
    する位置検証工程と、 前記携帯端末の位置に移動があった場合には、取得した
    携帯端末の位置により移動前に接続されていた無線通信
    ゲートウェイサーバ装置の前記ネットワーク上でのアド
    レス情報を算出するアドレス情報算出工程と、 前記携帯端末に関する情報を送信した無線通信ゲートウ
    ェイサーバ装置に算出したアドレス情報を転送する転送
    工程と、 を有することを特徴とする請求項14または15記載の
    移動体無線通信システムにおける接続時間削減方法。
  17. 【請求項17】 前記無線テレホニーサーバ装置におい
    て、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置から転送された携
    帯端末に関する情報から、該携帯端末を識別する識別情
    報を前記位置情報記憶装置に転送して、前記位置情報記
    憶装置に記憶された携帯端末に関する情報を取得する情
    報取得工程と、 前記位置情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情
    報と、前記無線通信ゲートウェイサーバ装置から通知さ
    れた前記携帯端末に関する情報とを比較して前記携帯端
    末の正当性を検証する端末正当性検証工程と、 を有することを特徴とする請求項14から16の何れか
    一項に記載の移動体無線通信システムにおける接続時間
    削減方法。
  18. 【請求項18】 前記位置情報記憶装置において、 前記携帯端末の前記ネットワークへのアクセスによって
    生じるサービス料金を課金する課金処理工程を有し、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置において、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送し、 前記無線テレホニーサーバ装置において、前記転送され
    た携帯端末に関する情報を前記位置情報記憶装置に転送
    して、前記位置情報記憶装置から前記携帯端末の課金状
    況の確認を行う課金状況確認工程を有することを特徴と
    する請求項14から17の何れか一項に記載の移動体無
    線通信システムにおける接続時間削減方法。
  19. 【請求項19】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    において、 前記無線テレホニーサーバ装置に、前記無線通信ゲート
    ウェイサーバ装置の管理するアクセスポイントに接続さ
    れた携帯端末に関する情報を一定の周期で通知する通知
    工程と、 前記無線テレホニーサーバ装置から転送される、各アク
    セスポイントに接続された携帯端末の識別番号、及びそ
    の携帯端末の位置情報を記録する履歴作成工程と、 を有することを特徴とする請求項14から18の何れか
    一項に記載の移動体無線通信システムにおける接続時間
    削減方法。
  20. 【請求項20】 無線通信回線を介して通信を行う携帯
    端末と、 ネットワーク上に存在し、情報を記憶した情報源サーバ
    装置と、 前記ネットワーク上に存在し、前記携帯端末から出され
    た情報の取得要求に従って、前記情報源サーバ装置から
    転送された情報を一時的に記憶手段に蓄積し、前記携帯
    端末の記憶手段の状態を監視して、該記憶手段から前記
    情報が溢れないように制御しながら前記携帯端末に前記
    情報を送信する無線通信ゲートウェイサーバ装置と、 所望の回線に接続する交換機と、 前記携帯端末からの通知により、該携帯端末の所在を示
    す位置情報を、該携帯端末に関する情報と共に記憶し、
    転送された携帯端末に関する情報により該当する携帯端
    末の位置を割り出す位置情報記憶装置と、 前記位置情報記憶装置に、前記無線通信ゲートウェイサ
    ーバ装置から転送される前記携帯端末に関する情報を通
    知し、前記位置情報記憶装置からその携帯端末の位置情
    報を取得して、前記無線通信ゲートウェイサーバ装置の
    管理する、無線通信回線との接続点であるアクセスポイ
    ントに接続された携帯端末の位置情報を算出する無線テ
    レホニーサーバ装置と、 を有する移動体無線通信システムにおける接続時間削減
    プログラムを記録した記録媒体であって、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置において、該無線
    通信ゲートウェイサーバ装置の管理する、無線通信回線
    との接続点であるアクセスポイントに輻輳が生じた場合
    に、前記交換機に他のアクセスポイントへの接続を指示
    するアクセスポイント変更処理と、 前記交換機において、前記輻輳が生じたアクセスポイン
    トへの発呼があった際に、指示されたアクセスポイント
    への接続切り替えを行う接続切り替え処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る移動体無線通信システムにおける接続時間削減プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    において、 該無線通信ゲートウェイサーバ装置の管理する前記アク
    セスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及び
    前記情報源サーバ装置から転送され、前記記憶手段に記
    憶した情報を、前記携帯端末との通信が終了した後も所
    定の期間保持する情報保持処理と、 管理するアクセスポイントに輻輳が生じた際には、他の
    アクセスポイントに接続された携帯端末から送信される
    該携帯端末に関する情報を、所属するアクセスポイント
    に過去に接続された携帯端末に関する情報と比較する比
    較処理と、 前記比較処理により、両情報が一致した際には、前記ア
    クセスポイントに接続された携帯端末に関する情報、及
    び前記記憶手段に記憶した情報を用いて前記携帯端末と
    の通信を再開する通信処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る請求項20記載の移動体無線通信システムにおける接
    続時間削減プログラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】 無線通信ゲートウェイサーバ装置にお
    いて、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送する転送
    処理を実行するためのプログラムを記録し、 前記無線テレホニーサーバ装置において、前記転送され
    た携帯端末に関する情報から、該携帯端末を識別する識
    別情報を前記位置情報記憶装置に転送して、前記携帯端
    末の位置に移動があったか否かを検証する位置検証処理
    と、 前記携帯端末の位置に移動があった場合には、取得した
    携帯端末の位置により移動前に接続されていた無線通信
    ゲートウェイサーバ装置の前記ネットワーク上でのアド
    レス情報を算出するアドレス情報算出処理と、 前記携帯端末に関する情報を送信した無線通信ゲートウ
    ェイサーバ装置に算出したアドレス情報を転送する転送
    処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る請求項20または21記載の移動体無線通信システム
    における接続時間削減プログラムを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記無線テレホニーサーバ装置におい
    て、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置から転送された携
    帯端末の識別情報を前記位置情報記憶装置に転送して、
    前記位置情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情
    報を取得する情報取得処理と、 前記位置情報記憶装置に記憶された携帯端末に関する情
    報と、前記無線通信ゲートウェイサーバ装置から通知さ
    れた携帯端末に関する情報とを比較して前記携帯端末の
    正当性を検証する端末正当性検証処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る請求項20から22の何れか一項に記載の移動体無線
    通信システムにおける接続時間削減プログラムを記録し
    た記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記位置情報記憶装置において、 前記携帯端末の前記ネットワークへのアクセスによって
    生じるサービス料金を課金する課金処理処理を実行する
    ためのプログラムを記録し、 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置において、 管理するアクセスポイントに接続された携帯端末に関す
    る情報を前記無線テレホニーサーバ装置に転送し、 前記無線テレホニーサーバ装置において、前記転送され
    た携帯端末に関する情報を前記位置情報記憶装置に転送
    して、前記位置情報記憶装置から前記携帯端末の課金状
    況の確認を行う課金状況確認処理を実行するためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とする請求項20から23
    の何れか一項に記載の移動体無線通信システムにおける
    接続時間削減プログラムを記録した記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記無線通信ゲートウェイサーバ装置
    において、 前記無線テレホニーサーバ装置に、前記無線通信ゲート
    ウェイサーバ装置の管理するアクセスポイントに接続さ
    れた携帯端末に関する情報を一定の周期で通知する通知
    処理と、 前記無線テレホニーサーバ装置から転送される、各アク
    セスポイントに接続された携帯端末の識別番号、及びそ
    の携帯端末の位置情報を記録する履歴作成処理と、 を実行するためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る請求項20から24の何れか一項に記載の移動体無線
    通信システムにおける接続時間削減プログラムを記録し
    た記録媒体。
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