JP3466347B2 - 弾性部材固定用クリップ - Google Patents
弾性部材固定用クリップInfo
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/30—Trim molding fastener
- Y10T24/309—Plastic type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/42—Independent, headed, aperture pass-through fastener
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェザーストリッ
プ等の弾性部材を取付け部材に取付けるために用いる弾
性部材固定用クリップに関するものである。
プ等の弾性部材を取付け部材に取付けるために用いる弾
性部材固定用クリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾性部材固定用クリップには種々のもの
がある。例えば、特公昭51−1898号公報に示すよ
うに、軸部の一端部に長尺な板状の抜止め板部を接合す
ると共に、その軸部の他端部に取付け部材の取付け孔に
対する係合部を構成したものがある。このものにおいて
は、弾性部材に対する取付けに関し、抜止め板部の一端
側を弾性部材の取付け孔に挿入し、その抜止め板部の一
端側をもって取付け孔を押し開き、その状態で、その取
付け孔に抜止め板部の他端側をも押入れて、抜止め板部
を弾性部材の取付け孔周縁部に係止させ、これにより、
クリップが、その抜止め板部により軸部の他端部側に抜
けないようになっている。
がある。例えば、特公昭51−1898号公報に示すよ
うに、軸部の一端部に長尺な板状の抜止め板部を接合す
ると共に、その軸部の他端部に取付け部材の取付け孔に
対する係合部を構成したものがある。このものにおいて
は、弾性部材に対する取付けに関し、抜止め板部の一端
側を弾性部材の取付け孔に挿入し、その抜止め板部の一
端側をもって取付け孔を押し開き、その状態で、その取
付け孔に抜止め板部の他端側をも押入れて、抜止め板部
を弾性部材の取付け孔周縁部に係止させ、これにより、
クリップが、その抜止め板部により軸部の他端部側に抜
けないようになっている。
【0003】また、別の弾性部材固定用クリップとして
は、特公昭53−41848号公報に示すように、軸部
の一端部に、該一端部を中心として、一対の抜止め板部
を折畳可能にそれぞれ設けると共に、その軸部の他端部
に取付け部材の取付け孔に対する係合部を構成したもの
がある。このものにおいては、弾性部材に対する取付け
に関し、その一対の抜止め板部を折畳んだ状態で弾性部
材の取付け孔に挿入し、その挿入後、その一対の抜止め
板部を開いて、弾性部材の取付け孔周縁部に係止させ、
これにより、クリップが、その一対の抜止め板部により
軸部の他端部側に抜けないようになっている。
は、特公昭53−41848号公報に示すように、軸部
の一端部に、該一端部を中心として、一対の抜止め板部
を折畳可能にそれぞれ設けると共に、その軸部の他端部
に取付け部材の取付け孔に対する係合部を構成したもの
がある。このものにおいては、弾性部材に対する取付け
に関し、その一対の抜止め板部を折畳んだ状態で弾性部
材の取付け孔に挿入し、その挿入後、その一対の抜止め
板部を開いて、弾性部材の取付け孔周縁部に係止させ、
これにより、クリップが、その一対の抜止め板部により
軸部の他端部側に抜けないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者に係
る弾性部材固定用クリップにおいては、抜止め板部の一
端側をもって取付け孔を押し開き、その状態で、その取
付け孔に抜止め板部の他端側を押入れることから、抜止
め板部の一端側をもって取付け孔を押し開く作業が必要
な上に、その取付け孔の押し開き作業が行われても、未
だ、抜止め板部の残り部分を挿入するには取付け孔が小
さいことから、力を入れて押し込まなければならず、弾
性部材に対するクリップの取付け性は好ましいものでは
なかった。
る弾性部材固定用クリップにおいては、抜止め板部の一
端側をもって取付け孔を押し開き、その状態で、その取
付け孔に抜止め板部の他端側を押入れることから、抜止
め板部の一端側をもって取付け孔を押し開く作業が必要
な上に、その取付け孔の押し開き作業が行われても、未
だ、抜止め板部の残り部分を挿入するには取付け孔が小
さいことから、力を入れて押し込まなければならず、弾
性部材に対するクリップの取付け性は好ましいものでは
なかった。
【0005】また、後者に係る弾性部材固定用クリップ
においては、各抜止め板部と軸部の一端部との連続部分
は、折畳可能とすべく薄肉部とされており、抜止め板部
が抜止め機能を長期に亘って発揮するようなときには、
その薄肉部に応力が集中することになり、その薄肉部に
おいて破断する虞れがある。
においては、各抜止め板部と軸部の一端部との連続部分
は、折畳可能とすべく薄肉部とされており、抜止め板部
が抜止め機能を長期に亘って発揮するようなときには、
その薄肉部に応力が集中することになり、その薄肉部に
おいて破断する虞れがある。
【0006】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、弾性部材に対する取付け性と
取付け強度の両方を向上させることができる弾性部材固
定用クリップを提供することにある。
れたもので、その目的は、弾性部材に対する取付け性と
取付け強度の両方を向上させることができる弾性部材固
定用クリップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明(請求項1に係る発明)にあっては、弾性部材
の取付け孔に嵌合される軸部と、該軸部に対して一体化
され、該軸部が前記弾性部材の取付け孔に嵌合されると
き、該弾性部材の取付け孔周縁部に係止される板状の抜
止め板部と、を備える弾性部材固定用クリップであっ
て、前記抜止め板部が、一対の切欠き端部を有する環状
片の内周が前記軸部の先端部外周に一体化されて該軸部
を中心に径方向外方に拡がる略円板形状に構成され、前
記一対の切欠き端部のうち、一方の切欠き端部のみが、
該抜止め板部の周方向において他方の切欠き端部に近づ
くに従って、前記軸部の先端部外方側に向けて徐々に立
上がるように傾斜されて、該一方の切欠き端部の先端面
が該他方の切欠き端部の先端面よりも該軸部の先端部外
方側にずれている構成としてある。この請求項1の発明
の好ましい態様としては、請求項2、3、6、7の記載
の通りとなる。
に本発明(請求項1に係る発明)にあっては、弾性部材
の取付け孔に嵌合される軸部と、該軸部に対して一体化
され、該軸部が前記弾性部材の取付け孔に嵌合されると
き、該弾性部材の取付け孔周縁部に係止される板状の抜
止め板部と、を備える弾性部材固定用クリップであっ
て、前記抜止め板部が、一対の切欠き端部を有する環状
片の内周が前記軸部の先端部外周に一体化されて該軸部
を中心に径方向外方に拡がる略円板形状に構成され、前
記一対の切欠き端部のうち、一方の切欠き端部のみが、
該抜止め板部の周方向において他方の切欠き端部に近づ
くに従って、前記軸部の先端部外方側に向けて徐々に立
上がるように傾斜されて、該一方の切欠き端部の先端面
が該他方の切欠き端部の先端面よりも該軸部の先端部外
方側にずれている構成としてある。この請求項1の発明
の好ましい態様としては、請求項2、3、6、7の記載
の通りとなる。
【0008】前記目的を達成するために本発明(請求項
4に係る発明)にあっては、弾性部材の取付け孔に嵌合
される軸部と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前
記弾性部材の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の
取付け孔周縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備
える弾性部材固定用クリップであって、前記抜止め板部
が、一対の切欠き端部を有する環状片の内周を前記軸部
の先端部外周に一体化して構成され、前記一対の切欠き
端部のうち、一方の切欠き端部が、該抜止め板部の周方
向において他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸
部の先端部外方側に向けて徐々に立上がるように傾斜さ
れて、該一方の切欠き端部の先端面が該他方の切欠き端
部の先端面よりも該軸部の先端部外方側にずれ、前記一
方の切欠き端部の先端面が、前記抜止め板部の径方向外
方に向うに従って前記他方の切欠き端部に近づくように
傾斜され、前記一方の切欠き端部の先端面と該一方の切
欠き端部の外周縁部との交差部に、係止爪が、該一方の
切欠き端部の先端面が前記抜止め板部の径方向外方に延
出されるようにして形成されて、該係止爪と前記他方の
切欠き端部とで前記弾性部材の取付け孔内周縁部を挟持
可能とされている構成としてある。この請求項4の発明
の好ましい態様としては、請求項6、7の記載の通りと
なる。前記目的を達成するために本発明(請求項5に係
る発明)にあっては、弾性部材の取付け孔に嵌合される
軸部と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前記弾性
部材の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の取付け
孔周縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備える弾
性部材固定用クリップであって、前記抜止め板部が、一
対の切欠き端部を有する環状片の内周を前記軸部の先端
部外周に一体化して構成され、前記一対の切欠き端部の
うち、一方の切欠き端部が、該抜止め板部の周方向にお
いて他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸部の先
端部外方側に向けて徐々に立上がるように傾斜されて、
該一方の切欠き端部の先端面が該他方の切欠き端部の先
端面よりも該軸部の先端部外方側にずれ、前記一方の切
欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の周方向におい
て他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸部に近づ
くように傾斜され、前記一方の切欠き端部の先端面が、
前記抜止め板部の径方向外方に向うに従って前記他方の
切欠き端部に近づくように傾斜され、前記一方の切欠き
端部の先端面と該一方の切欠き端部の外周縁部との交差
部に、係止爪が、該一方の切欠き端部の先端面が前記抜
止め板部の径方向外方に延出されるようにして形成され
て、該係止爪と前記他方の切欠き端部とで前記弾性部材
の取付け孔内周縁部を挟持可能とされている構成として
ある。この請求項5の発明の好ましい態様としては、請
求項6、7の記載の通りとなる。
4に係る発明)にあっては、弾性部材の取付け孔に嵌合
される軸部と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前
記弾性部材の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の
取付け孔周縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備
える弾性部材固定用クリップであって、前記抜止め板部
が、一対の切欠き端部を有する環状片の内周を前記軸部
の先端部外周に一体化して構成され、前記一対の切欠き
端部のうち、一方の切欠き端部が、該抜止め板部の周方
向において他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸
部の先端部外方側に向けて徐々に立上がるように傾斜さ
れて、該一方の切欠き端部の先端面が該他方の切欠き端
部の先端面よりも該軸部の先端部外方側にずれ、前記一
方の切欠き端部の先端面が、前記抜止め板部の径方向外
方に向うに従って前記他方の切欠き端部に近づくように
傾斜され、前記一方の切欠き端部の先端面と該一方の切
欠き端部の外周縁部との交差部に、係止爪が、該一方の
切欠き端部の先端面が前記抜止め板部の径方向外方に延
出されるようにして形成されて、該係止爪と前記他方の
切欠き端部とで前記弾性部材の取付け孔内周縁部を挟持
可能とされている構成としてある。この請求項4の発明
の好ましい態様としては、請求項6、7の記載の通りと
なる。前記目的を達成するために本発明(請求項5に係
る発明)にあっては、弾性部材の取付け孔に嵌合される
軸部と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前記弾性
部材の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の取付け
孔周縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備える弾
性部材固定用クリップであって、前記抜止め板部が、一
対の切欠き端部を有する環状片の内周を前記軸部の先端
部外周に一体化して構成され、前記一対の切欠き端部の
うち、一方の切欠き端部が、該抜止め板部の周方向にお
いて他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸部の先
端部外方側に向けて徐々に立上がるように傾斜されて、
該一方の切欠き端部の先端面が該他方の切欠き端部の先
端面よりも該軸部の先端部外方側にずれ、前記一方の切
欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の周方向におい
て他方の切欠き端部に近づくに従って、前記軸部に近づ
くように傾斜され、前記一方の切欠き端部の先端面が、
前記抜止め板部の径方向外方に向うに従って前記他方の
切欠き端部に近づくように傾斜され、前記一方の切欠き
端部の先端面と該一方の切欠き端部の外周縁部との交差
部に、係止爪が、該一方の切欠き端部の先端面が前記抜
止め板部の径方向外方に延出されるようにして形成され
て、該係止爪と前記他方の切欠き端部とで前記弾性部材
の取付け孔内周縁部を挟持可能とされている構成として
ある。この請求項5の発明の好ましい態様としては、請
求項6、7の記載の通りとなる。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、一
方の切欠き端部が、抜止め板部の周方向において他方の
切欠き端部に近づくに従って、軸部の先端部外方側に向
けて徐々に立上がることから、一方の切欠き端部を弾性
部材の取付け孔に押し当てて該取付け孔に進入させれ
ば、一方の切欠き端部における立上がり部の内面に一部
の取付け孔内周縁部が当接することになり、その状態
で、抜止め板部を軸部を中心として回転させれば、抜止
め板部と取付け孔内周縁部とが相対回転する結果、その
一方の切欠き端部における立上がり部の内面に取付け孔
内周縁部が案内されて、該取付け孔内周縁部は、次第に
抜止め板部内面側に誘い込まれ、その結果、抜止め板部
が取付け孔を通り抜け、該抜止め板部は取付け孔内周縁
部に係止されることになる。このように、一方の切欠き
端部を取付け孔に挿入されるように押し当て、その状態
で、軸部を回転させるだけで、抜止め板部が取付け孔を
通り抜けて該取付け孔内周縁部に係止されることにな
り、取付け孔を無理やりに押し開いて押し込むような乱
暴な作業は不要となる。このため、極めて円滑に当該ク
リップを取付け孔に取付けることができることになり、
弾性部材の取付け孔に対する当該クリップの取付け性を
向上させることができることになる。
方の切欠き端部が、抜止め板部の周方向において他方の
切欠き端部に近づくに従って、軸部の先端部外方側に向
けて徐々に立上がることから、一方の切欠き端部を弾性
部材の取付け孔に押し当てて該取付け孔に進入させれ
ば、一方の切欠き端部における立上がり部の内面に一部
の取付け孔内周縁部が当接することになり、その状態
で、抜止め板部を軸部を中心として回転させれば、抜止
め板部と取付け孔内周縁部とが相対回転する結果、その
一方の切欠き端部における立上がり部の内面に取付け孔
内周縁部が案内されて、該取付け孔内周縁部は、次第に
抜止め板部内面側に誘い込まれ、その結果、抜止め板部
が取付け孔を通り抜け、該抜止め板部は取付け孔内周縁
部に係止されることになる。このように、一方の切欠き
端部を取付け孔に挿入されるように押し当て、その状態
で、軸部を回転させるだけで、抜止め板部が取付け孔を
通り抜けて該取付け孔内周縁部に係止されることにな
り、取付け孔を無理やりに押し開いて押し込むような乱
暴な作業は不要となる。このため、極めて円滑に当該ク
リップを取付け孔に取付けることができることになり、
弾性部材の取付け孔に対する当該クリップの取付け性を
向上させることができることになる。
【0010】また、抜止め板部は、不動状態をもって軸
部に対して一体的に接合され、軸部に対して抜止め板部
が折畳可能となるような構成とはなっておらず、応力が
集中するような個所において、薄肉部が形成されるよう
なことはない。このため、薄肉部において破断する虞れ
はなく、当該クリップの強度を高めて、取付け強度の向
上を図ることができることになる。
部に対して一体的に接合され、軸部に対して抜止め板部
が折畳可能となるような構成とはなっておらず、応力が
集中するような個所において、薄肉部が形成されるよう
なことはない。このため、薄肉部において破断する虞れ
はなく、当該クリップの強度を高めて、取付け強度の向
上を図ることができることになる。
【0011】しかも、抜止め板部に環状片を用いること
から、取付け孔内周縁部に対して、その周方向の広い範
囲において抜止め板部が係止されて、係止面積が増大さ
れることになり、抜止め板部に作用する抜け力を弾性部
材の取付け孔内周縁部に広く分散させることができるこ
とになる。このため、係止に関しての抜止め板部及び取
付け孔内周縁部の負担を軽減することができることにな
り、弾性部材に対する当該クリップの取付け強度を一層
向上させることができる。
から、取付け孔内周縁部に対して、その周方向の広い範
囲において抜止め板部が係止されて、係止面積が増大さ
れることになり、抜止め板部に作用する抜け力を弾性部
材の取付け孔内周縁部に広く分散させることができるこ
とになる。このため、係止に関しての抜止め板部及び取
付け孔内周縁部の負担を軽減することができることにな
り、弾性部材に対する当該クリップの取付け強度を一層
向上させることができる。
【0012】請求項2に記載された発明によれば、一方
の切欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の周方向に
おいて他方の切欠き端部に近づくに従って、軸部に近づ
くように傾斜されていることから、一方の切欠き端部の
幅が、立上がるに従って細幅となり、弾性部材の取付け
孔に一方の切欠き端部を挿入し易くすることができるこ
とになり、弾性部材の取付け性を向上させることができ
ることになる。
の切欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の周方向に
おいて他方の切欠き端部に近づくに従って、軸部に近づ
くように傾斜されていることから、一方の切欠き端部の
幅が、立上がるに従って細幅となり、弾性部材の取付け
孔に一方の切欠き端部を挿入し易くすることができるこ
とになり、弾性部材の取付け性を向上させることができ
ることになる。
【0013】請求項3に記載された発明によれば、一方
の切欠き端部の先端面が、抜止め板部の径方向外方に向
うに従って他方の切欠き端部に近づくように傾斜されて
いることから、弾性部材に、その取付け孔に挿入される
ように一方の切欠き端部を押し当てれば、その一方の切
欠き端部の先端面が、該先端面に当接している弾性部材
の取付け孔内周縁部を案内して、相対的に、該取付け孔
内周縁部を他方の切欠き端部側に落とし込み、一部の取
付け孔内周縁部を一方の切欠き端部の外周縁部に当接さ
せることができることになり、以後、抜止め板部を軸部
を中心として回転させれば、該抜止め板部は取付け孔を
通り抜けて該取付け孔内周縁部に係止されることにな
る。このため、軸部を中心とした抜止め板部の回転操作
前までの操作を簡単にすることができることになる。
の切欠き端部の先端面が、抜止め板部の径方向外方に向
うに従って他方の切欠き端部に近づくように傾斜されて
いることから、弾性部材に、その取付け孔に挿入される
ように一方の切欠き端部を押し当てれば、その一方の切
欠き端部の先端面が、該先端面に当接している弾性部材
の取付け孔内周縁部を案内して、相対的に、該取付け孔
内周縁部を他方の切欠き端部側に落とし込み、一部の取
付け孔内周縁部を一方の切欠き端部の外周縁部に当接さ
せることができることになり、以後、抜止め板部を軸部
を中心として回転させれば、該抜止め板部は取付け孔を
通り抜けて該取付け孔内周縁部に係止されることにな
る。このため、軸部を中心とした抜止め板部の回転操作
前までの操作を簡単にすることができることになる。
【0014】請求項4に記載された発明によれば、前記
請求項1及び3の作用効果を得ることは勿論、一方の切
欠き端部の先端面と該一方の切欠き端部の外周縁部との
交差部に係止爪が形成されることから、その係止爪は、
一方の切欠き端部の先端面の案内に基づき、一方の切欠
き端部の外周縁部に弾性部材の一部の取付け孔内周縁部
が当接するように相対的に落とし込まれた後、他方の切
欠き端部と協働して、その落とし込まれた取付け孔内周
縁部が外れることを規制することになる。このため、軸
部を中心とした抜止め板部の回転操作への移行を円滑に
することができることになる。請求項5に記載された発
明によれば、前記請求項2の作用効果をも得つつ、上記
請求項4の作用効果を同時に得ることができることにな
る。
請求項1及び3の作用効果を得ることは勿論、一方の切
欠き端部の先端面と該一方の切欠き端部の外周縁部との
交差部に係止爪が形成されることから、その係止爪は、
一方の切欠き端部の先端面の案内に基づき、一方の切欠
き端部の外周縁部に弾性部材の一部の取付け孔内周縁部
が当接するように相対的に落とし込まれた後、他方の切
欠き端部と協働して、その落とし込まれた取付け孔内周
縁部が外れることを規制することになる。このため、軸
部を中心とした抜止め板部の回転操作への移行を円滑に
することができることになる。請求項5に記載された発
明によれば、前記請求項2の作用効果をも得つつ、上記
請求項4の作用効果を同時に得ることができることにな
る。
【0015】請求項6に記載された発明によれば、軸部
の先端部にガイド突起が設けられ、そのガイド突起が、
軸部の先端部外方に向うに従って縮径されていることか
ら、弾性部材の取付け孔に対する軸部先端部及び一方の
切欠き端部の挿入作業を容易にすることができ、一方の
切欠き端部の押当て操作時の位置決めを容易にすると共
に、以後の操作の円滑化を図ることができることにな
る。
の先端部にガイド突起が設けられ、そのガイド突起が、
軸部の先端部外方に向うに従って縮径されていることか
ら、弾性部材の取付け孔に対する軸部先端部及び一方の
切欠き端部の挿入作業を容易にすることができ、一方の
切欠き端部の押当て操作時の位置決めを容易にすると共
に、以後の操作の円滑化を図ることができることにな
る。
【0016】請求項7に記載された発明によれば、弾性
部材の取付け孔を抜止め板部が通り抜けた後、フランジ
部が、軸部がさらに該取付け孔に進入することを防止す
ることになり、該フランジ部と抜止め板部とにより、当
該クリップを弾性部材の取付け孔に対して不動状態で保
持できることになる。
部材の取付け孔を抜止め板部が通り抜けた後、フランジ
部が、軸部がさらに該取付け孔に進入することを防止す
ることになり、該フランジ部と抜止め板部とにより、当
該クリップを弾性部材の取付け孔に対して不動状態で保
持できることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する 図1〜図4において、1は本実施形態に係るプラスチッ
ク製クリップで、該クリップ1は、骨格を形成すべく、
軸部2を備えている。この軸部2は、真直ぐに延び、そ
の軸心方向長さは、本実施形態に係るクリップ1が弾性
部材としてのウェザーストリップを取付け部材としての
車体に取付ける目的を有していることから、ウェザース
トリップに対する取付け、車体に対する取付け、取付け
作業性等を考慮して決定されている。この軸部2は、そ
の基端側(図1、図3、図4中、下端側)が車体に対す
る取付け側となり、該軸部2の先端側(図1、図3、図
4中、上端側)が、ウェザーストリップに対する取付け
側となっており、これに伴い、軸部2の先端側がウェザ
ーストリップの取付け孔に挿入可能な大きさとされ、軸
部2の基端側が車体の取付け孔に挿入可能な大きさとさ
れている。
図面に基づいて説明する 図1〜図4において、1は本実施形態に係るプラスチッ
ク製クリップで、該クリップ1は、骨格を形成すべく、
軸部2を備えている。この軸部2は、真直ぐに延び、そ
の軸心方向長さは、本実施形態に係るクリップ1が弾性
部材としてのウェザーストリップを取付け部材としての
車体に取付ける目的を有していることから、ウェザース
トリップに対する取付け、車体に対する取付け、取付け
作業性等を考慮して決定されている。この軸部2は、そ
の基端側(図1、図3、図4中、下端側)が車体に対す
る取付け側となり、該軸部2の先端側(図1、図3、図
4中、上端側)が、ウェザーストリップに対する取付け
側となっており、これに伴い、軸部2の先端側がウェザ
ーストリップの取付け孔に挿入可能な大きさとされ、軸
部2の基端側が車体の取付け孔に挿入可能な大きさとさ
れている。
【0018】上記軸部2には、その基端部(図1、図
3、図4中、下端部)において、把持部3が形成され、
該軸部2の先端部(図1、図3、図4中、上端部)に
は、ガイド突起としての挿入部4が形成されている。把
持部3は、自動取付け機等が把持する部分で、該把持部
3は、自動取付け機等の把持を容易にすると共に把持時
の相対回転を規制すべく、断面非円形である角柱形状と
されている。挿入部4は、軸部2の先端部外方(図3
中、上方)に向うに従って縮径されており、これによ
り、その挿入部4は、略円錐形状とされている。
3、図4中、下端部)において、把持部3が形成され、
該軸部2の先端部(図1、図3、図4中、上端部)に
は、ガイド突起としての挿入部4が形成されている。把
持部3は、自動取付け機等が把持する部分で、該把持部
3は、自動取付け機等の把持を容易にすると共に把持時
の相対回転を規制すべく、断面非円形である角柱形状と
されている。挿入部4は、軸部2の先端部外方(図3
中、上方)に向うに従って縮径されており、これによ
り、その挿入部4は、略円錐形状とされている。
【0019】前記軸部2には、上記把持部3から上記挿
入部4に向けて順に、係合部5、フランジ部6、抜止め
板部7が設けられている。
入部4に向けて順に、係合部5、フランジ部6、抜止め
板部7が設けられている。
【0020】上記係合部5は、既知の如く、軸部2の基
端側を車体の取付け孔に取付け可能とすべく、一対の係
合爪8を拡縮可能に備えており、その一対の係合爪8
は、車体の取付け孔に挿入後、復元して、該取付け孔周
縁部に係合できることになっている。
端側を車体の取付け孔に取付け可能とすべく、一対の係
合爪8を拡縮可能に備えており、その一対の係合爪8
は、車体の取付け孔に挿入後、復元して、該取付け孔周
縁部に係合できることになっている。
【0021】上記フランジ部6は、軸部2の先端側がウ
ェザーストリップの取付け孔に過度に進入することを規
制すると共に軸部2の基端側が車体の取付け孔に過度に
進入することを規制する機能等を有しており、その機能
等を果たすべく、フランジ部6の外径は、ウェザースト
リップの取付け孔及び車体の取付け孔の各径よりも大き
くされている。
ェザーストリップの取付け孔に過度に進入することを規
制すると共に軸部2の基端側が車体の取付け孔に過度に
進入することを規制する機能等を有しており、その機能
等を果たすべく、フランジ部6の外径は、ウェザースト
リップの取付け孔及び車体の取付け孔の各径よりも大き
くされている。
【0022】上記抜止め板部7は、一対の切欠き端部
9、10を有する環状片11とされて、該環状片11の
内周が前記軸部2の先端部4外周に接合される構成とさ
れており、該抜止め板部7は、軸部2を中心に拡がる略
円板形状に形成されている。
9、10を有する環状片11とされて、該環状片11の
内周が前記軸部2の先端部4外周に接合される構成とさ
れており、該抜止め板部7は、軸部2を中心に拡がる略
円板形状に形成されている。
【0023】しかし、上記一対の切欠き端部9、10の
うち、一方の切欠き端部9については、抜止め板部7の
周方向において他方の切欠き端部10に近づくに従っ
て、軸部2の先端部(挿入部4)外方に向けて徐々に立
上がるように傾斜されると共に(図1、図3参照)、そ
の一方の切欠き端部9の外周縁部9aが、抜止め板部7
の周方向において他方の切欠き端部10に近づくに従っ
て、軸部2に近づくように傾斜されている(図2参
照)。これにより、一方の切欠き端部9先端と他方の切
欠き端部10先端との間に、軸部2の軸心方向に一定距
離をあけた切欠き空間20が形成され、また、一方の切
欠き端部9は、次第に細幅となりつつ、その先端面9b
が挿入部4の先端近傍にまでに到達することになってい
る。
うち、一方の切欠き端部9については、抜止め板部7の
周方向において他方の切欠き端部10に近づくに従っ
て、軸部2の先端部(挿入部4)外方に向けて徐々に立
上がるように傾斜されると共に(図1、図3参照)、そ
の一方の切欠き端部9の外周縁部9aが、抜止め板部7
の周方向において他方の切欠き端部10に近づくに従っ
て、軸部2に近づくように傾斜されている(図2参
照)。これにより、一方の切欠き端部9先端と他方の切
欠き端部10先端との間に、軸部2の軸心方向に一定距
離をあけた切欠き空間20が形成され、また、一方の切
欠き端部9は、次第に細幅となりつつ、その先端面9b
が挿入部4の先端近傍にまでに到達することになってい
る。
【0024】しかも、本実施形態においては、上記一方
の切欠き端部9の先端面9bは、案内面としての機能を
持たせるために、抜止め板部7の径方向外方に向うに従
って他方の切欠き端部10に近づくように(図3中、下
方側に)傾斜され、その先端面9bは、抜止め板部7の
径方向外方に向うに従って該抜止め板部7の周方向に拡
がることになっている。さらに、一方の切欠き端部9の
先端面9bは、その外周縁部9aとの交差部において、
該外周縁部9aよりも、抜止め板部7の径方向外方側に
若干、突出されることになっており、これにより、先端
面9bと外周縁部9aとの交差部において、係止爪12
が形成されることになっている。
の切欠き端部9の先端面9bは、案内面としての機能を
持たせるために、抜止め板部7の径方向外方に向うに従
って他方の切欠き端部10に近づくように(図3中、下
方側に)傾斜され、その先端面9bは、抜止め板部7の
径方向外方に向うに従って該抜止め板部7の周方向に拡
がることになっている。さらに、一方の切欠き端部9の
先端面9bは、その外周縁部9aとの交差部において、
該外周縁部9aよりも、抜止め板部7の径方向外方側に
若干、突出されることになっており、これにより、先端
面9bと外周縁部9aとの交差部において、係止爪12
が形成されることになっている。
【0025】一方、本実施形態においては、他方の切欠
き端部10先端部に、案内面13が形成されている。こ
の案内面13は、抜止め板部7の径方向に延びるように
形成され、その案内面13は、図3に示すように、一方
の切欠き端部9(内面)に対向するように傾斜されてい
る。
き端部10先端部に、案内面13が形成されている。こ
の案内面13は、抜止め板部7の径方向に延びるように
形成され、その案内面13は、図3に示すように、一方
の切欠き端部9(内面)に対向するように傾斜されてい
る。
【0026】次に、弾性部材としてのウェザーストリッ
プに対する上記クリップ1の取付け等について、図5〜
図10に基づいて説明する。先ず、図5に示すように、
ウェザーストリップ14の取付け孔15に挿入部4先端
が簡単に入ることを利用して、ウェザーストリップ14
に対するクリップ1の取付け位置を確認し、その上で、
挿入部4と一方の切欠き端部9とをウェザーストリップ
取付け孔15内に進入させる。この進入により、挿入部
4の側面と一方の切欠き端部9の先端面9bとに取付け
孔15の挿入側内周縁部16a(挿入側内周縁部16a
と係止側内周縁部16bとを含めた取付け孔15内周縁
部全体については16をもって示す)が当接することに
なるが、ウェザーストリップ取付け孔15の内周縁部1
6の弾性力に抗して、図6〜図8に示すように、挿入部
4と一方の切欠き端部9とをウェザーストリップ取付け
孔15内に押し込む。この際、取付け孔内周縁部16
(主として挿入側内周縁部16a)は、図7に示すよう
に、一方の切欠き端部9の先端面9bと挿入部4の側面
とにより円滑に案内されて、相対的に、他方の切欠き端
部10上に落とし込まれ、一部の取付け孔内周縁部16
は、切欠き空間20において、図8に示すように、一方
の切欠き端部9の外周縁部9aに当接されることにな
る。そして、この状態は、係止爪12と他方の切欠き端
部10とにより、その落とし込まれた取付け孔内周縁部
16を挟持することにより保持されることになる。
プに対する上記クリップ1の取付け等について、図5〜
図10に基づいて説明する。先ず、図5に示すように、
ウェザーストリップ14の取付け孔15に挿入部4先端
が簡単に入ることを利用して、ウェザーストリップ14
に対するクリップ1の取付け位置を確認し、その上で、
挿入部4と一方の切欠き端部9とをウェザーストリップ
取付け孔15内に進入させる。この進入により、挿入部
4の側面と一方の切欠き端部9の先端面9bとに取付け
孔15の挿入側内周縁部16a(挿入側内周縁部16a
と係止側内周縁部16bとを含めた取付け孔15内周縁
部全体については16をもって示す)が当接することに
なるが、ウェザーストリップ取付け孔15の内周縁部1
6の弾性力に抗して、図6〜図8に示すように、挿入部
4と一方の切欠き端部9とをウェザーストリップ取付け
孔15内に押し込む。この際、取付け孔内周縁部16
(主として挿入側内周縁部16a)は、図7に示すよう
に、一方の切欠き端部9の先端面9bと挿入部4の側面
とにより円滑に案内されて、相対的に、他方の切欠き端
部10上に落とし込まれ、一部の取付け孔内周縁部16
は、切欠き空間20において、図8に示すように、一方
の切欠き端部9の外周縁部9aに当接されることにな
る。そして、この状態は、係止爪12と他方の切欠き端
部10とにより、その落とし込まれた取付け孔内周縁部
16を挟持することにより保持されることになる。
【0027】次いで、一部の取付け孔内周縁部16を一
方の切欠き端部9の外周縁部9aに当接させた上記状態
において、把持部3に回転力を加え、抜止め板部7を軸
部2を中心として回転させる。これにより、抜止め板部
7と取付け孔内周縁部16とが相対回転することにな
り、これに基づき、一方の切欠き端部9における外周縁
部9a及び他方の切欠き端部10の案内面13とは、図
9に示すように、取付け孔内周縁部16を次第に抜止め
板部7内面側に誘い込み、ついには、図10に示すよう
に、抜止め板部7が取付け孔15を通り抜けることにな
る。この結果、抜止め板部7は取付け孔15の係止側内
周縁部16bに係止されることになる。
方の切欠き端部9の外周縁部9aに当接させた上記状態
において、把持部3に回転力を加え、抜止め板部7を軸
部2を中心として回転させる。これにより、抜止め板部
7と取付け孔内周縁部16とが相対回転することにな
り、これに基づき、一方の切欠き端部9における外周縁
部9a及び他方の切欠き端部10の案内面13とは、図
9に示すように、取付け孔内周縁部16を次第に抜止め
板部7内面側に誘い込み、ついには、図10に示すよう
に、抜止め板部7が取付け孔15を通り抜けることにな
る。この結果、抜止め板部7は取付け孔15の係止側内
周縁部16bに係止されることになる。
【0028】そして、このようなクリップ1の取付け
は、ウェザーストリップ14の複数個所において行わ
れ、そのウェザーストリップ14に取付けられた各クリ
ップ1が、車体の取付け孔に、その基端側から挿入され
て、係合部5をもって係止される。これにより、ウェザ
ーストリップ14が車体に取付けられることになる。こ
のような作業は、手作業によっても構わないが、自動取
付け機により行うのが好ましい。
は、ウェザーストリップ14の複数個所において行わ
れ、そのウェザーストリップ14に取付けられた各クリ
ップ1が、車体の取付け孔に、その基端側から挿入され
て、係合部5をもって係止される。これにより、ウェザ
ーストリップ14が車体に取付けられることになる。こ
のような作業は、手作業によっても構わないが、自動取
付け機により行うのが好ましい。
【0029】したがって、このようなクリップ1を用い
ることにより、一方の切欠き端部9等をウェザーストリ
ップ取付け孔15に挿入されるように押し当て、その状
態で、軸部2を回転させるだけで、抜止め板部7がウェ
ザーストリップ取付け孔15を通り抜けて該取付け孔内
周縁部16(係止側内周縁部16b)に係止されること
になり、極めて円滑に当該クリップ1をウェザーストリ
ップ取付け孔15に取付けることができることになる。
この結果、ウェザーストリップ取付け孔15を無理やり
に押し開いて押し込むような乱暴な作業を不要にできる
ことになり、ウェザーストリップ取付け孔15に対する
取付け性を向上させることができることになる。
ることにより、一方の切欠き端部9等をウェザーストリ
ップ取付け孔15に挿入されるように押し当て、その状
態で、軸部2を回転させるだけで、抜止め板部7がウェ
ザーストリップ取付け孔15を通り抜けて該取付け孔内
周縁部16(係止側内周縁部16b)に係止されること
になり、極めて円滑に当該クリップ1をウェザーストリ
ップ取付け孔15に取付けることができることになる。
この結果、ウェザーストリップ取付け孔15を無理やり
に押し開いて押し込むような乱暴な作業を不要にできる
ことになり、ウェザーストリップ取付け孔15に対する
取付け性を向上させることができることになる。
【0030】この場合、一方の切欠き端部9の幅が、該
一方の切欠き端部9が立上がるに従って細幅となると共
に、挿入部4先端部が略円錐形状とされていることか
ら、ウェザーストリップ取付け孔15に対する挿入部4
先端部及び一方の切欠き端部9の挿入作業を容易にする
ことができ、一方の切欠き端部9の押当て操作時の位置
決めを容易にすると共に、以後の操作の円滑化を図るこ
とができることになる。
一方の切欠き端部9が立上がるに従って細幅となると共
に、挿入部4先端部が略円錐形状とされていることか
ら、ウェザーストリップ取付け孔15に対する挿入部4
先端部及び一方の切欠き端部9の挿入作業を容易にする
ことができ、一方の切欠き端部9の押当て操作時の位置
決めを容易にすると共に、以後の操作の円滑化を図るこ
とができることになる。
【0031】また、この際、一方の切欠き端部9の先端
面9bが、該先端面9bに当接している取付け孔内周縁
部16を円滑に案内して、相対的に、他方の切欠き端部
10上に落とし込み、一部の取付け孔内周縁部16を一
方の切欠き端部9の外周縁部9aに当接させることにな
り、しかも、その状態は、係止爪12と他方の切欠き端
部10とが、その落とし込まれた取付け孔内周縁部16
を挟持することにより保持して、その取付け孔内周縁部
16が外れることを防止することから、軸部2を中心と
した抜止め板部7の回転操作前までの操作を簡単に終え
ることができることになる。
面9bが、該先端面9bに当接している取付け孔内周縁
部16を円滑に案内して、相対的に、他方の切欠き端部
10上に落とし込み、一部の取付け孔内周縁部16を一
方の切欠き端部9の外周縁部9aに当接させることにな
り、しかも、その状態は、係止爪12と他方の切欠き端
部10とが、その落とし込まれた取付け孔内周縁部16
を挟持することにより保持して、その取付け孔内周縁部
16が外れることを防止することから、軸部2を中心と
した抜止め板部7の回転操作前までの操作を簡単に終え
ることができることになる。
【0032】さらに、この際、抜止め板部7は、不動状
態をもって軸部2に対して一体的に接合され、軸部2に
対して抜止め板部7が折畳可能となるような構成とはな
っておらず、応力が集中するような個所において、薄肉
部が形成されるようなことはない。このため、薄肉部に
おいて破断することはなく、当該クリップ1の強度を高
めて、取付け強度の向上を図ることができることにな
る。
態をもって軸部2に対して一体的に接合され、軸部2に
対して抜止め板部7が折畳可能となるような構成とはな
っておらず、応力が集中するような個所において、薄肉
部が形成されるようなことはない。このため、薄肉部に
おいて破断することはなく、当該クリップ1の強度を高
めて、取付け強度の向上を図ることができることにな
る。
【0033】しかも、上記のように、当該クリップ1の
強度を高める観点から取付け強度の向上を図るだけでな
く、抜止め板部7に環状片11を用い、取付け孔内周縁
部16に対して、その周方向の広い範囲において抜止め
板部7が係止されることとして、抜止め板部7に作用す
る抜け力をウェザーストリップ14の取付け孔内周縁部
16に広く分散させることとしており、係止に関しての
抜止め板部7及び取付け孔内周縁部16の負担を軽減す
ることができることになる。このため、この観点から
も、ウェザーストリップ14に対する当該クリップ1の
取付け強度を向上させることができることになる。
強度を高める観点から取付け強度の向上を図るだけでな
く、抜止め板部7に環状片11を用い、取付け孔内周縁
部16に対して、その周方向の広い範囲において抜止め
板部7が係止されることとして、抜止め板部7に作用す
る抜け力をウェザーストリップ14の取付け孔内周縁部
16に広く分散させることとしており、係止に関しての
抜止め板部7及び取付け孔内周縁部16の負担を軽減す
ることができることになる。このため、この観点から
も、ウェザーストリップ14に対する当該クリップ1の
取付け強度を向上させることができることになる。
【0034】さらにまた、上述のような操作が、挿入部
4に接合された一方の切欠き端部9等を用いて行われる
ことから、一方の切欠き端部9が片持ち状となることが
防がれ、ウェザーストリップ14の取付け孔15に対す
る一方の切欠き端部9の押当て操作時、軸部2を中心と
した抜止め板部7の回転操作時に、一方の切欠き端部9
が撓むようなことが回避されることになる。このため、
これらの操作を容易且つ確実に行うことができることに
なる。
4に接合された一方の切欠き端部9等を用いて行われる
ことから、一方の切欠き端部9が片持ち状となることが
防がれ、ウェザーストリップ14の取付け孔15に対す
る一方の切欠き端部9の押当て操作時、軸部2を中心と
した抜止め板部7の回転操作時に、一方の切欠き端部9
が撓むようなことが回避されることになる。このため、
これらの操作を容易且つ確実に行うことができることに
なる。
【0035】加えて、ウェザーストリップ14に対する
当該クリップ1の取付けに自動取付け機を用いる場合に
おいては、上述のように、一方の切欠き端部9をウェザ
ーストリップ取付け孔15に挿入されるように押し当
て、その状態で、軸部2を回転させるだけであることか
ら、自動取付け機の移動は、ウェザーストリップ14に
対して垂直方向だけとなり、ウェザーストリップ14の
延び方向に移動する必要がなくなる。このため、自動取
付け機の必要スペ−スを少なくすることができることに
なる。
当該クリップ1の取付けに自動取付け機を用いる場合に
おいては、上述のように、一方の切欠き端部9をウェザ
ーストリップ取付け孔15に挿入されるように押し当
て、その状態で、軸部2を回転させるだけであることか
ら、自動取付け機の移動は、ウェザーストリップ14に
対して垂直方向だけとなり、ウェザーストリップ14の
延び方向に移動する必要がなくなる。このため、自動取
付け機の必要スペ−スを少なくすることができることに
なる。
【0036】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。 弾性部材が、ウェザーストリップに限らず、弾性力を
有するものであればどのようなものでも適用可能である
こと。 一方の切欠き端部9の幅を、挿入部4に近づくに従っ
て狭めず、一定とすること。 挿入部4を省いて、抜止め板部7から一方の切欠き端
部9のみを突出させること。 軸部2に対する抜止め板部7、フランジ部6、係合部
5等を、軸部2と一体成形により形成してもよいし、別
部材を接合して形成してもよいこと。
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。 弾性部材が、ウェザーストリップに限らず、弾性力を
有するものであればどのようなものでも適用可能である
こと。 一方の切欠き端部9の幅を、挿入部4に近づくに従っ
て狭めず、一定とすること。 挿入部4を省いて、抜止め板部7から一方の切欠き端
部9のみを突出させること。 軸部2に対する抜止め板部7、フランジ部6、係合部
5等を、軸部2と一体成形により形成してもよいし、別
部材を接合して形成してもよいこと。
【図1】実施形態に係るクリップを示す斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2の部分断面を含む正面図。
【図4】図3の部分断面を含む左側面図。
【図5】ウェザーストリップに対する実施形態に係るク
リップの取付けを説明する説明図。
リップの取付けを説明する説明図。
【図6】図5からの動作状態図。
【図7】図6からの動作状態図。
【図8】図7からの動作状態図。
【図9】図8からの動作状態図。
【図10】図9からの動作状態図。
1 クリップ
2 軸部
4 挿入部
7 抜止め板部
9 一方の切欠き端部
9a 一方の切欠き端部の外周縁部
9b 一方の切欠き端部の先端面
10 他方の切欠き端部
11 環状片
12 係止爪
14 ウェザーストリップ
15 ウェザーストリップの取付け孔
16 ウェザーストリップの取付け孔内周縁部
Claims (7)
- 【請求項1】 弾性部材の取付け孔に嵌合される軸部
と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前記弾性部材
の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の取付け孔周
縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備える弾性部
材固定用クリップであって、 前記抜止め板部が、一対の切欠き端部を有する環状片の
内周が前記軸部の先端部外周に一体化されて該軸部を中
心に径方向外方に拡がる略円板形状に構成され、 前記一対の切欠き端部のうち、一方の切欠き端部のみ
が、該抜止め板部の周方向において他方の切欠き端部に
近づくに従って、前記軸部の先端部外方側に向けて徐々
に立上がるように傾斜されて、該一方の切欠き端部の先
端面が該他方の切欠き端部の先端面よりも該軸部の先端
部外方側にずれている、ことを特徴とする弾性部材固定
用クリップ。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記一方の切欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の
周方向において前記他方の切欠き端部に近づくに従っ
て、前記軸部に近づくように傾斜されている、ことを特
徴とする弾性部材固定用クリップ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記一方の切欠き端部の先端面が、前記抜止め板部の径
方向外方に向うに従って前記他方の切欠き端部に近づく
ように傾斜されている、ことを特徴とする弾性部材固定
用クリップ。 - 【請求項4】 弾性部材の取付け孔に嵌合される軸部
と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前記弾性部材
の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の取付け孔周
縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備える弾性部
材固定用クリップであって、 前記抜止め板部が、一対の切欠き端部を有する環状片の
内周を前記軸部の先端部外周に一体化して構成され、 前記一対の切欠き端部のうち、一方の切欠き端部が、該
抜止め板部の周方向において他方の切欠き端部に近づく
に従って、前記軸部の先端部外方側に向けて徐 々に立上
がるように傾斜されて、該一方の切欠き端部の先端面が
該他方の切欠き端部の先端面よりも該軸部の先端部外方
側にずれ、 前記一方の切欠き端部の先端面が、前記抜止め板部の径
方向外方に向うに従って前記他方の切欠き端部に近づく
ように傾斜され、 前記一方の切欠き端部の先端面と該一方の切欠き端部の
外周縁部との交差部に、係止爪が、該一方の切欠き端部
の先端面が前記抜止め板部の径方向外方に延出されるよ
うにして形成されて、該係止爪と前記他方の切欠き端部
とで前記弾性部材の取付け孔内周縁部を挟持可能とされ
ている、ことを特徴とする弾性部材固定用クリップ。 - 【請求項5】 弾性部材の取付け孔に嵌合される軸部
と、該軸部に対して一体化され、該軸部が前記弾性部材
の取付け孔に嵌合されるとき、該弾性部材の取付け孔周
縁部に係止される板状の抜止め板部と、を備える弾性部
材固定用クリップであって、 前記抜止め板部が、一対の切欠き端部を有する環状片の
内周を前記軸部の先端部外周に一体化して構成され、 前記一対の切欠き端部のうち、一方の切欠き端部が、該
抜止め板部の周方向において他方の切欠き端部に近づく
に従って、前記軸部の先端部外方側に向けて徐々に立上
がるように傾斜されて、該一方の切欠き端部の先端面が
該他方の切欠き端部の先端面よりも該軸部の先端部外方
側にずれ、 前記一方の切欠き端部の外周縁部が、前記抜止め板部の
周方向において他方の切欠き端部に近づくに従って、前
記軸部に近づくように傾斜され、 前記一方の切欠き端部の先端面が、前記抜止め板部の径
方向外方に向うに従って前記他方の切欠き端部に近づく
ように傾斜され、 前記一方の切欠き端部の先端面と該一方の切欠き端部の
外周縁部との交差部に、係止爪が、該一方の切欠き端部
の先端面が前記抜止め板部の径方向外方に延出されるよ
うにして形成されて、該係止爪と前記他方の切欠き端部
とで前記弾性部材の取付け孔内周縁部を挟持可能とされ
ている、 ことを特徴とする弾性部材固定用クリップ。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記軸部の先端部にガイド突起が設けられ、 前記ガイド突起が、前記軸部の先端部外方に向うに従っ
て縮径されている、ことを特徴とする弾性部材固定用ク
リップ。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記軸部に、前記抜止め板部よりも該軸部の軸心方向内
方側においてフランジ部が設けられている、ことを特徴
とする弾性部材固定用クリップ。
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