JP3462265B2 - 波長変換素子 - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/37—Non-linear optics for second-harmonic generation
- G02F1/377—Non-linear optics for second-harmonic generation in an optical waveguide structure
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/353—Frequency conversion, i.e. wherein a light beam is generated with frequency components different from those of the incident light beams
- G02F1/3544—Particular phase matching techniques
- G02F1/3548—Quasi phase matching [QPM], e.g. using a periodic domain inverted structure
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- Lasers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第2高調波発生(Secon
d Harmonic Generation:SHG)を利用した非線形光学結
晶の導波路を有する波長変換素子に関する。
d Harmonic Generation:SHG)を利用した非線形光学結
晶の導波路を有する波長変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】波長変換素子において、第2高調波発生
を効率よく発生するためには位相整合条件を満たす必要
がある。位相整合方法には、波長変換素子の基板結晶の
複屈折性を利用し角度同調、温度同調、電界同調を用い
て位相整合条件を満たす方法や、導波路のモード分散を
用いることにより、導波路の膜厚、オーバーレイヤ、チ
ェレンコフ放射、疑似位相整合など、種々の方法が試み
られている。
を効率よく発生するためには位相整合条件を満たす必要
がある。位相整合方法には、波長変換素子の基板結晶の
複屈折性を利用し角度同調、温度同調、電界同調を用い
て位相整合条件を満たす方法や、導波路のモード分散を
用いることにより、導波路の膜厚、オーバーレイヤ、チ
ェレンコフ放射、疑似位相整合など、種々の方法が試み
られている。
【0003】波長変換素子の基板には、LiTaO
3(以下、LTという)、LiNbO3(以下、LNとい
う)、KTiOPO4等の非線形光学定数の大きい強誘
電体が好ましく用いられている。例えば、LiNb1-x
TaxO2(0≦x≦1)(以下、LNTという)のバル
ク結晶は融液から引上げるCZ法、TSSG法やノズル
を使って結晶を引き下げるマイクロ結晶作製法などで形
成される。しかし、その結晶の高品質化、高均一化、大
型化、導波路化などには難点があった。そこで、LNT
結晶薄膜をサファイア等の基板上に形成するスパッタリ
ング法が開発されている。
3(以下、LTという)、LiNbO3(以下、LNとい
う)、KTiOPO4等の非線形光学定数の大きい強誘
電体が好ましく用いられている。例えば、LiNb1-x
TaxO2(0≦x≦1)(以下、LNTという)のバル
ク結晶は融液から引上げるCZ法、TSSG法やノズル
を使って結晶を引き下げるマイクロ結晶作製法などで形
成される。しかし、その結晶の高品質化、高均一化、大
型化、導波路化などには難点があった。そこで、LNT
結晶薄膜をサファイア等の基板上に形成するスパッタリ
ング法が開発されている。
【0004】また、プラズマ気相成長法によりサファイ
ア基板上にLNTの単結晶膜を作成する方法も、開発さ
れている(特公平5−11078号公報)。これは酸素
プラズマ中でLi、Ta、Nbを酸化させサファイア基
板上にLNT単結晶膜をエピタキシャル成長させて堆積
している。
ア基板上にLNTの単結晶膜を作成する方法も、開発さ
れている(特公平5−11078号公報)。これは酸素
プラズマ中でLi、Ta、Nbを酸化させサファイア基
板上にLNT単結晶膜をエピタキシャル成長させて堆積
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】LNTは高融点、高キ
ュリー点の強誘電体であって、さらに他の強誘電体より
も電機機械結合係数が大きいことが知られている。さら
にLNTは非線形光学定数も大きいので、波長変換素子
の使用に適している。しかしながら、これら諸特性がさ
らに高い強誘電体が波長変換素子の導波路のためには望
まれている。
ュリー点の強誘電体であって、さらに他の強誘電体より
も電機機械結合係数が大きいことが知られている。さら
にLNTは非線形光学定数も大きいので、波長変換素子
の使用に適している。しかしながら、これら諸特性がさ
らに高い強誘電体が波長変換素子の導波路のためには望
まれている。
【0006】そこで、本発明の目的は、有機金属気相エ
ピタキシ(以下、MOCVDという)法によって、基板
上にLNTに代るKLiNbTaO系エピタキシャル層
を有した基板からなる波長変換素子を提供することにあ
る。
ピタキシ(以下、MOCVDという)法によって、基板
上にLNTに代るKLiNbTaO系エピタキシャル層
を有した基板からなる波長変換素子を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の波長変換素子
は、基板と、前記基板の表面に堆積されたK3Li2-xN
b5+x-yTayO15+2x(−0.4≦x≦0.20,0≦
y≦0.33)のエピタキシャルクラッド層と、前記エ
ピタキシャルクラッド層上に堆積されたK3Li2-x'N
b5+x'-y 'TayO15+2x'(−0.4≦x’≦0.2
0,0≦y’≦0.33)からなり前記エピタキシャル
クラッド層よりも屈折率の大きいエピタキシャル導波路
層と、からなり、前記エピタキシャルクラッド層と前記
エピタキシャル導波路層が、少なくともリチウム(L
i)、カリウム(K)、タンタル(Ta)及びニオブ
(Nb)の有機金属化合物ガスの各々を有機金属気相エ
ピタキシ装置の成長室に配置された前記基板上へ導入
し、前記有機金属化合物ガスの反応により、形成されて
いる、ことを特徴とする。
は、基板と、前記基板の表面に堆積されたK3Li2-xN
b5+x-yTayO15+2x(−0.4≦x≦0.20,0≦
y≦0.33)のエピタキシャルクラッド層と、前記エ
ピタキシャルクラッド層上に堆積されたK3Li2-x'N
b5+x'-y 'TayO15+2x'(−0.4≦x’≦0.2
0,0≦y’≦0.33)からなり前記エピタキシャル
クラッド層よりも屈折率の大きいエピタキシャル導波路
層と、からなり、前記エピタキシャルクラッド層と前記
エピタキシャル導波路層が、少なくともリチウム(L
i)、カリウム(K)、タンタル(Ta)及びニオブ
(Nb)の有機金属化合物ガスの各々を有機金属気相エ
ピタキシ装置の成長室に配置された前記基板上へ導入
し、前記有機金属化合物ガスの反応により、形成されて
いる、ことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下に、本発明による実施例を図面を参照し
つつ説明する。発明者は、MOCVD法によって基板上
にLNTに代るKLiNbTaO系エピタキシャル層を
形成し、このエピタキシャル層が波長変換素子に適する
導波路となることを知見し本発明に到った。
つつ説明する。発明者は、MOCVD法によって基板上
にLNTに代るKLiNbTaO系エピタキシャル層を
形成し、このエピタキシャル層が波長変換素子に適する
導波路となることを知見し本発明に到った。
【0009】すなわち、MOCVD装置の反応室に基板
を装填し、これを設定温度まで昇温して反応室内部を設
定気圧まで減圧し、またMOCVD装置の気化器のそれ
ぞれに出発原料として、ジピバロイルメタナトカリウム
[K(C11H19O2)](以下、K(DPM)という)
と、ジピバロイルメタナトリチウム[Li(C11H19O
2)](以下、Li(DPM)という)と、トリクロロ
ビス(ジピバロイルメタナト)ニオブ(V) [Nb(C
11H19O2)2Cl3](以下、Nb(DPM)2Cl3とい
う)と、ジピバロイルメタナトタンタル[Ta(C11H
19O2)](以下、Ta(DPM)という)と、を装填
して、これら出発原料をそれぞれ設定温度に保つことに
より昇華させ有機金属化合物ガスとし、ガスを流量制御
されたArキャリアガスを用いて加熱基板が配置された
反応室へ導き、原料ガスを基板上に流すことによりKL
iNbTaO系エピタキシャル単結晶薄膜、K3Li2-x
Nb5+ x-yTayO15+2xなる式で表される組成を持つ結
晶薄膜が成長できた。そして、基板上のエピタキシャル
層の成分の原子比変えて2層のエピタキシャル単結晶薄
膜を成膜し、エピタキシャル導波路を形成した波長変換
素子を作成した。
を装填し、これを設定温度まで昇温して反応室内部を設
定気圧まで減圧し、またMOCVD装置の気化器のそれ
ぞれに出発原料として、ジピバロイルメタナトカリウム
[K(C11H19O2)](以下、K(DPM)という)
と、ジピバロイルメタナトリチウム[Li(C11H19O
2)](以下、Li(DPM)という)と、トリクロロ
ビス(ジピバロイルメタナト)ニオブ(V) [Nb(C
11H19O2)2Cl3](以下、Nb(DPM)2Cl3とい
う)と、ジピバロイルメタナトタンタル[Ta(C11H
19O2)](以下、Ta(DPM)という)と、を装填
して、これら出発原料をそれぞれ設定温度に保つことに
より昇華させ有機金属化合物ガスとし、ガスを流量制御
されたArキャリアガスを用いて加熱基板が配置された
反応室へ導き、原料ガスを基板上に流すことによりKL
iNbTaO系エピタキシャル単結晶薄膜、K3Li2-x
Nb5+ x-yTayO15+2xなる式で表される組成を持つ結
晶薄膜が成長できた。そして、基板上のエピタキシャル
層の成分の原子比変えて2層のエピタキシャル単結晶薄
膜を成膜し、エピタキシャル導波路を形成した波長変換
素子を作成した。
【0010】さらに具体的には、出発原料として、K
(DPM)、Li(DPM)、Nb(DPM)2Cl3及び
Ta(DPM)を個別にベローズバルブ付きステンレス
スチール製気化器に封入してCVDソースとした。これ
ら原料をそれぞれ恒温空気浴槽中で設定温度に対して±
1℃以内に保ちつつ、160Torrの減圧下で昇華させ流
量調整されたArキャリアガスを用いてフローチャネル
の付いた横型反応装置へ供給した。
(DPM)、Li(DPM)、Nb(DPM)2Cl3及び
Ta(DPM)を個別にベローズバルブ付きステンレス
スチール製気化器に封入してCVDソースとした。これ
ら原料をそれぞれ恒温空気浴槽中で設定温度に対して±
1℃以内に保ちつつ、160Torrの減圧下で昇華させ流
量調整されたArキャリアガスを用いてフローチャネル
の付いた横型反応装置へ供給した。
【0011】恒温空気浴槽の設定温度はそれぞれ、K
(DPM)が180℃〜200℃、Li(DPM)が1
80℃〜210℃、Nb(DPM)2Cl3が170℃〜1
90℃、及びTa(DPM)が160℃〜190℃の温
度範囲から適宜選ばれた。反応装置中にはインコネルの
サセプター上に石英トレイを置きその上に基板を配置
し、高周波加熱によって約500℃〜700℃で加熱し
た。鏡面研磨した基板を用いた。
(DPM)が180℃〜200℃、Li(DPM)が1
80℃〜210℃、Nb(DPM)2Cl3が170℃〜1
90℃、及びTa(DPM)が160℃〜190℃の温
度範囲から適宜選ばれた。反応装置中にはインコネルの
サセプター上に石英トレイを置きその上に基板を配置
し、高周波加熱によって約500℃〜700℃で加熱し
た。鏡面研磨した基板を用いた。
【0012】Arキャリアガスに導かれた原料ガスある
いはそれらの混合物を、加熱基板の置かれたリアクタ内
に層流として流し、この基板上に、種々のエピタキシャ
ルクラッド層を析出させた。この時のそれぞれの原料に
対するArキャリアガスの流量は、K(DPM)では2
00〜400ml/分、Li(DPM)では100〜2
00ml/分、Nb(DPM)2Cl3では5〜130ml
/分、及びTa(DPM)では0〜60ml/分の範囲
から適宜選ばれた。また、出発原料からの各酸化物の生
成には酸化反応をともなうため、反応ガスに一定量の酸
素を200〜400ml/分程度添加した。なお、ガス
系はステンレススチールで配管し、真空系に連結してリ
ークバルブにより反応系の圧力を調整した。
いはそれらの混合物を、加熱基板の置かれたリアクタ内
に層流として流し、この基板上に、種々のエピタキシャ
ルクラッド層を析出させた。この時のそれぞれの原料に
対するArキャリアガスの流量は、K(DPM)では2
00〜400ml/分、Li(DPM)では100〜2
00ml/分、Nb(DPM)2Cl3では5〜130ml
/分、及びTa(DPM)では0〜60ml/分の範囲
から適宜選ばれた。また、出発原料からの各酸化物の生
成には酸化反応をともなうため、反応ガスに一定量の酸
素を200〜400ml/分程度添加した。なお、ガス
系はステンレススチールで配管し、真空系に連結してリ
ークバルブにより反応系の圧力を調整した。
【0013】図1に示すように、基板1には、例えばK
3Li2Nb5O15等のK3Li2-x''Nb5+x''O15+2x''
(−0.4≦x''≦0.20,x+0.0005≦x''≦x+0.005,
x≠x''≠x')、Ba6Nb8Ti2O30、Ba5Ta10
O30またはK2BiNb5O15の結晶基板を用い、それぞ
れの+c面もしくは−c面上にK3Li2-xNb5+x-yT
ayO15+2xなる組成を持つエピタキシャルクラッド層2
を成長させ、さらにこエピタキシャルクラッド層の上へ
K3Li2-x'Nb5+x'-y'TayO15+2x'なる組成で表さ
れエピタキシャルクラッド層2より屈折率の大きいエピ
タキシャル導波路層3を成長させてスラブ導波路とし
た。
3Li2Nb5O15等のK3Li2-x''Nb5+x''O15+2x''
(−0.4≦x''≦0.20,x+0.0005≦x''≦x+0.005,
x≠x''≠x')、Ba6Nb8Ti2O30、Ba5Ta10
O30またはK2BiNb5O15の結晶基板を用い、それぞ
れの+c面もしくは−c面上にK3Li2-xNb5+x-yT
ayO15+2xなる組成を持つエピタキシャルクラッド層2
を成長させ、さらにこエピタキシャルクラッド層の上へ
K3Li2-x'Nb5+x'-y'TayO15+2x'なる組成で表さ
れエピタキシャルクラッド層2より屈折率の大きいエピ
タキシャル導波路層3を成長させてスラブ導波路とし
た。
【0014】K3Li2-xNb5+x-yTayO15+2xはタン
グステンブロンズ型の結晶をなし、基板1に用いたK3
Li2Nb5O15、Ba6Nb8Ti2O30、Ba5Ta10O
30、K2BiNb5O15も同じ結晶系であるため、良好な
エピタキシャルクラッド層2が成長し、その上には伝播
損失の少ないエピタキシャル導波路層3が形成できた。
グステンブロンズ型の結晶をなし、基板1に用いたK3
Li2Nb5O15、Ba6Nb8Ti2O30、Ba5Ta10O
30、K2BiNb5O15も同じ結晶系であるため、良好な
エピタキシャルクラッド層2が成長し、その上には伝播
損失の少ないエピタキシャル導波路層3が形成できた。
【0015】基本波をこの屈折率の大きいエピタキシャ
ル導波路層3に導波させることにより、良好な光閉じ込
めが達成され、高変換効率の波長変換素子が得られた。
さらに、K3Li2-xNb5+x-yTayO15+2xはLN、L
T、LNTに比較して、光損傷しきい値が高いので、高
い出力まで安定した動作が得られた。K3Li2-xNb
5+x-yTayO15+2x及びK3Li2-x'Nb5+x'-y'TayO
15+2x'の両エピタキシャル層の組成に関しては、−0.4
≦x≦0.20、0≦y≦0.33なる範囲が望ましかった。
ル導波路層3に導波させることにより、良好な光閉じ込
めが達成され、高変換効率の波長変換素子が得られた。
さらに、K3Li2-xNb5+x-yTayO15+2xはLN、L
T、LNTに比較して、光損傷しきい値が高いので、高
い出力まで安定した動作が得られた。K3Li2-xNb
5+x-yTayO15+2x及びK3Li2-x'Nb5+x'-y'TayO
15+2x'の両エピタキシャル層の組成に関しては、−0.4
≦x≦0.20、0≦y≦0.33なる範囲が望ましかった。
【0016】さらに基本波の波長の揺らぎや、周囲の温
度変化に対しても波長変換素子が安定に動作する為に
は、エピタキシャル導波路層3がエピタキシャルクラッ
ド層2に対して、わずかに屈折率が大きいことが必要で
ある。また、位相整合のために波長変換素子では、基本
波の波長λFと第2高調波の波長λS(=λF/2)とに
対して、結晶膜の屈折率がほとんど等しくなるような組
成でもって結晶膜を成長させることが必要である。逆
に、結晶膜を成長させたならば、基本波の波長を選ん
で、基本波の波長λFと第2高調波の波長λSに対して、
結晶膜の屈折率がほとんど等しくなるような場合を設定
してもよい。
度変化に対しても波長変換素子が安定に動作する為に
は、エピタキシャル導波路層3がエピタキシャルクラッ
ド層2に対して、わずかに屈折率が大きいことが必要で
ある。また、位相整合のために波長変換素子では、基本
波の波長λFと第2高調波の波長λS(=λF/2)とに
対して、結晶膜の屈折率がほとんど等しくなるような組
成でもって結晶膜を成長させることが必要である。逆
に、結晶膜を成長させたならば、基本波の波長を選ん
で、基本波の波長λFと第2高調波の波長λSに対して、
結晶膜の屈折率がほとんど等しくなるような場合を設定
してもよい。
【0017】いずれの場合にも、エピタキシャル導波路
層3がエピタキシャルクラッド層2に対して、屈折率が
大きいことが必要である。このような屈折率の関係を実
現するには、エピタキシャルクラッド層2の組成を規定
するパラメータについて、y=0の場合には、x+0.00
05≦x'≦x+0.005なる範囲を設定すれば良い。なお、
エピタキシャル導波路層3の膜厚については、エピタキ
シャル導波路層3は2〜4μmが好ましく、正確には、
基本波および第2高調波の波長と、エピタキシャルクラ
ッド層2の屈折率とから、基本波の導波光が基本モード
で伝播するように定める。また、エピタキシャルクラッ
ド層2の膜厚については、導波光のエバネッセントが基
板1に漏れ出ないように少なくとも2μm以上は確保す
る必要がある。
層3がエピタキシャルクラッド層2に対して、屈折率が
大きいことが必要である。このような屈折率の関係を実
現するには、エピタキシャルクラッド層2の組成を規定
するパラメータについて、y=0の場合には、x+0.00
05≦x'≦x+0.005なる範囲を設定すれば良い。なお、
エピタキシャル導波路層3の膜厚については、エピタキ
シャル導波路層3は2〜4μmが好ましく、正確には、
基本波および第2高調波の波長と、エピタキシャルクラ
ッド層2の屈折率とから、基本波の導波光が基本モード
で伝播するように定める。また、エピタキシャルクラッ
ド層2の膜厚については、導波光のエバネッセントが基
板1に漏れ出ないように少なくとも2μm以上は確保す
る必要がある。
【0018】さらに、もっと安価な基板を用いてこのよ
うな波長変換素子を実現するために、第2の実施例とし
て、図2に示すように、基板1にサファイアあるいはM
gOを用い、バッファー層4としてKNbO3や、例え
ばK3Li2Nb5O15等のK3Li2-x'''Nb5+x'''O
15+2x'''(−0.4≦x'''≦0.20,x+0.0005≦x'''≦
x+0.005,x≠x'''≠x')を薄く臨界膜厚0.1〜0.3
μmで成膜し、その後に、K3Li2-xNb5+x-yTayO
15+2xなる組成を持つエピタキシャルクラッド層2を成
長させ、さらにこのエピタキシャルクラッド層2の上へ
K3Li2-x'Nb5+x '-y'TayO15+2x'なる組成で表さ
れるエピタキシャル導波路層3を成長させて導波路とし
波長変換素子を形成した。サファイアあるいはMgOの
基板方位は、それぞれ、R面および(100)面である。こ
の第2の実施例によっても、光損傷しきい値が高く、高
出力まで安定した動作が得られる高変換効率の波長変換
素子が得られた。
うな波長変換素子を実現するために、第2の実施例とし
て、図2に示すように、基板1にサファイアあるいはM
gOを用い、バッファー層4としてKNbO3や、例え
ばK3Li2Nb5O15等のK3Li2-x'''Nb5+x'''O
15+2x'''(−0.4≦x'''≦0.20,x+0.0005≦x'''≦
x+0.005,x≠x'''≠x')を薄く臨界膜厚0.1〜0.3
μmで成膜し、その後に、K3Li2-xNb5+x-yTayO
15+2xなる組成を持つエピタキシャルクラッド層2を成
長させ、さらにこのエピタキシャルクラッド層2の上へ
K3Li2-x'Nb5+x '-y'TayO15+2x'なる組成で表さ
れるエピタキシャル導波路層3を成長させて導波路とし
波長変換素子を形成した。サファイアあるいはMgOの
基板方位は、それぞれ、R面および(100)面である。こ
の第2の実施例によっても、光損傷しきい値が高く、高
出力まで安定した動作が得られる高変換効率の波長変換
素子が得られた。
【0019】実際には、上記両実施例において、スラブ
導波層をエッチングによりリッジ導波路を形成するこ
と、あるいは導波層3の上にさらにSiO2をストライ
プ状に装荷する等の方法により導波路を3次元化するこ
ともできる。また、本発明によれば、上記素子の3次元
導波路に交差する周期的分極反転層を形成して、非線形
光学効果による第2高調波出力がその伝播に伴ってコヒ
ーレンス長毎に極大極小を周期的に繰返すことを利用し
て、コヒーレンス長毎に発生する分極の符号を交互に反
転させて、第2高調波の出力の加算により出力を増大さ
せる疑似位相整合(QPM)の波長変換素子を形成でき
る。さらに導波路の膜厚、オーバーレイヤなどの種々の
位相整合方法も用いることができる。
導波層をエッチングによりリッジ導波路を形成するこ
と、あるいは導波層3の上にさらにSiO2をストライ
プ状に装荷する等の方法により導波路を3次元化するこ
ともできる。また、本発明によれば、上記素子の3次元
導波路に交差する周期的分極反転層を形成して、非線形
光学効果による第2高調波出力がその伝播に伴ってコヒ
ーレンス長毎に極大極小を周期的に繰返すことを利用し
て、コヒーレンス長毎に発生する分極の符号を交互に反
転させて、第2高調波の出力の加算により出力を増大さ
せる疑似位相整合(QPM)の波長変換素子を形成でき
る。さらに導波路の膜厚、オーバーレイヤなどの種々の
位相整合方法も用いることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、MOCVD法を用い、
基板上にK3Li2-xNb5+x-yTayO 15+2x単結晶薄膜
をエピタキシャル成長させることにより導波路を形成し
たので、LN、LT、LNTに比して光損傷しきい値が
高く、高出力まで安定した動作が得られる高変換効率の
波長変換素子が得られる。さらに、キャリアーガスの流
量を変えることにより、容易に、結晶組成を変えること
ができるので、導波路の屈折率、膜厚を精密に制御する
ことができ製造容易な波長変換素子が得られる。
基板上にK3Li2-xNb5+x-yTayO 15+2x単結晶薄膜
をエピタキシャル成長させることにより導波路を形成し
たので、LN、LT、LNTに比して光損傷しきい値が
高く、高出力まで安定した動作が得られる高変換効率の
波長変換素子が得られる。さらに、キャリアーガスの流
量を変えることにより、容易に、結晶組成を変えること
ができるので、導波路の屈折率、膜厚を精密に制御する
ことができ製造容易な波長変換素子が得られる。
【図1】本発明による実施例の波長変換素子の概略断面
図である。
図である。
【図2】本発明による他の実施例の波長変換素子の概略
断面図である。
断面図である。
1 基板
2 エピタキシャルクラッド層
3 エピタキシャル導波路層
4 バッファー層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G02F 1/37
JICSTファイル(JOIS)
Claims (8)
- 【請求項1】 基板と、前記基板の表面に堆積されたK
3Li2-xNb5+x-yTayO15+2x(−0.4≦x≦0.
20,0≦y≦0.33)のエピタキシャルクラッド層
と、前記エピタキシャルクラッド層上に堆積されたK3
Li2-x'Nb5+x'-y 'TayO15+2x'(−0.4≦x’
≦0.20,0≦y’≦0.33,x+0.0005≦
x’≦x+0.005,x’≠x)からなり前記エピタ
キシャルクラッド層よりも屈折率の大きいエピタキシャ
ル導波路層と、からなり、 前記エピタキシャルクラッド層と前記エピタキシャル導
波路層が、少なくともリチウム(Li)、カリウム
(K)、タンタル(Ta)及びニオブ(Nb)の有機金
属化合物ガスの各々を有機金属気相エピタキシ装置の成
長室に配置された前記基板上へ導入し、前記有機金属化
合物ガスの反応により、形成されている、 ことを特徴と
する波長変換素子。 - 【請求項2】 前記有機金属化合物ガスは、少なくとも
リチウム(Li)、カリウム(K)、タンタル(Ta)
及びニオブ(Nb)の有機化合物を昇華させたものであ
ることを特徴とする請求項1記載の波長変換素子。 - 【請求項3】 前記基板はタングステンブロンズ型結晶
からなることを特徴とする請求項1記載の波長変換素
子。 - 【請求項4】 前記基板はK3Li2-x''Nb5+x''O
15+2x''(−0.4≦x’’≦0.20,x+0.00
05≦x’’≦x+0.005,x≠x’’≠x’)、
Ba6Nb8Ti2O30、Ba5Ta10O30又はK2BiN
b5O15からなることを特徴とする請求項3記載の波長
変換素子。 - 【請求項5】 前記基板はサファイアまたは酸化マグネ
シウムからなり、前記基板及び前記エピタキシャルクラ
ッド層の間に臨界膜厚のKNbO3若しくはK3Li
2-x'''Nb5+x'''O15+2x'''(−0.4≦x’’’≦
0.20,x+0.0005≦x’’’≦x+0.00
5,x≠x’’’≠x’)からなるバッファ層を有する
ことを特徴とする請求項1記載の波長変換素子。 - 【請求項6】 前記バッファ層の膜厚が0.1〜0.3
μmの範囲内にあることを特徴とする請求項5記載の波
長変換素子。 - 【請求項7】 前記エピタキシャル導波路層の膜厚が2
〜4μmの範囲内にあることを特徴とする請求項1記載
の波長変換素子。 - 【請求項8】 前記エピタキシャルクラッド層の膜厚が
2μm以上であることを特徴とする請求項1記載の波長
変換素子。
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