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JP3462031B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP3462031B2
JP3462031B2 JP04706297A JP4706297A JP3462031B2 JP 3462031 B2 JP3462031 B2 JP 3462031B2 JP 04706297 A JP04706297 A JP 04706297A JP 4706297 A JP4706297 A JP 4706297A JP 3462031 B2 JP3462031 B2 JP 3462031B2
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circuit
track jump
series
error
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康二 山本
光昭 山下
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to KR1019980004480A priority patent/KR100269507B1/ko
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1813Pulse code modulation systems for audio signals by adding special bits or symbols to the coded information
    • GPHYSICS
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    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
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    • G11B2220/2545CDs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)などの光学的ディスク再生装置に係り、とく
に信号処理回路における訂正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ記録媒体として始まったCD
(コンパクトディスク)は、光ディスクの持つ大容量記
録、高速アクセスの特長を生かしてますます広く普及し
ており、今や音楽だけでなくコンピュータの分野や映像
の分野にまで広がっている。ディスク再生装置は、ディ
スク上に記録されたEFM信号をピックアップによって
光学的に読み取りRF回路で増幅した後、信号処理回路
で復調、デインタリーブ、訂正処理を施して、オーディ
オデータもしくはコンピュータ用データとして出力させ
ている。これらはシステムコントローラーにより制御さ
れている。信号処理回路は、PLL回路、EFM復調回
路、サブコード復調回路、メモリ制御回路、メモリ、訂
正回路、データ出力回路で構成されている。EFM信号
は、PLL回路でビットクロックが抽出され、このビッ
トクロックでEFM復調、サブコード復調が行われてい
る。EFMデータは、588ビットクロックで1フレー
ムと呼ばれる1ブロックを形成しており、1フレームの
中には、サブコード1シンボル、データ32シンボルが
含まれる。EFM復調されたデータのうち、サブコード
1シンボルは、サブコード復調回路に送られ、データ3
2シンボルは、メモリ制御回路によって、メモリに書き
込まれた後、訂正回路によって訂正が行われる。
【0003】CD方式では、CIRC(Cross Interlea
ve Read-Solomn Code)と呼ばれるエラー訂正符号が採用
されている。CIRCの特徴は、2段のリード−ソロモ
ン符号(C1,C2)をインターリーブで結合した形を
採っており、訂正能力を高めるようになっている。C
1、C2の系列には訂正のために必要となるパリティが
各フレームにそれぞれのPパリティ、Qパリティが4シ
ンボルづつ付加されている。すなわち、全データ32シ
ンボルのうち1/4が訂正のために使われている。ま
ず、C1系列でPパリティ4シンボルに基づき、残りの
データ28シンボルについて、ジッタや符号間干渉によ
り生じるランダムエラーを訂正する。続くC2系列では
ディスク再生装置の不調で同期が外れたり、サーボが乱
された時、またはディスク上に比較的大きな欠陥がある
時に生じる長大なバーストエラーに対処できるように最
大108フレームにも及ぶ長いインターリーブを施して
いる。インターリーブ処理は、メモリにより容易に実現
できる。
【0004】図7を用いて、更に詳しく訂正処理につい
て説明する。Pパリティ4シンボルを用いてC1系列で
訂正可能なのは、2シンボルまでである。C1系列で2
シンボル訂正を行った場合、もしくは3シンボル以上の
エラーがあり訂正できなかった場合には、そのフレーム
に対してはポインタを立てる。そのポインタが立ってい
るC1系列のフレームのシンボルは全てエラー要素を含
んでいるという仮定でC2系列で再度訂正を行う。C2
系列で用いるQパリティも4シンボルであるが、C1訂
正で立てたポインタ情報によりエラーの位置がほぼ確定
しているため最大4シンボルまでの訂正が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようする課題】以上のように、信号処理
回路における誤り訂正回路では、C1系列及びC2系列
での二度の訂正処理を施すことにより、忠実に信号の復
元を行っている。しかし、図8に示すように、4重訂正
可能なC1系列で13〜16フレームのバーストエラー
中にトラックジャンプを起こすような場合、従来のシス
テムではC1系列で付けられたポインタ情報のみに基づ
いて処理を行っているので、本来のデータでないのにも
拘らず訂正処理を行ってしまうことになる(トラックジ
ャンプとは、あるトラックを再生中、ディスクのキズな
どの影響により別のトラックにピックアップが移動して
しまうことをいう)。したがって、より長大なバースト
エラーに対して強力に働くように導入した4重訂正能力
によって、トラックジャンプが起きた場合に誤訂正して
しまうという問題が発生する。本発明は、このような事
情によりなされたものであり、通常は4重訂正という高
い訂正能力を備え、トラックジャンプ検出時にはその訂
正能力を落とすことによりトラックジャンプの誤訂正を
防いだディスク再生装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、ディスク再生装置において、ト
ラックジャンプ検出信号を検出し、その検出信号が所定
数検出されたらC1系列及びC2系列の誤り訂正処理が
施される誤り訂正回路の訂正能力を切り換えるシステム
コントローラを用いることにより、通常は高い訂正能力
を備え、トラックジャンプ検出時は訂正能力を落とすこ
とによってトラックジャンプの誤訂正を防ぐことを特徴
としている。すなわち、請求項1の発明は、情報データ
が記憶されているディスクからその情報データを再生デ
ータ及びサブコードデータとして読み取り、復調する手
段と、前記情報データの誤り訂正を行う手段と、トラッ
クジャンプ検出信号を生成して出力する手段と、前記ト
ラックジャンプ検出信号を所定回数検出した場合に前記
誤り訂正を行う手段の訂正能力を低下させるシステムコ
トローラとを備え、前記誤り訂正を行う手段は、通常
は、C1系列の訂正とC2系列の訂正を行い、トラック
ジャンプが発生した場合には、C2系列の訂正は、その
訂正能力を低下させて行うディスク再生装置を特徴とし
ている。前記システムコントローラは、前記誤り訂正を
行う手段の訂正能力の設定を行うようにしても良い。前
記誤り訂正を行う手段は、通常は、C2系列の訂正は、
4重訂正を行うようにしても良い。前記誤り訂正を行う
手段は、トラックジャンプが発生した場合にC2系列の
訂正の4重訂正を3重以下に切り換えるようにしても良
い。
【0007】また、請求項5の発明は、情報データが記
憶されているディスクからその情報データを再生データ
及びサブコードデータとして読み取り、復調する回路
と、前記情報データの誤り訂正を行う回路と、トラック
ジャンプ検出信号を生成して出力する回路と、前記トラ
ックジャンプ検出信号をモニタして所定回数検出したら
C2系列の訂正の4重訂正を3重訂正以下に訂正能力を
低下させるシステムコントローラとを備え、前記誤り訂
正を行う回路は、通常は、C1系列の訂正とC2系列の
訂正を行い、トラックジャンプが発生した場合には、C
2系列の訂正は、4重訂正を3重訂正以下に低下させて
行うディスク再生装置を特徴としている。前記トラック
ジャンプ検出信号を生成する回路は、サブコードシンク
の異常を検出する回路と前記異常を検出する回路から生
成されたサブコード異常信号に基づいてトラックジャン
プ検出信号を生成する回路とを備えているようにしても
良い。
【0008】また、請求項7の発明は、EFM信号を読
み取るためのEFM信号に同期したPLLクロックを生
成するPLL回路と、前記PLLクロックが供給され、
EFM復調と1フレームで1クロックとなる再生フレー
ム周波数を生成するEFM復調回路と、メモリ制御回路
と、情報データが前記メモリ制御回路によって書き込ま
れ、ジッタ吸収及び誤り訂正のインターリーブ用メモリ
と、C1系列及びC2系列の誤り訂正処理が施される誤
り訂正回路と、誤り訂正処理の終了した情報データが前
記メモリから読み出されて供給される出力回路と、前記
EFM復調回路から再生フレーム周波数及びサブコード
シンボルが入力され、サブコードデータの復調を行い、
トラックジャンプ検出信号を出力するサブコード復調回
路と、前記トラックジャンプ検出信号が所定回数検出さ
れたらC2系列の訂正の4重訂正を3重訂正以下に訂正
能力を低下させ、前記誤り訂正回路は、通常は、C1系
列の訂正とC2系列の訂正を行い、トラックジャンプが
発生した場合には、C2系列の訂正は、4重訂正を3重
訂正以下に低下させて行うディスク再生装置を特徴とし
ている。前記サブコード復調回路は、前記EFM復調回
路から出力された再生フレーム周波数をクロックとして
サブコードブロックを構成させるためにフレーム数をカ
ウントする98分周カウンタと、この98分周カウンタ
のカウント値96及び97を検出し、出力信号を出力す
るデコーダと、前記EFM復調回路から出力されたサブ
コードシンボルに基づいてサブコードシンクを検出する
シンク検出回路とを備えているようにしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明に係るディスク再生
装置のブロック図である。図において、CDなどのディ
スク1は、ディスクモータ2により駆動され、回転して
いる。この回転しているディスク1から光学式ピックア
ップ(PU)3によって、ディスク1に記録されたデー
タが読み取られる。読み取られたデータは、RF回路4
に供給される。RF回路4は、EFM信号生成回路とも
いい、光学式ピックアップ(PU)3の出力からフォー
カスエラー信号やトラッキングエラー信号を抽出し、サ
ーボ回路5に供給すると共に再生信号を2値化し、EF
M信号として信号処理回路6に供給する。信号処理回路
6は、EFM信号の読み取りクロック生成、EFM復
調、サブコード復調、誤り訂正処理などを行い、その出
力はデジタルデータとして出力される。また、信号処理
回路6は、トラックジャンプ検出信号/TJをシステム
コントローラ7に出力する。システムコントローラ7
は、プレイ、ストップ、曲間サーチなどの制御やミュー
ティングのオン/オフ制御、また、訂正能力の設定など
システム全体を制御する制御信号を信号処理回路6やサ
ーボ回路5へ供給する。
【0010】信号処理回路6について、図2を参照して
更に詳細に説明する。PLL回路61は、EFM信号を
読み取るためのEFM信号に同期したPLLクロックを
生成し、このPLLクロック(CK)は、EFM復調回
路62へ供給される。EFM復調回路62は、EFM復
調の他に1フレームで1クロックとなる再生フレーム周
波数SFSYを生成している。また、EFM信号は、E
FM復調回路62により同期信号と分離された後、1フ
レーム当たり、サブコードデータ1シンボル、パリティ
データを含むデータ32シンボルの計33シンボルのデ
ータがEFM復調される。サブコードデータは、サブコ
ード復調回路66へ送られ、残りの32シンボルのデー
タは、メモリ制御回路63によってメモリ64に書き込
まれる。メモリ64は、ジッタ吸収及び誤り訂正のイン
ターリーブ用メモリである。メモリ64の出力は、誤り
訂正回路65に供給され、C1、C2系列の誤り訂正処
理が施される。そして、誤り訂正処理の終了したデータ
は、再びメモリ64から読み出され、出力回路67に供
給される。サブコード復調回路66は、EFM復調回路
62から再生フレーム周波数SFSY及びサブコードシ
ンボルを入力し、サブコードデータの復調を行う。ま
た、トラックジャンプ検出信号/TJを出力する。
【0011】サブコードシンボルは、図3に示すように
98フレームで1ブロックを構成しておりこの1ブロッ
クで初めて意味のあるものになる。先頭の2フレーム
は、S0、S1と呼ばれるサブコードシンク信号であ
り、P1〜P96、Q1〜Q96は、アクセスのために
使われる。R〜Wの6ビット分は静止画やカラオケの文
字表示など特殊な用途に使われる。本発明のポイントと
なる回路構成を図4及び図5に示し、更に詳しく説明す
る。図4及び図5の98分周カウンタ8は、EFM復調
回路62から出力された再生フレーム周波数SFSYを
クロックとして、サブコードブロックを構成させるため
にフレーム数をカウントする。デコーダ9は、98分周
カウンタ8のカウント値96及び97を検出しDET9
6、DET97を出力する。シンク検出回路10は、E
FM復調回路62より出力されたサブコードシンボルか
らサブコードシンクを検出する。S0・S1は、S0か
つS1を検出した場合に出力し、S0+S1は、S0も
しくはS1を検出した場合に出力する。また、サブコー
ドP〜Wは、他のブロックで復調が行われる。
【0012】98分周カウンタ8は、DET97もしく
はS0・S1を検出したときをサブコードシンクの検出
として、カウンタを“0”にリセットする。また、シン
ク検出回路10で正しくS0、S1が検出されている場
合は、S0・S1とS0+S1はDET97に同期して
おり、同じタイミングで発生する。サブコード異常信号
を表すSBERは、S0かつS1=S0・S1が発生し
たときに、デコーダ9が出力信号DET97を検出して
いない場合、または、デコーダ9が出力信号DET97
を検出したときにS0もしくはS1=(S0+S1)を
検出していない場合に“L”となり、正常な場合は
“H”となっている信号である。このサブコード異常信
号SBERをクリア信号とし、デコーダ9の96検出信
号を出力信号DET96でセットされるような信号がト
ラックジャンプ検出信号/TJとなる。
【0013】図6に、トラックジャンプの発生の場合の
タイミング図を示す。トラックジャンプが起きて、正常
にサブコードパターンが読み込まれなければ、カウンタ
の値とサブコードシンクの発生位置が異なることにな
る。図6ではトラックジャンプにより出力信号DET9
7を検出する前にサブコードシンクパターンS0・S1
を検出してしまったために、サブコード異常信号(クリ
ア信号)SBERが発生して、トラックジャンプ検出信
号/TJを生成する。システムコントローラ7が、この
トラックジャンプ検出信号をモニタしてN回(N:任
意)検出したらC2訂正能力を4重から3重以下に切り
換えることにより、誤訂正の機会を削減することができ
る。3重以下の訂正能力にすればトラックジャンプが起
きた場合には誤り訂正のアルゴリズム上、補正処理を行
うので、聴感上、誤訂正の場合ほど不自然な音はしな
い。ここで、C2系列訂正における3重訂正と4重訂正
の違いについて説明する。パリティは、C1系列におい
てもC2系列においても4シンボルである。したがっ
て、誤り訂正の能力を示す符号間の最小距離は、5とな
り、理論上訂正ができるのは、2シンボルまで、誤りシ
ンボル訂正は出来なくても検出が出来るのは4シンボル
までである。C2系列の訂正において、誤りシンボルが
1つ又は2つのときはC1系列の訂正における訂正方法
とまったく同じアルゴリズムで訂正処理を行う。
【0014】C2系列において、3つ又は4つのシンボ
ルを訂正するためにはC1系列での訂正結果の情報をう
まく利用することによって訂正可能になる。これをイレ
ージャ訂正という。C1系列において、誤りシンボルが
2つ以上のものにはそのC1系列のすべてのシンボルが
誤りの可能性があるものとしてポインタを付ける。C2
系列の訂正では、そのポインタの付いているものを誤り
シンボルとして訂正処理を行うために4つまでのシンボ
ル訂正が可能になる。訂正処理のアルゴリズムは、シン
ドロームS0〜S3を求める4つの方程式が基本になっ
ている。3重訂正では、4つの方程式で3つの未知数を
求めるために、1つの式は検算のために使われる。した
がってこの訂正結果はかなり確かなものになっている。
1方4重訂正では、4つの未知数があるため、検算のた
めの式はなく、ポインタの付いているシンボルをそのま
ま誤りシンボルとして処理を進めるので、誤訂正の確率
が高くなる。
【0015】CD方式の誤り訂正(CIRC)の実際的
なデコードを説明する。まず、シンドローム(S0、S
1、S2、S3)を形成する。再生された1シンボルを
D′i 、記録された1シンボルをDi 、エラーベクトル
をei で表わすとすると、シンドロームは、以下のよう
に示される。
【0016】ここで、nは、C1系列の訂正の場合は3
2であり、C2系列の訂正の場合は28である。また、
D′i =Di +ei である。 1.エラーがない場合は、すべてのシンドロームが0で
ある。 S0=S1=S2=S3=0 2.1シンボルにエラーがある場合(i番目がエラー)
は、以下のようにエラーポジションが形成される。 S1=αi ei 、S2=α2iei 、S3=α3iei 3.2シンボルにエラーがある場合(i番目とj番目が
エラー)は、次式のS0〜S3からiとj、そしてei
、ej の値を求めればよい。
【0017】4.ポインタイレージャを用いる場合に
は、最小距離d=5なので4つまでその位置が求まって
いれば、訂正が可能である(i、j、k、l番目がエラ
ー)。シンドロームS0〜S3は、次式のように表わさ
れる。 S0=ei +ej +ek +el S1=αi ei +αj ej +αk ek +αl el S2=α2iei +α2jej +α2kek +α2lel S3=α3iei +α3jej +α3kek +α3lel
【0018】以上の式からei 、ej 、ek 、el をマ
トリクスの逆演算により求めればエラーベクトルが得ら
れる。訂正動作は、D′i =Di +ei により正しいデ
ータが求まる。このように4つのシンボルを訂正する場
合では、4つの未知数があるため、検算用の式はなく、
ポインタの付いているシンボルをそのまま誤りシンボル
として処理を進めるので誤訂正の確率が高くなる。以上
の通り、本発明は、通常はC2系列の訂正を4重訂正で
行い、トラックジャンプが発生した場合のように誤訂正
の起き易いときにはこの4重訂正を3重以下に切り換え
ることにより誤訂正の確率を小さくすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、トラック
ジャンプ検出信号をシステムコントローラがモニタし、
所定の回数検出した場合に、その再生ディスクに最適な
C2訂正能力を設定し、誤訂正の機会を削減して、デー
タの信頼性を大幅に向上させることができる。また、従
来の回路のわずかな変更のみでトラックジャンプ検出信
を生成することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置のブロック図。
【図2】本発明の信号処理回路のブロック図。
【図3】サブコードブロック構成図。
【図4】本発明のトラックジャンプ信号生成回路図。
【図5】本発明のトラックジャンプ信号生成回路図。
【図6】本発明のトラックジャンプ信号生成回路のタイ
ミング図。
【図7】CIRCの訂正概念図。
【図8】トラックジャンプによる訂正誤動作を示す概念
図。
【符号の説明】
1・・・ディスク、 2・・・モータ、 3・・・ピッ
クアップ(PU)、4・・・RF回路、 5・・・サー
ボ回路、 6・・・信号処理回路、7・・・システムコ
ントローラ、 8・・・98分周カウンタ、9・・・デ
コーダ、 10・・・シンク検出回路、 61・・・P
LL回路、62・・・EFM復調回路、 63・・・メ
モリ制御回路、64・・・メモリ、 65・・・誤り訂
正回路、66・・・サブコード復調回路、 67・・・
出力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−7497(JP,A) 特開 平8−306140(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/10 G11B 20/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データが記憶されているディスクか
    らその情報データを再生データ及びサブコードデータと
    して読み取り、復調する手段と、 前記情報データの誤り訂正を行う手段と、 トラックジャンプ検出信号を生成して出力する手段と、 前記トラックジャンプ検出信号を所定回数検出した場合
    に前記誤り訂正を行う手段の訂正能力を低下させるシス
    テムコトローラとを備え 前記誤り訂正を行う手段は、通常は、C1系列の訂正と
    C2系列の訂正を行い、トラックジャンプが発生した場
    合には、C2系列の訂正は、その訂正能力を低下させて
    行う ことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記システムコントローラは、前記誤り
    訂正を行う手段の訂正能力の設定を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正を行う手段は、通常は、C
    2系列の訂正は4重訂正を行うことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記誤り訂正を行う手段は、トラックジ
    ャンプが発生した場合にC2系列の訂正の4重訂正を3
    重以下に切り換えることを特徴とする請求項3に記載の
    ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 情報データが記憶されているディスクか
    らその情報データを再生データ及びサブコードデータと
    して読み取り、復調する回路と、 前記情報データの誤り訂正を行う回路と、 トラックジャンプ検出信号を生成して出力する回路と、 前記トラックジャンプ検出信号をモニタして所定回数検
    出したらC2系列の訂正の4重訂正を3重訂正以下に訂
    正能力を低下させるシステムコントローラとを備え 前記誤り訂正を行う回路は、通常は、C1系列の訂正と
    C2系列の訂正を行い、トラックジャンプが発生した場
    合には、C2系列の訂正は、4重訂正を3重訂正以下に
    低下させて行う ことを特徴とするディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 前記トラックジャンプ検出信号を生成す
    る回路は、サブコードシンクの異常を検出する回路と前
    記異常を検出する回路から生成されたサブコード異常信
    号に基づいてトラックジャンプ検出信号を生成する回路
    とを備えていることを特徴とする請求項5に記載のディ
    スク再生装置。
  7. 【請求項7】 EFM信号を読み取るためのEFM信号
    に同期したPLLクロックを生成するPLL回路と、 前記PLLクロックが供給され、EFM復調と1フレー
    ムで1クロックとなる再生フレーム周波数を生成するE
    FM復調回路と、 メモリ制御回路と、 情報データが前記メモリ制御回路によって書き込まれ、
    ジッタ吸収及び誤り訂正のインターリーブ用メモリと、 C1系列及びC2系列の誤り訂正処理が施される誤り訂
    正回路と、 誤り訂正処理の終了した情報データが前記メモリから読
    み出されて供給される出力回路と、 前記EFM復調回路から再生フレーム周波数及びサブコ
    ードシンボルが入力され、サブコードデータの復調を行
    い、トラックジャンプ検出信号を出力するサブコード復
    調回路と、 前記トラックジャンプ検出信号が所定回数検出されたら
    C2系列の訂正の4重訂正を3重訂正以下に訂正能力を
    低下させ、前記誤り訂正回路は、通常は、C1系列の訂
    正とC2系列の訂正を行い、トラックジャンプが発生し
    た場合には、C2系列の訂正は、4重訂正を3重訂正以
    下に低下させて行うことを特徴とするディスク再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記サブコード復調回路は、前記EFM
    復調回路から出力された再生フレーム周波数をクロック
    としてサブコードブロックを構成させるためにフレーム
    数をカウントする98分周カウンタと、この98分周カ
    ウンタのカウント値96及び97を検出し、出力信号を
    出力するデコーダと、前記EFM復調回路から出力され
    たサブコードシンボルに基づいてサブコードシンクを検
    出するシンク検出回路とを備えていることを特徴とする
    請求項7に記載のディスク再生装置。
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