JP3461273B2 - 気圧高度計の基準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒体 - Google Patents
気圧高度計の基準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒体Info
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- JP3461273B2 JP3461273B2 JP27586897A JP27586897A JP3461273B2 JP 3461273 B2 JP3461273 B2 JP 3461273B2 JP 27586897 A JP27586897 A JP 27586897A JP 27586897 A JP27586897 A JP 27586897A JP 3461273 B2 JP3461273 B2 JP 3461273B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば航空機など
に搭載して用いられる気圧高度計の基準気圧更正装置と
その基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒
体に関する。
に搭載して用いられる気圧高度計の基準気圧更正装置と
その基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば航空機などにおいて高
度を知るための手段として、気圧高度計が広く用いられ
ている。この気圧高度計は、海抜高度が上昇するにつれ
大気圧が低下することを利用して高度を計測する装置で
あり、気圧配置の変化など、高度変化以外の要因で気圧
が変化した場合に高度の計測値に誤差が生じる。このた
め、使用時には航空機の飛行経路周辺の気圧データを入
手し、基準気圧の更正を行うようにしている。
度を知るための手段として、気圧高度計が広く用いられ
ている。この気圧高度計は、海抜高度が上昇するにつれ
大気圧が低下することを利用して高度を計測する装置で
あり、気圧配置の変化など、高度変化以外の要因で気圧
が変化した場合に高度の計測値に誤差が生じる。このた
め、使用時には航空機の飛行経路周辺の気圧データを入
手し、基準気圧の更正を行うようにしている。
【0003】ところで、航空機が気圧データを入手する
際の情報伝達の手段は、専ら無線通信によっている。こ
のため、通信系統に障害が発生した場合には、正確なデ
ータを得ることができず、基準気圧の更正を行うことが
できなくなる。また、航空機上においては、オペレータ
が受信したデータを記録し、気圧高度計に対し手入力操
作により更正データを与えていた。このため、人的要因
によるミスも起こりやすい。
際の情報伝達の手段は、専ら無線通信によっている。こ
のため、通信系統に障害が発生した場合には、正確なデ
ータを得ることができず、基準気圧の更正を行うことが
できなくなる。また、航空機上においては、オペレータ
が受信したデータを記録し、気圧高度計に対し手入力操
作により更正データを与えていた。このため、人的要因
によるミスも起こりやすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては気圧高度計の基準気圧を更正する時に、気圧
データを得る際の不確定要素が大きく、より確実な基準
気圧の更正を行える装置および方法の提案が待たれてい
た。
においては気圧高度計の基準気圧を更正する時に、気圧
データを得る際の不確定要素が大きく、より確実な基準
気圧の更正を行える装置および方法の提案が待たれてい
た。
【0005】本発明は上記事情によりなされたもので、
その目的は、気圧データ授受の際の不確定要素を削減
し、より確実に基準気圧の更正を行える気圧高度計の基
準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法
を記録した記録媒体を提供することにある。
その目的は、気圧データ授受の際の不確定要素を削減
し、より確実に基準気圧の更正を行える気圧高度計の基
準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の気圧高度計の基準気圧更正装置は、飛翔体に
搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正装置にあ
って、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範
囲の気圧情報をデータベース化し、記憶するための気圧
情報記憶部と、前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲
における前記飛翔体の位置を求めるための位置情報計算
部と、前記気圧情報記憶部の記憶内容に基づいて、前記
位置情報計算部により求められた前記飛翔体の位置にお
ける気圧情報を求める基準気圧計算部と、この基準気圧
計算部により求められた気圧情報を基準気圧として前記
気圧高度計の基準気圧の更正を行う基準気圧更正手段と
を具備することを特徴とする。
に本発明の気圧高度計の基準気圧更正装置は、飛翔体に
搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正装置にあ
って、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範
囲の気圧情報をデータベース化し、記憶するための気圧
情報記憶部と、前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲
における前記飛翔体の位置を求めるための位置情報計算
部と、前記気圧情報記憶部の記憶内容に基づいて、前記
位置情報計算部により求められた前記飛翔体の位置にお
ける気圧情報を求める基準気圧計算部と、この基準気圧
計算部により求められた気圧情報を基準気圧として前記
気圧高度計の基準気圧の更正を行う基準気圧更正手段と
を具備することを特徴とする。
【0007】また本発明の基準気圧更正方法は、飛翔体
に搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正方法に
あって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする
範囲の気圧情報をデータベース化し、このデータベース
を記憶手段に記憶する第1のステップと、前記飛翔体の
飛行経路をカバーする範囲における前記飛翔体の位置を
求める第2のステップと、前記記憶手段に記憶されたデ
ータベースをもとに、前記第2のステップで得られた飛
翔体の位置における気圧情報を決定する第3のステップ
と、この第3のステップで得られた気圧情報を基準気圧
として前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う第4のス
テップを具備することを特徴とする。
に搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正方法に
あって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする
範囲の気圧情報をデータベース化し、このデータベース
を記憶手段に記憶する第1のステップと、前記飛翔体の
飛行経路をカバーする範囲における前記飛翔体の位置を
求める第2のステップと、前記記憶手段に記憶されたデ
ータベースをもとに、前記第2のステップで得られた飛
翔体の位置における気圧情報を決定する第3のステップ
と、この第3のステップで得られた気圧情報を基準気圧
として前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う第4のス
テップを具備することを特徴とする。
【0008】また本発明の基準気圧更正方法を記録した
記録媒体は、飛翔体に搭載して使用される気圧高度計の
基準気圧更正方法を実行するためのプログラムを記録し
た記録媒体にあって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路
をカバーする範囲の気圧情報をデータベース化し、この
データベースを記憶手段に記憶する手段と、前記飛翔体
の飛行経路をカバーする範囲における前記飛翔体の位置
を求める手段と、前記記憶手段に記憶されたデータベー
スをもとに、前記飛翔体の位置における気圧情報を決定
する手段と、この気圧情報を基準気圧として前記気圧高
度計の基準気圧の更正を行う手段とを実行するプログラ
ムを記録するものとなっている。
記録媒体は、飛翔体に搭載して使用される気圧高度計の
基準気圧更正方法を実行するためのプログラムを記録し
た記録媒体にあって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路
をカバーする範囲の気圧情報をデータベース化し、この
データベースを記憶手段に記憶する手段と、前記飛翔体
の飛行経路をカバーする範囲における前記飛翔体の位置
を求める手段と、前記記憶手段に記憶されたデータベー
スをもとに、前記飛翔体の位置における気圧情報を決定
する手段と、この気圧情報を基準気圧として前記気圧高
度計の基準気圧の更正を行う手段とを実行するプログラ
ムを記録するものとなっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係わる基準気圧更正装置の構成を示すブロック図であ
り、例えば航空機などに搭載される気圧高度計を更正す
るために使用される。図1において、1は位置データ計
算部であり、例えばGPS(Global Positioning Syste
m )などの航法装置により飛行中の航空機の位置を求め
るものである。2は気圧配置データベース部であり、例
えばスキャナなどのデータ読取り手段を備え、図2に示
すような天気図(気圧配置図)5から、この天気図に示
された範囲の気圧データをその位置に対応付け、ビット
マップ情報として図示しない例えばRAMなどの記憶手
段に記憶させるものである。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係わる基準気圧更正装置の構成を示すブロック図であ
り、例えば航空機などに搭載される気圧高度計を更正す
るために使用される。図1において、1は位置データ計
算部であり、例えばGPS(Global Positioning Syste
m )などの航法装置により飛行中の航空機の位置を求め
るものである。2は気圧配置データベース部であり、例
えばスキャナなどのデータ読取り手段を備え、図2に示
すような天気図(気圧配置図)5から、この天気図に示
された範囲の気圧データをその位置に対応付け、ビット
マップ情報として図示しない例えばRAMなどの記憶手
段に記憶させるものである。
【0010】3は気圧高度計用基準気圧計算部であり、
位置データ計算部1で決定された航空機の位置データを
取り込み、この位置データに対応する気圧データを気圧
配置データベース部2から読み出し、この気圧データに
もとづいて気圧高度計4の基準気圧を補正するものであ
る。
位置データ計算部1で決定された航空機の位置データを
取り込み、この位置データに対応する気圧データを気圧
配置データベース部2から読み出し、この気圧データに
もとづいて気圧高度計4の基準気圧を補正するものであ
る。
【0011】上記構成による基準気圧構成装置の動作を
図3のデータの流れ図および図4のフローチャートにし
たがって説明する。まず、航空機の飛行前の準備段階に
おいて、気圧配置データベース部2は、飛行当日の最新
の天気図(気圧配置図)5のデータベース化を行う(ス
テップSTa)。
図3のデータの流れ図および図4のフローチャートにし
たがって説明する。まず、航空機の飛行前の準備段階に
おいて、気圧配置データベース部2は、飛行当日の最新
の天気図(気圧配置図)5のデータベース化を行う(ス
テップSTa)。
【0012】次いで、飛行中段階において、位置データ
計算部1は定期的に航空機の位置を求め、航空機の位置
データを気圧高度計用基準気圧計算部3に対して送出す
る(ステップSTb)。この位置データを受け取ると、
気圧高度計用基準気圧計算部3は気圧配置データベース
部2に対して位置データを送出し、気圧配置データベー
ス部2から航空機の位置データに対応する気圧データを
読み出す(ステップSTc)。この気圧データを受け取
ると、気圧高度計用基準気圧計算部3はこの気圧データ
にもとづいて、気圧高度計4の基準気圧を構成する(ス
テップSTd)。その後基準気圧構成装置は再びステッ
プSTbに移行し、位置データの取得から気圧高度計の
更正までの過程が繰り返される。
計算部1は定期的に航空機の位置を求め、航空機の位置
データを気圧高度計用基準気圧計算部3に対して送出す
る(ステップSTb)。この位置データを受け取ると、
気圧高度計用基準気圧計算部3は気圧配置データベース
部2に対して位置データを送出し、気圧配置データベー
ス部2から航空機の位置データに対応する気圧データを
読み出す(ステップSTc)。この気圧データを受け取
ると、気圧高度計用基準気圧計算部3はこの気圧データ
にもとづいて、気圧高度計4の基準気圧を構成する(ス
テップSTd)。その後基準気圧構成装置は再びステッ
プSTbに移行し、位置データの取得から気圧高度計の
更正までの過程が繰り返される。
【0013】このような基準気圧の更正動作は、基準気
圧更正プログラムとして実現され、このプログラムは例
えばフロッピーディスクなどの記録媒体に記録して提供
される。
圧更正プログラムとして実現され、このプログラムは例
えばフロッピーディスクなどの記録媒体に記録して提供
される。
【0014】かくして本実施形態では、あらかじめ飛行
前の段階において、航空機の飛行ルートを含む範囲の気
圧配置に関する情報をデータベース化し、気圧配置デー
タベース部2に記憶させておく。そして、位置データ計
算部1により定期的に航空機の位置データを得、この位
置データに対応する気圧データを気圧配置データベース
2から読みだし、この気圧データにもとづいて気圧高度
計用基準気圧計算部3に気圧高度計4の更正を行わせる
ようにしている。
前の段階において、航空機の飛行ルートを含む範囲の気
圧配置に関する情報をデータベース化し、気圧配置デー
タベース部2に記憶させておく。そして、位置データ計
算部1により定期的に航空機の位置データを得、この位
置データに対応する気圧データを気圧配置データベース
2から読みだし、この気圧データにもとづいて気圧高度
計用基準気圧計算部3に気圧高度計4の更正を行わせる
ようにしている。
【0015】すなわち、地上の気圧配置に伴う気圧変化
に追従して、気圧高度計4の更正が自動的に行われ、し
かも気圧データの授受の際に人の手による操作を必要と
しない。これにより、ワークロードの負荷の低減を実現
しつつ、気圧高度計の抗堪性を向上させることができ
る。
に追従して、気圧高度計4の更正が自動的に行われ、し
かも気圧データの授受の際に人の手による操作を必要と
しない。これにより、ワークロードの負荷の低減を実現
しつつ、気圧高度計の抗堪性を向上させることができ
る。
【0016】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば気圧配置データベース部2には、
天気図5上の全ての点の気圧データを記憶させる必要は
なく、航空機の飛行経路上に沿った点の気圧データを記
憶させておけばよい。このようにすれば、メモリ容量を
削減できる。また、位置データ計算部1において定期的
に航空機の位置を観測するようにしたが、所定の航路標
識点をあらかじめ登録しておき、その標識点においての
み高度計測を行うようにしてもよい。
ものではない。例えば気圧配置データベース部2には、
天気図5上の全ての点の気圧データを記憶させる必要は
なく、航空機の飛行経路上に沿った点の気圧データを記
憶させておけばよい。このようにすれば、メモリ容量を
削減できる。また、位置データ計算部1において定期的
に航空機の位置を観測するようにしたが、所定の航路標
識点をあらかじめ登録しておき、その標識点においての
み高度計測を行うようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
飛翔体に搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正
装置にあって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバ
ーする範囲の気圧情報をデータベース化し、記憶するた
めの気圧情報記憶部と、前記飛翔体の飛行経路をカバー
する範囲における前記飛翔体の位置を求めるための位置
情報計算部と、前記気圧情報記憶部の記憶内容に基づい
て、前記位置情報計算部により求められた前記飛翔体の
位置における気圧情報を求める基準気圧計算部と、この
基準気圧計算部により求められた気圧情報を基準気圧と
して前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う基準気圧更
正手段とを具備するようにしたので、気圧データ授受の
際の不確定要素を削減し、より確実に基準気圧の更正を
行える気圧高度計の基準気圧更正装置を提供できる。
飛翔体に搭載して使用される気圧高度計の基準気圧更正
装置にあって、少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバ
ーする範囲の気圧情報をデータベース化し、記憶するた
めの気圧情報記憶部と、前記飛翔体の飛行経路をカバー
する範囲における前記飛翔体の位置を求めるための位置
情報計算部と、前記気圧情報記憶部の記憶内容に基づい
て、前記位置情報計算部により求められた前記飛翔体の
位置における気圧情報を求める基準気圧計算部と、この
基準気圧計算部により求められた気圧情報を基準気圧と
して前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う基準気圧更
正手段とを具備するようにしたので、気圧データ授受の
際の不確定要素を削減し、より確実に基準気圧の更正を
行える気圧高度計の基準気圧更正装置を提供できる。
【0018】また本発明によれば、飛翔体に搭載して使
用される気圧高度計の基準気圧更正方法にあって、少な
くとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気圧情
報をデータベース化し、このデータベースを記憶手段に
記憶する第1のステップと、前記飛翔体の飛行経路をカ
バーする範囲における前記飛翔体の位置を求める第2の
ステップと、前記記憶手段に記憶されたデータベースを
もとに、前記第2のステップで得られた飛翔体の位置に
おける気圧情報を決定する第3のステップと、この第3
のステップで得られた気圧情報を基準気圧として前記気
圧高度計の基準気圧の更正を行う第4のステップを具備
するようにしたので、気圧データ授受の際の不確定要素
を削減し、より確実に基準気圧の更正を行える気圧高度
計の基準気圧更正方法を提供できる。
用される気圧高度計の基準気圧更正方法にあって、少な
くとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気圧情
報をデータベース化し、このデータベースを記憶手段に
記憶する第1のステップと、前記飛翔体の飛行経路をカ
バーする範囲における前記飛翔体の位置を求める第2の
ステップと、前記記憶手段に記憶されたデータベースを
もとに、前記第2のステップで得られた飛翔体の位置に
おける気圧情報を決定する第3のステップと、この第3
のステップで得られた気圧情報を基準気圧として前記気
圧高度計の基準気圧の更正を行う第4のステップを具備
するようにしたので、気圧データ授受の際の不確定要素
を削減し、より確実に基準気圧の更正を行える気圧高度
計の基準気圧更正方法を提供できる。
【0019】また本発明によれば、飛翔体に搭載して使
用される気圧高度計の基準気圧更正方法を実行するため
のプログラムを記録した記録媒体にあって、少なくとも
前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気圧情報をデ
ータベース化し、このデータベースを記憶手段に記憶す
る手段と、前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲にお
ける前記飛翔体の位置を求める手段と、前記記憶手段に
記憶されたデータベースをもとに、前記飛翔体の位置に
おける気圧情報を決定する手段と、この気圧情報を基準
気圧として前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う手段
とを実行するプログラムを記録するものとしたので、気
圧データ授受の際の不確定要素を削減し、より確実に基
準気圧の更正を行える基準気圧更正方法を記録した記録
媒体を提供することができる。
用される気圧高度計の基準気圧更正方法を実行するため
のプログラムを記録した記録媒体にあって、少なくとも
前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気圧情報をデ
ータベース化し、このデータベースを記憶手段に記憶す
る手段と、前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲にお
ける前記飛翔体の位置を求める手段と、前記記憶手段に
記憶されたデータベースをもとに、前記飛翔体の位置に
おける気圧情報を決定する手段と、この気圧情報を基準
気圧として前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う手段
とを実行するプログラムを記録するものとしたので、気
圧データ授受の際の不確定要素を削減し、より確実に基
準気圧の更正を行える基準気圧更正方法を記録した記録
媒体を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係わる基準気圧更正装置
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる基準気圧更正装置
の飛行前準備作業を概念的に示す図。
の飛行前準備作業を概念的に示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる基準気圧更正装置
のデータの流れを示す図。
のデータの流れを示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる基準気圧更正装置
の動作を示すフローチャート。
の動作を示すフローチャート。
1…位置データ計算部
2…気圧配置データベース部
3…気圧高度計用基準気圧計算部
4…気圧高度計
5…天気図(気圧配置図)
Claims (5)
- 【請求項1】 飛翔体に搭載して使用される気圧高度計
の基準気圧更正装置であって、 少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気
圧情報をデータベース化し、記憶するための気圧情報記
憶部と、 前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲における前記飛
翔体の位置を求めるための位置情報計算部と、 前記気圧情報記憶部の記憶内容に基づいて、前記位置情
報計算部により求められた前記飛翔体の位置における気
圧情報を求める基準気圧計算部と、 この基準気圧計算部により求められた気圧情報を基準気
圧として前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う基準気
圧更正手段とを具備することを特徴とする気圧高度計の
基準気圧更正装置。 - 【請求項2】 前記気圧情報記憶部は、与えられた気圧
配置図をもとに所定の範囲の気圧情報を認識し、ビット
マップ情報として記憶するものであることを特徴とする
請求項1記載の気圧高度計の基準気圧更正装置。 - 【請求項3】 前記気圧情報記憶部は、与えられた気圧
配置図をもとに前記飛翔体の飛行経路上の気圧情報を記
憶するものであることを特徴とする請求項1記載の気圧
高度計の基準気圧更正装置。 - 【請求項4】 飛翔体に搭載して使用される気圧高度計
の基準気圧更正方法であって、 少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気
圧情報をデータベース化し、このデータベースを記憶手
段に記憶する第1のステップと、 前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲における前記飛
翔体の位置を求める第2のステップと、 前記記憶手段に記憶されたデータベースをもとに、前記
第2のステップで得られた飛翔体の位置における気圧情
報を決定する第3のステップと、 この第3のステップで得られた気圧情報を基準気圧とし
て前記気圧高度計の基準気圧の更正を行う第4のステッ
プを具備することを特徴とする気圧高度計の基準気圧更
正方法。 - 【請求項5】 飛翔体に搭載して使用される気圧高度計
の基準気圧更正方法を実行するためのプログラムを記録
した記録媒体であって、 少なくとも前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲の気
圧情報をデータベース化し、このデータベースを記憶手
段に記憶する手段と、 前記飛翔体の飛行経路をカバーする範囲における前記飛
翔体の位置を求める手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータベースをもとに、前記
飛翔体の位置における気圧情報を決定する手段と、 この気圧情報を基準気圧として前記気圧高度計の基準気
圧の更正を行う手段とを実行するプログラムを記録した
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27586897A JP3461273B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 気圧高度計の基準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27586897A JP3461273B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 気圧高度計の基準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118480A JPH11118480A (ja) | 1999-04-30 |
JP3461273B2 true JP3461273B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=17561561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27586897A Expired - Fee Related JP3461273B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 気圧高度計の基準気圧更正装置とその基準気圧更正方法およびその方法を記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3461273B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102620716A (zh) * | 2012-03-12 | 2012-08-01 | 无锡泽太微电子有限公司 | 高度测量方法、三维定位方法、高度测量设备及移动终端 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0511942D0 (en) * | 2005-06-13 | 2005-07-20 | Nokia Corp | Atmosphere model |
JP2022069708A (ja) * | 2020-10-26 | 2022-05-12 | 充宏 前田 | 測位システム |
JP7026272B1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-02-25 | 綜合警備保障株式会社 | 飛行体ユニットおよび点検システム |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27586897A patent/JP3461273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102620716A (zh) * | 2012-03-12 | 2012-08-01 | 无锡泽太微电子有限公司 | 高度测量方法、三维定位方法、高度测量设备及移动终端 |
CN102620716B (zh) * | 2012-03-12 | 2014-04-09 | 无锡泽太微电子有限公司 | 高度测量方法、三维定位方法、高度测量设备及移动终端 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11118480A (ja) | 1999-04-30 |
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