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JP3456778B2 - コアシェル顔料及びこれを含有するメークアップ化粧料 - Google Patents

コアシェル顔料及びこれを含有するメークアップ化粧料

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Publication number
JP3456778B2
JP3456778B2 JP00143595A JP143595A JP3456778B2 JP 3456778 B2 JP3456778 B2 JP 3456778B2 JP 00143595 A JP00143595 A JP 00143595A JP 143595 A JP143595 A JP 143595A JP 3456778 B2 JP3456778 B2 JP 3456778B2
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JP
Japan
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pigment
powder
light
core
titanium dioxide
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JP00143595A
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JPH08188723A (ja
Inventor
雅一 宮澤
和博 西方
Original Assignee
ポーラ化成工業株式会社
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Publication date
Application filed by ポーラ化成工業株式会社 filed Critical ポーラ化成工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コアシェル構造を有す
る顔料及びこれを含有するメークアップ化粧料に関し、
詳しくは、薄片状体質顔料をコアとしてこれを有色顔料
含有二酸化チタンで被覆し更にこれを光を拡散反射する
粉体で被覆したコアシェル構造の顔料及びこれを含有し
て、皮膚のシワ、毛穴、肌理の荒さ等の形態的トラブル
を目立たなくする効果に優れ、且つフラッシュ光でのカ
ラー写真撮影時にメークアップ化粧料使用部位の無彩色
化現象を起こさないメークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シミ、ソバカス、肌のくすみ
等の肌の色調のトラブルやシワ、毛穴、キメの荒さ等の
いわゆる肌の形態トラブルをメークアップ化粧料で隠蔽
することが広く行われている。この様な目的のために、
メークアップ化粧料に隠蔽力を付与する方法として、現
在では、タルク、二酸化チタン等の白色体質顔料をメー
クアップ化粧料に配合することが多い。
【0003】しかし、上記タルク、二酸化チタン系のメ
ークアップ化粧料では、シミ、ソバカス等の色調トラブ
ルに対しては隠蔽力を発揮するものの、シワ等の形態ト
ラブルに対しては余り効果がなく、逆にトラブルを目立
たせることもあり、しかも厚付きとなるため、自然の仕
上がりは得られず、問題となることが多かった。そこ
で、上記のような肌の形態トラブルを自然な仕上がりで
隠す方法として、各種の拡散反射型粉体を配合した化粧
料等が開発されている(特開昭60−228406
号)。
【0004】一方、この様なメークアップ化粧料を使用
した場合、室内や曇天下又は夕方や夜のように光量が不
十分な状態でフラッシュ等を用いてカラー写真撮影をす
ると、たとえ肉眼では違和感なく仕上がっている様に見
えるメークアップも、出来上がった写真上ではメークア
ップ部分の彩度が著しく低下し、その部分のみが白く浮
き上がって見える現象(以下、無彩色化現象と称す)が
発生することが多い。この無彩色化現象は、太陽光下の
ような十分な光量がある場合には発生しない。これは、
太陽光においては青領域(400〜420nm)の光に
対する黄〜赤領域(600〜700nm)の光の比率が
十分大きいのに対し、フラッシュ光では青領域に対する
黄〜赤領域の光の比率が太陽光に比べてはるかに小さい
ことに起因する。
【0005】つまり、フラッシュ光を用いてカラー写真
撮影を行うと、黄色〜赤色に対して補色関係にある青領
域の光が相対的に多く照射されることになり、メークア
ップ化粧料中の黄色〜赤色の有色顔料の色味を薄める結
果となり、一方、白色体質顔料は、フラッシュ光を受け
ても補色関係がないため白色がそのまま演出される。従
って、カラー写真上では黄色〜赤色系の色味と白色のバ
ランスが崩れて無彩色化現象が発生し、肉眼で見た場合
とは異なった化粧仕上がり感を呈することになる。
【0006】この様な無彩色化現象の問題を解決するた
めに、従来では2つの方法が考えられていた。すなわ
ち、フラッシュ光に多量に含まれる青光と補色関係に
ある黄色〜赤色系の有色顔料のメークアップ化粧料中に
おける割合を標準量より増やす方法と、逆にメークア
ップ化粧料中における白色体質顔料を標準量より減らす
方法とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ワ等の肌の形態トラブルを隠蔽するために拡散反射型粉
体を配合する方法では、自然な化粧仕上がりを維持しな
がら且つ十分に形態トラブルを隠蔽するということがで
きず、また無彩色化現象についての考慮は全くされてい
なかった。
【0008】また、無彩色化現象を解決するための上記
の方法では、写真上では違和感のないメークアップに
見えるものの、肉眼では黄〜赤味が強くなり自然な肌色
とはかけ離れた異様なメーク仕上がりに見えることにな
ってしまう。また、の方法では、隠蔽力が不足してシ
ミ、ソバカス、肌のくすみ等を隠せないという問題が生
じることになる。
【0009】本発明は、上記観点からなされたものであ
って、肉眼で見たときにシミ、ソバカス、肌のくすみ等
の肌の色調のトラブルやシワ、毛穴、キメの荒さ等の肌
の形態のトラブルを十分に隠蔽でき、且つ化粧仕上がり
が自然であると共に、フラッシュ撮影等におけるカラー
写真の無彩色化現象の発生を防止し、カラー写真上でも
肉眼と同等の違和感のない化粧仕上がりに見えるメーク
アップ化粧料を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、薄片状体質顔料
をコアとしてその周りを有色顔料含有二酸化チタンで被
覆し、更にその周りを光を拡散反射する粉体で被覆した
顔料が、ソフトフォーカス効果(焦点をぼかした感じに
して凹凸感を和らげる効果)に優れ、また、通常光下で
は白味が強く発色し、フラッシュ光を照射すると被覆層
中の有色顔料の色が強く発色することを見出し、また、
この顔料を含有するメークアップ化粧料が、肌の色調の
トラブルや肌の形態のトラブルを十分に隠蔽でき、且つ
化粧仕上がりが自然であると共に、フラッシュ撮影等に
おいても無彩色化現象を起こさず、写真上でも肉眼で見
たときと同等の色味を呈することを見出し、本発明を完
成させた。
【0011】すなわち本発明は、薄片状体質顔料のコア
と、有色顔料を含有する二酸化チタンからなり、前記コ
アを被覆する有色顔料含有二酸化チタンの被覆層と、更
にこれを被覆する光を拡散反射する粉体の最外層を有
し、被覆層中の有色顔料と二酸化チタンの割合が重量比
で3:97〜18:82である顔料及びこれを含有する
メークアップ化粧料である。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。 <1>本発明の顔料 本発明の顔料は、薄片状体質顔料のコアとこのコアを被
覆する有色顔料含有二酸化チタンの被覆層と、更にこれ
を被覆する光を拡散反射する粉体の最外層を有する。
【0013】コアを構成する薄片状体質顔料としては、
形状が薄片状の体質顔料であれば特に制限されるもので
はなく、例えば、厚さが0.01μm〜5μm、径が5
μm〜20μm程度の体質顔料が配合化粧料の使用感か
ら見て好ましく、具体的には、マイカ、タルク、セリサ
イト、カオリン、合成マイカ、板状シリカ、板状チタ
ン、窒化ホウ素等を挙げることができるが、本発明で
は、マイカが好ましく用いられる。コアに薄片状体質顔
料を用いることで、メークアップ化粧料の肌への密着
性、感触等を向上させることができる。更に、コアの形
状が薄片状であることで、後述の光を拡散反射する粉体
を均一に被覆することが容易となる。
【0014】上記コアを被覆する被覆層を構成する有色
顔料二酸化チタンの有色顔料としては、例えば、酸化第
一鉄、酸化第二鉄、四三酸化鉄等の酸化鉄、シュウ酸
鉄、クエン酸鉄等の有機酸鉄、塩化鉄、硫酸鉄等の無機
酸鉄、水酸化鉄等の鉄化合物や酸化クロム、水酸化クロ
ム、酸化コバルト、カーボンブラック等を挙げることが
できるが、本発明ではこれらのうちでも鉄化合物が好ま
しく用いられ、更に、鉄化合物のうちでも酸化第二鉄が
より好ましく用いられる。また、これらの有色顔料は1
種を単独で用いることも2種以上を混合して用いること
も可能であり、顔料として用いられている黄酸化鉄、ベ
ンガラ、黒酸化鉄等をそのまま用いることも可能であ
る。
【0015】本発明の被覆層は、上記有色顔料を含有す
る二酸化チタンからなるが、この有色顔料と二酸化チタ
ンの混合比は重量比で、3:97〜18:82が好まし
く、より好ましくは、5:95〜12:88の重量比で
ある。この様な構成の被覆層により、本発明の顔料は無
彩色化現象を防止することが可能となる。
【0016】二酸化チタンと有色顔料との重量比におい
て、二酸化チタン量が上記範囲よりも多くなると白味が
強くなり、これをメークアップ化粧料に配合しても無彩
色化現象を防げないことがあり、反対に有色顔料量が上
記範囲よりも多くなると色味(赤味又は黄味)が強くな
り、これをメークアップ化粧料に配合すれば二酸化チタ
ン等の白色体質顔料の含有量を増やすことになり、やは
り無彩色化現象が生じることがある。
【0017】上記コアと被覆層を有する顔料では、無彩
色化現象を防止する効果を有すると共に、ある程度光を
拡散反射して、肌の形態トラブルを隠蔽するのに十分で
はないまでも少なからずのソフトフォーカス効果を有す
る。
【0018】そこで、本発明の顔料では、十分なソフト
フォーカス効果を得るために、上記薄片状体質顔料のコ
アと有色顔料含有二酸化チタンの被覆層を有する顔料の
表面を更に光を拡散反射する粉体で被覆して最外層を形
成させる。この様な最外層を構成する粉体として、具体
的には、二酸化ケイ素、ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミ
ニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウムカルシウム等
の無機ケイ素化合物や二酸化チタン、二酸化ジルコニウ
ム、二酸化亜鉛、ナイロン粉末、メタクリル酸メチル粉
末、ポリエチレン粉末等が挙げられるが、本発明では、
無機ケイ素化合物の二酸化ケイ素が好ましく用いられ
る。また、これらの光を拡散反射する粉体は単独でも任
意の2種以上の混合物としても使用できる。最外層に光
を拡散反射する粉体を用いることで、上記コアと被覆層
だけの構造の顔料においてもある程度得られるソフトフ
ォーカス効果をより高めることができる。
【0019】なお、上記光を拡散反射する粉体の形状は
微細粒状であることが好ましく、その平均粒径は、0.
01〜5μmであることが好ましく、更に0.05〜3
μmであることがより好ましい。平均粒径が上記範囲よ
りも小さいと、粉体の吸油量が増加し、処方系において
機能面、感触面が悪くなることがあり、また上記範囲を
越えると光の拡散反射効果が低下しまた被覆層が剥離し
易くなることがある。
【0020】また、本発明のコアシェル顔料中のコアの
薄片状体質顔料と被覆層の有色顔料含有二酸化チタンの
好ましい配合量の割合は重量比で10:90〜50:5
0であり、より好ましくは、20:80〜35:65で
ある。薄片状体質顔料と有色顔料含有二酸化チタンの重
量比において、薄片状体質顔料の量が上記範囲よりも多
くなると顔料の表面に光沢がでてしまい、これをメーク
アップ化粧料に配合しても肌の形態トラブルを隠蔽する
効果に乏しいばかりでなく、甚だしい場合には逆にシワ
等のトラブルが目立つことがあり、反対に有色顔料含有
二酸化チタンの量が上記範囲よりも多くなると顔料の色
味が強くなり、これをメークアップ化粧料に配合すれば
不自然な色味になることがある。
【0021】また、コアと被覆層の合計重量に対する最
外層の光を拡散反射する粉体の重量の割合は、99:1
〜70:30の範囲であることが好ましく、より好まし
くは、その重量比は99:1〜90:10の範囲であ
る。コアと被覆層の合計重量に対する光を拡散反射する
粉体の量が上記範囲よりも多くなると、色味が白っぽく
なってしまうことがあり、反対に光を拡散反射する粉体
の量が上記範囲よりも少なくなると、十分なソフトフォ
ーカス効果が得られず、これをメークアップ化粧料に配
合しても肌の形態トラブルを隠蔽する効果が十分にでな
いことがある。
【0022】本発明の顔料の製造方法であるが、被覆層
に赤色酸化鉄含有二酸化チタンを用いた顔料を例にして
以下に説明する。薄片状体質顔料を水に分散させた分散
液に硫酸第一鉄水溶液と硫酸チタニル水溶液とを加え、
空気を吹き込みながら60〜80℃に加熱し、1〜8時
間撹拌する。撹拌終了後、アンモニア水、水酸化ナトリ
ウム水溶液等の塩基性水溶液を用いてpHを調整し、濾
過後、水で洗浄する。これを乾燥後、大気中で電気炉等
の装置を用いて400〜1200℃で1〜5時間焼成す
る。焼成後、これを粉砕すると、薄片状体質顔料のコア
を、二酸化チタン中に赤色酸化鉄が均一に配合された被
覆層で被覆した顔料が得られる。
【0023】この様にして得られた顔料表面に更に光を
拡散反射する粉体を被覆することにより本発明のコアシ
ェル顔料が得られるが、その方法については、バンタム
等の機械撹拌力を用いて被覆する、粘着有機物質をバイ
ンダーとして用いて被覆する等、従来公知の方法で行う
ことが可能である。
【0024】この様な製法で、薄片状体質顔料のコアと
赤色酸化鉄含有二酸化チタンの被覆層(シェル)と光を
拡散反射する粉体の最外層とを有する本発明のコアシェ
ル顔料が得られるが、赤色酸化鉄の代わりに他の有色顔
料を用いた場合も同様にして、本発明のコアシェル構造
を有する顔料を製造することができる。
【0025】<2>本発明のメークアップ化粧料 本発明のメークアップ化粧料は、上記コアシェル構造を
有する顔料の1種または2種以上を配合したものであ
る。配合量は、化粧料全量に対して2〜50重量%であ
ることが好ましく、3〜20重量%であることがより好
ましい。配合量が2重量%未満では、シワ等の肌の形態
トラブルを十分に隠蔽できないことや無彩色化現象の発
生を防止することができないことがあり、また、50重
量%を越えると不自然な色味になることがある。シワ等
の肌の形態トラブルを十分に隠蔽でき、無彩色化現象の
発生を十分に防止し、また自然な色味にするための上記
顔料の配合量は、上述したより好ましい配合量の範囲す
なわち3〜20重量%である。
【0026】本発明のメークアップ化粧料の剤型は、特
に限定されるものではなく、例えば、クリーミーファン
デーション、パウダーファンデーション、プレストパウ
ダー等通常メークアップ化粧料として用いられているも
のが挙げられる。これらの化粧料は、上記顔料を配合す
る以外は、通常の化粧料と同様の方法で製造することが
できる。
【0027】また、本発明の化粧料には、上記顔料以外
に、通常のメークアップ化粧料に適用される、流動パラ
フィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素類、ミリス
チン酸イソプロピル(IPM)や合成ゲイロウ、ホホバ
油、カルナウバワックス等のエステル類、オリーブ油、
牛脂等の動植物油脂、セタノール、ステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等
の高級脂肪酸類、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルス
ルホコハク酸エステル等のアニオン界面活性剤、4級ア
ルキルアミン塩等のカチオン界面活性剤、脂肪酸モノグ
リセライド、ポオキシエチレン硬化ヒマシ油等のノニオ
ン界面活性剤、アルキルベタイン等の両性界面活性剤等
の界面活性剤類、グリセリンやプロピレングリコール等
の多価アルコール類、エタノール、プロパノール等の低
級アルコール類、パラベン類やグルコン酸クロルヘキシ
ジン等の防腐剤類、パラアミノ安息香酸誘導体、ベンゾ
フェノン誘導体等の紫外線吸収剤類、ビタミンEやブチ
ルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、アラビアゴム、
カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、ポリエチレング
リコール等の保湿剤、クエン酸塩、酢酸塩等のpH調整
剤、本発明のコアシェル顔料以外の顔料、シリカゲル、
ナイロンパウダー等の粉体類、香料、色素等、ヒアルロ
ン酸、胎盤抽出物、朝鮮人参エキス、ステロール配糖体
等の各種目的に応じた薬効成分などが適宜選択されて配
合される。
【0028】上記本発明のコアシェル顔料以外の顔料と
しては、タルク、雲母、二酸化チタン、セリサイト、カ
オリン、パール顔料、アルミニウムパウダー、カッパー
パウダー、酸化鉄(ベンガラ)、黄酸化鉄、黒酸化鉄、
カーボンブラック、マンゴバイオレット、コバルトバイ
オレット、酸化クロム、水酸化クロム、群青、酸化亜
鉛、ベントナイト、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシ
ウム、炭酸カルシウム、シリカ等の各種顔料が挙げられ
る。これら顔料のうち白色体質顔料を本発明のメークア
ップ化粧料に用いる際には特に、本発明の顔料の有する
肌の形態トラブル隠蔽効果や無彩色化現象の発生防止効
果を妨げないように化粧料への配合量について考慮する
必要がある。
【0029】また、本発明のメークアップ化粧料の使用
方法であるが、通常品のメークアップ化粧料と組み合わ
せて用いることも可能である。例えば、アンダーメーク
アップ化粧料として通常品を使用し、その上に、本発明
のメークアップ化粧料のパウダーファンデーションを塗
って組み合わせることも可能であるし、通常品のアンダ
ーメークアップ化粧料とパウダーファンデーションの上
に更に、本発明のメークアップ化粧料のパウダーファン
デーションを塗って組み合わせることも可能である。ま
た、当然のことながら、アンダーメークアップ化粧料、
パウダーファンデーションの双方ともに、本発明のメー
クアップ化粧料を用いることも可能である。
【0030】
【作用】太陽光においては、青領域(400〜420n
m)の光に対する黄〜赤領域(600〜700nm)の
光の比率が十分大きく、フラッシュ光では青領域に対す
る黄〜赤領域の光の比率が太陽光に比べてはるかに小さ
い。この様なフラッシュ光を用いてカラー写真撮影を行
うと、黄色〜赤色に対して補色関係にある青領域の光が
相対的に多く照射されることになる。
【0031】本発明の顔料は、薄片状体質顔料の周りに
有色顔料が均一に配合された二酸化チタン層を有し更に
その周りに光を拡散反射する粉体の最外層を有する構造
であり、通常光では、単に上記各種顔料を混合した混合
顔料と同じく肌色を呈するが、フラッシュ光のような瞬
間的に強い光を受けた場合は、上記混合顔料では二酸化
チタンの反射光が強く有色顔料色が消されてしまうのに
比べ、フラッシュ光が二酸化チタン層に複合化された有
色顔料まで到達し有色顔料の色を引き出すので、写真の
無彩色化現象を防止できる。
【0032】また、本発明の顔料は最外層に光の拡散反
射層を有し、この顔料に入射する光を広い範囲に飛び散
らせて反射することでソフトフォーカス効果を発揮する
ことができる。更に、この様に拡散反射される光は、有
色顔料含有二酸化チタン層の働きで有色顔料の色を呈
し、拡散反射粉体のみを用いた場合に起こる白ボケを防
止している。尚、本発明の顔料は、通常の状態では、色
はやや白度を持つ有色の顔料として使用される。
【0033】この様な本発明の顔料を含有するメークア
ップ化粧料を使用すれば、シミ、ソバカス等の肌の色調
トラブルはもちろんのこと、皮膚のシワ、毛穴、肌理の
荒さ等の形態的トラブル(凹凸)を自然なメーク仕上が
りで目立たなくする効果に優れ、且つフラッシュ光を受
けても無彩色化現象が起こらない。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。はじめ
に、本発明のコアシェル構造を有する顔料の実施例を説
明する。
【0035】
【実施例1】マイカ60gを純水1200mL中に分散
させた。分散液に10%硫酸第一鉄水溶液10mLと1
0%硫酸チタニル水溶液90mLとを加え、空気を吹き
込みながら60℃に加熱して2時間撹拌を続けた。撹拌
終了後、この反応液に5%アンモニア水を加えてpHを
7.6に調整し、濾過を行った。得られた組成物を精製
水で洗浄し、60℃で乾燥後、電気炉にて900℃で2
時間焼成した後、粉砕して、コアのマイカを赤色酸化鉄
含有二酸化チタンの被覆層で被覆した顔料を得た。得ら
れた顔料の表面に、ハイブリダイザー(奈良機械製作
所)を用いてヒュームドシリカ(平均粒径約0.05μ
m)10gを機械的に被覆させ本発明のコアシェル顔料
を得た。
【0036】
【実施例】マイカ100gを純水1500mL中に分散
させた。分散液に10%硫酸第一鉄水溶液20mLと1
0%硫酸チタニル水溶液80mLとを加え、80℃に加
熱して2時間撹拌を続けた。撹拌終了後、この反応液に
10%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを7.2に
調整し、濾過を行った。得られた組成物を精製水で洗浄
し、80℃で乾燥後、電気炉にて850℃で4時間焼成
した後、粉砕して、コアのマイカを赤色酸化鉄含有二酸
化チタンの被覆層で被覆した顔料を得た。得られた顔料
の表面に、ハイブリダイザー(奈良機械製作所)を用い
てヒュームドシリカ(平均粒径約0.05μm)20g
を機械的に被覆させて本発明のコアシェル顔料を得た。
【0037】次に、上記各実施例で得られた顔料を含有
する本発明のメークアップ化粧料の実施例を説明する。
【0038】
【実施例3、4】 フェイスパウダー 表1に示すA成分をヘンシェルミキサーで1分間混合し
た後、これを取り出してパルベライザーに入れ、0.7
mm丸穴スクリーンで解砕した。これをヘンシェルミキ
サーに移し、混合しながらこれにB成分を添加した。得
られた混合物を、パルベライザーに入れ1.5mmヘリ
ングボーンスクリーンで解砕した後、取り出してプレス
成型してフェイスパウダーを得た。また、同様にして、
本発明の顔料を含有しない比較例のフェイスパウダーを
製造した。
【0039】
【表1】
【0040】<本発明のメークアップ化粧料の評価>上
記各実施例及び比較例で得られたメークアップ化粧料を
用いて、これらのメークアップ化粧料に入射する光の反
射パターンを測定した。また、これらのメークアップ化
粧料について実使用試験を行い、肌の形態トラブル隠蔽
効果、フラッシュ撮影時の無彩色化現象防止効果につい
て評価した。
【0041】(1)光反射パターンの測定 上記各プレストパウダーのソフトフォーカス効果を調べ
るためにグロスメーター(光沢計)及びゴニオメーター
(変角光度計)を用いて光反射のパターンを測定した。
【0042】まず、グロスメーターによる測定では、日
本電色工業(株)製のグロスメーターを用いて、上記各
実施例、比較例で得られたプレストパウダーに45゜の
入射角で光を照射し、0゜〜80゜に設置した受光部
で、この0゜〜80゜における反射率を測定した。
【0043】結果を図1〜図4に示す。図1は実施例3
のプレストパウダーの、図2は実施例4のプレストパウ
ダーの、図3は比較例1のプレストパウダーの、図4は
比較例2のプレストパウダーの、グロスメーター測定時
の0゜〜80゜の光反射パターンをそれぞれ示す。
【0044】また、参照例として、図5に理想的なソフ
トフォーカス効果を有する物質の、図6に正反射の強い
物質の、グロスメーター測定時の0゜〜80゜の光反射
パターンをそれぞれ示す。参照例のグラフをみると、理
想的なソフトフォーカス効果を有する物質では、正反射
の強い物質の光反射パターンに比べ、45゜でのピーク
が弱く、0゜〜80゜における反射率が等しくなってい
る。
【0045】これを参考にして上記測定結果を考察する
と、比較例1、2のプレストパウダーの光反射パターン
が理想物質の光反射パターンとはかけ離れているのに比
べ、実施例1、2のプレストパウダーの光反射パターン
は理想物質の光反射パターンに近いパターンを示してお
り、本発明のメークアップ化粧料が、ソフトフォーカス
効果に優れることがわかる。
【0046】次に、ゴニオメーターによる測定では、村
上色彩研究所製のゴニオフォトメーターGP−1Rを用
いて、上記各実施例、比較例で得られたプレストパウダ
ーに垂直に光を入射し、反射光の光エネルギー量を10
゜〜170゜にわたって測定した。
【0047】結果を図7〜図10に示す。図7は実施例
3のプレストパウダーの、図8は実施例4のプレストパ
ウダーの、図9は比較例1のプレストパウダーの、図1
0は比較例2のプレストパウダーの、ゴニオメーター測
定時の10゜〜170゜の光反射エネルギー量パターン
をそれぞれ示す。
【0048】また、参照例として、図11に理想的なソ
フトフォーカス効果を有する物質の、図12に正反射の
強い物質の、ゴニオメーター測定時の10゜〜170゜
の光反射エネルギー量パターンをそれぞれ示す。参照例
のグラフをみると、正反射の強い物質の光反射エネルギ
ーパターンで90゜に鋭いピークが存在するのに比べ、
理想的なソフトフォーカス効果を有する物質では、90
゜でのピークがなく170゜〜10゜における光反射エ
ネルギーが等しくなっている。
【0049】これを参考にして上記測定結果を考察する
と、比較例1、2のプレストパウダーの光反射エネルギ
ーパターンが理想物質の光反射エネルギーパターンとは
かけ離れているのに比べ、実施例1、2のプレストパウ
ダーの光反射パターンは理想物質の光反射エネルギーパ
ターンに近いパターンを示しており、本発明のメークア
ップ化粧料が、ソフトフォーカス効果に優れることがわ
かる。
【0050】(2)実使用試験 パネラー(1名)の顔全面に、上記実施例3で得られた
フェイスパウダー0.1gを均一に塗布した。このフェ
イスパウダーの小ジワ隠し効果とメーク仕上がりを、ま
ず自然光の中で評価者5名により官能評価した。小ジワ
隠し効果について、5名の評価者のうち「小ジワ隠し効
果がない」と評価した人が3名以上の場合、このフェイ
スパウダーの評価は「×」であり、1〜2名の場合、評
価は「△」であり、0名の場合の評価は「○」である。
メーク仕上がりについて5名の評価者のうち「色調が白
っぽくなりすぎて不自然な仕上がりである」と評価した
人が3名以上の場合、このフェイスパウダーの評価は
「×」であり、1〜2名の場合、評価は「△」であり、
0名の場合の評価は「○」である。
【0051】その後、パネラーを暗所にてフラッシュ撮
影し、写真をA4サイズにプリントしたものについて上
記5人の評価者による官能評価を行った。無彩色化現象
について5名の評価者のうち「無彩色化現象が起こって
いる」と評価した人が3名以上の場合、このフェイスパ
ウダーの評価は「×」であり、1〜2名の場合、評価は
「△」であり、0名の場合の評価は「○」である。
【0052】同様な評価を、他の実施例及び比較例のフ
ェイスパウダーについても行った。結果を表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】これらの結果から明らかなように、本発明
の顔料を含有しない比較例のフェイスパウダーが、小ジ
ワ隠し効果、自然なメーク仕上がり、フラッシュ撮影に
おける無彩色化現象の防止効果の3つ効果を同時に有す
ることができないのに比べ、本発明のフェイスパウダー
は、小ジワ隠し効果に優れ、メーク仕上がりも自然で、
なおかつ、フラッシュ撮影における無彩色化現象も十分
に防止することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明のコアシェル構造を有する顔料を
含有するメークアップ化粧料を使用すれば、肉眼で見た
ときにシミ、ソバカス、肌のくすみ等の肌の色調のトラ
ブルやシワ、毛穴、キメの荒さ等の肌の形態のトラブル
を十分に隠蔽でき、且つ化粧仕上がりが自然であると共
に、フラッシュ撮影等におけるカラー写真の無彩色化現
象の発生を防止し、カラー写真上でも肉眼と同等の違和
感のない化粧仕上がりとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例3のフェイスパウダーのグロスメータ
ーの光反射パターンを示す図
【図2】 実施例4のフェイスパウダーのグロスメータ
ーの光反射パターンを示す図
【図3】 比較例1のフェイスパウダーのグロスメータ
ーの光反射パターンを示す図
【図4】 比較例2のフェイスパウダーのグロスメータ
ーの光反射パターンを示す図
【図5】 理想的なソフトフォーカス効果を有する物質
のグロスメーターの光反射パターンを示す図
【図6】 正反射の強い物質のグロスメーターの光反射
パターンを示す図
【図7】 実施例3のフェイスパウダーのゴニオメータ
ーの光反射エネルギーパターンを示す図
【図8】 実施例4のフェイスパウダーのゴニオメータ
ーの光反射エネルギーパターンを示す図
【図9】 比較例1のフェイスパウダーのゴニオメータ
ーの光反射エネルギーパターンを示す図
【図10】 比較例2のフェイスパウダーのゴニオメー
ターの光反射エネルギーパターンを示す図
【図11】 理想的なソフトフォーカス効果を有する物
質のゴニオメーターの光反射エネルギーパターンを示す
【図12】 正反射の強い物質のゴニオメーターの光反
射エネルギーパターンを示す図
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−27418(JP,A) 特開 昭62−16408(JP,A) 特開 昭62−34962(JP,A) 特開 昭58−164653(JP,A) 特開 昭58−149960(JP,A) 特開 平1−101377(JP,A) 特開 昭63−44510(JP,A) 特開 昭60−228406(JP,A) 特開 平2−214782(JP,A) 特公 昭43−25644(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09C 3/06 A61K 7/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄片状体質顔料のコアと、有色顔料を含
    有する二酸化チタンからなり、前記コアを被覆する有色
    顔料含有二酸化チタンの被覆層と、更にこれを被覆する
    光を拡散反射する粉体の最外層を有し、被覆層中の有色
    顔料と二酸化チタンの割合が重量比で3:97〜18:
    82である顔料。
  2. 【請求項2】 薄片状体質顔料がマイカであり、有色顔
    料が鉄化合物であり、光を拡散反射する粉体が二酸化ケ
    イ素である請求項1に記載の顔料。
  3. 【請求項3】 光を拡散反射する粉体が微細粒状であ
    り、その平均粒径が、0.01〜5μmの範囲にある請
    求項1又は2に記載の顔料。
  4. 【請求項4】 コアを構成する薄片状体質顔料と被覆層
    を構成する有色顔料含有二酸化チタンの割合が重量比で
    10:90〜50:50であり、コアと被覆層の合計重
    量に対する最外層の光を拡散反射する粉体の重量の割合
    が99:1〜70:30である請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の顔料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の顔
    料を含有するメークアップ化粧料。
  6. 【請求項6】 前記顔料の含有量が、化粧料全量に対し
    て2〜50重量%であることを特徴とする請求項5記載
    のメークアップ化粧料。
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