JP3454140B2 - コンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤として使用する装置、方法、及びプログラムを記録した媒体 - Google Patents
コンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤として使用する装置、方法、及びプログラムを記録した媒体Info
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Description
力装置としてのキーボードに関し、特にコンピュータ用
キーボードを楽器用鍵盤として使用するための技術に関
する。
パソコンという)の普及が著しい。パソコンは、入力装
置としてのキーボードやマウス、及び出力装置としてデ
ィスプレイ装置を有する。このキーボードは、文字や記
号等を入力するものとして用いられる。
れている。シーケンサ用のソフトウエア(以下、ソフト
という)をパソコンに組み込めば、パソコンをシーケン
サとして機能させることができる。その場合、ユーザ
は、キーボードやマウスを用いて、音符記号等の演奏情
報を入力し、パソコンのハードディスク等にその演奏情
報を記憶させることができる。具体的には、ユーザは、
音符の音高や音長を入力していた。この時のキーボード
は、記号や数字等を入力するための装置として用いら
れ、楽器用鍵盤として用いられるものではなかった。楽
器用鍵盤は、例えば64鍵を有し、ある鍵を押鍵するこ
とにより、その鍵に対応する音高の音が発音される。
ーザは演奏情報を生成し、その演奏情報をパソコンに記
憶させることができる。パソコンに音源ボードを装着す
れば、その演奏情報を発音させることができる。すなわ
ち、シーケンサとしてのパソコンに演奏情報の再生を指
示すれば、ハードディスク等に記憶されている演奏情報
が音源ボードに供給される。音源ボードは、演奏情報を
受けて、演奏情報に応じた発音を行う。
ードは、記号や数字等を入力するものとして用いられ
る。ユーザは、楽器用鍵盤ではリアルタイムの演奏を行
うことができても、コンピュータ用キーボードを操作し
てリアルタイムで演奏を行うことは極めて困難である。
コンピュータ用キーボードを用いて演奏情報を入力する
場合は、操作が煩雑であり、操作に多大な時間がかか
る。ユーザは、楽器用鍵盤と同じように、コンピュータ
用キーボードで演奏操作を行うことは困難である。
を使用することがある。しかし、楽器用鍵盤を用いて作
曲を行う場合に比べ、創作能力が十分に発揮できない。
すなわち、ユーザは、コンピュータ用キーボードやマウ
スを用いて演奏情報を入力する場合、操作が煩雑であ
り、時間がかかるため、思いつくままに、演奏情報を入
力するのが困難であり、創作に支障をきたす。
DI楽器という)は、パソコンに接続することができ
る。MIDIは、電子楽器同士を相互に接続するための
共通インタフェース規格である。パソコンをシーケンサ
として機能させれば、MIDI楽器から演奏情報(MI
DIデータ)を受けて、その演奏情報をハードディスク
等に記憶させることができる。しかし、MIDI楽器を
パソコンに接続することは、一般のユーザにとって容易
なことではない。そこで、本発明者は、コンピュータ用
キーボードを楽器用鍵盤として使用することを提案す
る。
ドを楽器用鍵盤として使用するための技術を提供するこ
とである。
ば、コンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤として使用
する装置は、複数行のキー列からなる複数のキーを有
し、該キーの操作に応じてキー情報を生成するコンピュ
ータ用キーボードと、楽器用鍵盤機能をオンさせる切り
替え手段と、前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前
記複数行のキー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する
音高列を割り当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵
に相当する音高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、
前記第2のキー列に含まれるキーのいずれか1つは音高
の割り当てられないキーを含み、前記コンピュータ用キ
ーボード上のキーが操作されると前記キー情報に応じて
定数のベロシティ値を含むノートオンイベントであるM
IDIデータを生成するMIDIデータ生成手段と、前
記ベロシティ値を変更するためのベロシティ変更手段と
を有する。また、本発明の他の観点によれば、コンピュ
ータ用キーボードを楽器用鍵盤として使用する装置は、
複数行のキー列からなる複数のキーを有し、該キーの操
作に応じてキー情報を生成するコンピュータ用キーボー
ドと、楽器用鍵盤機能をオンさせる切り替え手段と、楽
音特性についての時間変化特性、目標値、及び目標値ま
での到達時間を指定することができる楽音特性指定手段
と、前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前記複数行
のキー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する音高列を
割り当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵に相当す
る音高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、前記第2
のキー列に含まれるキーのいずれか1つは音高の割り当
てられないキーを含み、前記コンピュータ用キーボード
上のキーが操作されると前記キー情報と、前記指定され
た時間変化特性、目標値、及び目標値までの到達時間に
応じたMIDIデータを生成するMIDIデータ生成手
段とを有する。
ンピュータ用キーボートを楽器用鍵盤として使用するこ
とができる。すなわち、楽器用鍵盤機能がオンのときに
は、コンピュータ用キーボード上のキーを操作すると、
その操作に応じてMIDIデータが生成される。
図である。パソコン4は、本体2とキーボード3とディ
スプレイ装置1を有する。キーボード3は、コンピュー
タ用キーボードとして機能させるだけではなく、楽器用
鍵盤として機能させることもできる。ユーザは、MID
I鍵盤機能をオフさせれば、図1(B)に示すように、
コンピュータ用キーボードとして使用することができ、
MIDI鍵盤機能をオンさせれば、図1(C)に示すよ
うに、楽器用鍵盤として機能させることができる。
せ、キーボード3をコンピュータ用キーボードとして使
用する場合のキーボードのキー配置を示す。
キー(アルファベットキー及び数字キー)61、ファン
クションキー51、カーソル移動キー52、53、5
4、55、テンキー56、シフト(Shift)キー5
7、コントロール(Ctrl)キー58、オルタネート
(Alt)キー59、エンタ(Enter)キー60、
スペース(Space)バー61を有する。テンキー5
6は、0〜9の10個の数字キー、〔+〕キー及び
〔−〕キーを含む。
IS配列キーボードであり、公知のパソコン用キーボー
ドとして用いられる。例えば、パソコンをワープロとし
て使用する場合には、キーボードから文字、記号、数字
等を入力することができる。
せ、キーボード3を楽器用鍵盤として使用する場合のキ
ーボードのキー配置を示す。
用キー71b、及びその他の演奏操作子として機能する
キー52、53、54、55、57を有する。キー57
は、所望の音高を1オクターブ上げるためのキーであ
る。例えば、キー57を押しながら音高C4のキーを押
せば、音高C5の音が発音される。
めのキーであり、キー53は、音域を1オクターブ下げ
るためのキーである。キー55は、ベロシティ(音量)
を大きくするためのキーであり、キー54は、ベロシテ
ィ(音量)を小さくするためのキーである。
t〕キー59と〔↑〕キー52を同時期に押すことによ
り、上記のMIDI鍵盤機能をオンさせ、図2(A)に
示すパレット80をディスプレイ装置1に表示させるこ
とができる。
チャンネル表示エリア82、オクターブ表示エリア8
3、ベロシティ表示エリア84を有する。
し、例えば1段鍵盤又は2段鍵盤のいずれであるのかを
示す。
力)用MIDIチャンネル番号を示す。例えば、送信用
MIDIチャンネルは、第1チャンネルである。ユーザ
が白鍵用キー71wを押すと、そのキーに対応するノー
トオンイベントがこのMIDIチャンネルを介して出力
される。
ト量をオクターブ単位で表示する。例えば、オクターブ
が0であれば、図1(C)に示す白鍵用キー71w及び
黒鍵用キー71bは、音高C3〜G4の音域に設定され
る。オクターブが1であれば、それよりも1オクターブ
高い音高C4〜G5の音域に設定される。
イベント中のベロシティの値を示す。ユーザが鍵盤用キ
ー71w,71bを押すと、ノートオンイベントが生成
される。そのノートオンイベント中のベロシティの値が
このベロシティ値に設定される。ベロシティは、通常、
音量情報として用いられる。
DIデータ)及びバンクセレクト(MIDIデータ)の
設定内容を表示するパレット80である。
〔→〕キー55(図1(B))を同時期に押すことによ
り、プログラムチェンジ及びバンクセレクト用パレット
80を表示させることができる。パレット80は、モー
ド表示エリア81、チャンネル表示エリア82の他、バ
ンク番号設定エリア85及びプログラム番号設定エリア
86を有する。
ンク番号を設定し、プログラム番号設定エリア86にプ
ログラム番号を設定することができる。その際、ユーザ
は、テンキー56(図1(B))内の数字キーを用いて
バンク番号又はプログラム番号を入力することができ、
また、テンキー56内の〔+〕キー又は〔−〕キーを用
いてバンク番号又はプログラム番号を増減することがで
きる。
後、〔Enter〕キー60(図1(B))を押すと、
プログラムチェンジメッセージ(MIDIデータ)及び
バンクセレクトメッセージ(MIDIデータ)が生成及
び送出される。
ラム番号を含み、プログラム番号を設定するためのもの
である。バンクセレクトメッセージは、バンク番号を含
み、バンク番号を設定するためのものである。
号の組み合わせにより決まる。プログラム番号は、0か
ら127まであり、128種類の音色に相当する。バン
ク番号毎に、異なる128種類の音色(128音色)が
存在する。つまり、バンク数×128の音色が存在す
る。
LSB(最下位バイト)の2バイトにより指定される。
ユーザは、バンクセレクトの際、MSB又はLSBのい
ずれのバンク番号を設定するのかを指定することができ
る。その設定は、後に示す一般設定ダイアログ(図3)
にて行うことができる。
IDIデータ)を表示するためのパレット80である。
〔←〕キー54(図1(B))を同時期に押すことによ
り、コントロールチェンジ用パレット80を表示させる
ことができる。パレット80は、モード表示エリア8
1、チャンネル表示エリア82の他、コントロール番号
設定エリア87及びコントロールデータ設定エリア88
を有する。
7にコントロール番号を設定し、コントロールデータ設
定エリア88にコントロールデータを設定することがで
きる。その際、ユーザは、テンキー56(図1(B))
内の数字キーを用いてコントロール番号又はコントロー
ルデータを入力することができ、また、テンキー56内
の〔+〕キー又は〔−〕キーを用いてコントロール番号
又はコントロールデータを増減することができる。
を設定した後、Enterキー60(図1(B))を押
すと、コントロールチェンジメッセージ(MIDIデー
タ)が生成及び送出される。
のコントロール番号及びコントロールデータを含む。コ
ントロール番号は、例えば1がモジュレーションホイー
ル、2がブレスコントローラ、3がアフタタッチ、4が
フットコントローラである。コントロールデータは、0
から127までの値をとる。コントロールチェンジメッ
セージは、種々の演奏操作子(コントローラ)の操作情
報を送ることができる。楽音パラメータ(例えば音量や
音高)は、そのコントロールチェンジメッセージに応じ
て変化することになる。
のキーボードの機能を、図1(B)を参照しながら説明
する。なお、以下、〔キー1+キー2〕の記載は、キー
1とキー2の2つのキーを同時期に押すことを意味す
る。
用キー71bであり、楽器用鍵盤の白鍵及び黒鍵に対応
する。ノートキー71w,71bを押すと、そのキーに
対応する音高の音を発音させるためのMIDIデータが
生成される。
を同時期に押すことにより、当該ノートキーに対応する
音高の音を1オクターブ上げて発音させることができ
る。その後、〔Shift〕キー57を離して、ノート
キー71w,71bのみを押せば、当該ノートキーに対
応する音高の音に戻る。
とができる。例えば、図1(C)では、音域が音高C3
〜G4に設定されているが、〔↑〕キー52を押せば、
音域を音高C4〜G5に変えることができる。再び
〔↑〕キー52を押せば、さらに音域を1オクターブ上
げることができる。
域を1オクターブ下げることができる。
域をデフォルトのオクターブ値(例えば0)にリセット
することができる。デフォルトの音域は、例えば音高C
3〜G4である。
とができる。MIDI規格において、ノートオンイベン
トは、パラメータとしてベロシティ値を有する。このベ
ロシティ値を増加させることができる。ベロシティ値
は、通常、音量を意味する。
ロシティ値を減少させることができる。
ロシティ値をデフォルト値にリセットすることができ
る。デフォルト値は、例えば64である。
し、Ctrlキー58を押すと、発音中の音高を時間変
化させることができる。ピッチベンドの範囲、時間、変
化カーブは、後に示す一般設定ダイアログ(図3)にて
設定することができる。なお、〔Ctrl〕キーが押さ
れたときにはピッチをアップさせ、〔Shift〕キー
及び〔Ctrl〕キーが押されたときにはピッチをダウ
ンさせるようにしてもよい。
当し、〔Alt〕キー59を押すと、所定周期で音高又
は音量を変化させることできる。モジュレーションの深
さは、後に示す一般設定ダイアログ(図3)にて設定す
ることができる。
〔Space〕バー61を押すと、例えばダンパが弦か
ら離れ、弦振動を持続させる音を実現することができ
る。
動演奏がスタートする。ユーザは、伴奏音を自動演奏さ
せ、ノートキー71w,71bを操作することによりメ
ロディパートを演奏することができる。
動演奏がストップする。
動演奏がコンティニュする。すなわち、F2キーにより
ストップさせた位置から、再びスタートさせることがで
きる。
音中の音を全てノートオフ(消音)することができる。
Gシステムオン(XGon)を送出することができる。
XGシステムオンを送出すると、音源装置は、所定の標
準設定値にリセットされる。XGシステムオンは、MI
DI規格の下位規格であるXG規格で決められているM
IDIデータである。
ネラル(General)MIDIシステムオン(GM
on)を送出することができる。ゼネラルMIDIシス
テムオンを送出すると、音源装置は、XGシステムオン
とは異なる別の標準設定値にリセットされる。ゼネラル
MIDIシステムオンは、MIDI規格の下位規格であ
るGM規格で決められているMIDIデータである。
は、ユーザが後に示すファンクションキー設定ダイアロ
グ(図6)にて自由に設定することができる。例えば、
エクスクルーシブメッセージの内容を自由に設定し、送
出することができる。
ザは、図2(A)に示すパレット80内のモード表示エ
リア81をマウスでクリックすると、この一般設定ダイ
アログをディスプレイ装置1に表示させることができ
る。そして、当該ダイアログを見ながら、対話形式で以
下の設定を行うことができる。
OKキー92とキャンセルキー93を有する。設定エリ
ア91は、以下の(1)〜(5)の設定を行うことがで
きるエリアであり、その設定内容を表示する。ユーザ
は、キーボード又はマウスを用いてその設定を行うこと
ができる。
盤)のいずれかを選ぶことができる。図3では、1段鍵
盤が選ばれている場合を例に示す。
rd) 1段鍵盤が選択されると、図4(A)に示すパレット8
0が表示され、図4(B)に示すキーボード3のキー配
置が設定される。パレット80内のモード表示エリア8
1は、1段鍵盤が選択されていることを示す。
段鍵盤用キー(ノートキー)71を有する。ノートキー
71は、白鍵用キー71wと黒鍵用キー71bを有す
る。白鍵用キー71wは、音高C3〜G4の音域内の白
鍵に対応する。黒鍵用キー71bは、音高C♯3〜F♯
4の音域内の黒鍵に対応する。キー52、53、54、
55、57は、上記の説明と同じである。
eyboard) 2段鍵盤が選択されると、図5(A)に示すパレット8
0が表示され、図5(B)に示すキーボード3のキー配
置が設定される。パレット80内のモード表示エリア8
1は、2段鍵盤が選択されていることを示す。
うに、下段(左手)鍵盤用キー72と上段(右手)鍵盤
用キー73を有する。キー52、53、54、55、5
7は、上記の説明と同じである。
と黒鍵用キー72bを有する。白鍵用キー72wは、音
高A2〜D4の音域内の白鍵に対応する。黒鍵用キー7
2bは、音高G♯2〜D♯4の音域内の黒鍵に対応す
る。
と黒鍵用キー73bを有する。白鍵用キー73wは、音
高G3〜D5の音域内の白鍵に対応する。黒鍵用キー7
3bは、音高F♯3〜D♯5の音域内の黒鍵に対応す
る。
H) ユーザは、送信用MIDIチャンネルを設定することが
できる。ユーザがキーボードを用いて演奏操作を行った
場合には、その演奏操作に基づき生成されたMIDIデ
ータ(例えばノートオンイベント等)は、この送信用M
IDIチャンネルに割り当てられる。
ect) 音色番号は、通常、プログラム番号とバンク番号の組み
合わせにより決まる。バンク番号は、MSB(最上位バ
イト)とLSB(最下位バイト)の2バイトにより指定
される。バンクセレクトは、MSBのバンク番号又はL
SBのバンク番号を設定することができる。MSBのバ
ンク番号は、例えばメロディバンク又はドラムバンクを
選択するためのものであり、LSBのバンク番号は、例
えば明るい音色又は暗い音色等の音色種類を選択するた
めのものである。
はLSBのいずれのバンク番号を設定するのかを指定す
ることができる。例えば、LSBを選択すれば、バンク
セレクトによりLSBのバンク番号を設定することがで
きる。バンクセレクトメッセージは、上記のように、図
2(B)に示す方法で設定し、送出することができる。
d) ユーザは、〔Ctrl〕キー58(図1(B))を押す
ことにより、電子鍵盤楽器の場合と同様に、ピッチベン
ドを行うことができる。ピッチベンドは、発音中の音の
音高を変化させるものである。ユーザは、以下の3つの
条件パラメータを設定することができる。
e) ユーザは、ピッチベンドの範囲を半音(100セント)
単位で設定することができる。例えば、「2」と設定す
れば、ピッチベンドレンジが200セントになる。ピッ
チベンドレンジは、+12(1オクターブ上)から−1
2(1オクターブ下)まで設定することができる。
e) ユーザは、ピッチベンドの最終目標の音高値に到達する
までの時間を設定することができる。この時間は、1m
秒から1秒まで設定することができる。ユーザが〔Ct
rl〕キー58を押すと、ピッチベンドイベント(コン
トロールチェンジメッセージ)が生成されるが、その
際、この時間に応じて、ピッチベンドイベントの生成間
隔が決まる。
e) ユーザは、音高の時間変化曲線(楽音特性曲線)を決め
ることができる。例えば、直線的に音高を変化させたり
(上げたり又は下げたり)、最初に音高変化を大きくし
徐々に音高変化を小さくしたり、最初に音高変化を小さ
くし徐々に音高変化を大きくしたりすることができる。
その他の変化曲線を設定してもよい。
有する。ピッチベンドホイールは、通常、弾性によりセ
ンタ位置に保持される。テーブルは、ピッチベンド操作
子のセンタ値からの差分データを時間変化に応じて記憶
する。このテーブルを参照することにより、ピッチベン
ドを実現することができる。詳細は、後に図11及び図
12のフローチャートを参照しながら説明する。
ion) ユーザは、モジュレーションの深さを設定することがで
きる。〔Alt〕キー59がモジュレーション操作子に
相当する。モジュレーションは、周期的に音高や音量を
変化させるものである。
OKキー92をマウスでクリックすれば、設定エリア9
1の内容が設定される。キャンセルキー93をマウスで
クリックすれば、前回の設定内容が維持される。
グを示す。ユーザは、ファンクションキー51内の〔F
7〕〜〔F12〕キーに独自のコマンドを設定すること
ができる。ファンクションキーの設定を指示すると、フ
ァンクションキー設定ダイアログがディスプレイ装置1
に表示される。そして、当該ダイアログを見ながら、対
話形式で以下の設定を行うことができる。
定エリア94とOKキー95とキャンセルキー96を有
する。設定エリア94は、〔F7〕〜〔F12〕キーの
設定を行うことができるエリアであり、その設定内容を
表示する。ユーザは、キーボード又はマウスを用いてそ
の設定を行うことができる。例えば、エクスクルーシブ
メッセージの内容を設定することができる。
クルーシブメッセージを定義できるキーであり、エクス
クルーシブメッセージは冒頭データがF0、末尾データ
がF7と規格で決められているので、このような固定部
は予め表示、決定しておき、ユーザが定義するときはF
0とF7の間に定義したいデータ部のみを記述すればよ
い。このようにしておくと設定の手間が簡略化できる。
後、OKキー95をマウスでクリックすれば、設定エリ
ア94の内容が設定される。キャンセルキー96をマウ
スでクリックすれば、前回の設定内容が維持される。
るためのコンピュータ4のハードウエアの構成図であ
る。
CPU13、表示装置12、キーボード及びマウスを含
む入力装置11、外部記憶装置16、プログラム記憶装
置14、記憶装置(例えばRAM)15、MIDIイン
タフェース17、音源18、通信インタフェース32が
接続される。
ード3を含む。キーボード3は、MIDI鍵盤機能がオ
ンされているときには、図1(C)に示す楽器用鍵盤と
して機能し、MIDI鍵盤機能がオフされているときに
は、図1(B)に示すコンピュータ用キーボードとして
機能する。ユーザは、入力装置11を操作することによ
り、演奏又は各種設定を行うことができる。
プレイ装置1に対応し、上記のパレットやダイアログや
各種設定内容を表示することができ、図4(B)又は図
5(B)に示すキー配置を表示することもできる。
それに対応する機能の対応関係、送信用MIDIチャン
ネル等の上記の設定内容を記憶し、その他、フラグまた
はバッファ等のワーキングエリアを有する。
又はRAMであり、各種パラメータおよびコンピュータ
プログラムを記憶する。CPU13は、プログラム記憶
装置14に記憶されているコンピュータプログラムに従
い、演算または制御を行う。
CPU13は、タイマ35から供給される時間情報に応
じて、所定の時間間隔でタイマ割り込み処理を行う。M
IDIインターフェース17は、他のMIDI装置19
に対してMIDIデータを入出力することができる。
キーを押すと、ノートオンイベントやコントロールチェ
ンジ等のMIDIデータを生成し、記憶装置15に記憶
する。また、記憶装置15には、MIDIデータを含む
自動演奏データを記憶させることができる。
より生成されたMIDIデータを記憶装置15から読み
出し、楽音パラメータおよび効果パラメータを音源18
に供給する。また、CPU13は、自動演奏のスタート
が指示されると、自動演奏データを記憶装置15から読
み出し、楽音パラメータおよび効果パラメータを音源1
8に供給する。
び効果パラメータに応じて楽音信号を生成し、サウンド
システム36に供給する。サウンドシステム36は、D
/A変換器およびスピーカを含み、供給されるデジタル
形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマント
合成方式、VCO+VCF+VCAのアナログシンセサ
イザ方式等、どのような方式であってもよい。
構成するものに限らず、DSP+マイクロプログラムを
用いて構成してもよいし、CPU+ソフトウェアのプロ
グラムで構成するようにしてもよい。
イブ(HDD)、フロッピディスクドライブ(FD
D)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−ROM
(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライ
ブ等である。
ドライブ(HDD)はコンピュータプログラムや自動演
奏データや設定データ等の各種データを記憶することが
できる。プログラム記憶装置14にコンピュータプログ
ラムが記憶されていない場合、このHDD内のハードデ
ィスクにコンピュータプログラムを記憶させておき、そ
れをプログラム記憶装置(例えばRAM)14に読み込
むことができる。このようにすると、コンピュータプロ
グラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。C
D−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリィ・
メモリ)ドライブは、CD−ROMに記憶されているコ
ンピュータプログラムや各種データを読み出すことがで
きる。読み出したコンピュータプログラムや各種データ
は、HDD内のハードディスクにストアされる。コンピ
ュータプログラムの新規インストールやバージョンアッ
プ等が容易に行える。
カルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線
等の通信ネットワーク33に接続されており、該通信ネ
ットワーク33を介して、サーバコンピュータ31と接
続される。HDD内に上記コンピュータプログラムや各
種データが記憶されていない場合、サーバコンピュータ
31からコンピュータプログラムやデータをダウンロー
ドすることができる。クライアントとなるこのコンピュ
ータ4は、通信インターフェース32及び通信ネットワ
ーク33を介してサーバコンピュータ31へとコンピュ
ータプログラムやデータのダウンロードを要求するコマ
ンドを送信する。サーバコンピュータ31は、このコマ
ンドを受け、要求されたコンピュータプログラムやデー
タを、通信ネットワーク33を介して当該コンピュータ
4へと配信し、コンピュータ4が通信インターフェース
32を介して、これらコンピュータプログラムやデータ
を受信してHDD内に蓄積することにより、ダウンロー
ドが完了する。
ンピュータプログラムや各種データをインストールした
市販のパーソナルコンピュータ等によって、実施させる
ようにしてもよい。その場合には、本実施例に対応する
コンピュータプログラムや各種データを、CD−ROM
やフロッピィディスク等のパーソナルコンピュータが読
み込むことができる記憶媒体に記憶させた状態で、ユー
ザーに提供してもよい。そのパーソナルコンピュータ等
が、LAN、インターネット、電話回線等の通信ネット
ワークに接続されている場合には、通信ネットワークを
介して、コンピュータプログラムや各種データ等をパー
ソナルコンピュータ等に提供してもよい。
マップを示す。記憶装置15は、記憶エリア15a、1
5b、15c、15dを有する。
ャンネル、オクターブ値、ベロシティ値、ピッチベンド
レンジ、ピッチベンドタイム、ピッチベンドカーブのテ
ーブル番号、バンク番号の設定バイト(MSB又はLS
B)、モジュレーションの深さ、キーボードのモード
(1段鍵盤又は2段鍵盤)、その他の設定値が記憶され
る。
ーとそれに対応するイベントとを対応付けるテーブルを
記憶する。
ンドカーブのテーブルを記憶する。当該テーブルは、音
高の時間変化値を記憶する。
ルに対応する〔Ctrl〕キー58が押されたことを示
すベンドフラグ、上記のピッチベンドテーブルの読み出
しポインタ、その他のフラグやレジスタ等を有する。
ある。ステップSA1では、オペレーティングシステム
(OS)のキーバッファに格納されているキー操作情報
を取得する。例えば、タイマ35(図7)に従い、比較
的短周期で(キー操作情報を演奏情報として検出できる
ような高速な周期毎(約1msec以下毎)に)バッフ
ァをサーチし、キー操作情報を取得する。OSは、例え
ばWindows95であり、キーボード3のキー操作
情報は所定のバッファに格納される。キー操作により、
リアルタイム演奏を可能とするためには、上記のよう
に、短周期でキーバッファをサーチする必要がある。
ョンソフトウエアが並列的に動作していたとしても、比
較的短周期でキー操作情報を取得することにより、キー
バッファ内のキー情報を当該他のアプリケーションソフ
トウエアに奪われてしまうことを防止できる。また、O
SがWindowsの場合は、アクティブウィンドウの
アプリケーションがイベント(キー操作情報)検出を行
うようにするのが好ましい。
DIイベントを記憶装置15から読み出して作成する。
記憶エリア15bに、キーとそのキーに対応するMID
Iイベントの関係が格納されている。この関係に応じ
て、MIDIイベントを作成する。
ベントを出力バッファに格納し、その後、ステップSA
1へ戻る。Windows95のアプリケーションソフ
トウエアに、MIDIマッパとよばれているものがあ
る。MIDマッパは、MIDIイベントの格納場所を決
め、MIDI入力装置とMIDI出力装置とのリンクを
とる。MIDI入力装置は、入力したMIDIイベント
をこの格納場所に格納する。MIDI出力装置は、その
格納場所に格納されているMIDIイベントを読み出
し、発音処理等を行う。
Iイベントを格納する。CPU13は、短周期でMID
Iイベントを定期的にサーチし、そのMIDIイベント
に応じた楽音パラメータ等を音源18に供給する。音源
18は、その楽音パラメータ等を基に楽音信号を生成
し、サウンドシステム36はその楽音信号に応じて楽音
を発音する。
ンタフェース17から出力し、MIDI装置19に発音
させてもよい。
ローチャートである。上記のキー操作情報の処理のう
ち、ノートキーの処理をより具体的に示す。
ンネルを記憶エリア15a(図8)から読み出す。
1で取得したキーに対応する音高値を記憶エリア15b
(図8)から読み出す。例えば、図1(C)に示すよう
に、ノートキー17w,17bには、それぞれ音高C3
〜G4が割り当てられている。
らオクターブ値を読み出し、そのオクターブ値を前ステ
ップで読み出した音高値に加算する。例えば、〔↑〕キ
ー52を押せば、音域を1オクターブ上げることでき、
〔↓〕キー53を押せば音域を1オクターブ下げること
できる。
エリア15a(図8)から読み出す。
態に変化したときにノートオンイベントを生成し、ノー
トキーが押された状態から離された状態に変化したとき
にノートオフイベントを生成することができる。ノート
オフイベント内のベロシティ値は、常に0に設定すれば
よい。なお、ノートオフイベントは生成せず、ノートオ
ンイベントのみを生成してもよい。
ンネル、音高、ベロシティ値をMIDIフォーマットに
変換し、ノートオンイベント又はノートオフイベントを
作成する。
ント又はノートオフイベントを上記の出力バッファ(図
9のステップSA3と同じ出力バッファ)に格納し、処
理を終了する。出力バッファ内のノートオンイベント
は、上記と同様に処理され、サウンドシステム36(図
7)から発音される。
処理を示すフローチャートである。〔Ctrl〕キー5
8を押し続けると、ピッチベンドにより音高は目標値に
向かい変化し続ける。〔Ctrl〕キー58を離せば、
音高は元に戻る。
チをアップさせ、〔Shift〕キー及び〔Ctrl〕
キーが押されればピッチをダウンさせることができる。
両者の処理は、同様にして行うことできるので、以下、
〔Ctrl〕キーが押された場合を例に説明する。
ルに対応する〔Ctrl〕キー58の操作情報を検出す
る。すなわち、〔Ctrl〕キー58が離された状態か
ら押された状態に変化したときをキーオンイベントとし
て検出し、押された状態から離された状態に変化したと
きをキーオフイベントとして検出する。
あるか又はキーオフイベントであるかを判断する。キー
オンイベントであれば、ステップSC3へ進み、キーオ
フイベントであれば、ステップSC4へ進む。
キー58を押した時の処理であり、ベンドフラグ(図8
の記憶エリア18d内)をセットする。ベンドフラグを
セットすることにより、現在、〔Ctrl〕キー58が
押されている状態であることを記録する。
憶エリア15c内)の読み出しポインタ(図8の記憶エ
リア15d内)を初期化する。以後、図12の処理によ
りピッチベンドデータが作成される。
キー58を離した時の処理であり、ベンドフラグをクリ
アする。ベンドフラグをクリアすることにより、現在、
〔Ctrl〕キー58が離されている状態であることを
記録する。
ポインタを初期化し、次のピッチベンド処理に備える。
のセンタ情報を作成し、出力バッファに格納する。ピッ
チベンドホイールは、操作しない状態では、センタに位
置する。そのため、ユーザが〔Ctrl〕キー58を離
した後は、センタ情報に対応する音高が発音される。そ
の後、処理を終了する。
処理を示すフローチャートである。この処理は、タイマ
割り込み処理である。この処理の割り込み周期は、上記
のピッチベンドタイムとピッチベンドテーブルのポイン
ト数を基に、次式により決まる。ピッチベンドタイム
は、目標値までの到達時間を表す。周期=ピッチベンド
タイム/テーブルポイント数
がセット状態であるか又はクリア状態であるかをチェッ
クする。クリア状態であれば、何もせず処理を終了す
る。セット状態であれば、ステップSD2へ進む。
ルを参照して、ピッチベンドテーブル読み出しポインタ
に位置するデータを取得する。そして、センタデータと
その取得したデータとの差分値を求める。
ピッチベンドレンジとから、ピッチベンドデータを作成
する。ピッチベンドレンジは、ピッチベンドにより変化
する音高の範囲である。ピッチベンドは、ピッチベンド
レンジの値に上記の差分値の係数を乗じればよい。
ンネルを記憶エリア15a(図8)から読み出し、上記
のピッチベンドデータと共に、MIDIフォーマットに
変換し、MIDIデータを作成する。
ドのMIDIデータを上記の出力バッファに格納する。
出力バッファ内のMIDIデータは、上記と同様に処理
され、発音中の音高が変化する。
ル読み出しポインタに次の値をセットし、次の読み出し
に備える。以後、〔Ctrl〕キー58を押しつづけて
いる限り、所定周期毎に上記の処理が繰り返され、ピッ
チベンドテーブルの値が順次読み出され、ピッチベンド
のMIDIデータが作成される。
ルの値を全て読み出したか否かをチェックする。全て読
み出した時には、目標音高値に到達したことを意味する
ので、ベンドフラグをクリアし、その音高を維持する。
ベンドフラグをクリアすれば、その後の割り込み処理で
は、ピッチベンドテーブルの読み出しは行われず、音高
は維持される。
高は目標値まで変化し続ける。Ctrlキー58を離せ
ば、ピッチベンドホイールのセンタ値に相当する値に音
高が戻る。
せれば、キーボードを楽器用鍵盤として使用し、MID
I鍵盤機能をオフさせれば、キーボードをコンピュータ
用キーボードとして使用することができる。楽器用鍵盤
の白鍵、黒鍵、ピッチベンドホイール、モジュレーショ
ンホイール等の演奏操作子を、コンピュータ用キーボー
ドに割り当てることができる。
ータを用意するだけで、電子鍵盤楽器と同様な演奏を行
うことができ、MIDIデータを生成することができ
る。
オン又はオフすることができるので、コンピュータ用キ
ーボードと楽器用鍵盤とを容易に切り替えることができ
る。
るいは鍵盤モードを切替える際は、発音中の音を全て消
音する指示(オールノートオフ等)、および音源の諸設
定を初期化する指示(リセットオールコントローラ、G
Mon、XGon等)を出力してからオフ、又は切り替
えを行うのが好ましい。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
簡単な操作で楽器用鍵盤機能をオンさせ、コンピュータ
用キーボートを楽器用鍵盤として使用することができ
る。楽器用鍵盤機能をオフすれば、通常のコンピュータ
用キーボードとして使用することができる。
ンピュータ用キーボードを用いて、電子鍵盤楽器と同様
の演奏を行うことができる。
図であり、図1(B)はMIDI鍵盤機能をオフしたと
きのキー配置を示す図であり、図1(C)はMIDI鍵
盤機能をオンしたときのキー配置を示す図である。
ときのパレットを示す図であり、図2(B)はプログラ
ムチェンジ及びバンクセレクトを送出するときのパレッ
トを示す図であり、図2(C)はコントロールチェンジ
を送出するときのパレットを示す図である。
レットを示す図であり、図4(B)は1段鍵盤が設定さ
れたときのキー配置を示す図である。
レットを示す図であり、図5(B)は2段鍵盤が設定さ
れたときのキー配置を示す図である。
である。
る。
トである。
チャートである。
チャートである。
3 キーボード、4 コンピュータ、 10 バ
ス、 11 入力装置、 12 表示装置、 1
3 CPU、 14 プログラム記憶装置、 15
記憶装置、16 外部記憶装置、 17 MIDI
インタフェース、 18 音源、 19 MIDI
装置、 31 サーバ、 32 通信インタフェー
ス、 33 通信ネットワーク、 35 タイマ、
36 サウンドシステム、 51 ファンクショ
ンキー、 52,53,54,55 カーソル移動キ
ー、 56 テンキー、 57 シフトキー、
58 コントロールキー、 59 オルタネートキ
ー、 60 エンタキー、 61 アルファニュー
メリックキー、 71,72,73 ノートキー、
80 パレット、 81 モード表示エリア、
82 MIDIチャンネル表示エリア、83 オクター
ブ表示エリア、 84 ベロシティ表示エリア、
85プログラム番号設定エリア、 86 バンク番号
設定エリア、 87 コントロール番号設定エリア、
88 コントロールデータ設定エリア、 91,
94 設定エリア、 92,95 OKキー、 9
3,96 キャンセルキー
Claims (5)
- 【請求項1】 複数行のキー列からなる複数のキーを有
し、該キーの操作に応じてキー情報を生成するコンピュ
ータ用キーボードと、 楽器用鍵盤機能をオンさせる切り替え手段と、 前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前記複数行のキ
ー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する音高列を割り
当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵に相当する音
高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、前記第2のキ
ー列に含まれるキーのいずれか1つは音高の割り当てら
れないキーを含み、前記コンピュータ用キーボード上の
キーが操作されると前記キー情報に応じて定数のベロシ
ティ値を含むノートオンイベントであるMIDIデータ
を生成するMIDIデータ生成手段と、 前記ベロシティ値を変更するためのベロシティ変更手段
とを有するコンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤とし
て使用する装置。 - 【請求項2】 複数行のキー列からなる複数のキーを有
し、該キーの操作に応じてキー情報を生成するコンピュ
ータ用キーボードと、 楽器用鍵盤機能をオンさせる切り替え手段と、 楽音特性についての時間変化特性、目標値、及び目標値
までの到達時間を指定することができる楽音特性指定手
段と、 前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前記複数行のキ
ー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する音高列を割り
当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵に相当する音
高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、前記第2のキ
ー列に含まれるキーのいずれか1つは音高の割り当てら
れないキーを含み、前記コンピュータ用キーボード上の
キーが操作されると前記キー情報と、前記指定された時
間変化特性、目標値、及び目標値までの到達時間に応じ
たMIDIデータを生成するMIDIデータ生成手段と
を有するコンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤として
使用する装置。 - 【請求項3】 (a)楽器用鍵盤機能をオンさせる工程
と、 (b)前記コンピュータ用キーボード上のキーの操作に
応じてキー情報を生成する工程と、 (c)前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前記複数
行のキー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する音高列
を割り当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵に相当
する音高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、前記第
2のキー列に含まれるキーのいずれか1つは音高の割り
当てられないキーを含み、前記コンピュータ用キーボー
ド上のキーが操作されると前記キー情報に応じて定数の
ベロシティ値を含むノートオンイベントであるMIDI
データを生成するMIDIデータ生成工程と、 (d)前記ベロシティ値を変更するためのベロシティ変
更工程とを有するコンピュータ用キーボードを楽器用鍵
盤として使用する方法。 - 【請求項4】 (a)楽器用鍵盤機能をオンさせる工程
と、 (b)前記コンピュータ用キーボード上のキーの操作に
応じてキー情報を生成する工程と、 (c)楽音特性についての時間変化特性、目標値、及び
目標値までの到達時間を指定することができる楽音特性
指定工程と、 (d)前記楽器用鍵盤機能がオンのときには、前記複数
行のキー列のうち第1のキー列に白鍵に相当する音高列
を割り当てるとともに、第2のキー列に前記白鍵に相当
する音高列に対応する黒鍵の音高列を割り当て、前記第
2のキー列に含まれるキーのいずれか1つは音高の割り
当てられないキーを含み、前記コンピュータ用キーボー
ド上のキーが操作されると前記キー情報と、前記指定さ
れた時間変化特性、目標値、及び目標値までの到達時間
に応じたMIDIデータを生成するMIDIデータ生成
工程とを有するコンピュータ用キーボードを楽器用鍵盤
として使用する方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載のコンピュータ用キ
ーボードを楽器用鍵盤として使用する方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録した媒体。
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