JP3453370B2 - 微細パターンの形成方法、半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
微細パターンの形成方法、半導体装置の製造方法および半導体装置Info
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する工程などにおいて、基板上に薄膜の微細パターンを
形成する方法に関する。
を実現するために、有機樹脂に、溝状パターンと穴状パ
ターンとが共存する微細パターンを形成したい場合があ
る。図3は、このような場合の微細パターンの形成方法
として、従来から知られている方法を説明するための図
である。
程における半導体装置の断面図を表した図である。はじ
めに、図3(a)に示すように、下地ウエハ基板1上に
有機樹脂2を塗布し、熱架橋させる。次いで、その有機
樹脂2上に、図3(b)に示すように、真空蒸着により
SiO2膜3を成膜する。さらに、そのSiO2膜3の
上に、回転塗布法によりレジスト4を塗布する。
ように公知のホトリソグラフィ技術とエッチング手法を
用いて、穴状のパターンを形成する。すなわち、まず、
図3(c)に示すように所望の箇所(矢印で図示)のみ
を露光、現像して穴状パターンを形成する。次に、その
穴状パターンを、エッチングによりSiO2膜3に転写
して、図3(d)に示すように、穴状SiO2膜パター
ン5を形成し、さらに、酸素プラズマエッチングによ
り、その穴状SiO2膜パターンを有機樹脂2に転写し
て、図3(e)に示すように、穴状有機樹脂パターン6
を形成する。
程により形成された穴状パターンを埋めるように、ウエ
ハ全面に有機樹脂7を塗布して熱架橋させ、その有機樹
脂7上に真空蒸着によりSiO2膜8を成膜し、さらに
SiO2膜8上に回転塗布法によりレジスト9を塗布す
る。
チング手法を用いて、溝状のパターンを形成する。すな
わち、まず、図3(f)に示すように、所望の箇所(矢
印で図示)を露光して溝状レジストパターンを形成す
る。次に、図3(g)に示すように、エッチングにより
そのレジストパターンを転写して、溝状SiO2膜パタ
ーン10を形成する。さらに、図3(h)に示すよう
に、溝状SiO2膜パターン10を酸素プラズマエッチ
ングなどを行って有機樹脂7に転写し、溝状有機樹脂パ
ターン11を形成する。
グ処理することにより、穴状パターン12を形成する。
図4は、溝状パターンおよび穴状パターンが形成された
基板を上から見た図を、断面図(図3(h)と同じ)と
ともに示した図である。
脂に、溝状パターンと穴状パターンとが共存する微細パ
ターンを形成することはできるものの、前述のように2
回の真空蒸着処理が必要となるため、全体として工程が
複雑であった。本発明は、溝状パターンと穴状パターン
とが共存する微細パターンを、真空蒸着処理を行わず
に、より簡単に形成する方法を提供することを目的とす
る。
形成方法は、基板上に第1の下層レジストを塗布形成
し、さらに、当該下層レジスト上に、表層から無機物元
素が付与されると所定のエッチングガスによるドライエ
ッチングに対して耐性が強くなる材料からなる第1の上
層レジストを塗布形成する第1の薄膜形成工程と前記第
1の上層レジストの所定の範囲を穴状に架橋させて第1
の架橋部を形成する第1の架橋部形成工程と、前記第1
の架橋部が形成された第1の上層レジストを無機物元素
を含むガスにさらして、当該上層レジストの前記第1の
架橋部を除く部分に、前記ガス中に含まれる無機物元素
を付与する第1の無機物元素付与工程と、前記第1の無
機物元素付与工程後の前記第1の上層レジストに対し、
当該第1の上層レジストの耐熱性を高める処理を施す耐
熱性向上処理工程と、前記耐熱性向上処理工程後の第1
の上層レジストの上に、第2の下層レジストを塗布形成
し、さらに、当該下層レジスト上に、表層から無機物元
素が付与されると所定のエッチングガスによるドライエ
ッチングに対して耐性が強くなる材料からなる第2の上
層レジストを塗布形成する第2の薄膜形成工程と、前記
第2の上層レジストの、前記第1の架橋部の上に位置す
る所定の範囲を、溝状に架橋させて第2の架橋部を形成
する第2の架橋部形成工程と、前記第2の架橋部が形成
された第2の上層レジストを無機物元素を含むガスにさ
らして、当該上層レジストの前記第2の架橋部を除く部
分に前記ガス中に含まれる無機物元素を付与する第2の
無機物元素付与工程と、前記第2の無機物元素付与工程
後に、前記所定のエッチングガスを用いてドライエッチ
ングを行って、前記第2の上層レジストおよび下層レジ
ストについての溝状パターンと、前記第1の上層レジス
トおよび下層レジストについての穴状パターンとを形成
するエッチング工程と、を含むことを特徴とする方法で
ある。
ると所定のエッチングガスによるドライエッチングに対
して耐性が強くなる材料からなる」レジストとは、例え
ばケイ素(Si)元素を含むガスにさらすことによりS
iと水酸基とが結合してレジスト中にSiが取り込まれ
る、いわゆるシリル化レジストなどをいう。具体的に
は、ポリビニルフェノール系レジストなどが好ましい。
その他、Si以外の金属を取り込むことができる材料か
らなるレジストでもよい。
いようにするための処理である。言い換えれば、エッチ
ング工程においてエッチングしたい部分をあらかじめ架
橋させておくということである。なお、本明細書におい
て「穴状に架橋させる」とは、円柱形の架橋部を形成す
ることを意味する。同様に「溝状に架橋させる」とは、
直方体の架橋部を形成することを意味する。いずれも、
後に行うエッチングによりその架橋部が「穴」あるいは
「溝」になることから、便宜上「穴状に架橋させる」
「溝状に架橋させる」という表現を用いることとする。
について、穴状の架橋部(第1の架橋部)以外の部分に
ついてエッチング耐性を強める処理をし、第2の上層レ
ジストについても、溝状の架橋部(第2の架橋部)以外
の部分についてエッチング耐性を強める処理をしてお
く。この状態でドライエッチングをすれば、エッチング
耐性が強められていない架橋部のみがエッチングされ
る。この際、「第1の架橋部の上に位置する所定の範囲
を、溝状に架橋させて第2の架橋部を形成」しておけ
ば、溝状の架橋部がエッチングされた後に続けて穴状の
架橋部がエッチングされ、結果的に、穴状パターンと溝
状パターンとが共存する微細パターンが形成される。
線露光による方法が簡便で好ましいが、表面部分を架橋
又は変質させて耐熱性を高めることができる方法であれ
ば、例えばプラズマ処理など他の方法であってもよい。
択的にエッチングできる手法で行う必要があり、例え
ば、酸素プラズマによるエッチングが好ましい。但し、
選択性を保つことができれば、他のエッチング装置によ
って行ってもよい。
ンを形成する方法であるが、ここで「基板」とは、広く
微細パターン形成の土台となる層を意味する。したがっ
て、ウエハ基板上にパターンを形成する場合はもちろん
のこと、ウエハ基板上に積層されたいずれかの層の上に
パターンを形成する場合も含むものとする。
上記方法により微細パターンを形成する工程と、形成さ
れた微細パターンにCu,Niなどの導電性材料を埋め
込んで配線を行う工程とを含むことを特徴とする方法で
ある。また、本発明の半導体装置は、そのような半導体
装置の製造方法により製造される半導体装置である。
いて、図面を参照して説明する。図1(a)から(i)
は、本発明の方法により微細パターンを形成する際の、
各過程における半導体装置の断面図を表した図である。
ウエハ基板1上に、第1の下層レジストとなる有機樹脂
13を0.5μm程度の厚さに回転塗布し、 200〜
300℃程度の温度で熱処理して熱架橋させる。本実施
の形態では有機樹脂13として、ノボラックレジスト
(例えば、住友化学工業製i線レジストPFI−38)
を用いる。
13上に第1の上層レジストとなるシリル化レジスト1
4を0.1〜0.2μm程度の厚さに塗布し、100〜
130℃程度の温度で熱処理する。本実施の形態では、
シリル化レジスト14として、分子量2〜3万程度のポ
リビニルフェノール系レジスト(例えば住友化学工業製
NTS−4)を用いる。ここで、有機樹脂13は高温で
熱処理してあるので、上層のシリル化レジスト14は、
下層レジストと混ざり合うことなく良好に塗布すること
ができる。
レジスト14の所望の箇所(矢印で図示)を穴状に、適
切な露光量で露光する。露光方法としては、紫外線、X
線、電子線等、高エネルギー照射が可能なあらゆる方法
を適用できるが、本実施の形態では、アルゴンフロライ
ド(ArF)エキシマレーザを用いるものとし、照射量は
3〜8mJ/cm2としている。露光後、100〜13
0℃の温度で1分程度熱処理することによりシリル化レ
ジスト14の所望の穴状箇所を架橋させ、架橋部15を
形成する。
面を、Si元素を含む有機ガス雰囲気16(図ではSi
と表す)の中に適切な時間さらす。本実施の形態では、
Si元素を含む有機ガスとして、ジメチルシリルジメチ
ルアミン(DMSDMA)を用いている。
架橋部15以外の部分が、シリル化される。これは、架
橋部15以外の部分では、シリル化レジスト12(ポリ
ビニルフェノール系レジスト)のフェノール性水酸基と
ジメチルシリルジメチルアミンが反応してSi元素がレ
ジスト内に取り込まれるが、架橋部15では、架橋によ
りフェノール性水酸基が少なくなっているためSi元素
が取り込まれないことによる。結果として、架橋部15
以外の部分が、Si元素含有領域17となる。なお、本
実施の形態では、Si元素含有領域17はシリル化レジ
スト14の膜厚と同じ深さであるが、シリル化レジスト
14の表層部にのみSi元素含有領域17を形成しても
よい。
5およびSi元素含有領域17を含む第1の上層レジス
トに対し、全面露光18を行いながら熱処理を行って、
第1の上層レジストの耐熱性を向上させる。本実施の形
態では、クリプトンフロライド(KrF)エキシマレーザ
を使用し、照射量を20〜50mJ/cm2程度、熱処
理温度を90℃程度としている。
1の上層レジストの上に、図1(f)に示すように、第
2の下層レジストとなる有機樹脂19を0.5μm程度
の厚さに回転塗布し、 200〜300℃程度の温度で
熱処理して熱架橋させる。本実施の形態では有機樹脂1
9として、有機樹脂13と同じくノボラックレジスト
(例えば、住友化学工業製i線レジストPFI−38)
を用いる。但し、これは同じ種類のレジストを用いなけ
ればならないことを意味するものではない。
レジスト20を0.1〜0.2μm程度の厚さに塗布
し、100〜130℃程度の温度で熱処理する。本実施
の形態では、シリル化レジスト20として、シリル化レ
ジスト14と同じく分子量2〜3万程度のポリビニルフ
ェノール系レジスト(例えば住友化学工業製NTS−
4)を用いる。但し、これは同じ種類のレジストを用い
なければならないことを意味するものではない。
化レジスト20の所望の箇所(矢印で図示)を溝状に、
適切な露光量で露光する。ここで、露光する箇所は、図
1(c)に示す工程で形成した架橋部15の上に位置す
るようにする。シリル化レジスト14の露光の場合と同
じく、露光方法としては、紫外線、X線、電子線等、高
エネルギー照射が可能なあらゆる方法を適用できるが、
本実施の形態では、アルゴンフロライド(ArF)エキシ
マレーザを用いるものとし、照射量は3〜8mJ/cm
2としている。露光後、100〜130℃の温度で1分
程度熱処理することによりシリル化レジスト20の所望
箇所を架橋させる。これにより、架橋部21が形成され
る。
有機ガス雰囲気16中に適切な時間さらす。本実施の形
態では、Si元素を含む有機ガスとして、図1(d)に
示すシリル化処理の場合と同じく、ジメチルシリルジメ
チルアミン(DMSDMA)を用いている。但し、これは
同じ種類の有機ガスを用いなければならないことを意味
するものではない。
架橋部21以外の部分が、シリル化される。シリル化レ
ジスト14のシリル化の場合と同様、架橋部21以外の
部分においてのみ、シリル化レジスト20(ポリビニル
フェノール系レジスト)のフェノール性水酸基とジメチ
ルシリルジメチルアミンが反応してSi元素がレジスト
内に取り込まれるからである。これにより、架橋部21
以外の部分が、Si元素含有領域22となる。なお、本
実施の形態では、Si元素含有領域22はシリル化レジ
スト20の膜厚と同じ深さであるが、シリル化レジスト
20の表層部にのみSi元素含有領域22を形成しても
よい。
ライエッチングすることにより、図1(i)に示すよう
に、第2の上層レジストと第2の下層レジストの溝状パ
ターン23、および、第1の上層レジストと第1の下層
レジストの穴状パターン24形成される。図2は、パタ
ーンが形成された基板を上から見た図を、断面図(図1
(i)と同じ)とともに示した図である。
素含有領域17が、酸素ガスプラズマではエッチングさ
れないことを利用して、溝状パターン23と穴状パター
ン24を、1回のエッチング処理によって形成すること
ができる。本実施の形態では、エッチングガスとしてC
2F6/O2混合ガスを用い、ラムリサーチ社製エッチ
ング装置TCP−9400を使用して、トップパワー2
00W、ボトムパワー5Wの条件で60秒程度のエッチ
ングを行っている。
23および穴状パターン24に、Cu、Niなどの導電
性材料を埋め込むことにより、半導体装置の微細な配線
パターンを実現することができる。
パターン形成を行うものであるが、Si以外の金属をレ
ジストに導入することによって、同様のパターン形成を
実現することも可能である。また、各レジストの材料
と、エッチングガスの組み合わせは、上記工程において
必要となるエッチング選択性を確保できるように決定す
ればよく、本実施の形態に限定されるものではない。
ストの耐熱性を高めるためにクリプトンフロライド(K
rF)エキシマレーザによる紫外線露光を行っている
が、耐熱性を向上する方法は、これに限定されるもので
はなく、例えばプラズマ処理によりレジスト表面を変質
させて耐熱性を高める方法でもよい。
エハ基板上に形成する形態であるが、本発明の微細パタ
ーンの形成方法が、ウエハ基板上に積層されたいずれか
の層上に微細パターンを形成する際にも適用できること
はいうまでもない。
は、半導体装置の製造工程のみならず、液晶素子その他
の電子デバイスなどの製造工程においても適用できるも
のである。
下地ウエハ基板1上に、有機樹脂13を下層レジスト、
シリル化レジスト14を上層レジストとする2層レジス
トを塗布形成し、上層レジストの一部を穴状に露光して
架橋させる。その後、ウエハ全面をシリル化処理するこ
とにより上層レジストの架橋部15以外をシリル化反応
させてSi元素を付与する。その上層レジストに耐熱性
向上処理を施した後、有機樹脂19を下層レジスト、シ
リル化レジスト20を上層レジストとする2層レジスト
をさらに塗布形成し、同様の露光、シリル化を行って、
穴状の架橋部15の上に、溝状の架橋部21を形成し、
最後にエッチングを行って溝状パターン23および穴状
パターン24を形成する。
に、簡便に溝状パターンと穴状パターンとが共存する微
細パターンを形成することができる。
ための図
ン、溝状パターンを2方向から見た図
めの図
状パターンを2方向から見た図
膜、 4 レジスト、5 穴状SiO2膜パターン、
6 穴状有機樹脂パターン、 7 有機樹脂、8 Si
O2膜、 9 レジスト、 10 溝状SiO2膜パタ
ーン、11 溝状有機樹脂パターン、 12 穴状パタ
ーン、13 有機樹脂(第1の下層レジスト)、14
シリル化レジスト(第1の上層レジスト)、15 架橋
部(第1の架橋部)、 16 Si元素を含む有機ガス
雰囲気、17 Si元素含有領域、 18 露光、19
有機樹脂(第2の下層レジスト)、20 シリル化レ
ジスト(第2の上層レジスト)、21 架橋部(第2の
架橋部)、 22 Si元素含有領域、23 溝状パタ
ーン、 24 穴状パターン。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に第1の下層レジストを塗布形成
し、さらに、当該下層レジスト上に、表層から無機物元
素が付与されると所定のエッチングガスによるドライエ
ッチングに対して耐性が強くなる材料からなる第1の上
層レジストを塗布形成する第1の薄膜形成工程と、 前記第1の上層レジストの所定の範囲を穴状に架橋させ
て第1の架橋部を形成する第1の架橋部形成工程と、 前記第1の架橋部が形成された第1の上層レジストを前
記無機物元素を含むガスにさらして、当該上層レジスト
の前記第1の架橋部を除く部分に、前記ガス中に含まれ
る無機物元素を付与する第1の無機物元素付与工程と、 前記第1の無機物元素付与工程後の前記第1の上層レジ
ストに対し、当該第1の上層レジストの耐熱性を高める
処理を施す耐熱性向上処理工程と、 前記耐熱性向上処理工程後の第1の上層レジストの上
に、第2の下層レジストを塗布形成し、さらに、当該下
層レジスト上に、表層から無機物元素が付与されると所
定のエッチングガスによるドライエッチングに対して耐
性が強くなる材料からなる第2の上層レジストを塗布形
成する第2の薄膜形成工程と、 前記第2の上層レジストの、前記第1の架橋部の上に位
置する所定の範囲を、溝状に架橋させて第2の架橋部を
形成する第2の架橋部形成工程と、 前記第2の架橋部が形成された第2の上層レジストを前
記無機物元素を含むガスにさらして、当該上層レジスト
の前記第2の架橋部を除く部分に前記ガス中に含まれる
無機物元素を付与する第2の無機物元素付与工程と、 前記第2の無機物元素付与工程後に、前記所定のエッチ
ングガスを用いてドライエッチングを行って、前記第2
の上層レジストおよび下層レジストについての溝状パタ
ーンと、前記第1の上層レジストおよび下層レジストに
ついての穴状パターンとを形成するエッチング工程と、
を含むことを特徴とする微細パターンの形成方法。 - 【請求項2】 前記第1および/または第2の上層レジ
ストが、ケイ素(Si)元素との反応によりシリル化す
るレジストであり、 前記第1および/または第2の無機物元素付与工程にお
いて前記上層レジストをさらすガスが、ケイ素(Si)
元素を含むガスであることを特徴とする請求項1記載の
微細パターンの形成方法。 - 【請求項3】 前記シリル化するレジストが、ポリビニ
ルフェノール系レジストであることを特徴とする請求項
2記載の微細パターンの形成方法。 - 【請求項4】 前記耐熱性向上処理工程が、前記第1の
上層レジストに対し、紫外線による露光を行って耐熱性
を高める工程であることを特徴とする請求項1から3の
いずれかに記載の微細パターンの形成方法。 - 【請求項5】 前記所定のエッチングガスが酸素ガスで
あり、前記ドライエッチングが、酸素プラズマによるエ
ッチングであることを特徴とする請求項1から4のいず
れかに記載の微細パターンの形成方法。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の微細
パターンの形成方法により微細パターンを形成する工程
と、 形成された微細パターンに導電性材料を埋め込むことに
より、配線を行う工程とを含むことを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置の製造方法を
用いて製造されることを特徴とする半導体装置。
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